JPH1125579A - 光ディスク装置 - Google Patents

光ディスク装置

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JPH1125579A
JPH1125579A JP9187317A JP18731797A JPH1125579A JP H1125579 A JPH1125579 A JP H1125579A JP 9187317 A JP9187317 A JP 9187317A JP 18731797 A JP18731797 A JP 18731797A JP H1125579 A JPH1125579 A JP H1125579A
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JP
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optical disk
focus
optical
signal
setting
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JP9187317A
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Inventor
Yoshiaki Aso
喜秋 麻生
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Mitsumi Electric Co Ltd
Original Assignee
Mitsumi Electric Co Ltd
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【課題】容易かつ確実に、反射率の異なる複数種の光デ
ィスクを再生または記録・再生し得る光ディスク装置を
提供する。 【解決手段】光ディスク装置1は、光ディスク7を装着
して回転させる回転駆動機構と、対物レンズ、レーザダ
イオードおよび分割ホトダイオード8を備えた光学ヘッ
ドと、制御手段3と、RFアンプ41、フォーカスOK
信号生成回路42、差動アンプ43および44を備えた
RFアンプIC4と、サーボプロセッサ5とを有してい
る。再生の際は、フォーカスOK信号生成回路42で生
成されたフォーカスOKに基づいて、装着されている光
ディスク7が、CD−ROMと、CD−RWのいずれで
あるかを識別し、それに応じて、RFアンプ41、差動
アンプ43および44の増幅率をそれぞれ設定する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、光ディスクを再生
または記録・再生する光ディスク装置に関する。
【0002】
【従来の技術】CD(コンパクトディスク)、CD−R
OM、CD−R、CD−RWのような光ディスクを再生
または記録・再生する光ディスク装置が知られている。
【0003】前記CD、CD−ROMおよびCD−R
は、その記録層の特性から、高反射率の光ディスクに属
し、前記CD−RWは、低反射率の光ディスクに属す
る。
【0004】ところで、同一の装置で、複数の前記高反
射率の光ディスクを再生し得る光ディスク装置、例え
ば、CD−ROMおよびCD−Rをそれぞれ再生し得る
光ディスク装置が提案されている。
【0005】しかしながら、同一の装置で、高反射率の
光ディスクと、低反射率の光ディスクとを再生し得る光
ディスク装置は、従来なかった。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】本発明の目的は、容易
かつ確実に、反射率の異なる複数種の光ディスク(高反
射率の光ディスクおよび低反射率の光ディスク)を再生
または記録・再生し得る光ディスク装置を提供すること
にある。
【0007】
【課題を解決するための手段】このような目的は、下記
(1)〜(5)の本発明により達成される。
【0008】(1) 光ディスクを再生または記録・再
生する光ディスク装置であって、光ディスクを装着して
回転させる回転駆動機構と、装着された前記光ディスク
で反射した光束を受光してその受光量を検出する受光量
検出手段と、前記受光量検出手段により検出された受光
量に基づいて、前記光ディスクの種類を識別する光ディ
スク識別手段と、前記光ディスク識別手段の識別結果に
基づいて、光ディスクの種類に対応した記録または再生
に関する条件の設定を行う設定手段とを有することを特
徴とする光ディスク装置。
【0009】(2) 光ディスクを再生または記録・再
生する光ディスク装置であって、光ディスクを装着して
回転させる回転駆動機構と、装着された前記光ディスク
で反射した光束を受光してその受光量を検出する受光量
検出手段と、前記受光量検出手段により検出された受光
量に基づいて、前記光ディスクが、高反射率の光ディス
クと、低反射率の光ディスクのいずれであるかを識別す
る光ディスク識別手段と、前記光ディスク識別手段によ
り前記高反射率の光ディスクと識別された場合には、該
高反射率の光ディスクに対応した記録または再生に関す
る条件の設定を行い、前記光ディスク識別手段により前
記低反射率の光ディスクと識別された場合には、該低反
射率の光ディスクに対応した記録または再生に関する条
件の設定を行う設定手段とを有することを特徴とする光
ディスク装置。
【0010】(3) 前記高反射率の光ディスクの反射
率をα、前記低反射率の光ディスクの反射率をβとした
とき、これらの比α/βが、2以上である上記(2)に
記載の光ディスク装置。
【0011】(4) 前記設定手段は、信号の増幅率を
設定する上記(1)ないし(3)のいずれかに記載の光
ディスク装置。
【0012】(5) 前記光ディスク識別手段は、前記
光ディスクを再生したときの信号のレベルに基づいて、
再度、前記光ディスクの種類を識別し、これらの識別結
果が一致しない場合には、前記設定手段により適正な設
定を行うよう構成されている上記(1)ないし(4)の
いずれかに記載の光ディスク装置。
【0013】
【発明の実施の形態】以下、本発明の光ディスク装置を
添付図面に示す好適実施例に基づいて詳細に説明する。
【0014】図1は、本発明の光ディスク装置の第1実
施例における回路の主要部を示すブロック図、図2は、
図1に示す光ディスク装置のRFアンプICおよび光学
ヘッドの分割ホトダイオードを示すブロック図である。
なお、図1および図2では、それぞれ、信号線および制
御線の一部は省略されている。
【0015】これらの図に示す光ディスク装置1は、反
射率の異なる複数種の光ディスク7、すなわち、高反射
率の光ディスク(本実施例では、CD−ROM)と、低
反射率の光ディスク(本実施例では、CD−RW)とを
再生する装置である。
【0016】この光ディスク装置1では、レーザダイオ
ード(光源)23からのレーザ光(光束)231の反射
率が、60%以上、特に70〜90%程度の光ディスク
を「高反射率の光ディスク」と認識し、前記反射率が、
30%以下、特に15〜25%程度の光ディスクを「低
反射率の光ディスク」と認識する。
【0017】この場合、高反射率の光ディスクの前記反
射率をα、低反射率の光ディスクの前記反射率をβとす
ると、これらの比α/βは、2以上、特に2.8〜6.
