JPH11254760A - 印刷方法及び装置 - Google Patents

印刷方法及び装置

Info

Publication number
JPH11254760A
JPH11254760A JP10057247A JP5724798A JPH11254760A JP H11254760 A JPH11254760 A JP H11254760A JP 10057247 A JP10057247 A JP 10057247A JP 5724798 A JP5724798 A JP 5724798A JP H11254760 A JPH11254760 A JP H11254760A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
band
white
data
image data
memory
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP10057247A
Other languages
English (en)
Inventor
Akihiro Matsumoto
昭浩 松本
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Canon Inc
Original Assignee
Canon Inc
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Canon Inc filed Critical Canon Inc
Priority to JP10057247A priority Critical patent/JPH11254760A/ja
Publication of JPH11254760A publication Critical patent/JPH11254760A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Record Information Processing For Printing (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】印刷装置からの全体が白いバンドの出力を簡略
化して処理効率を向上させる。 【解決手段】描画部は画像データを例えばバンドメモリ
203aに展開して、その内容がすべて白ならばそのバ
ンドに対応するレジスタに0をセットする。そして、バ
ンドメモリが空いていれば直ちに次のバンドを展開す
る。転送部207は、出力するバンドに対応するレジス
タの値が0ならば、白フラグ1041をセットする。こ
の後、レジスタメモリコントローラ206を介してRA
M203にアクセスしてヴィデオ回路に出力する。この
際、白フラグがセットされていれば、バンドメモリにア
クセスせず、白データを出力しつづける。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、バンディング処理
によって1ページの印刷を行う機能を有する印刷方法及
び装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来、印刷すべきデータを、バンドと呼
ばれるセグメント領域に分割し、バンド単位でデータの
展開と出力とを並行して行う手法が一般に行われてい
る。この手法はバンディングと呼ばれている。バンディ
ングでは、複数のバンドメモリが用いられる。描画部に
より1つのバンドメモリにデータを展開し、それと並行
して、転送部によりもう他のバンドメモリからデータを
読み出して出力する。このような処理が、それぞれのバ
ンドメモリについて交互に行われて印刷処理が進行す
る。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、一つの
バンドメモリへのデータ展開が終了しても、空いている
バンドメモリがなければ、バンドメモリからのデータ転
送処理が終了してそのバンドメモリが空くまでは、次の
バンドのデータを展開することができず、処理効率が悪
かった。
【0004】また、1ページのデータをバンディング処
理して印刷する場合、全体が白のバンドについても、転
送部はそのバンドを格納するバンドメモリからデータを
読み込んで印字部に転送していた。一般的に転送部のバ
ス使用権の優先順位は高く、わざわざ白データを読むた
めに転送部がバスを占有する事によりバス効率も落ちる
不合理があった。
【0005】本発明は上記従来例に鑑みて成されたもの
で、全体が白のバンドについてはそのデータを格納して
いるメモリへのアクセスを行わないようにすることで、
効率良くメモリを利用してデータの展開及び出力ができ
る印刷方法及び装置を提供することを目的とする。
【0006】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に、本発明は次のような構成から成る。すなわち、画像
データを格納する少なくとも2つのバンドメモリと、前
記バンドメモリに画像データを展開するデータ展開手段
と、前記バンドメモリに展開された画像データを出力す
るとともに、白データ領域については、バンドメモリに
アクセスせずに白画素データを出力する出力手段とを備
える。
