JPH1125812A - 開閉器の操作装置 - Google Patents

開閉器の操作装置

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JPH1125812A
JPH1125812A JP19184397A JP19184397A JPH1125812A JP H1125812 A JPH1125812 A JP H1125812A JP 19184397 A JP19184397 A JP 19184397A JP 19184397 A JP19184397 A JP 19184397A JP H1125812 A JPH1125812 A JP H1125812A
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Sumio Shimamura
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Nissin Electric Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 主軸レバーの投入ラッチピン,遮断レバーの
遮断ラッチピンを動作させる構造を簡素化する。 【解決手段】 投入時の通電により投入用ロータリーソ
レノイド67の回転軸68に直接接続された投入ラッチ
ピン18を所定角度回転し、主軸レバー10の投入ラッ
チピン18への係止状態を解除し、遮断時の通電により
遮断用ロータリーソレノイド69の回転軸70に直接接
続された遮断ラッチピン39を所定角度回転し、遮断レ
バー33の遮断ラッチピン39への係止状態を解除し、
操作ばね55,遮断ばね53の蓄勢時の非通電により投
入ラッチピン18,遮断ラッチピン39を係止状態の位
置に回転する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、配電用の柱上開閉
器等に用いられる開閉器の操作装置に関する。
【0002】
【従来の技術】従来の開閉器の操作装置につき、図3な
いし図6を参照して説明する。図3のAは正面図、Bは
Aの一部の切断左側面図、図4のAは図3Aの一部を除
去した正面図、BはAの一部の切断左側面図、図5のA
は図4Aの投入準備状態の背面図、Bは投入状態の背面
図、図6のAは図3Aの遮断状態の背面図、Bはばね蓄
勢状態の背面図である。
【0003】それらの図において、1は操作装置、2,
3は装置1の前面板,後面板、4,5は前面板2と後面
板3との間に立設された前支持板,後支持板、6は両支
持板4,5間に設けられた複数本の六角柱状の連結杆で
あり、両端部にねじ孔が形成されている。7は両支持板
4,5の隅部を貫通し,連結杆6の両端部のねじ孔に螺
合したボルトであり、ボルト7により連結杆6の両端面
に両支持板4,5が所定の間隔を保持して装着されてい
る。
【0004】8は後面板3及び両支持板4,5の下部の
中央に設けられた軸受、9は各軸受8に回転自在に支持
された主軸、10は基部が主軸9に固着された主軸レバ
ー、11は主軸レバー10の上縁部を貫通した第1ピ
ン、12は前支持板4の背面の下部に植設された植設
杆、13は両端が第1ピン11,植設杆12に係止した
投入ばねであり、主軸レバー10を投入方向(正面図で
は右回転方向)に付勢している。14は主軸レバー10
に形成された当接部であり、主軸レバー10が投入方向
へ回転する時の主軸レバー10の前方の投入面(図4A
では下面)の基部寄りに形成されている。15は主軸9
の下方に設けられたストッパであり、ストッパ15に主
軸レバー10の当接部14が当接する。16は主軸レバ
ー10の前記投入面の先端部に形成された係止部であ
る。
【0005】17は両支持板4,5の右側下部に設けら
れた軸受、18は両軸受17に回転自在に支持された投
入ラッチピンであり、前端部が前支持板4を貫通して前
支持板4から導出されている。19は投入ラッチピン1
