JPH11252468A - ディジタルカメラ - Google Patents
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- JPH11252468A JPH11252468A JP10053194A JP5319498A JPH11252468A JP H11252468 A JPH11252468 A JP H11252468A JP 10053194 A JP10053194 A JP 10053194A JP 5319498 A JP5319498 A JP 5319498A JP H11252468 A JPH11252468 A JP H11252468A
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Landscapes
- Transforming Light Signals Into Electric Signals (AREA)
- Television Signal Processing For Recording (AREA)
- Studio Devices (AREA)
Abstract
ッタボタン52を押すと、120万画素のCCDイメー
ジャ12からは16枚分のカメラ信号が間欠的に出力さ
れる。タイミングジェネレータ16は、CCDイメージ
ャ12から約30万画素ずつ電荷を読み出し、これによ
って1枚のカメラ信号の読み出しは1/30秒以内に終
了する。読み出されたカメラ信号は所定の間引き処理を
施されてからSDRAM58に書き込まれ、書き込みが
終了すると、次の30万画素の電荷が読み出される。こ
のようにして、SDRAM58に16枚分つまり120
万画素のカメラ信号が格納される。この16枚分のカメ
ラ信号は、YUV変換処理および圧縮処理を施された
後、フラッシュメモリ54に記録される。 【効果】 CCDイメージャから一部の画素信号だけを
読み出すようにしたため、CCDイメージャの画素数が
増えたとしても、連続撮影時の撮影間隔が長くなること
はない。
Description
し、特にたとえば連続する複数の静止画像を一括して記
録媒体に記録する、ディジタルカメラに関する。
素のCCDイメージャが設けられ、タイミングジェネレ
ータは、1フレーム分(1枚分)の撮像信号を1/30
秒でCCDイメージャから読み出していた。つまり、こ
のタイミングジェネレータは、12MHZのクロックレー
トで動作し、35万画素の撮像信号を1/30秒かけて
読み出していた。カメラモードでは、このようにして読
み出された撮像信号に基づく動画像がモニタに表示さ
れ、シャッタボタンが押されると、そのタイミングで読
み出された撮像信号が、所定の信号処理を施されて、記
録媒体に記録されていた。
トを変更することなくCCDイメージャの画素数を増や
したのでは、撮像信号の読み出しに1/30秒よりも長
い期間が必要となり、特に、被写体を連続撮影するとき
に撮影間隔が長くなるという問題があった。それゆえ
に、この発明の主たる目的は、連続撮影時の撮影間隔を
短くすることができる、ディジタルカメラを提供するこ
とである。
を有する撮像素子、撮像素子から第1画素数よりも少な
い第2画素数の撮像信号を読み出す読出手段、撮像信号
からモニタに表示する表示画像信号を生成する第1生成
手段、およびオペレータの指示に応答して複数の撮像信
号から記録媒体に記録する記録画像信号を生成する第2
生成手段を備える、ディジタルカメラである。
ラモードでは、タイミングジェネレータは、約120万
画素のCCDイメージャから約30万画素の電荷を読み
出す。タイミングジェネレータは12MHZのクロックレ
ートで動作し、この結果、30万画素の電荷は1/30
秒以内で読み出される。このようにして読み出された撮
像信号に基づいて1枚分の静止画像が生成され、モニタ
に出力される。CCDイメージャからは1/30秒毎に
撮像信号が読み出され、これによってモニタに動画像が
表示される。
ャッタボタンを押すと、CCDイメージャからは16枚
分の撮像信号が間欠的に出力される。このときも、タイ
ミングジェネレータは、CCDイメージャから約30万
画素ずつ電荷を読み出す。つまり、1枚の撮像信号は3
0万画素を有し、これによって、1枚の撮像信号の読み
