JPH11259560A - カード利用管理システム - Google Patents
カード利用管理システムInfo
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- JPH11259560A JPH11259560A JP7331998A JP7331998A JPH11259560A JP H11259560 A JPH11259560 A JP H11259560A JP 7331998 A JP7331998 A JP 7331998A JP 7331998 A JP7331998 A JP 7331998A JP H11259560 A JPH11259560 A JP H11259560A
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- 230000001629 suppression Effects 0.000 abstract 1
- 238000010586 diagram Methods 0.000 description 4
- 230000001105 regulatory effect Effects 0.000 description 3
- 239000004973 liquid crystal related substance Substances 0.000 description 2
- 230000000694 effects Effects 0.000 description 1
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- Management, Administration, Business Operations System, And Electronic Commerce (AREA)
- Financial Or Insurance-Related Operations Such As Payment And Settlement (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【課題】この発明は、適正なカード利用ができるように
合計利用限度額を設定するだけでなく、カードの利用状
態を表す参考合計利用限度額を設定することにより、利
用者にカードの取引利用状態を知らせて過剰利用を抑制
した適正なカード利用を促進することができるカード利
用管理システムの提供を目的とする。 【解決手段】この発明は、カードの合計利用限度額まで
取引許容するカード利用管理システムであって、上記カ
ードの合計利用限度額に至るまでにカードの取引利用状
態を表す参考合計利用限度額を設定したことを特徴とす
る。
合計利用限度額を設定するだけでなく、カードの利用状
態を表す参考合計利用限度額を設定することにより、利
用者にカードの取引利用状態を知らせて過剰利用を抑制
した適正なカード利用を促進することができるカード利
用管理システムの提供を目的とする。 【解決手段】この発明は、カードの合計利用限度額まで
取引許容するカード利用管理システムであって、上記カ
ードの合計利用限度額に至るまでにカードの取引利用状
態を表す参考合計利用限度額を設定したことを特徴とす
る。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、クレジットカー
ドやキャッシュカード等のカードの利用管理システムに
関し、さらに詳しくはカードの合計利用限度額を中間報
告してカードの過剰利用を抑制するカード利用管理シス
テムに関する。
ドやキャッシュカード等のカードの利用管理システムに
関し、さらに詳しくはカードの合計利用限度額を中間報
告してカードの過剰利用を抑制するカード利用管理シス
テムに関する。
【0002】
【従来の技術】以下、クレジットカードを例にとって説
明すると、この種のクレジットカードは、図5に示すよ
うに、予め合計利用限度額(カードの最高利用限度額)
51及び1回の取引利用限度額(フロアリミット)52
が個人の信用度別に定められており、このクレジットカ
ードの合計利用限度額51を超えるまでカード取引を許
容している。
明すると、この種のクレジットカードは、図5に示すよ
うに、予め合計利用限度額(カードの最高利用限度額)
51及び1回の取引利用限度額(フロアリミット)52
が個人の信用度別に定められており、このクレジットカ
ードの合計利用限度額51を超えるまでカード取引を許
容している。
【0003】しかし、カード利用者が現在までの合計取
引額及びカード保有残高を把握するには、過去の取引明
細を計算しなければならず、容易にカードの使用状態を
把握管理できず、このため利用者はカード取引時に残高
不足で拒否されることがあり、またこのカード取引が拒
否された時点で合計利用限度額に至っていることに気付
くなどカード取引利用によって過剰利用してしまう恐れ
があった。
引額及びカード保有残高を把握するには、過去の取引明