8の中央部に形成された断面が半月状の係合部であり、
係合部19に投入ばね13により付勢された主軸レバー
10の係止部16が圧接している。
【0006】20は投入用レバーであり、長尺の基板2
1と、基板21の一方の端部に形成された折曲板22と
からなり、基板21の他方の端部に当接部23が形成さ
れている。24は基板21の一方の端部に植設された係
止杆、25はねじであり、折曲板22の下端部を貫通し
て投入ラッチピン18の導出された前端部に螺合し、投
入ラッチピン18に投入用レバー20が装着されてい
る。26は折曲板22の上端部に形成された長孔であ
る。
【0007】27は前支持板4の前面の右側下部に設け
られた投入用ソレノイド、28は投入用ソレノイド27
のプランジャであり、ソレノイド27の通電により右方
へ吸引される。29は基部がプランジャ28の先端部に
回転自在に支持されたリンクであり、リンク29の先端
部が折曲板22の長孔26に挿通されている。30はリ
ンク29の先端部に形成されたガイド孔であり、ガイド
孔30に係止杆24が遊挿されている。31はプランジ
ャ28に設けられたばねであり、プランジャ28を出の
方向に付勢している。32は前支持板4の前面の右側の
下端部に植設されたストッパであり、ストッパ32に投
入用レバー20の当接部23が当接している。
【0008】33は前側と後側の2枚1組の遮断レバー
であり、基部が主軸9に回転自在に支持されている。3
4は前側の遮断レバー33に形成された当接部であり、
遮断レバー33が遮断方向へ回転する時の遮断レバー3
3の前方の遮断面(図4Aでは左面)の先端部に形成さ
れている。35は後側の遮断レバー33に形成された係
止部であり、後側の遮断レバー33の延設先端部の前記
遮断面に形成されている。36は遮断レバー33の中央
部に設けられたローラ、37は遮断レバー33に支持さ
れた第2ピンである。
【0009】38は後支持板5の前面の左側上部に植設
されたストッパであり、ストッパ38に遮断レバー33
の当接部34が当接する。39は遮断ラッチピンであ
り、投入ラッチピン18と同様、両支持板4,5の上部
の中央に設けられた軸受17に回転自在に支持され、前
端部が前支持板4を貫通して前支持板4から導出(図形
省略)され、後端部に断面が半月状の係合部40が形成
されている。
【0010】41は遮断用レバーであり、基板42と、
基板42の中央に形成された折曲板43とからなり、基
板42の一方の端部に当接部44が形成され、基板42
の他方の端部に係止杆24が植設され、当接部44が前
支持板4の上端部の中央に植設されたストッパ32に当
接している。
【0011】45は前支持板4の前面の右側上部に設け
られた遮断用ソレノイドであり、投入用ソレノイド27
と同様、プランジャ46がばね31により出の方向に付
勢され、プランジャ46の先端部にリンク29が回転自
在に支持され、リンク29のガイド孔30に係止杆24
が遊挿され、係止杆24の前端部に環状の止め板47が
設けられ、止め板47により係止杆24のガイド孔30
からの逸脱を防止している。
【0012】48は後支持板5の前面の右側上部に植設
された前後方向の支持杆、49は筒状のばねガイドであ
り、基部が支持杆48に回転自在に支持され、前側,後
側の遮断レバー33の間に位置している。50はばねガ
イド49の基部に固着された鍔状の受板、51はばねガ
イド49の先端側に形成された長孔、52はばねガイド
49に移動自在に摺接した移動体、53は受板50と移
動体52との間に設けられた遮断ばねであり、移動体5
2をばねガイド49の先端側に付勢し、遮断レバー33
の右方に位置している。54は移動体52を貫通した第
3ピンであり、長孔51に遊挿され、両端部が前側,後
側の遮断レバー33に支持されている。
【0013】55は複数個のばね素体が積層された操作
ばねであり、遮断ばね53の下側にほぼ平行に設けら
れ、遮断ばね53の場合と同様、ばねガイド49の基部
