JPH1125749A - 電子機器のケーブル接続構造 - Google Patents

電子機器のケーブル接続構造

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JPH1125749A
JPH1125749A JP9188893A JP18889397A JPH1125749A JP H1125749 A JPH1125749 A JP H1125749A JP 9188893 A JP9188893 A JP 9188893A JP 18889397 A JP18889397 A JP 18889397A JP H1125749 A JPH1125749 A JP H1125749A
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哲也 高橋
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 シールドブレードとシールド部材との接続が
確実になって、自動車の振動等でケーブルが首振り運動
を起こしても、シールドブレードとシールド部材との接
続が外れるということがなく、ノイズの遮断が良好にな
る電子機器のケーブル接続構造を提供する。 【解決手段】 シールドブレード71の端末処理を、こ
のシールドブレード71の端末部72にスリーブ80を
挿入すると共に、端末部72の外側を、ブレード側接触
部93を有するバレル90で圧着して行い、ブレード側
接触部93をソケット本体A1に設けた挿入用溝55に
挿入して、このブレード側接触部93をソケット本体A
1に設けた開口部57に表出させ、ソケット本体A1に
装着したシールドケース60のシールド部材側接触部6
1にブレード側接触部93に接触させ、両接触部61、
93を半田付けした。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、自動車のヘッドラ
イトなどのランプを装着するランプソケットのような電
子機器のケーブル接続構造に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来のこの種のケーブル接続構造とし
て、図9に示すようにケーブル110をシールドブレー
ド111で被覆し、このケーブル110を、自動車搭載
のランプソケット112に接続した際に、このランプソ
ケット112に設けたシールド部材(シールドケース)
113にシールドブレード111を接続して、ノイズの
遮断を行うようにしたものがある。
【0003】そして、この場合におけるシールドブレー
ド111のシールド部材113への接続(端末処理)
は、シールド部材113に接続したリング状の固着部材
114に複数の係止爪115を設けて、これらの係止爪
115をシールドブレード111の端末部111aに食
い込ませて行われていた。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記の
従来例にあっては、前記ケーブル110が自動車の走行
時の振動等により前後左右に首振り運動をおこし、この
首振り運動が長期にわたると、係止爪115が食い込ん
だシールドブレード111の端末部111a部分が係止
爪115によりバサバサに食い千切られた状態になっ
て、シールドブレード111のシールド部材113への
接続が確実になされず、ノイズの遮断が良好になされな
いという問題点があった。
【0005】本発明は上記の問題点に着目して成された
ものであり、その目的とするところは、シールドブレー
ドとシールド部材との接続が確実になって、自動車の振
動等でケーブルが首振り運動を起こしても、シールドブ
レードとシールド部材との接続が外れるということがな
く、ノイズの遮断が良好になる電子機器のケーブル接続
構造を提供することにある。
【0006】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に、請求項1の発明に係る電子機器のケーブル接続構造
は、ケーブルを挿通するシールドブレードの端末部にス
リーブを挿入すると共に、前記シールドブレードの端末
部の外側を、ブレード側接触部を有する圧着部材で圧着
してシールドブレードに端末処理を行い、前記ケーブル
を挿通したシールドブレードを電子機器本体に取り付け
て、前記電子機器本体にシールド部材を装着して、この
シールド部材に前記圧着部材の前記ブレード側接触部を
接触させたことを特徴とする。
【0007】このように、シールドブレードの端末処理
を、このシールドブレードの端末部にスリーブを挿入す
ると共に、シールドブレードの端末部の外側を、ブレー