0程度である。
【0018】光ディスク装置1は、ターンテーブルおよ
びターンテーブル回転用のスピンドルモータ6を備え、
このターンテーブルに光ディスク7を装着して回転させ
る図示しない回転駆動機構を有している。この回転駆動
機構は、光ディスク7の装填位置(以下、単に「装填位
置」と言う)と、光ディスク7の排出位置(以下、単に
「排出位置」と言う)とに移動し得る図示しないディス
クトレーに設置されている。
【0019】ディスクトレーが排出位置に位置している
場合には、光ディスク7を着脱することができる。
【0020】また、光ディスク装置1は、前記装着され
た光ディスク7に対し、光ディスク7の径方向(図1中
左右方向)に移動し得る光学ヘッド(光ピックアップ)
2と、この光学ヘッド2を前記径方向に移動、すなわち
光学ヘッド2の後述する光学ヘッド本体(光ピックアッ
プベース)を前記径方向に移動させるスレッドモータを
備えた図示しない光学ヘッド本体移動機構と、制御手段
3と、RFアンプIC4と、サーボプロセッサ5と、こ
れらを収納する図示しないケーシングとを有している。
以下、前記光ディスク7の径方向を単に「径方向」と言
う。
【0021】制御手段3は、通常、マイクロコンピュー
タ(CPU)で構成され、光学ヘッド2、RFアンプI
C4、サーボプロセッサ5、スピンドルモータ6等、光
ディスク装置1全体の制御を行う。なお、この制御手段
3により、光ディスク識別手段および設定手段の主機能
が達成される。
【0022】また、RFアンプIC4は、RFアンプ4
1、フォーカスOK信号生成回路(比較器)42、差動
アンプ43、44、加算器45、46および47で構成
されている。
【0023】図3は、光ディスク装置1の光学ヘッド2
を模式的に示す図(側面図)である。
【0024】同図に示す光学ヘッド2は、3ビーム方式
の光学ヘッドであり、該光学ヘッド2は、光学ヘッド本
体(光ピックアップベース)22と、この光学ヘッド本
体3に設けられた対物レンズ(集光レンズ)21とを有
している。
【0025】対物レンズ21は、光学ヘッド本体22に
設けられた図示しない板バネ(サスペンジョンバネ)で
支持され、光学ヘッド本体22に対し、径方向(図1お
よび図3中左右方向)および光ディスク7の回転軸方向
(図1および図3中上下方向)のそれぞれに移動し得る
ようになっている。対物レンズ21がその中立位置(中
点)からずれると、その対物レンズ21は、前記板バネ
の復元力によって中立位置に向って付勢される。以下、
前記光ディスク7の回転軸方向を単に「回転軸方向」と
言う。
【0026】光学ヘッド本体22は、3つのレーザダイ
オード(光源)23と、ハーフミラー24と、コリメー
タレンズ25と、分割ホトダイオード(受光素子)8と
を有している。
【0027】前記3つのレーザダイオード5のうちの1
つは、主レーザ光を発し、この他の2つは、副レーザ光
を発する。再生は、前記主レーザ光で行われる。なお、
図3には、代表的に、主レーザ光用のレーザダイオード
23を示す。
【0028】また、光学ヘッド2は、光学ヘッド本体2
2に対し、回転軸方向に対物レンズ21を移動させる図
示しないフォーカシングアクチュエータと、光学ヘッド
本体22に対し、径方向に対物レンズ21を移動させる
図示しないトラッキングアクチュエータとを有してい
る。
【0029】各レーザダイオード23から発せられた各
レーザ光(光束)231は、それぞれ、ガウス分布のよ
うな所定の強度分布(輝度分布)をもって広がりながら
進み、ハーフミラー24を透過し、コリメータレンズ2
5により平行光束とされ、対物レンズ21を経て光ディ
スク7の記録層上に集光され、スポット状に照射され
る。また、光ディスク7の記録層からの各反射光は、そ
れぞれ、対物レンズ21により平行光束とされ、コリメ
ータレンズ25を経てハーフミラー24で反射されて直
角方向に屈曲し、分割ホトダイオード8の受光面上に集
光され、スポット状に照射される。
【0030】図2に示すように、分割ホトダイオード8
は、6つの受光部81、82、83、84、85および
86、すなわち、光ディスク7で反射した前述した主レ
ーザ光を受光する受光部81、82、83および84
と、光ディスク7で反射した前述した一方の副レーザ光
を受光する受光部85と、光ディスク7で反射した前述
した他方の副レーザ光を受光する受光部86とを有して
いる。
【0031】この分割ホトダイオード8の各受光部81
〜86からは、それぞれ、受光量に応じた電流(電圧)
が出力され、これらの電流、すなわち、各信号(検出信
号)a〜fは、それぞれ、RFアンプIC4に入力され
る。
【0032】RFアンプIC4は、これらの信号a〜f
に基づいて、RF信号(HF信号)、フォーカスOK信
号(FOK)、フォーカスエラー信号(FE)およびト
ラッキングエラー信号(TE)をそれぞれ生成する。
【0033】具体的には、図2に示すように、受光部8
1から出力された信号aと受光部83から出力された信
