JPH11261825A - 画像処理装置 - Google Patents

画像処理装置

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JPH11261825A
JPH11261825A JP7496998A JP7496998A JPH11261825A JP H11261825 A JPH11261825 A JP H11261825A JP 7496998 A JP7496998 A JP 7496998A JP 7496998 A JP7496998 A JP 7496998A JP H11261825 A JPH11261825 A JP H11261825A
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JP
Japan
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Pending
Application number
JP7496998A
Other languages
English (en)
Inventor
Hiroshige Kawakami
浩成 川上
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Ricoh Co Ltd
Original Assignee
Ricoh Co Ltd
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 モアレが発生することを防止し、画像品質の
向上が可能な画像処理装置を提供することである。 【解決手段】 図5は、間引き処理の例を示した図であ
る。2×2の画素から、1画素501を抽出し、他の3
画素502、503、504は破棄する。符号化する際
に、2x2の1画素501を符号化し、第1の記憶領域
に格納する。その他の3画素502、503、504
は、上記の1画素とは別に符号化し、第2の記憶領域に
格納する。その際、第1の記憶領域に格納する画素位置
を第3の記憶領域に格納する。全ての符号データが格納
可能な場合は、間引き処理の必要がないので、第1の記
憶領域の符号データと、第2の記憶領域の符号データを
それぞれ復号し第3の記憶領域の位置情報をもとに組み
合わせてエンジン208に転送する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、フレームメモリを
削減することができる画像処理装置に関する。
【0002】
【従来の技術】従来より、プリンタ、ファクシミリ、ス
キャナなどの画像処理装置において、膨大な量の画像デ
ータを処理するために、様々な方法により圧縮処理が行
われてきた。例えば、特開平6−311371号公報で
は、画像の種類によって、符号化処理の方式を使い分
け、処理の効率と速度を改善したもの、特開平7−17
0414号公報では、画像ブロックサイズに応じて、参
照画素を切り替えることでフレームメモリが小さくても
スクロールを高速に行うことができるようにしたもの、
特開平7−273664号公報では、1台の装置で複数
のコンテキスト生成方式に対応し、符号化、復号化を行
うことで効率化を実現したもの、特開平9−20053
2号公報では、ビットプレーンに展開されたデータをビ
ットプレーン内で分けて圧縮することで圧縮率を高めた
ものが開示されていた。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】ところで、順次ビット
マップ画像を符号器で符号化して、符号バッファに格納
していく一般的な圧縮方法では、画像の種類によって、
圧縮率があがらないものもあり、バッファがフルになっ
てしまうことがあった。そのバッファがフルになった場
合、一旦符号化されたデータを復元し、解像度を落とし
て(例えば600dpiの画像の場合、2×2の画素か
ら1画素を抽出し、300dpiにする。一般に間引き
処理と呼ばれる。)、再度符号化処理をする。この間引
き処理は、2×2画素の左上の1画素を抽出する方式が
一般的で、この方式だと拡大後にモアレが発生する原因
にもなっていた。そこで、本発明の目的は、モアレが発
生することを防止し、画像品質の向上が可能な画像処理
装置を提供することである。
【0004】
【発明を解決するための手段】請求項1記載の発明で
は、取得した画像データをビットマップデータに展開、
格納する手段と、この展開、格納する手段に展開、格納
されたビットマップデータを近隣画素の参照によって得
られる予測値から少ない量の符号に変換する機能を有す
る符号器と、この符号器で符号化されたデータを復元す
る復号器と、n×n(n≧2)画素の1画素を前記符号
器で符号化し、格納する第1の記憶部と、前記1画素以
外の画素を前記符号器で符号化し、格納する第2の記憶
部と、前記第1の記憶部に格納するn×n画素の1画素
の位置情報を格納する第3の記憶部とを備えたことによ
り、前記目的を達成する。
【0005】請求項2記載の発明では、請求項1記載の
発明において、n×n画素の値の平均に最も近い1画素
を選択する選択手段手段を備え、この選択手段で選択さ
れた画素の位置情報を前記第3の記憶部に格納すること
により、前記目的を達成する。請求項3記載の発明で
は、請求項1記載の発明において、n×n画素の中で同
じ値の画素が複数個ある場合に、その画素の位置情報を
