JPH11353080A - 3次元画像表示方法及びそのプログラムを記録した記録媒体、画像配置データを記録した記録媒体、並びに3次元画像表示装置 - Google Patents

3次元画像表示方法及びそのプログラムを記録した記録媒体、画像配置データを記録した記録媒体、並びに3次元画像表示装置

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JPH11353080A
JPH11353080A JP17663698A JP17663698A JPH11353080A JP H11353080 A JPH11353080 A JP H11353080A JP 17663698 A JP17663698 A JP 17663698A JP 17663698 A JP17663698 A JP 17663698A JP H11353080 A JPH11353080 A JP H11353080A
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JP17663698A
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Takatoshi Yokoyama
貴敏 横山
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 サーバーから受信したデータを基に、3次元
空間を表示すると共にその中に3次元物体を表示し、当
たり判定を伴なった3次元物体の移動を可能にする。ま
た3次元物体をアイコンとして活用する。 【構成】 3次元空間画像と3次元アイコンとを読み込
み、少なくとも3次元アイコンの位置情報をサーバーか
ら受信して、前記3次元空間を表示すると共に該3次元
空間内に前記3次元アイコンを表示し、該3次元アイコ
ンをオペレータが移動させた時に、前記3次元空間と又
は他の3次元アイコンが存在する場合にはその3次元ア
イコンとの間で当たり判定を行なってから前記3次元空
間画像と3次元アイコンとを再表示する。また必要に応
じて3次元物体をアイコンとして他の画像やハイパーテ
キストや実行ファイル等へリンクさせる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明はサーバー・クライア
ント環境に於ける当たり判定を有する3次元画像表示方
法及びそのプログラムを記録した記録媒体、画像配置デ
ータを記録した記録媒体、並びに3次元画像表示装置に
関するものである。
【0002】
【従来の技術】インターネットやイントラネットに於い
て、ハイパーテキストにより各種情報を流通させるワー
ルドワイドウェブが一般化している。これはテキスト中
に画像タグやリンクタグを埋め込んでおくもので、ハイ
パーテキスト用のブラウザ−がこれ等のタグを解釈して
画像や文字の画面表示を行なっている。上記画像につい
てもリンク情報を与えることが出来る。このようなリン
クボタンとしての画像はアイコンと呼ばれている。尚基
本的にはネットワークに参加する誰もがワールドワイド
ウェブのサーバーを運営することが可能である。
【0003】また原理的に2次元である画面上に、仮想
的に3次元表示を行なわせる技術も進歩してきている。
画像表示をより現実に近付けたいとする要求に沿ったも
のである。
【0004】またパーソナルコンピュータ等ではアイコ
ンをソフトウェアの起動スイッチとして画面上に配置す
ることが行なわれている。このアイコンをマウス等のポ
インティングデバイスでクリックすることによって、他
のアプリケーションソフトや子プロセス等を起動するこ
とが出来る。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】上述したような状況に
あって、ネットワーク上のサーバーを介しクライアント
側で3次元表示を楽しみたいとする要望がある。これを
実現するソフトウェアは少なくとも次のような要求を満
たすものでなくてはならない。即ち、3次元空間表示が
可能であり、この3次元空間には更なる現実感を出すた
めにクライアント(ユーザー)が移動可能な3次元物体
が置かれている必要があり、この物体は3次元空間の境
界である床壁や他の3次元物体表面に対する当たりがな
くてはならない(現実の物体を模して相手の境界より内
部に入り込んでいるような表示としない)。またより好
ましくは、3次元物体は上記アイコンとしての役目(リ
ンクボタンや起動スイッチとしての役目)を担うもので
ありたい。尚サーバー・クライアント方式であるから、
このサーバーが複数の接続要求に応えられる設定である
ならば、このサーバーに接続している複数のクライアン
ト間で同じ3次元表示を共有し得るようにするのも面白
い。
【0006】本発明は上述したような要望を満たすこと
が出来る、サーバー・クライアント環境で利用可能な3
次元画像表示方法及びそのプログラムを記録した記録媒
体、画像配置データを記録した記録媒体、並びに3次元
画像表示装置の提供を課題とする。
【0007】
【課題を解決するための手段】そこで、請求項1の発明
は、3次元空間画像と3次元アイコンとを読み込み、少
なくとも前記3次元アイコンの位置情報をサーバーから
受信して、前記3次元空間を表示すると共に該3次元空
間内に前記3次元アイコンを表示し、該3次元アイコン
をオペレータが移動させた時に、前記3次元空間と又は
他の3次元アイコンが存在する場合にはその3次元アイ
コンとの間で当たり判定を行なってから前記3次元空間
画像と3次元アイコンとを再表示することを特徴とす
る、3次元画像表示方法とした。尚、このような表示方
法に基づいて3次元画像を表示するソフトウェアをここ
ではブラウザ−と呼称する。
【0008】クライアント側のブラウザ−では、3次元
空間画像と3次元アイコンとをサーバーの記憶装置から
読み込むか、またはクライアントの記憶装置に予め保存
しておいたものを読み込んで表示する。尚、後者の場合
であって且つサーバーに複数のクライアントが接続出来
る場合には、各クライアントで同一の3次元空間画像及
び3次元アイコンを保存しておくことが望ましい。同一
の3次元空間画像及び3次元アイコンは、CD−ROM
に記録しておいて、このCD−ROMを装着したCD−
ROMドライブから読み込むようにしてもよい。この表
示に際し少なくとも3次元アイコンに付いては該3次元
アイコンの位置情報をサーバーから受信し、その情報に
基づいて所定位置に配置表示する。3次元空間画像につ
いては、それを構成する例えば壁や床や天井等の画像を
表示する位置を固定にしておくことも可能であるが、前
記3次元アイコン同様、位置情報をサーバーから受信し
て所定の位置に配置表示するようにしてもよい。ここま
でで3次元空間画像とその中に置かれる3次元アイコン
とが表示される。
【0009】次に、前記3次元アイコンはクライアント
側のオペレータの操作によって移動可能であるため、マ
ウス等のポインティングデバイスでドラッグすることに
より移動されるが、この時当たり判定が行なわれるた
め、例えば3次元空間画像が部屋を模した画像の場合で
は境界面としての壁や床や天井があるため、この境界面
の中に3次元アイコンが沈み込まないように制御され
る。また複数の3次元アイコン同士では、例えば机のア
イコンの上に本のアイコンを置く場合にも当たり判定が
行なわれて、本が机の中にめり込まないように制御され
る。そして前記3次元空間画像と3次元アイコンとを再
表示する。
【0010】尚3次元アイコンはX,Y,Zの3値を有
しているが、例えば3次元空間画像が部屋を模した画像
であり、3次元アイコンが前記部屋の境界面としての壁
に掛けられたカレンダーであるというような場合、カレ
ンダーのアイコンは奥行きのない3次元アイコンとして
の扱いと成る。また3次元空間画像の一部をアイコンに
設定することも可能であり、上の例では部屋のドアをア
イコンに設定し、このアイコンにオペレータの操作によ
る3次元アイコンが接した場合には、別の部屋へ移動す
るように設定することが出来る。
【0011】次に請求項2の発明は請求項1に於いて、
前記3次元アイコンを起動スイッチとして又はリンクボ
タンとして設定することを特徴とする。
【0012】前記3次元アイコンが起動スイッチであれ
ば、他のアプリケーションソフトや子プロセス等を起動
することが出来る。例えば3次元アイコンが電話であれ
ば、それをクリックすることで電話ソフトを起動し、ス
ピーカであれば音楽が流れ、閉じた窓であれば、開いた
状態の窓画像と入れ替えて表示するなどである。また前
記3次元アイコンがリンクボタンであれば、該3次元ア
イコンを例えばマウスでクリックすることによって、リ