【0007】あるいは、画像データを格納する少なくと
も2つのバンドメモリを用いる印刷方法であって、前記
バンドメモリに画像データを展開するデータ展開工程
と、前記バンドメモリに展開された画像データを出力す
るとともに、白バンド領域については、前記バンドメモ
リにアクセスせずに白画素データを出力する出力工程と
を備える。
【0008】
【発明の実施の形態】以下、図を参照して本発明の実施
例であるプリンタを詳細に説明する。
【0009】図2は、本発明におけるプリンタのシステ
ム構成の一例である。図において、CPU200は、演
算処理を行う中央処理ユニットであり、プリンタ全体を
制御する。またCPU200は、入力部202より取り
込まれた印字データを加工してバンドごとの中間データ
を生成する。バス201は、アドレスバスや、データバ
ス、制御バスなどの各種バスを含む。入力部202は、
ホストコンピュータ等の外部装置より印字データを取り
込む。RAM203は、入力部202より取り込まれた
印字データや、最終的に印字部208に送られる画像デ
ータなどの格納、及びCPU200の作業領域として使
われる。RAM203にはバンドメモリが設けられてい
る。ROM204は、CPUにより実行されるプログラ
ム及びフォントデータ等の各種データを格納する。描画
部205は、中間データを展開し、バンドメモリに画像
データを生成する。メモリコントローラ206はメモリ
制御を行うブロックで、DMAC(ダイレクトメモリア
クセスコントローラ)やメモリとのインターフェイス制
御を行う。メモリコントローラ206によって、バンド
メモリからの画像データの読み出しの制御が行われる。
転送部207は、メモリコントローラ206を用いてR
AM203内のバンドメモリに蓄えられた画像データを
読み取り、印字部208に送る。印字部208は、転送
部207からの画像データをプリントアウトする。印字
部208の印字方式としては、電子写真方式やインクジ
ェット方式、熱転写方式といった種々の方式を用いるこ
とができる。
【0010】<転送部の構成>図1は、転送部207の
より詳しく示しいブロック図である。図において、RA
M203には、2つのバンドメモリ203aと203b
とが用意されている。なお、メモリ制御部206はRO
M204についてもRAM203と同様に制御を行う
が、ここではROM204を省いてある。
【0011】メモリコントローラ206は、図のように
データリクエストソース(図1では転送部207のみが
示されている)からRQ信号(リクエスト信号)が来る
と、各RQ信号の調停を行う。データリクエストソース
が確定すると、メモリ(RAMあるいはROM)に対し
てアドレス信号及びリード/ライト信号等の制御信号を
出力して、確定されたデータリクエストソースに対して
適切なタイミングでDATAEN信号(データイネーブ
ル)を渡す。DATAEN信号を受け取ったソースはそ
の信号を基点としてメモリからのデータの読み込み又は
メモリへデータの書き込みを行う。ここで、本実施例に
おいては各データリクエストソースのアドレスレジスタ
はメモリコントローラ206に存在し、アドレスのイン
クリメント等のアドレス管理は、すペてメモリコントロ
ーラ206が行うものと想定している。また、転送部2
07とRAM203とメモリコントローラ206とは、
図2のようにバス201でつながれているが、図1では
便宜的に互いに直接接続されているかのように示してあ
る。
【0012】図1の中央の点線で囲んだ転送部207部
分が転送部における本発明に関わる所のブロック図であ
る。INPUT回路102は、メモリコントローラ20
6とのインターフェイスを担当し、RAM203からの
印字データをFIFO(ファーストイン・ファーストア
ウト)メモリ103に書き込む。VIDEOレジスタ1
04は、転送部207の起動や各種モードが設定される
制御レジスタである。このレジスタには、後述する「白
フラグ」レジスタ1041が含まれている。VIDEO
シーケンサ106は、VIDEOレジスタ104に設定
されたモードに従って転送部207の各ブロックを制御
している。OUTPUT回路107は、FIFOメモリ
103に蓄えられたデータを読み取り、適切なデータ幅
及び転送レートで印字部208へ転送する。
【0013】図3はバンド処理の様子を表している。R
AM203には、2バンド分のバンドメモリ203a,
203bが設けられ、2つの連続するバンドについて、
これら2つのバンドメモリを交互に用いて画像展開/出
力処理することによって1ページの印刷処理を行う。具
体的には、バンドメモリ203aに既に画像データが展
開されているとすると、転送部207がこの画像データ
をバンドメモリ203aから逐次読み取り印字部208
へ転送する。この問に描画部205は、次のバンドの描
画データを、バンドメモリ203bに展開する。これを
交互に繰り返すことによって1ページの画像データを出
力する。なお、ここでは、バンド数は各バンドのバンド
幅、高さ及び開始アドレスは固定された値とする。
【0014】VIDEOレジスタ104の「白フラグ」
1041とは、後述する白バンドに対応して白データを
出力するためのフラグである。この「白フラグ」104
1の値が、WHITE信号として出力される。