細を計算しなければならず、容易にカードの使用状態を
把握管理できず、このため利用者はカード取引時に残高
不足で拒否されることがあり、またこのカード取引が拒
否された時点で合計利用限度額に至っていることに気付
くなどカード取引利用によって過剰利用してしまう恐れ
があった。
【0004】それゆえ、この種のカードに対しては、カ
ード会社側が1回の高額引出しを規制するフロアリミッ
トを設定してセキュリティ性を持たせている。ところ
が、このカード取引が拒否されるまでの合計利用限度額
に対するセキュリティはなされていないため、このカー
ド利用による過剰利用を的確に抑制できず、この結果、
カード利用者だけでなくカード会社側にも責任が問われ
る問題を有していた。
ード会社側が1回の高額引出しを規制するフロアリミッ
トを設定してセキュリティ性を持たせている。ところ
が、このカード取引が拒否されるまでの合計利用限度額
に対するセキュリティはなされていないため、このカー
ド利用による過剰利用を的確に抑制できず、この結果、
カード利用者だけでなくカード会社側にも責任が問われ
る問題を有していた。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】そこでこの発明は、適
正なカード利用ができるように合計利用限度額を設定す
るだけでなく、カードの利用状態を表す参考合計利用限
度額を設定することにより、利用者にカードの取引利用
状態を知らせて過剰利用を抑制した適正なカード利用を
促進することができるカード利用管理システムの提供を
目的とする。
正なカード利用ができるように合計利用限度額を設定す
るだけでなく、カードの利用状態を表す参考合計利用限
度額を設定することにより、利用者にカードの取引利用
状態を知らせて過剰利用を抑制した適正なカード利用を
促進することができるカード利用管理システムの提供を
目的とする。
【0006】
【課題を解決するための手段】請求項1記載の発明は、
カードの合計利用限度額まで取引許容するカード利用管
理システムであって、上記カードの合計利用限度額に至
るまでにカードの取引利用状態を表す参考合計利用限度
額を設定したことを特徴とする。
カードの合計利用限度額まで取引許容するカード利用管
理システムであって、上記カードの合計利用限度額に至
るまでにカードの取引利用状態を表す参考合計利用限度
額を設定したことを特徴とする。
【0007】請求項2記載の発明は、カードの合計利用
限度額まで取引許容するカード利用管理システムであっ
て、上記カードの合計利用限度額に至るまでにカードの
取引利用状態を表す参考合計利用限度額を設定し、この
参考合計利用限度額を超えるカード取引利用と判定した
とき、その旨をカード利用者に通知する通知手段を備え
たことを特徴とする。
限度額まで取引許容するカード利用管理システムであっ
て、上記カードの合計利用限度額に至るまでにカードの
取引利用状態を表す参考合計利用限度額を設定し、この
参考合計利用限度額を超えるカード取引利用と判定した
とき、その旨をカード利用者に通知する通知手段を備え
たことを特徴とする。
【0008】請求項3記載の発明は、参考合計利用限度
額をカード利用者が設定したことを特徴とする。
額をカード利用者が設定したことを特徴とする。
【0009】請求項4記載の発明は、参考合計利用限度
額をカード会社が設定したことを特徴とする。
額をカード会社が設定したことを特徴とする。
【0010】請求項5記載の発明は、カードの合計利用
限度額まで取引許容するカード利用管理システムであっ
て、上記カードの合計利用限度額に至るまでにカードの
取引利用状態を表すセキュリティ合計利用限度額を設定
したことを特徴とする。
限度額まで取引許容するカード利用管理システムであっ
て、上記カードの合計利用限度額に至るまでにカードの
取引利用状態を表すセキュリティ合計利用限度額を設定
したことを特徴とする。
【0011】請求項6記載の発明は、カードの合計利用
限度額まで取引許容するカード利用管理システムであっ
て、上記カードの合計利用限度額に至るまでにカードの
取引利用状態を表すセキュリティ合計利用限度額を設定
し、このセキュリティ合計利用限度額を超えるカード取
引利用と判定したとき、そのカードの承認を要請する承
認要請手段を備えたことを特徴とする。
限度額まで取引許容するカード利用管理システムであっ
て、上記カードの合計利用限度額に至るまでにカードの
取引利用状態を表すセキュリティ合計利用限度額を設定
し、このセキュリティ合計利用限度額を超えるカード取
引利用と判定したとき、そのカードの承認を要請する承
認要請手段を備えたことを特徴とする。
【0012】
【発明の作用及び効果】この発明によれば、取引許容さ
れたカードの合計利用限度額に至るまでに同カードの取
引利用状態を表す参考合計利用限度額を設定しているた
め、ある利用時点でカードの取引利用状態が分る。従っ
て、利用者はいきなり残高不足によって取引拒否されず
に済み、この設定された参考合計利用限度額に応じた適