が支持杆48に支持され、ばねガイド49に摺接した移
動体52が操作ばね55により先端側に付勢され、第4
ピン56が移動体52を貫通している。
【0014】57は2枚1組の投入リンクであり、一端
が主軸レバー10の第1ピン11に連結され、他端が操
作ばね55の第4ピン56に連結されている。58は2
枚1組の遮断リンクであり、遮断レバー33の外側に位
置し、一端が第2ピン37に連結され、他端が第4ピン
56に、投入リンク57の外側に連結されている。59
は2枚1組の連結リンクであり、遮断レバー33の内側
に位置し、一端が第1ピン11に、投入リンク57の内
側に連結されている。60は連結リンク59の他端部に
形成された長孔であり、長孔60に第2ピン37が遊挿
されている。
【0015】そして、操作ばね55により第4ピン56
を介して投入リンク57,遮断リンク58の他端が押圧
され、投入リンク57,第1ピン11を介して主軸レバ
ー10が主軸9の投入方向に付勢され、遮断リンク5
8,第2ピン37を介して遮断レバー33が主軸9の遮
断方向に付勢され、遮断ばね53により第3ピン54を
介して遮断レバー33の先端部が押圧され、遮断レバー
33が遮断方向に付勢されている。
【0016】61は装置1の左側上部に設けられたモー
タ、62はモータ61の回転軸に固着された小スプロケ
ット、63は両支持板4,5の主軸9の左方に回転自在
に支持されたカム軸、64はカム軸63の後部に固着さ
れた大スプロケット、65は両スプロケット62,64
に巻回されたチェーン、66はカム軸63の前部に固着
されたカムであり、モータ61の駆動により、小スプロ
ケット62,チェーン65,大スプロケット64,カム
軸63を介して回転し、カム66の周面が遮断状態の遮
断レバー33のローラ36に当接し、第2ピン37,遮
断リンク58を介して操作ばね55を蓄勢方向に付勢
し、第3ピン54を介して遮断ばね53を蓄勢方向に付
勢する。
【0017】つぎに動作について説明する。まず、図3
ないし図5Aの投入準備状態において、投入用ソレノイ
ド27及び遮断用ソレノイド45は非励磁で、それぞれ
のプランジャ28,46が出状態であり、両プランジャ
28,46のリンク29のガイド孔30の一端に投入用
レバー20,遮断用レバー41の係止杆24が当接し、
下部,上部のストッパ32に両レバー20,41の当接
部23,44が当接している。
【0018】一方、主軸レバー10の係止部16が投入
ラッチピン18の係合部19に係止し、遮断レバー33
の係止部35が遮断ラッチピン39の係合部40に係止
し、第1ピン11により投入ばね13が引っ張られて蓄
勢(図5A)され、第4ピン56が操作ばね55のばね
ガイド49の長孔51の一端部に位置し、第2ピン37
が連結リンク59の長孔60の下部に位置し、第3ピン
54が遮断ばね53のばねガイド49の長孔51の一端
部に位置し、両ばね53,55が圧縮されて蓄勢され、
操作ばね55が第4ピン56を介して投入リンク57,
遮断リンク58の他端を押圧している。
【0019】そして、主軸レバー10が操作ばね55,
投入ばね13により投入方向に付勢され、遮断レバー3
3が操作ばね55,遮断ばね53により遮断方向に付勢
されている。
【0020】つぎに、投入指令を受けると、投入用ソレ
ノイド27が瞬時励磁され、投入用ソレノイド27のプ
ランジャ28が吸引されて右方に移動し、リンク29,
係止杆24を介して投入用レバー20が回転するととも
に、投入用レバー20に固着された投入ラッチピン18
が回転し、投入用レバー20の当接部23がストッパ3
2から離脱する。
【0021】そして、投入ラッチピン18の回転によ
り、主軸レバー10の係止部16が投入ラッチピン18
の係合部19から離脱し、操作ばね55の放勢力及び投
入ばね13の引張力により、投入状態の図5Bに示すよ
うに、主軸レバー10が投入方向に回転し、主軸9が回
転して投入状態になる。