出しは1/30秒以内に終了する。読み出された1枚分
の撮像信号は所定の間引き処理を施されてから内部メモ
リに書き込まれ、書き込みが終了すると、次の30万画
素の電荷の読み出しが開始される。このようにして、内
部メモリに16枚分つまり120万画素の撮像信号が格
納される。この16枚分の撮像信号は、その後1枚の撮
像信号としてYUV変換処理を施され、これによって1
20万画素の記録画像信号が生成される。記録画像信号
は、一括して記録媒体に記録される。
素数よりも少ない第2画素数の撮像信号を読み出すよう
にしたため、撮像素子の画素数が増えたとしても、連続
撮影時の撮影間隔が長くなることはない。この発明の上
述の目的,その他の目的,特徴および利点は、図面を参
照して行なう以下の実施例の詳細な説明から一層明らか
となろう。
メラ10は、CCDイメージャ12を含む。CCDイメ
ージャ12は約120万画素を有し、水平方向および垂
直方向のそれぞれには、1280画素および960ライ
ンが存在する。このため、CCDイメージャ12から全
ての画素信号を読み出すためには1/7.5秒の期間が
必要となる。
うに複数の受光部12aが形成され、その受光部12a
の前面には、図3のようにYe,Cy,MgおよびGが
モザイク状に配列された補色フィルタ14が装着され
る。各受光部12aがCCDイメージャ12の各画素を
構成し、Ye,Cy,MgおよびGのいずれかが、各受
光部12aに対応して配置されている。照射された光像
は、この補色フィルタ14を経てCCDイメージャ12
の受光部12aに供給され、光電変換される。
は、各画素に対応する複数の受光部12aと、受光部1
2aで光電変換されかつ蓄積された電荷を垂直方向に転
送する複数の垂直転送レジスタ12bと、垂直転送レジ
スタ12bの終端に配置され垂直転送レジスタ12bに
よって転送されてきた電荷を水平方向に転送する水平転
送レジスタ12cを含み、タイミングジェネレータ16
から出力されるタイミング信号によって駆動される。
12aから垂直転送レジスタ12bに電荷を読み出して
1ラインずつ垂直方向に転送する垂直転送パルス,水平
転送レジスタ12c内の電荷を1画素ずつ水平方向に転
送する水平転送パルス,非露光期間すなわち非電荷蓄積
期間において受光部12aで生成された電荷をオーバフ
ロードレイン(図示せず)に掃き捨てる掃き捨てパルス
などがある。
するカメラモードでは、垂直方向のライン数が1/4に
間引かれたカメラ信号が、CCDイメージャ12から出
力される。つまり、垂直方向に連続する8ラインに注目
したとき、最初のCy,Ye,・・・のラインおよび4
番目のMg,G・・・のラインの信号だけが出力され、
他のラインの信号は掃き捨てられる。したがって、CC
Dイメージャ12から出力される1280画素×240
ラインのカメラ信号には、Cy,Ye,・・・のライン
およびMg,G・・・のラインが交互に含まれる。
動作を、図4および図5を参照して説明する。CCDイ
メージャ12には、被写体の光像が上下逆向きで照射さ
れるため、8ラインを1単位とするライン番号V1〜V
8は、図4に示すように下から順に割り当てられる。フ
ォトダイオードが各画素に1つずつ対応付けられ、レジ
スタが各フォトダイオードに2つずつ対応付けられる。
レジスタ1Aおよび1Bには図5(A)および(B)に
示す垂直転送パルスXV1AおよびXV1Bが与えら
れ、レジスタ2および3Aには図5(C)および(D)
に示す垂直転送パルスXV2およびXV3Aが与えら
れ、そしてレジスタ3Bおよび4には図5(E)および
(F)に示す垂直転送パルスXV3BおよびXV4が与
えられる。
垂直転送パルスXV1Aを+レベルとし、ラインV1の
フォトダイオードから電荷を読み出す。また、期間で
垂直転送パルスXV3Aを+レベルとし、ラインV4の
フォトダイオードから電荷を読み出す。このようにして
ラインV1およびV4から電荷が読み出されると、垂直
転送パルスXV1A〜XV4はゼロレベルとマイナスレ
ベルとの間で交互に変化し、これによって各電荷が1ラ
インずつ垂直方向に転送される。垂直方向のライン数が
1/4に間引かれるため、この1280画素×240ラ
インのカメラ信号の読み出しは1/30秒以内で完了す
る。
8をカメラ側にセットすると、システムコントローラ4
6がカメラモードの設定指令をCPU44に与える。A
