JPH1125201A - 半導体集積回路 - Google Patents

半導体集積回路

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JPH1125201A
JPH1125201A JP9176866A JP17686697A JPH1125201A JP H1125201 A JPH1125201 A JP H1125201A JP 9176866 A JP9176866 A JP 9176866A JP 17686697 A JP17686697 A JP 17686697A JP H1125201 A JPH1125201 A JP H1125201A
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gate
current
drain
voltage
transistor
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JP9176866A
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Katsuhisa Ogawa
勝久 小川
Tadahiro Omi
忠弘 大見
Sunao Shibata
直 柴田
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Canon Inc
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    • GPHYSICS
    • G06COMPUTING; CALCULATING OR COUNTING
    • G06GANALOGUE COMPUTERS
    • G06G7/00Devices in which the computing operation is performed by varying electric or magnetic quantities
    • G06G7/12Arrangements for performing computing operations, e.g. operational amplifiers
    • G06G7/16Arrangements for performing computing operations, e.g. operational amplifiers for multiplication or division
    • G06G7/163Arrangements for performing computing operations, e.g. operational amplifiers for multiplication or division using a variable impedance controlled by one of the input signals, variable amplification or transfer function

Abstract

(57)【要約】 【課題】 アナログ乗算の精度の向上が困難。 【解決手段】 ゲート・ドレイン(G・D)間が短絡さ
れ、ソースが接地電位5に接続されたトランジスタ(T
r)7のG・D接続点に、G・D間が短絡された第二T
r6のソースが接続され、第二TrのG・D接続点に、
第一の入力信号電流手段1が接続され、G・D間が短絡
され、ソースが接地電位5に接続された第三Tr9のG
・D接続点に、G・D間が短絡された第四Tr8のソー
スが接続され、第四TrのG・D接続点に、第二の入力
信号電流手段2が接続され、第二及び第四Tr6,8の
G・D接続点はそれぞれ第一及び第二の容量手段10,
11に接続され、第一及び第二の容量手段の出力側は共
通接続されて第五Tr12のゲートに接続されてフロー
ティングポイントを形成し、第五Trのソースは接地電
位5に接続され、第五Trのドレイン電流を演算出力と
した。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、半導体集積回路に
関し、特にアナログ乗算器に関するものである。
【0002】
【従来の技術】アナログ信号処理の中でも、高精度なア
ナログ乗算技術は多くの研究者達によって開発が進めら
れてきた。特に「B.Gilbert,“A precision four-quadr
ant multiplier with subnanosecond response,"IEEE
J.Solid-State Circuits vol.SC-3,pp365-373,Dec 196
3.」の論文で発表された4現象乗算器は、ギルバートの
乗算器として半導体集積回路の乗算器の原形として今日
に至っている。その後、「J.N.Babanezhad and G.C.Tem
