JPH11252498A - 高画質ディジタル映像データのコピープロテクト方法ならびに装置 - Google Patents
高画質ディジタル映像データのコピープロテクト方法ならびに装置Info
- Publication number
- JPH11252498A JPH11252498A JP10047503A JP4750398A JPH11252498A JP H11252498 A JPH11252498 A JP H11252498A JP 10047503 A JP10047503 A JP 10047503A JP 4750398 A JP4750398 A JP 4750398A JP H11252498 A JPH11252498 A JP H11252498A
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- JP
- Japan
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- digital video
- video data
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- digital
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- Television Signal Processing For Recording (AREA)
- Controls And Circuits For Display Device (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【課題】 本発明は、暗号が解かれた後のディジタル高
画質データに対し、故意に画質を落とすための処理を施
すことにより、ディジタルコピープロテクションをより
完全なものとすることを課題とする。 【解決手段】 本発明は、輝度信号、色差信号を処理す
るカラーパレット74に書きむデータを操作することに
よって画質を低下させ、ディジタル高画質データの複製
を禁止する。例えば、カラーパレットに書き込むデータ
を間引くことにより画質を劣化させることができる。こ
のことにより、DVDの高画質ディジタルデータの無制
限な複製を防止できる。
画質データに対し、故意に画質を落とすための処理を施
すことにより、ディジタルコピープロテクションをより
完全なものとすることを課題とする。 【解決手段】 本発明は、輝度信号、色差信号を処理す
るカラーパレット74に書きむデータを操作することに
よって画質を低下させ、ディジタル高画質データの複製
を禁止する。例えば、カラーパレットに書き込むデータ
を間引くことにより画質を劣化させることができる。こ
のことにより、DVDの高画質ディジタルデータの無制
限な複製を防止できる。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、高画質ディジタル
映像データのコピープロテクト方法ならびに装置に関す
る。
映像データのコピープロテクト方法ならびに装置に関す
る。
【0002】
【従来の技術】DVD(Digital Video Disk)の登
場により高画質の映像が再生できるようになった。これ
に伴いディジタル高画質映像データの複製を防止するコ
ピープロテクションが技術的課題となっている。特開平
4−245063号にコピープロテクション技術が開示
されている。具体的には、ビデオ信号の再生時、ビデオ
信号とインタリーブ関係を保持して重畳されているスプ
リアス信号が検出されたときに記録動作を禁止すること
により、スプリアス信号の重畳されているビデオ信号の
コピーを禁止する、アナログコピープロテクションであ
る。
場により高画質の映像が再生できるようになった。これ
に伴いディジタル高画質映像データの複製を防止するコ
ピープロテクションが技術的課題となっている。特開平
4−245063号にコピープロテクション技術が開示
されている。具体的には、ビデオ信号の再生時、ビデオ
信号とインタリーブ関係を保持して重畳されているスプ
リアス信号が検出されたときに記録動作を禁止すること
により、スプリアス信号の重畳されているビデオ信号の
コピーを禁止する、アナログコピープロテクションであ
る。
【0003】上述した従来例は、スプリアス信号検出器
を設け、輝度信号にスプリアス信号が重畳されているこ
