JPH11259683A - 3次元仮想空間情報処理装置および方法、並びに提供媒体 - Google Patents

3次元仮想空間情報処理装置および方法、並びに提供媒体

Info

Publication number
JPH11259683A
JPH11259683A JP10375140A JP37514098A JPH11259683A JP H11259683 A JPH11259683 A JP H11259683A JP 10375140 A JP10375140 A JP 10375140A JP 37514098 A JP37514098 A JP 37514098A JP H11259683 A JPH11259683 A JP H11259683A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
virtual space
collision
warning
dimensional virtual
displayed
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Withdrawn
Application number
JP10375140A
Other languages
English (en)
Inventor
Koichi Matsuda
晃一 松田
Hiroyuki Hanatani
博幸 花谷
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Sony Corp
Original Assignee
Sony Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Sony Corp filed Critical Sony Corp
Priority to JP10375140A priority Critical patent/JPH11259683A/ja
Publication of JPH11259683A publication Critical patent/JPH11259683A/ja
Withdrawn legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Processing Or Creating Images (AREA)
  • Information Transfer Between Computers (AREA)
  • Computer And Data Communications (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 アバタの衝突状況をより判りやすくユーザに
提示する。 【解決手段】 アバタが3次元仮想空間を前方へ移動し
ている場合において、例えば、アバタの頭部ノードが、
仮想空間内に配置された、掲示板を模した固定オブジェ
クト301に衝突したとき、3次元仮想空間を表示する
ブラウザの表示領域の上部に警告枠101Rが表示され
ると共に、模擬的な衝突音が発せられる。この様に、衝
突部位に応じた警告枠が表示され、さらに衝突部位に応
じて異なる警告音が発せられることで、ユーザの分身で
あるアバタの視界には現れないオブジェクトに対するア
バタの衝突状況をユーザに直感的に把握させることが可
能となる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、3次元仮想空間情
報処理装置および方法、並びに提供媒体に関し、特に、
例えば、3次元仮想空間におかれた分身オブジェクトを
移動させている場合において分身オブジェクトが所定の
オブジェクトに衝突したとき、分身オブジェクトの衝突
部位に応じた警告を行うことにより、分身オブジェクト
の衝突状況をより分かりやすく提示するようにした3次
元仮想空間情報処理装置および方法、並びに提供媒体に
関する。
【0002】
【従来の技術】従来、NIFTY-Serve(商標)や米国のCompu
Serve(商標)などのように、複数の利用者が自らのパー
ソナルコンピュータを、モデムおよび公衆電話回線網を
介してセンターのホストコンピュータに接続し、所定の
通信プロトコルに基づいてホストコンピュータにアクセ
スする、いわゆるパソコン通信サービスの分野において
は、Habitat(商標)と呼ばれるサイバースペースのサ
ービスが知られている。
【0003】Habitatは、米国LucasFilm社によって1985
年から開発が始められ、米国商業ネットワークであるQu
antumLink社で約3年間運用された後、1990年2月に富士
通Habitat(商標)としてNIFTY-Serveでそのサービスが
開始されたものである。このHabitatにおいては、2次
元グラフィックスで描画された「ポピュロポリス(Popu
lopolis)」と呼ばれる仮想の都市に、アバタ(avata
r;インド神話に登場する神の化身)と呼ばれるユーザ
の分身(ユーザ自身を表す分身オブジェクト)を送り込
み、ユーザ同士がチャット(Chat;文字の入力と表示に
よるテキストベースでのリアルタイムの対話)などを行
うことができる。このHabitatの更に詳細な説明は、サ
イバースペース,マイケル・ベネディクト編,1994年3
月20日初版発行,NTT出版 ISBN4−87188−265−9C00
10(原著;Cyberspace:First Steps,Michael Benedik
t,ed. 1991,MIT PressCambrige,MA ISBN0−262−02327
−X)第282頁乃至第307頁に記載されている。
【0004】この種のパソコン通信サービスで運用され
ている従来のサイバースペースシステムにおいては、仮
想的な街並みや部屋の内部の様子が2次元グラフィック
スで描画されており、アバタを奥行きまたは手前方向へ
移動させる場合、単にアバタを2次元グラフィックスの
背景上で上下に移動させるだけであり、仮想空間内での
歩行や移動を疑似体験させるには表示の上での表現力が
乏しかった。また、自分の分身であるアバタと他人のア
バタが表示された仮想空間を、第3者の視点で見ること
になるため、この点においても、疑似体験の感覚が損な
われるものであった。
【0005】そこで、特開平9-81781号公報に開示され