es,“A20-V four-quadrant CMOS analog multiplier,"I
EEE J.Solid-State Circuits, vol.SC-20,pp1158-1168,
Dec 1985.」、「H.J.Song and C.K.Kim,“An MOS four-
quadrant analog multiplier using simpletwo-input s
quaring circuits with source followers,"IEEE J.Sol
id-State Circuit,vol.25,pp841-847,June 1990.」等、
数多くのアナログ乗算器の提案及び開発が進められてき
た。これらの回路の特徴としては、バイポーラトランジ
スタ又はMOSトランジスタを用いたものであった。な
かでもMOSトランジスタの動作点はVth以上の電圧を
印加しチャネルに反転層が形成されたモードでのオペレ
ーション、すなわちMOSトランジスタの三極管領域及
び飽和領域での動作を基準にしたものであった。
【0003】現在の信号処理の演算の中心は、デジタル
信号処理に見られる様に多くの積和演算を利用したもの
であり、これらの処理を並列なアナログ処理で置き換え
ようとした場合、多くの乗算器を必要とし上述した三極
管領域及び飽和領域で動作するMOSトランジスタで回
路を構成した場合消費電力の点で実現が困難であった。
この問題点に対応した回路が、「A.G.Andreou,K.A.Boah
en,P.O.Pouliquen,A.Pavasovic,R.E.Jenkins and K.Str
ohben,“Current-mode subthreshold MOS circuit for
analog VLSI neural systems,"IEEE Trans. Neural Net
works,vol.2,no2,pp205-pp213」又は「C.A.Mead, Analo
g VLSI and Neural Systems. Reading,MA:Addison-Wesl
ey,1989.」に述べられているMOSトランジスタのサブ
スレッショルド領域での動作を用いた乗算器が挙げられ
る。図4に従来のサブスレッショルド領域でのMOSト
ランジスタを用いた乗算器の回路図を示す。図4におけ
るMOSトランジスタの動作領域は、ゲート・ソース間
電圧Vgsがしきい値電圧Vthよりも遥かに低く、チャネ
ルには完全な反転層が形成されていない弱反転層状態で
あり、ドレイン電流Idがゲート・ソース間電圧Vgsの
値に対して指数関数的にきまるサブスレッショルド領域
である。図4において、1は第一の入力電流信号源でI
xの値を持ち、2は第二の入力信号源でIyの値を持つ。
第一の信号電流源1の一方の端子は電源電圧4に接続さ
れ、他方の端子である電流出力端子はMOSトランジス
タ52のドレイン端子とMOSトランジスタ53のゲー
ト端子の共通接続点Aに接続されMOSトランジスタ5
2のドレイン電流Id52となる。MOSトランジスタ5
2のソース端子は接地電位5に接続され、ゲート端子は
MOSトランジスタ53のソース端子とMOSトランジ
スタ51のドレイン端子に接続される。MOSトランジ
スタ51のソースは接地電位5に接続され、そのゲート
端子はMOSトランジスタ50のドレイン・ゲート共通
接続点と第二の入力信号電流源2の電流出力端子に接続
されている。第二の入力信号電流源2の他方の端子は電
源電圧4に接続されている。MOSトランジスタ50と
MOSトランジスタ51はカレントミラー回路を構成
し、第二の入力信号電流源2の電流を入力としてミラー
し、MOSトランジスタ51のドレイン電流Id51とな
る。第三の入力信号電流源58はIzの値を持ち、一方
の端子は電源電圧4に接続され、他方の端子は電流出力
として、MOSトランジスタ57のゲート及びソース端
子とMOSトランジスタ56のゲート端子の共通接続点
に注入される。MOSトランジスタ57とMOSトラン
ジスタ56でカレントミラー回路が構成され、第三の入
力信号電流源58のIzはミラーされ、MOSトランジ
スタ56のドレイン電流Id56となる。MOSトランジ
スタ56のドレイン端子は、MOSトランジスタ54の
ソース端子とMOSトランジスタ55のゲート端子の共
通接続点に接続される。MOSトランジスタ54のゲー
ト端子はMOSトランジスタ53のゲート端子とMOS
トランジスタ52のドレイン端子と第一の入力信号電流
源1の電流出力端子の共通接続点Aに接続される。MO
Sトランジスタ55のソース端子は接地電位5に接続さ
れ、ドレイン端子からは出力電流が取り出される。各M
OSトランジスタの動作領域は全てサブスレッショルド
領域で動作している為、ゲート・ソース間電圧Vgsに対
