JPH11252684A - 屈曲波原理に基づく音響再生装置用の懸架装置 - Google Patents

屈曲波原理に基づく音響再生装置用の懸架装置

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JPH11252684A
JPH11252684A JP10363300A JP36330098A JPH11252684A JP H11252684 A JPH11252684 A JP H11252684A JP 10363300 A JP10363300 A JP 10363300A JP 36330098 A JP36330098 A JP 36330098A JP H11252684 A JPH11252684 A JP H11252684A
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JP
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holes
panel
suspension
holding means
surface layers
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JP10363300A
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Wolfgang Bachmann
ボルフガング・バッハマン
Gerhard Dr Krump
ゲルハルト・クルンプ
Hans-Juergen Regl
ハンス−ユルゲン・レーグル
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Nokia Technology GmbH
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    • H04ELECTRIC COMMUNICATION TECHNIQUE
    • H04RLOUDSPEAKERS, MICROPHONES, GRAMOPHONE PICK-UPS OR LIKE ACOUSTIC ELECTROMECHANICAL TRANSDUCERS; DEAF-AID SETS; PUBLIC ADDRESS SYSTEMS
    • H04R7/00Diaphragms for electromechanical transducers; Cones
    • H04R7/02Diaphragms for electromechanical transducers; Cones characterised by the construction
    • H04R7/04Plane diaphragms
    • H04R7/045Plane diaphragms using the distributed mode principle, i.e. whereby the acoustic radiation is emanated from uniformly distributed free bending wave vibration induced in a stiff panel and not from pistonic motion
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    • H04R7/16Mounting or tensioning of diaphragms or cones
    • H04R7/18Mounting or tensioning of diaphragms or cones at the periphery
    • H04R7/20Securing diaphragm or cone resiliently to support by flexible material, springs, cords, or strands
    • HELECTRICITY
    • H04ELECTRIC COMMUNICATION TECHNIQUE
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Abstract

(57)【要約】 【課題】屈曲波原理に基づく音響再生装置用の懸架装置
を提供する。 【解決手段】中央層(11)及び2つの表層(12.
1,12.2)によって形成され、該2つの表層(1
2)が中央層(11)の2つの相対する表面と結合され
てなるパネル(10)と、保持手段(17)と、パネル
(10)を前記保持手段(17)と結合させる弾性の固
定手段とを具備し、弾性の固定手段は中央層(11)及
び/又は2つの表層(12.1,12.2)のうちの少
なくとも1つによって形成される。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は屈曲波原理(Biegewe
llenprinzip)に基づいた音響再生装置用の懸架装置に、
特に、屈曲波の拡張を阻害することなく組込み用開口部
にこのような装置を任意に統合することができる懸架装
置に関する。
【0002】
【従来技術】従来技術では、屈曲波原理に基づいて作動
する音響再生装置が知られている。このような装置は、
