JPH11258116A - ギヤセット試験機 - Google Patents

ギヤセット試験機

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JPH11258116A
JPH11258116A JP10056873A JP5687398A JPH11258116A JP H11258116 A JPH11258116 A JP H11258116A JP 10056873 A JP10056873 A JP 10056873A JP 5687398 A JP5687398 A JP 5687398A JP H11258116 A JPH11258116 A JP H11258116A
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JP
Japan
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gear
rotating shaft
driven shaft
gear set
plunger
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JP10056873A
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English (en)
Inventor
Koichi Kitamura
村 浩 一 北
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Nissan Motor Co Ltd
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Nissan Motor Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 ハイポイドギヤおよびハイポイドピニオンの
歯合せ位置の測定を短時間でかつ安定して行う。 【解決手段】 ハイポイドピニオンPを支持してモータ
2から付与される駆動力により回転する主動軸3と、ハ
イポイドピニオンPが歯合せ位置Sを変更可能に噛み合
うハイポイドギヤGを支持して回転する従動軸4と、ハ
イポイドギヤGおよびハイポイドピニオンPの歯合せ位
置Sを測定するダイヤルゲージ5を備え、主動軸3に対
するモータ2からの駆動力の付与が遮断された状態で従
動軸4を強制的に停止させる制動装置10を設けた。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、一方のギヤおよび
他方のギヤ、例えば、ハイポイドギヤおよびハイポイド
ピニオンの歯当りテスト工程において、ハイポイドギヤ
およびハイポイドピニオンの歯合せ位置を決定するのに
利用されるギヤセット試験機に関するものである。
【0002】
【発明が解決しようとする課題】従来におけるギヤセッ
ト試験機では、例えば、ハイポイドギヤおよびハイポイ
ドピニオンの歯合せ位置を決定する場合、その歯当りテ
スト工程において、歯合せ後の規定量のバックラッシを
加味した位置の測定を行っている。
【0003】ところで、ハイポイドギヤおよびハイポイ
ドピニオンには、歯切り工程における機械精度の違いや
熱処理工程で発生する歪みの影響によって歯溝の振れが
生じているため、ハイポイドギヤおよびハイポイドピニ
オンの噛み合わせ位置を複数回変えて歯合せ位置を測定
し、複数得られた測定値の平均値、あるいは、最大値お
よび最小値の中間の値を歯合せ位置とするようにしてい
るが、従来のギヤセット試験機において、ハイポイドギ
ヤおよびハイポイドピニオンの噛み合わせ位置を変える
場合には、モータ(駆動源)を一旦作動してハイポイド
ピニオンを支持する主動軸を回転させた後、モータを止
めて主動軸およびハイポイドギヤを支持する従動軸を自
然に停止させて、ダイヤルゲージ(歯合せ位置測定手
段)により歯合せ位置を測定するようにしており、この
際、主動軸および従動軸の回転が完全に停止する前の不
安定な状態で測定すると、誤差が生じてしまうため、主
動軸および従動軸の回転が完全に停止するまで待たなく
てはならず、その結果、歯合せ位置の測定に多くの時間