するドレイン電流Idは、指数関数的に決まる。すなわ
ち、Id=Io・exp(Vgs/Vo)又はVgs=Vo・l
n(Id/Io)となる(但しIo,Voはデバイス特性か
ら決まる定数)。第一及び第二の入力信号電流Ix,Iy
を受けるMOSトランジスタ52,50のゲート・ソー
ス間電圧は、Vgs52=Vo・ln(Ix/Io)、Vgs50
=Vo・ln(Iy/Io)となる。ここでMOSトラン
ジスタ50とMOSトランジスタ51はカレントミラー
を構成しているためMOSトランジスタ51のドレイン
電流Id51は、Iyと等しくId51=Iyが成立する。また
MOSトランジスタ53のドレイン電流もこれと等しく
なり、Iy=Id51=Id53が成立する。よってMOSト
ランジスタ53のゲート・ソース電圧Vgs53=Vo・l
n(Iy/Io)になる。
【0004】共通接続点Aの電位Vaは、Va=Vgs52+
Vgs53=Vo・ln(Ix/Io)+Vo・ln(Iy/I
o)となり、対数関数の加算の形となり、最終的にVa=
Vo・ln(Ix・Iy/Io2)となり入力信号Ix,Iy
の積の項が出来る。第三の入力信号電流Izはカレント
ミラー回路によりMOSトランジスタ56のドレイン電
流Id56と等しくなる為、MOSトランジスタ54のゲ
ート・ソース間電圧Vgs54は、Vgs54=Vo・ln(Iz
/Io)となる。また出力電流となるMOSトランジス
タ55のドレイン電流をIoutとすると、Vgs55=Vo・
ln(Iout/Io)となる。よって共通接続点Aの電位
VaはVa=Vgs54+Vgs55=Vo・ln(Iz/Io)+
Vo・ln(Iout/Io)=Vo・ln(Iz・Iout/I
o2)となり、IzとIoutの積の形となる。すなわち、V
a=Vo・ln(Ix・Iy/Io2)=Vo・ln(Iz・I
out/Io2)が成立する。よって、4つの電流の関係
は、Ix・Iy=Iz・Ioutとなり、最終的にMOSトラ
ンジスタ55のドレイン端子から取り出される出力電流
は、Iout=(Ix・Iy)/Izになり入力信号電流I
x,Iyの積を、入力信号電流Izで割ったものとなり、
Izを単位電流1と考えるとIout=Ix・Iyとなり、二
つの入力信号電流の積が、出力電流となって現れる。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上述し
た回路を実現しようとした場合、幾つかの問題点を抱え
ていた。共通接続点の電位Va=Vo・ln(Ix・Iy/
Io2)を発生させるMOSトランジスタ52とMOSト
ランジスタ53から構成される第一の電圧加算回路にお
ける第一及び第二の入力信号電流Ix,IyがIxは電流
が注入される形で回路に印加され、Iyは回路から電流
を流出する形で構成されていることである。この為、本
来の入力信号電流Iyは、MOSトランジスタ50とM
OSトランジスタ51のカレントミラー回路で方向変換
されてMOSトランジスタ53のソース端子からミラー
された電流Id51=lyを引き抜く。この為、Iyは一段
分のカレントミラーによる誤差が重畳され第一の電圧加
算回路に印加される為、Iy入力の精度が落ちる。また
Iyを配給する為のMOSトランジスタ52のドレイン
電圧が、MOSトランジスタ52のVgs52の値でクラン
プされる為、MOSトランジスタ51のドレイン・ソー
ス電圧Vds51は大変低い電圧で抑えられる。
【0006】 [Vds51=Vgs52=Vo・ln(Ix/Io)] すなわち、ドレイン電圧が低い為、カレントミラーが設
定した電流値Iyを流すことが出来ずId51はIyよりも
減少する。この為、アナログ乗算の精度を著しく悪化さ
せていた。また図4の従来回路では、単位電流Izを流
す為の回路が付加され、回路規模を増加させる構成とな
っていた。
【0007】
【課題を解決するための手段及び作用】本発明は上記問
題点を解決する為に、ゲート・ソース電圧がしきい値よ
りも低く、ドレイン電流がゲート・ソース電圧の指数関
数で表されるサブスレッショルド領域で動作する絶縁ゲ
ート型トランジスタを用いて構成される回路において、
ゲート・ドレイン間が短絡され、ソースが低圧側電源電
位又は高圧側電源電位に接続された第一の絶縁ゲート型
トランジスタのゲート・ドレイン接続点に、ゲート・ド
レイン間が短絡された第二の絶縁ゲート型トランジスタ
のソースが接続され、該第二の絶縁ゲート型トランジス
タのゲート・ドレイン接続点に、第一の入力信号電流手
段が接続され、ゲート・ドレイン間が短絡され、ソース
が低圧側電源電位又は高圧側電源電位に接続された第三
の絶縁ゲート型トランジスタのゲート・ドレイン接続点
に、ゲート・ドレイン間が短絡された第四の絶縁ゲート
型トランジスタのソースが接続され、該第四の絶縁ゲー
ト型トランジスタのゲート・ドレイン接続点に、第二の
