JPH0648723Y2 - 遮断器用操作器のトリガ機構 - Google Patents

遮断器用操作器のトリガ機構

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JPH0648723Y2
JPH0648723Y2 JP1986107664U JP10766486U JPH0648723Y2 JP H0648723 Y2 JPH0648723 Y2 JP H0648723Y2 JP 1986107664 U JP1986107664 U JP 1986107664U JP 10766486 U JP10766486 U JP 10766486U JP H0648723 Y2 JPH0648723 Y2 JP H0648723Y2
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JP
Japan
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circuit breaker
push
plunger
solenoid coil
drive
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JP1986107664U
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JPS6314334U (ja
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義彰 橘高
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Nissin Electric Co Ltd
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Nissin Electric Co Ltd
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  • Driving Mechanisms And Operating Circuits Of Arc-Extinguishing High-Tension Switches (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本考案は遮断器用操作器のトリガ機構の改良に関する。
〔従来の技術〕
電力用遮断器には、その駆動源として蓄勢したバネを用
い、その放勢エネルギを利用して遮断器を動作させるも
のがしばしば用いられる。この駆動用のバネは、常時は
蓄勢状態におかれ、動作指令が出されると瞬時にそのエ
ネルギを放出し、遮断部を駆動する。
このバネの力は蓄勢状態で数トンもの大きさがあり、こ
のように大きな力を保持するため、数組のリンクを介し
て順次その力を減少させ、最終的に数Kg〜十数Kg程度の
力で制御できるように構成される。
この最終段の制御には通常ソレノイドコイルによる電磁
力が用いられ、近年遮断器の信頼性を向上させるため
に、このソレノイド部分を二系統備えたものが用いられ
る。
第4図(a)および(b)はその種装置の従来の一例を
示す正面断面図および側面断面図で、駆動バネより数段
のリンク(いずれも図示せず)を介して最終段のリンク
1に力Fが加えられる。この力Fにより、ピン2aを中心
に回転自由に設けたハッカー2はトルクTを受け、時計
方向に回転しようするが、ハッカー2は半月状の断面を
有する鎖錠ピン3に係合し、その回転を阻止されてい
る。
ここで、鎖錠ピン3に一端を取付けたレバー3aは屈曲し
た他端3a1を突き上げ棒4に設けた長孔4aに係合し、突
き上げ棒4を介してバネ5により反時計方向に回転力を
加えられ、鎖錠ピン3の回転はストッパ6により止めら
れている。
突き上げ棒4はガイド7A,7Bに嵌合し、上下に摺動可能
に構成されている。なお、この突き上げ棒4を駆動する
プランジャ8およびソレノイドコイル9が突き上げ棒4
と同芯状に配置されている。
ソレノイドコイル9が励磁されるとプランジャ8がバネ
10に抗して上昇し、突き上げ棒4を押し上げる。よって
突き上げ棒4の長孔4aに他端3a1を係合したレバー3が
突き上げられ、鎖錠ピン3が時計方向に回転し、ハッカ
ー2との係合が外れてハッカー2が時計方向に回転し、
図示されない遮断部駆動バネが解放され遮断部が動作す
る。
ソレノイドコイル9が断線等が生じたときのバックアッ
プとして、前述したようにソレノイドコイルを二系統備
える場合、従来は図示のように、常用のソレノイドコイ
ル9の下に直列に予備のソレノイドコイル11を設け、こ
れが励磁されるとプランジャ12がバネ13に抗して上昇
し、プランジャ8を突き上げるようにされていた。
〔考案の解決しようとする問題点〕
しかし、このような構成にすると次の不都合が生じる。
1.2組のソレノイドコイル9,11を直列に並置するため、
長手方向の寸法が大きくなる。
2.予備のソレノイドコイル11を使用する場合、予備側の
復帰バネ13と共に常用側の復帰バネ10の反力が加わり、
かつ常用側プランジャ8と予備側プランジャ12との間の
隙間が予備側プランジャ12のストロークに加わることか
ら、常用側ソレノイドコイル9の場合とは若干動作特性
が異なる。
3.予備側ソレノイドコイル11は常用側プランジャ8を介
して突き上げ棒4を駆動する構造のため、常用側プラン
ジャ8に機械的な不都合、例えばかじり,異物の噛み込
み等による動作上の不具合が生じた場合、その不具合が
