JPH11261329A - マイクロストリップアンテナ - Google Patents

マイクロストリップアンテナ

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Publication number
JPH11261329A
JPH11261329A JP5512698A JP5512698A JPH11261329A JP H11261329 A JPH11261329 A JP H11261329A JP 5512698 A JP5512698 A JP 5512698A JP 5512698 A JP5512698 A JP 5512698A JP H11261329 A JPH11261329 A JP H11261329A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
radome
antenna element
ground plate
coaxial cable
antenna
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Withdrawn
Application number
JP5512698A
Other languages
English (en)
Inventor
Takashi Maeda
孝士 前田
Satoshi Nozaki
聡 能崎
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Mitsubishi Heavy Industries Ltd
Original Assignee
Mitsubishi Heavy Industries Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Mitsubishi Heavy Industries Ltd filed Critical Mitsubishi Heavy Industries Ltd
Priority to JP5512698A priority Critical patent/JPH11261329A/ja
Publication of JPH11261329A publication Critical patent/JPH11261329A/ja
Withdrawn legal-status Critical Current

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Abstract

(57)【要約】 【課題】低コスト化を図り得ると共に容易に構成でき、
かつ広帯域化が容易なマイクロストリップアンテナを提
供する。 【解決手段】接地板11の中心部に透孔12を設け、こ
の透孔12内に同軸ケーブル4の芯線5を挿通すると共
に、同軸ケーブル4の外導体6を接地板11に接続す
る。上記接地板11の上面側に全体を覆うように樹脂製
のレドーム7を設ける。このレドーム7には、その下側
に支持部材13を設け、この支持部材13により接地板
11とレドーム7との間を一定に保持する。また、レド
ーム7の裏面中央部には、アンテナ素子3を形成し、こ
のアンテナ素子3に同軸ケーブル4の芯線5を接続す
る。この場合、アンテナ素子3と同軸ケーブル4とはイ
ンピーダンス的に整合が取れるように調整する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、無線通信装置のマ
イクロストリップアンテナに関する。
【0002】
【従来の技術】従来、無線通信装置のマイクロストリッ
プアンテナは、図2に示すように構成されている。図2
において、1は誘電体基板で、この誘電体基板1の裏面
全体にGND(接地)パターン2が積層される。また、
上記誘電体基板1の上面には、中央部にアンテナ素子3
が形成される。そして、上記誘電体基板1及びGNDパ
ターン2の中心部に透孔が設けられ、同軸ケーブル4の
芯線5が上記透孔内を挿通してアンテナ素子3に接続さ
れる。また、同軸ケーブル4の外導体6は、GNDパタ
ーン2に接続される。更に、上記アンテナ素子3を保護
するために誘電体基板1の上面全体を覆うように樹脂製
のレドーム7が設けられる。このレドーム7は、上記誘
電体基板1とは別個に設けられている支持体(図示せ
ず)により支持される。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】上記のように構成され
たマイクロストリップアンテナにおいては、一般的にア
ンテナの周波数特性の広帯域化を行なう場合、誘電体基
板1は低誘電率の基板を使用するか、基板厚を厚くする
必要がある。しかし、誘電体基板1として低誘電率の基
板を使用した場合には、コスト高になるという問題があ
る。また、誘電体基板1を厚くすると、コスト高及び基
板製作の困難を伴う。更に、レドーム7は、誘電体基板
1とは別個に設けられた支持体により支持されているの
で、アンテナ素子3に対する間隔等の調整が面倒であ
る。
【0004】本発明は上記の課題を解決するためになさ
れたもので、低コスト化を図り得ると共に容易に構成で
き、かつ広帯域化が容易なマイクロストリップアンテナ
を提供することを目的とする。
【0005】
【課題を解決するための手段】本発明に係るマイクロス
トリップアンテナは、導電性部材により形成された接地
板と、この接地板に対向して設けられるレドームと、こ
のレドームと前記接地板との間を所定の間隔に保持する
支持部材と、上記レドームの裏面に形成されるアンテナ
素子と、このアンテナ素子に給電する給電手段とを具備
したことを特徴とする。
【0006】
【発明の実施の形態】以下、図面を参照して本発明の一
実施形態を説明する。図1は、本発明に係るマイクロス
トリップアンテナの断面図である。図1において、11
は導電性部材例えば金属板により形成した接地板で、そ
の中心部に透孔12が設けられる。この透孔12内を同
軸ケーブル4の芯線5が裏面から上面に向けて挿通され
る共に、同軸ケーブル4の外導体6が接地板11に半田
付け等の方法により電気的に接続される。これにより接
地板11と同軸ケーブル4のグランドとの同電位化を図
っている。そして、上記接地板11の上面側に全体を覆
うように樹脂製のレドーム7が設けられる。この場合、
レドーム7には、その下側に支持部材13が設けられ、
この支持部材13により接地板11とレドーム7との間
が所定の間隔に保持されるようにしている。上記支持部
材13は、所定の間隔で複数設けられ、例えば接着剤あ
るいはねじ止め等によって接地板11に取り付けられ
る。
【0007】また、上記レドーム7の裏面中央部には、
アンテナ素子3が例えば蒸着等の手法で形成され、この
アンテナ素子3に上記同軸ケーブル4の芯線5が例えば
半田付け等の方法で電気的に接続される。この場合、ア
ンテナ素子3と同軸ケーブル4とはインピーダンス的に
整合が取れるように調整する。このインピーダンスの整
合は、アンテナ素子3に同軸ケーブル4の芯線5を接続
する位置によって調整する。すなわち、アンテナ素子3
の中心ではインピーダンスが零で、端部では無限大とな
るので、同軸ケーブル4のインピーダンスに合わせて同
軸ケーブル4の芯線5の接続位置を調整する。上記のよ
うにアンテナ素子3には、同軸ケーブル4により給電し
ている。
【0008】また、アンテナ素子3がマイクロストリッ
プアンテナとして働くようにするためには、アンテナ素
子3は接地板11と一定の距離を保つ必要があるので、
レドーム7に設けた支持部材13により、アンテナ素子
3と接地板11との距離が常に一定となるようにしてい
る。
【0009】上記のようにアンテナ素子3がレドーム7
に形成され、レドーム7がアンテナ素子3と共に支持部
材13を介して接地板11に取り付けられるので、アン
テナ素子3は接地板11に対して一定の距離を保つこと
ができ、誘電体基板を使用しなくても、マイクロストリ
ップアンテナを構成することができる。この結果、本発
明によるマイクロストリップアンテナにおいては、誘電
体基板を必要とせず、低コスト化を図ることができ、ま
た、誘電体基板の代わりに空気が誘電体として作用する
ため低誘電化を実現でき、アンテナの広帯域化を図るこ
とができる。更に、アンテナ素子3と接地板11との間
の距離を自由に設計できるので、より広帯域化を図るこ
とができる。なお、上記実施形態では、支持部材13を
複数設けた場合について示したが、アンテナ素子3の外
側に位置するように円筒状に形成してもよい。
【0010】
【発明の効果】以上詳記したように本発明によれば、レ
ドームの裏面にアンテナ素子を形成し、このレドームを
アンテナ素子と共に支持部材を介して接地板に取り付
け、上記支持部材によりアンテナ素子と接地板との間を
一定に保持するようにしたので、誘電体基板を使用しな
くてもマイクロストリップアンテナを構成でき、低コス
ト化を図ることができ、また、誘電体基板の代わりに空
気が誘電体として作用するので低誘電化を実現でき、ア
ンテナの広帯域化を図ることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施形態に係るマイクロストリップ
アンテナの構成を示す断面図。
【図2】従来のマイクロストリップアンテナの構成を示
す断面図。
【符号の説明】
3 アンテナ素子 4 同軸ケーブル 5 芯線 6 外導体 7 レドーム 11 接地板 12 透孔 13 支持部材