入力信号電流手段が接続され、前記第二及び第四の絶縁
ゲート型トランジスタのゲート・ドレイン接続点はそれ
ぞれ第一及び第二の容量手段に接続され、該第一及び第
二の容量手段の出力側は共通接続されて第五の絶縁ゲー
ト型トランジスタのゲートに接続されてフローティング
ポイントを形成し、該第五の絶縁ゲート型トランジスタ
のソースは低圧側電源電位又は高圧側電源電位に接続さ
れ、前記第五の絶縁ゲート型トランジスタのドレイン電
流を演算出力としてなる半導体集積回路を提供する。
【0008】本発明によれば、サブスレッショルド特性
によって電流電圧変換された2つの入力電流は、電圧に
対数圧縮され容量手段によってフローティングポイント
で加重平均和が取られ、2つの入力電流の積の項を持つ
電圧を発生させる。この電圧をサブスレッショルド特性
を持った絶縁ゲート型トランジスタで指数変換してリニ
アな2つの電流積をとることが可能となる。回路の入力
構成を完全対称型とし電圧加算を容量結合による高精度
な加算方式を採用した為、僅か5つのトランジスタで高
精度なアナログ電流積を演算することが可能となった。
またサブスレッショルド領域でのオペレーションである
為、低消費電流動作が可能となり、本発明の半導体回路
を多数使用しても、チップ面積の小さい低消費電力なア
ナログ並列乗算ユニット及びアナログ演算ユニットを構
成することが出来る。
【0009】
【実施例】以下、本発明による実施例について、図面を
参照しつつ詳細に説明する。なお、絶縁ゲート型トラン
ジスタとして代表的なMOSトランジスタを用いた場合
について説明する。 [第一の実施例]図1は、本発明の第一実施例を示す回
路図である。図1において、電流値をIxとした第一の
入力信号電流源1と、電流値をIyとした第二の入力信
号電流源2が回路の入力信号である。4は(高圧側電源
電位となる)電源電位である。第一の入力信号電流源1
はドレインとゲートが短絡されたNMOSトランジスタ
6のドレイン・ゲート共通接続点(電圧Vx)に入力さ
れ、NMOSトランジスタ6のソースは、同様にドレイ
ンとゲートが短絡されたNMOSトランジスタ7のドレ
イン・ゲート共通接続点に接続される。NMOSトラン
ジスタ7のソースは(低圧側電源電位となる)接地電位
5に接続されている。第二の入力信号電流源2はドレイ
ンとゲートが短絡されたNMOSトランジスタ8のドレ
イン・ゲート共通接続点(電圧Vy)に入力され、NM
OSトランジスタ8のソースは、同様にドレインとゲー
トが短絡されたNMOSトランジスタ9のドレイン・ゲ
ート共通接続点に接続される。NMOSトランジスタ9
のソースは接地電位5に接続されている。本発明におけ
るNMOSトランジスタの動作領域は、ゲート・ソース
間電圧Vgsがしきい値電圧Vthよりも遥かに低く、チャ
ネルには完全な反転層が形成されていない弱反転層状態
であり、ドレイン電流IdがVgsの値に対して指数関数
的にきまるサブスレッショルド領域である。なお、NM
OSトランジスタ6,7,8,9,12はW/L(W:
チャネル幅、L:チャネル長)の大きさが全て同一(実
質的に同一と見なせる程に近い場合を含む。)であるこ
とが望ましい。各NMOSトランジスタはW/Lの値が
同一であればよく、W,Lは必ずしも同一でなくてもよ
い。
【0010】各NMOSトランジスタの動作領域は全て
サブスレッショルド領域で動作している為、ゲート・ソ
ース間電圧Vgsに対するドレイン電流Idは、指数関数
的に決まる。すなわち、Id=Io・exp(Vgs/V
o)又はVgs=Vo・ln(Id/Io)となる。第一の入
力信号電流源1から注入されるNMOSトランジスタ6
のドレイン・ゲート共通接続点の電圧Vxは注入電流Ix
を対数変換した値となる。注入電流Ixは、直列接続さ
れたドレイン・ゲートショートのNMOSトランジスタ
6とNMOSトランジスタ7を流れる為、VxはNMO
Sトランジスタ6のゲート・ソース電圧Vgs6とNMO
Sトランジスタ7のゲート・ソース電圧Vgs7の和とな
る。すなわち、Vx=Vgs6+Vgs7が成立する。Vgs6と
Vgs7は注入電流Ixが対数変換された電圧である。
【0011】よって、Vx=Vo・ln(Ix/Io)+V
o・ln(Ix/Io)=2Vo・ln(Ix/Io)とな
る。第二の入力信号電流源2から注入されるNMOSト
ランジスタ8のドレイン・ゲート共通接続点の電圧Vy
は注入電流Iyを対数変換した値となる。注入電流Iy
は、直列接続されたドレイン・ゲートショートのNMO
Sトランジスタ8とNMOSトランジスタ9を流れる
為、VyはNMOSトランジスタ8のゲート・ソース電
圧Vgs8とNMOSトランジスタ9のゲート・ソース電
圧Vgs9の和となる。すなわち、Vy=Vgs8+Vgs9が成
立する。Vgs8とVgs9は注入電流Iyが対数変換された
