JPH10256818A - アンテナ装置およびその実装構造 - Google Patents

アンテナ装置およびその実装構造

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JPH10256818A
JPH10256818A JP5637097A JP5637097A JPH10256818A JP H10256818 A JPH10256818 A JP H10256818A JP 5637097 A JP5637097 A JP 5637097A JP 5637097 A JP5637097 A JP 5637097A JP H10256818 A JPH10256818 A JP H10256818A
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antenna device
dielectric substrate
conductor film
circuit board
thin portion
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JP5637097A
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Hidenao Matsushima
秀直 松島
Hiroaki Yadokoro
博明 谷所
Takeshi Aso
健 阿曽
Naohisa Goto
尚久 後藤
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Mitsubishi Materials Corp
Original Assignee
Mitsubishi Materials Corp
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    • HELECTRICITY
    • H05ELECTRIC TECHNIQUES NOT OTHERWISE PROVIDED FOR
    • H05KPRINTED CIRCUITS; CASINGS OR CONSTRUCTIONAL DETAILS OF ELECTRIC APPARATUS; MANUFACTURE OF ASSEMBLAGES OF ELECTRICAL COMPONENTS
    • H05K1/00Printed circuits
    • H05K1/18Printed circuits structurally associated with non-printed electric components
    • H05K1/182Printed circuits structurally associated with non-printed electric components associated with components mounted in the printed circuit board, e.g. insert mounted components [IMC]
    • HELECTRICITY
    • H05ELECTRIC TECHNIQUES NOT OTHERWISE PROVIDED FOR
    • H05KPRINTED CIRCUITS; CASINGS OR CONSTRUCTIONAL DETAILS OF ELECTRIC APPARATUS; MANUFACTURE OF ASSEMBLAGES OF ELECTRICAL COMPONENTS
    • H05K3/00Apparatus or processes for manufacturing printed circuits
    • H05K3/30Assembling printed circuits with electric components, e.g. with resistor
    • H05K3/32Assembling printed circuits with electric components, e.g. with resistor electrically connecting electric components or wires to printed circuits
    • H05K3/34Assembling printed circuits with electric components, e.g. with resistor electrically connecting electric components or wires to printed circuits by soldering
    • H05K3/341Surface mounted components
    • H05K3/3431Leadless components
    • H05K3/3442Leadless components having edge contacts, e.g. leadless chip capacitors, chip carriers