正なカード利用を促進することができる。
れたカードの合計利用限度額に至るまでに同カードの取
引利用状態を表す参考合計利用限度額を設定しているた
め、ある利用時点でカードの取引利用状態が分る。従っ
て、利用者はいきなり残高不足によって取引拒否されず
に済み、この設定された参考合計利用限度額に応じた適
正なカード利用を促進することができる。
【0013】また、参考合計利用限度額を超えるカード
取引利用であることをカード利用者に通知するように設
定すれば、この通知に基づいてカード利用者は参考合計
利用限度額に達したことが分り、このカードの利用状態
を把握管理しながらカード取引することができ、この結
果、カードの過剰利用を抑制したカード利用を促進する
ことができる。
取引利用であることをカード利用者に通知するように設
定すれば、この通知に基づいてカード利用者は参考合計
利用限度額に達したことが分り、このカードの利用状態
を把握管理しながらカード取引することができ、この結
果、カードの過剰利用を抑制したカード利用を促進する
ことができる。
【0014】また、参考合計利用限度額をカード利用者
が設定するようにした場合は、カード利用者が望む参考
値に設定することができる。
が設定するようにした場合は、カード利用者が望む参考
値に設定することができる。
【0015】さらに、参考合計利用限度額をカード会社
が設定するようにした場合は、カード会社が管理する利
用者に適した管理値に設定することができる。
が設定するようにした場合は、カード会社が管理する利
用者に適した管理値に設定することができる。
【0016】また、取引許容されたカードの合計利用限
度額に至るまでに同カードの取引利用状態を表すセキュ
リティ合計利用限度額を設定しているため、事前にカー
ドの取引利用状態を考慮した利用規制ができる。従っ
て、カード会社はカードの過剰利用を抑制することがで
き、適正なカード利用を促進することができる。
度額に至るまでに同カードの取引利用状態を表すセキュ
リティ合計利用限度額を設定しているため、事前にカー
ドの取引利用状態を考慮した利用規制ができる。従っ
て、カード会社はカードの過剰利用を抑制することがで
き、適正なカード利用を促進することができる。
【0017】さらに、セキュリティ合計利用限度額を超
えるカード取引利用と判定したときに同カードの承認を
要請するように設定すれば、カード取引時の信頼性を高
めることができ、第三者による不正利用等を的確に規制
することができ、セキュリティ性の高いカード利用が図
れる。
えるカード取引利用と判定したときに同カードの承認を
要請するように設定すれば、カード取引時の信頼性を高
めることができ、第三者による不正利用等を的確に規制
することができ、セキュリティ性の高いカード利用が図
れる。
【0018】
【実施例】この発明の一実施例を以下図面に基づいて詳
述する。図1はクレジットカードのカード利用管理シス
テムを示し、このカード利用管理システムはホストコン
ピュータ11と、コンピュータ端末機(CAT)12
と、ピンパッド13とから構成される。
述する。図1はクレジットカードのカード利用管理シス
テムを示し、このカード利用管理システムはホストコン
ピュータ11と、コンピュータ端末機(CAT)12
と、ピンパッド13とから構成される。
【0019】ホストコンピュータ11にはクレジットカ
ード14の予め設定された合計利用限度額及び利用者の
カードデータを登録しており、このカードデータを照合
して取引許容する。
ード14の予め設定された合計利用限度額及び利用者の
カードデータを登録しており、このカードデータを照合
して取引許容する。
【0020】このホストコンピュータ11にCAT12
を接続してカード取引するものであって、CAT12は
クレジットカード14の信用度を照会するためのコンピ
ュータ端末機として店舗に設置され、このCAT本体の
上面に入力操作案内用の液晶表示器15と、入力キー1
6と、レシート放出口17と、カードスライド溝18と
を有し、背面に暗証番号入力用のピンパッド13を接続
して構成している。
を接続してカード取引するものであって、CAT12は
クレジットカード14の信用度を照会するためのコンピ
ュータ端末機として店舗に設置され、このCAT本体の
上面に入力操作案内用の液晶表示器15と、入力キー1
6と、レシート放出口17と、カードスライド溝18と
を有し、背面に暗証番号入力用のピンパッド13を接続
して構成している。
【0021】液晶表示器15はCAT本体の上面に配設
されてクレジットカード14の使用時に入力操作情報や
取引情報を表示案内し、この表示案内に従って入力操作
に必要なテンキーやファンクションキー等の様々な入力
キー16を入力操作して取引内容を決定する。また、取
引完了時に取引内容の情報を、その都度プリンタでプリ
ントアウトしてレシート放出口17よりレシートを発行
する。
されてクレジットカード14の使用時に入力操作情報や
取引情報を表示案内し、この表示案内に従って入力操作