電圧である。よって、Vy=Vo・ln(Iy/Io)+V
o・ln(Iy/Io)=2Vo・ln(Iy/Io)とな
る。この様に第一及び第二の入力信号電流源1,2の信
号電流Ix,Iyは、サブスレッショルド動作のNMOS
トランジスタによって対数変換され、電圧Vx,Vyとな
る。電圧Vxが発生しているNMOSトランジスタ6の
ドレイン・ゲート共通接続点は容量値がCxの第一の容
量手段10を介してフローティングポイントVfに接続
され、電圧Vyが発生しているNMOSトランジスタ8
のドレイン・ゲート共通接続点は容量値がCyの第二の
容量手段11を介してフローティングポイントVfに接
続される。フローティングポイントVfはNMOSトラ
ンジスタ12のゲートが接続され、そのソースは接地電
位5に、ドレインは出力電流Ioutを出力する。フロー
ティングポイントVfの電位は、電圧Vx,Vyを第一お
よび第二の容量手段10,11の容量値Cx,Cyで容量
結合の加重平均和をとった電圧値に落ち着く。容量値C
x,Cyを等しく設定すると、Vf=(Cx・Vx+Cy・V
y)/(Cx+Cy)=(Vx+Vy)/2となる。
【0012】よって、Vf={2・Vo・ln(Ix/I
o)+2・Vo・ln(Iy/Io)}/2=Vo・ln
(Ix/Io)+Vo・ln(Iy/Io)=Vo・ln(I
x・Iy/Io2)となり、入力電流の積Ix・Iyが発生す
る。VfはNMOSトランジスタ12のゲート・ソース
電圧Vgs12であり、ドレイン電流Ioutとすると、Vgs1
2=Vo・ln(Iout/Io)となる。ここでVf=Vgs1
2なので、Vo・ln(Ix・Iy/Io2)=Vo・ln
(Iout/Io)が成立する。ここでIoを単位電流とす
ると、NMOSトランジスタ12のドレイン電流は、I
out=Ix・Iyとして、入力電流の線形積Ix・Iyとし
て取り出すことができる。本実施例において、第一及び
第二の入力信号電流源1,2の回路への入力方式が完全
対称となり、かつ第一及び第二の入力信号電流源1,2
を構成するMOSトランジスタのドレイン・ソース電圧
を十分高く取れることにより、従来例で問題となってい
た入力電流方式の非対称性による誤差の発生を防ぎ、高
精度な電流モードアナログ乗算器を、僅か5つのトラン
ジスタで構成することを可能とした。またサブスレッシ
ョルド領域でのオペレーションである為、低消費電流動
作が可能となり、本実施例を多数使用しても、チップ面
積の小さい低消費電力なアナログ並列乗算ユニットが実
現できる。
【0013】なお、図1に示した、第一及び第二の容量
手段10,11、およびNMOSトランジスタ12はフ
ローティングデート電極を有する多入力のMOSトラン
ジスタで構成することができる。この多入力のMOSト
ランジスタは2層ポリシリコンCMOSプロセス等で実
現可能である。
【0014】図5は、フローティングデート電極を有す
る多入力のMOSトランジスタの概念図である。
【0015】半導体基板上に互いに離間して設けられた
ソース(主電極)33とドレイン(主電極)34の間の
チャネル上に第1のゲート絶縁膜を設け、これを介して
第1の多結晶シリコンからなるフローティングゲート電
極(制御電極)26を形成する。このフローティングゲ
ート電極26上に第2のゲート酸化膜を介して第2の多
結晶シリコンから成る入力ゲート電極27,28〜29
をN個形成する。入力ゲート電極27,28〜29はそ
れぞれ入力端子30,31〜32に接続されている。こ
の様にしてフローティングゲート電極26に対して、C
1,C2〜Cnの容量結合を持った多入力デバイスが実
現出来る。
【0016】この様にフローティングゲート電極26と
容量結合するN個の入力ゲート電極27,28〜29を
形成する場合、フローティングゲート電極26の電位
は、多数の入力ゲートに加えられた入力電圧の加重平均
となり、加重平均値がトランジスタのしきい値を、超え
るか否かでトランジスタがON/OFFする。これは、
生体の脳の構成基本単位であるニューロンに動作が似て
いる為、ニューロンMOS(以下、νMOSと略す)と
呼ぶ。
【0017】図6が、本実施例で用いることができる2
入力の容量結合を持ったνMOSの概念図である。図6
に示すνMOSは、ドレイン40とソース41、フロー
ティングゲート電極35、入力ゲート電極36,37、
入力ゲート電極36,37に接続される入力端子38,
39から構成される。いま、フローティングゲート電極
35と入力ゲート電極36の間で形成される容量をCo
x、フローティングゲート電極35と入力ゲート電極3
7の間で形成される容量をCoy、入力端子38に印加
される電圧をVox、入力端子39に印加される電圧を
Voyとするとフローティングゲート電極35の電位Φ
Fは、次式で表わされる。
【0018】ΦF=(Cox・Vox+Coy・Vo
