JPH11255327A - 物品の選別集積システムにおける物品供給装置 - Google Patents

物品の選別集積システムにおける物品供給装置

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JPH11255327A
JPH11255327A JP6253898A JP6253898A JPH11255327A JP H11255327 A JPH11255327 A JP H11255327A JP 6253898 A JP6253898 A JP 6253898A JP 6253898 A JP6253898 A JP 6253898A JP H11255327 A JPH11255327 A JP H11255327A
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Eiichi Takahashi
栄一 高橋
Takao Hyodo
孝雄 兵頭
Takashi Miyajima
孝 美谷島
Hideo Takeuchi
英雄 竹内
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YANAGIHARA SEISAKUSHO KK
Yanmar Co Ltd
Original Assignee
YANAGIHARA SEISAKUSHO KK
Yanmar Agricultural Equipment Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 物品の供給作業が円滑且つ迅速に実行できる
物品供給装置を提供する。 【解決手段】 物品供給部12には、その上流側から下
流側に沿って搬送用パン1を搬送するための第1パン供
給ライン13aと第2パン供給ライン13bとにより2
列並列状に配置する一方、第2パン供給ライン13bに
は、空の搬送用パン1を回帰させるリターン通路35を
接続する。また、第1パン供給ライン13aの搬送上流
側とリターン通路35とには空の搬送用パン1を供給す
る空パン供給搬送コンベヤ32を接続する。これによ
り、物品供給部12の上流側から下流側まで適宜間隔で
並んだ作業者は、2列のパン供給ラインにて搬送される
いずれの空の搬送用パン1にも物品を載置することがで
きる。特に、搬送下流側に位置する作業者の箇所にも、
空の搬送用パンが流れて来る機会が増大する。従って、
パン供給ラインの搬送速度を低下させる必要がなく作業
効率が向上する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、果実等の物品を同
じ等級や大きさ(階級)毎に選別して出荷するためのシ
ステムに係り、より詳しくは、移動中の空の搬送用パン
に、荷受けした物品を作業者が手作業にて供給する物品
供給装置の構成に関するものである。
【0002】
【従来の技術】作業者の目視にて野菜や果物(果実)等
の物品を同じ等級や大きさ(階級)毎に選別する作業を
実行すると、作業者毎の判別の偏差が生じると共に、疲
労等により判別及び選別誤差が発生し、さらには作業能
率の低下が著しい。従って、従来から、この種の物品の
選別集積システムの構成としては、次のようなものがあ
った。
【0003】即ち、物品を載置する搬送用パンの側面や
底面に、予めバーコードを添付して、各搬送用パン毎の
識別が可能なようにしておく。物品供給部では、空の搬
送用パンに作業者が手作業にて物品を載置し、この物品
載置の搬送用パンを搬送コンベヤラインに一列状に並べ
て搬送する途中に、カラーカメラ等を備えた自動判定装
置を備えて、各搬送用パンに載置した物品を撮像し、そ
の等級や大きさ等を撮像データより判別するという自動
判別を実行すると共にスキャナにより前記バーコードを
読取り、パソコンもしくはオフィスコンピュータ等のメ
モリに、前記各搬送用パンを特定する識別データと、等
級等の物品特定データとを組にして記憶させておく。
【0004】他方、同じ等級や同じ大きさ(階級)等の