がかかってしまうという問題があり、この問題を解決す
ることが従来の課題となっていた。
【0004】
【発明の目的】本発明は、上述した従来の課題に着目し
てなされたもので、一方のギヤおよび他方のギヤの歯合
せ位置の測定を短時間でかつ安定して行うことが可能で
あるギヤセット試験機を提供することを目的としてい
る。
【0005】
【課題を解決するための手段】本発明の請求項1に係わ
る発明は、一方のギヤを支持して駆動源から付与される
駆動力により回転する主動軸と、一方のギヤが歯合せ位
置を変更可能に噛み合う他方のギヤを支持して回転する
従動軸と、一方のギヤおよび他方のギヤの歯合せ位置を
測定する歯合せ位置測定手段を備えたギヤセット試験機
において、主動軸に対する駆動源からの駆動力の付与が
遮断された状態で従動軸を強制的に停止させる制動装置
を設けた構成としたことを特徴としており、このギヤセ
ット試験機の構成を上記した従来の課題を解決するため
の手段としている。
【0006】本発明の請求項2に係わるギヤセット試験
機において、制動装置は、従動軸と平行に配置した回転
軸と、従動軸および回転軸の間に設けた制動力伝達機構
と、回転軸の回転を停止させる制動機構を備えている構
成としている。
【0007】本発明の請求項3に係わるギヤセット試験
機において、制動力伝達機構は、従動軸に同軸に設けた
従動軸側プーリと、回転軸に同軸に設けた回転軸側プー
リと、両プーリ間に掛け渡したベルトを具備している構
成とし、本発明の請求項4に係わるギヤセット試験機
は、従動軸側プーリの直径を回転軸側プーリの直径の整
数倍としてある構成としている。
【0008】本発明の請求項5に係わるギヤセット試験
機において、制動機構は、回転軸に対して径方向に当接
離間するプランジャーと、プランジャーに回転軸押圧力
を付与する弾性体と、プランジャーを弾性体からの回転
軸押圧力に抗して回転軸から離間させるソレノイドを具
備している構成とし、本発明の請求項6に係わるギヤセ
ット試験機は、回転軸に、プランジャーと当接して回転
するのにつれてプランジャーを回転軸から離間する方向
に押し戻すプランジャー摺接面を有しかつプランジャー
摺接面における回転中心からの距離が最も短い位置と回
転中心からの距離が最も長い位置との間にプランジャー
嵌合溝を有する円弧カムを設けた構成としている。
【0009】
【発明の作用】本発明の請求項1に係わるギヤセット試
験機では、一方のギヤおよび他方のギヤの噛み合わせ位
置を変えて歯合せ位置の測定を行う場合、一旦回転させ
た主動軸に対する駆動源からの駆動力の付与を遮断した
状態で制動装置を作動させれば、回転している従動軸お
よび主動軸が短時間のうちに停止するので、主動軸およ
び従動軸の回転が完全に停止するまで待つ必要がなく、
したがって、一方のギヤおよび他方のギヤの噛み合わせ
位置を複数回変えて行う歯合せ位置の測定が短時間でか
つ安定してなされることとなる。
【0010】また、本発明の請求項2に係わるギヤセッ
ト試験機では、制動装置の回転軸にブレーキをかけて、
その制動力を従動軸に伝達して停止させるので、従動軸
に直接ブレーキをかける場合と比べて停止時のショック
が少ないこととなり、本発明の請求項3に係わるギヤセ
ット試験機において、上記した構成としているので、従
動軸に対する制動力の伝達が簡単な構造で確実になされ
ることとなり、本発明の請求項4に係わるギヤセット試
験機では、上記した構成としたため、回転軸側プーリが
1回転する毎に、そして、整数倍の数だけ歯合せ位置の
測定を行えば、従動軸が1回転するうちにおける歯合せ
位置のばらつきの要因が排除されることとなる。
【0011】さらに、本発明の請求項5に係わるギヤセ
ット試験機において、上記した構成としていることか
ら、従動軸の制動および制動解除が確実になされること
となり、本発明の請求項6に係わるギヤセット試験機で
は、制動装置を作動させて制動機構のプランジャーを円
弧カムのプランジャー摺接面における回転中心からの距
離が最も短い位置に当接させると、円弧カムが回転する
のにつれてプランジャーが弾性体からの回転軸押圧力に
抗して押し戻されて、回転軸にブレーキが徐々にかかる
のに続いて、円弧カムのプランジャー嵌合溝にプランジ
