JPH11261675A - 移動電話装置並びにその車載装置 - Google Patents

移動電話装置並びにその車載装置

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JPH11261675A
JPH11261675A JP10073439A JP7343998A JPH11261675A JP H11261675 A JPH11261675 A JP H11261675A JP 10073439 A JP10073439 A JP 10073439A JP 7343998 A JP7343998 A JP 7343998A JP H11261675 A JPH11261675 A JP H11261675A
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automatic
signal
incoming call
hook
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JP10073439A
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Megumi Kobayashi
恵 小林
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KOBE KIZAI KK
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KOBE KIZAI KK
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 着信の自動化により使用者が意識せずとも通
話開始し得るようにする。さらに、着信報知方法の改善
により使用者の意識が着信時に急に電話機へ向けられる
ことがないようにする。 【解決手段】 自動車に搭載される車載装置2と、該車
載装置2に着脱自在に接続される携帯電話機3とを備
え、車載装置2は、携帯電話機3の着信信号の検知に連
動して携帯電話機3をオンフック状態とする自動オンフ
ック手段20とを備える。車載装置2は、携帯電話機3
の着信信号の検知時に可視表示により報知する着信報知
手段21と、自動オンフック手段20を作動させるまで
の時間を設定するタイマー22と、通話相手方の音声信
号を入力する入力部30と、その音声信号を出力するス
ピーカ32と、使用者の音声を入力するマイク33と、
その入力信号を携帯電話機3の送信回路部へ出力する出
力部34とを備える。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、携帯電話機や自動
車電話等の移動電話装置に関する。
【0002】
【従来の技術】近年、携帯電話機が広く普及している
が、主として使用されているものは、単一の小型ケ−シ
ング内に、小型のマイクロフォンとスピーカとを内蔵す
るとともに、ケーシング表面に、各種操作ボタンを配設
したものである。そして、通常、衣服やバッグ類の中に
入れて持ち運ばれている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】ところで、携帯電話機
の普及に伴い、自動車運転中の携帯電話機の使用に起因
する交通事故が増加しつつある。その原因の一つは、着
信音が鳴った際に、運転しながら携帯電話機を取り出
し、着信操作をすることである。かかる着信操作は、小
型ケーシングに配設された小さなボタンの操作であるた
め、運転中などにおいては操作し難いのみならず、車両
前方に対する注意が散漫となる。また、本願発明者ら
は、電話の着信を音により報知することも自己の原因の
一つであることに着目した。即ち、電話の着信音は、運
転中に急に鳴り響くものであり、また、運転者は急な音
の発生には過敏になっていることが多いために、一瞬、
運転者の注意の殆どが着信音に向けられてしまう。以上
のことは、自転車走行中においても同様である。そこ
で、本発明は、携帯電話機等の移動電話装置において、
着信操作を自動化することに使用者がさほど意識せずと
も通話を開始し得るようにすることを目的とする。さら
に、着信報知方法を改善することにより、使用者の意識
が着信時に急に電話機へ向けられることがないようにす
ることを目的とする。
【0004】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に、本発明は、次の技術的手段を講じた。即ち、本発明
の移動電話装置は、着信信号の検知時に着信を報知する
着信報知手段と、該着信報知手段の作動に連動してオン
フック状態とする自動オンフック手段とを備えるもので
