JPH11254343A - タンクドッキング装置 - Google Patents

タンクドッキング装置

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Publication number
JPH11254343A
JPH11254343A JP5956798A JP5956798A JPH11254343A JP H11254343 A JPH11254343 A JP H11254343A JP 5956798 A JP5956798 A JP 5956798A JP 5956798 A JP5956798 A JP 5956798A JP H11254343 A JPH11254343 A JP H11254343A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
tank
docking
roller conveyor
rollers
docking device
Prior art date
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Pending
Application number
JP5956798A
Other languages
English (en)
Inventor
Tomoya Kimura
智哉 木村
Harumichi Iizawa
治通 飯沢
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Toshiba Corp
Toshiba FA Systems Engineering Corp
Original Assignee
Toshiba Corp
Toshiba FA Systems Engineering Corp
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Filing date
Publication date
Application filed by Toshiba Corp, Toshiba FA Systems Engineering Corp filed Critical Toshiba Corp
Priority to JP5956798A priority Critical patent/JPH11254343A/ja
Publication of JPH11254343A publication Critical patent/JPH11254343A/ja
Pending legal-status Critical Current

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Abstract

(57)【要約】 【課題】タンクのドッキング作業を、安全にかつ簡易に
行なえるタンクドッキング装置を提供すること。 【解決手段】パイプ形状をなすタンク1のドッキングを
行なうタンクドッキング装置であり、前記タンク1の上
下方向への位置合せを行なうリフター2と、前記タンク
1の左右方向への位置合せを行なう直動案内3と、前記
タンク1をドッキング部7と締結するために前後方向へ
移動させるローラコンベア5と、を具備。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、パイプ形状のタン
クのドッキングに適用されるタンクドッキング装置に関
する。
【0002】
【従来の技術】従来、タンクのドッキング作業は、工場
内では天井クレーンを、現地では移動式クレーンを用
い、すでに設置されている装置のドッキング部に対して
タンクの位置合せを行ない、ボルト締めをすることによ
り行なっていた。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】従来のタンクのドッキ
ング作業では、タンクをクレーンにより吊り上げて位置
合せを行ない、さらに作業者がボルト締めを行なうとい
う危険な作業が行なわれている。また、クレーンを用い
たタンクのボルト穴への位置合せは、極めて困難な作業
である。本発明の目的は、タンクのドッキング作業を、
安全にかつ簡易に行なえるタンクドッキング装置を提供
することにある。
【0004】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決し目的を
達成するために、本発明のタンクドッキング装置は以下
の如く構成されている。 (1)本発明のタンクドッキング装置は、パイプ形状を
なすタンクのドッキングを行なうタンクドッキング装置
であり、前記タンクの上下方向への位置合せを行なうリ
フターと、前記タンクの左右方向への位置合せを行なう
直動案内と、前記タンクをドッキング部と締結するため
に前後方向へ移動させるローラコンベアと、から構成さ
れている。 (2)本発明のタンクドッキング装置は上記(1)に記
載の装置であり、かつ前記ローラコンベアの前方及び後
方に、各ローラの間隔が変更可能なターニングロールを
備えている。 (3)本発明のタンクドッキング装置は上記(1)また
は(2)に記載の装置であり、かつ前記タンクドッキン
グ装置の下部に車輪を備えている。
【0005】上記手段を講じた結果、それぞれ次のよう
な作用が生じる。 (1)本発明のタンクドッキング装置によれば、タンク
のドッキング部への位置合せのために、上下、左右、前
後の3自由度を持たせるため、従来のクレーン吊りによ
るドッキング作業のような不安定で危険な作業を行なう
こと無く、簡単な操作で安全に効率よくドッキング作業
を行なうことができる。 (2)本発明のタンクドッキング装置によれば、各ター
ニングロールのローラの間隔を狭めることにより、タン
クをローラコンベア上に載せて回転させることができ
る。これにより、タンクの端に付いたフランジのボルト
穴を、対象となる既設装置のドッキング部に合せ、簡単
にドッキングを行なうことができる。 (3)本発明のタンクドッキング装置によれば、装置全
体の移動が可能になり、定位置作業以外の現地作業にお
いても、本装置を使用し安全な状態でタンクドッキング
作業を行なうことができる。
【0006】
【発明の実施の形態】図1乃至図3は、本発明の実施の
形態に係るタンクドッキング装置の構成を示す図であ
り、図1は正面図、図2は側面図、図3は平面図であ
る。図1乃至図3に示すタンクドッキング装置では、上
下方向に稼動するリフター2上に、図1に示すように直
線状に配設された二つの直動案内3からなる組が、図2
に示すように前後方向に対して二組並設されている。前
記各組の直動案内3,3には台車31が載せられてい
る。
【0007】また、台車31上には、各直動案内3によ
る台車31の直動方向と平行するよう二つのターニング
ロール4,4が並設されている。各ターニングロール
4,4には、その回転方向が前記直動方向と直行する二