ているように、仮想空間を3次元グラフィックスで表示
し、ユーザがアバタの視点で自由に歩き回れる機能が、
VRML(Virtual Reality Modeling Language)と呼ばれる
3次元グラフィクスデータの記述言語を利用することに
よって実現されている。このVRMLの詳細は、例えば、
「VRMLを知る:3次元電脳空間の構築とブラウジング
〔マーク・ペッシ著,松田晃一・蒲地輝尚・竹内彰一・
本田康晃・暦本純一・石川真之・宮下健・原和弘訳,1
996年3月25日初版発行,プレンティスホール出版
ISBN4-931356-37-0〕(原著;VRML:Browsing & Buildi
ng Cyberspace,Mark Pesce, 1995 New Readers Publish
ing ISBN 1-56205-498-8))」、または「VRMLの最新動
向とCyberPassage〔松田晃一・本田康晃著、bit(共立
出版)/1996 Vol.28 No.7 pp29 〜pp36, No.8 pp57 〜
pp65, No.9 pp29 〜pp36, No.10 pp49〜pp58〕」等の文
献に記載されている。
【0006】また、「The Virtual Reality Modeling L
anguage Version 2.0, ISO/IEC CD14772」の公式かつ
完全な仕様書は、「http://www.vrml.org/Specificatio
ns/VRML2.0/FINAL/spec/index.html」で公開されてお
り、その日本語版は、「http://www.webcity.co.jp/inf
o/andoh/VRML/vrml2.0/spec-jp/index.html」で公開さ
れている。
【0007】VRMLの最新の言語であるVRML2.0において
は、3次元的な仮想空間内におけるオブジェクトの自律
的な振る舞い(Behavior)を記述し、表現することが可
能とされている。 これにより、例えば、VRML2.0用ブラ
ウザに3次元グラフィックスで表示された仮想空間、即
ち、3次元仮想空間を、アバタの視点で歩き回る場合に
は、ユーザは、自身がその3次元仮想空間内に実際にい
るかのような感覚を享受することができる。
【0008】このVRML2.0用ブラウザおよび共有サーバ
用ソフトウェアとしては、例えば、本出願人であるソニ
ー株式会社が「Community Place(商標) Browser / Bure
au」として開発し、製品化しており、そのβ版(試供
版)を、インターネット上のホームページ「http://vs.
sony co.jp」からダウンロードすることが可能とされて
いる。
【0009】
【発明が解決しようとする課題】ところで、図14は、
従来のVRMLブラウザ(以下、単にブラウザと記述する)
における3次元仮想空間の表示例を示している。このよ
うに、ブラウザに表示されている3次元仮想空間内を、
アバタを操作してナビゲート(移動)させている場合に
おいて、アバタが、例えば、仮想空間内に配置された掲
示板を模した固定オブジェクト301に衝突したとき、
図15に示すように、ブラウザの表示領域の四方に、ア
バタが衝突したことを示す枠(以下、警告枠と称する)
を表示するとともに、擬似的な衝突音(警告音)を発す
ることにより、アバタが固定オブジェクト301に衝突
したことを、ユーザに警告するようになされている。
【0010】しかしながら、この警告枠だけでは、例え
ば、アバタの視線を上方に向けて(ブラウザの表示領域
を上方に設定して)アバタを移動させている場合に、ア
バタの足下に、石を模したオブジェクトが存在し(いま
の場合、このオブジェクトは、ブラウザの表示領域には
表示されていない)、そのオブジェクトにアバタの足が
衝突して前に進むことができない状況や、また、例え
ば、アバタの視線を前方に向けて(ブラウザの表示領域
を前方に設定して)アバタを後方に移動させている場合
に、後方に存在する建物の壁を模したオブジェクト(上
述の状況と同様に、このオブジェクトは、ブラウザには
表示されていない)にアバタの背中が衝突して後退する
ことができない状況など、視界、すなわち、ブラウザの
表示領域に現れないオブジェクトに対するアバタの衝突
状況を、ユーザに把握させることが困難である課題があ
った。
【0011】本発明は、このような状況に鑑みてなされ
たものであり、アバタの衝突状況をより分かりやすく提
示するものである。
【0012】
【課題を解決するための手段】請求項1に記載の3次元
仮想空間情報処理装置は、分身オブジェクトが他のオブ
ジェクトに衝突した場合において、分身オブジェクトの
衝突部位を検出する検出手段と、検出手段により検出さ
れた衝突部位に対応する警告を行う警告手段とを備える
ことを特徴とする。
【0013】請求項11に記載の情報処理方法は、分身
オブジェクトが他のオブジェクトに衝突した場合におい
て、分身オブジェクトの衝突部位を検出する検出処理ス
テップと、検出処理ステップで検出された衝突部位に対
応する警告を行う警告処理ステップとを含むことを特徴
とする。
【0014】請求項12に記載の提供媒体は、分身オブ
ジェクトが他のオブジェクトに衝突した場合において、
分身オブジェクトの衝突部位を検出する検出処理ステッ
プと、検出処理ステップで検出された衝突部位に対応す
る警告を行う警告処理ステップとを含む処理を実行させ
るコンピュータが読み取り可能なプログラムを提供する
ことを特徴とする。
【0015】請求項1に記載の3次元仮想空間情報処理
装置、請求項11に記載の3次元仮想空間情報処理方
法、および請求項12に記載の提供媒体においては、分
身オブジェクトが他のオブジェクトに衝突した場合、分
身オブジェクトの衝突部位が検出され、検出された衝突
部位に対応して、例えば、警告枠の表示または警告音の
発生によって警告が行われる。
【0016】
【発明の実施の形態】以下に本発明の実施の形態を説明
する。
【0017】図1は本発明の一実施の形態の全体のシス
テム(システムとは、複数の装置が論理的に集合した物
をいい、各構成の装置が同一筐体中にあるか否かは問わ
ない)の構成図である。
【0018】図1において、クライアントPC(パーソ
ナルコンピュータ)1乃至3は、IP(インターネット接