ャーの先端部が嵌まり込むので、従動軸はソフトにそし
て決まった位置で停止することとなる。
【0012】
【発明の効果】本発明の請求項1に係わるギヤセット試
験機では、上記した構成としたから、一方のギヤおよび
他方のギヤの歯合せ位置の測定を短時間でしかも安定し
て行うことが可能であるという著しく優れた効果がもた
らされる。
【0013】また、本発明の請求項2に係わるギヤセッ
ト試験機では、上記した構成としたから、請求項1に係
わるギヤセット試験機と同じ効果が得られるのに加え
て、従動軸を少ない衝撃でスムーズに停止させることが
可能であり、本発明の請求項3に係わるギヤセット試験
機では、従動軸に対する制動力の伝達を簡単な構造で確
実に行うことが可能であるという著しく優れた効果がも
たらされ、本発明の請求項4に係わるギヤセット試験機
では、上記した構成としたため、回転軸側プーリが1回
転する毎に、そして、整数倍の数だけ歯合せ位置の測定
を行うことで、従動軸が1回転するうちにおける歯合せ
位置のばらつきの要因を排除することができるという著
しく優れた効果がもたらされる。
【0014】さらに、本発明の請求項5に係わるギヤセ
ット試験機において、上記した構成としていることか
ら、請求項1に係わるギヤセット試験機と同じ効果が得
られるうえ、従動軸の制動および制動解除を確実に行う
ことができ、本発明の請求項6に係わるギヤセット試験
機では、上記した構成としたため、従動軸をソフトにそ
して決まった位置で確実に停止させることが可能である
という著しく優れた効果がもたらされる。
【0015】
【実施例】以下、本発明を図面に基づいて説明する。
【0016】図1〜図4は、本発明に係わるギヤセット
試験機の一実施例を示しており、この実施例では、本発
明に係わるギヤセット試験機をハイポイドギヤおよびハ
イポイドピニオンの歯合せ位置を決定するのに用いた場
合を示す。
【0017】図1(a)に示すように、このギヤセット
試験機1は、ハイポイドピニオン(一方のギヤ)Pを支
持してモータ(駆動源)2から付与される駆動力により
回転する主動軸3と、ハイポイドピニオンPが噛み合う
ハイポイドギヤ(他方のギヤ)Gを支持して回転すると
共に上下方向に移動可能とした従動軸4と、ハイポイド
ギヤGおよびハイポイドピニオンPの歯合せ位置を測定
するダイヤルゲージ(歯合せ位置測定手段)5と、主動
軸3に対するモータ2からの駆動力の付与が遮断された
状態で従動軸4を強制的に停止させる制動装置10を備
えており、主動軸3はハイポイドギヤGに対して接近離
間して、図1(c)に示すように、ハイポイドピニオン
PとハイポイドギヤGとの規定量のバックラッシを加味
した歯合せ位置Sを変更できるものとなっている。
【0018】制動装置10は、図1(b)および図2
(a)に示すように、従動軸4を軸受4aを介して支持
する従動軸ハウジング6の下側に固定したケース11
と、このケース11に軸受12aを介して支持されかつ
従動軸4と平行をなす回転軸12と、従動軸4および回
転軸12の間に設けた制動力伝達機構20と、ケース1
1に設けられて回転軸12の回転を停止させる制動機構
30を備えている。
【0019】制動力伝達機構20は、図2(b)にも示
すように、従動軸4のギヤ取付面盤7を装着した端部と
は反対側の端部(図2(a)右端部)に同軸に設けた従
動軸側プーリ21と、回転軸12に同軸に設けられて従
動軸側プーリ21と同一平面内に位置する回転軸側プー
リ22と、両プーリ21,22間に掛け渡したベルト2
3からなっており、この実施例において、従動軸側プー
リ21の直径Dは、回転軸側プーリ22の直径dの2倍
としてある。
【0020】一方、制動機構30は、図3に示すよう
に、回転軸12に対して径方向に当接離間するプランジ
ャー31と、プランジャー31に回転軸押圧力を付与す
るコイルばね(弾性体)32と、プランジャー31をコ
イルばね32からの回転軸押圧力に抗して回転軸12か
ら離間させるソレノイド33を具備している。
【0021】この場合、回転軸12には円弧カム34が
設けてあり、この円弧カム34は、図4にも示すよう
に、プランジャー31の先端部に設けたローラ31aと
当接して図示矢印方向に回転するのにしたがってこのプ