に必要なテンキーやファンクションキー等の様々な入力
キー16を入力操作して取引内容を決定する。また、取
引完了時に取引内容の情報を、その都度プリンタでプリ
ントアウトしてレシート放出口17よりレシートを発行
する。
【0022】カードスライド溝18はクレジットカード
14の読取り処理に必要な一定長さを側面に沿って凹部
形成し、ここにクレジットカード14を差込んだ状態で
スライド操作させることにより内部のカードリーダでカ
ード情報を読取り、このカード情報を受付けてカードデ
ータ処理する。また、ピンパッド13は係員専用の入力
機として用いられ、店舗や係員を特定する専用の情報を
入力操作する。
14の読取り処理に必要な一定長さを側面に沿って凹部
形成し、ここにクレジットカード14を差込んだ状態で
スライド操作させることにより内部のカードリーダでカ
ード情報を読取り、このカード情報を受付けてカードデ
ータ処理する。また、ピンパッド13は係員専用の入力
機として用いられ、店舗や係員を特定する専用の情報を
入力操作する。
【0023】図2はカード利用管理システムの制御回路
ブロック図を示し、CPU21はROM22に格納され
たプログラムに沿って各回路装置を制御し、その制御デ
ータをRAM23で読出し可能に記憶する。
ブロック図を示し、CPU21はROM22に格納され
たプログラムに沿って各回路装置を制御し、その制御デ
ータをRAM23で読出し可能に記憶する。
【0024】通信部24はクレジットカードの利用時に
通信用のネットワークを介して利用先のクレジット会社
のホストコンピュータ11と通信して、予め設定された
カード利用者の個人認証を行う。また、カードリーダ2
5はカードスライド溝18と対応させて配設し、ここに
クレジットカードが導かれたとき、そのクレジットカー
ド14に記録されているカード情報を読取る。さらに、
プリンタ26は取引完了時に決済情報を印字したレシー
トを発行する。
通信用のネットワークを介して利用先のクレジット会社
のホストコンピュータ11と通信して、予め設定された
カード利用者の個人認証を行う。また、カードリーダ2
5はカードスライド溝18と対応させて配設し、ここに
クレジットカードが導かれたとき、そのクレジットカー
ド14に記録されているカード情報を読取る。さらに、
プリンタ26は取引完了時に決済情報を印字したレシー
トを発行する。
【0025】ところで、CPU21は、図3に示すよう
に、取引許容されたクレジットカードの合計利用限度額
31が予め設定されており、この合計利用限度額31に
至るまでに同カードの取引利用状態が限度額に近付いて
いることを表す参考合計利用限度額32を設定してい
る。
に、取引許容されたクレジットカードの合計利用限度額
31が予め設定されており、この合計利用限度額31に
至るまでに同カードの取引利用状態が限度額に近付いて
いることを表す参考合計利用限度額32を設定してい
る。
【0026】この参考合計利用限度額32は、合計利用
限度額31より少ない参考となる金額に設定し、この参
考合計利用限度額32を設定することにより、利用者は
この参考の限度額32からクレジットカードの取引利用
状態が分り、その後は同カードの取引利用状態に適した
カード管理が容易にできる。
限度額31より少ない参考となる金額に設定し、この参
考合計利用限度額32を設定することにより、利用者は
この参考の限度額32からクレジットカードの取引利用
状態が分り、その後は同カードの取引利用状態に適した
カード管理が容易にできる。
【0027】このときの限度額32を設定する際は、カ
ード利用者またはカード会社のいずれかにより設定する
ことができ、カード利用者が設定した場合はカード利用
者が望む参考値に設定することができ、カード会社が設
定する場合はカード会社が管理するカード利用者に適し
た管理値に設定することができる。
ード利用者またはカード会社のいずれかにより設定する
ことができ、カード利用者が設定した場合はカード利用
者が望む参考値に設定することができ、カード会社が設
定する場合はカード会社が管理するカード利用者に適し
た管理値に設定することができる。
【0028】また、参考合計利用限度額32を超えて取
引するとき、その旨をプリンタ26でプリントアウトし
てカード利用者に通知するように設定すれば、この通知
によって参考合計利用限度額32に達したことが分り、
カード利用者はこのクレジットカードの利用状態を把握
管理しながらカード取引してクレジットカードの過剰利
用を抑制することができる。
引するとき、その旨をプリンタ26でプリントアウトし
てカード利用者に通知するように設定すれば、この通知
によって参考合計利用限度額32に達したことが分り、
カード利用者はこのクレジットカードの利用状態を把握
管理しながらカード取引してクレジットカードの過剰利
用を抑制することができる。
【0029】さらに、CPU21はクレジットカードの
合計利用限度額31に至るまでに同カードの取引利用状
態が限度額に近付いていることを表すセキュリティ合計
