JPH11259172A - 電子機器 - Google Patents
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- JPH11259172A JPH11259172A JP10055131A JP5513198A JPH11259172A JP H11259172 A JPH11259172 A JP H11259172A JP 10055131 A JP10055131 A JP 10055131A JP 5513198 A JP5513198 A JP 5513198A JP H11259172 A JPH11259172 A JP H11259172A
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Abstract
し、かつ筐体の導電性部材との接続によって発生する定
在波などが原因の放射ノイズを抑制する事ができる電子
機器を提供する。 【解決手段】 筐体の導電性部材1内にはプリント配線
板2が配設されている。プリント配線板2の下には当該
プリント配線板2と同等の大きさをもつ金属板3が配設
されている。金属板3は筐体の導電性部材1に非導電性
部材6によって固定されている。プリント配線板2上の
グランドパターンとねじ止め穴4とがリード型電子部品
5を介して電気的に接続されている。プリント配線板2
のねじ止め穴4aと金属板3のねじ止め穴4bとが電気
的導通の有るねじで接続されている。プリント配線板2
の他端側は非導電性部材6によって、プリント配線板2
と金属板3、及び筐体の導電性部材1とは電気的に導通
のない状態で固定されている。
Description
備えた電子機器からの放射ノイズを抑えるための、電子
機器内でのプリント配線板と筐体の導電性部材との間の
接続構造に関するものである。
るグランドパターンは、電位変動が少なくなるように設
計すると良いとされている。これは配線板上のグランド
電位の変動に伴う不要電流の発生を抑えるためである。
この為の従来の第1の方法に、プリント配線板のグラン
ドと、電位変動のより少ない筐体の導電性部材とをねじ
止めや半田付け、導電性テープなどの低インピーダンス
で接続することがある。
体の導電性部材とを単に低インピーダンスで接続する場
合には、配線板上を流れる電流によってある周波数で定
在波が発生する。この定在波は強い電磁波であり、放射
ノイズの問題となる場合がある。この周波数は、主とし
てデジタルクロックの高調波の周波数や、配線板のサイ
ズ、配線板を構成している誘電体の誘電率などによって
決まる。
より、その接続箇所が低インピーダンスであることか
ら、接続個所に電流が流れやすい状態になる場合があ
り、筐体の導電性部材に流れる電流によって放射ノイズ
の原因となる場合がある。
来の第2の方法として、複数箇所で接続したり、特開平
7−225634号公報で取り挙げられている接続部に
抵抗性を持たせる方法があった。
構成する筐体の構造が、図12に示すような2つのプリ
ント配線板2a及び2bが筐体内にある場合に、一方の
プリント配線板2aの近傍には、配線板2aと対向した
筐体の導電性部材1が存在しないことがあり、また対向
した導電性部材1があってもプリント配線板と比べて十
分な大きさでないことがある。
用い、複数箇所での接続をしようとしても、接続箇所を
設けることができないときがある。一方、配線板のグラ
ンドと筐体の導電性部材とを、インピーダンスを介して
接続しても、定在波を抑えることはできるが配線板上の
グランド電位の安定につながらない。つまり筐体の導電
性部材が、プリント配線板近傍で配線板と対向した位置
にない場合は、プリント配線板のグランドの電位変動に
起因する放射ノイズを抑える事はできない。
ンドパターンは、例えばアナログ信号用、デジタル信号
用、筐体との接続用グランドなどと、用途別にグランド
のパターンを分けてプリント配線板を設計することがあ
る。またプリント配線板上に設けられる電源のパターン
