JP2012525667A - 主駆動装置のための機械的ラッチング装置 - Google Patents

主駆動装置のための機械的ラッチング装置 Download PDF

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Abstract

本発明は、ハウジング(10)の中に転動機械的スイッチを備えた、主駆動装置(5)のための機械的ラッチング装置(100)を提案する。この機械的ラッチング装置は、メイン・ローラ(30)と、カウンター・ローラ(40)と、キャリッジ(50)と、キャリッジ・トリップ/ロック・レバー(20)と、を備え、第一の継手が、メイン・ローラ(30)とキャリッジ(50)の第一の端部との間に作り出され、少なくとも一つのガイド・ボルト(52)が、キャリッジ(50)の第二の端部で、ガイド・スロット(11)の中に係合し、メイン・ローラ(30)に伝達された主駆動装置(5)の牽引リンク(6)の負荷(F6)が、カウンター・ローラ(40)に伝達される第一の力成分(F40)と、キャリッジ(50)の第二の端部への方向に伝達される第二の力成分(F60)とに、分配され、トリップさせる力が、キャリッジ・トリップ/ロック・レバー(20)により、ガイド・スロット(11)への方向へ、ガイド・ボルト(52)に伝達される。
【選択図】図1

Description

本発明は、主駆動装置のための機械的ラッチング装置に係る。
ラッチング装置は、機械的なシステムを、特にリンク及び継手により形成されるメカニズムを、規定された位置または動作ステージに、ロックしまたリリーズするために使用されている。ラッチング装置の典型的な用途は、電気的なサーキット・ブレーカ(低電圧、中電圧、高電圧の領域)の接触システムための電気機械的な駆動装置の中に見出されることが可能である。これらのラッチング装置に対する要求、特に、上記の用途の領域における要求は、下記の通りである:
− 高い信頼性;
− 衝撃及び過負荷条件に対する頑丈さ;
− 広い温度範囲;
− 可能な最小の応答時間のバラツキでの高い再現性;
− 最短の且つ調整可能な反応時間、及びトータルの機械的な動作時間。
典型的に、これらの要求及び動作条件は、複雑で且つ高い質を、それ故に、主に電気機械的なサブ・システムに基づく高価なシステム・デザインを、含意している。もし、これらの装置が、低いコスト目標に適合するようにデザインされる場合には、通常、質および/または性能で妥協する必要がある。
それ故に、この発明の目的は、可能な最小のバラツキ、最短の/調整可能な反応時間及びトータルの機械的な動作時間を備え、高い信頼性及び高い再現性を備えた、主駆動装置のための機械的ラッチング装置を提供することにある。
この問題は、ハウジングの中に転動機械的スイッチを備えた、主駆動装置のための機械的ラッチング装置により解決される。
この機械的ラッチング装置は、
− メイン・ローラ、カウンター・ローラ、キャリッジ、及びキャリッジ・トリップ/ロック・レバーを備え;
− 第一の継手が、メイン・ローラとキャリッジの第一の端部との間に、作り出され;
− 少なくとも一つのガイド・ボルトが、キャリッジの第二の端部で、ガイド・スロットの中に係合し;
− メイン・ローラに伝達された主駆動装置の牽引リンクの負荷が、カウンター・ローラに伝達される第一の力成分と、キャリッジの第二の端部の方向に伝達される第二の力成分とに分配され;
− トリップさせる力が、キャリッジ・トリップ/ロック・レバーにより、ガイド・スロットへの方向へ、ガイド・ボルトに伝達される。
主駆動装置のための、この提案された機械的ラッチング装置の優位性は、この提案されたデザインが、従来技術のデザインにおいて典型的に使用されている特別な部品の代わりに、標準の部品を用いて、性能に対する厳しい要求を満たすことを可能にすると言うことである。部品の数の減少及び標準の部品の使用は、ラッチ・デザインのコスト対性能比を改善することが可能である。一つの動作シーケンスの後での、規定された再現性のある最初の条件へのリセットが保証される。部品の数の減少に起因して、当該ラッチング装置の全体としての信頼性が増大される。
本発明の更に好ましい実施形態は、従属請求項の中に示されている。