ンク先のファイルを表示させることが出来る。例えばサ
ーバーから受信した初期設定ファイルがリンク先のハイ
パーテキストのURL(ロケーターである)や、他の3
次元空間画像や3次元アイコンの情報を既述した設定フ
ァイル等の名前を含んでいるような場合は、リンク先の
ワールドワイドウェブのページや他の部屋等にジャンプ
することが出来る。
【0013】次に請求項3の発明は請求項1に於いて、
前記3次元アイコンが前記3次元空間と又は他の3次元
アイコンが存在する場合にはその3次元アイコンとの間
で当たり判定を行ないながら自律的に移動することを特
徴とする。
【0014】これにより、ロボットや犬などが勝手に部
屋の中を動き回っている状況を表示することが出来る。
【0015】次に請求項4の発明は請求項1に於いて、
前記3次元アイコンを複数個具え、この中から任意の1
個を選択してオペレータが操作するポインティングデバ
イスのカーソルとすることを特徴とする。
【0016】複数のアイコンは、(0008)項で説明
したようにサーバーの記憶装置から読み込むか、または
クライアントの記憶装置に予め保存しておいたものを読
み込んで表示するが、この際オペレータが好みのアバタ
ー(自己の化身)を選択して表示させることが出来る。
更にこのアバターがオペレータが操作するポインティン
グデバイスのカーソルに相当するから、前記ドラッグ操
作ではなくポインティングデバイスのカーソルの動きと
共に移動する3次元アイコンを表示することが出来る。
上述した(0010)項で、部屋のドアにアバターが接
した時に、別の部屋が表示されると共にその部屋にこの
アバターが移動しているように見せることも可能と成っ
ている。またこのアバターを以て他の3次元アイコンを
ドラッグすることにより移動することが出来る。
【0017】次に請求項5の発明は請求項1に於いて、
前記3次元アイコンの移動後の位置情報をサーバーに更
新保存させるべくサーバーへ送信し、且つ設定した時間
間隔で前記3次元アイコンの位置情報を再受信すること
を特徴とする。
【0018】サーバーに接続されているのが自クライア
ントだけであれば、自ブラウザ−上では新しい移動先に
3次元アイコンが表示されるのでよいのであるが、例え
ば、一度サーバーとの接続を切断した後に再接続したよ
うな場合には、先に移動した3次元アイコンは初期位置
に移動してしまったように見える。また、サーバーが複
数のクライアントからの接続要求に応えられる設定であ
れば、このサーバーに接続している複数のクライアント
間で同じ3次元表示を共有したいものである。このよう
な場合、互いに移動操作を行なった3次元アイコンも、
他者のクライアントのブラウザ−にはその移動結果が表
示されないことに成る。
【0019】そこで自クライアントで移動させた3次元
アイコンの位置情報をその都度サーバーに保存させるべ
くサーバーへ送信するのである。尚、移動させた3次元
アイコンの位置情報という場合、移動後の位置情報であ
る場合の他、移動距離に関する情報である場合がある。
而して各々のクライアントが設定した時間間隔で前記3
次元アイコンの位置情報を再受信することによって、他
者の移動させた3次元アイコンも正しく表示されること
に成る。この再受信(リロード)する時間間隔を短くす
ればするほど、他者による3次元アイコンの移動がスム
ーズに見られるわけである。
【0020】次に請求項6の発明は請求項4に於いて、
選択した前記3次元アイコンのファイル名と3次元アイ
コンの移動後の位置情報とをサーバーに更新保存させる
べくサーバーへ送信し、且つ設定した時間間隔で前記3
次元アイコンの位置情報を再受信することを特徴とす
る。
【0021】これによればオペレータが好みのアバター
を選択表示することが出来るだけでなく、そのアバター
のファイル名をサーバーへ送信していることによって、
他のクライアントのブラウザ−が前記ファイル名を読み
込むことが出来、自分が選択したアバターを他のクライ
アントのブラウザ−上に、正しい位置で表示させること
が可能と成る。即ち、アバターのファイル名と位置情報
とをサーバー・クライアント間で受け渡しするようにす
る。また各クライアントが前記3次元アイコンの移動を
頻繁に行なった場合、ブラウザーがこれをリアルタイム
で捉ら得ることが望ましい。そこでブラウザ−に設定さ
れた時間間隔で前記3次元アイコンの位置情報を再受信
する。尚、これ等の情報を部屋に付けたファイル名と組
み合わせると共に、接続している全てのクライアントに
付いて、クライアント毎のデータファイルとしてサーバ
ー側に保存させておけば、一度サーバーとの接続を切断
した後で再接続した場合でも、前記のデータファイルを
読み込んで処理することによって、クライアント毎に異
なる部屋とアバターとその位置とを表示することが出来
る。但し、再接続時の前回移動先の部屋に於けるアバタ
ーの位置は初期位置であってよい。
【0022】尚、(0017)項に於ける再受信と(0
020)項に於ける再受信とを同時に行なうようにして
もよい。
【0023】さて請求項7の発明は、3次元空間画像と
3次元アイコンとを読み込み、少なくとも前記3次元ア
イコンの位置情報をサーバーから受信して、前記3次元
空間を表示すると共に該3次元空間内に前記3次元アイ
コンを表示し、該3次元アイコンをオペレータが移動さ
せた時に、前記3次元空間と又は他の3次元アイコンが
存在する場合にはその3次元アイコンとの間で当たり判
定を行なってから前記3次元空間画像と3次元アイコン
とを再表示することを特徴とする3次元画像表示方法を
実現するプログラムを記録した記録媒体である。
【0024】次に請求項8の発明は請求項7に於いて、
前記3次元アイコンを起動スイッチとして又はリンクボ
タンとして設定することを特徴とする。即ち、3次元空
間画像と3次元アイコンとを読み込み、少なくとも前記
3次元アイコンの位置情報をサーバーから受信して、前
記3次元空間を表示すると共に該3次元空間内に前記3
次元アイコンを表示し、該3次元アイコンをオペレータ
が移動させた時に、前記3次元空間と又は他の3次元ア
イコンが存在する場合にはその3次元アイコンとの間で
当たり判定を行なってから前記3次元空間画像と3次元
アイコンとを再表示し、3次元アイコンをオペレータが
クリック等により選択した時に、3次元アイコンが設定
された起動スイッチとして又はリンクボタンとして動作
することを特徴とする3次元画像表示方法を実現するプ
ログラムを記録した記録媒体である。
【0025】次に請求項9の発明は請求項7に於いて、
前記3次元アイコンが前記3次元空間と又は他の3次元
アイコンが存在する場合にはその3次元アイコンとの間
で当たり判定を行ないながら自律的に移動することを特
徴とする。
【0026】次に請求項10の発明は請求項7に於い
て、前記3次元アイコンを複数個具えると共にこの中か
ら選択した任意の1個をオペレータが操作するポインテ
ィングデバイスのカーソルとすることを特徴とする。
【0027】次に請求項11の発明は請求項7に於い
て、前記3次元アイコンの移動後の位置情報をサーバー
に保存させるべくサーバーへ送信し、且つ設定した時間
間隔で前記3次元アイコンの位置情報を再受信すること
を特徴とする。
【0028】次に請求項12の発明は請求項10に於い
て、選択した前記3次元アイコンのファイル名と3次元
アイコンの移動後の位置情報とをサーバーに保存させる
べくサーバーへ送信し、且つ設定した時間間隔で前記3
次元アイコンの位置情報を再受信することを特徴とす
る。
【0029】さて請求項13の発明は、3次元空間画像
と3次元アイコンを読み込む読込手段と、少なくとも前
記3次元アイコンの位置情報をサーバーから受信する受
信手段と、前記読込手段が読み込んだ3次元空間画像と
3次元アイコンと、前記受信手段がサーバーから受信し
た位置情報と、から前記3次元空間を表示すると共に該
3次元空間内に前記3次元アイコンを表示する表示手段
と、3次元アイコンを移動させる移動手段と、該移動手
段が3次元アイコンを移動させた時に、前記3次元空間
と又は他の3次元アイコンが存在する場合にはその3次
元アイコンとの間で当たり判定を行なう当たり判定手段
と、該判定手段の判定に基づき前記3次元アイコンを再
表示する再表示手段と、を具えていることを特徴とする
3次元画像表示装置である。
【0030】読込手段が3次元空間画像と3次元アイコ
ンとを読み込むと共に、受信手段が前記3次元アイコン
の位置情報をサーバーから受信し、これ等に基づき表示
手段が前記3次元空間と該3次元空間内に前記3次元ア
イコンを表示する。この際、クライアント側のブラウザ
−では3次元空間画像と3次元アイコンとをサーバーの
記憶装置から読み込むか、またはクライアントの記憶装
置に予め保存しておいたものを読み込んで表示する。後
