JPH11253357A - 底なし洗面器形の便座 - Google Patents
底なし洗面器形の便座Info
- Publication number
- JPH11253357A JPH11253357A JP10328798A JP10328798A JPH11253357A JP H11253357 A JPH11253357 A JP H11253357A JP 10328798 A JP10328798 A JP 10328798A JP 10328798 A JP10328798 A JP 10328798A JP H11253357 A JPH11253357 A JP H11253357A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- peripheral side
- toilet seat
- inner peripheral
- toilet
- seat
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
Links
Landscapes
- Toilet Supplies (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【目的】本発明は、便秘症の予防と悪化を防ぐため、便
意が起きやすい和式便器のような姿勢で座れる、底なし
洗面器形の便座を提供する。 【構成】便座（１）の内周側（３）を、便器内（６）へ
と急傾斜に下げて形成することを特徴とした。
意が起きやすい和式便器のような姿勢で座れる、底なし
洗面器形の便座を提供する。 【構成】便座（１）の内周側（３）を、便器内（６）へ
と急傾斜に下げて形成することを特徴とした。
Description
【０００１】
【産業上の利用分野】この発明は、便意が起きやすい和
式便器での姿勢のように座れる、便秘症の人のための、
底なし洗面器形の便座に関する。
式便器での姿勢のように座れる、便秘症の人のための、
底なし洗面器形の便座に関する。
【０００２】
【従来の技術】従来の洋式便器の便座は、第２図、第５
図、第７図に示すように、外周側も内周側もほとんど平
らに形成され、便器の上に平面的に乗るよう作られてい
る。これに座る姿勢は椅子に座るのと同じで、肛門を解
放しない。足を広げて肛門を開き、直腸をも自然に刺激
して便意が起こる和式の姿勢に比べて便意が起こりにく
い。腸の動きが活発で排泄が順調なときはよいが、便秘
気味になると排泄が困難な姿勢になる。力んでもその力
が直腸まで伝わらず、長時間座っても便意が刺激されな
い。便秘症になりやすい日本人に、洋式便器を輸入した
形のまま使用させたのは少々無理があった。便秘症の人
への配慮もなかった。したがって、従来の便座は便秘症
を生む原因であり、重い便秘症人口を膨大に増やす原因
となった。
図、第７図に示すように、外周側も内周側もほとんど平
らに形成され、便器の上に平面的に乗るよう作られてい
る。これに座る姿勢は椅子に座るのと同じで、肛門を解
放しない。足を広げて肛門を開き、直腸をも自然に刺激
して便意が起こる和式の姿勢に比べて便意が起こりにく
い。腸の動きが活発で排泄が順調なときはよいが、便秘
気味になると排泄が困難な姿勢になる。力んでもその力
が直腸まで伝わらず、長時間座っても便意が刺激されな
い。便秘症になりやすい日本人に、洋式便器を輸入した
形のまま使用させたのは少々無理があった。便秘症の人
への配慮もなかった。したがって、従来の便座は便秘症
を生む原因であり、重い便秘症人口を膨大に増やす原因
となった。
【０００３】
【発明が解決しようとする課題】イ、従来の便座は便意
が起こってから排泄するだけを常識として作られてお
り、便秘症に苦しむ人への配慮はなかった。 ロ、便器の上に平面的に乗っているので椅子に座る姿勢
と変わらず、便秘気味のときに長時間座ってみても便意
を促されない。 ハ、和式便器に足を広げてしゃがむ姿勢の方が肛門をも
広げて便意を感じやすいが、現在ではほとんどの家庭が
洋式便器の使用に変わっている。 ニ、便秘気味のときに和式便器の姿勢を試そうとして
も、どう工夫しても従来の便座では和式の姿勢にならな
い。力んでもその力が直腸まで伝わらず、仕方なく排泄
を諦める。そのため症状は悪化し、便秘症人口を膨大に
増やす結果となった。 本発明は、以上の欠点を解決するためになされたもので
ある。
が起こってから排泄するだけを常識として作られてお
り、便秘症に苦しむ人への配慮はなかった。 ロ、便器の上に平面的に乗っているので椅子に座る姿勢
と変わらず、便秘気味のときに長時間座ってみても便意
を促されない。 ハ、和式便器に足を広げてしゃがむ姿勢の方が肛門をも
広げて便意を感じやすいが、現在ではほとんどの家庭が
洋式便器の使用に変わっている。 ニ、便秘気味のときに和式便器の姿勢を試そうとして
も、どう工夫しても従来の便座では和式の姿勢にならな
い。力んでもその力が直腸まで伝わらず、仕方なく排泄
を諦める。そのため症状は悪化し、便秘症人口を膨大に
増やす結果となった。 本発明は、以上の欠点を解決するためになされたもので
ある。
【０００４】
【課題を解決するための手段】便座（１）は、その外周
側（２）を平面的に形成し、内周側（３）を便器内
（６）へと急傾斜に下げて形成する。本発明は以上の構
成よりなる、底なし洗面器形の便座である。
側（２）を平面的に形成し、内周側（３）を便器内
（６）へと急傾斜に下げて形成する。本発明は以上の構
成よりなる、底なし洗面器形の便座である。
【０００５】
【作用】本発明を使用するときは、外周側（２）を便器
の上に乗せ、急傾斜に下げた内周側（３）にお尻を乗せ
て足を広く開く。和式便器での姿勢に近づくため肛門は
開かれ、直腸も自然に刺激されて便意が起こる。排泄が
簡単になり、便秘症状から解放される。
