JPH11259414A - システム接続データの整合性検証方法とその装置 - Google Patents

システム接続データの整合性検証方法とその装置

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JPH11259414A
JPH11259414A JP5814698A JP5814698A JPH11259414A JP H11259414 A JPH11259414 A JP H11259414A JP 5814698 A JP5814698 A JP 5814698A JP 5814698 A JP5814698 A JP 5814698A JP H11259414 A JPH11259414 A JP H11259414A
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 システム接続データを構成する複数の情報シ
ート間の整合性を容易に検証する。 【解決手段】 変更指示情報の入力を検出する変更検出
部と、変更指示情報により情報シートの生成変更を行な
う第1の生成変更部と、主とする情報シートの変更に伴
う従とする情報シートの生成変更を行なう第2の生成変
更部と、変更検出部、第1の生成変更部及び第2の生成
変更部からの各通知信号により、各情報シートの変更フ
ラグを生成すると共に、予め設定された情報シート相互
間の主従関係を示す主従パラメータと変更フラグとによ
り整合性フラグを生成する整合性フラグ生成部と、主従
パラメータと整合性フラグ生成部の生成した変更フラグ
及び整合性フラグを保持する整合性情報シートと、出力
指示により随時システム接続データを出力表示するデー
タ出力部と、整合性情報シートを含むシステム接続デー
タが格納される記憶装置とを有する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、情報処理システム
を構成する各資源の相互関係を示すシステム接続情報の
変更管理に関し、特に、情報処理システムの機器構成、
及び各機器相互間の接続関係を示す複数の情報シートか
らなるシステム接続データが作成されたとき、各情報シ
ート間の整合性を検証するシステム接続データの整合性
検証方法とその装置に関する。
【0002】
【従来の技術】上述のシステム接続データは、情報処理
システムの構成資源であるハードウェア及びソフトウェ
ア、すなわち、全ての構成機器及びプログラムモジュー
ル等の構成要素を列記したリソースリスト、各構成要素
相互間の関係の有無及び階層的な上下主従関係乃至方向
を示す接続情報、さらに、端子間接続配線図やフローチ
ャート等の接続情報を図示した接続図情報等の情報シー
トからなる。そして、これらの情報シートは、例えば情
報シートAは、外部から入力されたデータのみによって
生成され、情報シートBは、外部から入力されたデータ
と情報シートAから生成されたデータとを合成処理する
ことによって生成され、情報シートCは、情報シートB
をさらに処理することによって生成されるというよう
に、相互に親子関係、または主従関係にあるものが多
い。
【0003】しかも、これらの情報シートは、オペレー
ティングシステムが業務を実行するために不可欠のもの
であるが、構成資源そのものが変更されたり、あるいは
複数の業務が実行される情報処理システムにおいては業
務ごとに異なる情報シートの組合せが要求されたりする
ので、情報処理システムにおいてはシステム接続データ
の作成、変更が頻繁に行なわれていて、その都度作成、
変更のためのデータの入力が必要である。
【0004】このようなデータの入力のために使用され
るシステムコンソールが故障で使用不能なとき、使用可
能な端末の1つをシステム立ち上げ時に自動的にシステ
ムコンソールとして使用できるようにする「システムコ
ンソール入出力装置制御方法」の案が特開昭62−19
6728号公報等に開示されている。
【0005】また、特開平2−212910号公報に
は、システム運用中にその運用を停止させることなく周
辺装置に係るハードウェア構成を動的に変更可能とする
ことを目的とする「システム運用中におけるハードウェ
ア構成変更方式」が開示されている。この方式は、シス
テム運用中に周辺装置をシステムに物理的に組み込んで
初期化処理を行なうハードウェア初期化手段と、この周
辺装置に対応する装置ドライバをシステムに組み込む装
置ドライバ組込み手段と、この周辺装置を論理的に使用