とを検知した場合、記録処理回路に記録動作の禁止をも
たらす制御信号を送る。この動作によりスプリアス信号
の重畳されたビデオデータの複製を防止するアナログコ
ピープロテクションである。近年このDVDを周辺機器
として接続するパーソナルコンピュータが市場を賑わし
ているが、ディジタル高画質データを扱うDVDパソコ
ンにおいて上記従来技術を採用することができない。C
PUやバス上はデータが暗号化されているため、プロテ
クションはなされているものの、DVDデコーダボード
上では、暗号を解除したディジタルの高画質データがそ
のままケーブルを介して表示ボードへ送られ、ディスプ
レイ上に表示される。
を設け、輝度信号にスプリアス信号が重畳されているこ
とを検知した場合、記録処理回路に記録動作の禁止をも
たらす制御信号を送る。この動作によりスプリアス信号
の重畳されたビデオデータの複製を防止するアナログコ
ピープロテクションである。近年このDVDを周辺機器
として接続するパーソナルコンピュータが市場を賑わし
ているが、ディジタル高画質データを扱うDVDパソコ
ンにおいて上記従来技術を採用することができない。C
PUやバス上はデータが暗号化されているため、プロテ
クションはなされているものの、DVDデコーダボード
上では、暗号を解除したディジタルの高画質データがそ
のままケーブルを介して表示ボードへ送られ、ディスプ
レイ上に表示される。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】従来、映像データにつ
き、アナログコピーガードとディジタルコピーガード処
理が行われ、無制限な複製を防止する機能を持たせてあ
ったが、完全な防止ではなく、従って、暗号が解除され
たディジタルの高画質データについては、そのままコピ
ーされてしまう危険性があった。
き、アナログコピーガードとディジタルコピーガード処
理が行われ、無制限な複製を防止する機能を持たせてあ
ったが、完全な防止ではなく、従って、暗号が解除され
たディジタルの高画質データについては、そのままコピ
ーされてしまう危険性があった。
【0005】本発明は上記事情に鑑みてなされたもので
あり、暗号が解かれた後のディジタル高画質データに対
し、故意に画質を落とすための処理を施すことにより、
ディジタルコピープロテクションをより完全なものとす
る、ディジタル映像データのコピープロテクト方法なら
びに装置を提供することを目的とする。
あり、暗号が解かれた後のディジタル高画質データに対
し、故意に画質を落とすための処理を施すことにより、
ディジタルコピープロテクションをより完全なものとす
る、ディジタル映像データのコピープロテクト方法なら
びに装置を提供することを目的とする。
【0006】
【課題を解決するための手段】本発明の高画質ディジタ
ル映像データのコピープロテクト方法は、輝度信号、色
差信号を処理するカラーパレットに書きむデータを間引
くことによって画質を低下させ、ディジタル高画質デー
タの複製を禁止することを特徴とする。
ル映像データのコピープロテクト方法は、輝度信号、色
差信号を処理するカラーパレットに書きむデータを間引
くことによって画質を低下させ、ディジタル高画質デー
タの複製を禁止することを特徴とする。
【0007】本発明の高画質ディジタル映像データのコ
ピープロテクト装置は、ディジタル映像データに色修飾
を施して内蔵するメモリに書き込み、ディジタルビテオ
インタフェースを介して表示系にデータを転送するカラ
ーパレットと、カラーパレットに書き込むべきディジタ
ル映像データに加工処理を施し、書き込むデータによっ
ては画質を低下させディジタル高画質データの複製を禁
止する制御回路とを具備することを特徴とする。制御回
路は、バスを介して転送される圧縮映像データを取り込
む入力回路と、その圧縮映像データの暗号を解くディジ
タルコピーガード回路と、圧縮されたデータを伸張する
デコーダ回路と、デコーダ回路により出力されるディジ
タル映像データに色修飾を施すとともに、そのデータを
加工するカラーパレット回路とから成ることを特徴とす
る。
ピープロテクト装置は、ディジタル映像データに色修飾
を施して内蔵するメモリに書き込み、ディジタルビテオ
インタフェースを介して表示系にデータを転送するカラ
ーパレットと、カラーパレットに書き込むべきディジタ
ル映像データに加工処理を施し、書き込むデータによっ