の上に乗せ、急傾斜に下げた内周側（３）にお尻を乗せ
て足を広く開く。和式便器での姿勢に近づくため肛門は
開かれ、直腸も自然に刺激されて便意が起こる。排泄が
簡単になり、便秘症状から解放される。
【０００６】
【実施例】以下、本発明の実施例を述べる。 （イ）便座（１）の外周側（２）は平面的に形成する。 （ロ）便座（１）の内周側（３）は便器内に向けて急傾
斜に下げて形成する。 （ハ）内周のふち（４）は、急傾斜から引き戻してやや
平らに形成してもよい。なお、可能な範囲で内周側を低
く下げるほど本発明の目的解決に近づく。 （ニ）外周側（２）は、場合によっては内周側（３）と
は反対に、便器（７）の外側へ、内外周が断面部で逆Ｕ
字になるよう湾曲させた形でもよい。或いは、外周側
（２）から内周側（３）へと、すり鉢状に一直線に落と
した形にしても本発明の目的達成では同じである。 （ホ）前面（８）がと切れる形の前割れ便座の場合は、
内周側（３）の一周全てを下げる。円形状に一周が連な
る前丸便座の場合は、左右と後面（９）は下げ、前面
（８）の内周側（３）の幅は狭くするか、またはカット
して内周を便器内へと長く出さない。 本発明は以上の構成よりなっている。これを使用すると
きは、外周側（２）を便器の上に乗せ、急傾斜に下げた
内周側（３）へお尻を乗せて足を広く開けばよい。お尻
が便器に深めに入り、足を開くことで和式便器の姿勢に
近づく。肛門が広く解放され、直腸も自然に刺激されて
便意が起こる。排泄時間の短縮となり、便秘症状悪化の
可能性を低くする。既存の便座をつけたまま着脱自在な
簡易なものや、便器に接続させて暖房やお尻洗浄など各
種設備を持つ本格的なものも可能である。その場合、低
い内周側（３）に設置されたお尻洗浄の湯は、周囲に飛
び散る範囲も狭い。便器と接続した本格的な便座にした
場合、この便座を上げて男性の小便用に使用するときは
従来の便座より内周が凸面で出るが、邪魔なるほどでは
ない。他の利用では、幼児用のおまるの座部、老人用の
持ち運び自由な簡易便器の便座にもよい。この便秘症予
防と底なし洗面器形の考えを土台にして、肛門を解放す
る椅子や座布団の提供などで多方面への利用発展が可能
である。
斜に下げて形成する。 （ハ）内周のふち（４）は、急傾斜から引き戻してやや
平らに形成してもよい。なお、可能な範囲で内周側を低
く下げるほど本発明の目的解決に近づく。 （ニ）外周側（２）は、場合によっては内周側（３）と
は反対に、便器（７）の外側へ、内外周が断面部で逆Ｕ
字になるよう湾曲させた形でもよい。或いは、外周側
（２）から内周側（３）へと、すり鉢状に一直線に落と
した形にしても本発明の目的達成では同じである。 （ホ）前面（８）がと切れる形の前割れ便座の場合は、
内周側（３）の一周全てを下げる。円形状に一周が連な
る前丸便座の場合は、左右と後面（９）は下げ、前面
（８）の内周側（３）の幅は狭くするか、またはカット
して内周を便器内へと長く出さない。 本発明は以上の構成よりなっている。これを使用すると
きは、外周側（２）を便器の上に乗せ、急傾斜に下げた
内周側（３）へお尻を乗せて足を広く開けばよい。お尻
が便器に深めに入り、足を開くことで和式便器の姿勢に
近づく。肛門が広く解放され、直腸も自然に刺激されて
便意が起こる。排泄時間の短縮となり、便秘症状悪化の
可能性を低くする。既存の便座をつけたまま着脱自在な
簡易なものや、便器に接続させて暖房やお尻洗浄など各
種設備を持つ本格的なものも可能である。その場合、低
い内周側（３）に設置されたお尻洗浄の湯は、周囲に飛
び散る範囲も狭い。便器と接続した本格的な便座にした
場合、この便座を上げて男性の小便用に使用するときは
従来の便座より内周が凸面で出るが、邪魔なるほどでは
ない。他の利用では、幼児用のおまるの座部、老人用の
持ち運び自由な簡易便器の便座にもよい。この便秘症予
防と底なし洗面器形の考えを土台にして、肛門を解放す
る椅子や座布団の提供などで多方面への利用発展が可能
である。
【０００７】
【発明の効果】本発明の使用によって肛門が開かれ、便
意が起こりやすい姿勢となる。便秘症の人を生まない便
座であり、便秘がち人を配慮した便座である。また症状
の悪化を防ぎ、肥満や病気の原因となる重い病状への発
展の可能性を低くする。例え重い病状になっても、本発
明の使用によって症状を軽くし、全快の可能性を大にす
ることができる。
意が起こりやすい姿勢となる。便秘症の人を生まない便
座であり、便秘がち人を配慮した便座である。また症状
の悪化を防ぎ、肥満や病気の原因となる重い病状への発
展の可能性を低くする。例え重い病状になっても、本発
明の使用によって症状を軽くし、全快の可能性を大にす
ることができる。
【図１】本発明の便座の、左右の断面部拡大図
【図２】従来の便座の、左右の断面部拡大図
【図３】洋式便器と便座の平面図
【図４】本発明の側面図
【図５】従来の便座の側面図
【図６】本発明の使用姿勢を示す背面図
【図７】従来の便座の使用姿勢を示す背面図
１、便座 ２、外周側 ３、内周側 ４、内周のふち ５、右断面部 ５´、左断面部 ６、便器内 ７、便器 ８、前面 ９、後面 １０、お尻
Claims (1)
- 【請求項１】便座（１）の内周側（３）を、便器内
（６）へと急傾斜に下げて形成する、底なし洗面器形の
便座。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP10328798A JPH11253357A (ja) | 1998-03-11 | 1998-03-11 | 底なし洗面器形の便座 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP10328798A JPH11253357A (ja) | 1998-03-11 | 1998-03-11 | 底なし洗面器形の便座 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH11253357A true JPH11253357A (ja) | 1999-09-21 |
