JPH11260214A - 電子機器および透過型光電スイッチ - Google Patents

電子機器および透過型光電スイッチ

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JPH11260214A
JPH11260214A JP5958398A JP5958398A JPH11260214A JP H11260214 A JPH11260214 A JP H11260214A JP 5958398 A JP5958398 A JP 5958398A JP 5958398 A JP5958398 A JP 5958398A JP H11260214 A JPH11260214 A JP H11260214A
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JP
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light
unit
frequency
receiving
oscillator
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JP5958398A
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Takayoshi Takahara
孝義 高原
Yasumasa Sakai
泰誠 酒井
Hisashi Takeuchi
寿 竹内
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Omron Corp
Original Assignee
Omron Corp
Omron Tateisi Electronics Co
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 応答時間を決定する発振子の周波数を精度よ
く監視できる電子機器を提供する。 【解決手段】 反射型光電スイッチ10の動作中には、
比較部34により第1発振子16の応答時間を決定する
基準発振周波数が第2発振子17の比較用の発振周波数
と所定関係を保持しているか否か、すなわち第1発振子
16の発振周波数に異常がないか否かが精度よく監視さ
れる。そして、監視結果、発振子16の発振周波数に異
常があれば、投光停止部33により投光動作が停止させ
られるから、発振子16の発振周波数に異常があり、光
電スイッチ10の応答時間が不規則となって異常動作す
ることが未然に防止される。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、電子機器および
透過型光電スイッチに関し、特に動作速度が発振子の周
波数に依存する電子機器および透過型光電スイッチに関
する。
【0002】
【従来の技術および発明が解決しようとする課題】電子
機器一般において、内部回路にマイクロコンピュータ
(以下、マイコンと略す)の基準クロック用発振子など
を含み、マイコンの動作速度が発振子の周波数に依存す
る場合、電子機器自体の応答時間も発振周波数に依存す
る。このような電子機器の1つにセンサがある。従来の
センサには発振周波数の監視機能はなく、周波数の変動
によって応答時間が規定値より延びるような異常が生じ
たとしてもセンサ自身では検知できなかった。
【0003】応答時間が延びることは次のような重大に
問題につながる。たとえば、プレス機械などに設置され
る人体検知用安全センサの場合、プレス機械の危険領域
に人体が達したにもかかわらず機械が所定応答時間以内
に停止制御されないために、人体が直接危険にさらされ
る。
【0004】図7は、エリアセンサと危険部との間の安
全距離について示す図である。図7において、人体検知
用のエリアセンサとプレス機械の危険部との間に確保さ
れるべき距離(一般に、安全距離と呼ばれる)はエリア
センサとプレス機械自体の応答時間に比例する形で計算
するよう各国規格(たとえば、prEN999)で定め
られているので、応答時間の正常、異常が人身の安全に
直結する。そのため、たとえば電気感知式保護装置の欧
州規格では、装置の単一故障によって応答時間が延びな
いことが要求される。(prEN50100−1 4.
2.2.3項)上述した電子機器において、発振周波数
の異常を検知するための対策として一般的に用いられて
いるのが、ウォッチドッグタイマによりマイコンの動作
を監視する方法である。しかし、ウォッチドッグタイマ
が監視すべき時間は、マイコンのプログラム構造やその
ときどきの処理ルートに依存するので正確な見積が難し
く、本質的な対策とはなり得なかった。
【0005】それゆえにこの発明の目的は、応答時間を
決定する発振子の周波数を精度よく監視する機能を有し
た電子機器および透過型光電スイッチを提供することで