ては画質を低下させディジタル高画質データの複製を禁
止する制御回路とを具備することを特徴とする。制御回
路は、バスを介して転送される圧縮映像データを取り込
む入力回路と、その圧縮映像データの暗号を解くディジ
タルコピーガード回路と、圧縮されたデータを伸張する
デコーダ回路と、デコーダ回路により出力されるディジ
タル映像データに色修飾を施すとともに、そのデータを
加工するカラーパレット回路とから成ることを特徴とす
る。
【0008】このことにより、暗号が解かされた後のデ
ィジタル高画質データに対して故意に画質を落とすため
の処理を行ない、ディジタルコピープロテクションをよ
り完全なものにすることができる。
ィジタル高画質データに対して故意に画質を落とすため
の処理を行ない、ディジタルコピープロテクションをよ
り完全なものにすることができる。
【0009】
【発明の実施の形態】図1は、本発明のディジタル映像
データのコピープロテクト方法をDVDパソコン上で実
現したときのDVDパソコン構成を示すブロック図であ
る。図において、1はシステムの制御中枢となるCPU
であり、メモリ2に格納されるプログラムに従い演算制
御、もしくはシステムに接続される各周辺装置のコント
ロールを行なう。3はハードディスクドライブ(HD
D)であり、メモリ2が不揮発性の高速小容量記憶を特
徴とするのに対し、不揮発性の大容量記憶を特徴とす
る。4はユーザの意図をシステムに伝える入力インタフ
ェースの役割を果たすマウス、キーボード等の入力装置
である。4はPCI(Peripheral Component Interc
onnect)バスであり、アドレス、データ、コントロール
のためのラインが複数本で構成される高速バスであり、
上述した各装置1,2,3,4、ならびに後述するDV
D−ROMドライブ6、DVDデコーダボード7、表示
コントローラ8が共通接続され、これら装置間のデータ
交換路となる。
データのコピープロテクト方法をDVDパソコン上で実
現したときのDVDパソコン構成を示すブロック図であ
る。図において、1はシステムの制御中枢となるCPU
であり、メモリ2に格納されるプログラムに従い演算制
御、もしくはシステムに接続される各周辺装置のコント
ロールを行なう。3はハードディスクドライブ(HD
D)であり、メモリ2が不揮発性の高速小容量記憶を特
徴とするのに対し、不揮発性の大容量記憶を特徴とす
る。4はユーザの意図をシステムに伝える入力インタフ
ェースの役割を果たすマウス、キーボード等の入力装置
である。4はPCI(Peripheral Component Interc
onnect)バスであり、アドレス、データ、コントロール
のためのラインが複数本で構成される高速バスであり、
上述した各装置1,2,3,4、ならびに後述するDV
D−ROMドライブ6、DVDデコーダボード7、表示
コントローラ8が共通接続され、これら装置間のデータ
交換路となる。
【0010】DVD−ROMドライブ6は、装填される
DVD−ROMメディアからの情報の読み取りを行う。
DVDデコーダボード7は、PCIバス5上を伝播する
MPEG2情報等の伸張を行い、アナログ音声情報をア
ンプ、スピーカに出力し、アナログ映像情報をテレビに
出力し、また、ディジタル映像情報を表示コントローラ
8へ送る。DVDデコーダボード7の内部構成は図3に
示されている。表示コントローラ8は、DVDデコーダ
ボード7から受けたディジタル映像データをパソコン用
CRT(ディスプレイ)上のウインドウに映し出せる状
態にしてモニタ出力する。
DVD−ROMメディアからの情報の読み取りを行う。
DVDデコーダボード7は、PCIバス5上を伝播する
MPEG2情報等の伸張を行い、アナログ音声情報をア
ンプ、スピーカに出力し、アナログ映像情報をテレビに
出力し、また、ディジタル映像情報を表示コントローラ
8へ送る。DVDデコーダボード7の内部構成は図3に
示されている。表示コントローラ8は、DVDデコーダ
ボード7から受けたディジタル映像データをパソコン用
CRT(ディスプレイ)上のウインドウに映し出せる状
態にしてモニタ出力する。
【0011】図2は、上述した構成におけるシステム全
体の動作手順の概略を示すフローチャートである。ユー
ザはまず電源をONし、入力インタフェース4を介して
DVD−ROMドライブ6のトレイを開ける(ステップ
S21,22)。そしてDVD−ROMメディアを挿入