も、回路の駆動電圧に応じて分割されることが多い。
在した場合には、プリント配線板上に設計される配線や
部品配置は複雑になり、配線板のグランドと筐体の導電
性部材とを最適な位置で接続をすることが難しい。
情に鑑み、プリント配線板を含む電子機器において、プ
リント配線板のグランドの電位を安定化し、かつ筐体の
導電性部材との接続によって発生する定在波などが原因
の放射ノイズを抑制する事ができるプリント配線板と筐
体間の接続構造を持つ電子機器を提供する。
に、本発明ではプリント配線板の面と対向した位置に、
プリント配線板と同等の大きさを持つ金属板を新たに配
設し、プリント配線板のグランドパターンと金属板と
を、ねじ止めや半田付けなどの低インピーダンスで接続
するのではなく、ある所定のインピーダンスを持たせて
接続する。
グランドの電位は金属板によって安定させ、かつ金属板
を付与することで心配される定在波などが原因の放射ノ
イズは、所定のインピーダンスで抑制できる。さらにこ
の金属板は、機器筐体等を構成する導電性部材とは直流
的に接続されていないので、外部からの電流の影響も少
なく、不要電流の発生を抑えられ放射ノイズを抑制する
ことが可能になる。
例えばプリント配線板と連結する為のねじを通す穴や、
ケーブルやコネクタの挿入の為の穴などがあってもよい
が、金属板の大きさはプリント配線板と同等程度か、そ
れ以上であることが望ましい。さらに金属板の代わりに
可撓性のあるシート状の導電性部材を用いてもよく、さ
らに金属板が誘電体に包まれているものであれば、プリ
ント配線板上に実装された電子部品からの漏洩電流を防
ぐことも出来る。
板のグランドパターンとを接続する箇所は任意の箇所で
よいし、接続部にインピーダンスを持たせる方法として
は、電子部品を半田付けやねじ止めなどの方法で接続し
てもよいし、フェライトなどの磁性体を使ってもよい。
さらにこれらを複数用いることにより、周波数に応じて
接続部のインピーダンスを変化させても良い。
て図面を参照して説明する。そして以下の各実施形態で
対象とする電子機器は、プリント配線板の近傍に、当該
配線板と対向した筐体の導電性部材が存在しておらず、
また対向した導電性部材があってもプリント配線板と比
べて十分な大きさでない筐体構造を持つものである。
1の実施形態による電子機器の模式的構造を示す斜視図
である。この図では電子機器内がよく分かるように筐体
の一部を破断してある。
いる筐体の導電性部材1内には、プリント配線板2が配
設されている。プリント配線板2の下には当該プリント
配線板2と同等の大きさをもつ金属板3が配設されてい
る。金属板3は筐体の導電性部材1に非導電性部材6に
よって固定されており、金属板3と筐体の導電性部材1
との間は電気的に接続されていない。プリント配線板2
および金属板3の一端側には、両者をねじ止めで電気的
に接続するためのねじ止め穴4a及び4bが形成されて
いる。
を拡大した斜視図を示す。プリント配線板2上のグラン
ドパターン7とねじ止め穴4の一部とには、リード型電
子部品5が実装可能なスルーホールランド8が形成され
ている。このスルーホールランド8にインピーダンスを
有するリード型電子部品5が挿入されており、これによ
って、グランドパターン7とプリント配線板2のねじ止
め穴4aとが電気的に接続されている。さらに、プリン
ト配線板2のねじ止め穴4aと金属板3のねじ止め穴4
bとが電気的導通の有るねじ(不図示)で接続されてい
る。以上の事によって、プリント配線板2上のグランド
パターン7と金属板3とは、プリント配線板2上の、イ
ンピーダンスを有するリード型電子部品5を介して、電
気的に接続されている。
部材6によって、プリント配線板2と金属板3、及び筐
体の導電性部材1とは電気的に導通のない状態で固定さ
れている。
けられたグランドパターン7は、模式的に描いたもので
あって、他の配線パターンのための抜けや、配線される
配線層は任意であってよい。またプリント配線板2上の
グランドパターン7と金属板3との接続を行う箇所はプ
リント配線板2及び金属板3の任意の箇所でよく、複数
