JPH11259195A - バスノイズ防止回路 - Google Patents

バスノイズ防止回路

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JPH11259195A
JPH11259195A JP7845198A JP7845198A JPH11259195A JP H11259195 A JPH11259195 A JP H11259195A JP 7845198 A JP7845198 A JP 7845198A JP 7845198 A JP7845198 A JP 7845198A JP H11259195 A JPH11259195 A JP H11259195A
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JP
Japan
Prior art keywords
memory
data
bus
cpu
prevention circuit
Prior art date
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Pending
Application number
JP7845198A
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English (en)
Inventor
Taisuke Fukano
泰典 深野
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NEC Engineering Ltd
Original Assignee
NEC Engineering Ltd
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Filing date
Publication date
Application filed by NEC Engineering Ltd filed Critical NEC Engineering Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】CPUがメモリ(RAM)のリードアクセスを
行う際の不定出力データを除くバスノイズ防止回路を提
供する。 【解決手段】CPU16とメモリ14間に好ましくはゲ
ートアレイ(G/A)15により形成されるバスノイズ
防止回路20を配置する。このバスノイズ防止回路20
は、メモリ14のアクセスタイムにより出力データが確
定するまでの間、レベルジェネレータ4の予定レベル
(例えば“H”)を出力し、不定出力データを除去し、
これに起因するノイズを防止する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明はバスノイズ防止回路
に関し、特に、CPU(中央演算装置)を含む回路、C
PUとメモリ間のデータバスのノイズ防止回路に関す
る。
【0002】
【従来の技術】最新の電子機器及び電子応用機器にはC
PUを内蔵し、このCPUにより種々の演算制御を行う
インテリジェントを有するものが多い。このCPUには
多くのメモリ(記憶回路素子)を内蔵するが、CPU内
に内蔵し得るメモリ容量には限界があるので、RAM
(ランダムアクセスメモリ)等の大容量のメモリをCP
U外に配置し、CPUとの間をデータバスで接続してい
る。このデータバスを介してCPUはメモリからその記
憶内容を読出し(リード)、又は必要に応じてデータを
書込み記憶(ライト)するのが一般的である。
【0003】このデータバスを介するCPUからのメモ
リに対するリードアクセスの際に、アクセスに対してデ
ータバスのディレクション(バスのI/O切り替え)制
御のみでメモリからの出力データをそのままCPUに出
力するのが一般的であった。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかし、メモリからの
出力データをそのままCPUに出力すると、CPUから
メモリに対するリードアクセス時にデータバス上の不定
データの影響により、不定データがノイズ源となって他
回路に影響を及ぼし、誤動作を生じる原因となることが
あった。その理由は、CPUがメモリにリードアクセス
した場合、メモリのアクセスタイムの関係により、メモ
リの初期出力データがアクセスタイム中に不定となる。
このとき、出力されている不定データがバス上で一斉に
変化し、それがノイズ源となり、他配線に電磁的又は静
電的にカップリングして、クロストークを生じる為に、
周辺回路に誤動作を生じさせる原因となってしまうから
である。
【0005】従って、本発明の目的は、CPUとメモリ
間のデータバスの斯るノイズを防止又は低減するバスノ
イズ防止回路を提供し、システムの信頼性を改善するこ
とである。
【0006】
【課題を解決するための手段】
【0007】前述の課題を解決するため、本発明による
バスノイズ防止回路は、次のような特徴的構成を採用し
ている。
【0008】(1)バスにより相互接続されたCPUと
メモリとを含み、前記CPUが前記メモリのリードアク
セスを行う際の前記バスのノイズを防止するバスノイズ
防止回路において、前記メモリのアクセスタイムにより
出力データが確定するまでの間の不定出力データを予め
定めたレベルにマスクしメモリデータとして前記CPU
に出力するバスノイズ防止回路。
【0009】(2)前記予め定めたレベルを“H”レベ
ルとする(1)のバスノイズ防止回路。
【0010】(3)前記マスクは、メモリデータ及びレ
ベルジェネレータが入力され、データ切替信号により前
記メモリデータ又はレベルジェネレータのいずれかを選
択出力するセレクタにより構成する(1)のバスノイズ
防止回路。
【0011】(4)前記セレクタの出力側に接続された
フリップフロップを有する(3)のバスノイズ防止回