y)/(Cox+Coy) この様に、フローティングゲート電極35の電位ΦFは
加重平均値となり、この加重平均値はそれぞれの容量結
合比で決まる。 [第二の実施例]図2は、本発明の第二実施例を示す回
路図である。図2において、第一の実施例の図1に示し
た1〜5、10、11は同一のものである。電流値をI
xとした第一の入力信号電流源1と、電流値をIyとした
第二の入力信号電流源2が回路の入力信号である。第一
の入力信号電流源1はドレインとゲートが短絡されたP
MOSトランジスタ13のドレイン・ゲート共通接続点
(電圧Vx)に接続され、PMOSトランジスタ13の
ソースは、同様にドレインとゲートが短絡されたPMO
Sトランジスタ14のドレイン・ゲート共通接続点に接
続される。PMOSトランジスタ14のソースは(高圧
側電源電圧となる)電源電圧4に接続されている。第二
の入力信号電流源2はドレインとゲートが短絡されたP
MOSトランジスタ15のドレイン・ゲート共通接続点
(電圧Vy)に接続され、PMOSトランジスタ15の
ソースは、同様にドレインとゲートが短絡されたPMO
Sトランジスタ16のドレイン・ゲート共通接続点に接
続される。PMOSトランジスタ16のソースは電源電
圧4に接続されている。本実施例におけるPMOSトラ
ンジスタの動作領域は、ゲート・ソース間電圧Vgsがし
きい値電圧Vthよりも遥かに低く、チャネルには完全な
反転層が形成されていない弱反転層状態であり、ドレイ
ン電流IdがVgsの値に対して指数関数的にきまるサブ
スレッショルド領域である。なお、PMOSトランジス
タ13,14,15,16,17はW/L(W:チャネ
ル幅、L:チャネル長)の大きさが全て同一(実質的に
同一と見なせる程に近い場合を含む。)であることが望
ましい。各NMOSトランジスタはW/Lの値が同一で
あればよく、W,Lは必ずしも同一でなくてもよい。
【0019】各PMOSトランジスタの動作領域はすべ
てサブスレッショルド領域で動作している為、ゲート・
ソース間電圧Vgsに対するドレイン電流Idは、指数関
数的に決まる。すなわち、Id=Io・exp(Vgs/V
o)又はVgs=Vo・ln(Id/Io)となる。第一の入
力信号電流源1から注入されるPMOSトランジスタ1
3のドレイン・ゲート共通接続点の電圧Vxは注入電流
Ixを対数変換した値となる。注入電流Ixは、直列接続
されたドレイン・ゲートショートのPMOSトランジス
タ13とPMOSトランジスタ14を流れる為、電源電
圧4とVxの差電圧はPMOSトランジスタ13のゲー
ト・ソース電圧Vgs13とPMOSトランジスタ14のゲ
ート・ソース電圧Vgs14の和となる。すなわち、Vx=
Vgs13+Vgs14が成立する。Vgs13とVgs14は注入電流
Ixが対数変換された電圧である。
【0020】よって、Vx=Vo・ln(Ix/Io)+V
o・ln(Ix/Io)=2Vo・ln(Ix/Io)とな
る。第二の入力信号電流源2から注入されるPMOSト
ランジスタ15のドレイン・ゲート共通接続点の電圧V
yは注入電流Iyを対数変換した値となる。注入電流Iy
は、直列接続されたドレイン・ゲートショートのPMO
Sトランジスタ15とPMOSトランジスタ16を流れ
る為、電源電圧4とVyの差電圧はPMOSトランジス
タ15のゲート・ソース電圧Vgs15とPMOSトランジ
スタ16のゲート・ソース電圧Vgs16の和となる。すな
わち、Vx=Vgs15+Vgs16が成立する。Vgs15とVgs1
6は注入電流Iyが対数変換された電圧である。
【0021】よって、Vy=Vo・ln(Iy/Io)+V
o・ln(Iy/Io)=2Vo・ln(Iy/Io)とな
る。この様に第一及び第二の入力信号電流源1,2の信
号電流Ix,Iyは、サブスレッショルド動作のPMOS
トランジスタによって対数変換され、電圧Vx,Vyとな
る。電圧Vxが発生しているPMOSトランジスタ13
のドレイン・ゲート共通接続点は容量値がCxの第一の
容量手段10を介してフローティングポイントVfに接
続され、電圧Vyが発生しているPMOSトランジスタ
15のドレイン・ゲート共通接続点は容量値がCyの第
二の容量手段11を介してフローティングポイントVf
に接続される。フローティングポイントVfはPMOS
トランジスタ17のゲートが接続され、そのソースは電
源電圧4に、ドレインは出力電流Ioutを出力する。フ
ローティングポイントVfと電源電圧4との差電位Vgs
17は、電圧Vx,Vyを第一および第二の容量手段1
0,11の容量値Cx,Cyで容量結合の加重平均和をと
った電圧値に落ち着く。容量値Cx,Cyを等しく設定す
ると、Vgs17=(Cx・Vx+Cy・Vy)/(Cx+Cy)
=(Vx+Vy)/2となる。
【0022】よって、Vgs17={2・Vo・ln(Ix/
Io)+2・Vo・In(Iy/Io)}/2=Vo・ln