であってもよい。さらに複数接続の場合の接続箇所の各
々のインピーダンスは異なっていてもよい。
2の実施形態による電子機器の内部のプリント配線板と
金属板の接続部分付近を拡大した斜視図である。
線板2上に設けられているグランドパターン7と金属板
3との接続を行う為のねじ止め穴4aが形成されてい
る。またプリント配線板2のグランドパターン7とねじ
止め穴4aの間には、リード型抵抗部品9とリード型コ
ンデンサ部品10を直列に搭載するための接続用の導体
パターン11が設けられている。そして、導体パターン
11にはリード型抵抗部品9やリード型コンデンサ部品
10のリードを挿入するスルーホールランド8が設けら
れている。リード型抵抗部品9やリード型コンデンサ1
0はスルーホールランド8に挿入され、半田付けなどの
方法で接続されている。
られており、プリント配線板2のねじ止め穴4aと金属
板3のねじ止め穴4bとが電気的導通の有るねじ(不図
示)で接続されている。この事によって、プリント配線
板2上のグランドパターン7と金属板3とは、プリント
配線板2上に直列接続されたリード型の抵抗部品9とコ
ンデンサ部品10を介して、電気的に接続されている。
性部材6によって、プリント配線板2と金属板3、及び
筐体の導電性部材1とは電気的に導通のない状態で固定
されている。
とコンデンサ部品を直列に組み合わせて用いたが、接続
用に設けた導体パターンに表面実装用ランドを設けて、
チップ型電子部品を用いてもよい。またインダクタンス
性を示す素子を組み合わせてもよいし、組み合わせる数
は複数であってもよい。
3の実施形態による電子機器の内部のプリント配線板と
金属板の接続部分付近を拡大した斜視図である。
部品とリード型コンデンサ部品を直列に組み合わせて、
新たに新設した金属板とプリント配線板のグランドパタ
ーンとの接続部に、ある所定のインピーダンスを持たせ
ている。これに対し、本実施形態では、プリントインダ
クタとリード型抵抗部品を並列に組み合わせて、前記の
接続部に、ある所定のインピーダンスを持たせている。
以下、具体的に説明する。
線板2上に設けられているグランドパターン7と金属板
3との接続を行う為のねじ止め穴4aが形成されてい
る。またプリント配線板2のグランドパターン7とねじ
止め穴4aにはそれぞれ、リード型抵抗部品9を搭載す
るための接続用の導体パターン11が設けられている。
そして各導体パターン11にはスルーホールランド8が
設けられている。このスルーホールランド8にリード型
抵抗部品9が挿入され、スルーホールランド8とリード
型抵抗部品9のリードとが半田付けなどの方法で接続さ
れている。これによって、グランドパターン7とプリン
ト配線板2のねじ止め穴4aとが電気的に接続されてい
る。
ン7とねじ止め穴4aの間に、折り返し形状の導体パタ
ーン12がリード型抵抗部品9と並列に別途設けられ、
グランドパターン7とねじ止め穴4aが接続されてい
る。
られており、プリント配線板2のねじ止め穴4aと金属
板3のねじ止め穴4bとが電気的導通の有るねじ(不図
示)で接続されている。この事によって、プリント配線
板2上のグランドパターン7と金属板3とは、プリント
配線板2上に並列接続されたリード型の抵抗部品9と折
り返し形状の導体パターン12を介して、電気的に接続
されている。
性部材6によって、プリント配線板2と金属板3、及び
筐体の導電性部材1とは電気的に導通のない状態で固定
されている。ただし図4では、筐体の導電性部材1及び
プリント配線板2の他端側の非導電性部材6は省略して
いる。
ント配線板2上のグランドパターン7と新たに配設する
金属板3とを、複数のインピーダンスを並列に接続する
構造とすることが出来る。
導体パターンの代わりに、渦巻形状(スパイラル形状)
の導体パターンを使ったプリントインダクタを用いても
よい。このようにプリントインダクタを有するプリント
配線板の接続部付近を配線層毎に見た部分上面図を図5
に示す。この図において、(a)はプリント配線板が多