実質的に、パネルと、少なくとも1つの駆動系統とによ
って構成されている。1つ又は複数の駆動系統に音響信
号が供給されると、パネルが振動される。このような音
響再生装置の特徴は、低域の臨界周波数から“屈曲波放
射”が可能になり、屈曲波は、その時々のパネルの平面
に沿って、周波数依存方向を有する音響放射をもたら
す。換言すれば、形成された指向性パターンの断面は、
周波数依存方向を有する主ローブを示す。このような状
況は無限に伸ばされたプレート及び吸収プレートに完全
に当て嵌まるが、該状況は本願において扱われた多重共
振プレートにとって、強いエッジ反射の故に、一層複雑
になる。多重共振プレートにおけるこのような複雑さ
は、周波数依存方向を有する主ローブに、複数のこのよ
うな広い主ローブを重ねて、更に非常な周波数依存性を
有する強く扇状に広がった指向性パターンを発生させる
ことである。しかし乍ら、ここで扱われた多重共振プレ
ートと、吸収プレートとに共通するのは、両者の指向性
パターンが中心においてむしろ中央垂直線から離れて指
向していることである。このような性能によって、空間
がより強く音波の投射に含まれることになる。
【0003】パネルは、サンドイッチ原理に基づき、つ
まりは、非常に軽い中央層の2つの相対する表面が、常
に、薄い表層と例えば貼着により結合されていることに
よって、構成されている。パネルが良好な音響再生特性
を有するためには、表層用の材料は特に高い圧縮波速度
(Dehnwellengeschwindigkeit)を有しなくてはならない
。適切な表層材料は例えば薄い金属箔又は繊維強化合
成樹脂箔である。
【0004】中央層に対しても特別な要求がなされる。
かくして、使用可能な材料がまず僅かな密度及び僅かな
減衰を有しなくてはならない。更に、中央層用の材料
は、表層を有する表面に対し直角に出来る限り高い捩り
剛性率(Schermodul)を有しなくてはならない。最後に、
主な要求のいう意味で、中央層用に使用可能な材料が、
常にこの材料から形成される中央層が後に最大の伸びを
有してなる方向に、非常に僅かな弾性係数(Elastizitae
tsmodul)を有することが必要である。2つの今挙げられ
た要求に関して一目で矛盾しているこれらの前提は、被
覆のために表層を有する2つの表面の間を通りかつ横断
面が好ましくは僅かである貫通孔を備えた多孔構造(Loc
hstruktur)を有する中央層によって、最も容易に満たさ
れる。多孔構造を有する中央層の他に、中央層材料とし
て硬質フォーム(hartschaeume)も用いられる。何故なら
ば、これらの中央層材料がその異方性材料特性にも拘ら
ず依然として適切な捩り剛性率及び弾性係数を有するか
らである。このような関連で、中央層用の材料として硬
質フォームを用いる際には、表層が、パネルの要求され
る異方性挙動を形成する課題を有することにも言及す
る。
【0005】屈曲波原理に基づく音響再生装置のための
基本的思想は、現存の壁部を音響放射のために用いるこ
とであった。この場合、対応の壁部に、屈曲波を発生さ
せるための駆動系統を設けることが出発点となった。直
ぐにも、こうした目的に最適な壁部のみが音響放射を充
分に保証できることが認識された。しかし乍ら、このた
めの前提は、充分な大きさにかように最適化された壁部
を活用することができて、連続する波がパネルの堅い縁
取りにおいて減衰しないようにすることであった。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】従来の技術では、大き
いパネルを収容する面が活用されないことがしばしばで
ある。小さなパネルを受入れ可能な音響再生装置に用い
るためにも、弾性の固定手段によってパネルを保持手段
と結合する必要がある。このために、人は、ラウドスピ
ーカ技術から知られており、かつパネルの縁部を保持手
段と結合するビードに依拠する。周知のビードが追加の
部材であることを除いて、これらのビードは欠点を有す
る。何故ならば、該ビードはビードの取付に必要な工程
により製造工程のコストを著しくアップさせるからであ
る。このこととは関係なしに、比較的小さな寸法のパネ
ルをただ(縁部に)固定することは、実際のように、通
常、対応のパネルに複数の駆動系統を備える場合に欠点
となる。このような措置によって、とにかく軽くないパ
ネルの重量が増加し、パネルを充分に懸架するために、
ビードが非常に硬く設計されねばならず、これと同時
に、このようなビードから発する減衰も高められる。
【0007】本発明は、従来技術で在する欠点を避け
る、屈曲波原理に基づく音響再生装置用の懸架装置を提
供することを目的とする。
【0008】
【課題を解決するための手段】本発明は、弾性の固定手
段が中央層及び/又は2つの表層のうちの少なくとも1
個によって構成される音響再生装置を提供する。
【0009】本発明は、パネルの製造のために用いられ
る構成要素が、保持手段との弾性結合の形成に適切であ
ることに認識に基づいている。
【0010】請求項2に記載のように、中央層は多孔構
造を有し、この多孔構造の各貫通孔は2つの表層に対し
垂直に延びており、パネルの保持手段との固定を実現す
るために、固定部分が貫通孔のうちの少なくとも1つの
中に差し込まれているときは、心材のとにかく弾性の多
孔構造を弾性の固定のために用いることができる。他
方、固定部分を有する1つの又は複数の貫通孔に側方に