図1は、ラッチング装置の側面図(断面図)を示す。 図2は、開放されたラッチング装置の斜視図を示す。 図3は、図1に基づく形状の詳細を示す。 図4は、関係する負荷及び力の分布を示す。 図5は、ハウジング・プレートの内側の斜視図を示す。 図6は、キャリッジの斜視図を示す。 図7は、メイン・ローラの斜視図を示す。 図8は、牽引リンク(駆動歯)の斜視図を示す。
次に、本発明が、添付図面を参照しながら、代表的な実施形態を用いて、更に説明される。
図1は、ラッチング装置の側面図(断面図)を示している。このラッチング装置100のメイン・コンポーネント及びサブ・ユニットは、下記の通りである:
− ハウジング:ガイド・スロット11(及びエンド・ストップ)が設けられた二つのハウジング・プレート10を備えている;
− メイン・ローラ30:軸受(ニードル・ベアリング)及び軸31を備えている;
− カウンター・ローラ40:軸受(ニードル・ベアリング)及び(主)軸41を備えている;
− キャリッジ50:三本の取り付けアーム55,56,57を備えたY字型のバー・キャリッジとしてデザインされていて、ここで、ガイド・ボルト(軸)52が、キャリッジ50の第二の端部で、これらの取り付けアームの二つの中を貫通し、このガイド・ボルト(軸)52は、ガイド・スロット11の中に係合する;
− メイン・ローラ30とキャリッジ50の第一の端部との間の、第一の継手;
− キャリア・リセット・スプリング51:ハウジングに固定され、キャリッジ50をリセットして、中立または遮断位置に戻す;
− キャリッジ偏向ローラ60:軸受(ニードル・ベアリング)及び軸61を備えている;
− キャリッジ・トリップ/ロック・レバー20(アクチュエータ・トリップ・レバー):当該キャリッジ・トリップ/ロック・レバー20をリセットして、中立または遮断位置に戻すレバー・リセット・スプリング21を備えている;
− キャリッジの第二の端部50とキャリッジ・トリップ/ロック・レバー20との間の、第二の継手;
− アクチュエータ装置1(電磁的に駆動される):アクチュエータ・コイル2及びスイベル・アーマチュア3を備えている。
ラッチング装置100は、“転動機械的スイッチ”を表している。更に、図1は、電気的なサーキット・ブレーカ)の接触システムのための、主駆動装置5(例えば、負荷されたねじりバネ/電気機械的な駆動装置)の一部を示している。この駆動装置は、駆動歯としてデザインされた牽引リンク6を備え、この駆動歯は、そのピボット中心7の周りで回転することが可能であって、ロック状態(ロッキング状態)(=中立または遮断位置)の間、メイン・ローラ30に接触する。牽引リンク6は、メイン・ローラ30への方向へ、負荷または力F6で押す。図1は、ラッチング装置100の中立または遮断位置を示していて、ここで、牽引リンク6の回転は、“転動機械的スイッチ”によりブロックされている。
主駆動装置5を動作させるために、以下の工程が実施される:
1) 先ず第一に、制御信号がアクチュエータ装置1に与えられ、それにより、スイベル・アーマチュア3が矢印Aの方向に移動し、その結果、キャリッジ・トリップ/ロック・レバー20もまた、矢印Aの方向に移動する;
2) 従って、キャリッジのガイド・ボルト(軸)52が、ハウジング・プレート10のガイド・スロット11に沿って摺動する(矢印Bで表されたこれらのガイド・ボルト(軸)52の動きを参照方);
3) これは、矢印Cで表された、キャリッジ偏向ローラ60の方向への、メイン・ローラ30の運動を生じさせる;
4) メイン・ローラ30のこの動きは、インターロックを解除する力F6の効果に対してほぼ直角であり、従って、牽引リンク6が、そのピボット中心7の周りで回転して、メイン・ローラ30に沿って回転する(矢印Dで表された動きを参照方)。
従って、初期条件が、二つのメイン・ハウジング・プレート10に切り込まれた過大な寸法のスロット11により制約される。キャリッジ50及びハウジング・プレート10に加えて、センター・プレート及びメイン・ローラ30により、平面から運動がもたらされる。一旦、リリーズ動作が完了すると、このメカニズムは、スプリングを使用することにより、その最初の位置にリセットされることになり、これらのスプリングは、キャリッジ50、及びキャリッジ・トリップ/ロック・レバー20を戻して、牽引リンク6を捉える。これは、アクチュエータ装置1への制御信号の停止の後で、レバー・リセット・スプリング21が、キャリッジ・トリップ/ロック・レバー20を押して、中立または遮断位置に戻すことを意味している(矢印Eで表された動き参照方)。牽引リンク6のリリーズの後、キャリッジ・リセット・スプリング51がキャリッジ50を押し、そして結果として、メイン・ローラ30が、中立または遮断位置に戻る(矢印B及びCで表された動きと反対の動きを参照方)。