号cは、加算器45で加算され、受光部82から出力さ
れた信号bと受光部84から出力された信号dは、加算
器46で加算される。そして、加算器45から出力され
た信号と加算器46から出力された信号は、加算器47
で加算され、RFアンプ41およびフォーカスOK信号
生成回路42のそれぞれに入力される。
【0034】RFアンプ41は、該RFアンプ41への
入力信号を増幅し、RF信号として出力する。
【0035】また、フォーカスOK信号生成回路42
は、該フォーカスOK信号生成回路42への入力信号
と、しきい値(スレショルド電圧値)とを比較して、フ
ォーカスOK信号を生成し、出力する。
【0036】フォーカスOK信号のレベルは、フォーカ
スOK信号生成回路42への入力信号のレベルがしきい
値を超える場合には、ハイレベル(以下、単に「H」と
言う)になり、フォーカスOK信号生成回路42への入
力信号のレベルがしきい値以下の場合には、ローレベル
(以下、単に「L」と言う)になる。このフォーカスO
K信号は、後述するフォーカストライにおいて利用され
る。
【0037】ここで、この光ディスク装置1では、後述
するように、装着された光ディスク7の種類に応じて、
自動的に、CD−ROMに対応した再生に関する条件の
設定(以下、単に「CD−ROM用の設定」と言う)、
またはCD−RWに対応した再生に関する条件の設定
(以下、単に「CD−RW用の設定」と言う)がなされ
る。
【0038】CD−ROM用の設定の場合には、前記し
きい値は、フォーカストライを行ったとき、CD−RO
Mが装着されているときのフォーカスOK信号生成回路
42への入力信号のレベルより十分に小さく、かつ、C
D−RWが装着されているときのフォーカスOK信号生
成回路42への入力信号のレベルより十分に大きい値
(本実施例では、0dB)に設定される。
【0039】また、CD−RW用の設定の場合には、前
記しきい値は、フォーカストライを行ったとき、CD−
RWが装着されているときのフォーカスOK信号生成回
路42への入力信号のレベルより十分に小さく、かつ、
CD−RWが装着されていないときのフォーカスOK信
号生成回路42への入力信号のレベルより十分に大きい
値(本実施例では、−12dB)に設定される。
【0040】前記フォーカストライは、下記のように行
われる。まず、光学ヘッド2の対物レンズ21を最も低
い位置(最も光ディスク7に近い位置)まで下降させ
る。そして、光学ヘッド2の対物レンズ21を上昇(光
ディスク7から離間する方向へ移動)させる。
【0041】この場合、フォーカスOK信号生成回路4
2への入力信号のレベルは、対物レンズ21が合焦時の
対物レンズ21の位置(以下、単に「合焦位置」と言
う)に接近すると、急激に向上し、対物レンズ21が合
焦位置に位置したときに、最大となる。
【0042】すなわち、フォーカスOK信号のレベル
は、初めは、Lであるが、CD−ROM用の設定でCD
−ROMが装着されている場合およびCD−RW用の設
定でCD−RWが装着されている場合には、対物レンズ
21が合焦位置に接近すると(合焦位置の近傍に位置す
ると)、LからHになる。
【0043】一方、光ディスク7が装着されていない場
合およびCD−ROM用の設定でCD−RWが装着され
ている場合には、フォーカスOK信号のレベルは、対物
レンズ21が合焦位置に位置してもLを維持する。
【0044】このフォーカストライでは、フォーカスO
K信号のレベルがHの場合には、「フォーカスがかかっ
た」と認識され、フォーカスOK信号のレベルがLの場
合には、「フォーカスがかからない」と認識される。
【0045】また、加算器45から出力された信号は、
差動アンプ43のプラス側入力端子に入力され、加算器
46から出力された信号は、差動アンプ43のマイナス
側入力端子に入力される。差動アンプ43は、これらの
信号の差分値を増幅し、フォーカスエラー信号として出
力する。このフォーカスエラー信号は、合焦位置からの
回転軸方向における対物レンズ21のずれの大きさおよ
びその方向(合焦位置からの対物レンズ21のずれ量)
を示す信号である。
【0046】また、受光部85から出力された信号e
は、差動アンプ44のプラス側入力端子に入力され、受
光部86から出力された信号fは、差動アンプ44のマ
イナス側入力端子に入力される。差動アンプ44は、こ
れらの信号の差分値を増幅し、トラッキングエラー信号
として出力する。このトラッキングエラー信号は、トラ
ックの中心からの径方向における対物レンズ21のずれ
の大きさおよびその方向(トラックの中心からの対物レ
ンズ21のずれ量)を示す信号である。
【0047】これらRF信号、フォーカスOK信号、フ
ォーカスエラー信号およびトラッキングエラー信号は、
それぞれ、サーボプロセッサ5に入力される。
【0048】光ディスイク装置1は、これらトラッキン
グエラー信号およびフォーカスエラー信号を用い、所定
のトラックにおいて、トラッキング制御およびフォーカ
ス制御を行いつつ、RF信号を図示しない信号処理回路