者の場合、且つサーバーに複数のクライアントが接続出
来る場合には、各クライアントで同一の3次元空間画像
及び3次元アイコンを保存しておくことが望ましい。尚
3次元空間画像については、それを構成する例えば壁や
床や天井等の画像を表示する位置を固定にしておくこと
も可能であるが、前記3次元アイコン同様、位置情報を
サーバーから受信して所定の位置に配置表示するように
してもよい。
【0031】前記移動手段は、オペレータの操作によっ
て前記3次元アイコンを移動させるが、この時当たり判
定手段が前記3次元アイコンを、前記3次元空間と又は
他の3次元アイコンが存在する場合にはその3次元アイ
コンと、の間で当たり判定を行なうことにより、例えば
3次元空間画像が部屋を模した画像であり境界面として
の壁や床や天井があるため、この境界面の中に3次元ア
イコンが沈み込まないように制御される。また複数の3
次元アイコン同士では、例えば机のアイコンの上に本の
アイコンを置くような場合に当たり判定が行なわれて本
が机の中にめり込まないように制御される。尚、3次元
アイコンはX,Y,Zの3値を有しているが、例えば3
次元空間画像が部屋を模した画像であり、3次元アイコ
ンが前記部屋の境界面としての壁に掛けられたカレンダ
ーであるというような場合、カレンダーのアイコンは奥
行きのない3次元アイコンとしての扱いと成る。また3
次元空間画像の一部をアイコンに設定することも可能で
あり、例えば部屋のドアをアイコンに設定し、このアイ
コンにオペレータの操作による3次元アイコンが接した
場合には、別の部屋へ移動するように設定することが出
来る。
【0032】再表示手段は、前記当たり判定に基づいて
前記3次元アイコンを3次元空間画像内に再配置して表
示する。これにより仮想的な3次元表示であってもより
現実に近い状況を表示させることが出来る。
【0033】次に請求項14の発明は請求項13に於い
て、前記3次元アイコンを起動スイッチとして又はリン
クボタンとして関連付ける関連付手段を具えていること
を特徴とする。
【0034】関連付手段によって、前記3次元アイコン
に起動スイッチとしての関連付けを行なっておけば、こ
の3次元アイコンを例えばマウスでクリックすることに
より他のアプリケーションソフトや子プロセス等を起動
することが出来る。また関連付手段によって、前記3次
元アイコンにリンクボタンとしての関連付けを行なって
おけば、この3次元アイコンを例えばマウスでクリック
することによりリンク先のファイルを表示させることが
出来る。例えばサーバーから受信した初期設定ファイル
が前記3次元アイコンの位置情報のみならず、リンク先
のハイパーテキストのURL(ロケーターである)や、
他の3次元空間画像や3次元アイコンの情報を既述した
ファイルの名前を含んでいるような場合は、リンク先の
ワールドワイドウェブのページや他の部屋等にジャンプ
することが出来る。
【0035】次に請求項15の発明は請求項13に於い
て、前記3次元アイコンを自律的に移動させる移動手段
を具えていることを特徴とする。
【0036】移動手段は前記3次元アイコンを、前記3
次元空間と又は他の3次元アイコンが存在する場合には
その3次元アイコンとの間で当たり判定を行ないながら
自律的に移動させる。これにより、ロボットや犬などが
勝手に部屋の中を動き回っている状況を表示させること
が出来る。
【0037】次に請求項16の発明は請求項13に於い
て、前記3次元アイコンを複数個具えると共にこの中か
ら任意の1個を選ぶ選択手段を具え、この選択された3
次元アイコンをオペレータが操作するポインティングデ
バイスのカーソルの画像と入れ替える入替手段を具える
ことを特徴とする。
【0038】オペレータは選択手段により複数個の前記
3次元アイコンの中から1個を任意に選ぶことが出来
る。複数のアイコンは、サーバーの記憶装置から読み込
むか、またはクライアントの記憶装置に予め保存してお
いたものを読み込んで表示するが、この際オペレータが
自分の好みのアバターを選択して表示させることが可能
である。選択手段は、例えば選択可能な複数個のアイコ
ンを一覧表示するダイアログ等として提供することが出
来る。
【0039】また、前記入替手段によって、オペレータ
が操作するポインティングデバイスのカーソルそのもの
が前記3次元アイコンと成るから、カーソルの移動がそ
のまま前記3次元アイコンの移動と成る。例えばマウス
カーソルは通例矢形状を呈しているが、この画像を前記
3次元アイコン画像に書き替えるのである。こうして3
次元アイコンをオペレータのアバター(化身)とするこ
とが出来る。アバターの場合には通常は人物、動物の形
状とすることが多い。尚、前記入替手段によってキーボ
ードの矢印キーをアバターとすることも出来、この場合
にはマウスカーソルにアバターとは別の動きをさせるよ
うに構成することも可能である。
【0040】次に請求項17の発明は請求項13に於い
て、前記移動手段により変更された前記3次元アイコン
の移動後の位置情報をサーバーに保存させるべくサーバ
ーへ送信する送信手段と、前記3次元アイコンの位置情
報を定期的に読み込む時間間隔を設定する設定手段と、
を具えていることを特徴とする
【0041】例えば、前記移動手段によって3次元アイ
コンを移動させた後、一度サーバーとの接続を切断し再
接続したような場合では、クライアント側にその3次元
アイコンの移動後の位置を記録しておく記録手段を持つ
と共に再接続時に読出手段を持たない限り、先に移動し
た3次元アイコンは初期位置に移動してしまったように
見える。また、サーバーが複数のクライアントからの接
続要求に応えられる設定であれば、このサーバーに接続
している複数のクライアント間で同じ3次元表示を共有
したいものである。このような場合、互いに移動操作を
行なった3次元アイコンも、他者のクライアントのブラ
ウザ−にはその移動結果が表示されないことに成る。
【0042】そこで送信手段により自クライアントで移
動させた3次元アイコンの位置情報をその都度サーバー
に更新保存させるべくサーバーへ送信するのである。而
して各々のクライアントが設定手段によって前記読込手
段が読み込む時間間隔を設定しておけば、設定された時
間間隔で前記3次元アイコンの位置情報を再受信するこ
とに成り、他者の移動させた3次元アイコンも正しく表
示されることに成る。この時設定手段に再受信(リロー
ド)する時間間隔を短く設定すればするほど、他者によ
る3次元アイコンの移動がスムーズに見られるわけであ
る。
【0043】次に請求項18の発明は請求項16に於い
て、複数の前記3次元アイコンから任意の1個を選ぶ選
択手段と、これにより選択された3次元アイコンのファ
イル名と前記移動手段により変更された前記3次元アイ
コンの移動後の位置情報とをサーバーに更新保存させる
べくサーバーへ送信する送信手段と、及び前記3次元ア
イコンのファイル名と位置情報とを定期的に読み込む時
間間隔を設定する設定手段と、を具えていることを特徴
とする。
【0044】これによれば、オペレータは選択手段によ
り複数個の前記3次元アイコンの中から1個を任意に選
ぶことが出来る。複数のアイコンは、サーバーの記憶装
置から読み込むか、またはクライアントの記憶装置に予
め保存しておいたものを読み込んで表示する。この選択
された3次元アイコンは前記移動手段によって移動され
るが、この時当たり判定手段が前記3次元アイコンを、
前記3次元空間と又は他の3次元アイコンが存在する場
合にはその3次元アイコンとの間で当たり判定を行な
う。(0037)項で説明したように、入替手段を具え
るものでは選択された3次元アイコンをオペレータが操
作するポインティングデバイスのカーソルの画像と入れ
替えることが出来る。
【0045】この選択された3次元アイコンのファイル
名を、前記送信手段がサーバーへと送信する。これによ
り他のクライアントのブラウザが前記ファイル名を読み
込むことが出来、自分が選択したアバターを他のクライ
アントのブラウザ上に表示させることが可能と成る。ま
た送信手段は、3次元アイコンの移動の結果を位置情報
の変化としてサーバーへ送信する。即ち、アバターのフ
ァイル名と位置情報とをサーバー・クライアント間で受
け渡しするようにする。尚ここでいう送信手段は、請求
項17の発明に於ける移動手段によって変更された位置
情報をサーバーに保存させるべくサーバーへ送信する送
信手段と一体に具えることが現実的である。
【0046】また一方で、時間間隔の設定手段によって
設定された間隔で、前記受信手段が前記3次元アイコン
のファイル名位置情報をサーバーから受信する。これに
より他者が選んだ3次元アイコンとその移動が正しく表
示されることに成る。