第3の記憶部に格納することにより、前記目的を達成す
る。
【0006】
【発明の実施の形態】以下、本発明の好適な実施の形態
を、図1ないし図9を参照して詳細に説明する。図1
は、本実施の形態における符号器100のブロック図で
ある。この実施の形態では、画像データを入力すると、
コンテキストモデル部(CM)101では、予測値を出
すために周辺の画素を参照してコンテキストが生成され
る。
【0007】図4はこのコンテキストモデルの一般的な
テンプレートの一例を示した図である。この例では、注
目画素(*)402の周辺9ドットを参照画素401と
し、主走査方向にスライドさせていく。生成されたコン
テキストは、図1に示すように確率推定機構(PEM)
102に渡される。このPEM102は予測値に対し
て、符号が一致する確率が記憶されており、また、この
確率値は常に更新される。こうして、学習効果が発生す
る。符号生成部(BG)103では、予測値と一致した
かどうかと、そのコンテキストのステート(確率値)か
ら判断し、圧縮符号に変換する。予測値と一致した符号
が多いほど圧縮符号が短くなり圧縮率が上がることにな
る。また、テンプレートの参照画素を増やせば、予測値
に一致する確率が高くなるので圧縮率が上がるが、確率
値を記憶するメモリが増えてしまうという欠点もある。
復号器は、上記の符号化の逆の処理をして、符号化する
前のデータと同じデータを出力する。いわゆる、可逆圧
縮と呼ばれるものである。
【0008】図2は、プリンタコントローラの内部ブロ
ック図である。このプリンタコントローラは、CPU
(中央処理装置)201、符号/復号器203、プログ
ラムROM(リード・オンリ・メモリ)204、フォン
トROM205、RAM(ランダム・アクセス・メモ
リ)206、および、4つのインターフェイス(I/
F)、エンジン(I/F)207、パネル(I/F)2
09、ホスト(I/F)211、ディスク(I/F)2
13と、それらを接続するバス215で構成されてい
る。
【0009】CPU201は、プログラムROM204
に格納されたプログラム、操作パネル210から、パネ
ル(I/F)209を介して指示されるモード設定や、
ホスト装置200からホスト(I/F)211を介して
送られてくるコマンド等によって、全体を制御する。I
Cカード202から、フォントデータや、プログラムを
取り込むことも可能である。RAM206は、CPU2
01のワークメモリや、入力データインプットバッファ
や、画像データに展開するための中間言語記述のバッフ
ァや、符号化されたビデオデータや、エンジン(I/
F)207を介してエンジン208に出力するためのビ
デオバッファや、ダウンロードフォントを格納等に使用
するランダムアクセスメモリである。ディスク(I/
F)213で、ハードディスク等の外部記憶装置214
との接続を制御する。
【0010】図3は、本実施の形態におけるプリンタコ
ントローラの画像データの流れを示した図である。この
図は、画像データを格納するビットマップを複数のバン
ドで分割して処理する例を示した図であるが、本実施の
形態では、バンド分割しなくても実施することができ
る。印刷しようとする1ページ分の画像データ301が
あるとすると、コントローラは、複数のバンドに分割し
て処理を行う。1ページ分の画像データをビットマップ
で持つと、A4、600dpiの2値画像で約4MBの
メモリが必要で、これがカラーになると、CMYK各4
ビット持つだけで64MBという莫大なメモリが必要と
なる。バンド単位で処理することにより、メモリ削減が
可能になる。
【0011】このバンド単位で処理するために、コント
ローラは、バンド毎に展開できるような中間言語(Di
splay List)302に変換する。この中間言
語302は、文字、グラフィック、イメージ等の情報
や、幅、高さ、色情報などが格納されたフォーマット
で、バンド単位で独立して展開できるように工夫されて
いる。この中間言語302は、コントローラで生成しな
くてはならないものではなく、ホスト装置200のプリ
ンタドライバで生成して、プリンタコントローラに送信
する方式も可能である。
【0012】その後、中間言語302のデータは、エン
ジン208に送信する順番に展開される(304〜30
6)。この際、展開されたバンドのビットマップデータ
を格納するメモリを削減するために、符号器307、3
08で圧縮し、エンジン出力の際に復号してエンジン2
08に出力する。この方式では、符号化と復号化を並行
して処理できることや、符号化してメモリ領域が従来よ
り多く確保できるので、次のバンドの展開を先に処理で
きるという利点があり、少ないメモリで高速な印刷が可
能となる。しかし、画像の種類によって圧縮率が変わっ
てくる。画像によっては、符号化したデータが格納でき
ない場合が生じる可能性がある。従来は、符号データが
格納できない場合、一旦符号化されたデータを復号し、
解像度を落とす間引き処理をしていた。間引き処理は、
2×2画素の左上の1画素を抽出する方式が一般的で、
この方式だと拡大後にモアレが発生する原因にもなって
いた。
【0013】図5は、本実施の形態における間引き処理
の例を示した図である。2×2の画素から、1画素50
1を抽出し、他の3画素502、503、504は破棄
する。本実施の形態では、符号化する際に、2×2の1
画素501を符号化し、第1の記憶領域に格納する。そ
の他の3画素502、503、504は、上記の1画素