ランジャー31をコイルばね32からの回転軸押圧力に
抗して押し戻すプランジャー摺接面34aを有している
と共に、このプランジャー摺接面34aにおける回転中
心Oからの距離が最も短い位置34bと回転中心Oから
の距離が最も長い位置34cとの間にプランジャー31
のローラ31aと嵌合するプランジャー嵌合溝34dを
有している。
【0022】このギヤセット試験機1において、ハイポ
イドギヤGおよびハイポイドピニオンPの歯合せ位置S
を決定する場合には、まず、ハイポイドギヤGおよびハ
イポイドピニオンPを噛み合わせた後、モータ2を作動
させて主動軸3を一旦回転させるのに続いて、主動軸3
に対するモータ2からの駆動力の付与を遮断し、この状
態において、制動装置10の制動機構30を作動させ
て、図4(a)に示すように、プランジャー31を円弧
カム34のプランジャー摺接面34aにおける回転中心
Oからの距離が最も短い位置34bの近傍に当接させ
る。
【0023】このとき、円弧カム34が回転するのにつ
れて、図4(b)に示すように、プランジャー31がコ
イルばね32からの回転軸押圧力に抗して図示下方に押
し戻されて、回転軸12にブレーキが徐々にかかり、続
いて、図4(c)に示すように、円弧カム34のプラン
ジャー嵌合溝34dにプランジャー31のローラ31a
が嵌まり込んで回転軸12が停止するので、この回転軸
12の停止に伴って従動軸4および主動軸3が停止す
る。
【0024】そして、この状態でダイヤルゲージ5によ
ってハイポイドギヤGおよびハイポイドピニオンPの歯
合せ位置Sを測定する。
【0025】次いで、制動機構30のソレノイド33を
作動させて、図4(c)に仮想線で示すように、円弧カ
ム34のプランジャー嵌合溝34dからコイルばね32
の回転軸押圧力に抗してプランジャー31のローラ31
aを離間させて回転軸12の制動を解除して、すなわ
ち、従動軸4を回転自在としてハイポイドギヤGおよび
ハイポイドピニオンPの噛み合わせ位置を変えた後、再
び、一旦回転させた主動軸3に対するモータ2からの駆
動力の付与を遮断した状態で、上記のように制動装置1
0の制動機構30を作動させて、従動軸4および主動軸
3を停止させ、ダイヤルゲージ5によって2回目のハイ
ポイドギヤGおよびハイポイドピニオンPの歯合せ位置
Sを測定する。
【0026】この実施例では、制動力伝達機構20の従
動軸側プーリ21の直径Dを回転軸側プーリ22の直径
dの2倍としていることから、上記2回の測定により、
従動軸4が1回転するうちにおける歯合せ位置Sのばら
つきの要因がほぼ排除されることとなり、このようにし
て得られた測定値の平均値、あるいは、最大値および最
小値の中間の値を歯合せ位置Sとする。
【0027】したがって、上記したギヤセット試験機1
では、ハイポイドギヤGおよびハイポイドピニオンPの
噛み合わせ位置を変えて歯合せ位置Sの測定を行う場
合、一旦回転させた主動軸3に対するモータ2からの駆
動力の付与を遮断した状態で、制動装置10を作動させ
れば、回転している従動軸4および主動軸3が短時間の
うちに停止するので、主動軸3および従動軸4の回転が
完全に停止するまで待つ必要がなく、その結果、ハイポ
イドギヤGおよびハイポイドピニオンPの噛み合わせ位
置を複数回変えて行う歯合せ位置Sの測定が短時間でか
つ安定してなされることとなる。
【0028】また、このギヤセット試験機1では、制動
装置10の回転軸12にブレーキをかけて、その制動力
を従動軸4に伝達して停止させるうえ、回転軸12に円
弧カム34を設けて回転軸12にブレーキが徐々にかか
るようにしているので、従動軸4に直接ブレーキをかけ
る場合と比べて停止時のショックが少ないものとなり、
加えて、円弧カム34のプランジャー嵌合溝34dにプ
ランジャー31のローラ31aが嵌まり込むことで、回
転軸12を停止させるようにしているので、従動軸4は
ソフトにそして決まった位置で停止することとなる。
【0029】さらに、このギヤセット試験機1におい
て、制動力伝達機構20を従動軸側プーリ21と、回転
軸側プーリ22と、両プーリ21,22間に掛け渡した
ベルト23とから構成しているので、従動軸4に対する
制動力の伝達が簡単な構造で確実になされることとな