可能な状態にするハードウェア論理的組込み手段と、論
理的に使用可能な状態の周辺装置を使用不可能な状態に
するハードウェア論理的切り離し手段とを備える。
【0006】また、特開昭64−76252号公報に
は、システム構成の変更に対して行なわれるシステムジ
ェネレーション処理において、外部記憶装置に登録され
るI/Oテーブルを主記憶装置にローディングするため
に従来はシステムを一度停止しなければならなかったの
で、システムの運用中にシステムを停止させることなく
業務や端末機器の追加を可能とする「システム構成の動
的変更方式」が提案されている。この案は、I/O装置
を、現在接続される実装置と将来増設が見込まれる予約
装置とに区別し、それぞれの識別フラグを付して予め外
部記憶装置と主記憶装置の各I/Oテーブルに組み込ん
でおき、この識別フラグをセット/リセットすることに
より、実装置と予約装置とを変換するものである。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】上述のように、システ
ム接続データは、各情報シートごとに主従関係にあるも
のが多く、資源構成要素または接続関係が変更されて、
ある情報シートに何等かの変更を加えようとすると、作
成者は常にその情報シートに関係する他の情報シートの
変更処理の要否を考慮しなければならない。
【0008】特に、関係する情報シートの数が多く、変
更作業が分割される場合は、変更作業の終了時、または
変更作業の中間時において、各情報シート間の変更作業
が同期して進行しているか否か、すなわち、各情報シー
ト間の整合性がとれているか否かを検証することが重要
な問題である。
【0009】本発明の目的は、上述の問題点を解決し、
相互関係のある複数の情報シートからなるシステム接続
データが作成されたとき、各情報シート間の整合性を容
易に検証できるシステム接続データの整合性検証方法と
その装置を提供することにある。
【0010】
【課題を解決するための手段】本発明のシステム接続デ
ータの整合性検証方法は、各情報シートの他の情報シー
トに対する主従関係を示す主従パラメータと、資源要素
の構成変更指示に伴ってたてられ、情報シートの変更終
了によりクリアされる変更フラグと、各情報シートがそ
れぞれ主とする情報シートの変更に追随していることを
示す整合性フラグとを格納するワークエリアである整合
性情報シートを設け、予め主従パラメータを整合性情報
シートに設定し、資源要素の構成変更の指示情報を検出
したとき、主従パラメータを参照して、対応する各情報
シート及びその情報シートを主とする下位の情報シート
を抽出してそれらの変更フラグを立てると共に、各情報
シートの整合性フラグをクリアし、構成変更の指示情報
により対応する情報シートの変更処理を行い、変更処理
を行なった情報シートごとに変更フラグをクリアすると
共にその整合性フラグをたて、随時整合性情報シートを
調べることによりシステム接続データの整合性を検証す
る。
【0011】また、主従パラメータは、対象とする情報
シートの主である情報シートを(1)、従である情報シ
ートを(0)、主従関係のない情報シートを計算除外
(*)とし、変更フラグは、変更ありを(1)、変更な
しを(0)として定め、自己以外の各情報シートごとに
主従パラメータと変更フラグとの論理積を算出した後、
さらに全ての情報シートについて算出された各論理積の
論理和をとることによって、整合の場合のフラグを
(0)、不整合の場合のフラグを(1)とする整合性フ
ラグを設定することができる。
【0012】本発明のシステム接続データの整合性検証
装置は、情報シートの変更指示情報及び生成データ出力
指示情報が入力される指示入力部と、入力された変更指
示情報を検出する変更検出部と、変更指示情報により該
当の情報シートの生成変更を行なう第1の生成変更部
と、主とする情報シートの変更に伴って従とする情報シ
ートの生成変更を行なう第2の生成変更部と、変更検出
部、第1の生成変更部及び第2の生成変更部からの各通
知信号により、各情報シートの変更の有無を示す変更フ
ラグを生成すると共に、複数の情報シート間の変更処理
の整合性を示す整合性フラグを生成する整合性フラグ生
成部と、各情報シートの他の情報シートに対する主従関
係を示す主従パラメータが予め設定され、整合性フラグ
生成部により生成された変更フラグ及び整合性フラグを
保持する整合性情報シートと、出力指示を受けて随時整