SIC42に設けられたタイミングジェネレータ16
は、CPU44によって制御され、カメラモードでは、
CCDイメージャ12が上述の所定ラインのみを出力す
るように、タイミング信号を出力する。
ラ信号は、CDS/AGC回路18によって周知のノイ
ズ除去およびレベル調整を施される。そして、このよう
な処理を施されたカメラ信号が、A/D変換器20によ
って、12MHzのクロックレートで、10ビットのデ
ィジタルデータ(カメラデータ)に変換される。カメラ
モードでは、スイッチSW1はA/D変換器20側に接
続され、スイッチSW2は間引き回路26側に接続さ
れ、さらに間引き回路26の間引き率は、水平方向およ
び垂直方向のそれぞれにおいて“1/2”および“0”
に設定される。このため、A/D変換器20から出力さ
れたカメラデータが、信号処理回路24によって色分離
およびYUV変換を施され、YUVデータの水平画素数
が、間引き回路26によって“640”に間引かれる。
そして、640画素×240ラインのYUVデータが、
スイッチSW2を介して、バッファコントロール回路2
8に入力される。なお、スイッチSW1およびSW2の
切換ならびに間引き回路26の間引き率の設定も、CP
U44が行なう。
ファ32は、具体的には図6に示すように構成される。
バッファコントロール回路28に、6つのコントローラ
28a〜28fが設けられ、それぞれに、SRAMによ
って形成されたバッファ32a〜32fが割り当てられ
る。また、コントローラ28a〜28fはそれぞれカウ
ンタ29a〜29fを有する。これらのカウンタ29a
〜29fには、CPU44からのアドレスデータがロー
ドされる。
ントローラ28aに入力される。同時に、タイミングジ
ェネレータ16から、CCDイメージャ12の有効エリ
アを規定するウィンドウ信号が入力される。コントロー
ラ28aは、ウィンドウ信号がハイレベルのときだけ、
YUVデータを12MHzのクロックレートでバッファ
32aに書き込み、同じYUVデータをバッファ32a
から48MHzのクロックレートで読み出す。読み出さ
れたYUVデータは、SDRAMコントロール回路30
に連続して入力される。コントローラ28aはまた、こ
のYUVデータを書き込むエリアの先頭アドレスデータ
をCPU44から受け、この先頭アドレスデータを基準
にYUVデータの書込アドレスを決定する。つまり、カ
ウンタ32aに先頭アドレスをロードし、このカウンタ
32aを48MHzのクロックレートでインクリメント
する。そして、YUVデータの入力に並行して、カウン
ト値つまり書込アドレスデータを4アドレスに1回ずつ
SDRAMコントロール回路30に入力する。
トローラ28aはまず、図7(A)に示す要求信号RE
QUESTをSDRAMコントロール回路30に出力す
る。そして、SDRAMコントロール回路30からの図
7(B)に示す承認信号ACKNOLEGEおよび図7
(C)に示すバッファ32aの識別番号(SRAMN
o.)に応答して、図7(D)に示すYUVデータおよ
び図7(E)に示すアドレスデータをSDRAMコント
ロール回路30に出力する。SDRAMコントロール回
路30は、コントローラ28a〜28fのすべてに承認
信号ACKNOLEGEおよび識別番号を与え、識別番
号に従って、対応するコントローラだけがデータを出力
する。このように、SDRAMコントロール回路30は
調停回路としても動作する。
の間では、いずれの信号ないしデータも、バス66を介
してやり取りされる。このような信号ないしデータのや
り取りは、コントローラ28aのほか、コントローラ2
8b〜28fも行い、かつJPEGコーデック56との
やり取りには、バス62または64が用いられる。SD
RAMコントロール回路30は、入力されたYUVデー
タを、バス60を介してSDRAM58の所望のアドレ
スに書き込む。つまり、SDRAMコントロール回路3
0は、入力されたアドレスデータが示すアドレスから続
く4つのアドレスに、4アドレス分のYUVデータを書
き込む。また、次のアドレスデータの入力に応じて、そ
のデータが示すアドレスから続く4つのアドレスに、次
の4アドレス分のYUVデータを書き込む。カウンタ2
9aには、図9に示す表示データエリアの先頭アドレス
がロードされ、YUVデータはこの表示データエリアに