続サービスプロバイダ)4乃至6を介してインターネッ
ト(The Internet)7と接続されており、VRMLブラウザ
及びWWWブラウザがインストールされ、インストールさ
れたこれらのブラウザが動作するようになされている。
【0019】インターネット7とルータ8を介して接続
されたLAN(Local Area Network)9には、WWWサーバ1
0、WLS(World Location Server)11、共有サーバ1
2、AO(Application Object)サーバ13,14、メー
ルサーバ15、およびコミュニケーションサーバ16が
接続されている。これらの各サーバ10乃至16には、
ハードディスク(HDD)10a,10b,11a乃至1
6aが、各々設けられている。
【0020】コミュニケーションサーバ16は、公衆電
話回線網17を介して電話機18やファクシミリ19と
接続され、また、PHS(Personal Handyphone System)サ
ービスプロバイダ20を介してPHS端末23に無線接続
され、さらに、ポケットベルサービスプロバイダー21
を介してポケットベル端末24に無線接続されている。
【0021】図2はクライアントPC1のハードウェア
の構成例を示すブロック図である。この例において、CP
U30は、ROM34に記録されているプログラムに従って
各種の処理を実行するようになされており、HDD31はV
RML 2.0ファイルや、Java(米国 Sun Microsystems社の
商標)により記述された所定のスクリプトプログラム等
からなるVRMLコンテンツなどが格納されている。CD-ROM
ドライブ32は、CD−ROMディスク33に格納されたVRM
Lコンテンツ等の情報を読み取るようになされている。
【0022】サウンド処理回路35は、マイクロフォン
36と左右のスピーカ37,38が接続されており、マ
イクロフォン36からの音声を入力し、または、音楽や
効果音等をスピーカ37,38から出力する。モデム3
9は、インターネット7に接続され、データを授受する
ようになされている。I/O(入出力)インタフェース4
0はマウス41とキーボード42からの操作信号を受け
付けるようになされている。グラフィックス回路43
は、VRAM44が内蔵されており、各種の処理を施した画
像データをVRAM44に格納し、VRAM44から読み出した
画像データを、CRTモニタ45に表示させる。
【0023】RAM46には、実行時に、例えば、Windows
95(米国Micro Soft社の商標) の上で動作するWWWブラウ
ザであるNetscape Navigator、Javaインタプリタ、およ
び、本出願人であるソニー株式会社によって開発された
VRML2.0ブラウザであるCommunity Place Browserが読み
込まれて、CPU30によって実行される状態とされてい
る。
【0024】VRML2.0ブラウザには、米国シリコングラ
フィクス社によって開発され、無償公開されているVRML
の構文解釈用ライブラリ(パーサ)であるQvLibと、英国C
riterion Software Ltd.のソフトウエアレンダラである
RenderWare等、もしくはこれらと同等の機能を有するパ
ーサやレンダラが実装されている。
【0025】そして、 Community Place Browserは、図
1に示すように、WWWブラウザとしてのNetscape Naviga
torとの間において、NCAPI(Netscape Client Applicat
ionPrograming Interface)(商標)に基づいて各種デ
ータの授受を行う。
【0026】Netscape Navigatorは、インターネット7
を介してWWWサーバ10よりHTMLファイルとVRMLコンテ
ンツ(VRMLファイルとJavaによるスクリプトプログラム
とを含む)の供給を受けると、これらをローカルのHDD
31にそれぞれ記憶させる。Netscape Navigatorは、こ
のうちのHTMLファイルを処理してテキストや画像をCRT
モニタ45に表示する一方、 Community Place Browser
はVRMLファイルを処理して3次元仮想空間をCRTモニタ
45に表示させるとともに、Javaインタプリタによるス
クリプトプログラムの処理結果に応じて、3次元仮想空
間内のオブジェクトの挙動、その他の表示状態を変化さ
せる。
【0027】なお、図示は省略するが、他のクライアン
トPC2やクライアントPC3も、クライアントPC1
と同様に構成されている。
【0028】次に上述した一実施の形態の動作につい
て、図3乃至5を参照して説明する。図3において、番
号1で示すように、最初に、WWWブラウザを用いて、VRM
Lコンテンツを提供しているWebサイトのホームページを
閲覧する。この例では、 「http://pc.sony.co.jp/sapa
ri/」を閲覧している。次に、番号2で示すように、ク
ライアントPC1またはクライアントPC2のユーザ
は、VRML2.0ファイルと、VRML空間内での自律的な動き
を実現するためのスクリプトプログラム(Javaによるス
クリプトプログラム)とからなるVRMLコンテンツを、そ
れぞれダウンロードする。
【0029】勿論、 CD-ROMディスク33で提供されるV
RMLコンテンツをCD−ROMドライブ32で読み込んでも良
い。
【0030】次に、図4に示すように、クライアントP
C1またはクライアントPC2では、それぞれにダウン
ロードされ、一旦ローカルのHDD31に格納されたVRML
2.0ファイルを、VRML2.0ブラウザであるCommunity Plac
e Browserが解釈するとともに実行し、さらに番号3で
示すように、VSCP(Virtual Society Server Client Pro
tocol)に基づいて、WLS11に対して共有サーバ12のU
RLを問い合わせる。このとき番号4で示すように、WLS
11は、HDD11aに格納された共有サーバURL管理テー
ブルを参照して、クライアントPC1またはクライアン
トPC2に対して、共有サーバ12のURLを通知する。
【0031】このURLを用いて、図5に示すように、ク
ライアントPC1とクライアントPC2が、共有サーバ
12に接続する。その結果、番号5で示すように、この