Abstract

(57)【要約】 【課題】製造コストの削減が図られたアンテナ装置、お
よびアンテナ装置の回路基板への実装が容易で、アンテ
ナ装置の実装前と実装後とでアンテナ装置の特性の変化
の小さく、アンテナ装置を例えば携帯電話の回路基板に
実装しても、携帯電話の小型化が図られるアンテナ装置
の実装構造を提供する。 【解決手段】アンテナ装置20を構成する誘電体基板1
1の下面の周縁部の2辺に沿う領域に、下面中央部との
間に段差を伴って薄い肉厚に形成されてなる薄肉部12
を設け、回路基板31の、アンテナ装置20が実装され
る位置に、アンテナ装置20の薄肉部12を縁にかけ、
誘電体基板11の下面をこの回路基板31裏面側に晒す
ようにアンテナ装置20が実装される切欠き部32を形
成し、この回路基板31にアンテナ装置20を実装す
る。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、携帯型通信機等に
用いられるアンテナ装置およびその実装構造に関する。
【0002】
【従来の技術】携帯型通信機器に用いられるアンテナ装
置としては、小型、高利得、低コストで、かつ実装の容
易なアンテナ装置が求められている。ところが、従来よ
り用いられているダイポールアンテナやモノポールアン
テナ等の線状アンテナは体積が大きいため、通信機器の
小型化の妨げになるとともに、通信機器本体への実装も
容易ではなく、小型化が要求されている携帯型通信機器
等に用いることは困難である。
【0003】このような問題を解決するためにいくつか
のアンテナ装置およびその実装構造が提案されている。
図5は、特開平7−202538号公報に提案されたア
ンテナ装置およびその実装構造を示す斜視図である。ア
ンテナ装置50を構成する円柱形状の誘電体基体51に
は、この誘電体基体51の長手方向に、給電導体膜が内
壁に形成されたスルーホール52が形成されている。ま
た、この誘電体基体51の一端面には放射導体膜53が
形成されており、この放射導体膜53は給電導体膜に接
続されている。また誘電体基体51の他端面には直線状
の溝54が形成されており、さらに、この他端面の周縁
部には接地導体膜55が形成されている。
【0004】このように構成されたアンテナ装置50
は、回路基板56に実装される。この回路基板56の端
面には突起57が形成されており、この回路基板56の
表面には、突起57から延在する、アンテナ装置50の
給電導体膜に電力を供給するための給電導体配線58が
形成され、この給電導体配線58の両側には接地導体膜
59が形成されている。
【0005】このアンテナ装置50は、誘電体基体51
の、接地導体膜55が形成された側から給電導体膜が形
成されたスルーホール52に、回路基板56端面に形成
された突起57を挿入するとともに、誘電体基体51の
溝54と回路基板56の周縁部とを嵌合させることによ
り回路基板56に実装される。このように回路基板56
にアンテナ装置50が実装されると、アンテナ装置50
の給電導体膜と回路基板56の給電導体配線58とが接
続され、この給電導体配線58を経由してアンテナ装置
50に電力を供給すると放射導体膜から電磁波が放出さ
れる。
【0006】図6は、特開平7−221537号公報に
提案されたアンテナ装置およびその実装構造を示す斜視
図である。アンテナ装置60を構成する誘電体基板61
には、この誘電体基板61の長辺方向に、放射導体膜が
内壁に形成されたスルーホール62が形成されている。
また、誘電体基板61の手前側の側面には給電導体膜6
3が形成され、誘電体基板61の奥側の側面には側面電
極66が形成されており、この側面電極66と給電導体
膜63とは、スルーホール62の内壁に形成された放射
導体膜により電気的に接続されている。さらに、誘電体
基板61の、給電導体膜63が形成されている面には、
給電導体膜63を挟むように、側面電極67が形成され
ている。
【0007】このように構成されたアンテナ装置60
は、回路基板64の表面に実装される。この回路基板6
4の表面には、アンテナ装置60の給電導体膜63が接
する位置に給電導体配線65が形成されており、アンテ
ナ装置60が回路基板64に実装されると、アンテナ装
置60の給電導体膜63と回路基板64の給電導体配線
65が接続され、給電導体配線65から給電導体膜63
を経由してアンテナ装置60に電力を供給すると、スル
ーホール62の内壁の放射導体膜から電磁波が放射され
る。
【0008】
【発明が解決しようとする課題】図5に示すアンテナ装
置50は、アンテナ装置50の溝54と、回路基板56
の周縁部とを嵌合させることにより回路基板56に実装
されるが、このようなアンテナ装置の回路基板周縁部へ
の実装はオートメーションで行うことは難しく、アンテ
ナ装置の実装に時間がかかるという問題がある。また、
アンテナ装置50を構成する誘電体基体51は円柱形状
であるため、このような誘電体基体を有するアンテナ装
置を用いて、例えば携帯電話を構成すると、携帯電話の