【0015】図3で表しているようにバンドメモリ20
3aのデータを転送部が転送処理中に、描画部205が
VIDEOレジスタ104の白フラグレジスタ1041
をセットすると、このフラグはそのバンドの処理終了を
知らせるバンドエンド信号が出た以降に有効になり、W
HITE信号として出力される。このWHITE信号に
よって、次のバンドについては、ハードウェアにより強
制的に白データが出力される。その方法を図1を用いて
説明する。
【0016】白フラグレジスタ1041がセットされる
と、その値はWHITE信号として出力される。通常、
転送部207が起動されるとVIDEOシーケンサ10
6よりRQEN信号(リクエストイネーブル信号)がI
NPIUT回路102に出力される。それによって転送
部207とメモリコントローラ206とのハンドシェイ
クが開始される。ここで、WHITE信号がイネーブル
であるとゲート回路105によってRQEN信号がマス
クされ、メモリコントローラ206はRAM203ヘア
クセスせず、バンドデータ203bのデータは読み出さ
れない。また、OUTPUT回路107から出力される
印字データもゲート回路108によってマスクされ、印
字部208へは白データが転送される。
【0017】こうして白データ転送中はバンドメモリ2
03bは読み出されることはなく、印刷に使用されな
い。そこで、バンドメモリ203aに画像データを展開
したら、直ちにさらにその次の画像データをバンドメモ
リ203bに展開できる。こうして効率的にメモリを活
用することができる。また、WHITE信号が有効な期
間はメモリへのアクセスに行かないのでバス効率も向上
する。
【0018】図7を参照中間データの生成及びバンドメ
モリへの画像データの展開について説明する。
【0019】CPU200は、入力データをバンドごと
に分割された中間データに変換する。通常の領域70
1,702,704については、描画部205は生成さ
れた中間データに基づいてバンドメモリへの展開を行
う。本実施形態では、中間データ生成時、白領域70
3,705についてはその領域サイズを特定するサイズ
データと白領域であることを示す識別データが生成され
る。以下この白領域を白バンドと称する。描画部205
は、かかる白バンドについてはバンドメモリへの展開を
行わない。
【0020】なお、上述のように、白バンドの大きさは
可変であるので、バンド幅が固定であっても最終バンド
の幅は他のバンドよりも小さくなることがある。
【0021】<バンドメモリへのデータ展開及びバンド
メモリからのデータ出力手順>ここで、図4乃至図6を
用いて、上述したバンドメモリへのデータ展開及び出力
の手順を説明する。その前に、まずバンド展開及び出力
に用いるレジスタなどを説明しておく。なお、一般的に
はM個のバンドメモリ(1バンドの大きさは可変長でも
よい)を用いた展開処理を行うが、ここではM=2バン
ドでバンドサイズが固定長の場合を考える。
【0022】図6(A)は2つのバンドメモリ203
a,203bを表しており、アドレスA1,A2はそれ
ぞれのバンドメモリの先頭アドレスである。図6(B)
のレジスタ61は、展開したパンドの先頭アドレスを4
つ分セットするためのアドレスレジスタである。ここ
で、ポインタNpは、後述するバンド展開ルーチンが展
開中のバンドの先頭アドレスをセットするためのポイン
タであり、ポインタMpは、アドレスレジスタ61にセ
ットされたアドレスを適切なタイミングでメモリコント
ローラ及びVIDEOレジスタにセットするために用い
られるポインタである。ポインタMp,Npとも、レジ
スタ61の先頭を0として順に1,2,3とオフセット
値で示される。
【0023】バンド展開ルーチンでは、実際にバンド展
開を行うと展開されたバンドの先頭アドレスA1又はA
2をレジスタ61のいずれかにセットする。ただし、各
レジスタの先頭の4ビットをインジケータとして利用
し、展開されたバンドが全て白の白バンドであるとイン
ジケータに“0”を、バンド展開終了であると“F”
を、レジスタ61に充填する。また、アドレスA1ある
いはA2がセットされる場合には、インジケータは0あ
るいはF以外の値であるものとする。
【0024】フラグ62は、バンドメモリ203a,2
03bそれぞれの空き状況を示すエンプティフラグEP
1,EP2である。それぞれ値0で使用中を、1で空
き、すなわち展開OKを示す。バンド展開ルーチンはこ
のフラグをみてどちらかが“1”である時に空いている
ほうのバンドを利用して展開処理を行い、展開した方の
バンドメモリに対してはEPフラグを“0”にセットす
る。
【0025】一方、出力パラメータセットルーチンの方
は、後述するように順に処理をして行き、実アドレス
(インジケータが“0”または“F”でない場合の、バ
ンドメモリのアドレス)にあたったらメモリコントロー
ラ205にそのアドレスをセットしてVIDEO回路か
らバンドエンド信号(図3)が来たら、すなわちそのバ
ンドの印字部への出力処理が終了したらEPフラグを1
にセットする。また、本実施形態では、一旦印字処理を
開始したなら印字部(エンジン)を止められないLBP
のような印刷装置を想定しているので、出力ルーチンの
方はEPフラグをみて動作することはない。
【0026】図4及び図5は、それぞれバンド展開ルー
