JPH11253388A - 内視鏡 - Google Patents
内視鏡Info
- Publication number
- JPH11253388A JPH11253388A JP10058106A JP5810698A JPH11253388A JP H11253388 A JPH11253388 A JP H11253388A JP 10058106 A JP10058106 A JP 10058106A JP 5810698 A JP5810698 A JP 5810698A JP H11253388 A JPH11253388 A JP H11253388A
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- JP
- Japan
- Prior art keywords
- outer tube
- endoscope
- distal end
- tube
- bending
- Prior art date
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- Endoscopes (AREA)
- Instruments For Viewing The Inside Of Hollow Bodies (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【課題】本発明の目的とするところは、湾曲部の外皮チ
ューブの端部を簡便な作業により、挿入部に確実に固定
し、かつ外皮チューブの端部の水密性を十分に確保でき
る内視鏡を提供することにある。 【解決手段】本発明は、挿入部2に設けられた湾曲部1
2に外皮チューブ35を被覆した内視鏡1において、上
記外皮チューブ35の端部を挿入部2の軸方向に押圧し
て挟み込んで締付け固定する押圧部材30と押圧受け部
39を設けて上記外皮チューブ35の端部を挿入部2の
軸方向に押圧して湾曲部12の端部に固定する。外皮チ
ューブ35が挿入部2に対して確実かつ水密的に固定さ
れる。
ューブの端部を簡便な作業により、挿入部に確実に固定
し、かつ外皮チューブの端部の水密性を十分に確保でき
る内視鏡を提供することにある。 【解決手段】本発明は、挿入部2に設けられた湾曲部1
2に外皮チューブ35を被覆した内視鏡1において、上
記外皮チューブ35の端部を挿入部2の軸方向に押圧し
て挟み込んで締付け固定する押圧部材30と押圧受け部
39を設けて上記外皮チューブ35の端部を挿入部2の
軸方向に押圧して湾曲部12の端部に固定する。外皮チ
ューブ35が挿入部2に対して確実かつ水密的に固定さ
れる。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、挿入部の湾曲部に
おける外皮チューブの取付け構造を改良した内視鏡に関
する。
おける外皮チューブの取付け構造を改良した内視鏡に関
する。
【0002】
【従来の技術】一般に内視鏡は、挿入部に湾曲部を有
し、手元操作部での操作によりその湾曲部を湾曲するよ
うになっている。このような内視鏡での湾曲部は軸方向
に連結した複数の湾曲コマを網状管で覆い、さらに網状
管の外周を柔軟性のあるゴム等の軟性材料によって作ら
れた外皮チューブで被覆することにより液密的な構造に
したものである。そして、湾曲部に外皮チューブを組み
付ける方法としては外皮チューブの両端部分に糸を巻き
付けると共に、その糸巻き部を接着剤で固めるものであ
った。
し、手元操作部での操作によりその湾曲部を湾曲するよ
うになっている。このような内視鏡での湾曲部は軸方向
に連結した複数の湾曲コマを網状管で覆い、さらに網状
管の外周を柔軟性のあるゴム等の軟性材料によって作ら
れた外皮チューブで被覆することにより液密的な構造に
したものである。そして、湾曲部に外皮チューブを組み
付ける方法としては外皮チューブの両端部分に糸を巻き
付けると共に、その糸巻き部を接着剤で固めるものであ
った。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、このよ
うな従来の外皮チューブを組み付ける方法では糸を巻き
付けるのに多大な手間がかかり、さらに接着剤の塗布や
硬化にも手間と時間がかかり面倒なものであった。しか
も、これらの作業は熟練を要し、また作業者によって仕
上がり状態にバラツキがあった。そこで、特開平7−1
84843号公報には外皮チューブの一端に係止部材を
一体的に取着しておき、この係止部材を湾曲部に対して
接着して取り付けるようにしたものが提案されている。
しかし、この方式にあっても、湾曲部に対して係止部材
を水密的に接着させなくてはならず、その水密性を確保
するための接着作業等が面倒であり、作業性が悪かっ
た。さらに、外皮チューブに係止部材を一体成型しなく
てはならないために、このユニット部材が高価なものに
なってしまうという欠点があった。
うな従来の外皮チューブを組み付ける方法では糸を巻き
付けるのに多大な手間がかかり、さらに接着剤の塗布や
硬化にも手間と時間がかかり面倒なものであった。しか
も、これらの作業は熟練を要し、また作業者によって仕
上がり状態にバラツキがあった。そこで、特開平7−1
84843号公報には外皮チューブの一端に係止部材を
一体的に取着しておき、この係止部材を湾曲部に対して
接着して取り付けるようにしたものが提案されている。
しかし、この方式にあっても、湾曲部に対して係止部材
を水密的に接着させなくてはならず、その水密性を確保
するための接着作業等が面倒であり、作業性が悪かっ
た。さらに、外皮チューブに係止部材を一体成型しなく
てはならないために、このユニット部材が高価なものに
なってしまうという欠点があった。
【0004】また、実公昭63−14806号公報には
湾曲部の外皮チューブの両端部にリング状バンドを被せ
て締着させる方式のものが提案されている。しかし、こ
の方式は固定強度の面において問題がある。特に外皮チ
ューブにかかる挿入部の軸方向の力に対して固定強度が
弱いという問題点があった。このような軸方向の力は湾
曲部を湾曲させた際や、洗浄時に内視鏡の挿入部をスポ
ンジ等でこすった際などに生じるものであり、この作用
が繰り返し外皮チューブに加わるため、耐久性の点で問
題があった。
湾曲部の外皮チューブの両端部にリング状バンドを被せ
て締着させる方式のものが提案されている。しかし、こ
の方式は固定強度の面において問題がある。特に外皮チ
ューブにかかる挿入部の軸方向の力に対して固定強度が
弱いという問題点があった。このような軸方向の力は湾
曲部を湾曲させた際や、洗浄時に内視鏡の挿入部をスポ
ンジ等でこすった際などに生じるものであり、この作用
が繰り返し外皮チューブに加わるため、耐久性の点で問
題があった。
【0005】本発明は上記課題に着目してなされたもの
であり、その目的とするところは、湾曲部の外皮チュー
ブの端部を簡便な作業により、挿入部に確実に固定し、
かつ外皮チューブの端部の水密性を十分に確保できる内
視鏡を提供することにある。
であり、その目的とするところは、湾曲部の外皮チュー
ブの端部を簡便な作業により、挿入部に確実に固定し、
かつ外皮チューブの端部の水密性を十分に確保できる内
視鏡を提供することにある。
【0006】
【課題を解決するための手段及び作用】本発明は、挿入
部に設けられた湾曲部に外皮チューブを被覆した内視鏡
において、上記外皮チューブの端部を挿入部の軸方向に
押圧して挟み込んで締付け固定するようにした固定手段
を設けたものである。上記外皮チューブの端部を挿入部
の軸方向に押圧して湾曲部の端部に固定するため、外皮
チューブが挿入部に対して確実かつ水密的に固定され
る。
部に設けられた湾曲部に外皮チューブを被覆した内視鏡
において、上記外皮チューブの端部を挿入部の軸方向に
押圧して挟み込んで締付け固定するようにした固定手段
を設けたものである。上記外皮チューブの端部を挿入部
の軸方向に押圧して湾曲部の端部に固定するため、外皮
チューブが挿入部に対して確実かつ水密的に固定され
る。
【0007】
【発明の実施の形態】[第1の実施形態]図1〜図10
を参照して、本発明の第1の実施形態を説明する。 (構成)図1は本実施形態に係る内視鏡1が適用される
内視鏡装置を概略的に示したものであり、図2は内視鏡
1の全体を示すものである。内視鏡1は体腔内に挿入さ
れる軟性の挿入部2と、この挿入部2の基端に接続さ
れ、検査者が把持して内視鏡操作を行うための把持操作
部3と、この把持操作部3に接続され、光源装置4及び
ビデオプロセッサ5に接続するための可撓性のユニバー
サルコード6を備える。内視鏡1の挿入部2は先端側か
ら順に硬性な先端構成部11と、上下左右に湾曲自在な
湾曲部12と、可撓性のある可撓管部13を配置すると
共に、これらの部材を順に接続してなるものである。先
端構成部11には図3で示すように対物レンズ7、照明
レンズ8、鉗子チャンネル口9及びノズル10が設けら
れている。
を参照して、本発明の第1の実施形態を説明する。 (構成)図1は本実施形態に係る内視鏡1が適用される
内視鏡装置を概略的に示したものであり、図2は内視鏡
1の全体を示すものである。内視鏡1は体腔内に挿入さ
れる軟性の挿入部2と、この挿入部2の基端に接続さ
れ、検査者が把持して内視鏡操作を行うための把持操作
部3と、この把持操作部3に接続され、光源装置4及び
ビデオプロセッサ5に接続するための可撓性のユニバー
サルコード6を備える。内視鏡1の挿入部2は先端側か
ら順に硬性な先端構成部11と、上下左右に湾曲自在な
湾曲部12と、可撓性のある可撓管部13を配置すると
共に、これらの部材を順に接続してなるものである。先
端構成部11には図3で示すように対物レンズ7、照明
レンズ8、鉗子チャンネル口9及びノズル10が設けら
れている。
【0008】把持操作部3には、先端構成部11の向き
を上下左右に指向させるために湾曲部12の湾曲動作を
制御する上下湾曲操作ノブ15と左右湾曲操作ノブ16
と、各ノブ15,16を操作位置に固定するロック用ノ
ブ17,18と、送気送液機能を制御する送気/送液ボ
タン19と、吸引機能を制御する吸引ボタン20と、処
置具等を導入する鉗子導入口21と、光源装置4の光量
調整やビデオプロセッサ5に設けられた映像記録機能等
を遠隔的に操作する操作スイッチ22などが設けられて
いる。
を上下左右に指向させるために湾曲部12の湾曲動作を
制御する上下湾曲操作ノブ15と左右湾曲操作ノブ16
と、各ノブ15,16を操作位置に固定するロック用ノ
ブ17,18と、送気送液機能を制御する送気/送液ボ
タン19と、吸引機能を制御する吸引ボタン20と、処
置具等を導入する鉗子導入口21と、光源装置4の光量
調整やビデオプロセッサ5に設けられた映像記録機能等
を遠隔的に操作する操作スイッチ22などが設けられて
いる。
【0009】図1で示すように、ユニバーサルコード6
の延出先端には光源装置4へ着脱自在に接続されるコネ
クタ23が設けられており、このコネクタ23にはビデ
オプロセッサ5に接続される信号ケーブル24が接続さ
れている。
の延出先端には光源装置4へ着脱自在に接続されるコネ
クタ23が設けられており、このコネクタ23にはビデ
オプロセッサ5に接続される信号ケーブル24が接続さ
れている。
【0010】内視鏡1の挿入部2における先端構成部1
1には上記対物レンズ7を含む図示しない対物光学系
と、同じく図示しない固体撮像素子等からなる撮像手段
とが組み込まれており、この撮像手段による信号は図示
しない信号線や信号ケーブル24を介して信号処理装置
であるビデオプロセッサ5に伝送されるようになってい
る。ビデオプロセッサ5は撮像信号を処理し、映像信号
を出力する。ビデオプロセッサ5には映像を表示するモ
ニター25の他、映像を記録するVTRデッキ26、ビ
デオプリンタ27、及びビデオディスク28が接続され
ている。