合性情報シートを含むシステム接続データを出力表示す
るデータ出力部と、整合性情報シートを含むシステム接
続データが格納される外部記憶装置とを有する。
【0013】
【発明の実施の形態】次に、本発明の実施の形態につい
て図面を参照して説明する。
【0014】図1は本発明のシステム接続データの整合
性検証装置の1実施例の構成を示すブロック図、図2は
整合性情報シート46の構成例を示す図、図3は本実施
例の動作を示すフローチャートである。
【0015】図1において、本実施例のシステム接続デ
ータの整合性検証装置は、情報シートの変更指示情報及
び生成データ出力指示情報が入力される入力装置10
と、入力された変更指示情報を検出する変更検出部20
と、変更指示情報により該当の情報シートの生成変更を
行なう第1の生成変更部32と、主とする情報シート4
2の変更に伴って従とする情報シート44の生成変更を
行なう第2の生成変更部34と、変更検出部20、第1
の生成変更部32及び第2の生成変更部34からの各通
知信号により、各情報シートの変更の有無を示す変更フ
ラグ46cを生成すると共に、複数の情報シート間の変
更処理の整合性を示す整合性フラグ46bを生成する整
合性フラグ生成部50と、各情報シートの他の情報シー
トに対する主従関係を示す主従パラメータ46dが予め
設定され、整合性フラグ生成部50により生成された変
更フラグ及び整合性フラグを保持する整合性情報シート
40と、出力指示により整合性情報シートを含むシステ
ム接続データ40を随時出力表示する出力装置60と、
複数のシステム接続データ40のファイルが格納される
外部記憶装置70と、入力装置10からの指示により外
部記憶装置70にシステム接続データ40の読み出し、
書き込みを制御するファイル入出力部80とを有する。
【0016】図2において、整合性情報シート46は、
情報シートの名称を予め列記する情報シート欄46a、
整合性フラグ生成部50により設定される整合性フラグ
欄46bと変更フラグ欄46c、各情報シート相互の主
従関係を予め設定しておく主従パラメータ欄46dから
なる。
【0017】整合性フラグは、「整合」を「0」、「不
整合」を「1」とし、変更フラグは、「変更あり」に対
しては「1」、「変更なし」に対しては「0」とする。
主従パラメータ欄46dは、情報シート欄46aの情報
シートの「主」である情報シートに対しては「1」、
「従」である情報シートに対しては「0」、主従関係の
ない情報シートに対しては計算除外を示す「*」とす
る。
【0018】このように定めると、各情報シートごとに
主従パラメータと変更フラグとの論理積を算出した後、
算出した各論理積の論理和をとることによって各情報シ
ートの整合性フラグが求められる。
【0019】例えば、1行目の情報シートAは、主従パ
ラメータ欄46dを見ると、他の情報シートB〜Nが全
て「0」なので、最上位の階層であることを示し、従っ
て整合性フラグが「0」となる。
【0020】次に、この整合性検証装置の動作につい
て、図3のフローチャートにより説明する。
【0021】入力装置10から情報シートの変更指示情
報が第1の生成変更部32に入力されると(ステップS
10)、変更検出部20が変更指示情報の入力されたこ
とを検出して整合性フラグ生成部50に通知し(ステッ
プS20)、第1の生成変更部32は指示された情報シ
ート42の生成変更を行なう(ステップS30)。
【0022】整合性フラグ生成部50は、変更検出部2
0からの変更指示情報の入力の通知信号により、初期設
定として、整合性情報シート46の変更フラグ欄46c
の各情報シートに「変更あり」とするフラグを立てると
共に、各情報シートの整合性フラグ欄46bをクリアし
て「不整合」として、整合性情報シート40を生成・更
新する(S40)。
【0023】第1の生成変更部32は、情報シート42
の生成変更を行なうと、その生成変更の終了を整合性フ
ラグ生成部50に通知する(ステップS50)。
【0024】整合性フラグ生成部50は、この生成変更
の終了通知により、それぞれの情報シートの変更フラグ
46cをクリアして「変更済み」とすると共に、整合性
フラグ46bを「整合」として整合性情報シート40を
更新する(ステップS60)。ここで、システム接続デ
ータ40の編集終了の指示があると(ステップS7
0)、ファイル入出力部80が整合性情報シート46を
含むシステム接続データの各情報シートを外部記憶装置
70に格納する(ステップS80)。