する(ステップS23)。そして、HDD3にインスト
ールされているOS(基本ソフトウェア)上で動作する
DVDプレーヤアプリケーションをマスウ操作すること
により、DVD−ROMメディアの再生を行なうことが
できる(ステップS24)。DVD−ROM内のデータ
は、画像(動画)についてはMPEG2と称する圧縮規
格にて、また、音声についてはAC−3と称する規格で
圧縮されている。サブピクチャ(字幕)のデータも収め
られている。これらのデータは、DVD−ROMメディ
ア上では暗号化されている。
体の動作手順の概略を示すフローチャートである。ユー
ザはまず電源をONし、入力インタフェース4を介して
DVD−ROMドライブ6のトレイを開ける(ステップ
S21,22)。そしてDVD−ROMメディアを挿入
する(ステップS23)。そして、HDD3にインスト
ールされているOS(基本ソフトウェア)上で動作する
DVDプレーヤアプリケーションをマスウ操作すること
により、DVD−ROMメディアの再生を行なうことが
できる(ステップS24)。DVD−ROM内のデータ
は、画像(動画)についてはMPEG2と称する圧縮規
格にて、また、音声についてはAC−3と称する規格で
圧縮されている。サブピクチャ(字幕)のデータも収め
られている。これらのデータは、DVD−ROMメディ
ア上では暗号化されている。
【0012】再生の際、データは、DVD−ROMドラ
イブ6からPCIバス5を経由してメモリ2に一時的に
蓄えられ、再びPCIバス5を経由してDVDデコーダ
ボード7へ送られる(ステップS25,26)。この過
程でデータは全て暗号化されたままである。そして、D
VDデコーダボード7上で暗号が解かれ、データの伸張
が行われる(ステップS27,28)。詳細は後述す
る。そして、平文、即ち、暗号の解かれたデータとなっ
た情報がディジタルビデオインタフェースと呼ばれるP
CIバス5とは独立な専用伝送路を経由して表示コント
ローラ8へ送られる。ここで、CRTイメージのデスク
トップ画面上の1つのウィンドウへ映像情報を映し出す
こがとができるように処理を行い、CRTモニタへ送り
表示させる。ディジタルビデオインタフェースを伝播す
る映像情報は平文の高画質ディジタルデータである。
イブ6からPCIバス5を経由してメモリ2に一時的に
蓄えられ、再びPCIバス5を経由してDVDデコーダ
ボード7へ送られる(ステップS25,26)。この過
程でデータは全て暗号化されたままである。そして、D
VDデコーダボード7上で暗号が解かれ、データの伸張
が行われる(ステップS27,28)。詳細は後述す
る。そして、平文、即ち、暗号の解かれたデータとなっ
た情報がディジタルビデオインタフェースと呼ばれるP
CIバス5とは独立な専用伝送路を経由して表示コント
ローラ8へ送られる。ここで、CRTイメージのデスク
トップ画面上の1つのウィンドウへ映像情報を映し出す
こがとができるように処理を行い、CRTモニタへ送り
表示させる。ディジタルビデオインタフェースを伝播す
る映像情報は平文の高画質ディジタルデータである。
【0013】そこで、ここからCRTへ出力するまでの
過程のいずれかの個所において、第三者が情報を搾取し
てしまうと高画質な映像情報が画質の劣化を伴わず、難
解でも複製されてしまうという事態が生じる可能性があ
る。これを解決するために、DVDデコーダボード7上
のカラーパレットで以下に述べる処理を行なう。
過程のいずれかの個所において、第三者が情報を搾取し
てしまうと高画質な映像情報が画質の劣化を伴わず、難
解でも複製されてしまうという事態が生じる可能性があ
る。これを解決するために、DVDデコーダボード7上
のカラーパレットで以下に述べる処理を行なう。
【0014】DVDデコーダボード7は、インタフェー
ス部71、ディジタルコピーガード部72、デコーダ7
3、カラーパレット5で構成され、PCIバス5と上述
したディジタルビデオインタフェースを介したグラフィ
ックアクセラレータボード80間に接続される。グラフ
ィックアクセラレータボード80は、図1に示す表示コ
ントローラ8の一部である。
ス部71、ディジタルコピーガード部72、デコーダ7
3、カラーパレット5で構成され、PCIバス5と上述
したディジタルビデオインタフェースを介したグラフィ
ックアクセラレータボード80間に接続される。グラフ
ィックアクセラレータボード80は、図1に示す表示コ
ントローラ8の一部である。