チン及び出力パラメータセットルーチンのフロチャート
である。なお、「注目バンドメモリ」は、そこへデータ
を展開中のバンドメモリのことである。
【0027】図4において、バンド展開ルーチンが展開
を始めると、まずポインタNpを0にセットし(ステッ
プS401)、全バンドについて終了したか判定する
(ステップS402)。終了していれば、ポインタNp
が示すレジスタの先頭に“F”をセットする(ステップ
S403)。
【0028】一方、残りのバンドがあれば、その注目バ
ンドメモリが白バンドであるか判定する(ステップS4
04)。白バンドであれば、ポインタNpが示すレジス
タの先頭に“0”をセットし(ステップS405)、ポ
インタNpを次に進める(ステップS406)。この
際、レジスタのインジケータに続く桁に、白バンドの幅
を格納しておく。
【0029】また、注目バンドが白バンドでなければ、
フラグEP1及びEP2をテストし(ステップS40
7)、2つとも0ならばバンドメモリは2つとも使用中
であるから、空きを待つ。いずれかが空いていれば、空
いている方のバンドメモリに1バンド分の画像データを
展開する(ステップS408)。そして、そのバンドメ
モリの先頭アドレス(A1またはA2のいずれか)を、
ポインタNpの示すレジスタにセットし(ステップS4
09)、使用したバンドメモリに対応するフラグ(EP
1またはEP2のいずれか)を0にセットする(ステッ
プS410)。そして、ポインタNpを次に進め(ステ
ップS411)、ポインタNpがレジスタの末尾を過ぎ
てしまったなら、先頭に戻す(ステップS412,S4
13)。
【0030】以上を繰り返して、バンドを展開してい
く。
【0031】以上のようにして、バンドメモリに画像デ
ータを展開しつつ、白バンドである場合には、そのこと
を示す値をレジスタ61にセットしておく。
【0032】一方、図5は、転送部207によりバンド
メモリに展開された画像を出力する手順を示す流れ図で
ある。なお、ここで言う「注目バンドメモリ」は、そこ
から出力中のバンドメモリのことである。
【0033】まず、ポインタMpを先頭にセットし(ス
テップS501)、ポインタNpの値と比較する(ステ
ップS502)。ポインタNpの値のほうが大きけれ
ば、バンドが展開されている、ということであるから、
印字部208内の不図示のビデオ回路を起動する(ステ
ップS503)。その後、ポインタMpで示されるレジ
スタのインジケータ部が“F”である(ステップS50
4)、あるいは“0”であるか判定する(ステップS5
06)。レジスタのインジケータ部が“F”の場合に
は、展開されているバンドはもう無いのでビデオ回路を
停止する(ステップS505)。
【0034】一方、レジスタのインジケータ部が“0”
の場合には、白フラグを“1”にセットする。この際、
インジケータに続く桁に記憶されている白バンドの幅を
ビデオシーケンサにセットし(ステップS507)、ポ
インタMpをひとつ進める(ステップS508)。
【0035】レジスタのインジケータ部が0でもFでも
ない場合には、メモリコントローラ部205に、ポイン
タNpの指し示すレジスタに格納されているアドレスを
セットし、白フラグを“0”にセットする(ステップS
509)。このとき、バンド幅もセットするが、バンド
メモリの幅は固定されているものとしているので、この
幅に見合った所定の値をセットすればよい。そして、ポ
インタMpをひとつ進める(ステップS510)。
【0036】こうして、出力パラメータをセットする
と、メモリコントローラの制御の下に、セットされたア
ドレスからセットされた幅の分だけデータが読み出さ
れ、印字部208にある不図示のビデオ回路に送られ
て、印刷される。ビデオ回路は、出力を終えるとバンド
エンド信号を転送部207に返す。ステップS511で
は、このバンドエンド信号を待つ。
【0037】バンドエンド信号が返ってきたなら、注目
バンドの出力を終えたので、まずポインタNpの示すレ
ジスタのインジケータ部が0であるか、すなわち出力さ
れたのが白バンドであるか判定し(ステップS51
2)、白バンドで無ければ、使用していたバンドメモリ
が解放されたので、そのバンドメモリに対応するフラグ
EP1あるいはEP2のいずれかを1にセットする(ス
テップS513)。そして、ポインタMpがレジスタの
末尾を越えていれば先頭に戻し(ステップS514,S
515)、次のバンドのために出力パラメータの設定を
繰り返す。
【0038】このように、パンド展開が行われると、出
力パラメータセットルーチンはレジスタ61から実行ア
ドレス(A1またはA2)を読み出してメモリコントロ
ーラにセットし、また、VIDEOレジスタに対して適
切なパラメータをセットする。この時は、読み出された
レジスタ61の内容はA1またはA2であって“0”で
はないので、白フラグ1041は“0”にセットされ
る。また、レジスタ61の内容が“0”であると、メモ
リコントローラに対するアドレスセットは行われずに、
VIDEOレジスタの白フラグ1041を“1”にセッ
トする。
【0039】さらに、ポインタMpが指すレジスタが
“F”であると、バンド終了とみなしてVIDEOレジ
スタの起動フラグをディスエーブルにして出力処理を終
了する。