【0022】この時、主軸レバー10の当接部14がス
トッパ15に当接し、主軸レバー10の回転が規制さ
れ、主軸レバー10が投入ラッチピン18の係合部19
の切欠部に位置している。
【0023】このため、投入用ソレノイド27の非通電
により、投入ラッチピン18がソレノイド27のばね3
1により係止状態の位置へ回転しようとするが、その回
転が阻止され、投入ラッチピン18が解除状態の位置で
保持される。
【0024】そして、主軸レバー10の回転により、投
入リンク57を介して操作ばね55のばねガイド49が
支持杆48を支点として若干回転し、第4ピン56がば
ねガイド49の長孔51の一端部からほぼ中央部に移動
し、主軸レバー10の回転による連結リンク59の移動
により、遮断レバー33の第2ピン37が連結リンク5
9の長孔60の下部から上部へ移動する。
【0025】つぎに遮断指令を受けると、遮断用ソレノ
イド45が瞬時励磁され、遮断用ソレノイド45のプラ
ンジャ46が吸引されて右方へ移動し、リンク29,係
止杆24を介して遮断用レバー41が回転するととも
に、遮断用レバー41に固着された遮断ラッチピン39
が回転し、遮断用レバー41の当接部44がストッパ3
2から離脱する。
【0026】そして、遮断ラッチピン39の回転によ
り、遮断レバー33の係止部35が遮断ラッチピン39
の係合部40から離脱し、遮断ばね53の放勢力により
第3ピン54を介して遮断レバー33の先端部が遮断方
向に付勢されるとともに、操作ばね55の放勢力により
遮断リンク58,第2ピン37を介して遮断レバー33
が遮断方向に付勢され、遮断レバー33が遮断方向に回
転し、主軸9が遮断方向に回転し、遮断状態の図6Aに
示すように、遮断状態になる。
【0027】この時、遮断レバー33の当接部34がス
トッパ38に当接し、遮断レバー33の回転が規制さ
れ、遮断レバー33の回転により、第3ピン54が遮断
ばね53のばねガイド49の長孔51の一端部から他端
部へ移動し、遮断リンク58を介して第4ピン56が操
作ばね55のばねガイド49の長孔51の中央部から他
端部へ移動する。
【0028】そして、連結リンク59を介して主軸レバ
ー10が回転し、主軸レバー10の係止部16が投入ラ
ッチピン18の係合部19の切欠部を通過し、投入ラッ
チピン18が投入用ソレノイド27のばね31により付
勢されて解除状態の位置から係止状態の位置に回転し、
投入ラッチピン18の係合部19に主軸レバー10の係
止部16が係止し、主軸レバー10の回転により投入ば
ね13が引っ張られて蓄勢される。
【0029】つぎに投入準備指令を受けると、モータ6
1が駆動し、小スプロケット62,チェーン65,大ス
プロケット64及びカム軸63を介してカム66が回転
し、図6Bに示すように、遮断レバー33のローラ36
にカム66の周面が当接し、カム66の回転につれて遮
断レバー33が蓄勢方向に回転する。
【0030】そして、遮断レバー33の当接部34がス
トッパ38から離脱し、第2ピン37が連結リンク59
の長孔60の上部から下部に移動し、遮断レバー33の
先端部が遮断ラッチピン39の係合部40に当接し、遮
断ラッチピン39を回転し、遮断レバー33の先端部の
通過後、遮断ラッチピン39が遮断用ソレノイド45の
ばね31により遮断用レバー41を介して係止状態の位
置に回転し、遮断レバー33の係止部35が遮断ラッチ
ピン39の係合部40に係止する。
【0031】この時、遮断レバー33の回転により、第
3ピン54が遮断ばね53のばねガイド49の長孔51
の他端部から一端部へ移動し、遮断ばね49が圧縮され
て蓄勢され、第4ピン56が操作ばね55のばねガイド
49の長孔51の他端部から一端部へ移動し、操作ばね
55が圧縮されて蓄勢され、遮断レバー33が遮断ばね
53,操作ばね55により遮断方向に付勢され、主軸レ
バー10が投入ばね13,操作ばね55により投入方向
に付勢され、図3ないし図5Aの投入準備状態になる。
【0032】