つのローラ4a,4aが、図3に示すように所定間隔を
もって設けられている。二つのターニングロール4,4
の間には、複数のローラを有し各ローラの回転方向がロ
ーラ4a,4aの回転方向と同一である二組のローラコ
ンベア5,5が設けられている。ローラコンベア5,5
上には、タンク1が載せられる。タンク1はパイプ形状
をなし、フランジに複数のボルト穴1aが設けられてい
る。
【0008】作業者がリフター2を操作することによ
り、タンク1の上下方向の位置合せが行なわれ、ハンド
ル32を回転することで、各直動案内3上の台車31が
左右方向へ移動することにより、タンク1の左右方向の
位置合せが行なわれる。また、作業者が各ターニングロ
ール4のハンドル41を回転することで、各ローラ4a
が回転することによりタンク1を回転させ、タンク1に
設けられたボルト穴1aの位置合せを行なう。各ローラ
コンベア5は、タンク1を既設装置のドッキング部と合
せるためにタンク1を前後方向へ移動させる。リフター
2の下部には、当該タンクドッキング装置全体の移動を
行なうために、四つの車輪6が設けられている。
【0009】図4は、当該タンクドッキング装置による
タンクのドッキングの様子を示す図である。図4に示す
ように、タンク1が長尺のものであっても、当該タンク
ドッキング装置Aを複数台使用しタンク1を載せること
により、既設装置Bのドッキング部7への安定したドッ
キング作業を行なえる。
【0010】以上のように構成されたタンクドッキング
装置の動作を説明する。初めに、作業者がクレーンを用
いてタンク1を各ローラコンベア5の上に載せ、リフタ
ー2を操作することにより、ドッキングを行なう位置へ
の上下方向の位置合せを行なう。次に、作業者がハンド
ル32を回転することで、図示しないラックアンドピニ
オン機構により台車31を直動案内3上で左右方向へ移
動させ、タンク1の水平方向の位置合せを行なう。
【0011】続いて、作業者が各ハンドル41をそれぞ
れ内側へ回転することで、図示しないギア機構により二
つのターニングロール4におけるローラ4aを回転さ
せ、それらのなす間隔を狭めることにより、タンク1を
各ローラコンベア5からターニングロール4の上に載せ
る。そして、タンク1と既設装置Bのドッキング部7と
のボルト締めを行なうために、作業者が各ハンドル41
を回転することでタンク1を回転させる。これにより、
タンク1の各ボルト穴1aを、既設装置Bにおける対応
する各ボルト穴へ位置合せする。
【0012】最後に、作業者が各ハンドル41をそれぞ
れ外側へ回転することで、二つのターニングロール4に
おけるローラ4aの間隔を再び広げ、タンク1を各ロー
ラコンベア5の上に載せる。そして、各ローラコンベア
5上のタンク1をタンクドッキング装置A,Aごと既設
装置Bの方向へ押出し、タンク1のフランジと既設装置
Bのドッキング部7とを接触させ、タンク1とドッキン
グ部7とのボルト締めを行なう。
【0013】以上のように本実施の形態のタンクドッキ
ング装置によれば、これまでクレーン吊りにより行なわ
れ危険の多かったドッキング作業を、簡単な操作で安全
にかつ安定した状態で行なうことができる。また、従来
の方法では、微妙な位置合せは極めて困難な作業であっ
たが、ハンドル操作にて簡単に微妙な位置合せを行なえ
るようになる。さらに、従来ではドッキング作業に関わ
る作業者として、クレーン操縦者、オペレーター、組立
作業者の少なくとも三人が必要であったが、当該タンク
ドッキング装置を使用することにより、一人の作業者に
て全作業を行なうことができ、二人の省人化が可能にな
る。
【0014】なお、本発明は上記実施の形態のみに限定
されず、要旨を変更しない範囲で適宜変形して実施でき
る。 (実施の形態のまとめ)実施の形態に示された構成及び
作用効果をまとめると次の通りである。 [1]実施の形態に示されたタンクドッキング装置は、
パイプ形状をなすタンク1のドッキングを行なうタンク
ドッキング装置であり、前記タンク1の上下方向への位
置合せを行なうリフター2と、前記タンク1の左右方向
への位置合せを行なう直動案内3と、前記タンク1をド
ッキング部7と締結するために前後方向へ移動させるロ
ーラコンベア5と、から構成されている。
【0015】したがって上記タンクドッキング装置によ
れば、タンク1のドッキング部7への位置合せのため
に、上下、左右、前後の3自由度を持たせるため、従来
のクレーン吊りによるドッキング作業のような不安定で
危険な作業を行なうこと無く、簡単な操作で安全に効率
よくドッキング作業を行なうことができる。 [2]実施の形態に示されたタンクドッキング装置は上
記[1]に記載の装置であり、かつ前記ローラコンベア
5の前方及び後方に、各ローラ4aの間隔が変更可能な
ターニングロール4を備えた。
【0016】したがって上記タンクドッキング装置によ
れば、各ターニングロール4のローラ4aの間隔を狭め
ることにより、タンク1をローラコンベア5上に載せて
回転させることができる。これにより、タンク1の端に
付いたフランジのボルト穴1aを、対象となる既設装置
Bのドッキング部7に合せ、簡単にドッキングを行なう
ことができる。 [3]実施の形態に示されたタンクドッキング装置は上
記[1]または[2]に記載の装置であり、かつ前記タ
ンクドッキング装置の下部に車輪6を備えた。
【0017】したがって上記タンクドッキング装置によ
れば、装置全体の移動が可能になり、定位置作業以外の
現地作業においても、本装置を使用し安全な状態でタン
クドッキング作業を行なうことができる。
【0018】
【発明の効果】本発明のタンクドッキング装置によれ
ば、従来のクレーン吊りによるドッキング作業のような
危険な作業が削減され、ドッキングに係る位置決めを安
全にかつ簡易に行なえる。よって、従来のドッキング作
業時のクレーン吊りにより発生するタンクの落下の危険
が無くなり、極めて困難であった位置決め作業を効率良
く行なえ、作業効率の向上と作業人員の削減を図ること
ができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施の形態に係るタンクドッキング装
置の構成を示す正面図。
【図2】本発明の実施の形態に係るタンクドッキング装
置の構成を示す側面図。
【図3】本発明の実施の形態に係るタンクドッキング装
置の構成を示す平面図。
【図4】本発明の実施の形態に係るタンクドッキング装
置によるタンクのドッキングの様子を示す図。
【符号の説明】
1…タンク 1a…ボルト穴 2…リフター 3…直動案内 31…台車 32…ハンドル 4…ターニングロール 4a…ローラ 41…ハンドル 5…ローラコンベア 6…車輪 7…ドッキング部 A…タンクドッキング装置 B…既設装置
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 飯沢 治通 神奈川県川崎市川崎区浮島町2番1号 株 式会社東芝浜川崎工場内