物品を集める同一グループ集積部を、前記等級毎や大き
さ毎に多数並列状に配置する。前記データが書き込まれ
た搬送用パンを1本の搬送通路に沿って移動させる。こ
の搬送通路の途中に設けた自動仕分け機器(選別装置)
におけるセンサにて前記通過中の搬送用パンの識別デー
タを読取り、前記コンピュータのメモリにおける物品特
定データを判別して、所定の種類の物品が載置された搬
送用パンのみを特定の同一グループ集積部に分岐搬送す
るように仕分けする。
【0005】そして、各同一グループ集積部の出口部
(出庫部)では、出荷のためのパッキング(包装作業)
を実行するように構成していた。ところで、前記物品供
給部では、空の搬送用パンを一列状に搬送する1列のコ
ンベヤラインの側方に、複数人の作業者が適宜間隔で並
んでおり、各自が空の搬送用パンに物品を載置する構成
が普通であった。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、前記コ
ンベヤラインの上流側では空の搬送用パンが多いから、
迅速に物品を載置することができるが、搬送下流側に行
くに従って、空の搬送用パンが少なくなり、しかもラン
ダムな間隔で空の搬送用パンがやって来るので、下流側
の作業者が物品を載置する効率が低下する。また、物品
を載置するタイミングがずれて、空の搬送用パンのまま
搬送下流側の判別装置の箇所まで流れてしまうという問
題があった。
【0007】この問題を解決するため、前記コンベヤラ
インの搬送速度を低速にすると、物品供給の効率が低下
し、物品の選別集積システム全体の作業効率が低下する
という問題が発生するのであった。本発明は、これらの
従来技術の問題点を解決すべくなされたものであって、
物品供給作業効率を高め、且つ搬送下流側の判別装置箇
所に空の搬送用パンを流さないようにした物品の選別集
積システムにおける物品供給装置を提供することを目的
とするものである。
【0008】
【課題を解決するための手段】前記目的を達成するた
め、請求項1に記載の発明の物品の選別集積システムに
おける物品供給装置は、移動中の空の搬送用パンに物品
を供給する物品供給部と、前記各搬送用パンに載置され
た物品の等級等の判定手段と、前記判定後の搬送用パン
を搬送する搬送ラインと、搬送ラインに設けられた選別
手段にて選別された搬送用パンを、同一グループの物品
毎に集積するための複数箇所の集積部と、該集積部にお
ける物品を箱詰めして出荷する出荷部とを備えてなる物
品の選別集積システムにおいて、前記物品供給部には、
前記搬送用パンを搬送するためのパン供給ラインを複数
列並列状に配置する一方、該複数のパン供給ラインのう
ち少なくとも1つのパン供給ラインには、空の搬送用パ
ンを回帰させるリターン通路を接続したものである。
【0009】また、請求項2に記載の発明は、請求項1
に記載の物品の選別集積システムにおける物品供給装置
であって、前記複数のパン供給ラインの合流部より搬送
下流側には、空の搬送用パンのみを分岐させて搬送する
空パン搬送ラインを接続したものである。
【0010】
【発明の実施の形態】次に、本発明を具体化した実施形
態について説明する。図1はトマト等の野菜、果実の選
別集積出荷のシステムに応用した本発明の物品の選別集
積システムの概略平面図、図2は同システムの斜視図、
図3は物品供給部の平面図、図4は本発明に使用する搬
送用パンの側断面図である。
【0011】まず、図4を参照して、搬送用パン1の構
成について説明すると、合成樹脂材にて射出成形された
搬送用パン1の上面は、その中央部が下向きに凹んだ凹
部1aとなし、トマト等の選別・集積すべき物品2を凹
部1aに載置し、搬送用パン1の移動中に物品2が転げ
落ちないようにしている。そして、搬送用パン1の底面
の略中央部にも凹所1bを形成し、該凹所1b内に、1
C(集積回路)チップ等の電子回路3が埋め込まれてい
る。該電子回路3は、図示しないが、簡単な演算を実行
するCPU(マイクロプロセッサ)と、記憶容量64K