層の場合の第1配線層を示し、(b)は第2配線層を示
している。すなわち、図5(a)で示す第1配線層13
では、プリント配線板2のグランドパターン7とねじ止
め穴4aの間に、渦巻き形状の導体パターン14がリー
ド型抵抗部品9と並列に別途設けられている。一方、図
5(b)で示す第2配線層15には導体パターン11が
設けられ、第1配線層13の渦巻き形状の導体パターン
13とねじ止め穴4aとが、スルーホール(図中点線)
及び導体パターン11を介して電気的に接続されてい
る。
4の実施形態による電子機器の内部のプリント配線板と
金属板の接続部分付近を拡大した斜視図である。
インダクタを用いたが、本実施形態では櫛型形状のプリ
ントコンデンサによって、接続部に容量性を持たせた例
を示す。
線板2上に設けられているグランドパターン7と金属板
3との接続を行う為のねじ止め穴4aが形成されてい
る。またプリント配線板2のグランドパターン7とねじ
止め穴4aにはそれぞれ、リード型抵抗部品9を搭載す
るための接続用の導体パターン11が設けられている。
そして各導体パターン11にはスルーホールランド8が
設けられている。このスルーホールランド8にリード型
抵抗部品9が挿入され、スルーホールランド8とリード
型抵抗部品9のリードとが半田付けなどの方法で接続さ
れている。これによって、グランドパターン7とプリン
ト配線板2のねじ止め穴4aとが電気的に接続されてい
る。
ン7とねじ止め穴4aの間に、櫛型形状の導体パターン
16がリード型抵抗部品9と並列に別途設けられ、グラ
ンドパターン7とねじ止め穴4aが接続されている。
られており、プリント配線板2のねじ止め穴4aと金属
板3のねじ止め穴4bとが電気的導通の有るねじ(不図
示)で接続されている。この事によって、プリント配線
板2上のグランドパターン7と金属板3とは、プリント
配線板2上に並列接続されたリード型の抵抗部品9と櫛
型形状の導体パターン16を介して、電気的に接続され
ている。
性部材6によって、プリント配線板2と金属板3、及び
筐体の導電性部材1とは電気的に導通のない状態で固定
されている。ただし図6では、筐体の導電性部材1及び
プリント配線板2の他端側の非導電性部材6は省略して
いる。
ント配線板上のグランドパターンと新たに配設する金属
板とを、抵抗性とを容量性を並列に接続する構造とする
ことが出来る。
5の実施形態による電子機器の内部のプリント配線板と
金属板の接続部分付近を拡大した斜視図である。
同士は、コネクタ17を介してケーブル18で接続され
ている。そして、これらのプリント配線板2a及び2b
の両方と対向する位置に、プリント配線板2a及び2b
とケーブル18などで占有する平面面積と同等な大きさ
を有する金属板3が配設されている。ここで、「同等な
大きさ」とは、図8に示すようにケーブル18によって
プリント配線板2a及び2bを接続した際に、プリント
配線板2a及び2bとケーブル18とを包括する平面面
積と同程度の大きさを持っている事を指す。
配線板2a上に設けられているグランドパターン7aと
金属板3との接続を行う為のねじ止め穴4aが形成され
ている。またプリント配線板2aのグランドパターン7
aとねじ止め穴4aにはそれぞれ、リード型電子部品5
を搭載するための接続用の導体パターン11が設けら
れ、導体パターン11に、リード型電子部品5のリード
が半田付けなどの方法で接続されている。これによっ
て、グランドパターン7aとプリント配線板2aのねじ
止め穴4aとが電気的に接続されている。
られており、プリント配線板2aのねじ止め穴4aと金
属板3のねじ止め穴4bとが電気的導通の有るねじ(不
図示)で接続されている。この事によって、プリント配
線板2a上のグランドパターン7aと金属板3とは、リ
ード型の電子部品5を介して、電気的に接続されてい
る。
電性部材6によって、プリント配線板2と金属板3、及
び筐体の導電性部材1とは電気的に導通のない状態で固
定されている。ただし図7では、筐体の導電性部材1は
省略している。
のプリント配線板がケーブルで接続されている場合に、