1には上記対物レンズ7を含む図示しない対物光学系
と、同じく図示しない固体撮像素子等からなる撮像手段
とが組み込まれており、この撮像手段による信号は図示
しない信号線や信号ケーブル24を介して信号処理装置
であるビデオプロセッサ5に伝送されるようになってい
る。ビデオプロセッサ5は撮像信号を処理し、映像信号
を出力する。ビデオプロセッサ5には映像を表示するモ
ニター25の他、映像を記録するVTRデッキ26、ビ
デオプリンタ27、及びビデオディスク28が接続され
ている。
【0011】次に、図4を参照して、内視鏡1の挿入部
2における湾曲部12の構造を説明する。湾曲部12は
複数の湾曲コマ31を挿入部2の軸方向に沿って一列に
配置し、隣接する湾曲コマ31同士を接続ピン32によ
り接続して湾曲芯材33を構成すると共に、湾曲芯材3
3の外周に高分子または金属等による素線を円管状に編
んだり組んだりして形成した網管34を密着して被覆
し、さらに網管34の外周にはゴムまたはエラストマー
よりなる伸展性を有する外皮チューブ35を被覆して外
装することにより構成されるものである。
2における湾曲部12の構造を説明する。湾曲部12は
複数の湾曲コマ31を挿入部2の軸方向に沿って一列に
配置し、隣接する湾曲コマ31同士を接続ピン32によ
り接続して湾曲芯材33を構成すると共に、湾曲芯材3
3の外周に高分子または金属等による素線を円管状に編
んだり組んだりして形成した網管34を密着して被覆
し、さらに網管34の外周にはゴムまたはエラストマー
よりなる伸展性を有する外皮チューブ35を被覆して外
装することにより構成されるものである。
【0012】最先端の湾曲コマ31は先端構成部11の
一部である硬質の先端部本体29の後端部分に固定的に
接続されている。外皮チューブ35の先端側部分は最先
端の湾曲コマ31を越えて先端部本体29の外周に至
り、その先端部本体29の外周部分に対して取り付けら
れている。また、最後端の湾曲コマ31は挿入部2の可
撓管部13の先端の接続口金37に固定的に接続されて
いる。外皮チューブ35の後端側部分は最後端の湾曲コ
マ31を越えて接続口金37の外周に至り、その接続口
金37の外周部分に取り付けられている。
一部である硬質の先端部本体29の後端部分に固定的に
接続されている。外皮チューブ35の先端側部分は最先
端の湾曲コマ31を越えて先端部本体29の外周に至
り、その先端部本体29の外周部分に対して取り付けら
れている。また、最後端の湾曲コマ31は挿入部2の可
撓管部13の先端の接続口金37に固定的に接続されて
いる。外皮チューブ35の後端側部分は最後端の湾曲コ
マ31を越えて接続口金37の外周に至り、その接続口
金37の外周部分に取り付けられている。
【0013】挿入部2の可撓管部13は図4にその一部
を示すように金属等による帯状の板を螺旋状に巻いて、
管状に形成された螺旋管43と、この螺旋管43に外装
した金属または高分子等により管状に編み込まれた網管
(網線)44と、この網管44の外周を被覆してなる外
皮樹脂45とによって構成されており、この可撓管部1
3の先端は上記接続口金37に取り付けられている。
を示すように金属等による帯状の板を螺旋状に巻いて、
管状に形成された螺旋管43と、この螺旋管43に外装
した金属または高分子等により管状に編み込まれた網管
(網線)44と、この網管44の外周を被覆してなる外
皮樹脂45とによって構成されており、この可撓管部1
3の先端は上記接続口金37に取り付けられている。
【0014】次に、図5を用いて、湾曲部12における
外皮チューブ35の先端側部分の取付け部について説明
する。先端構成部11の先端部本体29の外周にはリン
グ状の押圧部材30が被着されている。押圧部材30は
その先端内面部分にねじ部56を形成してなり、先端部
本体29の外周に形成したねじ部57にそのねじ部56
を螺合することにより取着されている。押圧部材30は
そのねじ込みによって挿入部2の軸方向にスライド可能
であるが、上記ねじ部56,57により挿入部2の軸方
向においての押圧部材30の位置を固定する位置固定手
段を構成している。
外皮チューブ35の先端側部分の取付け部について説明
する。先端構成部11の先端部本体29の外周にはリン
グ状の押圧部材30が被着されている。押圧部材30は
その先端内面部分にねじ部56を形成してなり、先端部
本体29の外周に形成したねじ部57にそのねじ部56
を螺合することにより取着されている。押圧部材30は
そのねじ込みによって挿入部2の軸方向にスライド可能
であるが、上記ねじ部56,57により挿入部2の軸方
向においての押圧部材30の位置を固定する位置固定手
段を構成している。
【0015】上記押圧部材30の後端部には円錐状に形
成された内面からなる押圧部54が設けられている。ま
た、上記先端部本体29の外周における後端部分には上
記押圧部材30を被嵌する外周部分より太い径とした押
圧受け部39が設けられ、この押圧受け部39は上記押
圧部54の円錐状の斜面に向き合う円錐状の斜面として
形成されている。そして、上記押圧部材30の押圧部5
4と、上記先端部本体29の押圧受け部39との間には
その両斜面によって外皮チューブ35の先端側部分が挟
まれて潰されており、これにより外皮チューブ35の先
端部分は先端構成部11に対して水密的に取り付けられ
ている。つまり、上記外皮チューブ35の端部を挿入部
2の軸方向に押圧して挟み込んで締付け固定するように
した固定手段を構成している。また、上記ねじ部56,
57は挿入部2の軸方向においての押圧部材30の位置
を固定する位置固定手段を構成するものである。
成された内面からなる押圧部54が設けられている。ま
た、上記先端部本体29の外周における後端部分には上
記押圧部材30を被嵌する外周部分より太い径とした押
圧受け部39が設けられ、この押圧受け部39は上記押
圧部54の円錐状の斜面に向き合う円錐状の斜面として
形成されている。そして、上記押圧部材30の押圧部5
4と、上記先端部本体29の押圧受け部39との間には
その両斜面によって外皮チューブ35の先端側部分が挟
まれて潰されており、これにより外皮チューブ35の先
端部分は先端構成部11に対して水密的に取り付けられ
ている。つまり、上記外皮チューブ35の端部を挿入部
2の軸方向に押圧して挟み込んで締付け固定するように
した固定手段を構成している。また、上記ねじ部56,
57は挿入部2の軸方向においての押圧部材30の位置
を固定する位置固定手段を構成するものである。
【0016】また、上記押圧部54の斜面と押圧受け部
39の斜面との間の部分より先端側に位置して押圧部材
30と先端部本体29の間の部分には隙間を大きくした
押圧開放部53が形成されており、この押圧開放部53
内には外皮チューブ35の先端側部分が位置している。
このため、外皮チューブ35の最先端部分は押圧が開放
されており、通常の厚みとなっている。これにより、外
皮チューブ35の先端側部分がその最先端部まで全てが
押圧されて潰されている構成だけでなく、外皮チューブ
35の最先端部が引っかかって抜けにくい構成となるた
め、挿入部2の軸方向の力等を受けても外皮チューブ3
5が先端構成部11から外れにくい。
39の斜面との間の部分より先端側に位置して押圧部材
30と先端部本体29の間の部分には隙間を大きくした
押圧開放部53が形成されており、この押圧開放部53
内には外皮チューブ35の先端側部分が位置している。
このため、外皮チューブ35の最先端部分は押圧が開放
されており、通常の厚みとなっている。これにより、外
皮チューブ35の先端側部分がその最先端部まで全てが
押圧されて潰されている構成だけでなく、外皮チューブ
35の最先端部が引っかかって抜けにくい構成となるた
め、挿入部2の軸方向の力等を受けても外皮チューブ3
5が先端構成部11から外れにくい。
【0017】次に、図6を用いて、外皮チューブ35の
後端部における取付け部について説明する。可撓管部1
3の先端に設けられた接続口金37の外周にはリング状
の押圧部材38が被着されている。つまり、押圧部材3
8はその内面にねじ部56を形成してなり、ねじ部56
を接続口金37の外周に形成したねじ部57に螺合する
ことにより挿入部2の軸方向にスライド可能であり、特
に先端側へねじ込むことができるようになっている。
後端部における取付け部について説明する。可撓管部1
3の先端に設けられた接続口金37の外周にはリング状
の押圧部材38が被着されている。つまり、押圧部材3
8はその内面にねじ部56を形成してなり、ねじ部56
を接続口金37の外周に形成したねじ部57に螺合する
ことにより挿入部2の軸方向にスライド可能であり、特
に先端側へねじ込むことができるようになっている。
【0018】上記押圧部材38の先端部には円錐状に形
成された内面からなる押圧部58が設けられている。ま
た、上記接続口金37の外周における部分には上記押圧
部材38を被嵌する外周部分より太い径とした押圧受け
部59が設けられ、この押圧受け部59には上記押圧部
58の円錐状の斜面に向き合う円錐状の斜面が形成され
ている。そして、上記押圧部材38の押圧部58と、上
記接続口金37の押圧受け部59との間にはその両斜面
によって外皮チューブ35の後端側部分が挟まれて潰さ
れており、これにより外皮チューブ35の後端部分は接
続口金37に対して水密的に取り付けられている。つま
り、押圧部材38をねじ込むことにより上記外皮チュー
ブ35の端部を挿入部2の軸方向に押圧して挟み込んで
締付け固定するようにした固定手段を構成している。ま
た、上記ねじ部56,57は挿入部2の軸方向において
の押圧部材38の位置を固定する位置固定手段を構成す
るものでもある。
成された内面からなる押圧部58が設けられている。ま
た、上記接続口金37の外周における部分には上記押圧
部材38を被嵌する外周部分より太い径とした押圧受け
部59が設けられ、この押圧受け部59には上記押圧部
58の円錐状の斜面に向き合う円錐状の斜面が形成され
ている。そして、上記押圧部材38の押圧部58と、上
記接続口金37の押圧受け部59との間にはその両斜面
によって外皮チューブ35の後端側部分が挟まれて潰さ
れており、これにより外皮チューブ35の後端部分は接
続口金37に対して水密的に取り付けられている。つま
り、押圧部材38をねじ込むことにより上記外皮チュー
ブ35の端部を挿入部2の軸方向に押圧して挟み込んで
締付け固定するようにした固定手段を構成している。ま
た、上記ねじ部56,57は挿入部2の軸方向において
の押圧部材38の位置を固定する位置固定手段を構成す
るものでもある。
【0019】上記押圧部58の斜面と押圧受け部59の
斜面との間の部分より先端側に位置して押圧部材38と
接続口金37の間の部分には隙間を大きくした押圧開放
部61が設けられており、この押圧開放部61内には外
皮チューブ35の後端側部分が位置している。このた
め、外皮チューブ35の最後端部分は押圧が開放されて
おり、この部分の外皮チューブ35は通常の厚みとなっ
ている。これにより、外皮チューブ35の後端側部分が
その最後端部まで押圧されて潰されている構成よりも、
外皮チューブ35の最後端部が引っかかって抜けにくい
構成となるため、挿入部2の軸方向の力等を受けても外
皮チューブ35が接続口金37から外れにくい。
斜面との間の部分より先端側に位置して押圧部材38と
接続口金37の間の部分には隙間を大きくした押圧開放
部61が設けられており、この押圧開放部61内には外
皮チューブ35の後端側部分が位置している。このた
め、外皮チューブ35の最後端部分は押圧が開放されて
おり、この部分の外皮チューブ35は通常の厚みとなっ
ている。これにより、外皮チューブ35の後端側部分が
その最後端部まで押圧されて潰されている構成よりも、
外皮チューブ35の最後端部が引っかかって抜けにくい
構成となるため、挿入部2の軸方向の力等を受けても外