共有サーバ12を介して共有3Dオブジェクトの位置や動
きなどに関する共有メッセージの送信が行われ、番号6
で示すように、その転送が行われ、マルチユーザ環境が
実現される。
【0032】なお、以上の接続手順の詳しい説明につい
ては、特開平9-81781号公報を参照されたい。
【0033】また、ここでは、3次元仮想空間を、マル
チユーザ環境で使用することとしているが、マルチユー
ザ環境で使用しないこと(以下、適宜、シングルユーザ
環境という)、即ち、自身以外の他のユーザのアバタ
(ドローンアバタ)を登場させないようにするととも
に、自身のアバタ(パイロットアバタ)を、他のユーザ
のクライアントの3次元仮想空間に登場させないように
することも可能である。これは、上述した番号3乃至6
で表した処理を行わないようにすることで実現すること
ができる。
【0034】図4で説明したように、VRML2.0ブラウザ
であるCommunity Place Browserにおいて、VRML2.0ファ
イルが実行されると、例えば、図6に示すような3次元
仮想空間(の画像)が表示される。
【0035】ここで、本実施の形態では、ブラウザに表
示する3次元仮想空間を撮影する撮影手段としてのカメ
ラが想定され、そのカメラが3次元仮想空間を撮影する
ことにより得られる画像(3次元仮想空間の画像)が、
ブラウザの表示領域に表示されるようになされている。
そして、3次元仮想空間における自己を表すアバタの視
点とカメラの位置とが一致している状態の1人称モード
と、一致していない状態(ブラウザの表示領域に、アバ
タが表示されている状態)の3人称モードとを切り替え
ることができるようになされている。
【0036】即ち、図6は、アバタの視点(3次元仮想
空間におけるアバタの眼が位置している点の座標と、見
ている方向(視線の方向)との両方を含む)と、カメラ
の位置(3次元仮想空間におけるカメラが位置している
点の座標と、カメラの撮影方向との両方を含む)とが一
致している状態の1人称モードの場合における表示画面
を示している。この1人称モードにおいては、ユーザ
は、自身の分身としてのアバタ(分身オブジェクト)の
視点で、3次元仮想空間内を自由に歩き回ることができ
る。従って、1人称モードでは、ユーザは、自身を表す
アバタの姿を見ることはできない(ただし、マルチユー
ザ環境では、他のユーザのアバタ(ドローンアバタ)が
存在する場合、そのアバタの姿を見ることができる)。
【0037】図7は、3次元仮想空間内を移動すること
ができるアバタ70の表示例を示す図である。この例に
おいては、アバタ(親ノード)70は、頭部ノード70
A、胴体部ノード70B、左腕部ノード70C、右腕部
ノード70D、左足部ノード70E、および右足部ノー
ド70Fのノードにより構成されている。
【0038】本発明の実施の形態においては、アバタ7
0が3次元仮想空間を移動している際に、他のオブジェ
クト(他のユーザのドローンアバタも含む)に衝突した
とき、アバタ70のどの部位(ノード)が衝突したかが
検出されるようになされている。この衝突を検出する衝
突検出ポイントは、この例においては、頭部ノード70
A、左腕部ノード70C、右腕部ノード70D、左足部
ノード70E、または右足部ノード70Fの合計5つの
ノードとされている。これらの5つのノードのうちの何
れかが、3次元仮想空間内の所定のオブジェクトに衝突
した場合、その衝突部位に対応する警告が行われるよう
になされている。
【0039】図8は、アバタ70の衝突をユーザに警告
するための警告枠の表示例を示す図である。アバタ70
の頭部ノード70Aの前部(前頭部)が所定のオブジェ
クトに衝突した場合、ブラウザの表示領域の上部に、赤
色の警告枠101Rが表示され(図8(A))、頭部ノ
ード70Aの後部が所定のオブジェクトに衝突した場
合、ブラウザの表示領域の上部に、黄色の警告枠101
Yが表示される(図8(A))。アバタ70の左足部ノ
ード70Eの前部または右足部ノード70Fの前部が所
定のオブジェクトに衝突した場合、ブラウザの表示領域
の下部に、赤色の警告枠102Rが表示され(図8
(A))、アバタ70の左足部ノード70Eの後部また
は右足部ノード70Fの後部が所定のオブジェクトに衝
突した場合、ブラウザの表示領域の下部に、黄色の警告
枠102Yが表示される(図8(A))。
【0040】アバタ70の左腕部ノード70Cの前部が
所定のオブジェクトに衝突した場合、ブラウザの表示領
域の左側に赤色の警告枠103Rが表示され(図8
(B))、左腕部ノード70Cの後部が所定のオブジェ
クトに衝突した場合、ブラウザの表示領域の左側に黄色
の警告枠103Yが表示される(図8(B))。アバタ
70の右腕部ノード70Dの前部が所定のオブジェクト
に衝突した場合、ブラウザの表示領域の右側に赤色の警
告枠104Rが表示され(図8(B))、右腕部ノード
70Dの後部が所定のオブジェクトに衝突した場合、ブ
ラウザの表示領域の右側に黄色の警告枠104Yが表示
される(図8(B))。
【0041】アバタ70の、頭部ノード70Aの前部
と、左足部ノード70Eの前部または右足部ノード70
Fの前部のうちの少なくとも一方とが、所定のオブジェ
クトに衝突した場合、ブラウザの表示領域の四方に赤色
の警告枠105Rが表示され(図8(C))、頭部ノー
ド70Aの後部と、左足部ノード70Eの後部または右
足部ノード70Fの後部のうちの少なくとも一方とが、
所定のオブジェクトに衝突した場合、ブラウザの表示領
域の四方に黄色の警告枠105Yが表示される(図8
(C))。
【0042】なお、本発明の実施の形態においては、各
ノードの前部が衝突したときに表示される警告枠の色を
赤とし、各ノードの後部が衝突したときに表示される警
告枠の色を黄としたが、勿論、他の色を用いてもよい。
【0043】次に、図9のフローチャートを参照して、
アバタ70が所定のオブジェクトに衝突した場合の衝突
状況検出処理および警告処理を説明する。まず、ステッ
プS11において、CPU30は、頭部ノード70Aの衝
突が検出されたか否かを判定し、頭部ノード70Aの衝
突が検出されなかったと判定した場合、ステップS19
に進む。ステップS11において、頭部ノード70Aの
衝突が検出されたと判定された場合、ステップS12に
進み、CPU30は、アバタ70が前方への移動中である