プリント配線板上のグランドパターンと新たに配設する
金属板とを、インピーダンスを介して接続する構造とす
ることが出来る。
6の実施形態による電子機器の内部のプリント配線板と
金属板の接続部分付近を拡大した斜視図である。
配線板とケーブルは、同一平面に配設されているが、本
実施形態では2つのプリント配線板がそれぞれ異なる平
面に配設された例を示す。
は、相互に垂直な平面に配設されており、プリント配線
板2a及び2bの配線同士は、コネクタ17を介してケ
ーブル18で接続されている。そして、これらのプリン
ト配線板2a及び2bの両方と対向する位置に、垂直に
折れ曲がりの有る金属板3が配設されている。この金属
板3は、ケーブル18によってプリント配線板2a及び
2bを接続した際に、プリント配線板2a及び2bとケ
ーブル18とを包括する面積と同程度の大きさを持って
いる。
配線板2a上に設けられているグランドパターン7aと
金属板3との接続を行う為のねじ止め穴4aが形成され
ている。またプリント配線板2aのグランドパターン7
aとねじ止め穴4aにはそれぞれ、リード型電子部品5
を搭載するための接続用の導体パターン11が設けら
れ、導体パターン11に、リード型電子部品5のリード
が半田付けなどの方法で接続されている。これによっ
て、グランドパターン7aとプリント配線板2aのねじ
止め穴4aとが電気的に接続されている。
られており、プリント配線板2aのねじ止め穴4aと金
属板3のねじ止め穴4bとが電気的導通の有るねじ(不
図示)で接続されている。この事によって、プリント配
線板2a上のグランドパターン7aと金属板3とは、リ
ード型電子部品5を介して、電気的に接続されている。
電性部材6によって、プリント配線板2と金属板3、及
び筐体の導電性部材1とは電気的に導通のない状態で固
定されている。ただし図9では、筐体の導電性部材1は
省略している。。
ブルで接続された複数のプリント配線板が同じ面に無い
場合に、プリント配線板上のグランドパターンと新たに
配設する金属板とを、インピーダンスを介して接続する
構造とすることが出来る。
第7の実施形態による電子機器の内部のプリント配線板
と金属板の接続部分付近を拡大した斜視図である。
配線板はケーブルによって接続されているが、本実施形
態では2つのプリント配線板はコネクタのみで接続され
ている例を示す。
線同士は、コネクタ17のみで接続されている。そし
て、これらのプリント配線板2a及び2bの両方と対向
する位置に、プリント配線板2a及び2bとコネクタ1
7で占有する平面面積と同等な大きさを有する金属板3
が配設されている。
配線板2a上に設けられているグランドパターン7aと
金属板3との接続を行う為のねじ止め穴4aが形成され
ている。またプリント配線板2aのグランドパターン7
aとねじ止め穴4aにはそれぞれ、リード型電子部品5
を搭載するための接続用の導体パターン11が設けら
れ、導体パターン11に、リード型電子部品5のリード
が半田付けなどの方法で接続されている。これによっ
て、グランドパターン7aとプリント配線板2aのねじ
止め穴4aとが電気的に接続されている。
られており、プリント配線板2aのねじ止め穴4aと金
属板3のねじ止め穴4bとが電気的導通の有るねじ(不
図示)で接続されている。この事によって、プリント配
線板2a上のグランドパターン7aと金属板3とは、リ
ード型の電子部品5を介して、電気的に接続されてい
る。
電性部材6によって、プリント配線板2と金属板3、及
び筐体の導電性部材1とは電気的に導通のない状態で固
定されている。ただし図10では、筐体の導電性部材1
は省略している。
クタのみで接続された複数のプリント配線板上のグラン
ドパターンと、新たに配設する金属板とを、インピーダ
ンスを介して接続する構造とすることが出来る。
第8の実施形態による電子機器の内部のプリント配線板
と金属板の接続部分付近を拡大した断面図である。
に、プリント配線板2と同等な大きさを持ち、かつ誘電
体19で包まれた金属板3が配設されている。またプリ