(Ix/Io)+Vo・ln(Iy/Io)=Vo・ln(I
x・Iy/Io2)となり、入力電流の積Ix・Iyが発生す
る。PMOSトランジスタ17のドレイン電流Ioutと
すると、Vgs17=Vo・ln(Iout/Io)となる。こ
こでVf=Vgs17なので、Vo・ln(Ix・Iy/Io2
=Vo・ln(Iout/Io)が成立する。ここでIoを単
位電流とすると、PMOSトランジスタ17のドレイン
電流は、Iout=Ix・Iyとして、入力電流の線形積Ix
・Iyとして取り出すことができる。本実施例におい
て、第一及び第二の入力信号電流源1,2の回路への入
力方式が完全対称となり、かつ第一及び第二の入力信号
電流源1,2を構成するMOSトランジスタのドレイン
・ソース電圧を十分取れる動作点に設定できることによ
り、従来例で問題となっていた入力電流方式の非対称性
による誤差の発生を防ぎ、高精度な電流モードアナログ
乗算器を、僅か5つのトランジスタで構成することを可
能とした。またサブスレッショルド領域でのオペレーシ
ョンである為、低消費電流動作が可能となり、本実施例
を多数使用しても、チップ面積の小さい低消費電力なア
ナログ並列乗算ユニットが実現できる。 [第三の実施例]図3は、本発明の第三実施例を示す回
路図である。図2において、1〜12までは先に説明し
た第一の実施例の回路の部材と同一である。相違点とし
てフローティングポイントVfにスイッチ手段18を介
して基準電圧源19を接続したことである。第一及び第
二の入力信号電流源1,2を入力する前にリセットモー
ドを設けて電流値Ix=Iy=0の状態をつくり、基準電
源19を接地電位5とし、スイッチ手段18をオンする
ことでフローティングポイントの電位Vfを接地電位5
と等しくし、フローティングポイントの電荷を抜き初期
化する。また第一及び第二の入力信号電流源1,2の電
流値も零なのでVx,Vyも零となる。たとえ第一及び第
二の入力信号電流源1,2のリセット時にリーク電流が
ありVx,Vyにオフセットが発生したとしても、フロー
ティングポイントリセット時に第一及び第二の容量手段
10,11がこの値をおぼえ、信号入力はオフセット分
をキャンセルした値で行う為、高精度な電流モードアナ
ログ乗算器を実現できる。
【0023】また、基準電源19を接地電位ではなく、
NMOSトランジスタ12の動作モードがサブスレッシ
ョルド領域で動くバイアス電圧値Vbiasに設定し、同様
に第一及び第二の入力信号電流源1,2の電流値をIx
=Ixbias,Iy=Iybiasに設定し、スイッチ手段18
をオンすることで、フローティングポイントがVbias、
第一及び第二の入力信号電流源1,2の電流値がIxbia
s,Iybiasの時、回路はリセットされ、第一及び第二の
容量手段10,11が両端の電圧を覚えることで、この
状態を零入力と設定できる為、この時発生しているMO
SトランジスタのVthに寄与する電圧オフセット及びリ
ーク電流に寄与する誤差電圧をキャンセルした後、電流
モードの乗算を行うことでデバイスバラツキに影響しな
い高精度のアナログ乗算器が実現できる。
【0024】
【発明の効果】以上説明したように、本発明によれば、
サブスレッショルド特性によって電流電圧変換された2
つの入力電流は、電圧に対数圧縮された容量手段によっ
てフローティングポイントで加重平均値和が取られ、2
つの入力電流の積の項を持つ電圧を発生させる。この電
圧をサブスレッショルド特性を持った絶縁ゲート型トラ
ンジスタで指数変換してリニアな2つの電流積をとるこ
とを可能とした。本発明の回路構成を入力構成完全対称
型とし電圧加算を容量結合による高精度な加算方式を採
用した為、僅かなトランジスタ数で高精度なアナログ電
流積を演算することが可能となった。またサブスレッシ
ョルド領域でのオペレーションである為、低消費電流動
作が可能となり、本発明の半導体回路を多数使用して
も、チップ面積の小さい低消費電力なアナログ並列乗算
ユニット及びアナログ演算ユニットを構成することが出
来る。
【0025】また、本発明による電流モードアナログ乗
算器のフローティングポイントにリセット手段を設けリ
セット時に一定電圧を配給し、入力電流値もリセット時
に零又は入力最低電流値に設定することでMOSデバイ
スのVthバラツキによるオフセットを第一及び第二の容
量手段に覚えさせることで、Vthバラツキ依存をなくし
た為、同一チップ上に複数個の本発明の半導体回路を集
積化しても、ブロック間での誤差の無い電流モードアナ
ログ演算器を可能とした。この為、超並列なアナログ積
和演算が可能となり、視覚画像情報処理等の超並列演算
を小さなチップで低消費電力かつ高精度に実現できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第一実施例を示す回路図である。