【0047】尚、これ等の情報を、部屋に付けたファイ
ル名と組み合わせると共に、クライアント毎のデータフ
ァイルとしてサーバー側に保存させるべく送信しておけ
ば、一度サーバーとの接続を切断した後で再接続した場
合でも、前記読込手段が前記データファイルを読み込ん
で処理することにより、クライアント毎に異なる部屋と
アバターとその位置とを初期データとして表示すること
が出来る。
【0048】次に請求項19の発明は、画像配置データ
を記録した記録媒体であって、3次元空間画像名を記録
する記録領域及び3次元アイコン名を記録する記録領域
と、これ等画像の位置情報を記録する記録領域と、3次
元アイコンの当たり判定属性を記録する記録領域と、を
備えていることを特徴とする画像配置データを記録した
記録媒体である。
【0049】これによれば、クライアント側のブラウザ
−で、所定の3次元空間画像と3次元アイコンとを表示
するのに際し、これ等の位置情報に基づいて所定位置に
配置表示し、オペレータの操作によって前記3次元アイ
コンが移動された時に当たり判定属性に従って当たり判
定が行なわれる、というような3次元画像表示方法に於
いて用いる画像位置データを記録した記録媒体として好
適である。
【0050】次に請求項20の発明は、画像配置データ
を記録した記録媒体であって、3次元空間画像名を記録
する記録領域及び3次元アイコン名を記録する記録領域
と、これ等画像の位置情報を記録する記録領域と、3次
元アイコンの当たり判定属性を記録する記録領域と、前
記3次元アイコンを起動スイッチとしてまたはリンクボ
タンとして設定するアンカータグを記録する記録領域
と、を備えていることを特徴とする画像配置データを記
録した記録媒体である。
【0051】これによれば、前記3次元アイコンが起動
スイッチであれば、3次元アイコンをオペレータがクリ
ック等により選択した時に、他のアプリケーションソフ
トや子プロセス等が起動される、というような3次元画
像表示方法に於いて用いる画像配置データを記録した記
録媒体として好適である。また前記3次元アイコンがリ
ンクボタンであれば、3次元アイコンをオペレータがク
リック等により選択した時に、リンク先のファイルが表
示される、というような3次元画像表示方法に於いて用
いる画像配置データを記録した記録媒体として好適であ
る。
【0052】次に請求項21の発明は請求項19又は請
求項20に於いて、前記位置情報を記録する記録領域に
於ける位置情報は、前記3次元アイコンの移動により書
き換えられていることを特徴とする画像配置データを記
録した記録媒体である。
【0053】これによれば、クライアント側のブラウザ
−で所定の3次元空間画像と3次元アイコンとを表示す
るのに際し、これ等の位置情報に基づいて所定位置に配
置表示し、オペレータの操作によって前記3次元アイコ
ンが移動された時に、当たり判定属性に従って当たり判
定が行なわれ、更に3次元アイコンの移動後の位置情報
をサーバーに更新保存させるべくサーバーへ送信し、且
つ設定した時間間隔で前記3次元アイコンの位置情報を
再受信する、というような3次元画像表示方法に於いて
用いる画像配置データを記録した記録媒体として好適で
ある。即ち画像配置データ上での3次元アイコンの位置
情報が、3次元アイコンの移動に伴なって随時更新され
るため、この画像の位置情報を各クライアントが再受信
することによって、他者が移動させた3次元アイコンの
最新位置が正しく表示されるのであり、その目的に好適
な画像配置データを記録した記録媒体である。
【0054】次に請求項22の発明は、記憶装置に予
め、3次元空間画像と3次元アイコンとを記憶した画像
格納領域を形成し、該画像格納領域から3次元空間画像
と3次元アイコンとを読み込み、少なくとも前記3次元
アイコンの位置情報をサーバーから受信して、前記3次
元空間を表示すると共に、この3次元空間内に前記3次
元アイコンを表示し、この3次元アイコンをオペレータ
が移動させた時に、前記3次元空間とまたは他の3次元
アイコンが存在する場合にはその3次元アイコンとの間
で当たり判定を行なってから前記3次元空間画像と3次
元アイコンとを再表示することを特徴とする3次元画像
表示方法を実現するプログラムを記録した記録媒体であ
る。
【0055】前記3次元空間を表示すると共に、この3
次元空間内に前記3次元アイコンを表示するに当たって
は、3次元空間画像と3次元アイコンとをサーバーの記
憶装置から読み込むか、またはクライアントの記憶装置
に予め保存しておいたものを読み込んで表示する。請求
項22の発明は特に後者に係るものであって、CD−R
OM等の記録媒体には、3次元画像表示方法を実現する
プログラムと共に画像データ(3次元空間画像と3次元
アイコンとで、一つの画像セットと見ることが出来る)
も併せて記録されている。尚、画像セットは複数セット
用意して置いてもよく、この場合には必要に応じて画像
セットを使い分けることが出来る。
【0056】請求項23の発明は、3次元空間画像と3
次元アイコンとを読み込み、少なくとも前記3次元アイ
コンの位置情報をサーバーから受信して、前記3次元空
間を表示すると共に該3次元空間内に前記3次元アイコ
ンを表示し、この3次元アイコンをオペレータが移動さ
せた時に、前記3次元空間と又は他の3次元アイコンが
存在する場合にはその3次元アイコンとの間で当たり判
定を行なってから前記3次元空間画像と3次元アイコン
とを再表示するクライアント、からの接続要求に応える
サーバープログラムを記録した記録媒体であって、クラ
イアントに少なくとも前記3次元アイコンの位置情報を
送信し、クライアントが前記3次元アイコンを移動さ
せ、この3次元アイコンの移動後の位置情報をサーバー
へ送信してきた時に、前記位置情報を書き換えることを
特徴とする、3次元画像表示方法を実現するプログラム
を記録した記録媒体である。
【0057】サーバープログラムは、クライアントに送
信するための前記3次元アイコンの位置情報を所有して
いる。クライアントからの接続要求に応じてクライアン
トに接続し送信要求に応じて3次元アイコンの位置情報
をクライアントへ送信する。位置情報は所謂設定ファイ
ルに書かれているため、この設定ファイルを送信するこ
とに成る。また、クライアントが前記3次元アイコンを
移動させ、この3次元アイコンの移動後の位置情報をサ
ーバーへ送信してきた時には、サーバープログラムはこ
の移動後の位置情報を前記設定ファイルに書き込んで、
情報を更新することを行なう。次にクライアントが送信
要求をしてきた際には、この更新された設定ファイルを
クライアントへ送信する。
【0058】更に、サーバーの記憶装置が3次元空間画
像と3次元アイコンとを所有している場合には、設定フ
ァイルにはこれ等の画像のファイル名も書き込まれてい
る。クライアントからの接続要求に応じてクライアント
に接続し、送信要求に応じて3次元アイコンの位置情報
と、画像のファイル名とが書き込まれた設定ファイルを
クライアントへ送信する。クライアントがこの設定ファ
イルに書かれた画像のファイル名から、画像ファイルの
送信要求をしてくると、サーバープログラムはこの画像
ファイルをクライアントへ送信する。
【0059】この他設定ファイルには、本発明に係る他
の設定ファイル名や、ハイパーテキストのファイル名、
CGI(コモンゲートウェイインターフェ−ス)プログ
ラム名などが書かれることがあり、サーバープログラム
はCGIプログラム等をクライアントの要求に応じて実
行し、この実行結果をクライアントへ送信することがあ
る。
【0060】本発明に於いて3次元空間画像とは、2次
元である表示画面上に物体を斜視して描画することで仮
想的に3次元空間を表わしたもので、アウトドアー、家
の中等、その中に物体を置くことが出来る空間の画像、
例えば書棚やチェス盤などのことである。またこの3次
元空間画像内に置かれる斜視的に描画された物体を、本
発明では3次元アイコンと呼称するが、例えば箱の中の
箱の中の箱というような入れ子構造物の場合では、表示
されている一番外側の箱が3次元空間画像であり内側の
箱が3次元アイコンであることに成る。この3次元物体
画像の中には、ソフトウェアのリンクボタンや起動スイ
ッチとして設定されたものがある。前記書棚が3次元空
間画像として設定されたものであれば、本や雑誌等の各
々が3次元アイコンであり、チェス盤ではこの3次元空
間画像内に3次元アイコンとしてのチェスの駒が置かれ
る。
【0061】当たり判定とは、3次元空間画像や3次元
アイコンに与えられた輪郭の座標に基づいて、3次元空
間画像と3次元アイコンが、または3次元アイコン同士
が、接する時に互いに相手の輪郭内に入り込んで行かな
い(互いの輪郭線が当たった時にはそれ以上移動出来な
