JPH11256763A - アンボンド防食pc鋼より線 - Google Patents

アンボンド防食pc鋼より線

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JPH11256763A
JPH11256763A JP6311898A JP6311898A JPH11256763A JP H11256763 A JPH11256763 A JP H11256763A JP 6311898 A JP6311898 A JP 6311898A JP 6311898 A JP6311898 A JP 6311898A JP H11256763 A JPH11256763 A JP H11256763A
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Takeshi Yoshioka
剛 吉岡
Etsuji Ishibashi
悦治 石橋
Yoshihiko Higashida
義彦 東田
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    • D07B2201/2091Jackets or coverings being movable relative to the internal structure
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  • Reinforcement Elements For Buildings (AREA)
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 PC鋼より線21自体が高い防食性と、セメ
ントグラウトに対し高い付着力を有し、設置の際に、ポ
リエチレンシース25を剥すだけで、必要な長さの定着
長部を形成することができ、しかも自由長部で自由な伸
びを確保することができる、アンボンド防食PC鋼より
線を提供する。 【解決手段】 PC鋼より線21aの表面に、エポキシ
樹脂又はポリエチレン樹脂の樹脂被覆層23を形成し
て、より線21a自体に、高い防食性と、セメントグラ
ウトに対し高い付着力を付与し、この樹脂被覆層を形成
したより線21bの外周に、所定の内径のポリエチレン
シース25を設けることにより、自由長部における自由
な伸びを確保した。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、PC鋼より線、
即ち、岩盤、法面等の地崩れ防止のアンカーとして、あ
るいはダム、橋脚等のコンクリート構造物の安定化のた
めに、コンクリート構造物にプレストレスを与えるケー
ブルに関する。特に、定着長部においてセメントグラウ
トに対して高い付着力を有し、かつ定着長部をセメント
グラウトで固めた後、緊張させる際に、自由長部におい
て自由に伸びて緊張力を付与しやすい、アンボンド防食
PC鋼より線に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来におけるアンボンド防食PC鋼より
線の代表的なものとしては、特公昭53−47609号
に示されているような、PC鋼より線の裸線表面にグリ
ースを塗布し、その外周にポリエチレンシースを被覆し
たケーブルがあり、その他にも次のような構造のものが
知られている。
【0003】その一つは、図7に示すように、より線1
の各素線2に、簡単な防錆効果を有する被覆層3を形成
しておき、さらにこのより線1の表面にグリース4を塗
布し、その外周にポリエチレンシース5を被覆したケー
ブルである。
【0004】また、図8に示すように、より線1にして
から、その裸のより線1の外側に塗料を塗布して被覆層
3を形成し、その上にグリース4を塗布し、その外周に
ポリエチレンシース5を設けたケーブルもある。
【0005】ところで、図7または図8に示すこれらP
C鋼より線の周囲にグリースを塗布したケーブルを、例
えば、図10に示すような、アンカーとして使用する場
合、セメントグラウト6で固定する定着長部Aでは、セ
メントグラウト6とより線1とが付着するように、ポリ
エチレンシース5を除去し、さらにより線1に塗布され
たグリース4を除去しなければならない。
【0006】したがって、定着長部Aでは、より線1が
セメントグラウト6で保護され防食されているだけであ
るから、セメントグラウト6にクラックが入ったりする
と、たちまち腐食環境に晒されるという問題がある。
【0007】また、図7に示すPC鋼より線の周囲にグ
リースを塗布したケーブルでは、グリース4をより線1
のより目の中まで完全に除去するためには、より線1の
よりを解く必要があり、その作業が大変であるという問
題もある。
【0008】また、設置して長時間が経過した場合に、
自由長部Bのグリース4が定着長部Aに垂れてきて、定