回転の後、牽引リンク6が、メイン・ローラ30に戻り(例えば、主駆動装置5の電動モータの助けで、前方へ及び後方へオン運動の双方が要求される)、メイン・ローラ30によりブロックされることになる。従って、ラッチング装置100が、次の動作シーケンスのために、例えば、以下のスイッチング解除プロセスのために、準備される。
図2は、開放されたラッチング装置100の斜視図を示している。このラッチング装置は、ハウジング・プレート10を備えたハウジングを介して、主駆動装置5(ピボット中心7を備えた牽引リンク6を参照方)で、機械的に接続されなければならない。メイン・ローラ30は、軸31を備えた二つの別個のコンタクト・ローラ32,33から構成され、ここで、キャリッジ50の取り付けアーム56は、これらの二つのローラ32,33の間に固定され、これらのローラに対して、軸31が、この取り付けアーム56の円筒状の孔54の中を貫通する(図6及び7参照方)。二つのコンタクト・ローラ32,33に接触するために、カウンター・ローラ41もまた、二つのローラに分割されなければならない、と言うことは自明である。図1の中で矢印Bで表された動きの間、ガイド・ボルト(軸)52の隣の、キャリッジ50の取り付けアーム56,57が、キャリッジ偏向ローラ60に接触する。更に、図2は、メイン・ローラ30と接触する/支持する軸41を備えたカウンター・ローラ40、並びに、キャリッジ・トリップ/ロック・レバー20、レバー・リセット・スプリング21、キャリッジ・リセット・スプリング51、及び、アクチュエータ・コイル1及びスイベル・アーマチュア3を備えたアクチュエータ装置1、を示している。
図3は、図1に基づく形状の詳細を示していて、下記を備えている:
− メイン・ローラ30:コンタクト・ローラ32,33を介して、牽引リンク6と接触し、ここで、軸31が、キャリッジ50の取り付けアーム56の円筒状の孔54の中を貫通する;
− ガイド・スロット11:ガイド・ボルト(軸)52のための当り面として、ラッチング装置100のハウジング・プレート10の中に設けられる;
− カウンター・ローラ40:軸41を備えている;
− キャリッジ偏向ローラ60:軸61を備え、ここで、キャリッジ50の取り付けアーム56がこのローラ60と接触する;
− キャリッジ・トリップ/ロック・レバー20。
図4は、関係する負荷及び力の分布(力のセット)を示している。牽引リンク6により、メイン・ローラ30に伝達される負荷または力F6は、カウンター・ローラ40に伝達される第一の力成分F40と、 キャリッジ50の第二の端部への方向に伝達される第二の力成分F60とに分配される。これは、ガイド・ボルト52と、キャリッジ偏向ローラ60とに分配されることを意味している。換言すれば、インターロックの解除の後、ガイド・ボルト52/キャリッジ偏向ローラ60への方向への、メイン・ローラ30及びキャリッジ50の動きを引き起こし/支持するために、力F6は、メイン・ローラ30の中心への方向に、正確に押すことはなく、規定された(小さな)偏差がなければならない。
図5は、ハウジング・プレート10の内側の斜視図を示す。ガイド・スロット11、メイン・ローラ30のためのロケイション・ルーム12、及び、カウンター・ローラ40のためのロケイション孔13が、示されている。ハウジング・プレート10に対して、積み重ねられた金属シート部品、切断部品、または鋳造部品の何れかが、使用されることが可能である。金属シート部品で作られたハウジング・プレート10に対して、全体の幾何学的形状が、異なる金属シートレイヤから作り出されることになる。左及び右のハウジング・プレート10のための部品は、同一であるが、異なる順序で積み重ねられることになる。金属シートレイヤもまた、異なる用途の異なる駆動装置の要求に基づく、デザインの拡大縮小を可能にする(負荷が大きい程、レイヤの数が増え、あるいは、レイヤのためのプレートが厚くなる)。