ド側接触部を有する圧着部材で圧着して行い、シールド
ブレードとシールド部材との接続を、このシールド部材
に圧着部材のブレード側接触部を接触させて行ったの
で、シールドブレードとシールド部材との接続が確実に
行われる。
【0008】このために、自動車の振動等でケーブルが
首振り運動を起こしても、シールドブレードとシールド
部材との接続が外れるということがなく、ノイズの遮断
が良好になる。
【0009】また、上記目的を達成するために、請求項
2の発明に係る電子機器のケーブル接続構造は、請求項
1に記載の電子機器のケーブル接続構造において、前記
電子機器本体に、開口部と、この開口部に前記圧着部材
のブレード側接触部を案内する挿入用溝とを設けて、前
記ブレード側接触部を挿入用溝に挿入して、このブレー
ド側接触部を前記開口部に表出させ、前記シールド部材
にシールド部材側接触部を設け、このシールド部材側接
触部を前記ブレード側接触部に接触させた。
【0010】かかる構成により、上記した請求項1の発
明に係る電子機器のケーブル接続構造の作用効果と同様
に作用効果を奏し得るばかりか、シールドブレードに接
続された圧着部材のブレード側接触部を挿入用溝に挿入
して、このブレード側接触部を開口部に表出させ、電子
機器本体に装着したシールド部材のシールド部材側接触
部にブレード側接触部に接触させるために、シールドブ
レードとシールド部材との接続が容易になる。
【0011】また、上記目的を達成するために、請求項
3の発明に係る電子機器のケーブル接続構造は、請求項
2に記載の電子機器のケーブル接続構造において、前記
シールド部材のブレード側接触部と前記圧着部材の前記
シールド部材側接触部とを半田付けで互いに固着した。
【0012】かかる構成により、シールド部材のブレー
ド側接触部と圧着部材のシールド部材側接触部とが半田
付けで互いに固着されるので、シールドブレードとシー
ルド部材との接続が確実になって、自動車の振動等でケ
ーブルが首振り運動を起こしても、シールドブレードと
シールド部材との接続が外れるということがなく、ノイ
ズの遮断が良好になる。
【0013】また、上記目的を達成するために、請求項
4の発明に係る電子機器のケーブル接続構造は、請求項
1又は請求項2又は請求項3に記載の電子機器のケーブ
ル接続構造において、前記電子機器本体がランプソケッ
トである。
【0014】かかる構成により、ランプソケットのケー
ブル接続構造においても、シールドブレードとシールド
部材との接続が確実になって、自動車の振動等でケーブ
ルが首振り運動を起こしても、シールドブレードとシー
ルド部材との接続が外れるということがなく、ノイズの
遮断が良好になる。
【0015】
【実施の形態例】本発明の実施の形態例を図面を参照し
て詳述する。図1は本発明に係わるケーブル接続構造を
備えた電子機器の電子機器本体としてのランプソケット
の一部破断した分解状態の斜視図である。
【0016】電子機器の電子機器本体としてのランプソ
ケットAは、ソケット上部ハウジング1と、ソケット下
部ハウジング50とから成るソケット本体A1と、ソケ
ット上部ハウジング1の中心側に位置する一方の端子2
0と、ソケット上部ハウジング1の周側に位置する他方
の端子30と、シールド部材であるシールドケース60
とから大略構成してある。
【0017】ソケット上部ハウジング1は図1、図2及
び図3に示すように前方後円形状のベース部1Aの表側
に円形状のランプ嵌合部1Bを有しており、このランプ
嵌合部1Bの内側には嵌合凹部3が形成してある。この
嵌合凹部3には、その中央部に位置する一方の端子装着
部4と、嵌合凹部3の周壁部3A側に位置する他方の端
子装着部5とが形成してある。
【0018】また、ベース部1Aの裏側には、図3に示
すように、このベース部1Aの前方後円形状と同じ形状
の嵌合壁部6と、この嵌合壁部6内を左右に2分する仕
切り壁部7がソケット長手方向に沿って形成してあり、
この仕切り壁部7により嵌合壁部6内は一方(左側)の
エリアE1と他方(右側)のエリアE2とに区画してあ
る。そして、嵌合壁部6のソケット長手方向の端面6A
には電線導出部9A、9Bが形成してある。また、嵌合
壁部6の外面には複数の係止突起部10が形成してあ
る。
【0019】そして、一方の端子装着部4は、図3に示
すように嵌合凹部3の底面に形成された筒状部11と、
この筒状部11の中心側に形成された端子装着凹部12
と、この端子装着凹部12から一方のエリアE1に抜け
る圧入孔13とより構成してあり、他方の端子装着部5
は、嵌合凹部3の周壁部3Aに形成された端子収容部1
4と、この端子収容部14から他方のエリアE2に抜け