直に隣り合う複数の貫通孔が、1つ又は複数の表層によ
って覆われていないことによって、2つの表層のうちの
少なくとも1個が、固定部分を有する1つの又は複数の
貫通孔から、側方の間隔A1を保つ。この場合、各々の
固定部分が複数の貫通孔の延び方向に平行又は横方向に
延びているか否かは重要でない。
【0011】固定部分を有する1つの又は複数の貫通孔
の亀裂を防ぐために、請求項3に記載のように、固定部
分を有する1つの又は複数の貫通孔、及び/又は固定部
分を有する1つの又は複数の貫通孔に側方に隣り合う複
数の貫通孔が、合成樹脂材料を発泡処理して埋められて
いるほうがよい。
【0012】発泡埋め込みされた貫通孔の場合でもばね
作用を保証するために、請求項4に記載のように、2つ
の表層のうちの少なくとも1個が、合成樹脂材料で発泡
埋め込みされた複数の貫通孔から、間隔A2を保ってい
るほうがよい。
【0013】請求項5に記載のように、固定部分を収容
する1つの又は複数の貫通孔、及び/又は2つの表層の
うちの少なくとも1個で覆われていないか、僅かに覆わ
れているこうした貫通孔が、残余の中央層に形成された
複数の貫通孔の長さに比較して、短縮された長さを有す
るときは、一層改善されたばね作用が達成される。
【0014】表層の材質の故に、表層を、請求項6に記
載のように、同時に、パネル用の懸架装置としても用い
ることができるのは、懸架装置が、パネルと、該パネル
を縁取る保持手段との間の間隔Aを架橋することによっ
てである。このような懸架装置の他の利点は、大きなコ
ストなしに表層を用いることにより、保持手段とパネル
との間で、継足し部分のない架橋が形成されることにあ
る。
【0015】1つの又は複数の表層の改善されたばね作
用は、請求項7に記載のように、表層がパネルと保持手
段との間の間隔Aを架橋する領域が、波形又は刻み目状
の輪郭を有するときに生じる。
【0016】保持手段とパネルとの間隔Aに、パネルを
駆動するための電子機器構成要素が設けられていると
き、音響再生装置は特にスペースを取らない。電子機器
構成要素が保持手段と結合されているとき、電子機器構
成要素は振動質量を高めることはない。更に、電子機器
構成要素を保持手段に固定することによって、電子機器
構成要素の熱の放出が改善される。
【0017】ただ念のために、例えば複数の表層のうち
の1つが保持手段へ延びており、パネルが縁部領域から
除かれて中央層の協力の下で支持されることによって、
各パネルが中央層懸架装置と表層懸架装置との組合わせ
によっても固定されることを指摘しておく。
【0018】
【発明の実施の形態】以下、図面を参照して本発明の実
施の形態を詳述する。
【0019】図1に平面図で示したパネル10は、中央
層11と、上方の表層12.1と、図1には見えない下
方の表層12.2とによって形成されている。2つの被
覆面12は夫々中央層11の相対する表面で中央層11
と結合されている。中央層11は、ハネカム状の横断面
を有する複数の貫通孔20によってこの場合形成されて
いる多孔構造(Lochstruktur)を有する。ハネカム状の貫
通孔20は、2つの表層12の、その最大の広さを有す
る平面に対し垂直に延びている。
【0020】複数の実施の形態で示される貫通孔20が
すべてハネカム状の横断面を有するとしても、横断面形
状に限定されはしない。このことは、他の実施の形態に
おいて複数の貫通孔20が円形又は角形の横断面を有し
てもよいこと、を意味する。
【0021】図1から明確に見て取れるように、中央層
11は2つの表層12によって完全に覆われている訳で
はない。むしろ、2つの表層12には、領域13が露出
されていて、中央層11を覗かせている。図1に見られ
る複数の貫通孔20のうちの中央の貫通孔には、ねじ1
4の形の固定部分が差し込まれている。この場合、ねじ
14の頭15は中央層15の上に載っている。必要な限
り、中央層11とねじ14の頭15との間に、例えば発
泡材製のワッシャ(図示せず)も設けることができる。
実際また、図2から見て取れるように、ねじ14の軸1
6を有する1つの貫通孔20と、この貫通孔20に側方
に直に隣接している複数の貫通孔20とは、中央層11
に形成された、L1の長さを有する他の複数の貫通孔と
比較して、短縮された長さL2を有する。複数の貫通孔
20のこの短縮された長さL2により、該貫通孔20
が、L1の長さを有する複数の貫通孔20と比べて、ね
じ14の軸16の方向に対して比較的僅かに横方向に変
形されるようになる。
【0022】更に、点線によって図2から見て取れるよ
うに、ねじ14の軸16が貫通している貫通孔20が合
成樹脂材料で発泡して埋められている。このことによっ
て、ねじ14の軸16が保持手段(図示せず)と結合さ
れ、パネル10が波形に変形されるとき、貫通孔20が
損傷を受けることを防止する。
【0023】ただ念のために、図2には、長さL2が短
縮された複数の貫通孔20の上方に設けられた上方の表
層12.1が、中央層11を覆わない自由な領域13を
有さず、これらの貫通孔20を完全に覆っていることを
指摘したい。このことによって、上方の表層12.1に
は、連続的な表面が作られる。このことにより、こうし
たパネル10の外観が改善される。
【0024】更に、図2に示した断面図から見て取れる
ように、中央層11のばね作用の改良のために、下方の
表層12.2の領域13がねじ14から間隔A1を保つ