書き込まれる。SDRAMコントロール回路30もま
た、48MHzのクロックレートで書き込みを実行す
る。このように、SDRAM30へのアクセスには、ア
ドレスデータが常に必要とされることはなく、間欠的に
アドレスデータが与えられればよい。
ラム方向(横方向)に512アドレス、ロウ方向(縦方
向)に2048アドレス有し、各アドレスは16ビット
である。CPU44は、カメラモードにおいて、図10
に示す各エリアの先頭アドレスをロードし、SDRAM
30を図9に示すようにマッピングする。つまり、30
0Kバイトの表示データエリア,約1.5Mバイトのカ
メラデータエリア,40KバイトのJPEG用データエ
リア,40Kバイトのサムネイル用データエリア,88
Kバイトのソフト用ワークエリアおよび36Kバイトの
キャラクタエリアを、SDRAM30に形成する。
変換によって、図11に示すようにYUVデータを生成
する。Yデータ,UデータおよびVデータはそれぞれ8
ビットであるため、4画素分のYUVデータのデータ量
は、64ビットつまり4アドレスとなる。平均すると、
YUVデータは1画素あたり16ビット(2バイト)で
あり、間引き回路26から出力される640画素×24
0ラインのYUVデータは、307200バイト(30
0Kバイト)となる。上述のように、表示データエリア
は300Kバイトの容量を有するため、640画素×2
40ラインのYUVデータは、表示データエリアに適切
に格納される。
タは、バス60が開放されているときに、SDRAMコ
ントロール回路30によって読み出される。つまり、S
DRAM58は48MHzの高速クロックレートでアク
セスされるため、バス60が空いている期間にYUVデ
ータの読み出しが行われる。SDRAMコントロール回
路30は、1フレームの画像を作成するために同じYU
Vデータを2回読み出す。このとき、図6に示すコント
ローラ28bが、アドレスデータを4アドレスに1回ず
つSDRAMコントロール回路30に入力し、SDRA
Mコントロール回路30が、所望のデータを48MHz
のクロックレートで読み出す。読み出されたYUVデー
タはコントローラ28bに与えられ、クロックレート
が、バッファ32bにおいて12MHzに戻される。
データは、擬似フレーム化回路34に入力され、各ライ
ンデータに所定の重み付けがなされる。具体的には、1
フレーム期間の前半に入力されたYUVデータに対する
重み付け量を“0.25”とし、1フレーム期間の後半
に入力されたYUVデータに対する重み付け量を“0.
75”とする。これによって、図12に示すように、奇
数ラインデータおよび偶数ラインデータがそれぞれの入
力ラインデータから擬似的に生成される。このようにし
て得られたインタレーススキャンデータが、エンコーダ
36を経た後、D/A変換器38によってアナログ信号
に変換される。このアナログ信号つまりインタレースス
キャンされたYUV信号は、出力端子S1から出力され
るとともに、LCD40に入力され、LCD40にリア
ルタイムの動画像が表示される。
タが擬似連写モードオン/オフスイッチ50をオン側に
設定し、シャッタボタン52を押すと、システムコント
ローラ46がCPU44に対して擬似連写指令を与え
る。CPU44は、スイッチSW1をバッファコントロ
ール回路28側に接続するとともに、スイッチSW2を
間引き回路22側に接続する。さらに、上述のカメラモ
ードと同じ1280画素×240ラインのカメラ信号が
CCDイメージャ12から出力されるように、タイミン
グジェネレータ16を制御する。ただし、CPU44は
タイミングジェネレータ16を間欠的に不能化する。つ
まり、1/30秒かけて1枚分のカメラ信号が出力され
ると、タイミングジェネレータ16を不能化し、出力さ
れたカメラ信号に対応するYUVデータがSDRAM5
8に格納されたとき、タイミングジェネレータ16を能
動化する。能動化する期間は、1/30秒である。
ンおよびMg,G,・・・のラインが交互に含まれるカ
メラ信号が、CCDイメージャ12から所定期間おきに
出力される。タイミングジェネレータ16は、シャッタ
ボタン52が押された後16枚分のカメラ信号が得られ
た時点で、CPU44によって完全に不能化される。な
お、CPU44は、タイミングジェネレータ16の代わ
りにまたはタイミングジェネレータ16に併せて、CC