利用限度額33を設定している。
合計利用限度額31に至るまでに同カードの取引利用状
態が限度額に近付いていることを表すセキュリティ合計
利用限度額33を設定している。
【0030】このセキュリティ合計利用限度額33を設
定することにより、クレジットカードの取引利用状態を
考慮したカードの管理ができる。例えば、カードの過剰
利用を事前に抑制することができる。また、セキュリテ
ィ合計利用限度額33を超えるカード取引利用と判定し
たときは同カードの承認を要請するように設定する。こ
れにより、同カードはカード取引時の信頼性を高めるこ
とができ、第三者による不正利用等を的確に規制するこ
とができ、セキュリティ性の高いカード利用が図れる。
定することにより、クレジットカードの取引利用状態を
考慮したカードの管理ができる。例えば、カードの過剰
利用を事前に抑制することができる。また、セキュリテ
ィ合計利用限度額33を超えるカード取引利用と判定し
たときは同カードの承認を要請するように設定する。こ
れにより、同カードはカード取引時の信頼性を高めるこ
とができ、第三者による不正利用等を的確に規制するこ
とができ、セキュリティ性の高いカード利用が図れる。
【0031】このように構成されたカード利用管理シス
テムのクレジットカード処理動作を図4のフローチャー
トを参照して説明する。今、カード利用者がクレジット
カード14を用いて取引利用するとき、このクレジット
カード14をCAT12のカードスライド溝18にスラ
イドさせて同カードの情報をカードリーダ25で読取ら
せる。また、CAT12の入力キー16…を押して取引
金額を入力操作する(ステップn1 )。
テムのクレジットカード処理動作を図4のフローチャー
トを参照して説明する。今、カード利用者がクレジット
カード14を用いて取引利用するとき、このクレジット
カード14をCAT12のカードスライド溝18にスラ
イドさせて同カードの情報をカードリーダ25で読取ら
せる。また、CAT12の入力キー16…を押して取引
金額を入力操作する(ステップn1 )。
【0032】これにより、CPU21は読取ったカード
情報から現在までのクレジットカード14の取引利用金
額を合計し、合計利用限度額31に至っていないことを
確認すれば、カード取引許容状態にあり(ステップn2
〜n3 )、続いて、参考合計利用限度額32及びセキュ
リティ合計利用限度額33に至っていないことを確認す
れば、クレジットカードの利用状態に余裕があり、未だ
限度額に近付いていないことを表している(ステップn
4 〜n5 )。
情報から現在までのクレジットカード14の取引利用金
額を合計し、合計利用限度額31に至っていないことを
確認すれば、カード取引許容状態にあり(ステップn2
〜n3 )、続いて、参考合計利用限度額32及びセキュ
リティ合計利用限度額33に至っていないことを確認す
れば、クレジットカードの利用状態に余裕があり、未だ
限度額に近付いていないことを表している(ステップn
4 〜n5 )。
【0033】また、このときのカードの取引金額がフロ
アリミット以下であることを確認すれば(ステップn6
)、CPU21はクレジット会社のホストコンピュー
タ11にデータ送信して照会し、カードの有効性を承認
すると、同カードのデータ照会を終了して、クレジット
カードの取引を許可して一取引が終了する(ステップn
7 〜n8 )。
アリミット以下であることを確認すれば(ステップn6
)、CPU21はクレジット会社のホストコンピュー
タ11にデータ送信して照会し、カードの有効性を承認
すると、同カードのデータ照会を終了して、クレジット
カードの取引を許可して一取引が終了する(ステップn
7 〜n8 )。
【0034】ところで、カード取引時にカードデータが
合計利用限度額31に達していると判定すれば、取引不
能なためカード取引規制して、このクレジットカードの
取引を拒否する(ステップn9 )。
合計利用限度額31に達していると判定すれば、取引不
能なためカード取引規制して、このクレジットカードの
取引を拒否する(ステップn9 )。
【0035】また、カード取引時にカードデータが参考
合計利用限度額32に至ったと判定すれば、CPU21
はクレジットカードが合計利用限度額31にが近付いて
いるため、その旨をプリンタ26で印字してレシートを
発行させ、このレシートによりカード利用者はカードの
利用状態を把握できる(ステップn10)。
合計利用限度額32に至ったと判定すれば、CPU21
はクレジットカードが合計利用限度額31にが近付いて
いるため、その旨をプリンタ26で印字してレシートを
発行させ、このレシートによりカード利用者はカードの
利用状態を把握できる(ステップn10)。
【0036】同じく、カード取引時にカードデータがセ
キュリティ合計利用限度額33に至ったと判定すれば、
CPU21はクレジットカードの合計の取引利用額が抑
制すべき限度額に達しているため、オンライン承認が必
要と判定して、その旨をホストコンピュータ11にデー
タ送信する(ステップn11)。