【0015】図において、PCIバス5を介して伝播さ
れる暗号化されたDVDの映像データはインタフェース
部71にて受信され、DVDデコーダボード7上に取り
込まれる。そして、ディジタルコピーガード72で暗号
が解かれ、そのデータはデコーダ73に供給され、ここ
で圧縮されたDVDのデータの伸張処理が行われる。カ
ラーパレット74はデコーダ73出力を受け、輝度信号
及び色差信号の調整を行ない、ディジタルビデオインタ
フェースを介してグラフィックアクセラレータボード8
0にそのディジタル映像データを送る。グラフィックア
クセラレータボード80は、ディジタル映像データを処
理してCRTモニタへ出力する。
れる暗号化されたDVDの映像データはインタフェース
部71にて受信され、DVDデコーダボード7上に取り
込まれる。そして、ディジタルコピーガード72で暗号
が解かれ、そのデータはデコーダ73に供給され、ここ
で圧縮されたDVDのデータの伸張処理が行われる。カ
ラーパレット74はデコーダ73出力を受け、輝度信号
及び色差信号の調整を行ない、ディジタルビデオインタ
フェースを介してグラフィックアクセラレータボード8
0にそのディジタル映像データを送る。グラフィックア
クセラレータボード80は、ディジタル映像データを処
理してCRTモニタへ出力する。
【0016】上述した構成において、まず、DVD−R
OMドライブ6でDVD−ROMメディアから読まれた
データがPCIバス5を経由してDVDデコーダボード
7に入ってくる。そして、ディジタルコピーガード72
と称するLSIにより暗号の鍵が解除され、平文、即
ち、暗号のかかっていないデータとなる。ディジタルコ
ピーガード72を介して入力されるデータは、デコーダ
73により伸張され、カラーパレット74にて輝度信
号、色差信号に変換処理を施し画質調整が行われる。そ
して、ディジタルビデオインタフェースを介してグラフ
ィックアクセラレータボード80にディジタルデータが
転送される。
OMドライブ6でDVD−ROMメディアから読まれた
データがPCIバス5を経由してDVDデコーダボード
7に入ってくる。そして、ディジタルコピーガード72
と称するLSIにより暗号の鍵が解除され、平文、即
ち、暗号のかかっていないデータとなる。ディジタルコ
ピーガード72を介して入力されるデータは、デコーダ
73により伸張され、カラーパレット74にて輝度信
号、色差信号に変換処理を施し画質調整が行われる。そ
して、ディジタルビデオインタフェースを介してグラフ
ィックアクセラレータボード80にディジタルデータが
転送される。
【0017】本発明では、カラーパレット74を用い、
以下の処理を行なうことにより、画質を僅かながら落と
している。このことにより、ディジタルビデオインタフ
ェースでの高画質データの複製を禁止するものである。
図4に画質劣化のためのカラーパレットの設定例を示
す。横軸(x)に入力、縦軸(y)に出力を目盛り、輝
度信号の変化が示されている。y=xのグラフを与えれ
ば信号は無変換となるが、ところところでデータを間引
き、潰している。図4に示すグラフの例では6個所のデ
ータを潰すことにより全体としてやや画質が低下する。
この設定により高画質ディジタル映像データの複製を禁
止する。カラーパレット74は、RAMならびにRAM
に対してデータをリードライトするメモリ制御回路から
成り、データを書き込むときにデータの間引き操作が行
われる。この間引き操作は、画質劣化の指示があったと
きにソフトウェアにより実現しても良いし、あるいはハ
ードウェアによる専用の劣化処理回路を設けても良い。
以下の処理を行なうことにより、画質を僅かながら落と
している。このことにより、ディジタルビデオインタフ
ェースでの高画質データの複製を禁止するものである。
図4に画質劣化のためのカラーパレットの設定例を示
す。横軸(x)に入力、縦軸(y)に出力を目盛り、輝
度信号の変化が示されている。y=xのグラフを与えれ
ば信号は無変換となるが、ところところでデータを間引
き、潰している。図4に示すグラフの例では6個所のデ
ータを潰すことにより全体としてやや画質が低下する。
この設定により高画質ディジタル映像データの複製を禁
止する。カラーパレット74は、RAMならびにRAM
に対してデータをリードライトするメモリ制御回路から
成り、データを書き込むときにデータの間引き操作が行
われる。この間引き操作は、画質劣化の指示があったと