で信号処理(例えば、復調、デコード等)し、その信号
を出力する。すなわち、光ディスク7に記録されている
情報(データ)を再生する。
【0049】なお、分割ホトダイオード8およびRFア
ンプIC4により受光量検出手段が構成される。
【0050】次に、光ディスク装置1の制御手段3の制
御動作について説明する。図4は、光ディスク装置1の
制御手段3の制御動作を示すフローチャートである。以
下、このフローチャートに基づいて説明する。
【0051】光ディスク装置1に電源が投入されると、
CD−RWフラグをクリアするとともに、RFアンプ4
1、差動アンプ43および差動アンプ44の増幅率をそ
れぞれCD−ROM用の値に設定する。すなわち、CD
−ROM用の設定を行う。
【0052】作業者がディスクトレーを押し込み、その
ディスクトレーを装填位置に位置させると、フィードイ
ン処理を行う(ステップ101)。このフィードイン処
理では、スレッドモータを駆動して、光学ヘッド2を光
ディスク7の内周部に相当する位置に移動させる。
【0053】次いで、フォーカストライの回数を4回に
設定する(ステップ102)。次いで、CD−RWフラ
グがセットされているか否かを判断する(ステップ10
3)。このCD−RWフラグは、CD−ROM用の設定
がなされている場合にはクリアされており、後述するよ
うに、CD−RW用の設定がなされてる場合にはセット
されている。
【0054】ステップ103においてCD−RWフラグ
がセットされていないと判断した場合、すなわち、CD
−ROM用の設定の場合には、フォーカスOK信号を生
成するときに使用するしきい値を0dBに設定し、光学ヘ
ッド2の各レーザダイオード23をそれぞれ点灯させる
(ステップ104)。このステップ104により、CD
−ROM用の設定に対応するフォーカストライが可能と
なる。
【0055】次いで、フォーカシングアクチュエータを
駆動させて、光学ヘッド2の対物レンズ21を最も低い
位置(最も光ディスク7に近い位置)まで下降させる
(ステップ106)。
【0056】次いで、オフセット調整(AVRG調整)
を行う(ステップ107)。すなわち、各信号の0レベ
ル(基準レベル)がそれぞれ適正位置に位置するように
サーボプロセッサ5内部で調整される。
【0057】このオフセット調整は、最初のフォーカス
トライの際と、後述するCD−RWフラグセット後の最
初のフォーカストライの際とに行う。
【0058】次いで、フォーカシングアクチュエータを
駆動させて、光学ヘッド2の対物レンズ21を上昇(光
ディスク7から離間する方向へ移動)させる(ステップ
108)。前述したように、このステップ108によ
り、対物レンズ21が合焦位置に接近すると、フォーカ
スOK信号生成回路42への入力信号のレベルが急激に
向上する。
【0059】次いで、フォーカスOK信号のレベルがH
か否かを判断する(ステップ109)。
【0060】ステップ109においてフォーカスOK信
号のレベルがHと判断した場合、すなわち、フォーカス
がかかったときは、スピンドルモータ6を駆動し、光デ
ィスク7を回転させる(ステップ115)。
【0061】次いで、フォーカスOK信号のレベルがH
か否かを判断する(ステップ116)。
【0062】ステップ116においてフォーカスOK信
号のレベルがHと判断した場合、すなわち、光ディスク
7を回転させてもフォーカスがかかっているときは、C
D−ROM用の設定を維持し、スピンドル制御を行う
(ステップ117)。すなわち、光ディスク7の回転数
が所定回転数となるように、スピンドルモータ6の駆動
を制御する。
【0063】なお、CD−ROM用の設定で、前記ステ
ップ116においてフォーカスOK信号のレベルがHの
場合は、CD−ROMが光ディスク装置1に装着されて
いると認識される(光ディスク7はCD−ROMと識別
される)。
【0064】次いで、自動調整(通常動作)に移行す
る。この自動調整では、例えば、フォーカス制御および
トラッキング制御等を行う。そして、フォーカス制御お
よびトラッキング制御を行いつつ、光ディスク7を再生
する。
【0065】また、ステップ109またはステップ11
6においてフォーカスOK信号のレベルがLと判断した
場合、すなわち、フォーカスがかからないとき、また
は、フォーカスが外れたときは、フォーカストライを4
回行ったか否かを判断する(ステップ110)。
【0066】ステップ110においてフォーカストライ
を4回行わないと判断した場合、すなわち、フォーカス
トライの回数が1〜3回のいずれかの場合には、ステッ
プ103に戻り、再度、ステップ103以降を実行す
る。
【0067】そして、ステップ110においてフォーカ
ストライを4回行ったと判断した場合には、CD−RW
フラグがセットされているか否かを判断する(ステップ
111)。
【0068】ステップ111においてCD−RWフラグ
がセットされていないと判断した場合、すなわち、CD
−ROM用の設定の場合には、CD−RWフラグをセッ