ある。
【0006】
【課題を解決するための手段】請求項1に記載の電子機
器は、応答時間を決定する周波数で発振する第1発振部
と、第1発振部の発振周波数と所定関係にある周波数で
発振する第2発振部とを有する。そして動作において、
第1発振部と第2の発振部の発振周波数が所定関係を保
持するか否かを診断する診断部と、診断部の診断結果に
応じて、動作を継続および停止のいずれかに制御する制
御部とを備えて構成される。
【0007】請求項1に記載の電子機器によれば、電子
機器の動作中には診断部により第1発振部の応答時間を
決定する周波数が第2発振部の発振周波数と所定関係を
保持しているか否か、すなわち第1発振部の発振周波数
に異常がないか否かが精度よく監視される。そして、診
断部の診断結果、第1発振部の発振周波数に異常がある
ことが診断されると、応じて制御部により該電子機器の
動作が停止させられるから、第1発振部の発振周波数に
異常があり、それゆえに該電子機器の応答時間が不規則
となり、異常動作することが未然に防止できる。
【0008】また、診断部によれば、第2発振部の発振
周波数に異常を来した場合でも、前述の所定関係が保持
されないことが診断される。したがって、該電子機器で
は、第1発振部のみでなく第2発振部の発振動作の異常
も診断することができて、応答時間を決定する第1発振
部の発振周波数の監視精度をより高めることができる。
【0009】請求項2に記載の透過型光電スイッチは、
個別に制御されて、検出物体に投光動作する投光部と、
この投光部による投光を受光動作し応じて検出結果を出
力する受光部とを備える。
【0010】そして投光部は、応答時間を決定する周波
数で発振する投光側発振部と、発振に同期する信号に応
じて投光動作を制御する投光制御部とを有する。
【0011】また受光部は、応答時間を決定し、かつ同
期信号と所定関係にある周波数で発振する受光側発振部
と、投光部から同期信号を受信し、同期信号に応じて受
光動作を制御する受光制御部とを有する。
【0012】さらに受光制御部は同期信号の受信時に、
受光側発振部の発振周波数と同期信号が前述の所定関係
を保持するか否かを診断する診断部を有し、診断部の診
断結果に応じて、受光動作または検出結果の出力を継続
または停止するよう構成される。
【0013】請求項2に記載の透過型光電スイッチによ
れば、該スイッチの投受光動作による物体検出中には、
診断部により同期信号、すなわち投光側発振部の発振信
号と受光側発振部の発振信号の周波数が所定関係を保持
しているか否かが診断されるから、少なくとも一方の発
振周波数に異常がないか否かが精度よく監視される。
【0014】そして診断部の診断結果、前述の所定関係
を保持していないと診断されると受光部の受光動作は停
止させられるから投光部および受光部の少なくとも一方
の応答時間が不規則になり該光電スイッチの本来の機能
精度が保証されなくなって異常動作が引起こされること
が未然に防止される。
【0015】また請求項2に記載の投光制御部は診断部
の診断結果に応じて投光動作を継続または停止するよう
構成されてもよい。
【0016】これにより、診断部の診断結果に応じて、
投光動作も継続または停止させられる。それゆえに、診
断部により前述の所定関係が保持されていないと診断さ
れると、投光部の投光動作も受光部のそれと同様にして
停止させられるから、受光部側の受光動作停止中の無駄
な投光動作は回避されて、電力消費量を低減できる。
【0017】また、前述の診断部による診断結果は外部
に報知されるように構成されてもよい。
【0018】これにより、診断結果は外部報知されるの
で、利用者は応答時間精度が低下したことを速やかに知
って、その対応策がとりやすくなる。
【0019】前述の電子機器または光電スイッチは人体
または物体が機械の危険部に達する前に危険部の動作を
停止させるために、該機械に設けられる物体検知用の安
全センサに適用されてもよい。
【0020】したがって、上述の電子機器または透過型
光電スイッチが物体検知用の安全センサに適用された場
合、応答時間精度の低下に伴う安全センサとしての検出
精度低下が未然に防止される。それゆえに、人体または
物体が危険部に接近して災害が発生することを確実に防
止できる。
【0021】
【発明の実施の形態】以下、この発明の実施の形態につ
いて光電スイッチを例示して説明するが、適用される電
子機器は光電スイッチに限定されない。
【0022】図1はこの発明の第1の実施の形態による
反射型光電スイッチ10の機能ブロック図である。図2
は図1の反射型光電スイッチ10の外観図である。
【0023】図1において単光軸の反射型光電スイッチ
10は該スイッチ10自体の動作のON/OFFを表示
するON/OFF表示灯11、動作の異常を表示する異
常表示灯12、電源端子を介して外部からの電源を各部
へ供給するための電源回路13、検出物体にLED15