着長部Aのセメントグラウト6とより線1の界面に、グ
リース4が浸入し、より線1とセメントグラウト6との
付着力が低下するおそれもある。
【0009】このため、グリースを使用しないで、図9
に示すように、より線1の各素線2に、摩擦係数の小さ
いプラスチックであるフッ素樹脂の薄膜の被覆層3を被
覆し、その外周にポリエチレンシース5を密着したケー
ブルも提案されている。
【0010】ところが、このものは、フッ素樹脂の被覆
層3の加工が手間であるという問題がある。
【0011】次に、ケーブルを腐食環境から保護する方
法として、図11に示すような設置方法も提案されてい
る。
【0012】この方法は、複数本のケーブルを束にして
保護管7で包み込んで自由長部Bを形成し、この自由長
部Bの先端から突き出した各より線1のポリエチレンシ
ース5とグリース4を除去した部分に、表面に凹凸を有
する保護管8を被せて定着長部Aを形成し、定着長部A
と保護管7、8内にもセメントグラウト6を充填してお
くという方法である。
【0013】かかる保護管7、8を使用する方法は、保
護管7、8の外部に対する腐食防止効果はあっても、保
護管7、8の内部では腐食やグリース4の垂れという問
題と共にグリース4の除去という問題もある。
【0014】また、保護管7、8を使用した場合、全体
の直径が大きくなるため、設置作業を行なう際に設置す
る穴Cのボーリング径を大きくしなければならず、それ
だけ工事費用が高くなるという問題もある。
【0015】次に、PC鋼より線の防食性が極めて高
く、しかもセメントグラウトとの付着力も高いケーブル
として、より線の表面に、セメントグラウトとの付着力
を高めたエポキシ被覆を形成したものもある(特公平3
−28551号、特開昭8−85946号)。
【0016】ところが、表面にエポキシ被覆を形成した
PC鋼より線は、セメントグラウトとの付着力は高い
が、緊張時に、自由長部での伸びを確保するために、複
数本のケーブルを束にして保護管に収容しなければなら
ないので、設置作業を行なう際にボーリング径が大きく
なるという問題がある。
【0017】なお、図10、図11において、符号9は
支圧板、10は定着具、11はウェッジをそれぞれ示し
ている。
【0018】
【発明が解決しようとする課題】この発明は、以上のよ
うな従来のケーブルが有する種々の問題点を解決した、
即ち、防食性に優れ、しかも設置の際に、グリースの除
去の必要がなく、簡単に必要な長さの定着長部を形成す
ることができると共に、保護管に収容して自由長部を形
成する必要もない、アンボンド防食PC鋼より線を提供
しようとするものである。
【0019】
【課題を解決するための手段】この発明は、上記の課題
を解決するために、ケーブル、即ち、アンボンド防食P
C鋼より線を、次のように構成したものである。
【0020】まず、より線21の表面に、少なくとも
0.4mm以上の厚さを有するエポキシ樹脂又はポリエ
チレン樹脂を接着させた樹脂被覆層23を形成して、よ
り線21a自体に十分な防食性を付与するようにした。
以下、この樹脂被覆層23を形成したより線21aを、
防食より線21bという。
【0021】上記樹脂被覆層23は、図2に示すよう
に、より線21aにしてからその表面に設けてもよい
し、図3に示すように、より線21aにする前の状態で
各素線22に上記樹脂被覆層23を設けるようにしても
よい。また、より線21aを形成する各素線22間の隙
間にも、エポキシ樹脂又はポリエチレン樹脂を充填する
ようにしてもよい。
【0022】上記樹脂被覆層23は、十分な防食性を得
るためには、少なくとも0.4mm以上の厚さが必要で
あり、また、セメントグラウト6との付着力を十分に得
るためには、より線21aのより目が残る程度の厚さと
する必要がある。また、セメントグラウト6との付着力
を高めるために、樹脂被覆層23を形成する樹脂に、珪
砂等の固形粒子を埋め込んだり、あるいは樹脂被覆層2
3の表面を粗面に形成することが望ましい。
【0023】そして、この発明は、上記樹脂被覆層23
を有するより線21a、即ち防食より線21bの外周
に、防食より線21bの樹脂被覆層外径よりも0.6m
m〜6mm大きい内径のポリエチレンシース25を設け
ている。このポリエチレンシース25を設ける方法とし
ては、樹脂被覆層を形成した防食より線21bの外周に
ポリエチレンを押出し加工によって被覆する方法、ある
いは中空のポリエチレンチューブを被せる方法がある。
【0024】このように、この発明において、防食より
線21bの樹脂被覆層外径よりも0.6mm〜6mm大
きい内径のポリエチレンシース25を、防食より線21
bの外周に設ける理由は、上記外径と内径の差が0.6
mm未満であると、防食より線21bの樹脂被覆層23
に粗面化処理等が行われている場合等は特に、緊張時
に、防食より線21bとポリエチレンシース25との間
で大きな摩擦力が生じ、自由長部Bで防食より線21b