る圧入孔15とより構成してある。また、嵌合凹部3の
周壁部3Aには、周方向に所定の間隔をおいて複数のラ
ンプ係止部16が形成してある。
【0020】そして、一方の端子装着部4には、一方の
端子20が、その基部21を端子装着凹部12に嵌合す
ると共に、端子脚部22を圧入孔13に圧入して装着し
てあり、一方の端子20のランプ接触部22aは筒状部
11内に位置しており、端子脚部22の先側は一方のエ
リアE1内に突出している。また、他方の端子装着部5
には、他方の端子30が、その基部31を端子収容部1
4に収容すると共に、端子脚部32を圧入孔15に圧入
して装着してあり、他方の端子30の接点部31aは嵌
合凹部3内に突入しており、端子脚部32の先側は他方
のエリアE2内に突出している。また、一方の端子装着
部4の筒状部11には筒状の絶縁シール部材40が嵌着
してある。
【0021】前記ソケット下部ハウジング50は、図
1、図2及び図4の(1)〜(3)に示すように前方後
円形状のハウジング本体51を備えており、このハウジ
ング本体51には、前記ソケット上部ハウジング1が嵌
合する嵌合部52と、この嵌合部52より前端側に寄せ
て、平面視でコ字形状の立壁部53とが形成してある。
すなわち、嵌合部52は、前記ソケット上部ハウジング
1の前方後円形状のベース部1Aが嵌合係止するもので
あり、この嵌合部52にはループ状のシール押え部54
が形成してある。そして、前記嵌合部52の前側壁部5
2Bと前記立壁部53との間の空間がケーブル収容部U
になされている。
【0022】また、前記立壁部53の内面中央部には挿
入用溝55が形成してあり、この接続片挿入用溝55の
下部には、この挿入用溝55の両側壁部55aの端部か
ら垂下させてランス部56が形成してあり、これらのラ
ンス部56は、その下部に互いに対向する係合突起部5
6aを備えている。また、立壁部53の下部中央からソ
ケット下部ハウジング50の底部50Cにかけて開口部
57が形成してある。
【0023】そして、ソケット下部ハウジング50の周
壁部50Aには、前記ソケット上部ハウジング1の係止
突起部10とシールドケース60の係止用突起部62と
が、内外から係脱可能に係止する係止用孔部58Aと、
シールドケース60の他の係止用突起部62が係脱可能
に係止する係止用凹部58Bとが形成してある。
【0024】また、前記シールドケース60は、図1及
び図2に示すようにソケット下部ハウジング50の周壁
部50Aとその平面形状を同じくする前方後円形状をし
ており、有底である。そして、その前面部60Aには、
切り起こしによりシールド部材側接触部61が下向きに
形成してあり、このシールド部材側接触部61は、その
先端部がシールドケース60の内方に位置するように折
り曲げてある。また、シールドケース60の両側面部6
0B、60Cには前後に離間させて、それぞれ切り起こ
しにより一対の係止片62が下向きに形成してあり、こ
れらの係止片62は、その先端部がシールドケース60
の内方に位置するように折り曲げてある。
【0025】シールドブレード71の端末構造は、図5
の(1)〜(3)に示すようにシールドブレード(編
素)71と、スリーブ80と、圧着部材であるバレル9
0とより構成してある。そして、シールドブレード(編
素)71は、多数の金属線71Aを管状に織りあげて形
成してある。
【0026】また、スリーブ80は、図7の(1)〜
(3)に示すように略楕円形状の筒状のスリーブ本体8
1の一端部に鍔部82を形成して構成してある。
【0027】また、バレル90は、図8の(1)〜
(3)に示すように一対の圧着片91を有するバレル本
体92の端部にブレード側接触部93を形成して構成し
てあり、このブレード側接触部93の先部には接続用孔
94が形成してあり、ブレード側接触部93の基部側に
は圧入部95が形成してあり、また、ブレード側接触部
93の両側部には係合凹部96が形成してある。
【0028】そして、図5の(1)〜(3)に示すよう
にシールドブレード71の端末部72にスリーブ80を
挿入して、このスリーブ80の鍔部82を端末部72の
端縁外に位置させる。この状態で、シールドブレード7
1の端末部72の外側にバレル90を沿わせて、一対の
圧着片91を折り曲げて端末部72を圧着し、この端末
部72をスリーブ80とバレル90とで保形する。この
場合、バレル90のブレード側接触部93は、端末部7
2外に延出される。
【0029】次に、図1及び図6の(1)〜(3)に示
すように、接続端子100、101をリード線102、
103に接続したケーブルKをスリーブ80側からシー
ルドブレード71内に挿通する。このとき、接続端子1