から単光軸の光を照射するためにLED15を駆動制御
する投光回路14、該スイッチ10自体の動作周期を決
定するための第1発振子16、第1発振子16の発振周
波数が正常であることを検出するために用いられる第2
発振子17、検出物体で反射された光を受光し、その受
光レベルに基づいた信号を出力する受光回路18および
PD19、検出物体の検出結果(有/無)を制御出力端
子を介して外部に出力するための出力回路20、EEP
ROM21およびマイコン30を含む。
【0024】マイコン30は該光電スイッチ10を集中
的に実行制御するためのものであって、投光タイミング
部31、受光タイミング部32、投光停止部33、比較
部34、ゲート35および判別部36を含む。
【0025】なお、投光停止部33は比較部34から投
光停止を入力すると、投光タイミング部31からの信号
を投光回路14に与えないで、投光回路14による投光
が停止されるようにするが、通常は、投光タイミング部
31の信号を投光回路14に与えるように動作する。
【0026】ゲート35は比較部34から受光停止を入
力すると受光回路18の出力信号を判別部36に与えな
いように動作するが、通常は受光タイミング部32のタ
イミング制御に応じて受光回路18の出力を入力して判
別部36に与えるよう動作する。
【0027】出力回路20は比較部34からOFF信号
を入力すると動作を停止するが、通常は判別部36の出
力信号に従う制御出力端子を用いた出力動作を行なう。
【0028】動作において、マイコン30は第1発振子
16の出力信号を基準クロックとして入力しながら、投
光と受光が投光タイミング部31から受光タイミング部
32への同期信号によって同期制御されるよう動作す
る。
【0029】投光回路14により駆動されたLED15
から光が検出物体に照射されると、検出物体で反射され
た光はPD19で受光される。その受光信号は受光回路
18で増幅およびフィルタリングされた後、ゲート35
において、受光タイミング部32によって制御される期
間だけ、判別部36に与えられる。そして、所定の入光
状態が判別部36において判別されると、応じて出力回
路20から制御出力端子を介してON信号が出力され
る。
【0030】このとき、マイコン30は第1発振子16
から入力する基準クロック信号と第2発振子17から入
力する基準クロック信号周波数の比較用クロック信号を
比較部34において周波数比較する。今、第1発振子1
6の基準クロック信号の周波数を20MHzおよび第2
発振子17の比較用クロック信号のそれを2MHzと
し、かつ両信号の周波数の固体ばらつきと温度依存性を
含めた最悪相対精度を1%とすれば、比較部34は、両
信号を入力した比較結果が第2発振子17が10周期出
力する間に第1発振子16出力が99〜101周期分カ
ウントされれば両者の周波数関係は正常であると判別
し、そうでなければ異常と判別して投光停止、受光停止
およびOFF信号出力し、該光電スイッチ10を安全側
へ制御する。
【0031】光電スイッチ10の状態は、ON/OFF
表示灯11と異常表示灯12とによって表示される。正
常動作の場合、マイコン30により入光状態に応じてO
N/OFF表示灯11が点灯あるいは消灯し、異常表示
灯12は消灯しているが、上述したように第1および第
2発振子16および17の発振周波数の関係が所定範囲
外などの異常状態では、マイコン30によりON/OF
F表示灯11は消灯し、異常表示灯12が点灯する。
【0032】このとき、マイコン30によりEEPRO
M21には該光電スイッチ10が異常状態になったこと
が記録される。したがって、光電スイッチ10の電源投
入後は、まずEEPROM21の内容を読みに行くよう
にマイコン30をプログラミングしておけば、光電スイ
ッチ10において一旦上述したような異常状態が検知さ
れた後は、投受光動作が一度も実行されることなく出力
回路20により出力を常にOFFに保ち、異常表示灯1
2を用いて異常状態を報知し続けることができる。
【0033】したがって、利用者は異常表示灯12の表
示を見て前述した異常状態への対応を速やかに行なうこ
とができる。
【0034】図3はこの発明の第2の実施の形態による
透過型光電スイッチの機能ブロック図である。図4は図
3の透過型光電スイッチの外観図である。
【0035】図3の多光軸の透過型光電スイッチ40
は、検出物体に光を照射する投光器41および投光器4
1による投光が検出物体で遮られずに受光される入光状
態であるか否かを検出して出力する受光器42を含む。
【0036】投光器41はマイコン41A、電源端子か
ら外部電源を各部に供給するための電源回路50、LE
D1〜LED8による投光を逐次駆動する逐次投光回路
51、投光器41自体の動作周期を決定するための第1
発振子52を含む。
【0037】マイコン41Aは投光器41を集中的に実