小型化を図ることは難しいという問題がある。
【0009】一方、図6に示すアンテナ装置60は、回
路基板の表面に実装されるため、アンテナ装置の回路基
板への実装はオートメーションで容易に行われ、多数の
アンテナ装置を短時間で多数の回路基板それぞれに実装
することができる。ところで、回路基板には送受信回路
等の回路が形成されており、このような回路は、回路基
板に配線パターンを形成し電子部品を実装することによ
り形成される。従って、このような回路が、図6に示さ
れる回路基板表面のアンテナ装置が実装される部分やそ
の反対側に形成された場合、アンテナ装置を回路基板に
実装すると、回路基板に形成された回路を構成する配線
パターンあるいは電子部品により、そのアンテナ装置の
特性が、アンテナ装置の実装前と実装後とで大きく変化
してしまうという問題がある。また、アンテナ装置を回
路基板表面に実装するため、回路基板自体のもつ誘電率
もアンテナ装置の特性の変化に影響を与える結果を生じ
ている。
【0010】また、図6に示すアンテナ装置60は、平
板形状であるため、図5に示すアンテナ装置50よりも
薄型に形成されているが、放射導体膜を形成するにあた
り、図5に示すアンテナ装置50と同様にスルーホール
を形成しなければならず、誘電体基板の厚さは少なくと
もスルーホールの直径よりも大きい厚さが必要となる。
このように誘電体基板の厚さがある値よりも大きくなけ
ればならないという制限を受けるとアンテナ装置の薄型
化が妨げられ、このようなアンテナ装置を、例えば携帯
電話に実装する場合、携帯電話の小型化を図る妨げとな
る。また、図5、図6に示すアンテナ装置はスルーホー
ルの形成が必要であるため、製造コストがかかるという
問題もある。
【0011】本発明は上記事情に鑑み、製造コストの削
減が図られたアンテナ装置、およびアンテナ装置の回路
基板への実装が容易で、アンテナ装置の実装前と実装後
とでアンテナ装置の特性の変化が小さく、アンテナ装置
を、例えば携帯電話の回路基板に実装したときに携帯電
話の小型化が図られるなど、そのアンテナ装置を実装し
た装置の小型化を図ることができるアンテナ装置の実装
構造を提供することを目的とする。
【0012】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成する本発
明のアンテナ装置は、 (1)下面周縁部の、少なくとも2辺に沿う領域に、下
面中央部との間に段差を伴なって薄い肉厚に形成されて
なる薄肉部を有する矩形状の誘電体基板 (2)上記誘電体基板の内部に形成された、この誘電体
基板の上下面に平行に広がる放射導体膜 (3)上記誘電体基板の上記薄肉部に形成された、ある
いはこの薄肉部からこの誘電体基板の側面にかけて延在
するように形成された、上記放射導体膜に接続された給
電導体膜を備えたことを特徴とする。
【0013】本発明のアンテナ装置の放射導体膜は、誘
電体基板内部にこの誘電体基板の上下面と平行に広がる
ように形成されるため、放射導体膜の形成にあたり、誘
電体基板にスルーホールを形成することは不要であり、
製造コストの削減が図られる。ここで、本発明のアンテ
ナ装置が、上記誘電体基板の上記薄肉部に形成された、
あるいはこの薄肉部からこの誘電体基板の側面にかけて
延在するように形成された、上記放射導体膜および上記
給電導体膜とは電気的に絶縁した無給電導体膜を備えた
ものであることが好ましい。
【0014】誘電体基板の薄肉部に無給電導体膜を備え
ると、例えばこのアンテナ装置が実装される回路基板に
アンテナ装置実装用導体膜を形成した場合、この導体膜
とアンテナ装置の無給電導体膜とを半田付け等により接
続することにより、アンテナ装置を回路基板に容易に実
装することができる。また、上記目的を達成する本発明
のアンテナ装置の実装構造は (1)下面周縁部の、少なくとも2辺に沿う領域に、下
面中央部との間に段差を伴なって薄い肉厚に形成されて
なる薄肉部を有する矩形状の誘電体基板と、上記誘電体
基板の内部に形成された、該誘電体基板の上下面に平行
に広がる放射導体膜と、上記誘電体基板の上記薄肉部に
形成された、あるいはこの薄肉部からこの誘電体基板の
側面にかけて延在するように形成された、上記放射導体
膜に接続された給電導体膜とを備えたアンテナ装置 (2)上記アンテナ装置が表面実装される回路基板であ
って、上記薄肉部を縁にかけ、上記誘電体基板の下面を
この回路基板裏面側に晒すように上記アンテナ装置が実
装される開口もしくは切欠き部と、上記回路基板上の実
装されるアンテナ装置の上記給電導体膜が接する位置に
形成された、この給電導体膜に電力を供給するための給
電導体配線とを有する回路基板を備えたことを特徴とす
る。
【0015】回路基板に、アンテナ装置の誘電体基板の
下面をこの回路基板裏面側に晒すようにアンテナ装置が
実装される開口もしくは切欠き部を形成すると、表面ア
ンテナ装置が実装されてもアンテナ装置の下面は空気と
接触しており、また、アンテナ装置が実装される位置に
送受信回路等の回路を構成する配線パターンおよび電子
部品は存在せず、従って、本発明のアンテナ装置の実装