Dイメージャ12を不能化してもよい。
ぞれのカメラ信号は、CDS/AGC回路18を介して
A/D変換器20に与えられ、ディジタル信号に変換さ
れる。A/D変換器20から出力されたカメラデータ
は、間引き回路22に入力される。このとき、間引き回
路22の間引き率は、垂直方向および水平方向において
“0”および“1/4”に設定され、それぞれのカメラ
データの水平画素数が“1280”から“320”に減
少される。間引き回路22からは320画素×240ラ
インのカメラデータが16回出力され、スイッチSW2
を介してコントローラ28aに与えられる。コントロー
ラ28aにはまた、シャッタボタン52の操作に応答し
て、SDRAM58に形成されたカメラデータエリアの
先頭アドレスがロードされる。コントローラ28aは、
上述と同様に、入力されたカメラデータを一旦バッファ
32aに格納し、その後アドレスデータとともに、SD
RAMコントロール回路30に与える。このアドレスデ
ータもまた、ロードされた先頭アドレスデータを基準に
生成される。したがって、SDRAMコントロール回路
30は、入力されたカメラデータを図9に示すカメラデ
ータエリアに書き込む。
40ラインのデータ量を有する。一方、カメラデータエ
リアは約1.5Mバイトの容量を持ち、1280画素×
960ライン分のカメラデータを格納できる。このカメ
ラデータエリアには、図9に示すように奇数フィールド
エリアおよび偶数フィールドエリアが個別に形成され、
それぞれのエリアには1280画素×480ライン分の
カメラデータを格納できる。コントローラ28aは、擬
似連写モードにおいて、奇数ラインデータと同時に奇数
フィールドエリアのアドレスデータを出力し、偶数ライ
ンデータと同時に偶数フィールドエリアのアドレスデー
タを出力する。つまり、320画素×240ラインのカ
メラデータを1ラインずつ奇数フィールドエリアおよび
偶数フィールドエリアに振り分ける。アドレスデータ
は、各フィールドエリアを16分割した320画素×1
20ライン分の分割エリアのいずれかを指定し、奇数ラ
インデータおよび偶数ラインデータは指定された分割エ
リアに書き込まれる。これによって、カメラデータエリ
アには、図13に示すように16枚分のカメラデータが
格納される。なお、図13においてそれぞれの番号に付
された“o”および“e”は、oddおよびevenを
意味する。
のカメラデータは、320画素×240ラインであり、
かつそれぞれの画素データは10ビットである。つま
り、この320画素×240ラインのカメラデータは、
96000バイト(=320画素×240ライン×10
ビット/8ビット)であり、16枚分のデータ量は15
36000バイトすなわち1.5Mバイトとなる。した
がって、16枚のカメラデータは、カメラデータエリア
一杯に格納される。なお、図8に示すように、SDRA
M58の各アドレスは16ビットであるため、8画素分
のカメラデータの書き込みに5アドレスが用いられる。
すると、SDRAMコントロール回路30は、コントロ
ーラ28dからのアドレスデータに従って、このカメラ
データの読み出しを実行する。このとき、コントローラ
28dは16枚分のカメラデータを1枚分のカメラデー
タと同様に取り扱う。つまり、コントローラ28dは各
カメラデータを区別することなく、奇数フィールドエリ
アおよび偶数フィールドエリアからデータを1ラインず
つ交互に読み出す。このため、図13に示すカメラデー
タo1〜o4およびe1〜e4がはじめに読み出され、
次にカメラデータo5〜o8およびe5〜e8が読み出
される。これ以降、o9〜o12およびe9〜e12、
o13〜o16およびe13〜e16の順でカメラデー
タの読み出しが行われる。これによって、16枚分のカ
メラデータを1枚分のカメラデータとしたプログレッシ
ブスキャンデータが得られる。
出したプログレッシブスキャンデータをコントローラ2
8dに与え、コントローラ28dは、入力されたプログ
レッシブスキャンデータを、スイッチSW1を介して信
号処理回路24に与える。これによって、Cy,Ye,
MgおよびGのカメラデータが、色分離およびYUV変
換を施され、1280画素×960ラインのYUVデー
タが生成される。間引き回路26の間引き率は、CPU
44によって、水平方向および垂直方向のそれぞれにつ