ビット程度のEEPROM等の半導体不揮発性メモリ
と、外部情報装置(コンピュータ)4等との情報(デー
タ)の遣り取り(データの書き込み、読出し)のための
インターフェイスと、所望により乾電池等の独立電源と
を備えている。この場合、データの書き込み、読出しに
際して外部情報装置4のデータ入出力手段(書き込み手
段及び読取り手段)5並びに搬送用パン1の搬送手段
(コンベヤ)等に対して前記電子回路3の各部品が非接
触状態を保持できるように前記凹所1b内に位置してい
る。
【0012】次に、本発明の物品の選別集積システム1
0の構成について詳述する。図1及び図2に示すよう
に、図示しない荷受け部から3本の受入れライン11に
て、選別・集荷すべきトマト等の物品2がそれぞれ搬送
される。前記各受入れライン11の終端部近傍に配置さ
れた各物品供給部12には、図3に示すように、3つの
物品置き場31を適宜間隔で配置され、各物品置き場3
1を挟んで2人の作業者Mを配置する。前記3つの物品
置き場31に沿って第1パン供給ライン13aと第2パ
ン供給ライン13bとからなる2列平行状のパン供給ラ
イン13を配置する。前記第1パン供給ライン13aの
搬送上流側には平面視U字状コンベヤ部位を介して空の
搬送用パン1を供給するための空パン搬送コンベヤ32
が接続されている。第1パン供給ライン13aと第2パ
ン供給ライン13bにて1列状に並んで送られて来る1
つの空の搬送用パン1上に各作業者Mが手で物品2を1
個宛載置する。図3において、白丸は空の搬送用パン1
を示し、ハッチングした丸は物品2を載置した搬送用パ
ン1を示す。
【0013】第1パン供給ライン13aの搬送下流側
(3つの物品置き場31より下流側)の分岐部34に
は、図5に示すパン仕分け機構33を設け、空の搬送用
パン1のみを分岐させて、後述する空パン処理部16に
向かって搬送する。パン仕分け機構33は、分岐部34
の搬送上流側に配置した光透過型のセンサ36と、垂直
軸37回りに揺動する振り分け体38と、分岐部34を
遮断するように昇降するガイド体39とを備える。コン
ベヤにて搬送される搬送用パン1上に物品2が無いとセ
ンサ36が検知すると、コントローラ40からの指令信
号により、エアシリンダ等のアクチュエータ41を作動
させて、図5の実線状態の姿勢に振り分け体38を位置
させ、且つガイド体39を搬送面から上昇または下降さ
せて、空の搬送用パン1を空パン搬送ライン42に導入
するように構成されている。
【0014】前記センサ36にて搬送用パン1上に物品
2を検知するときには、コントローラ40からの指令信
号にて、アクチュエータ43の作動により前記ガイド体
39を下降または上昇させて、空パン搬送ライン42へ
の入口を締切り、且つアクチュエータ41を反対方向に
作動させ、振り分け体38をコンベヤの側方に平行状と
なるように回動させ、物品2載置の搬送用パン1を下流
側に流すように構成されているのである。
【0015】同じく第2パン供給ライン13bの搬送下
流側(3つの物品置き場31より下流側)の分岐部34
には、図5に示すと同じパン仕分け機構33を設け、こ
の分岐部34と第2パン供給ライン13bの搬送上流側
とをリターン通路35にて接続し、空の搬送用パン1の
みを回帰させるように構成されている。なお、空の搬送
用パン1における電子回路3内に記憶されている、物品
2の等級等に関するデータは、空パン処理部16の箇所
の電子装置にて一旦消去され、その後の空の搬送用パン
1は空パン処理部16から空パン供給搬送コンベヤ32
に移行する。さらに、前記空パン供給搬送コンベヤ32
は、前記第1パン供給ライン13aの搬送上流側及びリ
ターン通路35に接続されて、空の搬送用パン1の供給
を行うように構成されている。
【0016】前記構成によれば、物品供給部12に沿っ
て、2列平行状にパン供給ライン13a,13bが配置
されているから、物品供給部12の上流側から下流側ま
で適宜間隔で並んだ作業者は、2列のパン供給ラインに
て搬送されるいずれの空の搬送用パン1にでも物品2を