皮チューブ35が接続口金37から外れにくい。
【0020】さらに、接続口金37の外周には、押圧部
材38の動きを規制するためのストッパーリング部材6
2が接着固定されており、その後方には可撓管部13の
螺旋管43、網管44、外皮樹脂45が半田や接着等の
固定手段により固定されている。
材38の動きを規制するためのストッパーリング部材6
2が接着固定されており、その後方には可撓管部13の
螺旋管43、網管44、外皮樹脂45が半田や接着等の
固定手段により固定されている。
【0021】挿入部2の軸方向先端側までにねじ込まれ
たとき、押圧部材38とストッパーリング部材62の間
に形成される溝部63内には熱収縮チューブ64が嵌め
込まれて被せられており、これにより挿入部2の外表面
には凹凸がなくなり、かつ押圧部材38の位置が定ま
り、その固定が確実となる。
たとき、押圧部材38とストッパーリング部材62の間
に形成される溝部63内には熱収縮チューブ64が嵌め
込まれて被せられており、これにより挿入部2の外表面
には凹凸がなくなり、かつ押圧部材38の位置が定ま
り、その固定が確実となる。
【0022】(作用)挿入部2の湾曲部への外皮チュー
ブ35の取付け方法は以下の通りである。まず、先端部
本体29に装着される押圧部材38を前進させておくと
共に、接続口金37に装着した押圧部材38を後退させ
ておく。そして、網管34が被覆された湾曲芯材33に
外皮チューブ35を被せて被覆し、先端部本体29に設
けられた押圧受け部39にその外皮チューブ35の先端
側部分を被せる。この場合、外皮チューブ35の先端部
内径は、先端部本体29の後端部外径よりも小さく設定
されており、このため、外皮チューブ35の先端側部分
は押圧受け部39の外周表面に密着して被覆される。
ブ35の取付け方法は以下の通りである。まず、先端部
本体29に装着される押圧部材38を前進させておくと
共に、接続口金37に装着した押圧部材38を後退させ
ておく。そして、網管34が被覆された湾曲芯材33に
外皮チューブ35を被せて被覆し、先端部本体29に設
けられた押圧受け部39にその外皮チューブ35の先端
側部分を被せる。この場合、外皮チューブ35の先端部
内径は、先端部本体29の後端部外径よりも小さく設定
されており、このため、外皮チューブ35の先端側部分
は押圧受け部39の外周表面に密着して被覆される。
【0023】湾曲部12に外皮チューブ35を被覆した
後、押圧部材30を先端部本体29にねじ込んで行き、
外皮チューブ35の先端側部分を先端部本体29に設け
られた押圧受け部39の斜面と、押圧部材30の押圧部
54との間で挟み込んで押し潰す。これにより、外皮チ
ューブ35の先端側部分を先端構成部11に水密的に取
り付けることができる。このとき、潰された外皮チュー
ブ35の弾性力により、押圧部材30には挿入部2の軸
方向の先端向きの力がかかるため、ねじ部56が自然と
緩んでいくということはなく、押圧部材30は先端部本
体29にガタつくことなく確実に固定される。
後、押圧部材30を先端部本体29にねじ込んで行き、
外皮チューブ35の先端側部分を先端部本体29に設け
られた押圧受け部39の斜面と、押圧部材30の押圧部
54との間で挟み込んで押し潰す。これにより、外皮チ
ューブ35の先端側部分を先端構成部11に水密的に取
り付けることができる。このとき、潰された外皮チュー
ブ35の弾性力により、押圧部材30には挿入部2の軸
方向の先端向きの力がかかるため、ねじ部56が自然と
緩んでいくということはなく、押圧部材30は先端部本
体29にガタつくことなく確実に固定される。
【0024】外皮チューブ35の後端側も同様に取り付
けられる。押圧部材38を接続口金37にねじ込むこと
により押圧部材38の押圧部58と接続口金37の押圧
受け部59との間に外皮チューブ35の後端側部分を挟
み込んで水密的に取り付ける。外皮チューブ35の後端
側部分を取り付ける場合はねじ込んだ押圧部材38とス
トッパーリング部材62の間に溝部63ができてしまう
ため、この溝部63を埋めるように熱収縮チューブ64
を被せている。これにより、押圧部材38がより確実に
固定され、外皮チューブ35が外れにくい。
けられる。押圧部材38を接続口金37にねじ込むこと
により押圧部材38の押圧部58と接続口金37の押圧
受け部59との間に外皮チューブ35の後端側部分を挟
み込んで水密的に取り付ける。外皮チューブ35の後端
側部分を取り付ける場合はねじ込んだ押圧部材38とス
トッパーリング部材62の間に溝部63ができてしまう
ため、この溝部63を埋めるように熱収縮チューブ64
を被せている。これにより、押圧部材38がより確実に
固定され、外皮チューブ35が外れにくい。
【0025】尚、外皮チューブ35を取り外す際には、
熱収縮チューブ64を切断して外し、先端部本体上記2
9にねじ込まれている押圧部材30と接続口金37にね
じ込まれている押圧部材38のねじ込みを緩めて、上述
した取付け時と逆方向にスライドさせることによって外
皮チューブ35を容易に取り外すことができる。
熱収縮チューブ64を切断して外し、先端部本体上記2
9にねじ込まれている押圧部材30と接続口金37にね
じ込まれている押圧部材38のねじ込みを緩めて、上述
した取付け時と逆方向にスライドさせることによって外
皮チューブ35を容易に取り外すことができる。
【0026】(効果)本構成により、非常に簡便に外皮
チューブ35の端部を湾曲部12の端部に水密的に取り
付けることができる。また、その取り外しも容易なた
め、外皮チューブ破損時の外皮チューブ35の交換作業
性も向上する。また、作業者の熟練を必要としないた
め、作業者による仕上がり状態のばらつきがなくなる。
これらにより、外皮チューブ35が破損した施設等で、
その場でセールスマンやユーザーによって外皮チューブ
交換作業が可能となる。
チューブ35の端部を湾曲部12の端部に水密的に取り
付けることができる。また、その取り外しも容易なた
め、外皮チューブ破損時の外皮チューブ35の交換作業
性も向上する。また、作業者の熟練を必要としないた
め、作業者による仕上がり状態のばらつきがなくなる。
これらにより、外皮チューブ35が破損した施設等で、
その場でセールスマンやユーザーによって外皮チューブ
交換作業が可能となる。
【0027】さらに、外皮チューブ交換作業が容易であ
り、特に接着剤の硬化時間なども必要がないため、作業
時間の短縮による原価低減にもつながる。しかも、外皮
チューブの固定強度は非常に強く、湾曲部12の湾曲操
作や外皮チューブ35のこすれなどによる挿入部軸方向
等の力がかかっても外皮チューブ35が外れることがな
い。
り、特に接着剤の硬化時間なども必要がないため、作業
時間の短縮による原価低減にもつながる。しかも、外皮
チューブの固定強度は非常に強く、湾曲部12の湾曲操
作や外皮チューブ35のこすれなどによる挿入部軸方向
等の力がかかっても外皮チューブ35が外れることがな
い。
【0028】また、通常の外皮チューブの取付け方法の
ように糸巻き部の上に接着剤を盛ることがないため、挿
入部2の外径はバラツキなく一定に保つことができる。
また、挿入部2の外表面の凹凸が少なくなるため、挿入
部2への体腔内挿入性が良好である。また、挿入部2の
外観形状も美しい。
ように糸巻き部の上に接着剤を盛ることがないため、挿
入部2の外径はバラツキなく一定に保つことができる。
また、挿入部2の外表面の凹凸が少なくなるため、挿入
部2への体腔内挿入性が良好である。また、挿入部2の
外観形状も美しい。
【0029】尚、本実施形態において、位置固定手段と
して、溝部63内に設置する熱収縮チューブ64の代わ
りに例えば帯状の環状体を設置するようにしたものでも
よい。また、例えば、高弾性を有するゴムまたはエラス
トマーの環状体や、加熱により低温にて溶融する樹脂、
ホットメルト接着剤にて管状体を形成してもよい。この
ときの収縮温度または溶融温度は外皮樹脂の溶融温度よ
りも低い温度である。
して、溝部63内に設置する熱収縮チューブ64の代わ
りに例えば帯状の環状体を設置するようにしたものでも
よい。また、例えば、高弾性を有するゴムまたはエラス
トマーの環状体や、加熱により低温にて溶融する樹脂、
ホットメルト接着剤にて管状体を形成してもよい。この
ときの収縮温度または溶融温度は外皮樹脂の溶融温度よ
りも低い温度である。
【0030】また、環状体は円筒環状の形状に形成され
たものだけでなく、帯状で内面に粘着剤が塗布されてい
る粘着テープでもよい。また、形状記憶合金からなる環
状体であってもよい。また、この部分に接着剤や充填剤
等の固化材を充填させてもよい。接着剤、充填剤として
は、シリコーン系接着剤やエポキシ系接着剤、光硬化性
接着剤等、各種接着剤、充填剤などが考えられる。
たものだけでなく、帯状で内面に粘着剤が塗布されてい
る粘着テープでもよい。また、形状記憶合金からなる環
状体であってもよい。また、この部分に接着剤や充填剤
等の固化材を充填させてもよい。接着剤、充填剤として
は、シリコーン系接着剤やエポキシ系接着剤、光硬化性
接着剤等、各種接着剤、充填剤などが考えられる。
【0031】また、押圧部材30,38のねじ部56,
57や、その周辺には押圧部材30,38の位置固定強
度を強めるための接着剤または充填剤の固定化材を塗布
してもよい。また、外皮チューブ35の取付け部分の周
辺にも、その外皮チューブ35の取付け強度を強めるた
めの、または外皮チューブ35の取付け部付近の外周を
滑らかにするための、または外皮チューブ35の取付け
部の水密性を確実にするための接着剤または充填剤を塗
布してもよい。尚、上記接着剤、充填剤としては、シリ
コーン系接着剤やエポキシ系接着剤、光硬化性接着剤
等、各種接着剤、充填剤が考えられる。
57や、その周辺には押圧部材30,38の位置固定強
度を強めるための接着剤または充填剤の固定化材を塗布
してもよい。また、外皮チューブ35の取付け部分の周
辺にも、その外皮チューブ35の取付け強度を強めるた
めの、または外皮チューブ35の取付け部付近の外周を
滑らかにするための、または外皮チューブ35の取付け
部の水密性を確実にするための接着剤または充填剤を塗
布してもよい。尚、上記接着剤、充填剤としては、シリ
コーン系接着剤やエポキシ系接着剤、光硬化性接着剤
等、各種接着剤、充填剤が考えられる。
【0032】また、外皮チューブ35の素材としては、
フッ素ゴム、シリコンゴム、ポリウレタンエラストマー
等の柔軟なゴムやエラストマーが用いられる。さらに、
外皮チューブ35の形状としては、図7に示すような全
長にわたり等しい径のチューブ状のものでもよいが、図
8、図9に示すような端部65が絞られているものの方
が、その中間部が湾曲芯材を必要以上に締め付けて湾曲
力量が上がってしまうことがなく、かつ端部が押圧受け
部に沿って被覆されやすく、本実施形態においては有効
である。このような外皮チューブ35を使えば、押圧部
材38の押圧部54, 58と押圧受け部59との間で押
し潰された外皮チューブ35に皺がよることがなく、確
実に外皮チューブ35の取付け部の水密性を確保するこ
とができる。特に、図9に示されているように、外皮チ
ューブ35の内径が端部に近づくにつれて徐々に円錐状
に小さくなっているものが好ましい。
フッ素ゴム、シリコンゴム、ポリウレタンエラストマー
等の柔軟なゴムやエラストマーが用いられる。さらに、
外皮チューブ35の形状としては、図7に示すような全
長にわたり等しい径のチューブ状のものでもよいが、図
8、図9に示すような端部65が絞られているものの方
が、その中間部が湾曲芯材を必要以上に締め付けて湾曲
力量が上がってしまうことがなく、かつ端部が押圧受け
部に沿って被覆されやすく、本実施形態においては有効
である。このような外皮チューブ35を使えば、押圧部
材38の押圧部54, 58と押圧受け部59との間で押
し潰された外皮チューブ35に皺がよることがなく、確