トする(ステップ112)。
【0069】次いで、RFアンプ41、差動アンプ43
および差動アンプ44の増幅率をそれぞれ12dB向上さ
せる(ステップ113)。すなわち、CD−RW用の設
定を行う。このステップ113により、RF信号のレベ
ル、フォーカスエラー信号のレベルおよびトラッキング
エラー信号のレベルが、それぞれ、前記増幅率の変更前
に対して12dB向上する。
【0070】次いで、フォーカストライの回数を4回に
設定し(ステップ114)、ステップ103に戻り、C
D−RWフラグがセットされているか否かを判断する
(ステップ103)。
【0071】ステップ103においてCD−RWフラグ
がセットされていると判断した場合、すなわち、CD−
RW用の設定の場合には、フォーカスOK信号を生成す
るときに使用するしきい値を−12dBに設定し、光学ヘ
ッド2の各レーザダイオードをそれぞれ点灯させる(ス
テップ105)。このステップ105により、CD−R
W用の設定に対応するフォーカストライが可能となる。
【0072】次いで、前述したように、ステップ106
以降を実行し、ステップ111においてCD−RWフラ
グがセットされていると判断した場合、すなわち、CD
−RW用の設定の場合には、光ディスク無し処理へ移行
する。なお、前記ステップ111においてCD−RWフ
ラグがセットされている場合には、CD−ROMおよび
CD−RWのいずれもが光ディスク装置1に装着されて
いないと認識される。
【0073】この光ディスク無し処理では、CD−RW
フラグをクリアするとともに、RFアンプ41、差動ア
ンプ43および差動アンプ44の増幅率をそれぞれ12
dB減少させる(元の値に戻す)。すなわち、他の光ディ
スク7の再生に備え、CD−ROM用の設定を行う。
【0074】また、ステップ116においてフォーカス
OK信号のレベルがHと判断した場合、すなわち、光デ
ィスク7を回転させてもフォーカスがかかっているとき
は、CD−RW用の設定を維持し、前述したように、ス
ピンドル制御を行う(ステップ117)。
【0075】なお、CD−RW用の設定で、前記ステッ
プ116においてフォーカスOK信号のレベルがHの場
合は、CD−RWが光ディスク装置1に装着されている
と認識される(光ディスク7はCD−RWと識別され
る)。次いで、前述したように、自動調整(通常動作)
に移行する。
【0076】以上説明したように、この光ディスク装置
1によれば、反射率の異なる2種の光ディスク7、すな
わち、CD−ROMと、CD−RWとをそれぞれ再生す
ることができる。
【0077】そして、自動的に、装着された光ディスク
7が、CD−ROMとCD−RWのいずれであるかを識
別し、その光ディスク7の種類に対応した再生に関する
設定を行うので、操作が容易であるとともに、確実に、
CD−ROMおよびCD−RWをそれぞれ再生すること
ができる。
【0078】次に、本発明の光ディスク装置の第2実施
例を説明する。なお、前述した光ディスク装置1との共
通点については説明を省略し、主な相違点を説明する。
【0079】この第2実施例の光ディスク装置1は、制
御手段3の制御動作のみが前述した第1実施例の光ディ
スク装置1のそれと異なる。
【0080】図5は、光ディスク装置1の制御手段3の
制御動作を示すフローチャートである。以下、このフロ
ーチャートに基づいて説明する。
【0081】光ディスク装置1に電源が投入されると、
CD−RWフラグをクリアするとともに、RFアンプ4
1、差動アンプ43および差動アンプ44の増幅率をそ
れぞれCD−ROM用の値に設定する。すなわち、CD
−ROM用の設定を行う。
【0082】作業者がディスクトレーを押し込み、その
ディスクトレーを装填位置に位置させると、フィードイ
ン処理を行う(ステップ201)。このフィードイン処
理では、スレッドモータを駆動して、光学ヘッド2を光
ディスク7の内周部に相当する位置に移動させる。
【0083】次いで、フォーカストライの回数を4回に
設定する(ステップ202)。次いで、CD−RWフラ
グがセットされているか否かを判断する(ステップ20
3)。このCD−RWフラグは、CD−ROM用の設定
がなされている場合にはクリアされており、後述するよ
うに、CD−RW用の設定がなされてる場合にはセット
されている。
【0084】ステップ203においてCD−RWフラグ
がセットされていないと判断した場合、すなわち、CD
−ROM用の設定の場合には、フォーカスOK信号を生
成するときに使用するしきい値を0dBに設定し、光学ヘ
ッド2の各レーザダイオード23をそれぞれ点灯させる
(ステップ204)。このステップ204により、CD
−ROM用の設定に対応するフォーカストライが可能と
なる。
【0085】次いで、フォーカシングアクチュエータを
駆動させて、光学ヘッド2の対物レンズ21を最も低い
位置(最も光ディスク7に近い位置)まで下降させる
(ステップ206)。
【0086】次いで、オフセット調整(AVRG調整)