図6は、キャリッジの斜視図を示す。このキャリッジ50は、キャリッジ本体59から構成されていて:
− 第一の取り付けアーム56が、円筒状の孔54を備えたその第一の端部で、メイン・ローラ30の軸31を受け入れて、第一の継手を形成する;
− 第二の取り付けアーム56及び第三の取り付けアーム57が、その第二の端部で、ガイド・ボルト(軸)52を受け入れ、それにより、キャリッジ・トリップ/ロック・レバー20の上端部が、取り付けアーム56,57の間にスロット58の中に係合し、キャリッジ50とキャリッジ・トリップ/ロック・レバー20との間に、第二の継手を作り出す(ボアにより、その上端部で)。
キャリッジ50は、切断(機械加工)部品、鋳造部品、鍛造部品、または金属シート備品、または、異種部品の組み合わせとして、作られることが可能である。好ましくは、キャリッジ50が、機械加工されまたは鋳造される。オプションとして、ガイド/エンド・ストップ・ピンまたはガイド・ボルト(軸)52に対して、標準の高強度平行ピンが、キャリッジ本体59またはその両方の取り付けアーム56,57に挿入されることが可能である。
図7は、メイン・ローラ30の斜視図を示していて、このメイン・ローラは、二つの別個のコンタクト・ローラ32,33を備えた接触ダブル・ローラとしてデザインされ、これらのローラの間に、軸31を備えていて、それにより、キャリッジ50の取り付けアーム56が、ローラ32,33の間のスペースの中に係合して、メイン・ローラ30とキャリッジ50との間に、継手を実現する。
図8は、牽引リンク6(駆動歯)の斜視図を示していて、この牽引リンクは、互いに対して矩形状に配置され、両方のアームの接続領域の近くにピボット中心7を備えた、二つのアームから構成されている。メイン・ローラ30接触するアーム9の接触プロファイル(表面)8は、適切な接触の幾何学的形状をもたらして、メイン・ローラ30及び牽引リンク6(駆動歯)それ自体の両方の部品の接触領域での、低い接触ストレスを可能にする。好ましい実施形態は、少なくとも一つの方向に、メイン・ローラ30との相互作用フェーズの全体に亘って線接触を形成する湾曲した表面(例えば、スプラインまたは楕円形)を備えた、接触プロファイル8である。
提案された機械的ラッチング装置は、蓄えられたポテンシャル・エネルギーで、最小の量のスイッチング・エネルギーで、変換メカニズムを解放することが可能であり、このスイチング・エネルギーは、非常に短いが再現性のある反応時間で(低いバラツキを意味している)、外部的に蓄えられたエネルギーを介して、電気的に駆動されたアクチュエータ装置1によりもたらされる。ラッチング装置の主要な特徴は、二つから三つまでの力減少ステージ(少なくとも二つのステージ)を有する力減少メカニズムである。上述のメカニズムは、最小の部品の数を用いて、減少されたステージのセットを使用する。それ故に、上述のデザインは、非常に小さいアクチュエータ装置1をもたらし、このアクチュエータ装置は、小さい慣性に起因して高い動的能力をもたらして、全体としての動作時間の短縮をもたらす。
ラッチ・メカニズム及びその異なるステージを駆動するメイン・エネルギーは、アクチュエータ装置1(電磁的なトリップ)によりもたらされずに、変換メカニズムそれ自体の中に蓄えられたエネルギーによりもたらされ、そのエネルギーが、ラッチに供給され、それにより、ラッチ・コンポーネントが連続的に加速されることになる。このデザインは、シャフト及び軸のための正確な平行ピンや、メイン許容差のチェインの重要な部分を規定するローラ・ベアリング装置のような、標準の部品に基づいている。これらの標準のコンポーネントは、高い製造上の質をもたらす。このデザインの特徴に起因して、ラッチング装置100は、比較的低いコストで、高い正確さをもたらす。この正確さは、広い温度領域に亘って、高い機能的な信頼性及び再現性をもたらす。
全ての主要な支持部に対して、好ましくは、ローラ・ベアリングが使用される − 円筒形のローラ・ベアリングまたはニードル・ベアリングのセット。しかし、もし、機械的な反応時間のバラツキに対する要求が緩和される場合には、摩擦スリーブ・ベアリングが使用されることが可能であり、それが、ラッチング装置100に対して、材料コストの削減をもたらすことになる。