ント配線板2の一端側には、配線板2上に設けられてい
るグランドパターン(不図示)と金属板3との接続を行
う為のねじ止め穴4aが形成されている。またプリント
配線板2のグランドパターン(不図示)とねじ止め穴4
aにはそれぞれ、リード型電子部品5を搭載するための
接続用の導体パターン11が設けられ、導体パターン1
1に、リード型電子部品5のリードが半田付けなどの方
法で接続されている。これによって、グランドパターン
とプリント配線板2のねじ止め穴4aとが電気的に接続
されている。
られており、プリント配線板2のねじ止め穴4aと金属
板3のねじ止め穴4とが電気的導通の有るねじ(不図
示)で接続されている。この事によって、プリント配線
板2上のグランドパターン(不図示)と金属板3とは、
リード型の電子部品5を介して、電気的に接続されてい
る。
性部材6によって、プリント配線板2と金属板3、及び
筐体の導電性部材1とは電気的に導通のない状態で固定
されている。
ント配線坂上のグランドパターンと新たに配設する金属
板とを、インピーダンスを介して接続する構造とするこ
とが出来る。
子部品をプリント配線板に実装するのに必要な接続ピン
からの電流の漏洩を防ぐことができる。
形態で使用した金属板の代わりに、可撓性の有るシート
形状の導電性部材としてもよい。また、プリント配線板
は、片面板、両面板、あるいは多層基板のいずれであっ
てもよい。さらに、プリント配線板は、デジタルロジッ
ク回路用グランドの配線パターンと、アナログ回路用グ
ランドの配線パターンが分離されて混在しているもので
あってもよい。
位置はプリント配線板の面と対向した位置で、かつ当該
プリント配線板においてコネクタが搭載されていない面
の側に配設されていることが好ましい。また、金属板
が、プリント配線板の面と対向した両面で挟み込むよう
に複数配設されていてもよい。
配線板の面と対向した位置に、プリント配線板と同等の
大きさを持ち、かつ筐体を構成する導電性部材とはプリ
ントは配線板と同様に絶縁された金属板が配置され、さ
らにプリント配線板のグランドパターンと金属板とが、
ある所定のインピーダンスを有する接続部を介して接続
された事により、プリント配線板のグランド電位は安定
し、かつ定在波などが原因の放射ノイズを抑えることが
できる。
的構造を示す斜視図である。
のプリント配線板と金属板の接続部分付近を拡大した斜
視図である。
のプリント配線板と金属板の接続部分付近を拡大した斜
視図である。
のプリント配線板と金属板の接続部分付近を拡大した斜
視図である。
ントインダクタを有するプリント配線板の接続部付近を
配線層毎に見た部分上面図である。
のプリント配線板と金属板の接続部分付近を拡大した斜
視図である。
のプリント配線板と金属板の接続部分付近を拡大した斜
視図である。
2つのプリント配線板との大きさの関係を説明するため
の平面図である。
のプリント配線板と金属板の接続部分付近を拡大した斜
視図である。
部のプリント配線板と金属板の接続部分付近を拡大した
斜視図である。
部のプリント配線板と金属板の接続部分付近を拡大した
断面図である。
構造の従来例を示す図である。
Claims (17)
- 【請求項1】 プリント配線板を備えた電子機器であっ
て、該プリント配線板と同等の大きさを持ち、かつ機器
筐体を構成している導電性部材と電気的導通のない金属
板が、前記プリント配線板の面と対向した位置に配置さ
れ、さらに前記プリント配線板に設けられたグランドパ
ターンと前記金属板とが、ある所定のインピーダンスを
有する接続部を介して接続されていることを特徴とする
電子機器。 - 【請求項2】 前記接続部のインピーダンス特性は周波
数に応じて変更可能である請求項1に記載の電子機器。 - 【請求項3】 前記接続部は、 前記プリント配線板と前記金属板とを連結する電気的導
通の有るねじと、 前記プリント配線板に設けられ、かつ前記ねじがねじ込
まれた第1のねじ止め穴と、 前記金属板に設けられ、かつ前記ねじがねじ込まれた第