【0040】なお、前述したように、白バンドの大きさ
は可変であるので、白バンドが連続することはなく、必
ず白バンドの後は実アドレスがセットされる。したがっ
て、2バンド処理の場合は、出力中のバンドが白バンド
で、その後に続く2つのバンドデータがバンドメモリに
格納され、そのバンドの間に1つの白バンドが存在して
いる状態が、最も多くのバンドが処理中であるような状
態となる。これら4つのバンドを記憶しておくためには
4つのアドレスレジスタがあれば充分であるため、レジ
スタ61の有するレジスタ数が4に決定されている。同
様に、バンドメモリの数が1つ増えるごとに、それに白
バンドが隣接し得るために、アドレスレジスタを2つ増
やす必要が有る。
【0041】以上のように、白フラグレジスタ1041
の値がWHITE信号として出力されるため、全体が白
のバンドのデータは、それが格納されたバンドメモリか
らデータが読み出されなくとも、強制的に白画素データ
として出力される。このため、全体が白のバンドについ
てはバンドメモリへの展開を必要とせず、バンド展開ル
ーチンは、その白バンドの次のバンドの展開をただちに
開始できる。それにより効率良くメモリを利用してデー
タの展開及び出力を行うことができる。 [第2の実施の形態]上記実施の形態ではバンド数は固
定であるとしたが、バンド数は任意の数でよい。また、
各バンドのバンド幅、高さ及び開始アドレスは任意に可
変とすること)できる。 [第3の実施の形態]第1の実施の形態では、ゲート回
路108によって印字データをマスクしていたが、バン
ドエンド信号が出力されたらFIFOメモリ103にリ
セットをかけてもよい。これによってFIFOメモリが
フラッシュされるのでそのバンド処理の期間白データし
か印字部には転送されない。こうすることで、ゲート1
08を省くことができる。
【0042】また上述の実施形態では、レジスタ61の
先頭4ビットで、白バンドがバンド展開終了を示した
が、実アドレスA1,A2として使用されない値ならば
他の値であっても良い。またバンド幅をそれに続くビッ
トで表したが、他の領域に保持しても良いし、中間デー
タ生成時のサイズデータを参照して直接幅データをセッ
トしても良い。
【0043】また、上述の実施形態では、白バンドの幅
を可変としたが、通常のバンド幅の同じであっても良
い。その場合には、白バンドが連続することがあるの
で、レジスタ61の数を増やすか、レジスタが空くまで
待つ必要がある。
【0044】
【他の実施形態】なお、本発明は、複数の機器(例えば
ホストコンピュータ,インタフェイス機器,リーダ,プ
リンタなど)から構成されるシステムに適用しても、一
つの機器からなる装置(例えば、複写機,ファクシミリ
装置など)に適用してもよい。
【0045】また、本発明の目的は、前述した実施形態
の機能を実現するソフトウェアのプログラムコードを記
録した記憶媒体を、システムあるいは装置に供給し、そ
のシステムあるいは装置のコンピュータ(またはCPU
や丸4PU)が記憶媒体に格納されたプログラムコード
を読出し実行することによっても達成される。
【0046】この場合、記憶媒体から読出されたプログ
ラムコード自体が前述した実施形態の機能を実現するこ
とになり、そのプログラムコードを記憶した記憶媒体は
本発明を構成することになる。
【0047】プログラムコードを供給するための記憶媒
体としては、例えば、フロッピディスク,ハードディス
ク,光ディスク,光磁気ディスク,CD−ROM,CD
−R,磁気テープ,不揮発性のメモリカード,ROMな
どを用いることができる。
【0048】また、コンピュータが読出したプログラム
コードを実行することにより、前述した実施形態の機能
が実現されるだけでなく、そのプログラムコードの指示
に基づき、コンピュータ上で稼働しているOS(オペレ
ーティングシステム)などが実際の処理の一部または全
部を行い、その処理によって前述した実施形態の機能が
実現される場合も含まれる。
【0049】さらに、記憶媒体から読出されたプログラ
ムコードが、コンピュータに挿入された機能拡張ボード
やコンピュータに接続された機能拡張ユニットに備わる
メモリに書込まれた後、そのプログラムコードの指示に
基づき、その機能拡張ボードや機能拡張ユニットに備わ
るCPUなどが実際の処理の一部または全部を行い、そ
の処理によって前述した実施形態の機能が実現される場
合も含まれる。
【0050】
【発明の効果】上記説明したように、本発明によれば、
全体が白のバンドについてはそのデータを格納している
メモリへのアクセスを行わないようにすることで、効率
良くメモリを利用してデータの展開及び出力ができると
いう効果を奏する。また、メモリへのアクセス頻度を減
らせるために、バスのトラフィックを減少させることが
できる。
【0051】
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係る印刷装置の転送部のブロック図で
ある。
【図2】本発明に係る印刷装置のブロック図である。
【図3】バンディング処理の一例を示す図である。
【図4】画像データ展開処理手順を示す図である。
【図5】画像データ出力処理手順を示す図である。
【図6】バンディング処理を説明する図である。
【図7】中間データの構造を示す図である。