予備側で駆動する場合にも影響する。
〔問題点を解決するための手段〕
本考案は上記の欠点を解消するため、突き上げ棒4に対
して常用と予備の駆動装置を、それぞれ独立して作用す
る構造としたものである。
〔実施例〕
第1図(a)および(b)は本考案の実施例の正面断面
図および側面断面図を示し、突き上げ棒4までは上記第
1図に示した従来のものと構造および動作が同一であ
る。
ここで、突き上げ棒4に対しレバー20A,2OBが向い合っ
て設けられ、それぞれ先端にローラ21A,21Bを取付け、
該ローラ21A,21Bは互いに突き上げ棒4の直下に対称に
配置する。
なお、レバー20A,20Bはピン22A,22Bよりなる固定支点に
より回動自由に保持されると共に、ねじりバネ23A,23B
によりそれぞれ矢印で示したように、時計方向,反時計
方向に回転力を加えられ、かつピン24A,24Bにより、ソ
レノイドコイル25A,25Bのプランジャ26A,26Bに結合され
ている。
第2図(a)は、このように突き上げ棒4に対して2組
の駆動機構を設けた状態(ただし、左側の駆動機構はロ
ーラ21aとレバー20Aの一部のみ)を示す。また第2図
(b)に、突き上げ棒4に対しレバー20A,20Bおよびロ
ーラ21A,21Bが対称に配置され、それぞれ独立に突き上
げ棒4を駆動し得る状態を示す。さらに第3図に、一方
のソレノイドコイル24Aが励磁され、ローラ21Aが突き上
げ棒4を突き上げた状態を示す。
このように、突き上げ棒4に対しそれぞれソレノイドコ
イル,プランジャ,レバーおよびローラよりなる2組の
駆動機構を設けて互いに関係なく動作するようにし、ど
の駆動機構によっても突き上げ棒4を直接駆動でき、か
つ各駆動特性は完全に同一な、2系統の駆動機構とする
ことができる。
〔考案の効果〕
本考案によるときは、次の効果が得られる。
1.突き上げ棒の駆動手段がそれぞれ別個に設けられ、互
いに関係なく突き上げ棒を駆動するため、いずれのソレ
ノイドコイルを常用側としてもよく、常用側と予備側と
で同一駆動特性が得られ、常用側ソレノイドコイルの不
具合、例えばプランジャのひっかかり等が予備側に影響
するおそれはない。
2.長手方向の寸法を短くできる。
3.ソレノイドコイルの吸引力はストロークの自乗に反比
例するため、ストロークの短い方が大きな力が得られ、
本考案ではレバーによりストロークを拡大しているた
め、ソレノイド部でのストロークが短くてすみ、ソレノ
イドコイルの吸引力を有効に利用することができる。
【図面の簡単な説明】
第1図(a)および(b)は本考案の実施例を示す正面
断面図および側面断面図、第2図(a)は突き上げ棒に
対し2組の駆動機構を設けた状態を示す斜視図、同
(b)はその要部を示す上面図、第3図は一方の駆動機
構が動作した状態を示す側面断面図、第4図(a)およ
び(b)は従来のこの種装置を示す正面断面図および側
面断面図である。 20A,20B…レバー、25A,25B…ソレノイドコイル、26A,26
B…プランジャ。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】遮断器駆動用バネと、上記バネを蓄勢状態
    に保つ保持機構と、上記保持機構を駆動し上記バネを放
    勢する複数のトリガ機構とを具備する遮断器用操作器に
    おいて、上記各トリガ機構はそれぞれソレノイドコイル
    およびプランジャと、上記プランジャのストロークを拡
    大して上記保持機構に加えるレバーとを有し、かつそれ
    ぞれ独立に動作して上記保持機構を独立に駆動すること
    を特徴とする遮断器用操作器のトリガ機構。
JP1986107664U 1986-07-14 1986-07-14 遮断器用操作器のトリガ機構 Expired - Lifetime JPH0648723Y2 (ja)

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JP1986107664U JPH0648723Y2 (ja) 1986-07-14 1986-07-14 遮断器用操作器のトリガ機構

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JP1986107664U JPH0648723Y2 (ja) 1986-07-14 1986-07-14 遮断器用操作器のトリガ機構

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Publication Number Publication Date
JPS6314334U JPS6314334U (ja) 1988-01-30
JPH0648723Y2 true JPH0648723Y2 (ja) 1994-12-12

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* Cited by examiner, † Cited by third party
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JPS5979919A (ja) * 1982-10-30 1984-05-09 株式会社東芝 液圧操作装置のパイロツト弁

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JPS6314334U (ja) 1988-01-30

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