Family
ID=14350106
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP10328798A Pending JPH11253357A (ja) | 1998-03-11 | 1998-03-11 | 底なし洗面器形の便座 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH11253357A (ja) |
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| US6539849B2 (en) | 2000-07-05 | 2003-04-01 | Kabushiki Kaisha Yamamoto-Seisakusho | Rice-polisher, pre-polished rice producing apparatus, leveling device and pre-polished rice producing facility |
-
1998
- 1998-03-11 JP JP10328798A patent/JPH11253357A/ja active Pending
Cited By (4)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| US6539849B2 (en) | 2000-07-05 | 2003-04-01 | Kabushiki Kaisha Yamamoto-Seisakusho | Rice-polisher, pre-polished rice producing apparatus, leveling device and pre-polished rice producing facility |
| US6748852B2 (en) | 2000-07-05 | 2004-06-15 | Kabushiki Kaisha Yamamoto-Seisakusho | Rice polisher, pre-polished rice producing apparatus, leveling device and pre-polished rice producing facility |
| US6752072B2 (en) | 2000-07-05 | 2004-06-22 | Kabushiki Kaisha Yamamoto Seisakusho | Rice polisher, pre-polished rice producing apparatus, leveling device and pre-polished rice producing facility |
| US6886453B2 (en) | 2000-07-05 | 2005-05-03 | Kabushiki Kaisha Yamamoto Seisakusho | Rice polisher, pre-polished rice producing apparatus, leveling device and pre-polished rice producing facility |
Similar Documents
| Publication | Publication Date | Title |
|---|---|---|
| KR200414378Y1 (ko) | 좌변기의 덮개 | |
| JPH11253357A (ja) | 底なし洗面器形の便座 | |
| JP2002320572A (ja) | 洋風便器 | |
| KR101917245B1 (ko) | 원활한 배변 유도를 위한 좌변기 | |
| JP3670352B2 (ja) | 浴用椅子 | |
| KR200355599Y1 (ko) | 좌변기용 발판 | |
| WO2015029053A1 (en) | A toilet seat assembly | |
| WO2019155449A1 (en) | Healthy modern elevated squatting toilet seat with easy installation | |
| JP3240022U (ja) | 大・小兼用便座 | |
| KR20150097979A (ko) | 크기 조절 가능한 고무로 만든 변기시트 | |
| TWI768319B (zh) | 複合式便器及具有複合式便器的廁所 | |
| US11457780B1 (en) | Rearward-facing toilet | |
| JP6771234B2 (ja) | 小便座（ション座）付き便器 | |
| KR200229872Y1 (ko) | 좌변기 | |
| JP2002320571A (ja) | トイレ装置 | |
| JP3139425U (ja) | 洋式便器 | |
| KR200264021Y1 (ko) | 여성 전용 소변기 | |
| JP3496435B2 (ja) | 衛生設備 | |
| JPH09154774A (ja) | 使用者の体重によって外側に開く便座 | |
| CN206934022U (zh) | 一种马桶 | |
| JP2007330533A (ja) | 便器用腰掛台及び部屋 | |
| JPH10299065A (ja) | 小便器 | |
| JPH0312864Y2 (ja) | ||
| KR200434923Y1 (ko) | 청결 변기커버 | |
| KR200254689Y1 (ko) | 편안한 배변자세를 유지하도록 고안된 양변기 |