路。
【0012】(5)前記CPUと前記メモリ間に配置さ
れたゲートアレイにより形成される(1)のバスノイズ
防止回路。
【0013】
【発明の実施の形態】以下、本発明のバスノイズ防止回
路の好適実施例の構成及び作用を添付図を参照して詳細
に説明する。
【0014】先ず、図1は本発明のバスノイズ防止回路
を説明する概略ブロック図である。ランダムアクセスメ
モリ(RAM)であるメモリ14とCPU16との間に
ゲートアレイ(G/A)15が配置され、このG/A1
5に後述する本発明のバスノイズ防止回路20が形成さ
れる。CPU16とG/A15間にはバスを介してCP
Uデータ2が伝送される。また、G/A15とメモリ1
4間にはバスを介してメモリデータ1が伝送されると共
にメモリ出力許可信号(OE*)3がG/A15からメ
モリ14に送られるよう構成されている。この構成によ
ってCPU16からの要求により、G/A15を介して
メモリ14にアクセスして、その記憶データ、即ちメモ
リデータ1を読込むよう動作する。
【0015】次に、図2は、図1のG/A15内に形成
された本発明によるバスノイズ防止回路20のブロック
図である。このバスノイズ防止回路20は、メモリデー
タ1の入力ポートを有する。この入力ポートには、レベ
ルジェネレータ4、セレクタ5、フリップフロップ(F
/F)7及びこのF/F7への制御信号を供給するOR
ゲート17とを有する。セレクタ5は、セレクタ出力信
号6をF/F7のD入力に入力し、F/F7のQ出力
は、ラッチ回路出力信号12であって、双方向バッファ
部13を介してCPUデータ2が印加されるCPUデー
タ入出力ポートに接続される。双方向バッファ部13に
はデータバス切替信号11が入力される。また、ORゲ
ート17には、メモリデータラッチ信号9と、固定デー
タラッチ信号10が入力される。
【0016】次に、図2に示した本発明のバスノイズ防
止回路20の動作を、図3のタイムチャートを参照して
以下に説明する。図3中、(a)はクロック信号、
(b)はメモリ出力許可信号3、(c)はメモリデータ
1、(d)はデータ切替信号8、(e)はメモリデータ
ラッチ信号9、(f)は固定データラッチ信号10、
(g)はラッチ回路出力信号12、(h)はデータバス
切替信号11及び(i)はCPUデータ2の各信号波形
を示す。尚、(j)は参考として、従来のCPUデータ
2’の波形を示す。
【0017】メモリ14から出力されるメモリデータ1
は、図3(c)に示す如く、メモリ出力許可信号3(図
3(b)に示す)が“L”となったとき出力されて、セ
レクタ5に入力される。このセレクタ5は、CPU16
のアクセスがない通常状態ではデータ切替信号8(図3
(d)に示す)が“L”となっており、セレクタ出力信
号6は“H”信号を出力している。この“H”信号は、
次段のF/F7が固定データラッチ信号10(図3
(f)に示す)により、同図に示すラッチタイミングに
よりF/F7にラッチされる。
【0018】CPU16からメモリ14に対してリード
アクセスがあると、データバス切替信号11(図3
(h)に示す)が“H”となる。そこでCPUデータ2
は、図3(i)に示す如く“H”が出力されることとな
る。
【0019】次に、メモリデータ1が確定した段階で、
データ切替信号8が“H”となり、今までのレベルジェ
ネレータ4からの“H”入力からメモリデータ1の出力
信号に切替わる。セレクタ5のセレクタ出力信号6が切
替わった後、メモリデータラッチ信号9により、図3
(e)に示す如きタイミングで次段のF/F7にラッチ
される。これにより、CPUデータ2へは、メモリデー
タ1の確定後の有効データが出力されることとなる(図
3(i)参照)。
【0020】その後、セレクタ5は再びデータ切替信号
8が“H”から“L”に切替わり、レベルジェネレータ
4の“H”信号を固定データラッチ信号10により、次
段のF/F7でラッチする。ラッチ回路出力信号12の
出力は、図3(g)で示す如く“H”で待機することと
なる。
【0021】図3(i)及び(j)を対比すると明らか
な如く、本発明のバスノイズ防止回路によると、CPU
データ2が有効データを出力する初期状態では全て
“H”レベルとされている。これに対して従来のCPU
データ2’によると、メモリ14のアクセスタイムの関
係でアクセス初期時に不定データが出力される(図3
(j)参照)。斯る不定データが防止されるので、本発
明によると、バスノイズが防止可能となる。
【0022】
【発明の効果】上述の説明から理解される如く、本発明
のバスノイズ防止回路によると、CPUがメモリに対し
てアクセスした際に、CPUデータ上に出力されるアク
セスデータは、アクセス初期時においてメモリのアクセ
スタイムの関係で不定データが出力される。この際に、
この不定データが、CPUデータバス周辺に配線されて
いる他の信号線に電磁的又は静電的或いはこれら両方に
よる結合によりノイズを生じ、ノイズ源として悪影響を
生じることとなる。その為に、他の回路に誤動作を生じ
得る。しかし、本発明によると、CPUデータ上には不
定データを出力しないので、斯るCPUのメモリに対す
るリードアクセスにより起こり得る誤動作を効果的に防
止することができるという実用上の顕著な効果を有す
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明のバスノイズ防止回路を説明するための
関連CPU回路の概略ブロック図である。
【図2】本発明のバスノイズ防止回路の好適実施例の回
路構成図である。
【図3】図2に示した本発明のバスノイズ防止回路の各
部の動作を説明するタイムチャートである。
【符号の説明】
4 レベルジェネレータ 5 セレクタ 7 フリップフロップ(F/F) 14 メモリ(RAM) 15 ゲートアレイ(G/A) 16 CPU 20 バスノイズ防止回路