構造を用いると、アンテナ装置の実装前と実装後とでア
ンテナ装置の特性の変化を、従来のアンテナ装置の実装
構造よりも抑えることができる。
【0016】また、開口、もしくは切欠き部は、誘導体
基板の薄肉部がこの開口もしくは切欠き部の縁にかけて
アンテナ装置が実装されるように形成されているため、
アンテナ装置を回路基板に実装すると、誘電体基板の回
路基板表面より上に位置する部分の厚さは誘電体基板の
薄肉部の厚さとなる。つまり、誘電体基板の、回路基板
表面より上に位置する部分の厚さを、誘電体基板の、薄
肉部よりも厚い肉厚を有する厚肉部の厚さよりも薄くす
ることができる。従って、本発明のアンテナ装置の実装
構造を有するように装置を構成すると、装置の小型化を
図ることができる。
【0017】また、本発明のアンテナ装置の実装構造
は、アンテナ装置が回路基板の表面に実装されるため、
アンテナ装置の実装をオートメーションで容易に行うこ
とができ、短時間で多数のアンテナ装置の実装を行うこ
とができる。
【0018】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施形態について
説明する。図1は、本発明のアンテナ装置の第1実施形
態を示す斜視図である。尚、図1では、アンテナ装置の
下面を上方に向けて示してある。アンテナ装置10は、
矩形状の誘電体基板11を備えている。この誘電体基板
11は、下面の周縁部の図1の手前側の短辺および図1
の左側の長辺に沿う領域に、下面中央部との間に段差を
伴って薄い肉厚に形成されてなる薄肉部12を有してい
る。また、誘電体基板11の短辺に沿う領域に形成され
た薄肉部12から、この誘電体基板11の側面にかけて
延在するように給電導体膜13が形成されている。ま
た、この誘電体基板11の内部には、給電導体膜13に
接続されるとともに、誘電体基板11の上下面に平行に
広がる帯状の放射導体膜14が形成されている。
【0019】以下に、このアンテナ装置10の製造方法
について説明する。先ず、誘電体基板の材料を選定す
る。誘電体の材料としては、送受信される電磁波の周波
数帯域において、比誘電率が10〜100程度で安定し
ている材料が好ましい。例えば、Sr(Ni1/3 Nb
2/3 )O3 系セラミック誘電体が好適である。この材料
は、送受信される電磁波の周波数が3.8Gzのときの
比誘電率が25、Q値が1000である。
【0020】次に、誘電体シートを積層して誘電体基板
11を製造する。図1に示すように、下面の周縁部に薄
肉部12を有する誘導体基板11の製造にあたり、本実
施形態では、誘電体基板11上面の長辺および短辺の長
さをそれぞれ10mm、6mmとし、誘電体基板11下
面の長辺および短辺の長さをそれぞれ8.5mm、4.
5mmとする。また、本実施形態では誘電体基板11の
薄肉部12の厚さを、この薄肉部12よりも厚さの厚い
厚肉部の厚さの半分とし、この厚肉部の厚さを4mm、
薄肉部12の厚さを2mmとする。また、この誘電体シ
ートの積層の際に、誘電体シートにスクリーン印刷法に
より放射導体膜14のパターンを印刷する。例えば電磁
波の共振周波数を1.9GHzとする場合、この放射導
体膜14の長さを、この1.9GHzの共振周波数を有
する電磁波の共振波長の誘電体基体内での1/4波長の
長さにするには、放射導体膜14の長さを7.9mmと
すればよい。また、誘電体基板11の薄肉部12から側
面にかけてスクリーン印刷法により給電導体膜13のパ
ターンを印刷する。放射導体膜14および給電導体膜1
3の材料としては、抵抗の小さいCu,Ag,Ag/P
t等の材料が好ましい。
【0021】このようにして、図1に示すアンテナ装置
10が製造される。このアンテナ装置10の放射導体膜
14は、誘電体シートに放射導体膜14のパターンを印
刷することにより形成されるため、放射導体膜14の形
成にあたり、誘電体基板11にスルーホールを形成する
ことは不要であり、アンテナ装置10の製造コストの削
減が図られる。
【0022】図2は、本発明のアンテナ装置の第2実施
形態を示す斜視図である。図1に示すアンテナ装置10
の構成要素と同一の構成要素には同一番号を付して示
し、相違点のみに付いて説明する。図2に示すアンテナ
装置20を構成する誘電体基板11の長辺に沿う領域に
形成された薄肉部12から、この誘電体基板11の側面
にかけて、放射導体膜14および給電導体膜13とは電
気的に絶縁した無給電導体膜21が延在するように形成
されている。
【0023】このように無給電導体膜21を備えると、
アンテナ装置の回路基板への実装を容易に行うことがで
きる。図3、図4は、本発明のアンテナ装置の実装構造
の一実施形態を示す斜視図である。図3、図4は、図2
に示すアンテナ装置20を回路基板31に実装する様子
を示した図であり、図3に示すように回路基板31の、
アンテナ装置20が実装される位置には、アンテナ装置
20の薄肉部12を縁にかけ、誘電体基板11の下面を
この回路基板31裏面側に晒すようにアンテナ装置20
が実装される切欠き部32が形成されている。また、回