00、101を接続したケーブルであってもよい。
【0030】次に、ケーブルKの接続とランプソケット
Aに組み立てについて説明する。ケーブルKが挿通した
シールドブレード71の端末部72に有るバレル90の
ブレード側接触部93を、前記ソケット下部ハウジング
50の立壁部53の挿入用溝55に挿入して押し込むこ
とにより、このブレード側接触部93の両側部の係合凹
部96にランス部56の係合突起部56aを係合させ
て、ソケット下部ハウジング50にケーブルKを取り付
ける。
【0031】そして、一方及び他方のリード線102、
103をソケット上部ハウジング1のベース部1Aの電
線導出部9A、9Bに挿入すると共に、図3に示すよう
に一方のリード線102に接続した接続端子100を一
方の端子20の端子脚部22に接続し、他方のリード線
103に接続した接続端子103を他方の端子30の端
子脚部32に接続する。
【0032】そして、前記ソケット上部ハウジング1の
ベース部1Aの裏側のシール溝(図示せず)にシール用
絶縁部材(図示せず)を挿入し、この状態で、ソケット
上部ハウジング1をソケット下部ハウジング50の嵌合
部52に嵌合して、係止突起部10をソケット下部ハウ
ジング50の周壁部50Aの係止用孔部58Aに係脱可
能に係止する。
【0033】この状態では、ケーブルKの端末部とシー
ルドブレード71とは、前記嵌合部52の前側壁部52
Bと前記立壁部53との間のケーブル収容部U内に収容
される。
【0034】そして、前記シールドケース60を、前記
ソケット上部ハウジング1を嵌合したソケット下部ハウ
ジング50に下から被せて、このシールドケース60を
押し上げることにより、係止片62を係止用孔部58A
及び係止用凹部58Bに係止して、前記シールドケース
60を、前記ソケット本体A1に装着する。
【0035】この場合、前記シールドケース60の前面
部60Aに設けたシールド部材側接触部61は、前記ソ
ケット下部ハウジング50の開口部57に挿入されて、
この開口部57内に位置するバレル90のブレード側接
触部93に弾性的に接触し、シールド部材側接触部61
はブレード側接触部93に接続される。そして、この状
態で半田付けが行われていれば、ブレード側接触部93
とシールド部材側接触部61とは確実に接続される。
【0036】また、前記ランプソケットAのランプ嵌合
部1BにはランプBが嵌合されて、ランプBのランプ端
子(図示せず)のコンタクト部(図示せず)は一方の端
子20のランプ接触部22aに接触し、ランプBの周部
のコンタクト部(図示せず)は、他方の端子30の接点
部31aに接触している。
【0037】上記したように、本実施の形態例によれ
ば、シールドブレード71の端末処理を、このシールド
ブレード71の端末部72にスリーブ80を挿入すると
共に、この端末部72の外側を、ブレード側接触部93
を有するバレル90で圧着して行い、シールドブレード
71とシールドケース60との接続を、このシールドケ
ース60にバレル90のブレード側接触部93を接触さ
せて行ったので、シールドブレード71とシールドケー
ス60との接続が確実に行われる。このために、自動車
の振動等でケーブルKが首振り運動を起こしても、シー
ルドブレード71とシールドケース60との接続が外れ
るということがなく、ノイズの遮断が良好になる。
【0038】また、シールドブレード71に接続された
バレル90のブレード側接触部93を挿入用溝55に挿
入して、このブレード側接触部93を開口部57に表出
させ、ソケット本体A1に装着したシールドケース60
のシールド部材側接触部61にブレード側接触部93に
接触させるために、シールドブレード71とシールドケ
ース60との接続が容易になる。
【0039】また、ブレード側接触部93とシールド部
材側接触部61とが半田付けで互いに固着されるので、
シールドブレード71とシールドケース60との接続が
より確実になる。
【0040】
【発明の効果】以上詳述したように、請求項1の発明に
係る電子機器のケーブル接続構造によれば、シールドブ
レードの端末処理を、このシールドブレードの端末部に
スリーブを挿入すると共に、シールドブレードの端末部
の外側を、シールド部材側接触部を有する圧着部材で圧
着して行い、シールドブレードとシールド部材との接続
を、このシールド部材に圧着部材のブレード側接触部を
接触させて行ったので、シールドブレードとシールド部
材との接続が確実に行われる。
【0041】このために、自動車の振動等でケーブルが
首振り運動を起こしても、シールドブレードとシールド
部材との接続が外れるということがなく、ノイズの遮断
が良好になる。