か否かを判定し、アバタ70は前方への移動中ではない
(アバタ70は後方への移動中である)と判定した場
合、ステップS16に進む。
【0044】ステップS12において、アバタ70が前
方への移動中であると判定された場合、ステップS13
に進み、CPU30は、アバタ70の左足部ノード70E
または右足部ノード70Fの衝突が検出されたか否かを
判定する。ステップS13において、左足部ノード70
Eまたは右足部ノード70Fの衝突が検出されたと判定
された場合、ステップS14において、CPU30は、グ
ラフィックス処理回路43を制御して、頭部ノード70
Aの前部と、左足部ノード70Eの前部または右足部ノ
ード70Fの前部のうちのどちらか一方とが、オブジェ
クトに衝突したことを示す警告枠105Rをブラウザの
表示領域に表示させ、さらに、CPU30は、サウンド処
理回路35を制御して、アバタ70の前部がオブジェク
トに衝突したことを示す擬似的な衝突音(警告音)”Ba
ng”を、スピーカ37,38から発生させた後、処理を
終了する。
【0045】ステップS13において、左足部ノード7
0Eまたは右足部ノード70Fの衝突は検出されていな
いと判定された場合、ステップS15に進み、CPU30
は、グラフィックス処理回路43を制御して、頭部ノー
ド70Aの前部がオブジェクトに衝突したことを示す警
告枠101Rをブラウザの表示領域に表示させ、さら
に、サウンド処理回路35を制御して、擬似的な衝突
音”Bang”をスピーカ37、38から発生させた後、処
理を終了する。これにより、例えば、図10に示すよう
に、アバタ70が前方へ移動している場合において、ア
バタ70の頭部ノード70Aが、仮想空間内に配置され
た掲示板を模した固定オブジェクト301に衝突したと
き、これに対応して、図11に示すように、ブラウザの
表示領域の上部に警告枠101Rが表示され、これと同
時に、擬似的な衝突音”Bang”が発せられることにな
る。
【0046】ステップS16において、CPU30は、左
足部ノード70Eまたは右足部ノード70Fの衝突が検
出されたか否かを判定し、左足部ノード70Eまたは右
足部ノード70Fの衝突が検出されたと判定した場合、
ステップS17に進み、グラフィックス処理回路43を
制御して、頭部ノード70Aの後部と、左足部ノード7
0Eの後部または右足部ノード70Fの後部のうちのど
ちらか一方とがオブジェクトに衝突したことを示す警告
枠105Yをブラウザの表示領域に表示させ、さらにCP
U30は、サウンド処理回路35を制御して、アバタ7
0の後部が、オブジェクトに衝突したことを示す擬似的
な衝突音”Gong”を、スピーカ37,38から発生させ
た後、処理を終了する。ステップS16において、左足
部ノード70Eまたは右足部ノード70Fの衝突は検出
されていないと判定された場合、ステップS18に進
み、CPU30は、グラフィックス処理回路43を制御し
て、頭部ノード70Aの後部が衝突したことを示す警告
枠101Yをブラウザの表示領域に表示させ、さらに、
サウンド処理回路35を制御して、擬似的な衝突音”Go
ng”を、スピーカ37,38から発生させた後、処理を
終了する。
【0047】ステップS19において、CPU30は、左
腕部ノード70Cの衝突が検出されたか否かを判定し、
左腕部ノード70Cの衝突は検出されなかったと判定し
た場合、ステップS23に進む。ステップS19におい
て、左腕部ノード70Cの衝突が検出されたと判定され
た場合、ステップS20に進み、CPU30は、アバタ7
0が前方への移動中であるか否かを判定する。ステップ
S20において、アバタ70が前方への移動中であると
判定された場合、ステップS21に進み、CPU30は、
グラフィックス処理回路43を制御して、左腕部ノード
70Cの前部がオブジェクトに衝突したことを示す警告
枠103Rをブラウザの表示領域に表示させ、さらに、
サウンド処理回路35を制御して、擬似的な衝突音”Ba
ng”を、スピーカ37,38から発生させた後、処理を
終了する。ステップS20において、アバタ70が前方
への移動中ではない(すなわち、後方への移動中であ
る)と判定された場合、ステップS22に進み、CPU3
0は、グラフィックス処理回路43を制御して、左腕部
ノード70Cの後部がオブジェクトに衝突したことを示
す警告枠103Yをブラウザの表示領域に表示させ、さ
らに、サウンド処理回路35を制御して、擬似的な衝突
音”Gong”を、スピーカ37,38から発生させた後、
処理を終了する。
【0048】ステップS23において、CPU30は、右
腕部ノード70Dの衝突が検出されたか否かを判定し、
右腕部ノード70Dの衝突は検出されていないと判定し
た場合、ステップS27に進む。ステップS23におい
て、右腕部ノード70Dの衝突が検出されたと判定され
た場合、ステップS24に進み、CPU30は、アバタ7
0が前方への移動中であるか否かを判定する。ステップ
S24において、アバタ70が前方への移動中であると
判定された場合、ステップS25に進み、CPU30は、
グラフィックス処理回路43を制御して、右腕部ノード
70Dの前部がオブジェクトに衝突したことを示す警告
枠104Rを、ブラウザの表示領域に表示させ、さら
に、サウンド処理回路35を制御して、擬似的な衝突
音”Bang”を、スピーカ37,38から発生させた後、
処理を終了する。ステップS24において、アバタ70
が前方への移動中ではない(アバタ70は後方への移動
中である)と判定された場合、ステップS26に進み、
CPU30は、グラフィックス処理回路43を制御して、
右腕部ノード70Dの後部がオブジェクトに衝突したこ
とを示す警告枠104Yをブラウザの表示領域に表示さ
せ、さらに、サウンド処理回路35を制御して、擬似的
な衝突音”Gong”を、スピーカ37,38から発生させ
た後、処理を終了する。
【0049】ステップS27において、CPU30は、左
足部ノード70Eまたは右足部ノード70Fの衝突が検
出されたか否かを判定し、左足部ノード70Eまたは右
足部ノード70Fの衝突は検出されていないと判定した
場合、アバタ70の衝突は検出されなかったので、処理
を終了する。ステップS27において、左足部ノード7
0Eまたは右足部ノード70Fの衝突が検出されたと判
定された場合、ステップS28に進み、CPU30は、ア