に自由な伸びを確保することができなくなるためであ
る。
【0025】一方、上記外径と内径の差が大きいほど、
防食より線21bとポリエチレンシース25との間の摩
擦力は小さくなるものの、6mmを越える大きさにする
と、ポリエチレンシース25の外径が大きくなり、複数
本を束ねて使用する場合に、全体の外径が大きくなると
共に、ケーブルを工場から工事現場へコイルにして運搬
した時に、円断面であるポリエチレンシース25が図4
に示すように、楕円形に変形するという問題が生じる。
ポリエチレンシース25の断面が楕円形に変形している
と、設置作業の際に、図1に示すように、支圧板9の裏
面に設置される防食材充填ケース12の底面の目板13
に形成した円形のケーブル挿通孔に、ケーブルを通しに
くくなり、作業性が悪くなる。
【0026】(試験例)この発明に係るケーブルのよう
に、防食より線21bの樹脂被覆層外径よりも0.6m
m以上大きい内径のポリエチレンシース25を、樹脂被
覆層23を形成したより線21bの外周に設けるように
した場合、緊張時に、ポリエチレンシース25と防食よ
り線21bとの間に生じる摩擦力が小さく、そのまま自
由長部として機能させることができるということを、次
のような摩擦測定の試験を行って確認した。
【0027】まず、図2に示す構造のケーブル、即ち、
より線21aにした状態の表面に樹脂被覆層23を形成
し、その外周にポリエチレンシース25を設けたもので
試験を行った。
【0028】試験は、防食より線21bの樹脂被覆層外
径とポリエチレンシース内径の差の異なる複数本のケー
ブルを作成し、各ケーブルを長さ10m、内径70mm
の鋼管の中に挿入し、ケーブルと鋼管との間の空間部
に、アンカーで使用するセメントグラウトを注入充填
し、セメントグラウトが固化した後に、ケーブルを垂直
の状態で緊張して、固定側の荷重低下を測定することに
より行い、図5に示す結果を得た。
【0029】固定側荷重Pは次式により求めた。
【0030】 固定側荷重P=緊張側荷重P0 ×e-λl λ:直線状態での摩擦係数 l:ケーブル長さ 試験に使用した各ケーブルの具体的な寸法構成等は次の
通りである。
【0031】いずれも、樹脂被覆層23を形成する前の
状態で、より線21の外径は、15.2mmである。ま
た、樹脂被覆層23は、エポキシ樹脂とポリエチレン樹
脂の2種類とし、いずれもセメントグラウトとの付着力
を高めるために、表面に固形粒子を埋設させている。樹
脂被覆層23の膜厚は、0.6mmであり、樹脂被覆層
23を被覆した防食より線21bの外径が16.4mm
となる。ポリエチレンシース25は、厚み1.25mm
のものを使用し、このポリエチレンシース25の内径
と、防食より線21bの樹脂被覆層23の外径との間
に、1.0mm、2.0mm、4.0mmの差を設け
た。得られたケーブルのポリエチレンシース25の外径
は、19.9mm、20.9mm、22.9mmであ
る。
【0032】図5の結果から表1を得ることができる。
【0033】
【表1】
【0034】次に、図3に示す構造のケーブル、即ち、
より線にする前の各素線22に、エポキシ樹脂を0.4
mmの厚みで塗装して接着することにより樹脂被覆層2
3を形成し、この素線22から作成した外径17.6m
mの防食より線21bの外周に、1.0mm、2.0m
m、4.0mm大きい内径の厚み1.25mmのポリエ
チレンシース25を被せて、ポリエチレンシースの外径
が21.1mm、22.1mm 24.1mmのケーブ
ルを作成し、上記と同様の摩擦測定の試験を行った。
【0035】その結果は、図6に示す通りである。
【0036】この図6に示す結果では、樹脂被覆層23
の表面を粗面化していないので、摩擦力が図5に示す場
合よりも若干小さくなっている。
【0037】同様に、図6の結果から表2を得ることが
できる。
【0038】
【表2】
【0039】以上、両方の試験結果からアンカーの自由
長部における実用上の長さを考慮して、樹脂被覆層外径
とポリエチレンシース内径の差は0.6mm以上にする
ことがよいということが確認できた。
【0040】
【発明の実施の形態】図2に示す構造のケーブルを次の
ようにして作成し、これをアンカーに応用した例を図1
に示す。
【0041】まず、外径が15.2mmの裸のPC鋼よ
り線21aに、粉体塗装でエポキシ樹脂を、より線21
aのより目が現れるように、0.6mmの膜厚で被覆す
る。
【0042】さらに、より線21aを構成する素線22
のすき間にもエポキシ樹脂を充填し、かつエポキシ樹脂
被覆の表面に、固形粒子を埋設させることにより、防食
性に富み、かつセメントグラウトとの付着力を高めた、
表面に樹脂被覆層23を有する防食より線21bを作成
する。
【0043】次に、この樹脂被覆層23を有する防食よ
り線21bを、ポリエチレンの連続押出し装置に供給
し、防食より線21bの外周に樹脂被覆層外径より2.