ある。かかる移動電話装置によれば、着信報知された
後、自動オンフック手段によって自動的に電話がオンフ
ック状態となり、通話開始できるので、着信時に使用者
が特別な操作を行う必要がなくなり、これにより使用者
が着信操作をしようと焦ることがなくなるため、自動車
や自転車等による走行中でも安全に通話開始し得る。な
お、移動電話装置には、少なくとも携帯電話機及び自動
車電話を含む。
【0005】上記着信報知手段は可視表示により報知す
るものとし、着信報知手段と自動オンフック手段との連
動は、着信報知手段の作動開始から携帯電話機をオンフ
ック状態とするまでの時間を設定するタイマーにより行
うことができる。このように、音ではなく、発光や変色
等の可視表示により着信を報知する場合は、走行中は視
覚の変化については音よりも慣れているため、使用者が
着信報知により驚くことも少なくなり、着信報知に対し
て冷静に対処できるようになる。更に、タイマーにより
着信報知から一定時間でオンフック状態となるように設
定しておくことで、一層着信時の対応を戸惑うことなく
冷静に行えるようになる。
【0006】また、上記の移動電話装置に、通話相手方
の音声を出力するスピーカ、ヘッドフォン又はイヤフォ
ンと使用者の音声を入力するマイクとを有するハンズフ
リー手段を備えたものでは、一切手を使わずに移動電話
装置によって相手方と通話することができる。なお、ス
ピーカとしては、例えば車載のものを利用することがで
き、また、ヘッドフォンを採用する場合は、該ヘッドフ
ォンにマイクを設けるのが好ましい。上記ハンズフリー
手段はオンライン状態とオフライン状態とに変更可能に
設けられ、該ハンズフリー手段がオンライン状態時にの
み自動オンフック手段を作動可能とする規制回路を備え
ているものとすることができる。かかる規制回路を構成
したものでは、ハンズフリー手段が接続されていないと
き(オフライン状態時)は携帯電話機の内蔵マイクや内
蔵スピーカーにより従来の携帯電話機と同様に使用でき
る。そして、自動車や自転車への乗車時に判ずフリー手
段をオンライン状態とすることにより自動オンフック手
段が動作するようにして、着信操作せずとも自動的に通
話開始し得るようになる。なお、オンライン状態とは、
回路が閉じた状態をいい、一般的には、着脱自在に構成
したハンズフリー手段を電話装置本体に電気的に接続し
た状態をいう。また、ハンズフリー手段をオンライン状
態とオフライン状態に切り替えるスイッチを設けること
ができる。上記の移動電話装置を、特に携帯電話機を利
用した自動車電話として構成するときは、自動車に搭載
される車載装置と、該車載装置に着脱自在に接続される
携帯電話機とを備え、車載装置は、携帯電話機の着信信
号の検知に連動して携帯電話機をオンフック状態とする
自動オンフック手段とを備えているものとすることがで
きる。このように携帯電話機と車載装置とにより構成す
れば、乗車しないときには通常の携帯電話機として使用
でき、乗車する際には、この携帯電話機を車載装置に接
続すれば、自動車走行中は自動オンフック手段により着
信の自動化が図られ、極めて有用である。
【0007】この場合には、車載装置に、携帯電話機の
着信信号の検知時に可視表示により報知する着信報知手
段を備えることが好ましい。更に、携帯電話機を車載装
置に接続したときには、携帯電話機に内蔵の着信音発生
回路が作動しないように切られるよう回路構成するのが
好ましい。かかる着信報知手段としては、運転パネルに
配設されたLEDや電球等からなる発光表示装置や、種
々の動作により着信報知する人形等を採用できる。ま
た、近年普及しつつあるナビゲーション装置に接続し
て、その液晶パネルにより着信を報知する表示を行うよ
うに構成することもできる。また、携帯電話機の着信信
号の検知時から携帯電話機をオンフック状態とするまで
の時間を設定するタイマーを備えることができる。この
タイマーは、携帯電話機に内蔵してもよく、また、車載
装置に設けても良いが、携帯電話機の重量軽減のために
車載装置側に設けるのが好ましい。
【0008】また、車載装置は、携帯電話機が受信した
通話相手方の音声信号を入力する入力部と、該入力部に
入力された音声信号を増幅して出力するスピーカと、使
用者の音声を入力するマイクと、該マイクからの入力信
号を携帯電話機の送信回路部へ出力する出力部とを備え
ているものとすることができる。かかる構成によれば、
スピーカから出力される音量を走行中でも十分に聞き取
りやすいものとすることができるとともに、運転者の声
をも確実に拾うようにマイクを配置することができて、
運転中のハンズフリー通話が実現される。
【0009】更に、自動車の電源投入状態の検知手段
と、自動車の電源が投入されていることを前記検知手段