キャリッジ・トリップ/ロック・レバー20は、好ましくは、レバーのための回転継手を形成する平行ピンに連結された金属シート部品として実現される。
ロック状態(ロッキング状態)(=または中立位置)の間、二つのコンタクト・ローラ32,33が、軸31を介して、キャリッジ50(メイン・ロック)につながる。キャリッジ50の形状は、改善されたコンパクトさ及び改善された負荷の分布を可能にする。キャリッジ50の各取り付けアーム56,57は、キャリッジ偏向ローラ60と接触し、このキャリッジ偏向ローラは、キャリッジ運動の向きをそらし、他の力の減少ステージを可能にする。異なる力の減少ステージに起因して、キャリッジ・トリップ/ロック・レバー20またはロッキング/トリガー・アクチュエータ装置1は、最小のエネルギーで動作することが必要であり、それは、当該動作メカニズムが組み込まれたシステム環境に対する要求を減少させる。
このデザインの他の特徴は、一旦、動作が完了した場合には、メカニズムを、その最初の位置(=中立または遮断位置)にリセットするための手間が最小化されることである。好ましくは、キャリッジ50のみが、スプリング・システムにより、戻される必要がある(キャリッジ・リセット・スプリング51参照方)。他の全てのコンポーネント(基本的にローラである)は、リセットされる必要はない。それらは、その回転対称性のために、直ちに、次の動作のための準備が整うことになる。この改善された機械的な再初期化は、反応及び動作時間のバラツキの減少を可能にして、それは、全体としてのブレーカ・システムの信頼性の向上に寄与する。
ラッチング装置100は、主として、負荷の主要部分を伝達するためにローラを使用しているので、移動される部品の慣性が、従来のラッチ・デザインと比較して、大幅に減少される。ローラの概念に起因して、キャリッジ50により形成される唯一のリンクは、非常にコンパクトなデザインを有することが可能であって、それもまた、低い慣性をもたらす。ローラの運動エネルギーが摩擦により消散されるので、それは、エンド・ストップに対する必要性が無いことを意味していて、このデザインへの対応する衝撃が無くなることを意味している。コンパクトで軽量のキャリッジ50の運動のみが、ハウジング・プレート10の中に設けられた、ガイド・スロット11の中のエンド・ストップにより捉えられる必要があり、それが、既存のデザインと比較して、小さな影響及び衝撃をもたらす。ラッチング装置100の最小化された慣性が、低い運動エネルギー及び小さい衝撃をもたらすことになり、それが、磨耗の減少及びシステム寿命の増大に寄与する。
メイン・ローラ30による負荷力F6(図4)は、大きいニードル・ベアリング及び(メイン・ピン)軸41で、主としてカウンター・ローラ40に伝達される(図4の中の力F40参照方)。残っている負荷または力F60は、ニードル・ベアリング継手及び軸60で、キャリッジ偏向ローラ60を介して、キャリッジ50に伝達される。キャリッジ50は、次に、このキャリッジ偏向ローラ60により拘束され、、第二のベアリング及びキャリッジ・トリップ/ロック・レバー20が、アクチュエータ装置1により駆動される。
接触応力を最小にするために、全てのローラに、凹面の形状が設けられることが可能である。最後に、提案された機械的ラッチング装置の優位性の幾つかは、下記の通りである:
− 標準の部品が、高い正確さ及び高い質を維持しながら、コストの減少をもたらす;
− 拡張性のあるデザイン;
− 拡張性のある性能;
− 最小化された慣性、及びそれ故に非常に短い反応/ラッチング時間;
− モジュール化によるアプローチ、単一のまたは冗長性のあるアクチュエータ;
− 自己付勢システム:エネルギーがラッチシステムそれ自体から供給され、第一のロックのみが駆動され、且つ外部の電源(アクチュエータ装置1により実現される)により給電される;
− 部品の数の減少。