2のねじ止め穴と、 前記プリント配線板のグランドパターンと前記第1のね
じ止め穴とにそれぞれ配設された接続用の導体パターン
と、 前記接続用の導体パターンどうしを接続する回路素子又
は回路素子群と、から成る請求項1に記載の電子機器。 - 【請求項4】 前記回路素子又は回路素子群は、抵抗
性、容量性、インダクタンス性が、単独又は組み合わさ
れて構成されている請求項3に記載の電子機器。 - 【請求項5】 前記回路素子群は、直列に接続された抵
抗性素子と容量性素子から構成されている請求項3に記
載の電子機器。 - 【請求項6】 前記回路素子群は、並列に接続された抵
抗性素子と、インダクタンス性をもつ折り返し形状の導
体パターンとから構成されている請求項3に記載の電子
機器。 - 【請求項7】 前記折り返し形状の導体パターンに代え
て、渦巻状の導体パターンにした請求項6に記載の電子
機器。 - 【請求項8】 前記折り返し形状の導体パターンに代え
て、容量性をもつ櫛型の導体パターンにした請求項6に
記載の電子機器。 - 【請求項9】 前記プリント配線板が複数有り、前記プ
リント配線板の配線どうしが互いにケーブルで接続され
ている場合、前記金属板は前記複数のプリント配線板と
前記ケーブルを包括した面積を有する請求項1から8の
何れか1項に記載の電子機器。 - 【請求項10】 前記プリント配線板が複数有り、前記
プリント配線板の配線どうしが互いにコネクタで接続さ
れている場合、前記金属板は前記複数のプリント配線板
と前記コネクタを包括した面積を有する請求項1から8
のいずれか1項に記載の電子機器。 - 【請求項11】 前記金属板は誘電体によって包まれて
いる請求項1から10のいずれか1項に記載の電子機
器。 - 【請求項12】 前記金属板の代わりに、可撓性の有る
シート形状の導電性部材とした請求項1から11のいず
れかに記載の接続構造を備えた電子機器。 - 【請求項13】 前記金属板が配設される位置が前記プ
リント配線板の面と対向した位置で、かつ前記プリント
配線板においてコネクタが搭載されていない面の側に配
設されている請求項1から12のいずれかに記載の電子
機器。 - 【請求項14】 前記金属板が前記プリント配線板の面
と対向した両面で挟み込むように複数配設されている請
求項1から13のいずれかに記載の電子機器。 - 【請求項15】 前記プリント配線板は、デジタルロジ
ック回路用グランドの配線パターンと、アナログ回路用
グランドの配線パターンが分離されて混在しているもの
である請求項1から14のいずれかに記載の電子機器。 - 【請求項16】 前記プリント配線板が両面基板である
請求項1から15のいずれかに記載に記載の接続構造を
備えた電子機器。 - 【請求項17】 前記プリント配線板が片面基板である
請求項1から15のいずれかに記載の電子機器。
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JP05513198A JP3559706B2 (ja) | 1998-03-06 | 1998-03-06 | 電子機器 |
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Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
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WO2010116993A1 (ja) * | 2009-04-07 | 2010-10-14 | シャープ株式会社 | 集積回路の搭載構造 |
JPWO2018025542A1 (ja) * | 2016-08-03 | 2019-04-25 | ボッシュ株式会社 | 制御装置 |
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-
1998
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