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】バスにより相互接続されたCPUとメモリ
    とを含み、前記CPUが前記メモリのリードアクセスを
    行う際の前記バスのノイズを防止するバスノイズ防止回
    路において、 前記メモリのアクセスタイムにより出力データが確定す
    るまでの間の不定出力データを予め定めたレベルにマス
    クしメモリデータとして前記CPUに出力することを特
    徴とするバスノイズ防止回路。
  2. 【請求項2】前記予め定めたレベルを“H”レベルとす
    る請求項1に記載のバスノイズ防止回路。
  3. 【請求項3】前記マスクは、メモリデータ及びレベルジ
    ェネレータが入力され、データ切替信号により前記メモ
    リデータ又はレベルジェネレータのいずれかを選択出力
    するセレクタにより構成する請求項1に記載のバスノイ
    ズ防止回路。
  4. 【請求項4】前記セレクタの出力側に接続されたフリッ
    プフロップを有する請求項3に記載のバスノイズ防止回
    路。
  5. 【請求項5】前記CPUと前記メモリ間に配置されたゲ
    ートアレイにより形成されることを請求項1に記載のバ
    スノイズ防止回路。
JP7845198A 1998-03-11 1998-03-11 バスノイズ防止回路 Pending JPH11259195A (ja)

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Cited By (6)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2006127731A (ja) * 2004-10-30 2006-05-18 Hynix Semiconductor Inc 半導体メモリ装置のデータ入出力ドライバ及びその駆動方法
JP2021137489A (ja) * 2020-03-09 2021-09-16 京楽産業.株式会社 遊技機
JP2021137491A (ja) * 2020-03-09 2021-09-16 京楽産業.株式会社 遊技機
JP2021137492A (ja) * 2020-03-09 2021-09-16 京楽産業.株式会社 遊技機
JP2021137490A (ja) * 2020-03-09 2021-09-16 京楽産業.株式会社 遊技機
JP2021137493A (ja) * 2020-03-09 2021-09-16 京楽産業.株式会社 遊技機

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