い)ようにするための判定のことである。但し、光線や
水やお化けなどのような3次元アイコンに対しては当た
りを設定しないことで一定の効果を出すことが出来る。
【0062】プログラムを記録した記録媒体とは、CD
−ROM、ハードディスク、フレキシブルディスク、R
OM、RAM、メモリカード、紙テープやパンチカード
等を含む概念である。またコンピュータで直接実行可能
な状態でプログラムを記録した記録媒体以外にも、例え
ばCD−ROMからハードディスク等の他の記録媒体へ
インストールすることによって実行可能と成るプログラ
ムを記録した記録媒体や、データをエンコードしたり、
暗号化したり圧縮したプログラムを記録した記録媒体等
のことも含む。上記でRAMを含んでいるのは、ネット
ワーク経由で受信したプログラムがRAM上に展開され
ることがあるからである。
【0063】
【発明の実施の形態】(第1の実施の形態)図1は、第
1の実施の形態に係る3次元画像表示装置の全体構成を
示したものであり、クライアント5の記憶装置10から
3次元空間画像と3次元アイコンを読み込み、制御装置
12が表示装置11に表示する。記憶装置10には複数
個の3次元空間画像を構成する各部品と複数個の3次元
アイコンが記憶されており、これ等の画像名をサーバー
4(図3)が記憶している。また記憶装置10はこれ等
各々の画像に関する当たり判定属性を「設定ファイル
B」(図6)として記憶している。サーバー4側の「設
定ファイルA」(図5)には前記複数個の3次元空間画
像と3次元アイコンの中から使用する画像の名称と座標
が書かれており、これを受信装置13が受信し、制御装
置12がこれに基づいて3次元空間画像と3次元アイコ
ンを所定の位置に配置して表示装置11に表示する。そ
こで、3次元アイコンの移動手段であるマウス等の入力
装置1で3次元アイコンを移動させると、制御装置12
が前記「設定ファイルB」の当たり判定属性を参照して
当たり判定を行なってから表示装置11に再表示する。
【0064】尚本実施形態に於いては入力装置1で移動
させた3次元アイコンの新しい位置情報をサーバー4に
書き込みに行く動作を行なわない。このため3次元アイ
コンの当たり判定属性のみサーバー4から受信した後
は、クライアント5側でマウス等の入力装置1で3次元
アイコンを移動させて遊ぶだけである。即ちサーバー4
に接続する複数のクライアント5が、互いの3次元アイ
コンの移動とその表示とを共有することはない。また、
クライアント5がサーバー4にインターネットを介して
接続する場合に付いて説明するが、LAN環境等々でも
利用可能であり、ネットワーク環境であるという点に関
して両者に区別はない。
【0065】表示装置11に表示させる画像は、ネット
ワーク環境を介してサーバー4から取得するのが望まし
いが、インターネットの場合には現状の回線の細さから
すると、画像の一部または全部をクライアント5の記憶
装置10に記憶させて、画像は該記憶装置10から読み
出すほうが資源の無駄使いに成らずに済む。しかしなが
ら将来的には全てサーバー4から取得することが可能に
成るであろう。
【0066】制御装置12が当たり判定を行なう場合に
必要と成る3次元空間画像と3次元アイコンの各々が有
する当たり判定属性情報は、前記受信装置13がサーバ
ー4から受信するか、画像そのものに付与しておくか、
記憶装置10に記憶させたものを利用するか、或いは必
要に応じて分散させておいたものを利用する。この何れ
に成るかは、3次元空間画像と3次元アイコンが記憶さ
れている場所にも依存する。
【0067】尚本実施形態に於いては3次元アイコンに
リンクボタンや起動スイッチが設定されておらず、クラ
イアント5が表示出来るのは、最初にサーバー4に接続
した時に受信した「設定ファイルA」に基づく画像とそ
の配置だけであり、その後はクライアント5側で3次元
アイコンを移動させて遊ぶだけであるが、好ましくは3
次元アイコンにリンクボタンや起動スイッチを設定して
おき、これがマウス等の入力装置1で指定実行された時
には、別の「設定ファイルA」をサーバー4から受信し
て新しい3次元空間画像と3次元アイコンを所定の位置
に配置して表示装置11に表示するものでありたい。こ
れに付いては第2の実施の形態で説明する。
【0068】さて、図1の制御装置12を、CPU2を
用いて実現した場合のハードウェア構成を図2に示す。
制御装置12はCPUを用いずにハードウェアロジック
により構成することも可能であるが、ここではCPU2
を用いた。即ち、CPU2にはメモリ20、表示装置で
あるディスプレイ11、入力装置としてのポインティン
グデバイス(マウスやトラックボール等々)、記憶装置
であるハードディスク10が接続されている。ハードデ
ィスク10にはOS3(オペレーティングシステム)、
当たり判定プログラム30、画像ファイル31、設定フ
ァイルB、設定ファイルA受信プログラム33が記憶さ
れている。当たり判定プログラム30、画像ファイル3
1、設定ファイルB、設定ファイルA受信プログラム3
3は図示されていないCD−ROMドライブを介してC
D−ROMよりインストールされたものである。尚、画
像ファイル31をハードディスク10にコピーすること
なくCD−ROMドライブ上に置いておき、必要に応じ
てCD−ROMドライブにアクセスするようにしてもよ
い。
【0069】設定ファイルA受信プログラム33は、図
5に示す「設定ファイルA」をサーバー4から受信する
(図3)。「設定ファイルA」の構成例を図5に示す。
これには使用する画像ファイルの名前、更に3次元アイ
コンに付いてはそれが配置される座標が書かれている。
尚本実施形態に於いては、「設定ファイルA」に3次元
空間画像が配置される座標が書かれていないが、これは
CPU2が3次元空間画像を表示するに当たり、3次元
空間画像の座標のデフォルト値を参照する設定に成って
いるためである。これは3次元空間画像の枠組みを標準
化する意図の元に設定したのであるが、これだけでも3
次元空間画像の各部品画像が異なるだけで、まったく印
象の異なる3次元空間を表現することが出来る。
【0070】次に、図4に設定ファイルA受信プログラ
ム33をフローチャートにて示す。まずCPU2により
サーバー4との間でコネクションを確立し(ステップS
1)次いでサーバー4から「設定ファイルA」を受信す
る(ステップS2)。この時の受信データの流れ40を
図3で示す。符号5は自クライアントである。
【0071】次に、「設定ファイルA」が受信される
と、CPU2は「設定ファイルA」に書かれている画像
の名前に対応する画像ファイル31をハードディスク1
0から読み出し、原理的に2次元である表示装置11の
画面上に仮想的に、図7で示す3次元表示を行なう。こ
の表示は「設定ファイルA」に書かれている3次元アイ
コンの配置の座標に基づいて行なわれるが、この場合に
当たり判定が不要であるのは、「設定ファイルA」に当
たり判定を斟酌した上での3次元アイコンの配置の座標
が書かれているからである。
【0072】次に図8に当たり判定プログラム30をフ
ローチャートにて示すと共に、図9及び図10によって
当たり判定動作を示す。入力装置1としてのポインティ
ングデバイス(ここではマウス)により、図7中の3次
元アイコンである机Dの上に箱Fを載せる操作を行な
う。図9は当たり判定中の図であり、図10は当たり判
定処理後の状態の図である。尚画像は何れもBMP(ビ
ットマップ)としたが、これはBMP形式がこのOS3
では標準の画像フォーマットであることによる。しかし
ながら、GIF、JPG、TIFF等の各種形式の画像
を用いるようにしても問題はない。後述するポリゴン形
式の画像もこれに含まれる。
【0073】上述したようにCPU2により3次元空間
画像の表示を行なう。デフォルトの座標に床A、右壁
B、左壁Cを配置し表示する(図8に於けるステップS
1)。次いで「設定ファイルA」に書かれている3次元
アイコンの位置データに基づいて各々の3次元アイコン
D,E,F,G,H,Iを表示する(ステップS2)。
【0074】ここで、箱Fをマウスによってドラッグ
し、机Dの上に載せる場合を見てみると(ステップS
3)、この時プログラムは、まず箱Fに当たり判定属性
があるか否かをチェックする(ステップS4)。「設定
ファイルB」によれば箱Fの当たり判定属性は<X*Y
*Z=1*1*1>であり、立方体としての境界を有し
ている(ステップS5)。続いて机Dに当たり判定属性
があるか否かをチェックする(ステップS6)。この場
合YESであるから当たり判定処理を行ない、机Dの当
たり判定属性は<X*Y*Z=2*2*1>であり、直
方体としての境界を有している(ステップS7)。この
場合Z方向が机D、箱F共に1であるから、次のステッ