【0025】ステップ70で編集終了の指示がなけれ
ば、ステップS10に戻って次の変更指示とデータの入
力を待つ。
【0026】次の変更指示が従の情報シート44に対す
るものであれば、第2の生成変更部34は、入力装置1
0から情報シート44の変更指示情報が入力されると、
その変更指示情報と第1の生成変更部32が変更した主
の情報シート42とにより、従の情報シート44の生成
変更を行なって、そのことを整合性フラグ生成部50に
通知する。この場合も、変更検出部20は、入力装置1
0からの変更指示情報の入力を検出して整合性フラグ生
成部50に通知する。
【0027】出力装置60は、出力指示を受けると、随
時、外部記憶装置70から整合性情報シートが含まれる
システム接続データ40を読み出して出力表示する。
【0028】
【実施例】次に、本発明の具体的な実施例について、図
面を参照して詳細に説明する。
【0029】図4は本発明のシステム接続データの整合
性検証装置の1実施例の構成を示すブロック図、図5は
整合性フラグシート214の構成例を示す図、図6は本
実施例の動作を示すフローチャート、図7は整合性フラ
グシート214の状態変化を示す推移図である。
【0030】図4において、本実施例のシステム接続デ
ータの整合性検証装置は、システム接続データの整合性
検証プログラムを実行するデータ処理装置2と、システ
ム接続構成に関するデータやコマンド等が入力されるキ
ーボード等を含む入力装置4と、制御や整合性検証のプ
ログラム102と、システム接続データのファイル10
1等のデータが格納されるディスク装置等を含む記憶装
置1と、処理結果を表示するディスプレイ装置やプリン
タ等の出力装置3とを有する。
【0031】また、データ処理装置2は、情報処理シス
テムの接続構成に関するデータが階層的に配置された複
数の情報シート211〜213と整合性シート214と
が一時的に記憶されるシステム接続データメモリ210
と、入力装置4から入力されたデータによりシステム接
続データに対する追加、削除等の変更処理を階層的に行
なう入力部221、222と、入力部の処理によりシス
テム接続データに変化を生じたかを各階層ごとに検出す
る変更検出部231、232と、システム接続データが
変化したとき整合性フラグを生成する整合性フラグ生成
部240と、各階層ごとに上位階層のデータが変化した
とき、その下位の階層のデータを生成する生成部25
1、252と、記憶装置1のファイル記憶部101に格
納されたシステム接続データの読み出し、書き込みを行
なうファイル入出力部261とを有する。
【0032】本実施例のシステム接続データ210は、
情報処理システムを接続する機器やプログラム等のリソ
ースが階層的に表示されたリソースリスト211と、各
リソース間の接続関係を示すIF接続表212と、各リ
ソース間の接続関係を図示するIF接続図213と、整
合性検証結果の整合性シート214を含む。
【0033】整合性シート214の構成は、図5に示す
ように、各情報シートの名称を記載する情報シート欄2
14a、各情報シートがそれぞれ主とする上位の情報シ
ートの変更を反映しているか否かを表す整合性フラグ欄
214b、それぞれの情報シートが変更されたか否かを
表す変更フラグ欄214c、及び主従パラメータ欄21
4dからなる。
【0034】整合性フラグ欄214bは、情報シート欄
214aに記載された各情報シートがそれぞれの上位の
情報シートの変更を反映している場合を「0」、否の場
合を「1」で表し、図5の例では、3行目の「1」は、
(C)IF接続図の情報シートがその主シートである
(A)リソースリストまたは(B)IF接続表の情報シ
ートと整合していないことを表している。
【0035】整合性フラグ生成部240は、「各情報シ
ートの変更フラグCi 」と「その情報シートの主従パラ
メータ の値Hi」との論理積を算出した後、さらに、全
ての情報シートの論理積の論理和をとることにより「各
情報シートの整合性フラグF」を生成する。すなわち、
論理積を×、論理和を+で表すと、各情報シートの整合
性フラグFは次の論理式によって生成される。
【0036】(F)=[(Ci)×(Hi)]+[(Cj)
×(Hj)]+[(Ck)×... 例えば、図5の整合性フラグ欄214bの3行目の
「1」は、変更フラグA欄の「1」と主従パラメータA
欄の「1」の論理積「1」と、変更フラグB欄の「0」
と主従パラメータB欄の「1」の論理積「0」との論理