バタ70が前方への移動中であるか否かを判定する。ス
テップS28において、アバタ70が前方への移動中で
あると判定された場合、ステップS29に進み、CPU3
0は、グラフィックス処理回路43を制御して、左足部
ノード70Eの前部または右足部ノード70Fの前部が
オブジェクトに衝突したことを示す警告枠102Rをブ
ラウザの表示領域に表示させ、さらに、サウンド処理回
路35を制御して、擬似的な衝突音”Bang”を、スピー
カ37,38から発生させた後、処理を終了する。
【0050】これにより、例えば、図12に示すよう
に、アバタ70が前方へ移動中である場合において、オ
ブジェクト302にアバタ70の左足部ノード70Eの
前部または右足部ノード70Fの前部が衝突したとき、
これに対応して、図13に示すように、ブラウザの表示
領域の下部に警告枠102Rが表示され、これと同時
に、擬似的な衝突音”Bang”が発せられることになる。
なお、この図において、図12に示したオブジェクト3
02は、アバタ70の足下に存在するが、ブラウザの表
示領域には表示されていない。
【0051】ステップS28において、アバタ70が前
方への移動中ではない(アバタ70は後方への移動中で
ある)と判定された場合、ステップS30に進み、CPU
30は、グラフィックス処理回路43を制御して、左足
部ノード70Eの後部または右足部ノード70Fの後部
がオブジェクトに衝突したことを示す警告枠102Yを
ブラウザの表示領域に表示させ、さらに、サウンド処理
回路35を制御して、擬似的な衝突音”Gong”を、スピ
ーカ37,38から発生させた後、処理を終了する。
【0052】このようにして、アバタ70が所定のオブ
ジェクトに衝突した場合の衝突状況(衝突部位)に応じ
た警告枠を表示するようにしたので、ユーザは、衝突の
状況を直感的に把握することが可能となる。また、警告
枠の表示と同時に、擬似的な衝突音が発せられ、アバタ
70の衝突部位が前部か後部かによって、異なる衝突
音”Bang”または”Gong”が、発せられるようにしたの
で、これら擬似的音響効果によっても、衝突の状況を直
感的に把握することが可能となる。さらに、アバタ70
の上下左右の衝突部位の各々に対応して異なる衝突音が
発せられるようにしてもよく、これにより、さらに詳細
な衝突状況を音響効果として把握することができる。
【0053】なお、上記各種の処理を行うコンピュータ
プログラムは、CD−R、CD−ROM、またはフロッ
ピーディスクなどの記録媒体を介してユーザに提供した
り、ネットワークなどの提供媒体を介してユーザに提供
し、必要に応じて内蔵するRAMやハードディスクなどに
記録して利用させるようにすることができる。
【0054】本発明は、専用の装置によらず、汎用のパ
ーソナルコンピュータシステムを用いて実現可能であ
る。例えば、汎用のパーソナルコンピュータに対して、
上述した動作を実行するためのプログラムが格納された
媒体(フロッピーディスク、CD-ROM等)からそのプログ
ラムをインストールし、上述した処理を実行することに
よって、本発明を実施することができる。
【0055】また、コンピュータにプログラムを供給す
るための提供媒体は、通信媒体(通信回線、通信ネット
ワーク、通信システムのように、一時的かつ流動的にプ
ログラムを保持する媒体)でもよい。例えば、インター
ネット上のWWWサーバや、通信ネットワークの掲示板に
上述したプログラムを掲示し、このプログラムをネット
ワークを介してダウンロードするようにしてもよい。そ
して、このプログラムを起動し、OS(Operation System)
の制御下に、他のアプリケーションプログラムと同様に
実行することにより、上述した処理を実行することがで
きる。
【0056】
【発明の効果】請求項1に記載の3次元仮想空間情報処
理装置、請求項11に記載の3次元仮想空間情報処理方
法、および請求項12に記載の提供媒体によれば、分身
オブジェクトが他のオブジェクトに衝突した場合、分身
オブジェクトの衝突部位を検出し、検出した衝突部位に
対応した警告枠の表示または警告音の発生などの警告を
行うようにしたので、ユーザは、分身オブジェクトが他
のオブジェクトに衝突したときの状況を直感的に把握す
ることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明を適用した共有仮想空間提供システムの
構成例を示すブロック図である。
【図2】図1のクライアントPC1の構成例を示すブロ
ック図である。
【図3】図1のシステムの動作を説明する図である。
【図4】図1のシステムの動作を説明する図である。
【図5】図1のシステムの動作を説明する図である。
【図6】ブラウザの表示例をディスプレイ上に示した中
間調画像の写真である。
【図7】アバタ70の表示例をディスプレイ上に示した
中間調画像の写真である。
【図8】アバタ70の衝突部位に対応する警告枠の表示
例をディスプレイ上に示した中間調画像の写真である。
【図9】衝突検出処理および警告処理を説明するための
フローチャートである。
【図10】アバタ70が移動中の様子をディスプレイ上
に示した中間調画像の写真である。
【図11】アバタ70が固定オブジェクト301に衝突
した場合の様子をディスプレイ上に示した中間調画像の
写真である。
【図12】アバタ70が移動中の他の様子をディスプレ
イ上に示した中間調画像の写真である。
【図13】アバタ70が固定オブジェクト301に衝突
した場合の他の様子をディスプレイ上に示した中間調画
像の写真である。
【図14】従来のブラウザにおける3次元仮想空間内を
アバタが移動中の様子をディスプレイ上に示した中間調
画像の写真である。
【図15】従来のブラウザにおける3次元仮想空間内の
アバタ70が固定オブジェクト301に衝突した場合の
様子をディスプレイ上に示した中間調画像の写真であ
る。
【符号の説明】
1乃至3 クライアントPC, 7 インターネット,
10 WWWサーバ,12 共有サーバ, 30 CPU,
31 ハードディスク, 39 モデム, 45 CR
Tモニタ, 46 RAM, 70 アバタ, 70A 頭
部ノード,70B 胴体部ノード, 70C 左腕部ノ
ード, 70D 右腕部ノード,70E 左足部ノー
ド, 70F 右足部ノード, 301,302 固定
オブジェクト