プS8で正しく机D上に箱Fを載せてCPU2がこれ等
の3次元アイコンを再表示する(図9及び図10を参
照)。ステップS9では終了したか否かを監視してい
る。
【0075】このようにして机D、箱F共に当たり判定
属性があることから、互いの3次元物体表面に対する当
たりを確認し、相手の境界より内部に入り込んでいるよ
うな表示とは成らない。これは正しく現実の物体を模し
ていることに成る。但し幽霊Iに関しては当たり判定属
性が<X*Y*Z=0*0*0>であるため、これをド
ラッグすると3次元空間画像や他の3次元アイコン表面
との間に境を作ることなく何処にでも自由に置くことが
出来る。またレーザー光線なども同様の扱いと成る。
【0076】尚、これまで画像の保存形式がBMP(ビ
ットマップ)である場合を説明してきた。3次元アイコ
ンは、ビットマップによる2次元画像を仮想的に3次元
表示して、その境界(表面の輪郭)を簡易的に立方体の
ブロック単位で(当たり判定属性を<X*Y*Z=1*
1*1>などとして)判断している。しかしながら、画
像の保存形式がポリゴン等の3次元画像の場合では、ポ
リゴン画像自体が表面の輪郭を表現する当たり属性を備
えており、その当たり判定属性を以って当たり判定を行
なうことが可能である。このようなポリゴン形式の画像
も、本実施形態のみならず本発明全体で利用することが
出来る。
【0077】本実施形態に於いては、クライアント5が
入力装置1としてのポインティングデバイス(ここでは
マウス)を操作して、図7中の3次元アイコンを移動さ
せて遊ぶことが出来るが、一度サーバー4との間のコネ
クションを切断した後、再度CPU2によってサーバー
4との間でコネクションを確立して、サーバー4から
「設定ファイルA」を受信すると、先に当たり判定を行
ないつつ移動させた箱F等の3次元アイコンは「設定フ
ァイルA」による初期位置に表示され、先の移動の結果
は再接続時には反映されない。先の移動の結果を次の接
続時にも反映させる場合の実施形態に付いては、次の第
2の実施の形態で説明する。
【0078】(第2の実施の形態)本実施形態に於いて
は、入力装置1で移動させた3次元アイコンの新しい位
置情報を、サーバー4に書き込みに行く動作を行なうよ
うにした。このためクライアント5側でマウス等の入力
装置1で3次元アイコンを移動させて遊んだ結果を残す
ことが出来る。またサーバー4に接続する複数のクライ
アント5が、互いの3次元アイコンの移動とその表示と
を共有出来る。更に、3次元アイコンをオペレータが操
作するポインティングデバイスのカーソルの画像と入れ
替えて、この3次元アイコンをオペレータのアバターと
することが出来、他のクライアントのブラウザ上にも自
分が選択したアバターを表示し得る点が特長と成ってい
る。
【0079】図11及び図12によって分けて示した図
は、サーバー4から受信する「設定ファイルC」である
が、これは一続きのものである。この「設定ファイル
C」には、使用する画像ファイルの名前、3次元空間画
像に付いては配置される座標と面積に係るサイズ属性、
3次元アイコンに付いては配置される座標と当たり判定
属性とリンク先が書かれている。CPU2がこれ等の値
を元に原理的に2次元である表示装置11の画面上に仮
想的に3次元表示を行なう。
【0080】前記リンク先に付いて、机Dにはハイパー
テキストのURL(ロケーター)が記述されている。机
Dをクリックすることで、ブラウザの表示はリンク先の
ハイパーテキストに書き換えられる。椅子EはBMPフ
ァイルにリンクされている。椅子Eをクリックすること
で、起動ソフトの関連付けによってOSはペイント系ソ
フトを起動してこのBMPファイルを表示する。また箱
FはWAVファイルにリンクされている。同様にWAV
ファイルがサウンドプレイヤ−系ソフトにより演奏され
る。ドアGにはLOGHファイルのURLが記述されて
いる。LOGHファイルとはこの「設定ファイルC」の
書式を規定した文書に付けられた名称である。即ちドア
Gをクリックすると、ブラウザはリンク先のLOGHフ
ァイルを受信して解釈し、画面表示を新しい仮想3次元
表示に書き換える。また、窓Hのクリックによって、リ
ンク先のCGI(コモンゲートウェイインターフェ−
ス)プログラムが実行される。幽霊Iのクリックによ
り、リンク先のEXEファイル(実行プログラム)が起
動される。しかしながら人間Jにはリンク付けが為され
ていないため、これをクリックしても何事も起こらな
い。尚リンク先を示すものをアンカータグと呼称する。
【0081】CPU2を用いて実現した場合のハードウ
ェア構成を図18に示す。制御装置12はCPUを用い
ずにハードウェアロジックにより構成することも可能で
あるが、ここではCPU2を用いた。即ちCPU2には
メモリ20、表示装置であるディスプレイ11、入力装
置としてのポインティングデバイス1、記憶装置である
ハードディスク10が接続されている。ハードディスク
10にはOS3(オペレーティングシステム)、当たり
判定プログラム30、画像ファイル31、反復受信プロ
グラム34、アイコンの位置データ送信プログラム35
が記憶されている。後述するアバターの画像プログラム
は前記画像ファイル31に記憶されている。当たり判定
プログラム30、画像ファイル31、反復受信プログラ
ム34、アイコンの位置データ送信プログラム35は、
図示しないCD−ROMドライブを介してCD−ROM
よりインストールされたものである。
【0082】前記反復受信プログラム34は、クライア
ント51をサーバー4に接続した時に「設定ファイル
C」を読み込むが、接続中は設定した時間間隔で再受信
(リロード)を繰り返す。アイコンの位置データ送信プ
ログラム35は、後述するアバターを選択した時に、そ
のファイル名をサーバー4へ向けて送信するが、その後
はオペレータ(ユーザー)がマウス等のポインティング
デバイス1で3次元アイコンを移動させる度に、移動後
の位置情報をサーバー4へ向けて送信する。尚、サーバ
ー4ではクライアント51が送信した保存するが、特に
3次元アイコンの移動後の位置情報は、前記「設定ファ
イルC」に反映される。
【0083】さて反復受信プログラム34は、図11及
び図12に示す「設定ファイルC」をサーバー4から受
信する(図16)。CPU2がこれ等の値を元に、原理
的に2次元であるディスプレイ11上に仮想的に3次元
表示を行なう。
【0084】ここで、図13に示すように、必要に応じ
てアバター選択ダイアログボックス7を表示させる。こ
こには複数個のアバターアイコン70が表示される。好
みのアバターを選択してからボタン71をポインティン
グデバイス1のカーソル6でクリックすると、ダイアロ
グボックス7が画面から消えると共に、これまで矢印形
状のカーソル6が、先に選択されたアバターに変更され
ている(図示せず)。図14に於けるステップS1はこ
のアバターの選択ステップを示す。これに引き続いてC
PU2が、先に選択したアバター画像のファイル名をサ
ーバー4に向けて送信する(ステップS2)。図16で
は、クライアント51からサーバー4へ向けた送信デー
タの流れ50が表わされている。尚、サーバー4ではこ
の時までに接続されているクライアント51,52,5
3,54のカーソル6やアバターアイコン70をファイ
ル名で管理しており、「設定ファイルC」にこのファイ
ル名を書き込んだり、接続を断ったクライアントに関し
ては、「設定ファイルC」からこのファイル名を削除し
たりしている。而して各クライアントによる定期的な
「設定ファイルC」の反復受信の際に(受信データの流
れ41)、この変化が反映される。図17に於いてはク
ライアント51,54からサーバー4への書き込みをセ
ーブと書き表わし、サーバー4からクライアント51,
54への再受信(反復受信)をリロードと書き表わして
いる。
【0085】さて図15に、当たり判定プログラム30
をフローチャートにて示す。図15に於けるステップS
1からステップS8までは、図8に於けるステップS1
からステップS8までと同一である。次に、CPU2が
机D上に箱Fを載せてこれ等の3次元アイコンを再表示
するのであるが(ステップS8)、この後ポインティン
グデバイス1で移動させた3次元アイコンの新しい位置
情報を、サーバー4に書き込みに行く動作を行なう(ス
テップS9)。次のステップS10では、終了したか否
かを監視している。
【0086】このようにして机D、箱F共に当たり判定
属性があることから、互いの3次元物体表面に対する当
たりを確認し、相手の境界より内部に入り込んでいるよ
うな表示とは成らない。而もステップS9で3次元アイ
コンの新しい位置情報をサーバー4に書き込んでいるた
め、サーバー4に接続されているクライアント51,5