実に外皮チューブ35の取付け部の水密性を確保するこ
とができる。特に、図9に示されているように、外皮チ
ューブ35の内径が端部に近づくにつれて徐々に円錐状
に小さくなっているものが好ましい。
【0033】また、図10に示すように、外皮チューブ
35の最端部66の肉厚が厚くなっていれば、この肉厚
部分が抜け止めの効果を発揮するため、より外皮チュー
ブ35が外れにくくなる。
35の最端部66の肉厚が厚くなっていれば、この肉厚
部分が抜け止めの効果を発揮するため、より外皮チュー
ブ35が外れにくくなる。
【0034】[第1の実施形態の変形例]図11から図
14でそれぞれ前述した第1の実施形態における外皮チ
ューブの取付け構造の変形例を示す。図7でのものは上
記押圧部材30が先端部本体29をカバーする先端カバ
ー部材71を兼ねている。この先端カバー部材71は電
気絶縁性を有するプラスチック等の材質から成り、先端
部本体29の外表面をカバーしている。一般に先端部本
体29はその加工性の問題から金属製であるため、この
先端部本体29の表面が先端で露出していると電気的安
全性等の問題があり、チャンネル内に高周波処置具を通
しての高周波処置等ができない。しかし、本構成であれ
ば、先端部本体29が絶縁されているため、チャンネル
内に高周波処置具を通しての高周波処置等が可能とな
る。また、本構成では上記押圧部材30と先端カバー部
材71が一体で兼用されているため、部品点数が少なく
て済む。
14でそれぞれ前述した第1の実施形態における外皮チ
ューブの取付け構造の変形例を示す。図7でのものは上
記押圧部材30が先端部本体29をカバーする先端カバ
ー部材71を兼ねている。この先端カバー部材71は電
気絶縁性を有するプラスチック等の材質から成り、先端
部本体29の外表面をカバーしている。一般に先端部本
体29はその加工性の問題から金属製であるため、この
先端部本体29の表面が先端で露出していると電気的安
全性等の問題があり、チャンネル内に高周波処置具を通
しての高周波処置等ができない。しかし、本構成であれ
ば、先端部本体29が絶縁されているため、チャンネル
内に高周波処置具を通しての高周波処置等が可能とな
る。また、本構成では上記押圧部材30と先端カバー部
材71が一体で兼用されているため、部品点数が少なく
て済む。
【0035】尚、図11での構成では、外皮チューブ3
5の取付け強度を高めるために、なるべく長い距離の外
皮チューブ35の端部を押圧することを重視しており、
そこで、図5で示すように、外皮チューブ35の最先端
部に押圧開放部53を設けていない。
5の取付け強度を高めるために、なるべく長い距離の外
皮チューブ35の端部を押圧することを重視しており、
そこで、図5で示すように、外皮チューブ35の最先端
部に押圧開放部53を設けていない。
【0036】図12で示すものは、図11で示したもの
の変形例であり、押圧部材30と先端カバー部材71と
が分かれている。この構成の場合、押圧部材30を挿入
部2の軸方向で湾曲部12の方にねじ込んで外皮チュー
ブ35を押し潰した後、さらに先端カバー部材71を押
圧部材30の端部に接触するまでねじ込んで固定してお
り、この位置固定手段の構成により、より強固に押圧部
材30を所定の位置に固定することが可能となる。尚、
ねじ部56及びその周辺にはさらに固定強度を高めるた
めに、接着剤や充填剤を塗布してもよく、これにより、
さらに先端カバー部材71が外れたりガタついたりする
ことがなくなる。
の変形例であり、押圧部材30と先端カバー部材71と
が分かれている。この構成の場合、押圧部材30を挿入
部2の軸方向で湾曲部12の方にねじ込んで外皮チュー
ブ35を押し潰した後、さらに先端カバー部材71を押
圧部材30の端部に接触するまでねじ込んで固定してお
り、この位置固定手段の構成により、より強固に押圧部
材30を所定の位置に固定することが可能となる。尚、
ねじ部56及びその周辺にはさらに固定強度を高めるた
めに、接着剤や充填剤を塗布してもよく、これにより、
さらに先端カバー部材71が外れたりガタついたりする
ことがなくなる。
【0037】図13で示すものは押圧部材30と先端カ
バー部材71とが分かれている構成の場合であって、先
端部本体29には先端カバー71が接着等により固定さ
れており、さらに先端部本体29の外周には押圧部材3
0がねじ込むことなく、挿入部2の軸方向に沿って直線
的にスライド可能に配置されている。そして、本構成で
は押圧部材30と先端カバー71との間の隙間に、ナイ
ロン等の糸72を何重にも巻き付けていくことにより、
押圧部材30が挿入部の軸の湾曲部12の方向に押圧さ
れてスライドしていき、外皮チューブ35の先端側部分
を押圧して固定するようにしている。また、外皮チュー
ブ35の先端側部分を押圧して固定できた所で、巻き付
けた糸72の上に補強のための接着剤または充填剤73
を盛って固着している。この位置固定手段の構成によ
り、押圧部材30の位置を、確実に固定することができ
る。
バー部材71とが分かれている構成の場合であって、先
端部本体29には先端カバー71が接着等により固定さ
れており、さらに先端部本体29の外周には押圧部材3
0がねじ込むことなく、挿入部2の軸方向に沿って直線
的にスライド可能に配置されている。そして、本構成で
は押圧部材30と先端カバー71との間の隙間に、ナイ
ロン等の糸72を何重にも巻き付けていくことにより、
押圧部材30が挿入部の軸の湾曲部12の方向に押圧さ
れてスライドしていき、外皮チューブ35の先端側部分
を押圧して固定するようにしている。また、外皮チュー
ブ35の先端側部分を押圧して固定できた所で、巻き付
けた糸72の上に補強のための接着剤または充填剤73
を盛って固着している。この位置固定手段の構成によ
り、押圧部材30の位置を、確実に固定することができ
る。
【0038】この場合にあって、外皮チューブ35を取
り外すときには、まず接着剤または充填剤73と糸72
を剥がし、その後、押圧部材30を先方へスライドさせ
る。これにより外皮チューブ35を容易に取り外すこと
ができる。また、糸72はナイロン製の糸に限らず、そ
の他の樹脂製の糸や、天然糸や、タングステンワイヤー
等のワイヤー等、糸状の部材であればよい。
り外すときには、まず接着剤または充填剤73と糸72
を剥がし、その後、押圧部材30を先方へスライドさせ
る。これにより外皮チューブ35を容易に取り外すこと
ができる。また、糸72はナイロン製の糸に限らず、そ
の他の樹脂製の糸や、天然糸や、タングステンワイヤー
等のワイヤー等、糸状の部材であればよい。
【0039】図14で示すものは先端部本体29の後端
部外周にパイプ部材74を被嵌して接着固定したもので
ある。パイプ部材74の壁部には孔部75が形成されて
おり、一方、押圧部材30には上記孔部75と係合する
爪部76が後方へ突出して設けられている。この爪部7
6を上記孔部75と係合させる位置固定手段により、外
皮チューブ35はパイプ部材74と押圧部材30の間に
挟み込まれ、先端部本体29に固定される。
部外周にパイプ部材74を被嵌して接着固定したもので
ある。パイプ部材74の壁部には孔部75が形成されて
おり、一方、押圧部材30には上記孔部75と係合する
爪部76が後方へ突出して設けられている。この爪部7
6を上記孔部75と係合させる位置固定手段により、外
皮チューブ35はパイプ部材74と押圧部材30の間に
挟み込まれ、先端部本体29に固定される。
【0040】この場合において、外皮チューブ35を取
り外す時は、まず外皮チューブ35を切って上記孔部7
5を露出させ、この孔部75内に、図示しないピンを差
し込むことによって、孔部75から爪部76を押し外
す。これにより、押圧部材30を先端側にスライドさせ
ることが可能となり、外皮チューブ35を取り外すこと
ができる。本構成により、外皮チューブ35の取り付
け、取り外し作業が非常に容易となる。
り外す時は、まず外皮チューブ35を切って上記孔部7
5を露出させ、この孔部75内に、図示しないピンを差
し込むことによって、孔部75から爪部76を押し外
す。これにより、押圧部材30を先端側にスライドさせ
ることが可能となり、外皮チューブ35を取り外すこと
ができる。本構成により、外皮チューブ35の取り付
け、取り外し作業が非常に容易となる。
【0041】[第2の実施形態] (構成)図15は第2の実施形態であり、上述した第1
の実施形態での外皮チューブの取付け部の変形例であ
る。
の実施形態での外皮チューブの取付け部の変形例であ
る。
【0042】先端部本体29の外周には全周する溝部8
1と、これより先端側に連設して全周する段差部82が
形成されている。外皮チューブ35の先端部分は上記溝
部81内に置かれ、この位置で、外皮チューブ35の外
周面には第1の熱収縮チューブ83がその上から被せら
れている。外皮チューブ35の先端部分は第1の熱収縮
チューブ83の先端の位置のところより、外側から後方
へ折り返され、第1の熱収縮チューブ83に被せられて
いる。第1の熱収縮チューブ83を挟み込んだ折返し部
84は上記溝部81内に嵌め込まれている。外皮チュー
ブ35の折返し先端部分は溝部81内に嵌め込まれると
共に、その外側から第2の熱収縮チューブ85が被せら
れている。これにより外皮チューブ35の先端側部分は
先端部本体29に取付け固定されている。
1と、これより先端側に連設して全周する段差部82が
形成されている。外皮チューブ35の先端部分は上記溝
部81内に置かれ、この位置で、外皮チューブ35の外
周面には第1の熱収縮チューブ83がその上から被せら
れている。外皮チューブ35の先端部分は第1の熱収縮
チューブ83の先端の位置のところより、外側から後方
へ折り返され、第1の熱収縮チューブ83に被せられて
いる。第1の熱収縮チューブ83を挟み込んだ折返し部
84は上記溝部81内に嵌め込まれている。外皮チュー
ブ35の折返し先端部分は溝部81内に嵌め込まれると
共に、その外側から第2の熱収縮チューブ85が被せら
れている。これにより外皮チューブ35の先端側部分は
先端部本体29に取付け固定されている。
【0043】第2の熱収縮チューブ85の先端側部分は
上記先端部本体29の段差部82内に嵌め込まれて当接
されており、第2の熱収縮チューブ85の先端部外周に
段差ができないように構成されている。また、外皮チュ
ーブ35の後端側部分についても同様の構成によって接
続口金37に固定されている。同様の構成部分は同一符
号を付す。
上記先端部本体29の段差部82内に嵌め込まれて当接
されており、第2の熱収縮チューブ85の先端部外周に
段差ができないように構成されている。また、外皮チュ
ーブ35の後端側部分についても同様の構成によって接
続口金37に固定されている。同様の構成部分は同一符
号を付す。
【0044】(作用)外皮チューブ35の取付け手順は
上述した通りであるが、外皮チューブ35を取り外すと
きには、まず、第1の熱収縮チューブ83と第2の熱収
縮チューブ85をカットすることにより外皮チューブ3
5を容易に取り外すことが可能である。
上述した通りであるが、外皮チューブ35を取り外すと
きには、まず、第1の熱収縮チューブ83と第2の熱収
縮チューブ85をカットすることにより外皮チューブ3
5を容易に取り外すことが可能である。
【0045】(効果)本構成により、非常に簡便に外皮
チューブ35の端部を湾曲部12の端部に水密的に取り
付けることができる。また、取り外しも容易なため、外
皮チューブ35の破損時等の外皮チューブ35の交換作
業性が向上する。また、作業者の熟練を必要としないた
め、作業者による仕上がり状態のばらつきがなくなる。
これらのことにより、外皮チューブ35が破損した施設
等で、その場でセールスマンやユーザーによって外皮チ
ューブ交換作業が可能となる。
チューブ35の端部を湾曲部12の端部に水密的に取り
付けることができる。また、取り外しも容易なため、外
