JPH11261778A - 画像読取装置 - Google Patents

画像読取装置

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JPH11261778A
JPH11261778A JP10062794A JP6279498A JPH11261778A JP H11261778 A JPH11261778 A JP H11261778A JP 10062794 A JP10062794 A JP 10062794A JP 6279498 A JP6279498 A JP 6279498A JP H11261778 A JPH11261778 A JP H11261778A
Authority
JP
Japan
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Pending
Application number
JP10062794A
Other languages
English (en)
Inventor
Satoko Shinohara
郷子 篠原
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Panasonic Holdings Corp
Original Assignee
Matsushita Electric Industrial Co Ltd
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Filing date
Publication date
Application filed by Matsushita Electric Industrial Co Ltd filed Critical Matsushita Electric Industrial Co Ltd
Priority to JP10062794A priority Critical patent/JPH11261778A/ja
Publication of JPH11261778A publication Critical patent/JPH11261778A/ja
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 本発明の請求項1は、読取開始位置を任意の
位置に移動させ、読取を行う一連の動作を複数回繰り返
すことにより、生の画像の情報量を増やし、更にその複
数回読取された画像を合成させることにより、光学解像
度より上の解像度を持つ画像を得る画像読取装置を提供
することを目的とする。 【解決手段】 上記課題を解決するために、読取開始位
置を任意の位置に移動させ、読取を行う一連の動作を複
数回繰り返す画像読取手段と、複数回読取された画像の
合成を行う画像合成手段を備えたことを特徴とする構成
とした。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、行および列方向の
直交マトリクスを構成する画像を、水平および垂直走査
により形成するスキャナ等の画像読取装置に関するもの
である。
【0002】
【従来の技術】スキャナ等の画像読取装置では、近年ま
すます高画質、高解像度化が要望されている。しかし、
光学解像度を上げようとすると、CCD、レンズ等の光
学部品が高価となり、ひいては画像読取装置自体が高価
になってしまう。
【0003】そこで、高価なCCDやレンズを使用しな
くても、高解像度の画像を得られる技術として、様々な
解像度変換のアルゴリズムが存在する。
【0004】しかし、上記の解像度変換技術では、解像
度変換前の画像、すなわち生の画像の情報量が光学解像
度に依存してしまうため、得られる品質に限界がある問
題点がある。
【0005】そこで、読取画像の情報量を増やすための
技術として、CCDを主走査方向に往復運動させながら
読み取る技術(以下、スイングCCDと記す)が用いら
れる。以下に、スイングCCD技術の概略説明を記す。
【0006】図5(a)は、従来技術における読取後の
画像を示す図、(b)は、従来技術における合成後の画
像を示す図である。
【0007】図5(a)において、1はA相の読取画像
であり、2はA相の読取位置、3はB相の読取画像と読
取位置、4は読取位置の動きを示す矢印である。図5
(b)において、5はA相とB相の合成画像である。
【0008】図5(a)で示された様に、読取位置が主
走査方向、つまり図面では左右に動きながら副走査方
向、つまり図面では上から下に動いている。
【0009】そうして読み取ったA相とB相の画像を合
成すると、図5(b)の様になる。なお、図5(b)に
おいて、画像合成を行う際、A’、B’で示された点
(斜体で示された点)は、補間処理を行う必要がある。
例えば、A’11は、A11、A21、B10、B11
の4点平均を行った値にして、補間する。
【0010】
【発明が解決しようとする課題】しかし、上記のスイン
グCCD技術では、CCDを往復運動させながら読取動
作を行うために、実際に画像を読み取る際、CCDが振
動を起こしてしまい、読取位置を安定させて読み取るこ
とが困難であり、画像の劣化を招くという問題点を有し
ていた。
【0011】本発明は、上記従来の問題点を解決するた
めに、読取開始位置を任意の位置に移動させ、読取を行
う一連の動作を複数回繰り返すことにより、生の画像の
情報量を増やし、更にその複数回読取された画像を合成
させることにより、光学解像度より上の解像度を持つ画
像を得ることと、読取位置を安定させて読み取ることが
できる画像読取装置を提供することを目的とする。
【0012】
【課題を解決するための手段】本発明の請求項1は、上
記の課題を解決するために、読取開始位置を任意の位置
に移動させ、読取を行う一連の動作を複数回繰り返す画
像読取手段と、複数回読取された画像の合成を行う画像
合成手段を具備することを特徴とする構成とした。
【0013】上記の構成により、光学解像度より上の解
像度を持つ画像を得ることと、読取位置を安定させて読
み取ることができる。
【0014】
【発明の実施の形態】本発明の請求項1記載の発明は、
読取開始位置を任意の位置に移動させ、読取を行う一連
の動作を複数回繰り返す画像読取手段と、複数回読取さ
れた画像の合成を行う画像合成手段を具備することを特
徴とする画像読取装置である。この構成により、光学解
像度より上の解像度を持つ画像を得ることと、読取位置
を安定させて読み取ることができる。
【0015】(実施の形態1)以下、本発明の実施の形
態1について説明する。
【0016】図1は、本発明における画像読取手段の複
数回読取手順を示す図である。図1において、6は画像
読取ステップ(1回目)、7は終了判定ステップ、8は
読取開始位置移動ステップ、9は画像読取ステップ(N
回目)、図1(b)において、10は読取回数カウント