が検知するときにのみ自動オンフック手段を作動可能と
する規制回路とを備えれば、例えば、自動車を停車させ
てキーを抜き自動車の電源をオフにした状態で、携帯電
話機を車載装置に接続したまま使用者が車から暫く離れ
るときに、自動的に携帯電話機が通話状態(オンフック
状態)となることが防止され、本装置の利便性を向上し
得る。なお、これら検知手段及び規制回路は、携帯電話
機の重量軽減のためには車載装置に具備させるのが好ま
しい。
【0010】また、自動車の搭乗者の存在を検知する検
知手段と、前記検知手段が搭乗者を検知するときにのみ
自動オンフック手段を作動可能とする規制回路とを備え
れば、自動車のエンジンを切らずに(すなわち、自動車
の電源が入った状態で)、搭乗者が車から離れた時に
も、自動的に携帯電話機がオンフック状態となることが
防止される。なお、この検知手段は、運転者の存在を検
知するもの、同乗者の存在を検知するもの等、使用者の
要求に応じて種々設定可能である。
【0011】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態を図面
に基づいて説明する。図1及び図2は本発明の第1の実
施の形態に係る移動電話装置1の概要を示しており、該
装置1は、自動車電話として構成した例を示す。
【0012】この移動電話装置1は、自動車に搭載され
る車載装置2と、該車載装置2に着脱自在に接続される
携帯電話機3とを備えている。
【0013】携帯電話機3の基本構成は、従来公知の種
々の形態をとることができる。図示実施例では、携帯電
話機3は、携帯可能な小型ケーシング4と、該ケーシン
グ4に内蔵された装置基板(図示せず)と、ケーシング
4に設けられた液晶表示部5並びに各種操作ボタンから
なる操作部6と、送受信アンテナ7とを備えている。な
お、操作部6は、一般的には、各種ファンクションキ
ー、0〜9までの数字キー、*キー、#キー、電源キ
ー、オンフックキー、オフフックキーなどから構成され
る。
【0014】また、携帯電話機3は、ケーシング4内に
内蔵された小型内蔵マイク8並びに小型内蔵スピーカー
9を備えている。
【0015】上記装置基板上には、各種回路が構成され
ており、図示実施例について説明すると、送受信アンテ
ナ7に接続された送受信回路10と、該送受信回路に接
続された変復調回路11と、これら送受信回路10及び
変復調回路11に接続されてこれら回路の動作を制御す
るとともに携帯電話機3の主要動作を制御する制御回路
12とが設けられている。なお、上記表示部5並びに操
作部6も制御回路12に接続されている。また、図示し
ていないが、送受信回路10が着信信号を受信したこと
を制御回路12が検知したときに、内蔵スピーカー9か
ら着信音を発するためのパルス発生回路が制御回路12
内に設けられている。なお、このパルス発生回路は、携
帯電話機3が車載装置3に接続されていないときのみ作
動するよう構成するのが好ましい。
【0016】内蔵マイク8並びに内蔵スピーカー9は、
スイッチング回路13を介して変復調回路11に接続さ
れている。このスイッチング回路13は、携帯電話機3
が車載装置2に接続されていないときには内蔵マイク8
及び内蔵スピーカー9を変復調回路11に接続して、ア
ンテナ7に受信された相手方の音声信号を復調して内蔵
スピーカー9より出力するとともに、内蔵マイク8に入
力された使用者の音声信号を変調して送受信回路10の
送信部を介してアンテナ7から送信し得るように構成さ
れている。そして、携帯電話機3を車載装置2に装着し
て、後述する車載マイク33及び車載スピーカー32が
オンライン状態(接続された状態)となると、該車載マ
イク33及びスピーカー32に優先的に切り替えて、内
蔵マイク8及び内蔵スピーカー9は回路から切断される
ように構成してある。
【0017】車載装置2は、携帯電話機3の着信信号の
検知に連動して携帯電話機3をオンフック状態とする自
動オンフック制御回路20(自動オンフック手段)と、
携帯電話機3の着信信号の検知時に可視表示により報知
する着信報知手段21と、携帯電話機3の着信信号の検
知時から自動オンフック制御回路20による自動オンフ
ックを作動させるまでの時間を設定するタイマー22
と、ハンズフリー装置23とを備えている。
【0018】着信報知手段21は、例えばLEDや電球
等の発光素子や、動作機構などの運転者の視覚に訴える
ことにより着信を報知し得るものを採用し得る。この着
信報知手段21は、車載装置2に具備された報知手段制
御回路24に接続され、該制御回路24により所要の動
作をするよう構成されている。該報知手段制御回路24
は、接続端子25(接続部)を介して携帯電話機3内の