【図2】本発明の第二実施例を示す回路図である。
【図3】本発明の第三実施例を示す回路図である。
【図4】従来の電流モード乗算器である。
【図5】フローティングデート電極を有する多入力のM
OSトランジスタの概念図である。
【図6】本実施例で用いることができる2入力の容量結
合を持ったνMOSの概念図である。
【符号の説明】
1 第一の入力信号電流源 2 第二の入力信号電流源 3 出力端子 4 電源電圧 5 接地電位 6 NMOSトランジスタ 7 NMOSトランジスタ 8 NMOSトランジスタ 9 NMOSトランジスタ 10 第一の容量手段 11 第二の容量手段 12 NMOSトランジスタ 13 PMOSトランジスタ 14 PMOSトランジスタ 15 PMOSトランジスタ 16 PMOSトランジスタ 17 PMOSトランジスタ 18 スイッチ手段 19 基準電圧 50 MOSトランジスタ 51 MOSトランジスタ 52 MOSトランジスタ 53 MOSトランジスタ 54 MOSトランジスタ 55 MOSトランジスタ 56 MOSトランジスタ 57 MOSトランジスタ 58 第三の入力信号電流手段
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 大見 忠弘 宮城県仙台市青葉区米ヶ袋2−1−17− 301 (72)発明者 柴田 直 東京都江東区越中島1丁目3番地16−411 号

Claims (6)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 ゲート・ソース電圧がしきい値よりも低
    く、ドレイン電流がゲート・ソース電圧の指数関数で表
    されるサブスレッショルド領域で動作する絶縁ゲート型
    トランジスタを用いて構成される回路において、 ゲート・ドレイン間が短絡され、ソースが低圧側電源電
    位又は高圧側電源電位に接続された第一の絶縁ゲート型
    トランジスタのゲート・ドレイン接続点に、ゲート・ド
    レイン間が短絡された第二の絶縁ゲート型トランジスタ
    のソースが接続され、該第二の絶縁ゲート型トランジス
    タのゲート・ドレイン接続点に、第一の入力信号電流手
    段が接続され、 ゲート・ドレイン間が短絡され、ソースが低圧側電源電
    位又は高圧側電源電位に接続された第三の絶縁ゲート型
    トランジスタのゲート・ドレイン接続点に、ゲート・ド
    レイン間が短絡された第四の絶縁ゲート型トランジスタ
    のソースが接続され、該第四の絶縁ゲート型トランジス
    タのゲート・ドレイン接続点に、第二の入力信号電流手
    段が接続され、 前記第二及び第四の絶縁ゲート型トランジスタのゲート
    ・ドレイン接続点はそれぞれ第一及び第二の容量手段に
    接続され、該第一及び第二の容量手段の出力側は共通接
    続されて第五の絶縁ゲート型トランジスタのゲートに接
    続されてフローティングポイントを形成し、該第五の絶
    縁ゲート型トランジスタのソースは低圧側電源電位又は
    高圧側電源電位に接続され、 前記第五の絶縁ゲート型トランジスタのドレイン電流を
    演算出力としてなる半導体集積回路。
  2. 【請求項2】 前記演算出力の電流が、前記第一の入力
    信号電流手段の電流と前記第二の入力信号電流手段の電
    流の積になることを特徴とする請求項1に記載の半導体
    集積回路。
  3. 【請求項3】 前記第一、第二、第三、第四および第五
    の絶縁ゲート型トランジスタの(チャネル幅)/(チャ
    ネル長)の大きさが全て同一であることを特徴とする請
    求項1に記載の半導体集積回路。
  4. 【請求項4】 前記第五の絶縁ゲート型トランジスタ及
    び前記第一、第二の容量手段が、半導体基板上に互いに
    離間して設けられたソース・ドレイン領域間のチャネル
    領域上に、第一のゲート酸化膜を介してフローティング
    ゲート電極を形成し、このフローティングゲート電極上
    に第二のゲート酸化膜を介して互いに電気的に絶縁され
    た二つのゲート電極を有したトランジスタからなること
    を特徴とする請求項1に記載の半導体集積回路。
  5. 【請求項5】 前記フローティングポイントをリセット
    用スイッチ手段を介して基準電位に接続したことを特徴
    とする請求項1に記載の半導体集積回路。
  6. 【請求項6】 前記リセット用スイッチ手段が導通して
    いるときに、前記第一及び第二の入力信号電流手段の電
    流値を零または所定の電流値としたことを特徴とする請
    求項5に記載の半導体集積回路。
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