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 導電性部材により形成された接地板と、
    この接地板に対向して設けられるレドームと、このレド
    ームと前記接地板との間を所定の間隔に保持する支持部
    材と、上記レドームの裏面に形成されるアンテナ素子
    と、このアンテナ素子に給電する給電手段とを具備した
    ことを特徴とするマイクロストリップアンテナ。
JP5512698A 1998-03-06 1998-03-06 マイクロストリップアンテナ Withdrawn JPH11261329A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP5512698A JPH11261329A (ja) 1998-03-06 1998-03-06 マイクロストリップアンテナ

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP5512698A JPH11261329A (ja) 1998-03-06 1998-03-06 マイクロストリップアンテナ

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH11261329A true JPH11261329A (ja) 1999-09-24

Family

ID=12990077

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP5512698A Withdrawn JPH11261329A (ja) 1998-03-06 1998-03-06 マイクロストリップアンテナ

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JP (1) JPH11261329A (ja)

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2007503798A (ja) * 2003-06-13 2007-02-22 モトローラ・インコーポレイテッド 自動製造用小型pifaアンテナ
TWI452299B (ja) * 2012-04-11 2014-09-11

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2007503798A (ja) * 2003-06-13 2007-02-22 モトローラ・インコーポレイテッド 自動製造用小型pifaアンテナ
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Legal Events

Date Code Title Description
A300 Withdrawal of application because of no request for examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A300

Effective date: 20050510