キュリティ合計利用限度額33に至ったと判定すれば、
CPU21はクレジットカードの合計の取引利用額が抑
制すべき限度額に達しているため、オンライン承認が必
要と判定して、その旨をホストコンピュータ11にデー
タ送信する(ステップn11)。
【0037】また、カード取引金額がフロアリミットを
超過すれば、クレジットカードの1回の取引限度額を超
えているため、CPU21はオンライン承認が必要と判
定して、その旨をホストコンピュータ11に送信して利
用者本人を正確に特定し、信頼性の高いカード取引を実
行する(ステップn12)。
超過すれば、クレジットカードの1回の取引限度額を超
えているため、CPU21はオンライン承認が必要と判
定して、その旨をホストコンピュータ11に送信して利
用者本人を正確に特定し、信頼性の高いカード取引を実
行する(ステップn12)。
【0038】上述のように、クレジットカードの合計利
用限度額に至るまでに同カードの取引利用状態が限度額
に近付いていることを表す参考合計利用限度額を設定し
ているため、あるカード利用時点でクレジットカードの
取引利用状態が分り、利用者は残高不足によっていきな
り取引拒否されずに済み、この設定された参考合計利用
限度額に応じた適正なカード利用を促進することができ
る。また、参考合計利用限度額を超えるカード取引利用
をカード利用者に通知するため、この通知に基づいてカ
ード利用者は参考合計利用限度額に達したことが分り、
このクレジットカードの利用状態を把握管理しながらカ
ード取引することができ、クレジットカードの過剰利用
を抑制したカード利用を促進することができる。また、
参考合計利用限度額をカード利用者が設定するようにし
た場合は、カード利用者が望む参考値に設定することが
でき、参考合計利用限度額をクレジットカード会社が設
定するようにした場合は、クレジットカード会社が管理
する利用者に適した管理値に設定することができる。
用限度額に至るまでに同カードの取引利用状態が限度額
に近付いていることを表す参考合計利用限度額を設定し
ているため、あるカード利用時点でクレジットカードの
取引利用状態が分り、利用者は残高不足によっていきな
り取引拒否されずに済み、この設定された参考合計利用
限度額に応じた適正なカード利用を促進することができ
る。また、参考合計利用限度額を超えるカード取引利用
をカード利用者に通知するため、この通知に基づいてカ
ード利用者は参考合計利用限度額に達したことが分り、
このクレジットカードの利用状態を把握管理しながらカ
ード取引することができ、クレジットカードの過剰利用
を抑制したカード利用を促進することができる。また、
参考合計利用限度額をカード利用者が設定するようにし
た場合は、カード利用者が望む参考値に設定することが
でき、参考合計利用限度額をクレジットカード会社が設
定するようにした場合は、クレジットカード会社が管理
する利用者に適した管理値に設定することができる。
【0039】また、取引許容されたクレジットカードの
合計利用限度額に至るまでに同カードの取引利用状態を
表すセキュリティ合計利用限度額を設定しているため、
事前にクレジットカードの取引利用状態を考慮した利用
規制ができる。従って、カード会社はクレジットカード
の過剰利用を抑制して適正なカード利用を促進すること
ができる。
合計利用限度額に至るまでに同カードの取引利用状態を
表すセキュリティ合計利用限度額を設定しているため、
事前にクレジットカードの取引利用状態を考慮した利用
規制ができる。従って、カード会社はクレジットカード
の過剰利用を抑制して適正なカード利用を促進すること
ができる。
【0040】さらに、セキュリティ合計利用限度額を超
えるカード取引利用のときに同カードの承認を要請する
ように設定すれば、カード取引時の信頼性を高めること
ができ、第三者による不正利用等を的確に規制すること
ができ、セキュリティ性の高いカード利用が図れる。
えるカード取引利用のときに同カードの承認を要請する
ように設定すれば、カード取引時の信頼性を高めること
ができ、第三者による不正利用等を的確に規制すること
ができ、セキュリティ性の高いカード利用が図れる。
【0041】この発明と、上述の一実施例の構成との対
応において、この発明のカードは、実施例のクレジット
カード14に対応し、以下同様に、通知手段は、プリン
タ26のレシートに対応するも、この発明は、請求項に
示される技術思想に基づいて応用することができ、上述
の一実施例の構成のみに限定されるものではない。
応において、この発明のカードは、実施例のクレジット
カード14に対応し、以下同様に、通知手段は、プリン
タ26のレシートに対応するも、この発明は、請求項に
示される技術思想に基づいて応用することができ、上述
の一実施例の構成のみに限定されるものではない。
【図面の簡単な説明】
【図1】 この発明のカード利用管理システムを示す概
略構成図。
略構成図。
【図2】 この発明のカード利用管理システムの制御回
路ブロック図。
路ブロック図。