のみならず、発泡体から間隔A2を保っている。この場
合に重要であるのは、間隔A1が間隔A2よりも大きい
ことである。というのも、このような条件を保つときに
のみ、中央層11を利用する自由なばね作用が保証され
るからである。
【0025】図3(a)〜(c)には、図1及び2に示
した懸架装置(Aufhaengung) とは全く異なる懸架装置が
示されている。とはいっても、パネル10の懸架のため
に懸架装置の2種類を組合わせでも用いることができ
る。
【0026】図3(a)〜(c)に示した配置では、パ
ネル10は保持手段17によって側方に間隔Aをあけて
縁取られている。この保持手段17はこの場合U形材と
して形成されており、このU形材の自由脚部18はパネ
ル10の方向に向いている。
【0027】図3(a)に示した実施の形態では、中央
層11と結合された2つの表層12.1,12.2は間
隔Aで平坦に張り出し、U形材の脚部18と結合されて
いる。表層12が、パネル10を縁取る保持手段17の
脚部18と結合されているときに、非常に簡単な方法で
一定程度の応力を表層12において達成するためには、
脚部18は歯牙状の輪郭(図示せず)も有することがで
きる。次に、対応の表層12が、囲繞する保持手段17
の、歯牙状に形成された脚部18に載置され、補完的に
歯牙状の工具によって脚部18へ押圧されるとき、応力
は表層12に生起され、例えば、脚部18と表層12と
の間に接着剤を固めた後に、保たれている。しかし乍
ら、保持手段17と結合された表層12に応力を生起す
るための、当業者に知られた他の方法も用いることがで
きる。
【0028】図3(b)、3(c)から見て取れるよう
に、2つの表層12がパネル10の平面に沿って保持手
段17へ延びている必要はなく、表層12が、自らが間
隔Aを緊張している領域において、湾曲状に(図3
(b))又は刻み目状に(図3(c))形成されている
ことができる。実際また、間隔Aの領域における表層1
2の湾曲又は刻み目は1つの湾曲又は刻み目に限定され
るものではない。更に、表層12.1,12.2の形
状、厚み及び材質が弾性を決定することに留意しなけれ
ばならない。最後に、パネル10の2つの表層12.
1,12.2が必ずしも保持手段17と結合されている
必要はないことを付記しておく。
【0029】図3(a)に示した実施の形態では、パネ
ル10用の1つ又は複数の駆動系統(図示せず)と協働
する電子機器には参照符号19が付されている。電子機
器19は保持手段17と結合されているので、パネル1
0からの良好の熱の排出が達成される。
【0030】図4に示した実施の形態は図1及び2に示
した実施の形態に関連している。今し方述べた実施の形
態とは逆に、連結部材14´の形の固定部分は、複数の
貫通孔20の延び方向に対し横方向に、パネル10と結
合されている。連結部材14´をペネル10に充分に固
定させるために、点線で示されるように、連結部材14
´によって完全に貫通されている貫通孔20´は、合成
樹脂材料で発泡されて埋められている。その上、貫通孔
20´乃至20´´´は、該貫通孔の延び方向に対し横
方向においてこれらの貫通孔20´乃至20´´´の可
動性を改善するために、上方の表層12.1にも下方の
表層12.2にも付いていない。図4に示した実施の形
態との関連で、図示の間隔A1及びA2がこの図への視
線方向に対して横方向にだけでなく、この視線方向に対
し垂直にも向けられていることを一寸付記しておく。
【0031】貫通孔20´´,20´´´によって形成
されるばね作用が万一充分でないならば、ばね作用を、
他の実施の形態(図示せず)では、パネル10と保持手
段17との間の間隔A´において弾性をもって形成する
ことができる。
【0032】
【発明の効果】本発明の懸架装置によると、大きなコス
トなしに表層を用いることにより、保持手段とパネルと
の間で、継足し部分のない架橋が形成されることにあ
る。保持手段とパネルとの間隔Aに、パネルを駆動する
ための電子機器構成要素が設けられると、音響再生装置
は特にスペースを取らない。まt、電子機器構成要素が
保持手段と結合されると、電子機器構成要素は振動質量
を高めることはない。更に、電子機器構成要素を保持手
段に固定することによって、電子機器構成要素の熱の放
出が改善される。
【図面の簡単な説明】
【図1】一実施形態によるパネルの平面図である。
【図2】図1に示したパネルの側面図である。
【図3】他の実施形態のパネルの断面図である。
【図4】他の実施形態のパネルの断面図である。
【符号の説明】
10…パネル 11…中央層 12…表層 12.1…表層 12.2…表層 14…固定部分 14´…固定部分 17…保持手段 19…電子機器構成要素 20…貫通孔 A…間隔 A1…間隔 A2…間隔 L1…長さ L2…長さ
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 ゲルハルト・クルンプ ドイツ連邦共和国、デー−94374 シュバ ルツァッハ、ローゼンガッセ 19 (72)発明者 ハンス−ユルゲン・レーグル ドイツ連邦共和国、デー−40477 デュッ セルドルフ、ノルトシュトラーセ 88

Claims (8)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 中央層(11)及び2つの表層(12.