制御回路12に接続され、該制御回路12が着信信号を
検知したときに報知手段制御回路24が起動されるよう
になっている。なお、このように電気的に接続せずに、
着信時に携帯電話機3が発する電波を受信して着信報知
するよう構成することもできる。
【0019】タイマー22は報知手段制御回路24に接
続されるとともに自動オンフック制御回路20にも接続
され、報知手段制御回路24の起動によりタイマー22
が初期化され、所定時間経過後に自動オンフック制御回
路20に対する起動信号を発生するよう構成されてい
る。この起動信号は、タイマー22による設定時間が経
過するとタイマー22から自動オンフック制御回路20
に送出される。なお、このタイマー22による設定時間
は、ボリューム等により変更可能に構成しておくのが好
ましい。
【0020】自動オンフック制御回路20は、接続端子
26を介して携帯電話機3内の制御回路12に接続さ
れ、携帯電話機3をオンフック状態とするためのパルス
信号(オンフック信号)を発生する。この自動オンフッ
ク制御回路20は、タイマー22からの起動信号により
起動され、上記パルス信号を発生するように構成されて
いる。したがって、携帯電話機3の着信信号を上記報知
手段制御回路24が検知してからタイマー22により所
定時間が経過すると自動的に携帯電話機3にオンフック
信号が送出され、携帯電話機3がオンフック状態とな
り、通話可能となる。
【0021】また、この自動オンフック制御回路20に
は、自動車の搭乗者の存在を検知するときにのみ自動オ
ンフック制御回路20を作動可能とする規制回路27が
接続されている。かかる規制回路27の構成は種々のも
のが考えられるが、例えば、搭乗者たる運転者が着席す
る運転席の近傍に運転者の存在を検知するセンサ28を
設け、該センサ28が運転者の存在を検知するときには
自動オンフック制御回路20の電源をオンにするが、検
知しないときには該回路20の電源をオフとするスイッ
チング回路として構成することができる。なお、センサ
28としては、赤外線センサ、超音波センサ、電磁波セ
ンサ等の種々のものを採用できる。
【0022】上記ハンズフリー装置23は、携帯電話機
3の送受信回路10が受信し変復調回路11により復調
された通話相手方の音声信号を入力する入力端子30
(入力部)と、該入力端子30に入力された音声信号を
アンプ31により増幅して出力するスピーカ32と、使
用者の音声を入力するマイク33と、該マイク33から
の入力信号を携帯電話機3の送受信回路10の送信回路
部へ出力するための出力端子34(出力部)とを備えて
いる。
【0023】スピーカー32は、車内の適宜の位置に配
置することができる。また、車載のカーオーディオのス
ピーカーを兼用することができる。好ましくは、図2に
示すように、ハンズフリー装置専用のスピーカー32を
設けるとともに、カーオーディオ用外部出力端子35を
設けておく。
【0024】マイク33は、運転者の前方のダッシュボ
ード上に配置されており、雑音を排除するためには指向
性のものを採用するのが良い。
【0025】なお、携帯電話機3と車載装置2の各接続
端子25,26,30,34は、接続コネクタ型式とし
てもよいが、携帯電話機3を車載装置2に装着するだけ
で接触して電気的に接続されるように構成するのが好ま
しい。
【0026】上記車載装置2の各構成部は、車載のバッ
テリーからの電源供給により作動されるよう構成されて
いる。すなわち、車載装置2は、車載のバッテリーに接
続される電源回路40を備えており、各構成回路等に所
要電圧で電源供給するようになっている。また、この電
源回路40には、車載装置2に携帯電話機3が装着され
たことを検知するスイッチ41が接続されており、該ス
イッチ41が閉じていないとき(即ち、携帯電話機3が
装着されていないとき)には電源回路40が作動しない
ように構成されている。
【0027】なお、電源回路40は車載バッテリーに直
結してもよいが、自動車のキーをオン位置まで回すこと
により通電されるエンジンハーネスに接続しておけば、
自動車の電源が投入されていないときに自動オンフック
が働かないようにすることができる。しかして、この場
合の電源回路40は自動車の電源投入状態の検知手段と
して機能し、かかる電源回路40からの電源供給により
自動オンフック制御回路20が作動するのであるから、
これにより、自動車の電源が投入されていることを該検
知手段40が検知するときにのみ自動オンフック手段2
0を作動可能とする規制回路が構成されている。このよ
うに構成しておけば、携帯電話機3を自動車内に置き忘
れたときに、携帯電話が自動的にオンフック状態となる
ことがない。
【0028】なお、図示していないが、車載装置2に携