【図3】 この発明のクレジットカードの利用管理状態
を示す説明図。
を示す説明図。
【図4】 この発明のカード利用管理システムのクレジ
ットカード処理動作を示すフローチャート。
ットカード処理動作を示すフローチャート。
【図5】 従来のクレジットカードの利用管理状態を示
す説明図。
す説明図。
11…ホストコンピュータ 12…CAT 13…ピンパッド 14…クレジットカード 21…CPU 26…プリンタ 31…合計利用限度額 32…参考合計利用限度額 33…セキュリティ合計利用限度額
Claims (6)
- 【請求項1】カードの合計利用限度額まで取引許容する
カード利用管理システムであって、上記カードの合計利
用限度額に至るまでにカードの取引利用状態を表す参考
合計利用限度額を設定したことを特徴とするカード利用
管理システム - 【請求項2】カードの合計利用限度額まで取引許容する
カード利用管理システムであって、上記カードの合計利
用限度額に至るまでにカードの取引利用状態を表す参考
合計利用限度額を設定し、この参考合計利用限度額を超
えるカード取引利用と判定したとき、その旨をカード利
用者に通知する通知手段を備えたカード利用管理システ
ム。 - 【請求項3】参考合計利用限度額は、予めカード利用者
が設定することを特徴とする請求項1または2記載のカ
ード利用管理システム。 - 【請求項4】参考合計利用限度額は、予めカード会社が
設定することを特徴とする請求項1または2記載のカー
ド利用管理システム。 - 【請求項5】カードの合計利用限度額まで取引許容する
カード利用管理システムであって、上記カードの合計利
用限度額に至るまでにカードの取引利用状態を表すセキ
ュリティ合計利用限度額を設定したことを特徴とするカ
ード利用管理システム。 - 【請求項6】カードの合計利用限度額まで取引許容する
カード利用管理システムであって、上記カードの合計利
用限度額に至るまでにカードの取引利用状態を表すセキ
ュリティ合計利用限度額を設定し、このセキュリティ合
計利用限度額を超えるカード取引利用と判定したとき、
そのカードの承認を要請する承認要請手段を備えたカー
ド利用管理システム。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP7331998A JPH11259560A (ja) | 1998-03-06 | 1998-03-06 | カード利用管理システム |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP7331998A JPH11259560A (ja) | 1998-03-06 | 1998-03-06 | カード利用管理システム |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH11259560A true JPH11259560A (ja) | 1999-09-24 |
Family
ID=13514741
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP7331998A Pending JPH11259560A (ja) | 1998-03-06 | 1998-03-06 | カード利用管理システム |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH11259560A (ja) |
Cited By (5)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2002133332A (ja) * | 2000-10-26 | 2002-05-10 | Dai-Ichi Kangyo Bank Ltd | 支払取引の決済管理システム |
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JP2009510629A (ja) * | 2005-09-28 | 2009-03-12 | ヴィザ インターナショナル サーヴィス アソシエイション | 非接触トランザクションの相互作用時間を短縮するための装置、システム及び方法 |
-
1998
- 1998-03-06 JP JP7331998A patent/JPH11259560A/ja active Pending
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US8770476B2 (en) | 2005-09-28 | 2014-07-08 | Visa International Service Association | Device, system and method for reducing an interaction time for a contactless transaction |
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