Claims (12)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 画像データを格納する少なくとも2つの
    バンドメモリと、 前記バンドメモリに画像データを展開するデータ展開手
    段と、 前記バンドメモリに展開された画像データを出力すると
    ともに、白データ領域については、バンドメモリにアク
    セスせずに白画素データを出力する出力手段とを備える
    ことを特徴とする印刷装置。
  2. 【請求項2】 前記展開手段により展開されない白デー
    タ領域について、その領域サイズを示すデータと白フラ
    グとをセットすることを特徴とする請求項1に記載の印
    刷装置。
  3. 【請求項3】 前記データ展開手段は、白領域につい
    ては画像データの展開を行うことなく次のバンドの画像
    データを展開することを特徴とする請求項1に記載の印
    刷装置。
  4. 【請求項4】 前記展開手段は、前記白データ領域に対
    応して白フラグをセットし、前記出力手段は、セットさ
    れた前記白フラグを参照して画像データを出力すること
    を特徴とする請求項1に記載の印刷装置。
  5. 【請求項5】 前記出力手段は、前記バンドメモリから
    読み出したデータをいったん格納するバッファを有する
    ことを特徴とする請求項1に記載の印刷装置。
  6. 【請求項6】 前記出力手段は、セットされた前記白フ
    ラグにより、前記バンドメモリへのアクセス信号を禁止
    する手段と、出力する画像データをマスクして白データ
    を出力する手段とを有することを特徴とする請求項1に
    記載の印刷装置。
  7. 【請求項7】 それぞれ画像データが展開されているバ
    ンドメモリの位置を指定する位置データを格納する複数
    のレジスタを更に備え、前記展開手段は、白データ領域
    に対応したレジスタに白フラグをセットし、前記出力手
    段は、前記レジスタの値を参照して画像データを出力す
    ることを特徴とする請求項1に記載の印刷装置。
  8. 【請求項8】 画像データを格納する少なくとも2つの
    バンドメモリを用いる印刷方法であって、 前記バンドメモリに画像データを展開するデータ展開工
    程と、 前記バンドメモリに展開された画像データを出力すると
    ともに、白バンド領域については、前記バンドメモリに
    アクセスせずに白画素データを出力する出力工程とを備
    えることを特徴とする印刷方法。
  9. 【請求項9】 前記展開工程により展開されない白デー
    タ領域については、その領域サイズを示すデータと白フ
    ラグとをセットすることを特徴とする請求項8に記載の
    印刷方法。
  10. 【請求項10】 前記データ展開工程は、白データ領
    域については、画像データの展開を行うことなく、次の
    バンドの画像データを展開することを特徴とする請求項
    8に記載の印刷方法。
  11. 【請求項11】 前記展開工程は、前記白データ領域に
    対応して白フラグをセットし、前記出力工程は、セット
    された前記白フラグを参照して画像データを出力するこ
    とを特徴とする請求項8に記載の印刷方法。
  12. 【請求項12】 前記出力工程は、セットされた前記白
    フラグにより、前記バンドメモリへのアクセス信号を禁
    止する工程と、出力する画像データをマスクして白画素
    を出力する工程とを有することを特徴とする請求項11
    に記載の印刷方法。
JP10057247A 1998-03-09 1998-03-09 印刷方法及び装置 Pending JPH11254760A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP10057247A JPH11254760A (ja) 1998-03-09 1998-03-09 印刷方法及び装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP10057247A JPH11254760A (ja) 1998-03-09 1998-03-09 印刷方法及び装置