和として求められる。主従パラメータとして「*」が設
定されている場合は、接続関係がないので計算上は無視
される。
【0037】変更フラグ欄214cは、情報シート欄2
14aに記載された各情報シートに対応して、それぞれ
の情報シートが変更されない場合を「0」、変更された
場合を「1」で表している。
【0038】主従パラメータ欄214dは、情報シート
欄214aに記載された各情報シートに対応しており、
階層構造をなすそれぞれの情報シート間の主従関係が
「0」,「1」,「*」の記号により予め設定されてい
る。例えば、2行目の(B)IF接続表の欄を見ると、
Aが主を表す「1」、Bが主従関係のない「*」、Cが
従を表す「0」となっており、自分を「*」で表された
(B)IF接続表が(A)リソースリストを主とし、
(C)IF接続図を従として両者の中間にあり、また、
3行目の(C)IF接続図では、A,Bがどちらも
「1」となっているので、(C)IF接続図が(A)リ
ソースリストと(B)IF接続表の双方を主としてい
て、自分は最下位層にあることを表している。
【0039】次に、本実施例の動作について図6と図7
を参照して説明する。
【0040】作成制御部271は、入力装置4からシス
テム接続データの作成指示を受けると、その指示が新規
作成か既存データの変更かを判定し、新規作成の場合は
整合性フラグ生成部240に整合性フラグシート214
の初期化を指示し、既存データの変更の場合は整合性フ
ラグ生成部240にデータ変更を通知するとともに、フ
ァイル入出力部261にファイル記憶部101からのデ
ータの読み込みを指示する(ステップs1)。
【0041】新規作成の場合は、図4の(ア)に示すよ
うに、指示を受けた整合性フラグ生成部240が変更フ
ラグ214cの各情報シートに対応する欄を「1」に変
更して整合性フラグシート214を初期化する(ステッ
プs2)。
【0042】既存データの変更の場合は、指示を受けた
ファイル入出力部261がファイル記憶部101に格納
されたシステム接続データを読み込む(ステップs
3)。
【0043】次に、入力装置4から情報処理システムを
構成する資源の追加、または削除のデータが入力される
と、第1の入力部221が最上位の情報シートであるリ
ソースリスト211の情報シートを新規作成、または変
更して更新する。この場合、リソースリスト211が変
更されると、第1の変更検出部231がこの変更を検出
して整合性フラグ生成部240に通知する。整合性フラ
グ生成部240は、図4の(イ)に示すように、整合性
フラグシート214の変更フラグ214cのリソースリ
ストに対応するA欄を変更有りを示す「1」に変更す
る。ただし、図示の場合は、「1」から「1」への変更
なので、実質的には整合性フラグシート214に変更は
ない(ステップs6)。
【0044】次に、リソースリスト211が更新される
と、第1の生成部251は、リソースリスト211に記
載された各資源間のインタフェースを全て抽出して、そ
の結果を各資源間のインタフェースを示す情報シートと
してIF接続表212を生成し、その旨を整合性フラグ
生成部240に通知する。整合性フラグ生成部240
は、図4の(ウ)のように、整合性フラグ214b中の
(B)IF接続表に対応する欄の「1」を「0」とし、
変更フラグ214c中のリソースリストを表すA欄の
「1」を「0」に変更して整合性フラグシート214を
更新し、IF接続表212がリソースリスト211を主
シートとして生成され、従って両者が整合することを表
現する(ステップs8)。
【0045】入力装置4からインタフェース接続情報が
入力された場合は、第2の変更検出部232がIF接続
表212の変更されたことを検出して(ステップs
9)、整合性フラグ生成部240に通知する。整合性フ
ラグ生成部240は、図4の(エ)に示すように、整合
性フラグ214の変更フラグ214cのIF接続表に対
応するB列を「1」とする(ステップs10)。また、
第2の入力部222は、IF接続表212を変更し、第
2の生成部252が変更されたIF接続表212からI
F接続図213を生成する(ステップs12)。
【0046】第2の生成部252は、IF接続表212
の情報シートから各機器間の接続状態を図示するIF接
続図213の情報シートを生成し、その旨を整合性フラ
グ生成部240に通知する。整合性フラグ生成部240
は、この通知を受けると、IF接続図情報シートの主シ
ートであるIF接続図(B)に対応する、整合性情報シ