皮チューブ35の破損時等の外皮チューブ35の交換作
業性が向上する。また、作業者の熟練を必要としないた
め、作業者による仕上がり状態のばらつきがなくなる。
これらのことにより、外皮チューブ35が破損した施設
等で、その場でセールスマンやユーザーによって外皮チ
ューブ交換作業が可能となる。
【0046】さらに、作業が容易で、接着剤の硬化時間
なども必要がないため、作業時間短縮による原価低減に
もつながる。しかも、固定強度は非常に強く、湾曲部1
2の湾曲操作や外皮チューブ35のこすれなどによる挿
入部軸方向等の力がかかっても外れることが無い。
なども必要がないため、作業時間短縮による原価低減に
もつながる。しかも、固定強度は非常に強く、湾曲部1
2の湾曲操作や外皮チューブ35のこすれなどによる挿
入部軸方向等の力がかかっても外れることが無い。
【0047】また、通常の外皮チューブ取付け方法のよ
うに糸巻き部の上に接着剤を盛ることがないため、挿入
部の外径はバラツキなく一定に保つことができる。ま
た、表面に凹凸が少ないため、挿入性が良好である。ま
た、挿入部2の外観形状も美しい。
うに糸巻き部の上に接着剤を盛ることがないため、挿入
部の外径はバラツキなく一定に保つことができる。ま
た、表面に凹凸が少ないため、挿入性が良好である。ま
た、挿入部2の外観形状も美しい。
【0048】尚、本実施形態において、熱収縮チューブ
83, 85は加熱により収縮する熱収縮チューブに限ら
ず、帯状の環状体であってもよい。例えば、高弾性を有
するゴムまたはエラストマーの環状体や、低温加熱によ
り溶融する樹脂、ホットメルト接着剤にて形成されてい
てもよい。この時の収縮温度または溶融温度は外皮樹脂
の溶融温度よりも低い温度である。また、環状体は円筒
環状の形状に形成されたものだけでなく、帯状で内面に
粘着剤が発布されている粘着テープでもよい。また、形
状記憶合金からなる環状体であってもよい。
83, 85は加熱により収縮する熱収縮チューブに限ら
ず、帯状の環状体であってもよい。例えば、高弾性を有
するゴムまたはエラストマーの環状体や、低温加熱によ
り溶融する樹脂、ホットメルト接着剤にて形成されてい
てもよい。この時の収縮温度または溶融温度は外皮樹脂
の溶融温度よりも低い温度である。また、環状体は円筒
環状の形状に形成されたものだけでなく、帯状で内面に
粘着剤が発布されている粘着テープでもよい。また、形
状記憶合金からなる環状体であってもよい。
【0049】また、第1の熱収縮チューブ83、第2の
熱収縮チューブ85及び外皮チューブ35の取付け部分
周辺にも、外皮チューブ35の取付け強度を強めるため
の、または外皮チューブ35の取付け部付近の外周を滑
らかにするための、または外皮チューブ35の取付け部
の水密性を確実にするための接着剤または充填剤を塗布
してもよい。尚、接着剤、充填剤としては、シリコーン
系接着剤やエポキシ系接着剤、光硬化性接着剤等、各種
接着剤、充填剤が考えられる。
熱収縮チューブ85及び外皮チューブ35の取付け部分
周辺にも、外皮チューブ35の取付け強度を強めるため
の、または外皮チューブ35の取付け部付近の外周を滑
らかにするための、または外皮チューブ35の取付け部
の水密性を確実にするための接着剤または充填剤を塗布
してもよい。尚、接着剤、充填剤としては、シリコーン
系接着剤やエポキシ系接着剤、光硬化性接着剤等、各種
接着剤、充填剤が考えられる。
【0050】[第3の実施形態]図16〜図17は第3
の実施形態であり、第1の実施形態での外皮チューブの
取付け部の変形例である。
の実施形態であり、第1の実施形態での外皮チューブの
取付け部の変形例である。
【0051】この第3の実施形態では、挿入部2の先端
構成部11が、先端部本体29と、先端部本体29の後
端部外周に接着固定されたパイプ部材91と、先端部本
体29にその先端部分を覆うように接着固定され、後端
内周面に段差92を有する先端カバー部材93により構
成されている。パイプ部材91が接着固定される先端部
本体29の後端部外周部分は他の部分より太い径で全周
に突出形成された突起部94となっている。このような
構成により、先端構成部11の後端外周部分には図16
で示す如く、引っ掛りのある溝部95が先端部本体29
の全周にわたり形成されている。
構成部11が、先端部本体29と、先端部本体29の後
端部外周に接着固定されたパイプ部材91と、先端部本
体29にその先端部分を覆うように接着固定され、後端
内周面に段差92を有する先端カバー部材93により構
成されている。パイプ部材91が接着固定される先端部
本体29の後端部外周部分は他の部分より太い径で全周
に突出形成された突起部94となっている。このような
構成により、先端構成部11の後端外周部分には図16
で示す如く、引っ掛りのある溝部95が先端部本体29
の全周にわたり形成されている。
【0052】そして、外皮チューブ35の先端側部分9
6は溝部95の内部に対応した形に成形されており、そ
の溝部95内に嵌め込むことにより先端構成部11に取
付け固定されている。
6は溝部95の内部に対応した形に成形されており、そ
の溝部95内に嵌め込むことにより先端構成部11に取
付け固定されている。
【0053】尚、外皮チューブ35の後端側部分97に
ついても同様の構成によって接続口金37に固定されて
おり、この接続口金37は第1の接続口金37−1と、
これと接着固定された第2の接続口金37−2と、第1
の接続口金37−1に同じく接着固定されたパイプ部材
37−3とによって形成され、先端構成部11と同様、
引っかかりのある溝部98が形成されている。そして、
この溝部98内に外皮チューブ35の後端側部分97を
嵌め込むことにより取付け固定されている。
ついても同様の構成によって接続口金37に固定されて
おり、この接続口金37は第1の接続口金37−1と、
これと接着固定された第2の接続口金37−2と、第1
の接続口金37−1に同じく接着固定されたパイプ部材
37−3とによって形成され、先端構成部11と同様、
引っかかりのある溝部98が形成されている。そして、
この溝部98内に外皮チューブ35の後端側部分97を
嵌め込むことにより取付け固定されている。
【0054】(作用)外皮チューブ35の取付け方法に
ついて説明する。湾曲部12に外皮チューブ35を被覆
した後、図17(a)に示す如く、少し長めの外皮チュ
ーブ35の先端側部分96を上記溝部95に差し込み、
その状態で外側周面から熱及び圧力をかけることによ
り、外皮チューブ35の先端側部分96を熱溶融する。
これにより外皮チューブ35の先端側部分96は図13
(b)に示す如く、上記引っかかりのある溝部95の形
に対応した形に成形され、先端部本体29に外皮チュー
ブ35の先端側部分96が確実に固定される。また、外
皮チューブ35の後端側部分97についても同様にして
接続口金37に固定される。尚、外皮チューブ35の材
質として、例えば弾性を有するポリウレタン樹脂等が挙
げられる。
ついて説明する。湾曲部12に外皮チューブ35を被覆
した後、図17(a)に示す如く、少し長めの外皮チュ
ーブ35の先端側部分96を上記溝部95に差し込み、
その状態で外側周面から熱及び圧力をかけることによ
り、外皮チューブ35の先端側部分96を熱溶融する。
これにより外皮チューブ35の先端側部分96は図13
(b)に示す如く、上記引っかかりのある溝部95の形
に対応した形に成形され、先端部本体29に外皮チュー
ブ35の先端側部分96が確実に固定される。また、外
皮チューブ35の後端側部分97についても同様にして
接続口金37に固定される。尚、外皮チューブ35の材
質として、例えば弾性を有するポリウレタン樹脂等が挙
げられる。
【0055】尚、外皮チューブ35を取り外すときは、
外皮チューブ35を外周方向に引張ることによって行な
う。外周方向に引張る際には、外皮チューブ35の両端
側部分96,97の成形部付近に針等を差し込んで釣り
上げて外してもよい。
外皮チューブ35を外周方向に引張ることによって行な
う。外周方向に引張る際には、外皮チューブ35の両端
側部分96,97の成形部付近に針等を差し込んで釣り
上げて外してもよい。
【0056】本構成の場合、挿入部2の軸方向の力に対
する固定強度は非常に強いが、これに比べて外周方向の
力に対する固定強度は比較的弱いので、上記のような方
法で外皮チューブ35を外すことができる。特に、図1
8に示す如く、引っかかりのある溝部96に内面アール
部99が設けられていると、より挿入部外周方向の力に
対して外皮チューブ35が外れやすくなる。
する固定強度は非常に強いが、これに比べて外周方向の
力に対する固定強度は比較的弱いので、上記のような方
法で外皮チューブ35を外すことができる。特に、図1
8に示す如く、引っかかりのある溝部96に内面アール
部99が設けられていると、より挿入部外周方向の力に
対して外皮チューブ35が外れやすくなる。
【0057】尚、内視鏡通常使用時は、湾曲部12を湾
曲させたときや、外皮チューブ35がこすれたとき等、
挿入部2の軸方向の力が外皮チューブ35にかかること
は頻繁にあるが、挿入部2の外周方向の力が外皮チュー
ブ35にかかることはほとんどないため、内視鏡1の通
常使用時に外皮チューブ35が不意に外れてしまうとい
うことはない。
曲させたときや、外皮チューブ35がこすれたとき等、
挿入部2の軸方向の力が外皮チューブ35にかかること
は頻繁にあるが、挿入部2の外周方向の力が外皮チュー
ブ35にかかることはほとんどないため、内視鏡1の通
常使用時に外皮チューブ35が不意に外れてしまうとい
うことはない。
【0058】(効果)本構成により、非常に簡便に外皮
チューブ35の端部分96,97を湾曲部12の端部に
おいて水密的に取り付けることができる。また、取り外
しも容易なため、外皮チューブ破損時の外皮チューブ交
換作業性も向上する。また、作業者の熟練を必要としな
いため、作業者による仕上がり状態のばらつきがなくな
る。これらのことにより、外皮チューブ35が破損した
施設等で、その場でセールスマンやユーザーによって外
皮チューブ交換作業が可能となる。
チューブ35の端部分96,97を湾曲部12の端部に
おいて水密的に取り付けることができる。また、取り外
しも容易なため、外皮チューブ破損時の外皮チューブ交
換作業性も向上する。また、作業者の熟練を必要としな
いため、作業者による仕上がり状態のばらつきがなくな
る。これらのことにより、外皮チューブ35が破損した
施設等で、その場でセールスマンやユーザーによって外
皮チューブ交換作業が可能となる。
【0059】さらに、作業が容易で、接着剤の硬化時間
なども必要がないため、作業時間短縮による原価低減に
もつながる。しかも、挿入部の軸方向に対する固定強度
は非常に強く、湾曲部の湾曲操作や外皮チューブ35の
こすれなどによる挿入部軸方向等の力がかかっても外れ
ることがない。
なども必要がないため、作業時間短縮による原価低減に
もつながる。しかも、挿入部の軸方向に対する固定強度
は非常に強く、湾曲部の湾曲操作や外皮チューブ35の
こすれなどによる挿入部軸方向等の力がかかっても外れ
ることがない。
【0060】また、通常の外皮チューブ取付け方法のよ
うに糸巻き部の上に接着剤を盛ることがないため、挿入
部の外径はバラツキなく一定に保つことができる。ま
た、挿入部12の外表面に凹凸が少ないため、挿入性が
良好である。また、挿入部12の外観形状も美しい。
尚、本実施形態において、溝部96, 98を形成する部
材を外皮チューブと溶着可能な部材により構成し、外皮
チューブを熔融成形することによってより強固に固定し
てもよい。
うに糸巻き部の上に接着剤を盛ることがないため、挿入
部の外径はバラツキなく一定に保つことができる。ま
た、挿入部12の外表面に凹凸が少ないため、挿入性が
良好である。また、挿入部12の外観形状も美しい。