1…電磁的な駆動を備えたアクチュエータ装置、2…アクチュエータ・コイル、3…スイベル・アーマチュア、5…主駆動装置(負荷されたねじりバネ)、6…牽引リンク(駆動歯)、7…ピボット中心、8…接触プロファイル、9…アーム、10…ハウジング・プレート、11…ガイド・スロット、12…メイン・ローラのためのロケイション容積、13…カウンター・ローラのためのロケイション孔、20…キャリッジ・トリップ/ロック・レバー(アクチュエータ・トリップ・レバー)、21…レバー・リセット・スプリング、30…メイン・ローラ(ニードル・ベアリングを備えている)、31…軸、32…コンタクト・ローラ、33…コンタクト・ローラ、40…カウンター・ローラ(ニードル・ベアリングを備えている)、41…軸、50…キャリッジ(例えば、Y字形の)、51…キャリッジ・リセット・スプリング、52…ガイド・ボルト(軸)、54…円筒状の孔、55…取り付けアーム、56…取り付けアーム、57…取り付けアーム、58…キャリッジ・トリップ/ロック・レバー20のためのスロット、59…キャリッジ本体、60…キャリッジ偏向ローラ(ニードル・ベアリングを備えている)、61…軸、100…ラッチング装置、A…スイベル・アーマチュア3及びキャリッジ・トリップ/ロック・レバー20の動き、B…ガイド・スロット11の中でのキャリッジ50のガイド・ボルト52の動き、C…メイン・ローラ30の動き、D…牽引リンク6の動き、E…キャリッジ・トリップ/ロック・レバー20の動き、F6…負荷、牽引リンク6の力、F40…カウンター・ローラ40の方向へのF6の力成分、F60…キャリッジ偏向ローラ60の方向へのF6の力成分。

Claims (9)

  1. ハウジング(10)の中に転動機械的スイッチを備えた、主駆動装置(5)のための機械的ラッチング装置(100)であって、
    − メイン・ローラ(30)と、カウンター・ローラ(40)と、キャリッジ(50)と、キャリッジ・トリップ/ロック・レバー(20)と、を備え、
    − 第一の継手が、メイン・ローラ(30)とキャリッジ(50)の第一の端部との間に作り出され、
    − 少なくとも一つのガイド・ボルト(52)が、キャリッジ(50)の第二の端部で、ガイド・スロット(11)の中に係合し、
    − メイン・ローラ(30)に伝達された主駆動装置(5)の牽引リンク(6)の負荷(F6)が、カウンター・ローラ(40)に伝達される第一の力成分(F40)と、キャリッジ(50)の第二の端部への方向に伝達される第二の力成分(F60)とに、分配され、
    − トリップさせる力が、キャリッジ・トリップ/ロック・レバー(20)により、ガイド・スロット(11)への方向へ、ガイド・ボルト(52)に伝達されること、
    を特徴とする機械的ラッチング装置。
  2. 下記特徴を有する請求項1に記載の機械的ラッチング装置、
    第二の継手が、前記キャリッジ(50)の第二の端部と前記キャリッジ・トリップ/ロック・レバー20との間に、作り出される。
  3. 下記特徴を有する請求項1または2に記載の機械的ラッチング装置、
    前記キャリッジ(50)の少なくとも一つの部分が、少なくとも一つのキャリッジ偏向ローラ(60)と接触する。
  4. 下記特徴を有する請求項1から3の何れか1項に記載の機械的ラッチング装置、
    前記メイン・ローラ(30)は、二つの別個のカウンター・ローラに接触する二つの別個のコンタクト・ローラ(32,33)から構成される。
  5. 下記特徴を有する請求項1から4の何れか1項に記載の機械的ラッチング装置、
    前記少なくとも一つのガイド・スロット(11)は、前記ハウジング(10)の中に設けられている。
  6. 下記特徴を有する請求項1から5の何れか1項に記載の機械的ラッチング装置、
    前記ハウジング(10)に固定されたキャリア・リセット・スプリング(51)が、前記キャリッジ(50)をリセットして、中立または遮断位置に戻す。
  7. 下記特徴を有する請求項1から6の何れか1項に記載の機械的ラッチング装置、
    アクチュエータ装置(1)のスイベル・アーマチュア(3)が、前記キャリッジ・トリップ/ロック・レバー(20)をロックしまたはリリーズする。
  8. 下記特徴を有する請求項1から7の何れか1項に記載の機械的ラッチング装置、
    レバー・リセット・スプリング(21)が、前記キャリッジ・トリップ/ロック・レバー(20)をリセットして、中立または遮断位置に戻す。
  9. 下記特徴を有する請求項1から8の何れか1項に記載の機械的ラッチング装置、
    前記キャリッジ(50)は、三本の取り付けアーム(55,56,57)を備えたキャリッジ本体(59)を有している。
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