2,53,54が、定期的な「設定ファイルC」の反復
受信を行なうと、各々のクライアントが行なった3次元
アイコンの移動が、各々のクライアントのディスプレイ
11上に反映される。このためサーバー4に接続されて
いる全てのクライアント51,52,53,54が、い
わゆる対戦的なオンラインゲームを楽しむことが出来
る。そこで、本実施形態にチャットの機能を持たせるこ
ともよいであろう。この場合にはサーバー側がチャット
システムに対応する必要がある。
【0087】このような接続状況ではあるが、例えばク
ライアント51のアバターがドアGをクリックすると、
ブラウザはリンク先のLOGHファイルを受信して解釈
し、画面表示を新しい仮想3次元画像(HEYA2)に
書き換える。このため、先の仮想3次元画像(HEYA
1とする)からはクライアント51の姿は消え、代わり
にクライアント51の姿は新しい仮想3次元画像(HE
YA2)に現われる。この時既に別のクライアント(先
住人)がこのHEYA2.LOGHファイルを表示して
いた時には、クライアント51は新しい仮想3次元画像
(HEYA2)の先住人を見ることが出来る。これは先
住人にとっても同様である。
【0088】(第3の実施の形態)次に、図19を用い
て本発明の第3の実施の形態に付いて説明する。上述し
たように、ディスプレイ11に表示させる画像は、ネッ
トワーク環境を介してサーバー4から取得するのが望ま
しい。現状のインターネットでは回線の細さが問題と成
ることもあるが、これは時が解決するであろう。またL
AN環境では画像の送受信は何等問題がない。そこで本
実施形態では、3次元空間画像や3次元アイコン等の画
像をサーバー4から受信する。
【0089】図19にCPU2を用いて実現した場合の
ハードウェア構成を示す。制御装置12はCPUを用い
ずにハードウェアロジックにより構成することも可能で
あるが、ここではCPU2を用いた。即ちCPU2には
メモリ20、表示装置であるディスプレイ11、入力装
置としてのポインティングデバイス1、記憶装置である
ハードディスク10が接続されている。ハードディスク
10にはOS(オペレーティングシステム)、当たり判
定プログラム30、反復受信プログラム34、アイコン
の位置データ送信プログラム35が記憶されている。本
実施形態が第2の実施の形態と異なる点は、ハードディ
スク10に画像ファイル31を記憶させておらず、ハー
ドディスク10には新たに画像受信プログラム36が記
憶されている。尚、当たり判定プログラム30、画像受
信プログラム36、反復受信プログラム34、アイコン
の位置データ送信プログラム35は、図示していないC
D−ROMドライブを介してCD−ROMよりインスト
ールされたものである。
【0090】本実施形態に於いても、図11及び図12
に示した「設定ファイルC」をサーバー4から受信する
であるが、これは一続きのものである。この「設定ファ
イルC」には、使用する画像ファイルの名前、3次元空
間画像に付いては配置される座標と面積に係るサイズ属
性、3次元アイコンに付いては配置される座標と当たり
判定属性とリンク先が書かれている。CPU2がこれ等
の値を元にして、必要な3次元空間画像と3次元アイコ
ンをサーバー4から受信し、原理的に2次元である表示
装置11の画面上に仮想的に3次元表示を行なう。アバ
ターが選択された場合には、そのアバター画像もサーバ
ー4から受信して表示する。
【0091】尚、上述した全ての実施形態に於いて、当
たり判定プログラム30、その他のプログラムを機能別
に分けて図示したが、一般的にOS3以外はひとつのま
とまりのあるプログラムとして販売される。当たり判定
プログラムのアルゴリズムに関しては、これまでの、或
いはこれから登場する何等かのアルゴリズムが任意に利
用可能である。3次元空間表示に関しても、頭部装着式
ディスプレイを用いれば、オペレータの周囲360度に
画像を展開することが可能であり、更に迫真的な現実感
を伴なう3次元表示を楽しむことが出来る。本発明プロ
グラムが、一例JAVA(商標)言語などで記述されて
おり、ネットワークを経由して受信されRAM上に展開
される場合、前記3次元空間画像、3次元アイコン、ま
た3次元アイコンの位置情報を本発明プログラムの受信
と同時にサーバーから受信するようにしてもよい。
【0092】
【発明の効果】以上、本発明によれば、ネットワーク上
のサーバーから受信したデータを基にクライアント側で
3次元表示を楽しむことが出来、3次元空間にはクライ
アントが移動可能な3次元物体が置かれており、この物
体は3次元空間の境界である床や壁や他の物体表面に対
して当たり判定が行なわれつつ、物体として自己の境界
を保ちながら移動可能と成っている。また3次元物体に
は上記アイコンとしての役目(リンクボタンや起動スイ
ッチとしての役目)を担わせることも必要に応じて可能
と成っている。
【図面の簡単な説明】
【図1】第1実施形態による3次元画像表示装置の全体
構成図である。
【図2】図1の装置をCPUを用いて実現した場合のハ
ードウェア構成図である。
【図3】同実施形態によるインターネット経由の場合の
データの流れを示す図である。
【図4】同実施形態による設定ファイルAの受信プログ
ラムのフローチャートである。
【図5】同実施形態による設定ファイルAを示す図であ
る。
【図6】同実施形態による設定ファイルBを示す図であ
る。
【図7】同実施形態によるディスプレイ上の表示画面を
示す図である。
【図8】同実施形態による当たり判定プログラムのフロ
ーチャートである。
【図9】同実施形態による当たり判定の説明図である。
【図10】同実施形態による当たり判定の説明図であ
る。
【図11】第2実施形態による設定ファイルCを示す図
である。
【図12】図11の設定ファイルCを示す図の続きであ
る。
【図13】同実施形態によるアバター選択画面を示す図
である。
【図14】同実施形態によるファイル名送信プログラム
のフローチャートである。
【図15】同実施形態による当たり判定プログラムのフ
ローチャートである。
【図16】同実施形態によるインターネット経由の場合
のデータの流れを示す図である。
【図17】図16のサーバー・クライアント間でのデー
タ送受を示す図である。
【図18】同実施形態による3次元画像表示装置のCP
Uを用いて実現した場合のハードウェア構成図である。
【図19】第3実施形態による3次元画像表示装置のC
PUを用いて実現した場合のハードウェア構成図であ
る。
【符号の説明】
1 入力装置 10 記憶装置 11 表示装置 12 制御装置 13 受信装置 2 CPU 20 メモリ 21 ディスプレイ 3 OS 30 当たり判定プログラム 31 画像ファイル 32 設定ファイルB 33 設定ファイルA受信プログラム 34 反復受信プログラム 35 アイコンの位置データ送信プログラム 36 画像受信プログラム 4 サーバー 40 受信データの流れ 41 受信データの流れ 5 クライアント 50 送信データの流れ 51 クライアント 52 クライアント 53 クライアント 54 クライアント 6 マウスカーソル 7 ダイアログボックス 70 アバターアイコン 71 ボタン

Claims (23)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 3次元空間画像と3次元アイコンとを読
    み込み、少なくとも前記3次元アイコンの位置情報をサ
    ーバーから受信して、前記3次元空間を表示すると共に
    該3次元空間内に前記3次元アイコンを表示し、該3次
    元アイコンをオペレータが移動させた時に、前記3次元
    空間と又は他の3次元アイコンが存在する場合にはその
    3次元アイコンとの間で当たり判定を行なってから前記
    3次元空間画像と3次元アイコンとを再表示することを
    特徴とする、3次元画像表示方法。
  2. 【請求項2】 請求項1に於いて、前記3次元アイコン
    を起動スイッチとして又はリンクボタンとして設定する
    ことを特徴とする、3次元画像表示方法。
  3. 【請求項3】 請求項1に於いて、前記3次元アイコン
    が前記3次元空間と又は他の3次元アイコンが存在する
    場合にはその3次元アイコンとの間で当たり判定を行な
    いながら自律的に移動することを特徴とする、3次元画
    像表示方法。
  4. 【請求項4】 請求項1に於いて、前記3次元アイコン
    を複数個具え、この中から任意の1個を選択してオペレ
    ータが操作するポインティングデバイスのカーソルとす
    ることを特徴とする、3次元画像表示方法。
  5. 【請求項5】 請求項1に於いて、前記3次元アイコン