を行う(ステップ207)。すなわち、各信号の0レベ
ル(基準レベル)がそれぞれ適正位置に位置するように
サーボプロセッサ5内部で調整される。
【0087】このオフセット調整は、最初のフォーカス
トライの際と、後述するCD−RWフラグセット後の最
初のフォーカストライの際とに行う。
【0088】次いで、フォーカシングアクチュエータを
駆動させて、光学ヘッド2の対物レンズ21を上昇(光
ディスク7から離間する方向へ移動)させる(ステップ
208)。前述したように、このステップ208によ
り、対物レンズ21が合焦位置に接近すると、フォーカ
スOK信号生成回路42への入力信号のレベルが急激に
向上する。
【0089】次いで、フォーカスOK信号のレベルがH
か否かを判断する(ステップ209)。
【0090】ステップ209においてフォーカスOK信
号のレベルがHと判断した場合、すなわち、フォーカス
がかかったときは、スピンドルモータ6を駆動し、光デ
ィスク7を回転させる(ステップ215)。
【0091】次いで、フォーカスOK信号のレベルがH
か否かを判断する(ステップ216)。
【0092】ステップ216においてフォーカスOK信
号のレベルがHと判断した場合、すなわち、光ディスク
7を回転させてもフォーカスがかかっているときは、C
D−ROM用の設定を維持し、スピンドル制御を行う
(ステップ217)。すなわち、光ディスク7の回転数
が所定回転数となるように、スピンドルモータ6の駆動
を制御する。
【0093】なお、CD−ROM用の設定で、前記ステ
ップ216においてフォーカスOK信号のレベルがHの
場合は、CD−ROMが光ディスク装置1に装着されて
いると認識される(光ディスク7はCD−ROMと識別
される)。
【0094】次いで、RF信号のレベルがしきい値以下
か否かを判断する(ステップ218)。
【0095】前記しきい値は、CD−ROM用の設定が
なされているときにCD−RWが装着されている場合の
RF信号のレベルより十分に大きく、かつ、CD−RO
M用の設定がなされているときにCD−ROMが装着さ
れている場合およびCD−RW用の設定がなされている
ときにCD−RWが装着されている場合それぞれのRF
信号のレベルより十分に小さい値に、予め設定されてい
る。
【0096】従って、CD−ROM用の設定がなされて
いるときにCD−RWが装着されている場合には、RF
信号のレベルは、しきい値以下となる。
【0097】また、CD−ROM用の設定がなされてい
るときにCD−ROMが装着されている場合と、CD−
RW用の設定がなされているときにCD−RWが装着さ
れている場合には、それぞれ、RF信号のレベルは、し
きい値を超える。
【0098】ステップ218においてRF信号のレベル
がしきい値を超えると判断した場合には、CD−ROM
用の設定を維持し、自動調整(通常動作)に移行する。
この自動調整では、例えば、フォーカス制御およびトラ
ッキング制御等を行う。そして、フォーカス制御および
トラッキング制御を行いつつ、光ディスク7を再生す
る。
【0099】なお、CD−ROM用の設定で、前記ステ
ップ218においてRF信号のレベルがしきい値を超え
る場合は、前述したように、CD−ROMが光ディスク
装置1に装着されていると認識される(光ディスク7は
CD−ROMと識別される)。この識別結果は、前記ス
テップ216における識別結果と一致する。
【0100】また、ステップ209またはステップ21
6においてフォーカスOK信号のレベルがLと判断した
場合、すなわち、フォーカスがかからないとき、また
は、フォーカスが外れたときは、フォーカストライを4
回行ったか否かを判断する(ステップ210)。
【0101】ステップ210においてフォーカストライ
を4回行わないと判断した場合、すなわち、フォーカス
トライの回数が1〜3回のいずれかの場合には、ステッ
プ203に戻り、再度、ステップ203以降を実行す
る。
【0102】そして、ステップ210においてフォーカ
ストライを4回行ったと判断した場合には、CD−RW
フラグがセットされているか否かを判断する(ステップ
211)。
【0103】ステップ211においてCD−RWフラグ
がセットされていないと判断した場合、すなわち、CD
−ROM用の設定の場合、または、ステップ218にお
いてRF信号のレベルがしきい値以下と判断した場合に
は、CD−RWフラグをセットする(ステップ21
2)。
【0104】なお、CD−ROM用の設定で、前記ステ
ップ218においてRF信号のレベルがしきい値以下の
場合は、CD−RWが光ディスク装置1に装着されてい
ると認識される(光ディスク7はCD−RWと識別され
る)。この識別結果は、前記ステップ216における識
別結果と一致しない。
【0105】次いで、RFアンプ41、差動アンプ43
および差動アンプ44の増幅率をそれぞれ12dB向上さ
せる(ステップ213)。すなわち、CD−RW用の設
定を行う。このステップ213により、RF信号のレベ