尚、本実施形態において、溝部96, 98を形成する部
材を外皮チューブと溶着可能な部材により構成し、外皮
チューブを熔融成形することによってより強固に固定し
てもよい。
【0061】[第3の実施形態の変形例]上記変形例で
は引っかかりのある溝部95に嵌め込む外皮チューブ3
5の端部を例えば樹脂101を熱溶融して形成し、さら
に外皮チューブ35の端部の外周面に熱収縮チューブ1
02を被せて固定するようにしたものである。
は引っかかりのある溝部95に嵌め込む外皮チューブ3
5の端部を例えば樹脂101を熱溶融して形成し、さら
に外皮チューブ35の端部の外周面に熱収縮チューブ1
02を被せて固定するようにしたものである。
【0062】この場合、図18(a)で示す如く、引っ
かかりのある溝部95に予め外皮チューブ35と同材
質、または外皮チューブ35と溶融可能な樹脂101を
挿入しておき、その上に外皮チューブ35を被せ、その
外周から熱及び圧力をかけることにより上記外皮チュー
ブ35の端部と樹脂101の両方が熱溶融する。これに
より図18(b)に示す如く、外皮チューブ35の端部
96が成形され、この端部96は上記引っかかりのある
溝部95の形に対応した形に形成され、その端部96が
そこに確実に固定される。
かかりのある溝部95に予め外皮チューブ35と同材
質、または外皮チューブ35と溶融可能な樹脂101を
挿入しておき、その上に外皮チューブ35を被せ、その
外周から熱及び圧力をかけることにより上記外皮チュー
ブ35の端部と樹脂101の両方が熱溶融する。これに
より図18(b)に示す如く、外皮チューブ35の端部
96が成形され、この端部96は上記引っかかりのある
溝部95の形に対応した形に形成され、その端部96が
そこに確実に固定される。
【0063】この際、FEP等の熱収縮チューブ102
を外皮チューブ35の端部の成形部の外周にかぶせて熱
することにより、成形部に均等に圧力、熱がかけること
ができる。また、熱収縮チューブ102の締め付けによ
り外皮チューブ35の取付け端部の固定強度が強くな
る。
を外皮チューブ35の端部の成形部の外周にかぶせて熱
することにより、成形部に均等に圧力、熱がかけること
ができる。また、熱収縮チューブ102の締め付けによ
り外皮チューブ35の取付け端部の固定強度が強くな
る。
【0064】[第4の実施形態]図19〜図21でそれ
ぞれ外皮チューブの取付け構造の変形例を示す。本実施
形態では図19で示す如く、先端構成部11の先端部本
体29に取り付けられた先端カバー部材46の後端部外
周に段差周面部110を形成すると共に、その段差周面
部110の周面に導電線111を巻き付け、導電線11
1の一端を接点112に接触させる。導電線111の他
端を図示しない接点に接続する。そして、2つの接点に
電圧をかけて導電線111に通電することにより上記導
電線111に電気が流れて発熱し、それにより、外皮チ
ューブ35の先端内面部分が熱溶融し、先端カバー部材
46と熱溶着固定するようにしたものである。
ぞれ外皮チューブの取付け構造の変形例を示す。本実施
形態では図19で示す如く、先端構成部11の先端部本
体29に取り付けられた先端カバー部材46の後端部外
周に段差周面部110を形成すると共に、その段差周面
部110の周面に導電線111を巻き付け、導電線11
1の一端を接点112に接触させる。導電線111の他
端を図示しない接点に接続する。そして、2つの接点に
電圧をかけて導電線111に通電することにより上記導
電線111に電気が流れて発熱し、それにより、外皮チ
ューブ35の先端内面部分が熱溶融し、先端カバー部材
46と熱溶着固定するようにしたものである。
【0065】図20で示すものは、さらに固定強度を高
めるため、外皮チューブ35の先端部外周に熱収縮チュ
ーブ113を被着したものである。図21で示すもので
は、外皮チューブ35の外周に導電線115を巻き付
け、この導電線115を引っ張りながらこれに電気を通
すようにした。これにより、導電線115は発熱し、外
皮チューブ35にめり込んでいく。これにより、外皮チ
ューブ35の端部が固定される。その後、導電線115
をカットし、導電線115のカット部が露出しないよ
う、その外側に熱収縮チューブ116をかぶせたもので
ある。
めるため、外皮チューブ35の先端部外周に熱収縮チュ
ーブ113を被着したものである。図21で示すもので
は、外皮チューブ35の外周に導電線115を巻き付
け、この導電線115を引っ張りながらこれに電気を通
すようにした。これにより、導電線115は発熱し、外
皮チューブ35にめり込んでいく。これにより、外皮チ
ューブ35の端部が固定される。その後、導電線115
をカットし、導電線115のカット部が露出しないよ
う、その外側に熱収縮チューブ116をかぶせたもので
ある。
【0066】本構成により、非常に簡便に外皮チューブ
35の端部を湾曲部12の端部に水密的に取り付けるこ
とができ、第1の実施形態に示したような種々の効果が
期待できる。
35の端部を湾曲部12の端部に水密的に取り付けるこ
とができ、第1の実施形態に示したような種々の効果が
期待できる。
【0067】[第5実施形態]図22〜図24は第5の
実施形態を示すものであり、これは前述した第1の実施
形態の外皮チューブの取付け構造の変形例である。
実施形態を示すものであり、これは前述した第1の実施
形態の外皮チューブの取付け構造の変形例である。
【0068】本実施形態では、先端カバー部材46の後
端部外周に周回溝121を形成すると共に、周回溝12
1の後端部分には斜面からなる押圧受け部122を形成
してあり、さらに先端カバー部材46にはリング部材1
23が接着または溶着することにより固定的に取着され
ている。その溶着方法としては熱溶着等の各種溶着方法
が考えられる。リング部材123の後端部分は上記周回
溝121の周囲にそれを覆うように配設されている。リ
ング部材123の後端内面部分には上記押圧受け部12
2に対向する斜面からなる押圧部124を形成してい
る。また、上記周回溝121を覆うリング部材123の
内面には内方に突き出した締付け部125が形成され、
さらに周回溝121とこれを覆うリング部材123との
間にはこれより先端側に位置して押圧開放部126が形
成されている。
端部外周に周回溝121を形成すると共に、周回溝12
1の後端部分には斜面からなる押圧受け部122を形成
してあり、さらに先端カバー部材46にはリング部材1
23が接着または溶着することにより固定的に取着され
ている。その溶着方法としては熱溶着等の各種溶着方法
が考えられる。リング部材123の後端部分は上記周回
溝121の周囲にそれを覆うように配設されている。リ
ング部材123の後端内面部分には上記押圧受け部12
2に対向する斜面からなる押圧部124を形成してい
る。また、上記周回溝121を覆うリング部材123の
内面には内方に突き出した締付け部125が形成され、
さらに周回溝121とこれを覆うリング部材123との
間にはこれより先端側に位置して押圧開放部126が形
成されている。
【0069】リング部材123は図24で示す如く、周
部の一部に切込み127が入っており、この切込み12
7の部分を広げることにより先端構成部11の外周方向
または先端方向から取り付けることができるようになっ
ている。そして、図22で示す如く、上記周回溝121
に外皮チューブ35の先端部を位置させてこれにリング
部材123を被せて押し潰すことにより外皮チューブ3
5の先端部を固定している。また、リング部材123の
締付け部125の内面には引っ掛かり部としての複数の
突起部128が設けられていて、外皮チューブ35の先
端部の外れ防止するようになっている。
部の一部に切込み127が入っており、この切込み12
7の部分を広げることにより先端構成部11の外周方向
または先端方向から取り付けることができるようになっ
ている。そして、図22で示す如く、上記周回溝121
に外皮チューブ35の先端部を位置させてこれにリング
部材123を被せて押し潰すことにより外皮チューブ3
5の先端部を固定している。また、リング部材123の
締付け部125の内面には引っ掛かり部としての複数の
突起部128が設けられていて、外皮チューブ35の先
端部の外れ防止するようになっている。
【0070】図23は外皮チューブ35の後端側部分の
取付け部の拡大図であり、外皮チューブ35の後端側部
分は前述した先端側部分と同様の構成により接続口金3
7に取り付けられている。
取付け部の拡大図であり、外皮チューブ35の後端側部
分は前述した先端側部分と同様の構成により接続口金3
7に取り付けられている。
【0071】本構成により、非常に簡便に外皮チューブ
35の端部を湾曲部12の端部に水密的に取り付けるこ
とができ、第1実施形態に示すような種々の効果が期待
できる。
35の端部を湾曲部12の端部に水密的に取り付けるこ
とができ、第1実施形態に示すような種々の効果が期待
できる。
【0072】尚、本発明は前述した実施形態のものに限
定されない。また、上記実施形態の説明によれば少なく
とも以下に列記する項のものやそれらを任意に組み合わ
せたものが得られる。
定されない。また、上記実施形態の説明によれば少なく
とも以下に列記する項のものやそれらを任意に組み合わ
せたものが得られる。
【0073】<付記> (第1のシリーズ) 1. 挿入部に被覆用弾性外皮チューブを有した湾曲部を
設けた内視鏡において、上記外皮チューブの端部を挿入
部の軸方向に押圧して挟み込んで締付け固定するように
した固定手段を設けたことを特徴とする内視鏡。 2.固定手段は、挿入部の軸方向に外皮チューブの端部
を押圧するための押圧手段と、上記押圧された外皮チュ
ーブの端部を受け止める押圧受け部とからなることを特
徴とする第1項に記載の内視鏡装置。 3.押圧手段は、上記湾曲部の端部において挿入部の軸
方向にスライド可能な押圧部材と、上記押圧部材の位置
を固定するための位置固定手段とからなることを特徴と
する第2項に記載の内視鏡。
設けた内視鏡において、上記外皮チューブの端部を挿入
部の軸方向に押圧して挟み込んで締付け固定するように
した固定手段を設けたことを特徴とする内視鏡。 2.固定手段は、挿入部の軸方向に外皮チューブの端部
を押圧するための押圧手段と、上記押圧された外皮チュ
ーブの端部を受け止める押圧受け部とからなることを特
徴とする第1項に記載の内視鏡装置。 3.押圧手段は、上記湾曲部の端部において挿入部の軸
方向にスライド可能な押圧部材と、上記押圧部材の位置
を固定するための位置固定手段とからなることを特徴と
する第2項に記載の内視鏡。
【0074】4.位置固定手段は、上記湾曲部の端部と
押圧部材に設けられた、互いに螺合するねじ部であるこ
とを特徴とする第3項に記載の内視鏡。 5.位置固定手段は、上記湾曲部の端部と押圧部材に設
けられた、互いに螺合するねじ部と、上記ねじ部周辺に
塗布された接着剤または充填剤からなる固定化材である
ことを特徴とする第3項に記載の内視鏡。 6.位置固定手段は、帯状の環状体であることを特徴と
する第3項に記載の内視鏡装置。 7.位置固定手段は、接着剤または充填剤からなる固定
化材であることを特徴とする第3項に記載の内視鏡。
押圧部材に設けられた、互いに螺合するねじ部であるこ
とを特徴とする第3項に記載の内視鏡。 5.位置固定手段は、上記湾曲部の端部と押圧部材に設
けられた、互いに螺合するねじ部と、上記ねじ部周辺に
塗布された接着剤または充填剤からなる固定化材である
ことを特徴とする第3項に記載の内視鏡。 6.位置固定手段は、帯状の環状体であることを特徴と
する第3項に記載の内視鏡装置。 7.位置固定手段は、接着剤または充填剤からなる固定
化材であることを特徴とする第3項に記載の内視鏡。
【0075】8.位置固定手段は、湾曲部の端部外周に
巻き付け可能な糸状部材であることを特徴とする第3項
に記載の内視鏡。 9.位置固定手段は、湾曲部の端部外周に巻き付け可能