いて“1/2”および“1/4”に設定される。このた
め、1280画素×960ラインのYUVデータが、6
40画素×240ラインのYUVデータとなる。
リアに書き込まれた時点で、CPU44はスイッチSW
2の接続を間引き回路26側に切り換える。このため、
間引き回路26から出力されたYUVデータは、スイッ
チSW2を介して、再びコントローラ28aに入力され
る。コントローラ28aは、動画像を表示するときと同
じ要領で、この16枚分のYUVデータを表示データエ
リアに書き込む。したがって、表示データエリアには、
図11に示すように16枚分のYUVデータが書き込ま
れる。さらに、この書き込みが完了した時点で、コント
ローラ28bが、動画像を表示するときと同じ要領です
べてのYUVデータを読み出し、擬似フレーム化回路3
4に出力する。これによって、連写された16枚のフリ
ーズ画像が、LCD40に表示される。
のカメラデータがカメラデータエリアに格納される毎に
行ってもよい。この場合、LCD40に表示されるフリ
ーズ画像は、所定期間毎に1枚ずつ増えていく。コント
ローラ28dは、すべてのフリーズ画像がLCD40に
表示された後、カメラデータをカメラデータエリアから
再度読み出す。このとき、奇数フィールドエリアおよび
偶数フィールドエリアは、上述と同様に1ラインずつ交
互にスキャンされ、カメラデータは4枚ずつまとめて読
み出される。ただし、後に行われるサムネイル画像作成
処理およびJPEG圧縮処理の関係上、読み出しは8ラ
イン毎である。コントローラ28dは、読み出した8ラ
イン分のプログレッシブスキャンデータを、再度信号処
理回路24に与える。このとき、CPU44は、間引き
回路26の間引き率を、水平方向および垂直方向のいず
れについても“0”に設定する。したがって、信号処理
回路24から出力される1280画素×8ラインのYU
Vデータは、そのままコントローラ28aに戻される。
タは、SDRAMコントロール回路30を介してSDR
AM58に入力され、図6に示すJPEG用ワークエリ
アに格納される。このときも、CPU44が、JPEG
用ワークエリアの先頭アドレスをコントローラ28aに
ロードし、コントローラ28aがアドレスデータをSD
RAMコントロール回路30に与える。YUV変換は
4:2:2の比率で行われるため、1280画素×8ラ
インのYUVデータは、20480バイト(=1280
画素×8ライン×16ビット/8ビット)すなわち20
Kバイトである。したがって、40KバイトのJPEG
用ワークエリアには、1280画素×16ラインのYU
Vデータを書き込むことができる。つまり、ある8ライ
ン分のYUVデータはJPEG用ワークエリアの前半2
0Kバイトエリアに書き込まれ、続く8ライン分のYU
VデータはJPEG用ワークエリアの後半20Kバイト
エリアに書き込まれる。
ファコントロール回路28からのアドレスデータに従っ
て、図15に示すように、Yデータ,UデータおよびV
データを個別に格納する。8ライン分のYデータは10
Kバイトであるので、このYデータは一方の20Kバイ
トエリアの前半に格納され、8ライン分のUデータおよ
びVデータはそれぞれ5Kバイトであるので、残りの1
0Kバイトに個別に格納される。
の書き込みが完了すると、CPU44が、この8ライン
分のYUVデータに基づいてサムネイル画像データを作
成する。20Kバイトエリアには10240画素(12
80画素×8ライン)のYUVデータが存在し、64画
素(8画素×8ライン)を1ブロックとすると、20K
バイトエリアのYUVデータは160ブロックに分割で
きる。CPU44は、SDRAMコントロール回路30
を介してSDRAM58にアクセスし、1ブロック毎に
Yデータ,UデータおよびVデータを読み出す。そし
て、それぞれのブロックから1画素分のサムネイルデー
タを作成する。CPU44はその後、作成したサムネイ
ルデータを、SDRAMコントロール回路30を介し
て、図9に示すサムネイル用ワークエリアに1画素ずつ
書き込む。これによって、20KバイトエリアのYUV
データから160画素分のサムネイルデータが得られ
る。
理が完了すると、SDRAMコントロール回路30は、
コントローラ28eからのアドレスデータに従って、同
じ20KバイトエリアからYデータ,UデータおよびV