り、加えて、制動機構30が上記した構成としてあるの
で、従動軸4の制動および制動解除が確実になされるこ
ととなる。
【0030】上記した実施例では、本発明に係わるギヤ
セット試験機をハイポイドギヤGおよびハイポイドピニ
オンPの歯合せ位置Sを決定するのに用いた場合を示し
たが、これに限定されるものではない。
【0031】また、本発明に係わるギヤセット試験機の
詳細な構成は、上記した実施例に限定されるものではな
い。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係わるギヤセット試験機の一実施例を
示す全体斜視説明図(a),従動軸部分の斜視説明図
(b)およびハイポイドギヤとハイポイドピニオンとの
位置関係説明図(c)である。
【図2】図1におけるギヤセット試験機の制動装置を示
す断面説明図(a)および制動力伝達機構の背面説明図
である。
【図3】図2における制動装置の制動機構を示す断面説
明図である。
【図4】図3に示した制動機構の作動状態説明図
(a),(b),(c)である。
【符号の説明】
1 ギヤセット試験機 2 モータ(駆動源) 3 主動軸 4 従動軸 5 ダイヤルゲージ(歯合せ位置測定手段) 10 制動装置 12 回転軸 20 制動力伝達機構 21 従動軸側プーリ(制動力伝達機構) 22 回転軸側プーリ(制動力伝達機構) 23 ベルト(制動力伝達機構) 30 制動機構 31 プランジャー(制動機構) 32 コイルばね(弾性体;(制動機構) 33 ソレノイド(制動機構) 34 円弧カム 34a プランジャー摺接面 34b 回転中心からの距離が最も短い位置 34c 回転中心からの距離が最も長い位置 34d プランジャー嵌合溝 D 従動軸側プーリの直径 d 回転軸側プーリの直径 G ハイポイドギヤ(他方のギヤ) O 円弧カムの回転中心 P ハイポイドピニオン(一方のギヤ) S ハイポイドギヤおよびハイポイドピニオンの歯合せ
位置

Claims (6)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 一方のギヤを支持して駆動源から付与さ
    れる駆動力により回転する主動軸と、一方のギヤが歯合
    せ位置を変更可能に噛み合う他方のギヤを支持して回転
    する従動軸と、一方のギヤおよび他方のギヤの歯合せ位
    置を測定する歯合せ位置測定手段を備えたギヤセット試
    験機において、主動軸に対する駆動源からの駆動力の付
    与が遮断された状態で従動軸を強制的に停止させる制動
    装置を設けたことを特徴とするギヤセット試験機。
  2. 【請求項2】 制動装置は、従動軸と平行に配置した回
    転軸と、従動軸および回転軸の間に設けた制動力伝達機
    構と、回転軸の回転を停止させる制動機構を備えている
    請求項1に記載のギヤセット試験機。
  3. 【請求項3】 制動力伝達機構は、従動軸に同軸に設け
    た従動軸側プーリと、回転軸に同軸に設けた回転軸側プ
    ーリと、両プーリ間に掛け渡したベルトを具備している
    請求項2に記載のギヤセット試験機。
  4. 【請求項4】 従動軸側プーリの直径を回転軸側プーリ
    の直径の整数倍としてある請求項3に記載のギヤセット
    試験機。
  5. 【請求項5】 制動機構は、回転軸に対して径方向に当
    接離間するプランジャーと、プランジャーに回転軸押圧
    力を付与する弾性体と、プランジャーを弾性体からの回
    転軸押圧力に抗して回転軸から離間させるソレノイドを
    具備している請求項2ないし4のいずれかに記載のギヤ
    セット試験機。
  6. 【請求項6】 回転軸に、プランジャーと当接して回転
    するのにつれてプランジャーを回転軸から離間する方向
    に押し戻すプランジャー摺接面を有しかつプランジャー
    摺接面における回転中心からの距離が最も短い位置と回
    転中心からの距離が最も長い位置との間にプランジャー
    嵌合溝を有する円弧カムを設けた請求項5に記載のギヤ
    セット試験機。
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