【発明が解決しようとする課題】従来の前記装置の場
合、主軸レバー10と投入ラッチピン18,遮断レバー
33と遮断ラッチピン39のそれぞれの係止状態を解除
するために、投入ラッチピン18及び遮断ラッチピン3
9を所定角度回転させる必要があり、投入用ソレノイド
27のプランジャ28及び遮断用ソレノイド45のプラ
ンジャ46の直線運動を、リンク29,投入用レバー2
0,遮断用レバー41等を介して回転運動に変換しなけ
ればならず、両ラッチピン18,39を動作させる構造
が複雑になるという問題点がある。
【0033】本発明は、前記の点に留意し、主軸レバー
の投入ラッチピン,遮断レバーの遮断ラッチピンを動作
させる構造を簡素化する開閉器の操作装置を提供するこ
とを目的とする。
【0034】
【課題を解決するための手段】前記課題を解決するため
に、本発明の開閉器の操作装置は、回転により開閉器を
投入,遮断する主軸と、基部が前記主軸に固着された主
軸レバーと、基部が前記主軸に回転自在に支持された遮
断レバーと、前記遮断レバーに設けられたピンと、一端
が前記主軸レバーに連結された投入リンクと、一端が前
記ピンに連結され,他端が前記投入リンクの他端に連結
された遮断リンクと、一端が前記投入リンクの一端に連
結された連結リンクと、前記連結リンクの他端部に形成
され,前記ピンが遊挿された長孔と、前記投入リンク,
前記遮断リンクの他端を押圧し、前記投入リンクを介し
て前記主軸レバーを前記主軸の投入方向に付勢し,前記
遮断リンクを介して前記遮断レバーを前記主軸の遮断方
向に付勢する操作ばねと、前記遮断レバーの先端部を押
圧し,前記遮断レバーを前記遮断方向に付勢する遮断ば
ねと、前記遮断レバーの中央部に設けられたローラと、
回転により前記ローラを押圧し,前記遮断レバーを介し
て前記遮断ばねを蓄勢するとともに,前記遮断リンクを
介して前記操作ばねを蓄勢するカムと、前記両ばねの蓄
勢後の前記遮断レバーの先端が係止する遮断ラッチピン
と、遮断時の前記遮断レバーの回転により前記ピン,前
記連結リンクを介して回転する前記主軸レバーの先端部
が係止する投入ラッチピンと、回転軸に前記投入ラッチ
ピンが直接接続され,通電により前記投入ラッチピンを
所定角度回転し,前記主軸レバーの前記投入ラッチピン
への係止状態を解除し、非通電により前記投入ラッチピ
ンを前記係止状態の位置に回転する投入用ロータリーソ
レノイドと、回転軸に前記遮断ラッチピンが直接接続さ
れ,通電により前記遮断ラッチピンを所定角度回転し,
前記遮断レバーの前記遮断ラッチピンへの係止状態を解
除し,非通電により前記遮断ラッチピンを前記係止状態
の位置に回転する遮断用ロータリーソレノイドとを備え
たものである。
【0035】従って、投入時の通電により投入用ロータ
リーソレノイドの回転軸を回転し、回転軸に直接接続さ
れた投入ラッチピンを所定角度回転し、主軸レバーの投
入ラッチピンへの係止状態を解除し、遮断時の通電によ
り遮断用ロータリーソレノイドの回転軸を回転し、回転
軸に直接接続された遮断ラッチピンを所定角度回転し、
遮断レバーの遮断ラッチピンへの係止状態を解除し、操
作ばね,遮断ばねの蓄勢時の非通電により投入ラッチピ
ン,遮断ラッチピンを係止状態の位置に回転するように
したため、従来のように、ソレノイドのプランジャの直
線運動を回転運動に変換する必要がなく、リンク,レバ
ー等の部品が不要になり、両ラッチピンを動作させる構
造を簡素化することができる。
【0036】
【発明の実施の形態】実施の1形態につき、一部を除去
した正面図の図1及び図1の右側面図の図2を参照して
説明する。それらの図において、図3ないし図6と同一
符号は同一もしくは相当するものを示し、異なる点は、
操作装置1の前面板2の背面の下部に投入用ロータリー
ソレノイド67を設け、ソレノイド67の回転軸68を
投入ラッチピン18の前端部に直接接続して固着し、上
部に遮断用ロータリーソレノイド69を設け、ソレノイ