きにソフトウェアにより実現しても良いし、あるいはハ
ードウェアによる専用の劣化処理回路を設けても良い。
【0018】図4に示すカラーパレット設定グラフをI
C化してDVDデコーダボード7を構成した場合の実施
形態を図5に示す。ここではそのICを画質劣化部76
と称する。この場合、ブライトネス、コントラスト、色
合いの調整はカラーパレット74に対してソフトウェア
で書き込む値を変えることにより行なうが、それとは別
に高画質ディジタル映像データの劣化を行なうための専
用のハードウェア(画質劣化回路75)が用意されるこ
とになる。
C化してDVDデコーダボード7を構成した場合の実施
形態を図5に示す。ここではそのICを画質劣化部76
と称する。この場合、ブライトネス、コントラスト、色
合いの調整はカラーパレット74に対してソフトウェア
で書き込む値を変えることにより行なうが、それとは別
に高画質ディジタル映像データの劣化を行なうための専
用のハードウェア(画質劣化回路75)が用意されるこ
とになる。
【0019】以上説明のように、本発明は、ディジタル
高画質データ転送系において、輝度、色差信号を処理す
るカラーパレットにてディジタルデータを間引いて書き
込み、これを表示制御系へ転送することにより、やや画
質を落としながらディジタル高画質データの複製を禁止
するものである。このことにより、ディジタル高画質デ
ータの無制限な複製を防止できる。
高画質データ転送系において、輝度、色差信号を処理す
るカラーパレットにてディジタルデータを間引いて書き
込み、これを表示制御系へ転送することにより、やや画
質を落としながらディジタル高画質データの複製を禁止
するものである。このことにより、ディジタル高画質デ
ータの無制限な複製を防止できる。
【0020】
【発明の効果】以上説明のように、本発明は、輝度信
号、色差信号を処理するカラーパレットに書きむデータ
を操作することによって画質を低下させ、ディジタル高
画質データの複製を禁止することを特徴とするものであ
り、輝度信号、色差信号を若干加工することで高画質映
像データの画質を落とし無制限な複製から防止できる。
これをカラーパレットRAMへの書き込みを行なうソフ
トウェア記述により実現した場合、従来からあるハード
ウェアは何ら変更することなく実現できるため、低コス
トで開発が可能となる。また、この画質劣化処理をハー
ドウェアチップで実現する場合にはよりセキュリティの
向上がはかれる。
号、色差信号を処理するカラーパレットに書きむデータ
を操作することによって画質を低下させ、ディジタル高
画質データの複製を禁止することを特徴とするものであ
り、輝度信号、色差信号を若干加工することで高画質映
像データの画質を落とし無制限な複製から防止できる。
これをカラーパレットRAMへの書き込みを行なうソフ
トウェア記述により実現した場合、従来からあるハード
ウェアは何ら変更することなく実現できるため、低コス
トで開発が可能となる。また、この画質劣化処理をハー
ドウェアチップで実現する場合にはよりセキュリティの
向上がはかれる。
【図1】本発明の高画質ディジタル映像データのコピー
プロテクト方法をDVDパソコン上で実現したときのD
VDパソコンの構成例を示すブロック図、
プロテクト方法をDVDパソコン上で実現したときのD
VDパソコンの構成例を示すブロック図、
【図2】図1に示す実施形態の動作を示すために引用し
たフローチャート、
たフローチャート、
【図3】図1に示すDVDデコーダボードの一実施形態
を示すブロック図、
を示すブロック図、
【図4】画質劣化のためのカラーパレットの設定例をグ
ラフ表示した例を示す図、
ラフ表示した例を示す図、
【図5】図1に示すDVDデコーダボードの他の実施形
態を示すブロック図、
態を示すブロック図、
1…CPU、2…メモリ、3…ハードディスクドライブ
(HDD)、4…入力装置、5…PCIバス、6…DV
D−ROMドライブ、7…DVDデコーダボード、8…
表示コントローラ、71…インタフェース回路、72…
ディジタルコピーガード、73…デコーダ、74…カラ
ーパレット、75…画質劣化回路、80…グラフィック
アクセラレータボード、
(HDD)、4…入力装置、5…PCIバス、6…DV
D−ROMドライブ、7…DVDデコーダボード、8…
表示コントローラ、71…インタフェース回路、72…
ディジタルコピーガード、73…デコーダ、74…カラ