データを1ブロック(8画素×8ライン)ずつ読み出
す。Yデータ,UデータおよびVデータは、JPEG用
ワークエリアに個別に書き込まれており、さらにY:
U:V=4:2:2であるため、まずYデータが1ブロ
ックずつ2回読み出される。つまり、Yデータは連続し
て2回読み出される。次にUデータおよびVデータが1
ブロックずつ読み出される。このような読み出し処理が
コントローラ28eによって繰り返し実行され、読み出
されたそれぞれのブロックデータは、バス62を介し
て、JPEGコーデック56に入力される。つまり、J
PEGコーデック56には、Yデータ,Yデータ,Uデ
ータ,Vデータの順で、ブロックデータが繰り返し入力
される。JPEGコーデック56は、Yデータ,Uデー
タおよびVデータに対して、1ブロック毎にJPEGフ
ォーマットに従った圧縮処理を施す。そして、1ブロッ
ク分の圧縮処理が完了する毎に、圧縮データを、バス6
2を介してコントローラ28fに入力する。
ラデータエリアの先頭アドレスがロードされる。したが
って、コントローラ28fは、入力された圧縮データ
を、SDRAMコントロール回路30を介して、カメラ
データエリアに格納する。SDRAM58には、YUV
変換や圧縮処理が施されていないカメラデータも存在す
るため、圧縮データは、このような未処理のカメラデー
タを回避するように、カメラデータエリアに上書きされ
る。換言すれば、圧縮データは、既に圧縮処理が完了し
たカメラデータの上に書き込まれる。圧縮データのデー
タ量はカメラデータよりも少ないので、カメラデータエ
リアの先頭から圧縮データを書き込んでいけば、未処理
のカメラデータの上に圧縮データが書き込まれることは
ない。
イン分のYUVデータに対する圧縮処理と同時に、コン
トローラ28dによって次の8ライン分のカメラデータ
がカメラデータエリアから読み出され、このカメラデー
タに信号処理回路24によってYUV変換が施される。
そして、YUVデータが、コントローラ28aによって
JPEG用ワークエリアに書き込まれる。一方の20K
バイトエリアに格納されたYUVデータに対して圧縮処
理が行なわれている場合、新たに生成されたYUVデー
タは、他方の20Kバイトエリアに格納される。
0Kバイトつまり16ライン分のメモリ容量が確保さ
れ、現YUVデ−タの圧縮処理と次のYUVデ−タの生
成処理とが並行して行なわれる。カメラデータエリアに
格納された16枚分のカメラデータに対する圧縮処理が
完了すると、この16枚のカメラデータに対応する圧縮
データがカメラデータエリアに得られる。同時に、16
枚のカメラデータに対応するサムネイルデータがサムネ
イル用ワークエリアに得られる。なお、カメラデータに
対する圧縮処理が完了した後、サムネイルデータに対し
ても同じ圧縮処理が施され、圧縮データがサムネイル用
ワークエリアに格納される。
路30を通して、各圧縮データをカメラデータエリアお
よびサムネイル用ワークエリアから読み出し、フラッシ
ュメモリ54に記録する。つまり、CPU44は、全て
のカメラデータに対応する圧縮データを一度にフラッシ
ュメモリ54に記録する。CPU44は、擬似連写モー
ドにおいてシャッタボタン52が操作されたとき、図1
6に示すフロー図を処理する。つまり、まずステップS
1でカウンタ45を初期化し、次にステップS3でCC
Dイメージャ12から1枚分つまり約30万画素分のカ
メラ信号が出力されたかどうか判断する。ここで“N
O”であれば、CPU44はタイミングジェネレータ1
6を能動化し続けるが、“YES”であれば、ステップ
S5でタイミングジェネレータ16を不能化するととも
に、ステップS7でカウンタ45をインクリメントす
る。続いてステップS9で、CCDイメージャ12から
出力された1枚分のカメラ信号がカメラデータエリアに
格納されたかどうか判断する。そして、“YES”であ
れば、ステップS11でカウンタ45のカウント値が
“16”であるかどうか判断する。カウント値が“1
6”でなければ、次の撮影を行うためにステップS13
でタイミングジェネレータ16を能動化し、ステップS
3に戻る。一方、カウント値が“16”であれば、16
枚分の撮影が完了したとして、処理を終了する。ステッ
プS5でタイミングジェネレータ16が不能化されるた
め、ステップS11で“YES”であれば、タイミング