載置することができる。特に、搬送下流側に位置する作
業者の箇所にも、空の搬送用パン1が流れて来る機会が
増大する。従って、パン供給ライン13の搬送速度を低
下させる必要がなく作業効率が向上する。
【0017】そして、物品2が載置されなかった空の搬
送用パン1は、第1パン供給ライン13aでは搬送下流
の分岐部34から空パン搬送ライン42に分岐され、第
2パン供給ライン13bでは、同じく分岐部34からリ
ターン回路35を介して再度第2パン供給ライン13b
に回帰させるから、後述する判別手段14の箇所やそれ
より下流に空の搬送用パン1が流れず、無駄な工程や、
空の搬送用パン1処理ラインが不用となり、ランニング
コストが低減できる。特に、リターン回路35により、
第2パン供給ライン13bの搬送上流に空の搬送用パン
1を戻すことにより、空パン処理部16による空の搬送
用パン1の検査を受けさせないから、再使用処理を迅速
にできるという効果を奏する。
【0018】前記各パン供給ライン13は、判別手段1
4を介して搬送ラインとしての搬送コンベヤライン15
に接続されている。各判別手段14の箇所では、カラー
カメラ等により各搬送用パン1に載置されている1個の
物品2を撮像し、この撮像データ(画像データ)からコ
ンピュータの演算(画像処理)により、当該物品2の等
級(優等、1等、2等など)の弁別と、物品2の大きさ
(Lサイズ、Mサイズ、MSサイズ等)の弁別とを実行
すると共に、データ出力手段を介して各搬送用パン1の
電子回路3へ前記の等級や大きさのデータの書き込みを
実行する。
【0019】前記の判定の工程を終えた搬送用パン1は
各々の搬送コンベヤライン15にて下流側に移動させら
れる。図1及び図2に示すように、平行に走る前記3本
の搬送ラインとしての搬送コンベヤライン15の中途部
の下方には、当該搬送コンベヤライン15の長手方向と
平面視で直交する方向に長い集積部20が、必要個数
(例えば、前記等級と大きさとの組合せの数(複数))
配置されている。例えば、物品2の等級が2種類で且つ
大きさが2種類の場合には、4箇所の集積部20が必要
となる。従って、各集積部20には等級、大きさ等が同
一グループ(同一種類)の物品2のみが集積されること
になる。
【0020】各集積部20と前記3本の搬送コンベヤラ
イン15,15,15とは、選別手段21及び分岐通路
22並びに閉ループ状の循環回遊通路23とを介して接
続されている。即ち、各搬送コンベヤライン15におけ
る各集積部20との交叉箇所毎に選別手段21を設ける
ものであり(図6及び図7参照)、各選別手段21では
物品2が載置された搬送用パン1の電子回路3のメモリ
部に記憶された等級等のデータを読取る読取り器45
と、仕分け機としてのピボットダイバーダー式ソーター
46とを備える。このソーター46は図5に示す仕分け
機構33とほぼ同様の構成であり、読取り器45にて読
み出したデータに応じて、振り分け体38及びガイド体
39を作動させる点で異なるだけである。
【0021】即ち、所定の等級等の物品2が載置された
搬送用パン1のみ分岐通路22に仕分けして、分岐通路
22を介して、まず循環回遊通路23に導く。別の実施
例として、シューソーター等の仕分け機を利用しても良
い。各集積部20は、図6に示す実施例では、4本の直
線的なコンベヤを並列状に配置してなる集積通路20
a,20b,20c,20dにより構成され、各集積通
路の入口は循環回遊通路23の中途部に接続されてい
る。そして、この各接続部には所定のソーター25を設
けると共に、近傍の搬送上流側等に検出器24を備え
る。前記循環回遊通路23の上流側から順に、集積通路
20a,20b,20c,20d内に物品2載置の搬送
用パン1が1列状に導入される。各集積通路内で満杯状
態に導入されたか否かは検出器24にて判別され、集積
通路に入らないオーバーフローした(溢れた)物品2載
置の搬送用パン1は、循環回遊通路23に取り残されて
循環回遊する。各集積通路20a,20b,20c,2
0dの出口には取り出しコンベヤ26が2列で接続され