ル、フォーカスエラー信号のレベルおよびトラッキング
エラー信号のレベルが、それぞれ、前記増幅率の変更前
に対して12dB向上する。
【0106】次いで、フォーカストライの回数を4回に
設定し(ステップ214)、ステップ203に戻り、C
D−RWフラグがセットされているか否かを判断する
(ステップ203)。
【0107】ステップ203においてCD−RWフラグ
がセットされていると判断した場合、すなわち、CD−
RW用の設定の場合には、フォーカスOK信号を生成す
るときに使用するしきい値を−12dBに設定し、光学ヘ
ッド2の各レーザダイオードをそれぞれ点灯させる(ス
テップ205)。このステップ205により、CD−R
W用の設定に対応するフォーカストライが可能となる。
【0108】次いで、前述したように、ステップ206
以降を実行し、ステップ211においてCD−RWフラ
グがセットされていると判断した場合、すなわち、CD
−RW用の設定の場合には、光ディスク無し処理へ移行
する。なお、前記ステップ211においてCD−RWフ
ラグがセットされている場合には、CD−ROMおよび
CD−RWのいずれもが光ディスク装置1に装着されて
いないと認識される。
【0109】この光ディスク無し処理では、CD−RW
フラグをクリアするとともに、RFアンプ41、差動ア
ンプ43および差動アンプ44の増幅率をそれぞれ12
dB減少させる(元の値に戻す)。すなわち、他の光ディ
スク7の再生に備え、CD−ROM用の設定を行う。
【0110】また、ステップ216においてフォーカス
OK信号のレベルがHと判断した場合、すなわち、光デ
ィスク7を回転させてもフォーカスがかかっているとき
は、CD−RW用の設定を維持し、前述したように、ス
ピンドル制御を行う(ステップ217)。
【0111】なお、CD−RW用の設定で、前記ステッ
プ216においてフォーカスOK信号のレベルがHの場
合は、CD−RWが光ディスク装置1に装着されている
と認識される(光ディスク7はCD−RWと識別され
る)。
【0112】次いで、前述したように、RF信号のレベ
ルがしきい値以下か否かを判断する(ステップ21
8)。
【0113】ステップ218においてRF信号のレベル
がしきい値を超えると判断した場合には、CD−RW用
の設定を維持し、前述したように、自動調整(通常動
作)に移行する。
【0114】なお、CD−RW用の設定で、前記ステッ
プ218においてRF信号のレベルがしきい値を超える
場合は、前述したように、CD−RWが光ディスク装置
1に装着されていると認識される(光ディスク7はCD
−RWと識別される)。この識別結果は、前記ステップ
216における識別結果と一致する。
【0115】この第2実施例の光ディスク装置1でも前
述した第1実施例の光ディスク装置1と同様に、操作が
容易であるとともに、確実に、CD−ROMと、CD−
RWとをそれぞれ再生することができる。
【0116】また、CD−ROM用の設定がなされてい
るとき、CD−RWが光ディスク装置1に装着されてい
るにもかかわらず、何らかの原因(例えば、回路部品の
変更や、光ディスク7の固体差等)で、フォーカスOK
信号のレベルがHになってしまうこと、すなわち、フォ
ーカスがかかってしまうことが想定されるが、このよう
な場合でも、この第2実施例では、CD−RWを再生し
たときのRF信号のレベルに基づいて、再度、装着され
ている光ディスク7がCD−ROMとCD−RWのいず
れであるかを識別し、自動的に適正な設定(CD−RW
用の設定)に変更されるので、より確実にCD−RWを
再生することができる。
【0117】以上、本発明の光ディスク装置を、図示の
各実施例に基づいて説明したが、本発明はこれらに限定
されるものではなく、各部の構成は、同様の機能を有す
る任意の構成のものに置換することができる。
【0118】なお、前記各実施例は、光ディスクを再生
する光ディスク装置であるが、本発明は、光ディスクを
記録・再生する光ディスク装置であってもよい。
【0119】また、高反射率の光ディスクは、前記各実
施例ではCD−ROMであるが、本発明では、CD−R
OMに限らず、この他、例えば、CD(コンパクトディ
スク)、CD−R等であってもよい。
【0120】また、低反射率の光ディスクは、前記各実
施例では、CD−RWであるが、本発明では、CD−R
Wには限定されない。
【0121】また、本発明の光ディスク装置は、3種以
上の光ディスクを再生または記録・再生し得るように構
成されていてもよい。
【0122】
【発明の効果】以上説明したように、本発明の光ディス
ク装置によれば、反射率の異なる複数種の光ディスク
(高反射率の光ディスクおよび低反射率の光ディスク)
を再生または記録・再生することができる。
【0123】そして、自動的に、光ディスクの種類(装
着された光ディスクが、高反射率の光ディスクと、低反
射率の光ディスクのいずれであるか)を識別し、光ディ
スクの種類に対応した設定を行うので、操作が容易であ