    1,12.2)によって形成され、該2つの表層(1
    2)が前記中央層(11)の2つの相対する表面と結合
    されてなるパネル(10)と、保持手段(17)と、前
    記パネル(10)を前記保持手段(17)と結合させる
    弾性の固定手段とを具備する屈曲波原理に基づく音響再
    生装置用の懸架装置において、 前記弾性の固定手段は前記中央層(11)及び/又は前
    記2つの表層(12.1,12.2)のうちの少なくと
    も1つによって形成されることを特徴とする懸架装置。
  2. 【請求項2】 前記中央層(11)は多孔構造を有し、
    この多孔構造の各貫通孔(20)は前記2つの表層(1
    2)に対し垂直に延びており、前記パネル(20)の前
    記保持手段(17)との固定を実現するために、固定部
    分(14,14´)が前記貫通孔(20)のうちの少な
    くとも1つの中に差し込まれており、前記固定部分(1
    4)を有する1つの又は複数の貫通孔(20)に側方に
    直に隣り合う複数の貫通孔(20)が、1つ又は複数の
    表層(12)によって覆われていないことによって、前
    記2つの表層(12.1,12.2)のうちの少なくと
    も1つが、前記固定部分(14)を有する1つの又は複
    数の貫通孔(20)から、側方の間隔(A1)を保つこ
    とを特徴とする請求項1に記載の懸架装置。
  3. 【請求項3】 前記固定部分(14)を有する1つの又
    は複数の貫通孔(20)、及び/又は前記固定部分(1
    4)を有する1つの又は複数の貫通孔(20)に側方に
    隣り合う複数の貫通孔(20)は、合成樹脂材料で発泡
    埋め込みされることを特徴とする請求項2に記載の懸架
    装置。
  4. 【請求項4】 前記2つの表層(12)のうちの少なく
    とも1個が、合成樹脂材料で発泡埋め込みされた前記複
    数の貫通孔(20)から、間隔(A2)を保っているこ
    とを特徴とする請求項3に記載の懸架装置。
  5. 【請求項5】 固定部分(14)を収容する1つの又は
    複数の貫通孔(20)、及び/又は前記2つの表層(1
    2)のうちの少なくとも1個で覆われていないか、僅か
    に覆われているこうした貫通孔(20)は、残余の中央
    層(11)に形成された複数の貫通孔(20)の長さ
    (L1)に比較して、短縮された長さ(L2)を有する
    ことを特徴とする請求項2乃至4のいずれか1に記載の
    懸架装置。
  6. 【請求項6】 前記保持手段(17)は前記パネル(1
    0)を側方に間隔(A)をあけて縁取され、前記2つの
    表層(12)のうちの少なくとも1個が、側方の間隔
    (A)の架橋の下で前記保持手段(17)と結合されて
    いることを特徴とする請求項1に記載の懸架装置。
  7. 【請求項7】 前記保持手段(17)からの側方の間隔
    (A)を架橋する前記表層(12)の領域は、波形又は
    刻み目状の輪郭を有することを特徴とする請求項6に記
    載の懸架装置。
  8. 【請求項8】 前記パネル(10)と前記保持手段(1
    7)との間の側方の間隔(A)には、前記パネル(1
    0)を駆動するための電子機器構成要素(19)が設け
    られており、前記保持手段(17)と結合されているこ
    とを特徴とする請求項6又は7に記載の懸架装置。
JP10363300A 1997-12-20 1998-12-21 屈曲波原理に基づく音響再生装置用の懸架装置 Pending JPH11252684A (ja)

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DE19757098A DE19757098C2 (de) 1997-12-20 1997-12-20 Aufhängung für Schallwiedergabeanordnungen nach dem Biegewellenprinzip
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