ート214の整合性フラグ欄214bのC行と、変更フ
ラグ欄214cのB列とを、図4の(オ)に示すよう
に、「0」にする。
【0047】各情報シートの作成が終了すると、入力装
置4から入力される編集終了指示により、作成制御部2
71がファイル入出力部261に指示して作成を終了し
たシステム接続データ210の各情報シートを記憶装置
1のファイル記憶部101に格納させる(ステップs1
3)。
【0048】このようにしてファイル記憶部101に格
納されたシステム接続データ210は、入力装置4から
の出力・表示指示により、随時記憶装置1から読み出し
て出力装置3に表示させることができる。
【0049】また、作成制御部271の制御により、フ
ァイル記憶部101に格納する前に、整合性シート21
4を参照して、整合フラグ214bが全て「0」の場合
に編集終了通知をファイル入出力部261に出し、1つ
でも「1」のあるときは、各情報シート間の整合が取れ
ていないことを出力装置3から出力するようにすること
もできる。
【0050】
【発明の効果】上述のように本発明は、各情報シートの
主従関係を示す主従パラメータを設定し、資源要素の構
成変更入力を検出したとき、対応する各情報シート及び
その情報シートを主とする下位の情報シートの変更フラ
グを立てると共に、各情報シートの整合性フラグをクリ
アし、変更処理を行なった情報シートごとに変更フラグ
をクリアすると共にその整合性フラグをたてて、整合性
情報シートに格納して外部記憶装置に記憶し、随時、整
合性情報シートを調べることにより、複数の情報シート
種別からなるシステム接続データが作成されたとき、各
情報シート間の整合性を容易に検証できる効果がある。
【0051】また、対象の情報シート以外の各情報シー
トごとに主従パラメータと変更フラグとの論理積を算出
した後、さらに算出された各論理積の論理和をとること
によって、対象とする情報シートについての整合性フラ
グを容易に設定することができる。
【0052】また、出力指示により、整合性フラグ生成
手段により生成された整合性情報シートのみならず、異
なる情報処理システムの複数のシステム接続データが格
納された外部記憶装置から任意のシステム接続データの
整合性情報シートを読み出して出力表示することができ
るので、作成途中の複数の情報処理システムのシステム
接続データの整合性検証を随時行なうことができる効果
がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の1実施例の構成を示すブロック図であ
る。
【図2】整合性フラグシート214の構成例を示す図で
ある。
【図3】本実施例の動作を示すフローチャートである。
【図4】本発明の他の実施例の構成を示すブロック図で
ある。
【図5】整合性フラグシート214の構成例を示す図で
ある。
【図6】本実施例の動作を示すフローチャートである。
【図7】整合性フラグシート214の状態変化を示す推
移図である。
【符号の説明】
2 データ処理装置 4,10 入力装置 20 変更検出部 32,34 生成変更部 40 システム接続データ 42,44 情報シート 46 整合性情報シート 46a 情報シート欄 46b 整合性フラグ欄 46c 変更フラグ欄 46d 主従パラメータ欄 50 整合性フラグ生成部 3,60 出力装置 1,70 外部記憶装置 80 ファイル入出力部 101 ファイル 102 プログラム 210 システム構成データ 211 リソースリスト 212 IF接続表 213 IF接続図 214 整合性フラグ 214a 情報シート 214b 整合性フラグ 214c 変更フラグ 214d 主従パラメータ 221 第1入力部 222 第2入力部 231 第1変更検出部 232 第2変更検出部 240 フラグ生成部 251 第1生成部 252 第2生成部 260 ファイル入出力部 s1〜s13,S10〜S80 ステップ

Claims (6)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 情報処理システムを構成する資源要素及
    び前記各資源要素間の接続関係を示す複数の情報シート
    からなるシステム接続データの検証方法において、 前記各情報シートの他の情報シートに対する主従関係を
    示す主従パラメータと、前記資源要素の構成変更指示に
    伴って立てられ、情報シートの変更終了によりクリアさ