ド69の回転軸70を遮断ラッチピン39の前端部に直
接接続して固着した点であり、両ソレノイド67,69
にはうず巻きばね(図示せず)が設けられており、この
ばねにより、非通電時、それぞれの回転軸68,70に
接続された投入ラッチピン18,遮断ラッチピン39
を、係止状態の位置に回転するよう付勢している。
【0037】つぎに動作について説明する。図示の状態
は投入準備状態であり、非通電により、投入用ロータリ
ーソレノイド67及び遮断用ロータリーソレノイド69
の回転軸68,70が前記係止状態の位置にあり、図5
Aの場合と同様に、主軸レバー10の係止部16が投入
ラッチピン18の係合部19に係止し、遮断レバー33
の係止部35が遮断ラッチピン39の係合部40に係止
し、操作ばね55,遮断ばね53が圧縮されて蓄勢さ
れ、主軸レバー10が投入方向に、遮断レバー33が遮
断方向に付勢されている。
【0038】つぎに投入指令を受けると、投入用ロータ
リーソレノイド67が瞬時励磁され、ソレノイド67の
回転軸68が回転して投入ラッチピン18が回転し、図
5Bの場合と同様に、投入ラッチピン18の回転によ
り、主軸レバー10の係止部16が投入ラッチピン18
の係合部19から離脱し、操作ばね55,投入ばね13
により、主軸レバー10が投入方向に回転して投入状態
になる。
【0039】そして、投入用ロータリーソレノイド67
の非通電により、ソレノイド67のうず巻きばねによっ
て投入ラッチピン18が係止状態の位置に回転しようと
するが、主軸レバー10が投入ラッチピン18の係合部
19の切欠部に位置しているため、その回転が阻止さ
れ、投入ラッチピン18が解除状態の位置で保持され
る。
【0040】つぎに遮断指令を受けると、遮断用ロータ
リーソレノイド69が瞬時励磁され、ソレノイド69の
回転軸70が回転して遮断ラッチピン39が回転し、図
6Aの場合と同様に、遮断ラッチピン39の回転によ
り、遮断レバー33の係止部35が遮断ラッチピン39
の係合部40から離脱し、遮断ばね53,操作ばね55
により遮断レバー33が遮断方向に回転して遮断状態に
なる。
【0041】そして、連結リンク59を介して主軸レバ
ー10が回転し、主軸レバー10の係止部16が投入ラ
ッチピン18の係合部19の切欠部を通過し、投入ラッ
チピン18が投入用ロータリーソレノイド69のうず巻
きばねにより付勢され、解除状態の位置から係止状態の
位置に回転し、投入ラッチピン18に主軸レバー10が
係止し、投入ばね13が蓄勢される。
【0042】つぎに投入準備指令を受けると、図6Bの
場合と同様に、モータ61の駆動によりカム66が回転
し、遮断レバー33のローラ36にカム66の周面が当
接し、カム66の回転につれて遮断レバー33が蓄勢方
向に回転し、遮断レバー33の先端部が遮断ラッチピン
39の係合部40に当接し、遮断ラッチピン39を回転
し、遮断レバー33の通過後、遮断ラッチピン39が遮
断用ロータリーソレノイド69のうず巻きばねにより係
止状態の位置に回転し、遮断レバー33が遮断ラッチピ
ン39に係止し、遮断ばね53,操作ばね55が圧縮さ
れて蓄勢され、図5Aの投入準備状態になる。
【0043】
【発明の効果】本発明は、以上説明したように構成され
ているため、つぎに記載する効果を奏する。本発明の開
閉器の操作装置は、投入時、通電により投入用ロータリ
ーソレノイド67の回転軸68を回転し、回転軸68に
直接接続された投入ラッチピン18を所定角度回転し、
主軸レバー10の投入ラッチピン18への係止状態を解
除し、遮断時、通電により遮断用ロータリーソレノイド
69の回転軸70を回転し、回転軸70に直接接続され
た遮断ラッチピン39を所定角度回転し、遮断レバー3
3の遮断ラッチピン39への係止状態を解除し、操作ば
ね55,遮断ばね53の蓄勢時の非通電により投入ラッ
チピン18,遮断ラッチピン39を係止状態の位置に回
転するようにしたため、従来のように、ソレノイドのプ
ランジャの直線運動を回転運動に変換する必要がなく、