ーパレット、75…画質劣化回路、80…グラフィック
アクセラレータボード、
Claims (4)
- 【請求項1】 カラーパレットを用いて高画質ディジタ
ル映像データに色修飾を施し表示系に対しそのデータを
転送することにより所望の表示を行なう高画質ディジタ
ル映像表示システムにおいて、上記カラーパレットに書
きむべきデータを間引き画質を低下させることによりデ
ィジタル高画質データの複製を禁止することを特徴とす
る高画質ディジタル映像データのコピープロテクト方
法。 - 【請求項2】 ディジタル映像データに色修飾を施し、
そのデータを内蔵するメモリに書き込み、ディジタルビ
テオインタフェースを介し表示系にそのデータを転送す
るカラーパレットと、カラーパレットに書き込むべきデ
ィジタル映像データに間引き処理を施し、書き込むデー
タによっては画質を低下させディジタル高画質データの
複製を禁止する制御回路とを具備することを特徴とする
高画質ディジタル映像データのコピープロテクト装置。 - 【請求項3】 上記制御回路は、バスを介して転送され
る圧縮映像データを取り込む入力回路と、その圧縮映像
データの暗号を解くディジタルコピーガード回路と、圧
縮されたデータを伸張するデコーダ回路と、デコーダ回
路により出力されるディジタル映像データに色修飾を施
すとともに、そのデータを間引くカラーパレット回路と
から成ることを特徴とする請求項2記載の高画質ディジ
タル映像データのコピープロテクト装置。 - 【請求項4】 カラーパレットにより出力されるデジタ
ル映像データに対して画質劣化のための処理を施し、デ
ィジタルビデオインタフェースに供給する画質劣化回路
を更に具備することを特徴とする請求項2記載の高画質
ディジタル映像データのコピープロテクト装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP10047503A JPH11252498A (ja) | 1998-02-27 | 1998-02-27 | 高画質ディジタル映像データのコピープロテクト方法ならびに装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP10047503A JPH11252498A (ja) | 1998-02-27 | 1998-02-27 | 高画質ディジタル映像データのコピープロテクト方法ならびに装置 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH11252498A true JPH11252498A (ja) | 1999-09-17 |
Family
ID=12776923
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP10047503A Pending JPH11252498A (ja) | 1998-02-27 | 1998-02-27 | 高画質ディジタル映像データのコピープロテクト方法ならびに装置 |
Country Status (1)
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JP (1) | JPH11252498A (ja) |
Cited By (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
WO2001041444A1 (en) * | 1999-12-03 | 2001-06-07 | Thomson Licensing S.A. | An adaptive video image information processing system |
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US7724901B2 (en) | 2004-06-15 | 2010-05-25 | Olympus Corporation | Image processing method |
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1998
- 1998-02-27 JP JP10047503A patent/JPH11252498A/ja active Pending
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