路基板31上の、実装されるアンテナ装置20の給電導
体膜13および無給電導体膜21がそれぞれ接する位置
に、給電導体膜13に電力を供給するための給電導体配
線33およびアンテナ装置実装用の無給電配線34が形
成されている。
【0024】このように形成された回路基板31に、ア
ンテナ装置20を実装すると、図4に示すように、回路
基板31の表面にアンテナ装置20が実装される。図
3、図4に示すアンテナ装置の実装構造は、回路基板3
1に切欠き部32が形成されているため、図4に示すよ
うに、アンテナ装置20が実装されてもアンテナ装置2
0の下面は空気と接触しており、また、アンテナ装置2
0が実装される位置に送受信回路等の回路は存在せず、
従って、アンテナ装置20の実装前と実装後とでアンテ
ナ装置20の特性の変化は小さい。
【0025】また、回路基板に実装されたアンテナ装置
は、そのアンテナ装置の、回路基板表面より上に位置す
る部分の厚さは、誘電体基板の薄肉部の厚さとなる。従
って、例えば携帯電話のアンテナ装置が、図4に示すよ
うなアンテナ装置の実装構造を用いて回路基板に実装さ
れるものであれば、携帯電話の小型化を図ることができ
る。
【0026】また、アンテナ装置20が回路基板31の
表面に実装されるため、アンテナ装置の実装をオートメ
ーションで容易に行うことができ、短時間で多数のアン
テナ装置の実装を行うことができる。
【0027】
【発明の効果】以上説明したように本発明のアンテナ装
置によれば、製造コストの削減が図られる。また、本発
明のアンテナ装置の実装構造によれば、アンテナ装置の
実装前と実装後とで、アンテナ装置の特性の変化を小さ
く抑えることができ、また、本発明のアンテナ装置の実
装構造を有する装置を構成すると、装置の小型化を図る
ことができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明のアンテナ装置の第1実施形態を示す斜
視図である。
【図2】本発明のアンテナ装置の実施形態を示す斜視図
である。
【図3】アンテナ装置の回路基板への実装前の様子を示
す図である。
【図4】アンテナ装置の回路基板への実装後の様子を示
す図である。
【図5】特開平7−202538号公報に提案されたア
ンテナ装置およびその実装構造を示す斜視図である。
【図6】特開平7−221537号公報に提案されたア
ンテナ装置およびその実装構造を示す斜視図である。
【符号の説明】
10,20 アンテナ装置 11 誘電体基板 12 薄肉部 13 給電導体膜 14 放射導体膜 21 無給電導体膜 31 回路基板 32 切欠き部 33 給電導体配線 34 無給電配線
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 阿曽 健 埼玉県秩父郡横瀬町大字横瀬2270番地 三 菱マテリアル株式会社電子技術研究所内 (72)発明者 後藤 尚久 川崎市宮前区土橋6−15−1−A514

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 下面周縁部の、少なくとも2辺に沿う領
    域に、下面中央部との間に段差を伴なって薄い肉厚に形
    成されてなる薄肉部を有する矩形状の誘電体基板と、 前記誘電体基板の内部に形成された、該誘電体基板の上
    下面に平行に広がる放射導体膜と、 前記誘電体基板の前記薄肉部に形成された、あるいは該
    薄肉部から該誘電体基板の側面にかけて延在するように
    形成された、前記放射導体膜に接続された給電導体膜と
    を備えたことを特徴とするアンテナ装置。
  2. 【請求項2】 前記薄肉部に形成された、あるいは該薄
    肉部から該誘電体基板の側面にかけて延在するように形
    成された、前記放射導体膜および前記給電導体膜とは電
    気的に絶縁した無給電導体膜を備えたことを特徴とする
    請求項1記載のアンテナ装置。
  3. 【請求項3】 下面周縁部の、少なくとも2辺に沿う領
    域に、下面中央部との間に段差を伴なって薄い肉厚に形
    成されてなる薄肉部を有する矩形状の誘電体基板と、 前記誘電体基板の内部に形成された、該誘電体基板の上
    下面に平行に広がる放射導体膜と、前記誘電体基板の前
    記薄肉部に形成された、あるいは該薄肉部から該誘電体
    基板の側面にかけて延在するように形成された、前記放
    射導体膜に接続された給電導体膜とを備えたアンテナ装
    置、および前記アンテナ装置が表面実装される回路基板
    であって、前記薄肉部を縁にかけ、前記誘電体基板の下
    面を該回路基板裏面側に晒すように前記アンテナ装置が
    実装される開口もしくは切欠き部と、前記回路基板上
    の、実装されるアンテナ装置の前記給電導体膜が接する
    位置に形成された、該給電導体膜に電力を供給するため
    の給電導体配線とを有する回路基板を備えたことを特徴
    とするアンテナ装置の実装構造。
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