ており、各集積通路内に所定数の搬送用パン1が集まれ
ば、各集積通路の出口ごとにゲートを開けて搬送用パン
1が出荷部27に搬送される。
【0022】なお、1つの集積通路20a(20b,2
0c,20d)に収納する物品2の数を、後述する1つ
の段ボール箱29に収納する物品2の数と一致させてお
けば、各収納通路毎に所定数の搬送用パン1を出し入れ
することで、物品2の計数も実行できることになり、出
荷作業も容易となる。各出荷部27では、自動箱詰装置
を使用して箱詰め作業を行う。即ち、物品2載置搬送用
パン1を所定個数ずつ集め、真空吸引型取り上げ機等を
介して搬送用パン1から物品2のみをピックアップし
て、段ボール箱29の合成樹脂製のトレイ28に並べて
収納するというパッキング(包装)作業を実行し、出荷
コンベヤ30を介して、図示しない封緘部、輸送部に搬
送される。なお、出荷部27では、段ボール箱等の包装
用容器に対して作業者が手作業にて箱詰めすることもあ
り得る。空の搬送用パン1は戻しコンベヤ31から前記
空パン処理部16に戻される。この場合、戻しコンベヤ
31は前記各集積通路20a,20b,20c,20d
及び循環回遊通路23の下方を交叉するように配置する
ことが好ましい。
【0023】上述のように、集積部20の入口と複数の
分岐通路22とを循環回遊通路23にて接続することに
より、複数の搬送コンベヤライン15にてそれぞれ搬送
されている多数の搬送用パン1には等級等の種類の異な
る物品2が載置されているが、1つの集積部20に対応
する複数の選別手段21では、特定の等級等,同一グル
ープ(種類)の物品2のみ選別するので、当該1つの循
環回遊通路23及び集積部20には、同一グループの物
品2が載置された搬送用パン1しか集積されない。そし
て、集積部20の入口から溢れた搬送用パン1は循環回
遊通路23にて回遊しており、出荷部27に搬送用パン
1が出されて、集積部20に収納すべき空間ができる
と、その集積部20の入口から搬送用パン1を補充する
のであるから、他のグループの物品2を集積すべき箇所
に紛れ込むことがなく、複数の搬送コンベヤライン15
から選別供給された特定の同一グループの物品2を載置
した搬送用パン1を多数集積するための集積部20を1
箇所にまとめることができ、出荷のための装置や作業員
配置も少なくて済み、設置コスト及びランニングコスト
を低減できるという効果を奏する。
【0024】また、選別される以前の物品2を載置した
搬送用パン1を搬送するための、複数の搬送コンベヤラ
イン15と、前記複数の集積部20及び循環回遊通路2
3とを立体交叉させることにより、コンベヤなどの設置
面積効率を高め、システム設置コストを低減できるとい
う効果を奏する。なお、前記システムに使用されるコン
ピュータは、入出力端末機や端末コンピュータと中央の
サーバーコンピュータとをLAN(ローカル・エリア・
ネットワーク)にて接続する構成であっても良い。
【0025】
【発明の効果】以上に詳述したように、請求項1に記載
の発明の物品の選別集積システムにおける物品供給装置
は、移動中の空の搬送用パンに物品を供給する物品供給
部と、前記各搬送用パンに載置された物品の等級等の判
定手段と、前記判定後の搬送用パンを搬送する搬送ライ
ンと、搬送ラインに設けられた選別手段にて選別された
搬送用パンを、同一グループの物品毎に集積するための
複数箇所の集積部と、該集積部における物品を箱詰めし
て出荷する出荷部とを備えてなる物品の選別集積システ
ムにおいて、前記物品供給部には、前記搬送用パンを搬
送するためのパン供給ラインを複数列並列状に配置する
一方、該複数のパン供給ラインのうち少なくとも1つの
パン供給ラインには、空の搬送用パンを回帰させるリタ
ーン通路を接続したものであるから、物品供給部の上流
側から下流側まで適宜間隔で並んだ作業者は、2列のパ
ン供給ラインにて搬送されるいずれの空の搬送用パンに
でも物品を載置することができる。特に、搬送下流側に
位置する作業者の箇所にも、空の搬送用パンが流れて来