行制御するためのものであって、投光タイミング部1A
および送信部2Aを含む。投光タイミング部1Aは逐次
投光回路51を第1発振子52の出力する基準クロック
信号に同期しながら各光軸に対応のLED1〜LED8
を逐次点灯させるよう制御するとともに、受光器42に
よる受光のタイミングを投光のタイミングに一致させる
ための第1発振子52の基準クロック信号に従う同期信
号を送信部2Aを介して送信させる。
【0038】受光器42はマイコン42A、電源端子か
らの外部電源を各部に供給するための電源回路60、P
D1〜PD8による受光信号を逐次選択的に入力する光
軸選択回路61、受光器42自体の動作周期を決定する
ための第3発振子62、選択された受光信号を増幅およ
びフィルタリングする受光回路63、受光回路63出力
の受光信号が入光状態であるか否かを検出結果信号とし
て制御出力端子を介して出力するための出力回路64、
EEPROM65、ON/OFF表示灯66および異常
表示灯67を含む。
【0039】マイコン42Aは受光器42を集中的に実
行制御するためのものであってゲート1B、判別部2
B、受光タイミング部3Bおよび受信・比較部4Bを含
む。
【0040】光電スイッチ40のほとんどの機能はマイ
コン41Aおよび42Aによって実行される。投光タイ
ミングと受光タイミングは、投光器41から受光器42
へ送信される同期信号によって同期制御される。投光器
41ではマイコン41Aの投光タイミング部1Aが第1
発振子52の出力信号に同期して各光軸に対応のLED
1〜LED8を逐次点灯させるとともに、送信部2Aを
介して同期信号を出力する。
【0041】受光器42のマイコン42Aでは、同期信
号を受信・比較部4Bで入力して、受光タイミング部3
Bは入力した同期信号に従い光軸選択回路61により点
灯しているLEDと同じ光軸のPD出力の受光信号を選
択させる。
【0042】選択された受光信号は受光回路63で増幅
およびフィルタリングされた後、ゲート1Bに与えられ
る。ゲート1Bでは受光タイミング部3Bによる同期信
号を用いて制御された期間だけ受光信号が判別部2Bに
与えられる。そして判別部2Bで全光軸に対して入光状
態であることが判別されれば、出力回路64がON信号
を制御出力端子を介して外部出力する。
【0043】このとき、投光器41および受光器42で
は、マイコン41Aおよび42Aが第1および第3発振
子52および62の出力信号を基準クロックとして利用
し動作する。受光器42では、投光器41からの同期信
号を自分の基準クロック周波数の比較用信号としても利
用する。今、受光器42の第3発振子62の出力信号と
投光器41からの同期信号の周波数をそれぞれ20MH
zおよび200kHzとし、かつ両周波数の固体ばらつ
きと温度依存性を含めた最悪相対精度を1%とする。す
ると、同期信号が10周期入力する間に第3発振子62
の出力信号が190〜1010周期分カウントされれば
両者の周波数関係は正常であるといえる。
【0044】受光器42のマイコン42A内部の受信・
比較部4Bは以上のような2つの周波数信号を入力する
とともに上述の周波数関係を比較し、その関係が異常で
あれば受光タイミング部3Bを受光停止させ、出力回路
64に出力を強制OFFさせるという該光電スイッチ4
0の安全側への制御を行なう。
【0045】光電スイッチ40の状態は、ON/OFF
表示灯66と異常表示灯67によって表示される。正常
動作の場合、入光状態に応じてON/OFF表示灯66
が点灯あるいは消灯し、異常表示灯67は消灯している
が、同期信号と第3発振子62の発振周波数の関係が所
定範囲外などの異常状態であることが受信・比較部4B
により判別されると、応じてマイコン42AによりON
/OFF表示灯66が消灯され、異常表示灯67が点灯
して、該光電スイッチ40が異常状態であることが外部
報知される。したがって、利用者は異常表示灯67の点
灯を確認して、このような異常状態への対応を速やかに
とることができる。
【0046】このとき、マイコン42Aは受光器42の
EEPROM65に該光電スイッチ40が上述したよう
な異常状態になったことを記録する。光電スイッチ40
の電源投入後、まずEEPROM65の内容が読込まれ
るようにマイコン42Aをプログラミングしておけば、
光電スイッチ40が一旦上述した異常状態を検知した
後、受光動作が一度も実行されることなく出力回路64
による出力、ならびにON/OFF表示灯66の表示を
常にOFFに保ち、異常表示灯67も異常状態を示し続
ける。
【0047】このとき、投光器41と受光器42間の通
信が双方向通信とすれば、受光器42から投光器41へ
上述した異常状態が検知された旨の異常信号を送信し、
投光器41がこれを受信し応じて投光動作を停止するよ
うに制御することも可能である。
【0048】図5は、図3の機能ブロックの変形例を示