    れる変更フラグと、各情報シートがそれぞれ主とする情
    報シートの変更に追随していることを示す整合性フラグ
    とを格納する整合性情報シートを設け、予め主従パラメ
    ータを前記整合性情報シートに設定し、 資源要素の構成変更の指示情報を検出したとき、前記主
    従パラメータを参照して、対応する情報シート及びその
    情報シートを主とする下位の情報シートを抽出し、 前記抽出した情報シートの整合性情報シートの変更フラ
    グを立てると共に、各情報シートの整合性フラグをクリ
    アし、 前記構成変更の指示情報により対応する情報シートの変
    更処理を行い、 前記変更処理を行なった情報シートごとに変更フラグを
    クリアすると共にその情報シートの整合性フラグを立
    て、 前記整合性情報シートを随時出力表示することにより、
    システム接続データの整合性を検証することを特徴とす
    るシステム接続データの整合性検証方法。
  2. 【請求項2】 前記主従パラメータは、対象の情報シー
    トの主である情報シートに対しては「1」、従である情
    報シートに対しては「0」、主従関係のない情報シート
    に対しては計算除外を表す記号「*」とする請求項1に
    記載のシステム接続データの整合性検証方法。
  3. 【請求項3】 各情報シートの整合性フラグの設定にお
    いて、「変更あり」に対しては前記変更フラグに「1」
    を立て、「変更なし」に対しては前記変更フラグをクリ
    アして「0」として、対象の情報シート以外の各情報シ
    ートごとに主従パラメータと変更フラグとの論理積を算
    出した後、さらに算出された各論理積の論理和を演算す
    ることによって、対象とする情報シートについての整合
    性フラグを、整合を「0」、不整合を「1」として、設
    定する請求項2に記載のシステム接続データの整合性検
    証方法。
  4. 【請求項4】 情報処理システムを構成する資源要素及
    び前記各資源要素間の接続関係を示す複数の情報シート
    からなるシステム接続データの整合性検証装置におい
    て、 前記情報シートの変更指示情報及び生成データ出力指示
    情報が入力される指示入力手段と、 前記変更指示情報の入力を検出する変更指示検出手段
    と、 前記変更指示情報により該当の情報シートの生成変更を
    行なう第1の生成変更手段と、 主とする情報シートの生成変更に伴って従とする情報シ
    ートの生成変更を行なう第2の生成変更手段と、 前記変更指示検出手段、第1の生成変更手段、及び第2
    の生成変更手段からそれぞれ通知信号を入力して、各情
    報シートの変更の有無を示す変更フラグを生成すると共
    に、複数の情報シート間の変更処理の整合性を示す整合
    性フラグを生成する整合性フラグ生成手段と、 予め設定された各情報シートの他の情報シートに対する
    主従関係を示す主従パラメータと、前記整合性フラグ生
    成手段により生成された変更フラグ及び整合性フラグと
    を保持する整合性情報シートと、 出力指示を受けて随時前記整合性情報シートを含むシス
    テム接続データを出力表示するデータ出力手段と、 前記整合性情報シートを含むシステム接続データが格納
    される外部記憶装置とを有することを特徴とするシステ
    ム接続データの整合性検証装置。
  5. 【請求項5】 前記整合性フラグ生成手段は、変更指示
    検出手段の通知信号を入力して整合性情報シートの情報
    シートの変更フラグを立てると共に、各情報シートの整
    合性フラグをクリアし、第1の生成変更手段及び第2の
    生成変更手段の通知信号により、変更処理を行なった情
    報シートごとに変更フラグをクリアすると共にその情報
    シートの整合性フラグを立てる請求項4に記載のシステ
    ム接続データの整合性検証装置。
  6. 【請求項6】 データ出力手段は、出力指示により、整
    合性フラグ生成手段により生成された整合性情報シー
    ト、または外部記憶装置に格納されたシステム接続デー
    タの整合性情報シートのいずれかを読み出して出力表示
    する請求項4に記載のシステム接続データの整合性検証
    装置。
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