帯電話機2を装着したときには、携帯電話機2に内蔵の
電池を、自動車の電源により充電するよう構成しておく
のが好ましい。
【0029】図3〜図5は、本発明の第2実施形態に係
る移動電話装置50を示しており、携帯電話機自体に自
動オンフック手段を内蔵した例を示す。なお、上記第1
実施形態と同様の構成については同符号を付して詳細説
明を省略するとともに、異なる構成、作用効果について
説明する。
【0030】本実施形態では、ハンズフリー装置23
は、ヘッドフォン型式で携帯可能に構成されており、頭
部装着具60と、該頭部装着具60の左右側部に設けら
れて使用者の両耳に装着されるスピーカ32と、頭部装
着具60に取り付けられたマイク33と、使用者の眼部
に装着されるゴーグル61とを備えている。このゴーグ
ル61の周縁部には発光ダイオード等の発光体からなる
着信報知手段21が取り付けられており、携帯電話機に
接続されて着信時に発光するように構成されている。
【0031】これらスピーカ32,マイク33及び発光
体21は、接続コード62を介して携帯電話機に着脱自
在に接続し得るように構成され、而して、接続コード6
2の接続時にはハンズフリー装置23が携帯電話機の内
部回路にオンラインの状態とされ、接続コード62をは
ずした際にハンズフリー装置23が携帯電話機の内部回
路からオフラインの状態とされる。
【0032】携帯電話機50の制御回路12は、図5に
示すように、主制御部51と、操作制御回路52と、表
示制御回路53と、変復調回路インターフェース54
と、送受信回路インターフェース55と、外部に接続さ
れる着信報知手段28の制御回路56とを備えていると
ともに、本実施例では、自動オンフック制御回路20、
タイマー22が、制御回路12内に構成されている。
【0033】また、本実施例では、制御回路12中に、
ハンズフリー装置23がオンライン状態時にのみ自動オ
ンフック制御回路20を作動可能とする規制回路57を
備えている。かかる規制回路57は、スイッチング回路
13に接続されており、該スイッチング回路13を監視
することにより上記の動作を行っている。
【0034】本発明は、上記実施の形態に限定されるも
のではなく、適宜設計変更できる。
【0035】
【発明の効果】本発明によれば、自動車の運転中、自転
車による走行中、歩行中等、いかなるときであっても、
着信報知があると自動的に電話がオンフックとなり、通
話を開始することができるので、着信操作が煩わしくな
いとともに、事故の発生を未然に防止できる。
【0036】特に、着信報知を発光などの可視表示によ
り行い、その際には着信音が鳴らないようにすることに
より、電話の使用者が着信音に驚くことを防止できて、
一層の事故の未然防止を図ることができる。
【0037】更に、ハンズフリー手段を設けることによ
り、一切手を使わずに通話することが可能となり、極め
て有用なものとすることができる。そして、このハンズ
フリー手段を接続しないとき、すなわち、ハンズフリー
手段がオフライン時には通常の着信動作をさせることが
でき、生活シーンに応じた利用の仕方をすることができ
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1の実施形態に係る移動電話装置の
概略全体図である。
【図2】同移動電話装置のブロック図である。
【図3】本発明の第2の実施の形態に係る移動電話装置
の概略全体図である。
【図4】同移動電話装置のブロック図である。
【図5】同装置における制御回路のブロック図である。
【符号の説明】
1 自動車電話装置(移動電話装置) 2 車載装置 3 携帯電話機 20 自動オンフック手段 21 着信報知手段 22 タイマー 23 ハンズフリー手段 27 規制回路 28 自動車の搭乗者の検知手段 30 入力部 32 スピーカー 40 自動車の電源投入状態の検知手段 33 マイク 34 出力部 50 携帯電話装置(移動電話装置) 57 規制回路

Claims (12)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 着信信号の検知時に着信を報知する着信
    報知手段(21)と、該着信報知手段(21)の作動に
    連動してオンフック状態とする自動オンフック手段(2
    0)とを備える移動電話装置。
  2. 【請求項2】 着信報知手段(21)は、可視表示によ
    り報知するものとされ、着信報知手段(21)と自動オ
    ンフック手段(20)との連動は、着信報知手段(2
    1)の作動開始から電話をオンフック状態とするまでの
    時間を設定するタイマー(22)により行われることを
    特徴とする請求項1に記載の移動電話装置。