Claims (12)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 3次元仮想空間に位置するユーザの分身
    である分身オブジェクトの前記3次元仮想空間内におけ
    る移動に伴って、前記分身オブジェクトの視点から見た
    3次元仮想空間の画像を表示画面に表示する3次元仮想
    空間情報処理装置において、 前記分身オブジェクトが他のオブジェクトに衝突した場
    合において、前記分身オブジェクトの衝突部位を検出す
    る検出手段と、 前記検出手段により検出された前記衝突部位に対応する
    警告を行う警告手段とを備えることを特徴とする3次元
    仮想空間情報処理装置。
  2. 【請求項2】 前記警告手段は、前記表示画面の、前記
    検出手段により検出された前記衝突部位に対応する位置
    に警告枠を表示することを特徴とする請求項1に記載の
    3次元仮想空間情報処理装置。
  3. 【請求項3】 前記検出手段は、前記分身オブジェクト
    の左部位または右部位の何れか一方が、前記他のオブジ
    ェクトに衝突したことを検出し、 前記警告手段は、前記表示画面の、前記検出手段が衝突
    を検出した部位に対応する位置に警告枠を表示すること
    を特徴とする請求項1に記載の3次元仮想空間情報処理
    装置。
  4. 【請求項4】 前記検出手段は、前記分身オブジェクト
    の上部位または下部位の何れか一方が、前記他のオブジ
    ェクトに衝突したことを検出し、 前記警告手段は、前記表示画面の、前記検出手段が衝突
    を検出した部位に対応する位置に警告枠を表示すること
    を特徴とする請求項1に記載の3次元仮想空間情報処理
    装置。
  5. 【請求項5】 前記検出手段は、前記分身オブジェクト
    の上部位、下部位、左部位、または右部位の何れか1つ
    が、前記他のオブジェクトに衝突したことを検出し、 前記警告手段は、前記表示画面の、前記検出手段が衝突
    を検出した部位に対応する位置に警告枠を表示すること
    を特徴とする請求項1に記載の3次元仮想空間情報処理
    装置。
  6. 【請求項6】 前記警告手段は、前記検出手段が検出し
    た衝突部位に対応する警告音を発生することを特徴とす
    る請求項1に記載の3次元仮想空間情報処理装置。
  7. 【請求項7】 前記警告手段は、前記表示画面の、前記
    検出手段が検出した衝突部位に対応する位置に警告枠を
    表示すると共に、前記検出手段が検出した衝突部位に対
    応する警告音を発生することを特徴とする請求項1に記
    載の3次元仮想空間情報処理装置。
  8. 【請求項8】 前記検出手段は、前記分身オブジェクト
    の前部位または後部位の何れか一方が、前記他のオブジ
    ェクトに衝突したことを検出し、 前記警告手段は、前記表示画面に、前記検出手段が衝突
    を検出した部位に対応する表示パターンの警告枠を表示
    することを特徴とする請求項1に記載の3次元仮想空間
    情報処理装置。
  9. 【請求項9】 前記検出手段は、前記分身オブジェクト
    の前部位または後部位の何れか一方であって、かつ、上
    部位または下部位の何れか一方が、前記他のオブジェク
    トに衝突したことを検出し、 前記警告手段は、前記検出手段が検出した前部位または
    後部位の何れか一方に対応する表示パターンの警告枠
    を、上部位または下部位のうち、衝突部位として検出さ
    れた方に対応する位置に表示することを特徴とする請求
    項1に記載の3次元仮想空間情報処理装置。
  10. 【請求項10】 前記検出手段は、前記分身オブジェク
    トの前部位または後部位の何れか一方であって、かつ、
    上部位、下部位、左部位、または右部位の何れか1つ
    が、前記他のオブジェクトに衝突したことを検出し、 前記警告手段は、前記検出手段が検出した前部位または
    後部位の何れか一方に対応する表示パターンの警告枠
    を、上部位、下部位、左部位、または右部位のうち、衝
    突部位として検出された方に対応する位置に表示するこ
    とを特徴とする請求項1に記載の3次元仮想空間情報処
    理装置。
  11. 【請求項11】 3次元仮想空間に位置するユーザの分
    身である分身オブジェクトの前記3次元仮想空間内にお
    ける移動に伴って、前記分身オブジェクトの視点から見
    た3次元仮想空間の画像を表示画面に表示する3次元仮
    想空間情報処理装置の情報処理方法において、 前記分身オブジェクトが他のオブジェクトに衝突した場
    合において、前記分身オブジェクトの衝突部位を検出す
    る検出処理ステップと、 前記検出処理ステップで検出された前記衝突部位に対応
    する警告を行う警告処理ステップとを含むことを特徴と
    する情報処理方法。
  12. 【請求項12】 3次元仮想空間に位置するユーザの分
    身である分身オブジェクトの前記3次元仮想空間内にお
    ける移動に伴って、前記分身オブジェクトの視点から見
    た3次元仮想空間の画像を表示画面に表示する3次元仮
    想空間情報処理装置に、 前記分身オブジェクトが他のオブジェクトに衝突した場
    合において、前記分身オブジェクトの衝突部位を検出す
    る検出処理ステップと、 前記検出処理ステップで検出された前記衝突部位に対応
    する警告を行う警告処理ステップとを含む処理を実行さ
    せるコンピュータが読み取り可能なプログラムを提供す
    ることを特徴とする提供媒体。
JP10375140A 1997-12-15 1998-12-11 3次元仮想空間情報処理装置および方法、並びに提供媒体 Withdrawn JPH11259683A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP10375140A JPH11259683A (ja) 1997-12-15 1998-12-11 3次元仮想空間情報処理装置および方法、並びに提供媒体