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH11254760A true JPH11254760A (ja) 1999-09-21

Family

ID=13050211

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP10057247A Pending JPH11254760A (ja) 1998-03-09 1998-03-09 印刷方法及び装置

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPH11254760A (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US7301669B1 (en) 1999-11-30 2007-11-27 Ricoh Printing Systems, Ltd. Color printing apparatus

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US7301669B1 (en) 1999-11-30 2007-11-27 Ricoh Printing Systems, Ltd. Color printing apparatus

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US7716387B2 (en) Memory control apparatus and method
JP2000216935A (ja) 複合機器の情報処理システム
JP2000211216A (ja) 複合機器の情報処理方法及びシステム
JP3803196B2 (ja) 情報処理装置、情報処理方法および記録媒体
JP2001014212A (ja) メモリ制御装置及び方法とそれを用いた描画装置及び印刷装置
US7962673B2 (en) Method and apparatus for accessing a data bus to transfer data over the data bus
JPH11254760A (ja) 印刷方法及び装置
JP3554237B2 (ja) 画像処理装置及びその方法
US7187385B2 (en) Image processing apparatus
US6678804B1 (en) Apparatus and method for memory access control
US5764865A (en) Page printer controller
JP3809284B2 (ja) 画像生成装置及びその制御方法及び印刷装置
JP3715765B2 (ja) バンドメモリサイズ決定方式および記録媒体
JP2999662B2 (ja) 印刷制御装置および印刷制御方法
US6980314B1 (en) Method and device for improving utilization of a bus
JP4514173B2 (ja) データ処理方法および画像処理装置
JPH11203059A (ja) 画像入出力処理装置および画像入出力処理装置のメモリアクセス方法およびコンピュータが読み出し可能なプログラムを格納した記憶媒体
JP3700410B2 (ja) プリンタシステムおよびプリント制御方法
JPH11115258A (ja) 出力制御装置及び方法
JP2003241917A (ja) 画像処理装置、画像処理方法、プログラム及び記憶媒体
JP2001167046A (ja) 画像処理装置
JP2902709B2 (ja) 画像処理装置
JP3270149B2 (ja) データ転送装置
JPH08152978A (ja) プリンタエンジンの制御装置
JPH0830251A (ja) ベクトル文字処理装置

Legal Events

Date Code Title Description
A02 Decision of refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02

Effective date: 20030526