リンク,レバー等の部品が不要になり、両ラッチピン1
8,39を動作させる構造を簡素化することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施の1形態の一部を除去した正面図
である。
【図2】図1の右側面図である。
【図3】Aは従来例の正面図、BはAの一部の切断左側
面図である。
【図4】Aは図3Aの一部を除去した正面図、BはAの
一部の切断左側面図である。
【図5】Aは図4Aの投入準備状態の背面図、Bは投入
状態の背面図である。
【図6】Aは図3Aの遮断状態の背面図、Bはばね蓄勢
状態の背面図である。
【符号の説明】
9 主軸 10 主軸レバー 18 投入ラッチピン 33 遮断レバー 36 ローラ 37 ピン 39 遮断ラッチピン 53 遮断ばね 55 操作ばね 57 投入リンク 58 遮断リンク 59 連結リンク 60 長孔 66 カム 67 投入用ロータリーソレノイド 68 回転軸 69 遮断用ロータリーソレノイド 70 回転軸

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 回転により開閉器を投入,遮断する主軸
    と、 基部が前記主軸に固着された主軸レバーと、 基部が前記主軸に回転自在に支持された遮断レバーと、 前記遮断レバーに設けられたピンと、 一端が前記主軸レバーに連結された投入リンクと、 一端が前記ピンに連結され,他端が前記投入リンクの他
    端に連結された遮断リンクと、 一端が前記投入リンクの一端に連結された連結リンク
    と、 前記連結リンクの他端部に形成され,前記ピンが遊挿さ
    れた長孔と、 前記投入リンク,前記遮断リンクの他端を押圧し、前記
    投入リンクを介して前記主軸レバーを前記主軸の投入方
    向に付勢し,前記遮断リンクを介して前記遮断レバーを
    前記主軸の遮断方向に付勢する操作ばねと、 前記遮断レバーの先端部を押圧し,前記遮断レバーを前
    記遮断方向に付勢する遮断ばねと、 前記遮断レバーの中央部に設けられたローラと、 回転により前記ローラを押圧し,前記遮断レバーを介し
    て前記遮断ばねを蓄勢するとともに,前記遮断リンクを
    介して前記操作ばねを蓄勢するカムと、 前記両ばねの蓄勢後の前記遮断レバーの先端が係止する
    遮断ラッチピンと、 遮断時の前記遮断レバーの回転により前記ピン,前記連
    結リンクを介して回転する前記主軸レバーの先端部が係
    止する投入ラッチピンと、 回転軸に前記投入ラッチピンが直接接続され,通電によ
    り前記投入ラッチピンを所定角度回転し,前記主軸レバ
    ーの前記投入ラッチピンへの係止状態を解除し,非通電
    により前記投入ラッチピンを前記係止状態の位置に回転
    する投入用ロータリーソレノイドと、 回転軸に前記遮断ラッチピンが直接接続され,通電によ
    り前記遮断ラッチピンを所定角度回転し,前記遮断レバ
    ーの前記遮断ラッチピンへの係止状態を解除し,非通電
    により前記遮断ラッチピンを前記係止状態の位置に回転
    する遮断用ロータリーソレノイドとを備えたことを特徴
    とする開閉器の操作装置。
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JP2006032189A (ja) * 2004-07-20 2006-02-02 Mitsubishi Electric Corp 開閉装置の操作機構及びそれを用いた開閉装置
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CN109623736A (zh) * 2018-12-17 2019-04-16 浙江普莱得电器有限公司 一种工作可靠的钉枪

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