【0042】また、請求項2の発明に係る電子機器のケ
ーブル接続構造によれば、上記した請求項1の発明に係
る電子機器のケーブル接続構造の作用効果と同様に作用
効果を奏し得るばかりか、シールドブレードに接続され
た圧着部材のブレード側接触部を挿入用溝に挿入して、
このブレード側接触部を開口部に表出させ、電子機器本
体に装着したシールド部材のシールド部材側接触部にブ
レード側接触部に接触させるために、シールドブレード
とシールド部材との接続が容易になる。
【0043】また、請求項3の発明に係る電子機器のケ
ーブル接続構造によれば、シールド部材のブレード側接
触部と圧着部材のシールド部材側接触部とが半田付けで
互いに固着されるので、シールドブレードとシールド部
材との接続が確実になって、自動車の振動等でケーブル
が首振り運動を起こしても、シールドブレードとシール
ド部材との接続が外れるということがなく、ノイズの遮
断が良好になる。
【0044】また、請求項4の発明に係るによれば、ラ
ンプソケットのケーブル接続構造においても、シールド
ブレードとシールド部材との接続が確実になって、自動
車の振動等でケーブルが首振り運動を起こしても、シー
ルドブレードとシールド部材との接続が外れるというこ
とがなく、ノイズの遮断が良好になる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係わるケーブル接続構造を備えた電子
機器の電子機器本体としてのランプソケットの一部破断
した分解状態の斜視図である。
【図2】(1)は同ランプソケットの組立状態の側面図
である。(2)は同ランプソケットの組立状態の平面図
である。(3)は同ランプソケットの組立状態の正面図
である。(4)は同ランプソケットの組立状態の一部断
面した側面図である。
【図3】図2の(2)のL−L線に沿う断面図である。
【図4】(1)はソケット下部ハウジングの平面図であ
る。(2)は同ソケット下部ハウジングの正面図であ
る。(3)は(1)のI−I線に沿う断面図である。
【図5】(1)はシールドブレードの端末処理部分の平
面図である。(2)は同端末処理部分の側面図である。
(3)は同端末処理部分の断面図である。
【図6】(1)はシールドブレードの端末処理部分にケ
ーブルの端末を挿通した状態の平面図である。(2)は
同側面図である。(3)は同断面図である。
【図7】(1)はスリーブの正面図である。(2)は同
スリーブの側面図である。(3)は同スリーブの縦断面
図である。
【図8】(1)はバレルの平面図である。(2)は同バ
レルの側面図である。(3)は同バレルの正面図であ
る。
【図9】従来の電子機器のケーブル接続構造の概略的な
斜視図である。
【符号の説明】
54 挿入用溝 57 開口部 60 シールドケース(シールド部材) 61 ブレード側接触部 71 シールドブレード 72 端末部 80 スリーブ 90 バレル(圧着部材) 93 シールド部材側接触部 A1 ソケット本体

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 ケーブルを挿通するシールドブレードの
    端末部にスリーブを挿入すると共に、前記シールドブレ
    ードの端末部の外側を、ブレード側接触部を有する圧着
    部材で圧着してシールドブレードに端末処理を行い、 前記ケーブルを挿通したシールドブレードを電子機器本
    体に取り付けて、前記電子機器本体にシールド部材を装
    着して、このシールド部材に前記圧着部材の前記ブレー
    ド側接触部を接触させたことを特徴とする電子機器のケ
    ーブル接続構造。
  2. 【請求項2】 前記電子機器本体に、開口部と、この開
    口部に前記圧着部材の前記ブレード側接触部を案内する
    挿入用溝とを設けて、前記ブレード側接触部を挿入用溝
    に挿入して、このブレード側接触部を前記開口部に表出
    させ、前記シールド部材にシールド部材側接触部を設
    け、このシールド部材側接触部を前記ブレード側接触部
    に接触させた請求項1に記載の電子機器のケーブル接続
    構造。
  3. 【請求項3】 前記シールド部材の前記シールド部材側
    接触部と前記圧着部材の前記シールド部材側接触部とを
    半田付けで互いに固着した請求項2に記載の電子機器の
    ケーブル接続構造。
  4. 【請求項4】 前記電子機器本体がランプソケットであ
    る請求項1又は請求項2又は請求項3に記載の電子機器
    のケーブル接続構造。
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