るとともに、確実に、反射率の異なる複数種の光ディス
クを再生または記録・再生することができる。
【0124】また、光ディスクを再生したときの信号の
レベルに基づいて、再度、光ディスクの種類を識別する
ように構成されている場合には、より確実に、反射率の
異なる複数種の光ディスクを再生または記録・再生する
ことができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の光ディスク装置の第1実施例における
回路の主要部を示すブロック図である。
【図2】図1に示す光ディスク装置のRFアンプICお
よび光学ヘッドの分割ホトダイオードを示すブロック図
である。
【図3】図1に示す光ディスク装置の光学ヘッドを模式
的に示す図(側面図)である。
【図4】図1に示す光ディスク装置の制御手段の制御動
作を示すフローチャートである。
【図5】本発明の光ディスク装置の第2実施例における
制御手段の制御動作を示すフローチャートである。
【符号の説明】
1 光ディスク装置 2 光学ヘッド(光ピックアップ) 21 対物レンズ 22 光学ヘッド本体(光ピックアップベー
ス) 23 レーザダイオード 231 レーザ光 24 ハーフミラー 25 コリメータレンズ 3 制御手段 4 RFアンプIC 41 RFアンプ 42 フォーカスOK信号生成回路 43、44 差動アンプ 45〜47 加算器 5 サーボプロセッサ 6 スピンドルモータ 7 光ディスク 8 分割ホトダイオード 81〜86 受光部 101〜117 ステップ 201〜218 ステップ

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 光ディスクを再生または記録・再生する
    光ディスク装置であって、 光ディスクを装着して回転させる回転駆動機構と、 装着された前記光ディスクで反射した光束を受光してそ
    の受光量を検出する受光量検出手段と、 前記受光量検出手段により検出された受光量に基づい
    て、前記光ディスクの種類を識別する光ディスク識別手
    段と、 前記光ディスク識別手段の識別結果に基づいて、光ディ
    スクの種類に対応した記録または再生に関する条件の設
    定を行う設定手段とを有することを特徴とする光ディス
    ク装置。
  2. 【請求項2】 光ディスクを再生または記録・再生する
    光ディスク装置であって、 光ディスクを装着して回転させる回転駆動機構と、 装着された前記光ディスクで反射した光束を受光してそ
    の受光量を検出する受光量検出手段と、 前記受光量検出手段により検出された受光量に基づい
    て、前記光ディスクが、高反射率の光ディスクと、低反
    射率の光ディスクのいずれであるかを識別する光ディス
    ク識別手段と、 前記光ディスク識別手段により前記高反射率の光ディス
    クと識別された場合には、該高反射率の光ディスクに対
    応した記録または再生に関する条件の設定を行い、前記
    光ディスク識別手段により前記低反射率の光ディスクと
    識別された場合には、該低反射率の光ディスクに対応し
    た記録または再生に関する条件の設定を行う設定手段と
    を有することを特徴とする光ディスク装置。
  3. 【請求項3】 前記高反射率の光ディスクの反射率を
    α、前記低反射率の光ディスクの反射率をβとしたと
    き、これらの比α/βが、2以上である請求項2に記載
    の光ディスク装置。
  4. 【請求項4】 前記設定手段は、信号の増幅率を設定す
    る請求項1ないし3のいずれかに記載の光ディスク装
    置。
  5. 【請求項5】 前記光ディスク識別手段は、前記光ディ
    スクを再生したときの信号のレベルに基づいて、再度、
    前記光ディスクの種類を識別し、 これらの識別結果が一致しない場合には、前記設定手段
    により適正な設定を行うよう構成されている請求項1な
    いし4のいずれかに記載の光ディスク装置。
JP9187317A 1997-06-27 1997-06-27 光ディスク装置 Pending JPH1125579A (ja)

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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR100455377B1 (ko) * 2002-01-18 2004-11-06 삼성전자주식회사 다양한 광 매체에 적합한 기록 펄스 발생 장치 및 방법
WO2006049006A1 (ja) * 2004-11-02 2006-05-11 Matsushita Electric Industrial Co., Ltd. 情報処理装置、アクセス装置、記録媒体、情報処理方法および情報処理プログラム

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