ジェネレータ16は不能化され続ける。
いてCCDイメージャ12から読み出す1枚のカメラ信
号の画素数を約30万画素に間引き、このカメラ信号を
1/30秒で読み出すようにしたため、CCDイメージ
ャ12の画素数が増えたとしても、連続撮影時の撮影間
隔が長くなることはない。また、LCD40に動画像を
表示するカメラモードとこの擬似連写モードとでは、C
CDイメージャ12からのカメラ信号の読み出し方法が
共通しているため、擬似連写モードにおいて信号処理が
複雑化するのを防止できる。
縦方向および横方向に4枚ずつ並べられた画像信号を生
成するようにしたが、複数枚分の画像信号を時間的に連
続させて1つの画像ファイルに記録するようにすれば、
簡易的な方法で動画像を再生することができる。
解図である。
す図解図である。
タイミング図である。
状態を示す図解図である。
グされる各エリアの先頭アドレスを示す図解図である。
る。
を示す図解図である。
示す図解図である。
リアを示す図解図である。
ロー図である。
Claims (6)
- 【請求項1】第1画素数を有する撮像素子、 前記撮像素子から前記第1画素数よりも少ない第2画素
数の撮像信号を読み出す読出手段、 前記撮像信号からモニタに表示する表示画像信号を生成
する第1生成手段、およびオペレータの指示に応答して
複数の前記撮像信号から記録媒体に記録する記録画像信
号を生成する第2生成手段を備える、ディジタルカメ
ラ。 - 【請求項2】前記表示画像信号は動画像信号である、請
求項1記載のディジタルカメラ。 - 【請求項3】前記第2生成手段は、前記指示に応答して
前記撮像素子および前記読出手段の少なくとも一方を間
欠的に不能化する第1不能化手段、および前記複数の撮
像信号が出力されたとき前記撮像素子および前記読出手
段の少なくとも一方を継続して不能化する第2不能化手
段を含む、請求項1または2記載のディジタルカメラ。 - 【請求項4】前記第1不能化手段は1つの前記撮像信号
が読み出される毎に不能化を行うな、請求項3記載のデ
ィジタルカメラ。 - 【請求項5】前記第2生成手段は、前記複数の撮像信号
に所定の信号処理を施して前記記録画像信号を生成する
記録画像生成手段をさらに含む、請求項3または4記載
のディジタルカメラ。 - 【請求項6】前記記録画像信号は前記第1画素数を有す
る、請求項1ないし5のいずれかに記載のディジタルカ
メラ。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP05319498A JP3338357B2 (ja) | 1998-03-05 | 1998-03-05 | ディジタルカメラ |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP05319498A JP3338357B2 (ja) | 1998-03-05 | 1998-03-05 | ディジタルカメラ |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH11252468A true JPH11252468A (ja) | 1999-09-17 |
JP3338357B2 JP3338357B2 (ja) | 2002-10-28 |
Family
ID=12936073
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP05319498A Expired - Lifetime JP3338357B2 (ja) | 1998-03-05 | 1998-03-05 | ディジタルカメラ |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP3338357B2 (ja) |
-
1998
- 1998-03-05 JP JP05319498A patent/JP3338357B2/ja not_active Expired - Lifetime
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JP3338357B2 (ja) | 2002-10-28 |
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