る機会が増大する。従って、パン供給ラインの搬送速度
を低下させる必要がなく作業効率が向上する。
【0026】そして、少なくとも1つのパン供給ライン
において、物品が載置されなかった空の搬送用パンは、
リターン回路を介して再度パン供給ラインに回帰させる
から、再使用処理を迅速にできると共に、ランニングコ
ストが低減できるという効果を奏する。また、請求項2
に記載の発明は、請求項1に記載の物品の選別集積シス
テムにおける物品供給装置であって、前記複数のパン供
給ラインの合流部より搬送下流側には、空の搬送用パン
のみを分岐させて搬送する空パン搬送ラインを接続した
ものであるから、下流側の判別手段の箇所やそれより下
流に空の搬送用パンが流れず、無駄な工程や、空の搬送
用パン処理ラインが不用となり、ランニングコストが低
減できるという効果を奏する。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に掛かる物品の選別集積システムの概略
平面図である。
【図2】物品の選別集積システムの斜視図である。
【図3】物品供給部の平面図である。
【図4】搬送用パンの側断面図である。
【図5】分岐部の仕分け機構を示す平面図である。
【図6】集積部の拡大平面図である。
【図7】選別手段部分の平面図である。
【符号の説明】
1 搬送用パン 2 物品 12 物品供給部 13 パン供給ライン 13a 第1パン供給ライン 13b 第2パン供給ライン 14 判定手段 15 搬送コンベヤライン 31 物品置き場 32 空パン供給搬送コンベヤ 33 仕分け機構 34 分岐部 35 リターン通路
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 美谷島 孝 長野市中御所1−19−1 株式会社柳原製 作所内 (72)発明者 竹内 英雄 長野市中御所1−19−1 株式会社柳原製 作所内

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 移動中の空の搬送用パンに物品を供給す
    る物品供給部と、 前記各搬送用パンに載置された物品の等級等の判定手段
    と、 前記判定後の搬送用パンを搬送する搬送ラインと、 搬送ラインに設けられた選別手段にて選別された搬送用
    パンを、同一グループの物品毎に集積するための複数箇
    所の集積部と、該集積部における物品を箱詰めして出荷
    する出荷部とを備えてなる物品の選別集積システムにお
    いて、 前記物品供給部には、前記搬送用パンを搬送するための
    パン供給ラインを複数列並列状に配置する一方、該複数
    のパン供給ラインのうち少なくとも1つのパン供給ライ
    ンには、空の搬送用パンを回帰させるリターン通路を接
    続したことを特徴とする物品の選別集積システムにおけ
    る物品供給装置。
  2. 【請求項2】 前記複数のパン供給ラインの合流部より
    搬送下流側には、空の搬送用パンのみを分岐させて搬送
    する空パン搬送ラインを接続したことを特徴とする請求
    項1に記載の物品の選別集積システムにおける物品供給
    装置。
JP6253898A 1998-03-13 1998-03-13 物品の選別集積システムにおける物品供給装置 Pending JPH11255327A (ja)

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN103406274A (zh) * 2013-08-30 2013-11-27 黑龙江大学 用于微型球轴承内外套环分选机上的轨道板

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CN103406274A (zh) * 2013-08-30 2013-11-27 黑龙江大学 用于微型球轴承内外套环分选机上的轨道板

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