  3. 【請求項3】 通話相手方の音声を出力するスピーカ
    (32)、ヘッドフォン又はイヤフォンと使用者の音声
    を入力するマイク(33)とを有するハンズフリー手段
    (23)を備える請求項1又は2に記載の移動電話装
    置。
  4. 【請求項4】 ハンズフリー手段(23)はオンライン
    状態とオフライン状態とに変更可能に設けられ、該ハン
    ズフリー手段(23)がオンライン状態時にのみ自動オ
    ンフック手段(20)を作動可能とする規制回路(5
    7)を備えていることを特徴とする請求項3に記載の移
    動電話装置。
  5. 【請求項5】 自動車に搭載される車載装置(2)と、
    該車載装置(2)に着脱自在に接続される携帯電話機
    (3)とを備え、車載装置(2)は、携帯電話機(3)
    の着信信号の検知に連動して携帯電話機(3)をオンフ
    ック状態とする自動オンフック手段(20)とを備えて
    いることを特徴とする移動電話装置。
  6. 【請求項6】 車載装置(2)は、携帯電話機(3)の
    着信信号の検知時に可視表示により報知する着信報知手
    段(21)を備える請求項5に記載の移動電話装置。
  7. 【請求項7】 携帯電話機(3)の着信信号の検知時か
    ら自動オンフック手段(20)を作動させるまでの時間
    を設定するタイマー(22)を備える請求項5又は6に
    記載の移動電話装置。
  8. 【請求項8】 車載装置(2)は、携帯電話機(3)が
    受信した通話相手方の音声信号を入力する入力部(3
    0)と、該入力部(30)に入力された音声信号を増幅
    して出力するスピーカ(32)と、使用者の音声を入力
    するマイク(33)と、該マイク(33)からの入力信
    号を携帯電話機(3)の送信回路部へ出力する出力部
    (34)とを備えていることを特徴とする請求項5,6
    又は7に記載の移動電話装置。
  9. 【請求項9】 自動車の搭乗者の存在を検知する検知手
    段(28)と、前記検知手段(28)が搭乗者を検知す
    るときにのみ自動オンフック手段(20)を作動可能と
    する規制回路(27)とを備えていることを特徴とする
    請求項5乃至8のいずれか1項に記載の移動電話装置。
  10. 【請求項10】 自動車の電源投入状態の検知手段(4
    0)と、自動車の電源が投入されていることを前記検知
    手段(40)が検知するときにのみ自動オンフック手段
    (20)を作動可能とする規制回路とを備えていること
    を特徴とする請求項5乃至9のいずれか1項に記載の移
    動電話装置。
  11. 【請求項11】 自動車に搭載されて携帯電話機(3)
    が着脱自在に接続される車載装置(2)であって、携帯
    電話機(3)の着信信号の検知に連動して携帯電話機
    (3)にオンフック信号を送出する自動オンフック手段
    (20)を備えていることを特徴とする移動電話装置の
    車載装置。
  12. 【請求項12】 携帯電話機(3)の着信信号の検知に
    より作動して着信を報知する着信報知手段(21)と、
    該着信報知手段(21)が作動してから自動オンフック
    手段(20)を作動させるまでの時間を設定するタイマ
    ー(22)と、携帯電話機(3)が受信した通話相手方
    の音声信号を入力する入力部(30)と、該入力部(3
    0)に入力された音声信号を出力するスピーカ(32)
    と、使用者の音声を入力するマイク(33)と、該マイ
    ク(33)からの入力信号を携帯電話機(3)の送信回
    路部へ出力する出力部(34)とを備える請求項11に
    記載の移動電話装置の車載装置。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2012191624A (ja) * 2012-03-21 2012-10-04 Nikon Corp ヘッドマウントディスプレイ装置

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* Cited by examiner, † Cited by third party
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JP2012191624A (ja) * 2012-03-21 2012-10-04 Nikon Corp ヘッドマウントディスプレイ装置

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