ステップ、11は画像合成ステップである。
【0017】6で1回目の画像読取を行った後、7で読
取回数をチェックする。そこで7の条件を満足した際
に、8で読取開始位置の移動を行った後9で2回目の画
像読取を行う。
【0018】その後7に戻り、7の条件を満足しなくな
るまで8から10の動作を繰り返す。そして、7の条件
を満足しなくなった際に、11で画像合成を行う。
【0019】図2(a)は、実施の形態1による複数回
(2回)読取後の画像、図2(b)は、実施の形態1に
よる合成後の画像である。
【0020】図2(a)において、12は1回目の読取
画像であり、13は1回目の読取位置、14は2回目の
読取画像である。図2(b)において、15は合成後の
画像である。
【0021】1回目の読取を行った後、読取開始位置を
副走査方向のみに光学解像度の半画素分だけ移動させた
位置から2回目の読取を行う。
【0022】また、合成前の画像の解像度は、主走査方
向の解像度をxとすると、副走査方向の解像度は2xに
なるように読取を行う。
【0023】すると、主走査方向・副走査方向共に2x
の解像度をもつ画像15が得られる。
【0024】(実施の形態2)以下、本発明の実施の形
態2について説明する。
【0025】図3(a)は、本発明における実施の形態
2による複数回(2回)読取後の画像を示す図、図3
(b)は、本発明における実施の形態2による合成後の
画像を示す図である。
【0026】図3(a)において、16は1回目の読取
画像であり、17は1回目の読取位置、18は2回目の
読取画像である。図3(b)において、19は合成後の
画像である。
【0027】1回目の読取を行った後、読取開始位置を
主走査、副走査方向に光学解像度の半画素分だけ移動さ
せた位置から2回目の読取を行う。
【0028】また、合成前の画像の解像度は、主走査方
向の解像度をxとすると、副走査方向の解像度は、xと
なる様に読取を行う。
【0029】すると、主走査方向・副走査方向共に2x
の解像度をもつ画像19が得られる。
【0030】なお、この場合は画像合成を行う際、
A’、B’で示された点(斜線で示された点)は、補間
処理を行う必要がある。例えば、A’11は、A11、
A21、B10、B11の4点平均を行った値にして、
補間する。
【0031】(実施の形態3)以下、本発明の実施の形
態3について説明する。
【0032】図4(a)は、本発明における実施の形態
3による複数回(3回)読取後の画像を示す図、図4
(b)は、本発明における実施の形態3による合成後の
画像を示す図である。
【0033】図4(a)において、20は1回目の読取
画像であり、21は1回目の読取位置、22は2回目の
読取画像、23は3回目の読取画像である。図4(b)
において、24は合成後の画像である。
【0034】1回目の読取を行った後、読取開始位置を
主走査方向に光学解像度の1/3画素分だけ移動させた
位置から2回目の読取を行い、その後更に読取開始位置
を主走査方向に光学解像度の1/3画素分だけ移動させ
た位置から3回目の読取を行う。
【0035】また、合成前の画像の解像度は、主走査方
向の解像度をxとすると、副走査方向の解像度は、3x
になる様に読取を行う。
【0036】その原画像に画像合成手段を通すと、主走
査方向・副走査方向共に3xの解像度をもつ画像24が
得られる。
【0037】
【発明の効果】本発明により、高価な光学部品を用いる
ことなく、光学解像度の数倍の解像度で高画質な画像を
得ることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明における画像読取手段の複数回読取手順
を示す図
【図2】(a)本発明における実施の形態1による複数
回(2回)読取後の画像を示す図 (b)本発明における実施の形態1による合成後の画像
を示す図
【図3】(a)本発明における実施の形態2による複数
回(2回)読取後の画像を示す図 (b)本発明における実施の形態2による合成後の画像
を示す図
【図4】(a)本発明における実施の形態3による複数
回(3回)読取後の画像を示す図 (b)本発明における実施の形態3による合成後の画像
を示す図
【図5】(a)従来技術における読取後の画像を示す図 (b)従来技術における合成後の画像を示す図

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】読取開始位置を任意の位置に移動させ、読
    取を行う一連の動作を複数回繰り返す画像読取手段と、
    複数回読取された画像の合成を行う画像合成手段をもつ
    ことを特徴とする画像読取装置。
JP10062794A 1998-03-13 1998-03-13 画像読取装置 Pending JPH11261778A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP10062794A JPH11261778A (ja) 1998-03-13 1998-03-13 画像読取装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP10062794A JPH11261778A (ja) 1998-03-13 1998-03-13 画像読取装置

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH11261778A true JPH11261778A (ja) 1999-09-24

Family

ID=13210622

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP10062794A Pending JPH11261778A (ja) 1998-03-13 1998-03-13 画像読取装置

Country Status (1)

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JP (1) JPH11261778A (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2019059034A (ja) * 2017-09-25 2019-04-18 株式会社Screenホールディングス インクジェット印刷装置および濃淡補正方法

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
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JP2019059034A (ja) * 2017-09-25 2019-04-18 株式会社Screenホールディングス インクジェット印刷装置および濃淡補正方法

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