    の移動後の位置情報をサーバーに保存させるべくサーバ
    ーへ送信し、且つ設定した時間間隔で前記3次元アイコ
    ンの位置情報を再受信することを特徴とする、3次元画
    像表示方法。
  6. 【請求項6】 請求項4に於いて、選択した前記3次元
    アイコンのファイル名と3次元アイコンの移動後の位置
    情報とをサーバーに保存させるべくサーバーへ送信し、
    且つ設定した時間間隔で前記3次元アイコンの位置情報
    を再受信することを特徴とする、3次元画像表示方法。
  7. 【請求項7】 3次元空間画像と3次元アイコンとを読
    み込み、少なくとも前記3次元アイコンの位置情報をサ
    ーバーから受信して、前記3次元空間を表示すると共に
    該3次元空間内に前記3次元アイコンを表示し、該3次
    元アイコンをオペレータが移動させた時に、前記3次元
    空間と又は他の3次元アイコンが存在する場合にはその
    3次元アイコンとの間で当たり判定を行なってから前記
    3次元空間画像と3次元アイコンとを再表示することを
    特徴とする3次元画像表示方法を実現するプログラムを
    記録した記録媒体。
  8. 【請求項8】 請求項7に於いて、前記3次元アイコン
    を起動スイッチとして又はリンクボタンとして設定する
    ことを特徴とする3次元画像表示方法を実現するプログ
    ラムを記録した記録媒体。
  9. 【請求項9】 請求項7に於いて、前記3次元アイコン
    が前記3次元空間と又は他の3次元アイコンが存在する
    場合にはその3次元アイコンとの間で当たり判定を行な
    いながら自律的に移動することを特徴とする3次元画像
    表示方法を実現するプログラムを記録した記録媒体。
  10. 【請求項10】 請求項7に於いて、前記3次元アイコ
    ンを複数個具え、この中から任意の1個を選択してオペ
    レータが操作するポインティングデバイスのカーソルと
    することを特徴とする3次元画像表示方法を実現するプ
    ログラムを記録した記録媒体。
  11. 【請求項11】 請求項7に於いて、前記3次元アイコ
    ンの移動後の位置情報をサーバーに保存させるべくサー
    バーへ送信し、且つ設定した時間間隔で前記3次元アイ
    コンの位置情報を再受信することを特徴とする3次元画
    像表示方法を実現するプログラムを記録した記録媒体。
  12. 【請求項12】 請求項10に於いて、選択した前記3
    次元アイコンのファイル名と3次元アイコンの移動後の
    位置情報とをサーバーに保存させるべくサーバーへ送信
    し、且つ設定した時間間隔で前記3次元アイコンの位置
    情報を再受信することを特徴とする3次元画像表示方法
    を実現するプログラムを記録した記録媒体。
  13. 【請求項13】 3次元空間画像と3次元アイコンを読
    み込む読込手段と、少なくとも前記3次元アイコンの位
    置情報をサーバーから受信する受信手段と、前記読込手
    段が読み込んだ3次元空間画像と3次元アイコンと、前
    記受信手段がサーバーから受信した位置情報と、から前
    記3次元空間を表示すると共に該3次元空間内に前記3
    次元アイコンを表示する表示手段と、3次元アイコンを
    移動させる移動手段と、該移動手段が3次元アイコンを
    移動させた時に、前記3次元空間と又は他の3次元アイ
    コンが存在する場合にはその3次元アイコンとの間で当
    たり判定を行なう当たり判定手段と、該判定手段の判定
    に基づき前記3次元アイコンを再表示する再表示手段
    と、を具えていることを特徴とする3次元画像表示装
    置。
  14. 【請求項14】 請求項13に於いて、前記3次元アイ
    コンを起動スイッチとして又はリンクボタンとして関連
    付ける関連付手段を具えていることを特徴とする、3次
    元画像表示装置。
  15. 【請求項15】 請求項13に於いて、前記3次元アイ
    コンを自律的に移動させる移動手段を具えていることを
    特徴とする、3次元画像表示装置。
  16. 【請求項16】 請求項13に於いて、前記3次元アイ
    コンを複数個具えると共にこの中から任意の1個を選ぶ
    選択手段を具え、この選択された3次元アイコンをオペ
    レータが操作するポインティングデバイスのカーソルの
    画像と入れ替える入替手段を具えることを特徴とする、
    3次元画像表示装置。
  17. 【請求項17】 請求項13に於いて、前記移動手段に
    より変更された前記3次元アイコンの移動後の位置情報
    をサーバーに保存させるべくサーバーへ送信する送信手
    段と、前記3次元アイコンの位置情報を定期的に読み込
    む時間間隔を設定する設定手段と、を具えていることを
    特徴とする、3次元画像表示装置。
  18. 【請求項18】 請求項16に於いて、複数の前記3次
    元アイコンから任意の1個を選ぶ選択手段と、これによ
    り選択された3次元アイコンのファイル名と前記移動手
    段により変更された前記3次元アイコンの移動後の位置
    情報とをサーバーに保存させるべくサーバーへ送信する
    送信手段と、及び前記3次元アイコンのファイル名と位
    置情報とを定期的に読み込む時間間隔を設定する設定手
    段と、を具えていることを特徴とする、3次元画像表示
    装置。
  19. 【請求項19】 画像配置データを記録した記録媒体で
    あって、3次元空間画像名を記録する記録領域及び3次
    元アイコン名を記録する記録領域と、これ等画像の位置
    情報を記録する記録領域と、3次元アイコンの当たり判
    定属性を記録する記録領域と、を備えていることを特徴
    とする画像配置データを記録した記録媒体。
  20. 【請求項20】 画像配置データを記録した記録媒体で
    あって、3次元空間画像名を記録する記録領域及び3次
    元アイコン名を記録する記録領域と、これ等画像の位置
    情報を記録する記録領域と、3次元アイコンの当たり判
    定属性を記録する記録領域と、前記3次元アイコンを起
    動スイッチとしてまたはリンクボタンとして設定するア
    ンカータグを記録する記録領域と、を備えていることを
    特徴とする画像配置データを記録した記録媒体。
  21. 【請求項21】 請求項19または請求項20に於い
    て、前記位置情報を記録する記録領域に於ける位置情報
    は、前記3次元アイコンの移動により書き換えられてい
    ることを特徴とする画像配置データを記録した記録媒
    体。
  22. 【請求項22】 記憶装置に、予め、3次元空間画像と
    3次元アイコンとを記憶した画像格納領域を形成し、こ
    の画像格納領域から3次元空間画像と3次元アイコンと
    を読み込み、少なくとも前記3次元アイコンの位置情報
    をサーバーから受信して、前記3次元空間を表示すると
    共に該3次元空間内に前記3次元アイコンを表示し、こ
    の3次元アイコンをオペレータが移動させた時に、前記
    3次元空間とまたは他の3次元アイコンが存在する場合
    にはその3次元アイコンとの間で当たり判定を行なって
    から前記3次元空間画像と3次元アイコンとを再表示す
    ることを特徴とする3次元画像表示方法を実現するプロ
    グラムを記録した記録媒体。
  23. 【請求項23】 3次元空間画像と3次元アイコンとを
    読み込み、少なくとも前記3次元アイコンの位置情報を
    サーバーから受信して、前記3次元空間を表示すると共
    に該3次元空間内に前記3次元アイコンを表示し、該3
    次元アイコンをオペレータが移動させた時に、前記3次
    元空間と又は他の3次元アイコンが存在する場合にはそ
    の3次元アイコンとの間で当たり判定を行なってから前
    記3次元空間画像と3次元アイコンとを再表示するクラ
    イアント、からの接続要求に応えるサーバープログラム
    を記録した記録媒体であって、クライアントに少なくと
    も前記3次元アイコンの位置情報を送信し、クライアン
    トが前記3次元アイコンを移動させ、この3次元アイコ
    ンの移動後の位置情報をサーバーへ送信してきた時に、
    前記位置情報を書き換えることを特徴とする3次元画像
    表示方法を実現するプログラムを記録した記録媒体。
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