な糸状部材と、糸状部材の位置を補強固定する接着剤ま
たは充填剤とよりなる固定化材であることを特徴とする
第3項に記載の内視鏡。 10.糸状部材は、樹脂製の糸であることを特徴とする
第8項に記載の内視鏡。 11.糸状部材は、ナイロン製の糸であることを特徴と
する第8項に記載の内視鏡。 12.糸状部材は、ワイヤーであることを特徴とする第
8項に記載の内視鏡。
巻き付け可能な糸状部材であることを特徴とする第3項
に記載の内視鏡。 9.位置固定手段は、湾曲部の端部外周に巻き付け可能
な糸状部材と、糸状部材の位置を補強固定する接着剤ま
たは充填剤とよりなる固定化材であることを特徴とする
第3項に記載の内視鏡。 10.糸状部材は、樹脂製の糸であることを特徴とする
第8項に記載の内視鏡。 11.糸状部材は、ナイロン製の糸であることを特徴と
する第8項に記載の内視鏡。 12.糸状部材は、ワイヤーであることを特徴とする第
8項に記載の内視鏡。
【0076】13.糸状部材は、タングステンワイヤー
であることを特徴とする第8項に記載の内視鏡。 14.位置固定手段は、湾曲部の端部と押圧部材に設け
られた係止部よりなることを特徴とする第3項に記載の
内視鏡装置。 15.押圧部材は、電気絶縁性を有する材質からなり、
金属製の先端構成部をカバーする先端カバー部材である
ことを特徴とする第3項に記載の内視鏡。
であることを特徴とする第8項に記載の内視鏡。 14.位置固定手段は、湾曲部の端部と押圧部材に設け
られた係止部よりなることを特徴とする第3項に記載の
内視鏡装置。 15.押圧部材は、電気絶縁性を有する材質からなり、
金属製の先端構成部をカバーする先端カバー部材である
ことを特徴とする第3項に記載の内視鏡。
【0077】16.挿入部先端を湾曲させる湾曲部と、
上記湾曲部を被覆する弾性の外皮チューブとを有した内
視鏡において、上記外皮チューブの最端部に設けられた
押圧開放部と、上記最端部付近を押圧する押圧部とによ
って上記外皮チューブの端部を上記湾曲部の端部に固定
することを特徴とする内視鏡。 17.挿入部先端を湾曲させる湾曲部と、上記湾曲部を
被覆する弾性の外皮チューブとを有した内視鏡におい
て、上記外皮チューブの最端部に設けられた押圧開放部
と、上記最端部付近を挿入部の軸方向に押圧する押圧部
とによって上記外皮チューブの端部を上記湾曲部端部に
固定することを特徴とする内視鏡。
上記湾曲部を被覆する弾性の外皮チューブとを有した内
視鏡において、上記外皮チューブの最端部に設けられた
押圧開放部と、上記最端部付近を押圧する押圧部とによ
って上記外皮チューブの端部を上記湾曲部の端部に固定
することを特徴とする内視鏡。 17.挿入部先端を湾曲させる湾曲部と、上記湾曲部を
被覆する弾性の外皮チューブとを有した内視鏡におい
て、上記外皮チューブの最端部に設けられた押圧開放部
と、上記最端部付近を挿入部の軸方向に押圧する押圧部
とによって上記外皮チューブの端部を上記湾曲部端部に
固定することを特徴とする内視鏡。
【0078】18.外皮チューブの端部の内径が、中間
部の内径より小さいことを特徴とする第1、16、17
項に記載の内視鏡。 19.外皮チューブの内径が、端部に近づくにつれて徐
々に円錐状に小さくなっていることを特徴とする第1、
16、17項に記載の内視鏡。 20.外皮チューブの最端部の肉厚が他の部分の肉厚よ
りも厚くなっていることを特徴とする第1、16、17
項に記載の内視鏡。
部の内径より小さいことを特徴とする第1、16、17
項に記載の内視鏡。 19.外皮チューブの内径が、端部に近づくにつれて徐
々に円錐状に小さくなっていることを特徴とする第1、
16、17項に記載の内視鏡。 20.外皮チューブの最端部の肉厚が他の部分の肉厚よ
りも厚くなっていることを特徴とする第1、16、17
項に記載の内視鏡。
【0079】(第2のシリーズ) 1.挿入部先端を湾曲させる湾曲部と、上記湾曲部を被
覆する弾性の外皮チューブとを有した内視鏡において、
上記湾曲部の端部に上記外皮チューブの端部付近を環状
に締め付ける第1の帯状の環状体と、上記第1の帯状の
環状体の端部にて折り曲げられた外皮チューブを環状に
締め付ける第2の帯状の環状体とによって上記湾曲部の
端部に上記外皮チューブの端部を固定することを特徴と
する内視鏡。 2.湾曲部の端部の外周面上に、上記第1の帯状の環状
体が締め付ける部位と対応した溝部または段差部を設け
たことを特徴とする第1項に記載の内視鏡装置。 3.上記湾曲部端部の外周面上に、上記第2の帯状の環
状体が締め付ける部位と対応した溝部または段差部を設
けたことを特徴とする第1項に記載の内視鏡装置。
覆する弾性の外皮チューブとを有した内視鏡において、
上記湾曲部の端部に上記外皮チューブの端部付近を環状
に締め付ける第1の帯状の環状体と、上記第1の帯状の
環状体の端部にて折り曲げられた外皮チューブを環状に
締め付ける第2の帯状の環状体とによって上記湾曲部の
端部に上記外皮チューブの端部を固定することを特徴と
する内視鏡。 2.湾曲部の端部の外周面上に、上記第1の帯状の環状
体が締め付ける部位と対応した溝部または段差部を設け
たことを特徴とする第1項に記載の内視鏡装置。 3.上記湾曲部端部の外周面上に、上記第2の帯状の環
状体が締め付ける部位と対応した溝部または段差部を設
けたことを特徴とする第1項に記載の内視鏡装置。
【0080】(第3のシリーズ) 1.挿入部先端を湾曲させる湾曲部と、上記湾曲部を被
覆する弾性の外皮チューブとを有した内視鏡において、
上記湾曲部の端部には係合溝が設けられており、上記外
皮チューブは上記湾曲部に装着後、熱溶融により上記係
合溝と係合するよう成形される材質からなり、上記外皮
チューブの端部が上記湾曲部の係合溝内に楔着した状態
で取り付くことを特徴とする内視鏡。 2.上記外皮チューブは、ポリウレタンエラストマーか
らなることを特徴とする第1項に記載の内視鏡。 3.上記外皮チューブ端部の外周に、帯状の環状部材を
被せたことを特徴とする第1項に記載の内視鏡。
覆する弾性の外皮チューブとを有した内視鏡において、
上記湾曲部の端部には係合溝が設けられており、上記外
皮チューブは上記湾曲部に装着後、熱溶融により上記係
合溝と係合するよう成形される材質からなり、上記外皮
チューブの端部が上記湾曲部の係合溝内に楔着した状態
で取り付くことを特徴とする内視鏡。 2.上記外皮チューブは、ポリウレタンエラストマーか
らなることを特徴とする第1項に記載の内視鏡。 3.上記外皮チューブ端部の外周に、帯状の環状部材を
被せたことを特徴とする第1項に記載の内視鏡。
【0081】(第4のシリーズ) 1.挿入部先端を湾曲させる湾曲部と、上記湾曲部を被
覆する弾性の外皮チューブとを有した内視鏡において、
導電性の電線が上記外皮チューブに接触して配置されて
おり、上記電線の発熱によって生じる上記外皮チューブ
の変形及び変質によって外皮チューブの端部が湾曲部の
端部に固定されることを特徴とする内視鏡。 2.電線の発熱によって上記外皮チューブが熱溶融して
上記湾曲部の端部と溶着することを特徴とする第1項に
記載の内視鏡。
覆する弾性の外皮チューブとを有した内視鏡において、
導電性の電線が上記外皮チューブに接触して配置されて
おり、上記電線の発熱によって生じる上記外皮チューブ
の変形及び変質によって外皮チューブの端部が湾曲部の
端部に固定されることを特徴とする内視鏡。 2.電線の発熱によって上記外皮チューブが熱溶融して
上記湾曲部の端部と溶着することを特徴とする第1項に
記載の内視鏡。
【0082】(第5のシリーズ) 1.挿入部先端を湾曲させる湾曲部と、上記湾曲部を被
覆する弾性の外皮チューブとを有した内視鏡において、
上記湾曲部の端部を環状に覆うリング部材を有し、上記
湾曲部の端部と上記リング部材とを溶着または接着する
ことによって上記外皮チューブを上記湾曲部の端部と上
記リング部材との間に挟み込み、上記湾曲部の端部と上
記外皮チューブを固定することを特徴とする内視鏡。 2.帯状の環状体はゴム、エラストマーなどの高弾性を
有する材料よりなることを特徴とする第1のシリーズの
第6項、第2のシリーズの第1項、第3のシリーズの第
3項に記載の内視鏡。 3.上記帯状の環状体は通常状態においてその内径が、
外嵌する内視鏡の挿入部の外径より小さい、ゴム、エラ
ストマーなどの高弾性を有する材料よりなることを特徴
とする第1のシリーズの第6項、第2のシリーズの第1
項、第3のシリーズの第3項に記載の内視鏡。
覆する弾性の外皮チューブとを有した内視鏡において、
上記湾曲部の端部を環状に覆うリング部材を有し、上記
湾曲部の端部と上記リング部材とを溶着または接着する
ことによって上記外皮チューブを上記湾曲部の端部と上
記リング部材との間に挟み込み、上記湾曲部の端部と上
記外皮チューブを固定することを特徴とする内視鏡。 2.帯状の環状体はゴム、エラストマーなどの高弾性を
有する材料よりなることを特徴とする第1のシリーズの
第6項、第2のシリーズの第1項、第3のシリーズの第
3項に記載の内視鏡。 3.上記帯状の環状体は通常状態においてその内径が、
外嵌する内視鏡の挿入部の外径より小さい、ゴム、エラ
ストマーなどの高弾性を有する材料よりなることを特徴
とする第1のシリーズの第6項、第2のシリーズの第1
項、第3のシリーズの第3項に記載の内視鏡。
【0083】4.上記帯状の環状体は熱収縮チューブよ
りなることを特徴とする第1のシリーズの第6項、第2
のシリーズの第1項、第3のシリーズの第3項に記載の
内視鏡。 5.上記帯状の環状体は低融点の樹脂よりなることを特
徴とする第1のシリーズの第6項、第2のシリーズの第
1項、第3のシリーズの第3項に記載の内視鏡。 6.帯状の環状体はホットメルト接着剤よりなることを
特徴とする第1のシリーズの第6項、第2のシリーズの
第1項、第3のシリーズの第3項に記載の内視鏡。
りなることを特徴とする第1のシリーズの第6項、第2
のシリーズの第1項、第3のシリーズの第3項に記載の
内視鏡。 5.上記帯状の環状体は低融点の樹脂よりなることを特
徴とする第1のシリーズの第6項、第2のシリーズの第
1項、第3のシリーズの第3項に記載の内視鏡。 6.帯状の環状体はホットメルト接着剤よりなることを
特徴とする第1のシリーズの第6項、第2のシリーズの
第1項、第3のシリーズの第3項に記載の内視鏡。
【0084】7.帯状の環状体はリング状の形状記憶合
金よりなることを特徴とする第1のシリーズの第6項、
第2のシリーズの第1項、第3のシリーズの第3項に記
載の内視鏡。 8.帯状の環状体は片面に接着層を有するテープよりな
り、挿入部に巻き付けることで環状体を成すことを特徴
とする第1のシリーズの第6項、第2のシリーズの第1
項、第3のシリーズの第3項に記載の内視鏡。 9.接着剤は、紫外線及び可視光の照射等により重合硬
化する光硬化型接着剤であることを特徴とする第1項、
第1のシリーズの第5,7,9項に記載の内視鏡。 10.接着剤は、エポキシ系接着剤であることを特徴と
する第1項、第1のシリーズの第5,7,9項に記載の
内視鏡。 11.湾曲部の端部は、湾曲部の最先端の湾曲コマであ
る内視鏡。 12.湾曲部の端部は、湾曲部の最先端の湾曲コマと接
続している先端構成部である内視鏡。
金よりなることを特徴とする第1のシリーズの第6項、
第2のシリーズの第1項、第3のシリーズの第3項に記
載の内視鏡。 8.帯状の環状体は片面に接着層を有するテープよりな
り、挿入部に巻き付けることで環状体を成すことを特徴
とする第1のシリーズの第6項、第2のシリーズの第1
項、第3のシリーズの第3項に記載の内視鏡。 9.接着剤は、紫外線及び可視光の照射等により重合硬
化する光硬化型接着剤であることを特徴とする第1項、
第1のシリーズの第5,7,9項に記載の内視鏡。 10.接着剤は、エポキシ系接着剤であることを特徴と
する第1項、第1のシリーズの第5,7,9項に記載の