とは別に符号化し、第2の記憶領域に格納する。その
際、第1の記憶領域に格納する画素位置を第3の記憶領
域に格納する。全ての符号データが格納可能な場合は、
間引き処理の必要がないので、第1の記憶領域の符号デ
ータと、第2の記憶領域の符号データをそれぞれ復号し
第3の記憶領域の位置情報をもとに組み合わせてエンジ
ン208に転送する。
【0014】図6は記憶領域にデータが蓄積される例を
示した図である。全ての符号データが格納できない場合
は、第1の記憶領域601のデータのみを復号しエンジ
ン208に転送する。この時、第2の記憶領域602の
データと第3の記憶領域603のデータは不要になるの
で、この時点で破棄(メモリ解放)可能になり、次のペ
ージの処理領域にわりあてることもできる。
【0015】図7は主走査方向に交互に抽出したときの
例を示した図である。第3の記憶領域にある位置情報に
より、間引き時に任意のビットを抽出できることにな
り、副走査方向も同様に可能である。
【0016】次に、図8を参照して第2の実施の形態を
説明する。第2の実施の形態では、図8のような画素値
A、B、C、Dの場合、(A+B+C+D)/4の値に
もっとも近い画素の位置情報を第3の記憶領域に格納し
て、4画素の平均値をとる。そのため、間引き時の任意
の1画素抽出よりも精度があげることもできる。
【0017】続いて、図9を参照して第3の実施の形態
を説明する。この第3の実施の形態では、図9のような
画素値A、B、B、Dの場合には、複数個存在するBの
値を持つ画素位置を第3の記憶領域に格納する。この方
法も、間引き時の任意の1画素抽出よりも精度があが
る。なお、上記各実施の形態は、2×2の画素を例に取
って説明したが、本発明は、これに限定されることな
く、例えば4×4の画素を用いて処理を行ってもよい。
また、上記各実施の形態は、プリンタを例に取って説明
したが、本発明は、これに限ることなく、例えば、画像
処理を行うファクシミリ、スキャナに応用することもで
きる。
【0018】
【発明の効果】請求項1の記載の発明では、n×n画素
の任意の画素を抽出できるので、特定の1画素抽出より
画像品質の向上が可能となる。請求項2記載の発明で
は、n×n画素の平均値をとることが可能なので、任意
の1画素抽出よりも精度が上がり、処理した画像の画像
品質を向上させることができる。請求項3記載の発明で
は、n×n画素内で同じ画素値が含まれる場合、その画
素値を代表値として抽出することが可能なので、任意の
1画素抽出よりも精度が上がり、画像品質の向上が可能
となる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施の形態に係る符号器の一例を示し
たブロック図である。
【図2】プリンタコントローラの内部ブロック図であ
る。
【図3】プリンタコントローラの画像データの流れを示
した図である。
【図4】コンテキストモデルの一般的なテンプレートの
一例を示した図である。
【図5】間引き処理の例を示した図である。
【図6】記憶領域にデータが蓄積される例を示した図で
ある。
【図7】主走査方向に交互に抽出したときの例を示した
図である。
【図8】画素値の例を示した図である。
【図9】画素値の例を示した図である。
【符号の説明】
100 符号器 101 コンテキストモデル 102 確率推定機構 103 符号生成部 200 ホスト装置 201 CPU 202 ICカード 203 符号/復号器 204 プログラムROM 205 フォントROM 206 RAM 207 エンジン(I/F) 208 エンジン 209 パネル(I/F) 210 操作パネル 211 ホスト(I/F) 213 ディスク(I/F) 214 外部記憶装置 215 バス 301 1ページ分の画像データ 302、303 中間言語 304、305、306 展開された中間言語 307、308 符号器

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 取得した画像データをビットマップデー
    タに展開、格納する手段と、 この展開、格納する手段に展開、格納されたビットマッ
    プデータを近隣画素の参照によって得られる予測値から
    少ない量の符号に変換する機能を有する符号器と、 この符号器で符号化されたデータを復元する復号器と、 n×n(n≧2)画素の1画素を前記符号器で符号化
    し、格納する第1の記憶部と、 前記1画素以外の画素を前記符号器で符号化し、格納す
    る第2の記憶部と、 前記第1の記憶部に格納するn×n画素の1画素の位置
    情報を格納する第3の記憶部とを備えたことを特徴とす
    る画像処理装置。
  2. 【請求項2】 n×n画素の値の平均に最も近い1画素
    を選択する選択手段手段を備え、この選択手段で選択さ
    れた画素の位置情報を前記第3の記憶部に格納すること
    を特徴とする請求項1記載の画像処理装置。
  3. 【請求項3】 n×n画素の中で同じ値の画素が複数個
    ある場合に、その画素の位置情報を第3の記憶部に格納
    することを特徴とする請求項1記載の画像処理装置。
JP7496998A 1998-03-08 1998-03-08 画像処理装置 Pending JPH11261825A (ja)

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