す図である。図5では透過型光電スイッチ40aにおけ
る周波数異常検出および安全確保機能として、投光器4
1a側で図1で示された基準クロックを出力する第1発
振子52および基準クロックの周波数を比較するための
信号を出力する第2発振子53を有して、比較部3Aに
より両発振子の出力信号の周波数関係に前述したような
周波数異常状態が検出された場合には投光タイミング部
1Aに投光停止が与えられる。
【0049】投光タイミング部1Aは投光停止を入力す
ると、投光動作を強制的に停止すると同時に、送信部2
Aを介して受光器42a側に周波数異常状態が検出され
旨の異常信号を送信する。
【0050】受光器42a側では受信・比較部4Cが異
常信号が受信されたことに応じて受光タイミング部3B
の受光機能を強制停止させるとともに出力回路64の出
力動作を強制停止させるよう制御する。
【0051】これにより、受光タイミング部3Bはゲー
ト1BをOFF状態に設定するので、受光動作は行なわ
れなくなる。また、このとき、マイコン42BによりO
N/OFF表示灯66は強制的にOFF表示状態に設定
されるとともに、異常表示灯67は点灯して異常状態を
外部報知するよう設定される。したがって、利用者は異
常表示灯67の点灯状態を確認して上述の異常状態への
対応を速やかにとることができる。
【0052】図6は、この発明の第2の実施の形態によ
る多光軸光電スイッチの人体侵入検知用センサとしての
設置例を示す図である。人体侵入検知用のセンサは、プ
レス機械などの危険なエリアへの入口に取付けられ、機
械が稼動中で危険な状態のときに、人の侵入があった場
合、それを検知し直ちに機械を止めるために用いられ
る。機械全体の大きさをコンパクトにするため、図7で
示したような安全距離を最短となるように設計したとき
は、上述したような発振周波数に基づく正常/異常判定
機能は危険回避のための特に有効な手法となり得る。
【0053】今回開示された実施の形態はすべての点で
例示であって制限的なものではないと考えられるべきで
ある。本発明の範囲は上記した説明ではなくて特許請求
の範囲によって示され、特許請求の範囲と均等の意味お
よび範囲内でのすべての変更が含まれることが意図され
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明の第1の実施の形態による反射型光電
スイッチの機能ブロック図である。
【図2】図1の反射型光電スイッチの外観図である。
【図3】この発明の第2の実施の形態による透過型光電
スイッチの機能ブロック図である。
【図4】図3の透過型光電スイッチの外観図である。
【図5】図3の機能ブロックの変形例を示す図である。
【図6】この発明の第2の実施の形態による多光軸光電
スイッチの人体侵入検知用センサとして設置例を示す図
である。
【図7】エリアセンサと危険部との間の安全距離につい
て示す図である。
【符号の説明】
11および66 ON/OFF表示灯 12および67 異常表示灯 16および52 第1発振子 17および53 第2発振子 62 第3発振子 30、41A、42A、41B、および42B マイコ
ン なお、各図中同一符号は同一または相当部分を示す。

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 応答時間を決定する周波数で発振する第
    1発振部と、 前記第1発振部の発振周波数と所定関係にある周波数で
    発振する第2発振部と、 動作において、前記第1発振部と前記第2の発振部の発
    振周波数が前記所定関係を保持するか否かを診断する診
    断部と、 前記診断部の診断結果に応じて、前記動作を継続および
    停止のいずれかに制御する制御部とを備える、電子機
    器。
  2. 【請求項2】 個別に制御されて、検出物体に投光動作
    する投光部と、前記投光部による投光を受光動作し応じ
    て検出結果を出力する受光部とを備えた透過型光電スイ
    ッチであって、 前記投光部は、 応答時間を決定する周波数で発振する投光側発振部と、 前記発振に同期する信号に応じて前記投光動作を制御す
    る投光制御部とを有し、 前記受光部は、 応答時間を決定し、かつ前記同期信号と所定関係にある
    周波数で発振する受光側発振部と、 前記投光部から前記同期信号を受信し、該同期信号に応
    じて前記受光動作を制御する受光制御部とを有し、 前記受光制御部は、 前記同期信号の受信時に、前記受光側発振部の発振周波
    数と前記同期信号が前記所定関係を保持するか否かを診
    断する診断部を有し、前記診断部の診断結果に応じて、
    前記受光動作または検出結果の出力を継続または停止す
    ることを特徴とする、透過型光電スイッチ。
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