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】パイプ形状をなすタンクのドッキングを行
    なうタンクドッキング装置であり、 前記タンクの上下方向への位置合せを行なうリフター
    と、 前記タンクの左右方向への位置合せを行なう直動案内
    と、前記タンクをドッキング部と締結するために前後方
    向へ移動させるローラコンベアと、 を具備したことを特徴とするタンクドッキング装置。
  2. 【請求項2】前記ローラコンベアの前方及び後方に、各
    ローラの間隔が変更可能なターニングロールを備えたこ
    とを特徴とする請求項1に記載のタンクドッキング装
    置。
  3. 【請求項3】前記タンクドッキング装置の下部に車輪を
    備えたことを特徴とする請求項1または2に記載のタン
    クドッキング装置。
JP5956798A 1998-03-11 1998-03-11 タンクドッキング装置 Pending JPH11254343A (ja)

Priority Applications (1)

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JP5956798A JPH11254343A (ja) 1998-03-11 1998-03-11 タンクドッキング装置

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JP5956798A JPH11254343A (ja) 1998-03-11 1998-03-11 タンクドッキング装置

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JP5956798A Pending JPH11254343A (ja) 1998-03-11 1998-03-11 タンクドッキング装置

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Cited By (5)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR20020028366A (ko) * 2000-10-09 2002-04-17 김병화 권취용 지관의 탈,장착용 샤프트 고정장치
CN102513958A (zh) * 2011-12-05 2012-06-27 重庆川东船舶重工有限责任公司 梁体对接装配工装
KR101162911B1 (ko) * 2009-06-02 2012-07-05 장석주 몰드 금형 사상을 위한 치구
CN103223658A (zh) * 2013-04-28 2013-07-31 江苏曙光石油钻采设备有限公司 钻杆接头卧姿上扣台架
CN111216061A (zh) * 2020-03-10 2020-06-02 沧州渤海石化工程有限公司 一种石油管道安装装置

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KR20020028366A (ko) * 2000-10-09 2002-04-17 김병화 권취용 지관의 탈,장착용 샤프트 고정장치
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CN102513958A (zh) * 2011-12-05 2012-06-27 重庆川东船舶重工有限责任公司 梁体对接装配工装
CN103223658A (zh) * 2013-04-28 2013-07-31 江苏曙光石油钻采设备有限公司 钻杆接头卧姿上扣台架
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