0mm大きい内径のポリエチレンシース25を形成し
た。このポリエチレンシース25の厚みは1.25mm
であり、外径は20.9mmとなった。
【0044】上記のようにして形成したケーブルをボー
リングした法面の穴Cに入れる前に、21mの長さに切
断し、先端の4mの部分のポリエチレンシース25を剥
して、4mの定着長部Aを形成した。
【0045】そして、ポリエチレンシース25を剥した
定着長部Aと、ポリエチレンシース25が被った自由長
部Bとの境界部分を、樹脂26で止水した後、法面の穴
C内に挿入し、ケーブルと穴Cとの間の隙間にセメント
グラウト6を注入充填した。
【0046】上記法面の穴Cの上面には、支圧板9と定
着具10が設置され、支圧板9の裏面側には、防食材を
充填する防食材充填ケース12が設置されている。この
防食材充填ケース12の底面は、複数のケーブル挿通孔
を有する目板13によって形成されている。
【0047】上記セメントグラウト6が固化した後に、
防食より線21bを、上方から緊張し、ウェッジ11に
よって防食より線21bを定着具10に固定することに
より、アンカーの設置作業が完了する。
【0048】
【発明の効果】この発明に係るケーブルは、上記のよう
にPC鋼より線自体の防食性に優れ、しかもポリエチレ
ンシースを剥すだけで、セメントグラウトに対して高い
付着力を有する定着長部を形成することができ、ポリエ
チレンシースを被せた自由長部において自由な伸びを確
保することができる、という効果を奏する。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明に係るケーブルの設置例を示す断面図
【図2】この発明に係るケーブルの一例を示す断面図
【図3】同上の他例を示す断面図
【図4】参考例の断面図
【図5】効果確認試験の結果を示すグラフ
【図6】効果確認試験の結果を示すグラフ
【図7】従来例を示す断面図
【図8】従来例を示す断面図
【図9】従来例を示す断面図
【図10】従来の設置例を示す断面図
【図11】従来の設置例を示す断面図
【符号の説明】
21a より線 21b 防食より線 22 素線 23 樹脂被覆層 25 ポリエチレンシース
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 石橋 悦治 伊丹市昆陽北一丁目1番1号 住友電気工 業株式会社伊丹製作所内 (72)発明者 東田 義彦 伊丹市昆陽北一丁目1番1号 住友電気工 業株式会社伊丹製作所内

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 より線の表面に、エポキシ樹脂又はポリ
    エチレン樹脂を接着させた樹脂被覆層を、少なくとも
    0.4mm以上で、より線のより目が残る程度の厚さに
    形成し、この樹脂被覆層を形成したより線の外周に、よ
    り線の樹脂被覆層外径よりも0.6mm〜6mm大きい
    内径のポリエチレンシースを設けたことを特徴とするア
    ンボンド防食PC鋼より線。
  2. 【請求項2】 上記樹脂被覆層に、固形粒子を埋め込み
    又は粗面化処理を施している請求項1記載のアンボンド
    防食PC鋼より線。
  3. 【請求項3】 より線を形成する各素線間の隙間に、エ
    ポキシ樹脂又はポリエチレン樹脂を充填させた請求項1
    又は2記載のアンボンド防食PC鋼より線。
  4. 【請求項4】 より線を形成する各素線の表面に、厚さ
    が0.4mm以上のエポキシ樹脂又はポリエチレン樹脂
    を接着した樹脂被覆層を設け、このより線の外周に、よ
    り線の樹脂被覆層外径よりも0.6mm〜6mm大きい
    内径のポリエチレンシースを設けたことを特徴とするア
    ンボンド防食PC鋼より線。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP5301721B1 (ja) * 2012-10-26 2013-09-25 黒沢建設株式会社 活断層域内のpc人工地盤及びpc人工地盤上の建造物

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* Cited by examiner, † Cited by third party
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