内視鏡。 11.湾曲部の端部は、湾曲部の最先端の湾曲コマであ
る内視鏡。 12.湾曲部の端部は、湾曲部の最先端の湾曲コマと接
続している先端構成部である内視鏡。
【0085】13.湾曲部の端部は、湾曲部の最後端の
湾曲コマである内視鏡。 14.湾曲部の端部は、湾曲部の最後端の湾曲コマと接
続している軟性の可撓管の先端部である軟性の挿入部を
有した内視鏡。 15.湾曲部の端部は、湾曲部の最後端の湾曲コマと接
続している軟性の可撓管の先端に設けられた接続口金で
ある内視鏡装置。 16.湾曲部の端部は、湾曲部の最後端の湾曲コマと接
続している硬性パイプまたは半硬性パイプの先端部であ
る硬性、または半硬性の挿入部を有した内視鏡。
湾曲コマである内視鏡。 14.湾曲部の端部は、湾曲部の最後端の湾曲コマと接
続している軟性の可撓管の先端部である軟性の挿入部を
有した内視鏡。 15.湾曲部の端部は、湾曲部の最後端の湾曲コマと接
続している軟性の可撓管の先端に設けられた接続口金で
ある内視鏡装置。 16.湾曲部の端部は、湾曲部の最後端の湾曲コマと接
続している硬性パイプまたは半硬性パイプの先端部であ
る硬性、または半硬性の挿入部を有した内視鏡。
【0086】
【発明の効果】以上説明したように、本発明によれば、
非常に簡便に外皮チューブの端部を湾曲部の端部に水密
的に取り付けることができる。また、取り外しも容易な
ため、例えば外皮チューブの破損時等においての外皮チ
ューブ交換作業性も向上する。また、作業者の熟練を必
要としないため、作業者による仕上がり状態のばらつき
がなくなる。これらのことにより、外皮チューブが破損
した施設等の場でセールスマンやユーザーによって外皮
チューブの交換作業が可能となる。
非常に簡便に外皮チューブの端部を湾曲部の端部に水密
的に取り付けることができる。また、取り外しも容易な
ため、例えば外皮チューブの破損時等においての外皮チ
ューブ交換作業性も向上する。また、作業者の熟練を必
要としないため、作業者による仕上がり状態のばらつき
がなくなる。これらのことにより、外皮チューブが破損
した施設等の場でセールスマンやユーザーによって外皮
チューブの交換作業が可能となる。
【0087】さらに、作業が容易で、接着剤の硬化時間
なども必要無いため、作業時間短縮による原価低減にも
つながる。しかも、固定強度は非常に強く、湾曲部の湾
曲操作や外皮チューブのこすれなどによる挿入部軸方向
等の力がかかっても外れることが無い。また、通常の外
皮チューブの取付け方法のように糸巻き部の上に接着剤
を盛る必要もないため、挿入部の外径はバラツキなく一
定に保つことが可能である。
なども必要無いため、作業時間短縮による原価低減にも
つながる。しかも、固定強度は非常に強く、湾曲部の湾
曲操作や外皮チューブのこすれなどによる挿入部軸方向
等の力がかかっても外れることが無い。また、通常の外
皮チューブの取付け方法のように糸巻き部の上に接着剤
を盛る必要もないため、挿入部の外径はバラツキなく一
定に保つことが可能である。
【図1】第1の実施形態に係る内視鏡が適用される内視
鏡装置の概略的な構成の説明図。
鏡装置の概略的な構成の説明図。
【図2】上記内視鏡の全体を示す斜視図。
【図3】上記内視鏡の挿入部の先端構成部の先端部分の
斜視図。
斜視図。
【図4】上記内視鏡の挿入部の縦断面図。
【図5】上記内視鏡の挿入部の湾曲部の先端部分の一部
の縦断面図。
の縦断面図。
【図6】上記内視鏡の挿入部の湾曲部の後端部分の一部
の縦断面図。
の縦断面図。
【図7】上記内視鏡の挿入部における湾曲部の外皮チュ
ーブの縦断面図。
ーブの縦断面図。
【図8】上記内視鏡の挿入部における湾曲部の他の外皮
チューブの縦断面図。
チューブの縦断面図。
【図9】上記内視鏡の挿入部における湾曲部の他の外皮
チューブの縦断面図。
チューブの縦断面図。
【図10】上記内視鏡の挿入部における湾曲部の他の外
皮チューブの縦断面図。
皮チューブの縦断面図。
【図11】上記内視鏡の挿入部における湾曲部の外皮チ
ューブの取付け構造の変形例を示す縦断面図。
ューブの取付け構造の変形例を示す縦断面図。
【図12】上記内視鏡の挿入部における湾曲部の外皮チ
ューブの取付け構造の変形例を示す縦断面図。
ューブの取付け構造の変形例を示す縦断面図。
【図13】上記内視鏡の挿入部における湾曲部の外皮チ
ューブの取付け構造の変形例を示す縦断面図。
ューブの取付け構造の変形例を示す縦断面図。
【図14】上記内視鏡の挿入部における湾曲部の外皮チ
ューブの取付け構造の変形例を示す縦断面図。
ューブの取付け構造の変形例を示す縦断面図。
【図15】第2の実施形態の内視鏡の挿入部における湾
曲部の外皮チューブの取付け構造を示す縦断面図。
曲部の外皮チューブの取付け構造を示す縦断面図。
【図16】第3の実施形態の内視鏡の挿入部における湾
曲部の外皮チューブの取付け構造部を示す縦断面図。
曲部の外皮チューブの取付け構造部を示す縦断面図。
【図17】第3の実施形態の内視鏡の挿入部における湾
曲部の外皮チューブの取付け方法の説明図。
曲部の外皮チューブの取付け方法の説明図。
【図18】第3の実施形態の変形例に係る内視鏡の挿入
部における湾曲部の外皮チューブの取付け方法の説明
図。
部における湾曲部の外皮チューブの取付け方法の説明
図。
【図19】第4の実施形態の湾曲部における外皮チュー
ブの取付け構造を示す縦断面図。
ブの取付け構造を示す縦断面図。
【図20】上記湾曲部の外皮チューブの取付け構造の他
の変形例を示す縦断面図。
の変形例を示す縦断面図。
【図21】上記湾曲部の外皮チューブの取付け構造の他
の変形例を示す縦断面図。
の変形例を示す縦断面図。
【図22】第5の実施形態に係る内視鏡の挿入部におけ
る湾曲部の外皮チューブの取付け構造部の縦断面図。
る湾曲部の外皮チューブの取付け構造部の縦断面図。
【図23】上記湾曲部の後端部分の縦断面図。
【図24】上記湾曲部のリング部材の斜視図。
1…内視鏡、2…挿入部、11…先端構成部、12…湾
曲部、29…先端部本体、30…押圧部材、35…外皮
チューブ、38…押圧部材、39…押圧受け部、54…
押圧部、56…ねじ部、57…ねじ部、58…押圧部、
59…押圧受け部。
曲部、29…先端部本体、30…押圧部材、35…外皮
チューブ、38…押圧部材、39…押圧受け部、54…
押圧部、56…ねじ部、57…ねじ部、58…押圧部、
59…押圧受け部。
Claims (1)
- 【請求項1】挿入部に設けられた湾曲部に外皮チューブ
を被覆した内視鏡において、上記外皮チューブの端部を
挿入部の軸方向に押圧して挟み込むようにした固定手段
を設けたことを特徴とする内視鏡。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP10058106A JPH11253388A (ja) | 1998-03-10 | 1998-03-10 | 内視鏡 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP10058106A JPH11253388A (ja) | 1998-03-10 | 1998-03-10 | 内視鏡 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH11253388A true JPH11253388A (ja) | 1999-09-21 |
Family
ID=13074725
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP10058106A Withdrawn JPH11253388A (ja) | 1998-03-10 | 1998-03-10 | 内視鏡 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH11253388A (ja) |
Cited By (8)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2002224023A (ja) * | 2001-02-05 | 2002-08-13 | Asahi Optical Co Ltd | 内視鏡用チャンネルチューブの製造方法 |
JP2005245635A (ja) * | 2004-03-02 | 2005-09-15 | Fujinon Corp | 内視鏡 |
JP2007159854A (ja) * | 2005-12-14 | 2007-06-28 | Pentax Corp | 挿入部および内視鏡 |
JP2007252560A (ja) * | 2006-03-23 | 2007-10-04 | Pentax Corp | 内視鏡の挿入部 |
JP2009011611A (ja) * | 2007-07-05 | 2009-01-22 | Olympus Medical Systems Corp | 医療器具の可撓管 |
JP2009045134A (ja) * | 2007-08-15 | 2009-03-05 | Hoya Corp | 内視鏡の湾曲部構造 |
JP2017217250A (ja) * | 2016-06-08 | 2017-12-14 | オリンパス株式会社 | 湾曲外皮固定構造および内視鏡 |
WO2020183578A1 (ja) * | 2019-03-11 | 2020-09-17 | オリンパス株式会社 | 内視鏡 |
-
1998
- 1998-03-10 JP JP10058106A patent/JPH11253388A/ja not_active Withdrawn
Cited By (9)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2002224023A (ja) * | 2001-02-05 | 2002-08-13 | Asahi Optical Co Ltd | 内視鏡用チャンネルチューブの製造方法 |
JP2005245635A (ja) * | 2004-03-02 | 2005-09-15 | Fujinon Corp | 内視鏡 |
JP4542355B2 (ja) * | 2004-03-02 | 2010-09-15 | 富士フイルム株式会社 | 内視鏡 |
JP2007159854A (ja) * | 2005-12-14 | 2007-06-28 | Pentax Corp | 挿入部および内視鏡 |
JP2007252560A (ja) * | 2006-03-23 | 2007-10-04 | Pentax Corp | 内視鏡の挿入部 |
JP2009011611A (ja) * | 2007-07-05 | 2009-01-22 | Olympus Medical Systems Corp | 医療器具の可撓管 |
JP2009045134A (ja) * | 2007-08-15 | 2009-03-05 | Hoya Corp | 内視鏡の湾曲部構造 |
JP2017217250A (ja) * | 2016-06-08 | 2017-12-14 | オリンパス株式会社 | 湾曲外皮固定構造および内視鏡 |
WO2020183578A1 (ja) * | 2019-03-11 | 2020-09-17 | オリンパス株式会社 | 内視鏡 |
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Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A300 | Withdrawal of application because of no request for examination |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A300 Effective date: 20050510 |