Applications Claiming Priority (3)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP9-363127 1997-12-15
JP36312797 1997-12-15
JP10375140A JPH11259683A (ja) 1997-12-15 1998-12-11 3次元仮想空間情報処理装置および方法、並びに提供媒体

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH11259683A true JPH11259683A (ja) 1999-09-24

Family

ID=26581459

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP10375140A Withdrawn JPH11259683A (ja) 1997-12-15 1998-12-11 3次元仮想空間情報処理装置および方法、並びに提供媒体

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPH11259683A (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2001325169A (ja) * 2000-05-15 2001-11-22 Vasara:Kk タグ付き言語を用いたサイバースペースシステム

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2001325169A (ja) * 2000-05-15 2001-11-22 Vasara:Kk タグ付き言語を用いたサイバースペースシステム

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP2000113220A (ja) 情報処理装置および方法、並びに提供媒体
JP2000113222A (ja) 情報処理装置および方法、並びに提供媒体
JP4479051B2 (ja) 情報処理装置および方法、並びに記録媒体
US8556694B2 (en) Network game system, a network game terminal, a method of displaying a game screen, a computer program product and a storage medium
EP0753835B1 (en) A three-dimensional virtual reality space sharing method and system
US6331853B1 (en) Display control apparatus display control method and presentation medium
US9064023B2 (en) Providing web content in the context of a virtual environment
JP4152432B2 (ja) 仮想現実回路網
JP4441979B2 (ja) 情報処理装置および方法、並びに記録媒体
CN107229393A (zh) 虚拟现实场景的实时编辑方法、装置、系统及客户端
JP4232231B2 (ja) 情報処理装置および方法、並びに記録媒体
WO2006108279A1 (en) Method and apparatus for virtual presence
JP2001306477A (ja) 情報処理装置および方法、並びに格納媒体
US6496207B1 (en) Collision detection apparatus and method for avatars in a three-dimensional virtual space
JP2001236291A (ja) 情報処理装置および方法、情報処理システム、並びに記録媒体
JPH11259683A (ja) 3次元仮想空間情報処理装置および方法、並びに提供媒体
JPH11353080A (ja) 3次元画像表示方法及びそのプログラムを記録した記録媒体、画像配置データを記録した記録媒体、並びに3次元画像表示装置
JP2001312744A (ja) 情報処理装置および方法、並びにプログラム格納媒体
JP2000113221A (ja) 情報処理装置および方法、並びに提供媒体
JP2000149063A (ja) 情報処理装置および方法、並びに提供媒体
JP2000207583A (ja) 情報処理装置および方法、並びに提供媒体
JP2001148033A (ja) 情報処理装置および方法、並びに記録媒体
JP2000268192A (ja) 近接判定方法及びプログラム提供媒体、並びに情報処理装置
JP4487159B2 (ja) 情報処理装置および方法、並びに格納媒体
JP2000149068A (ja) 情報処理装置および方法、並びに提供媒体

Legal Events

Date Code Title Description
A300 Application deemed to be withdrawn because no request for examination was validly filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A300

Effective date: 20060307