JPH1125138A - 論理回路の合成方法及びその装置 - Google Patents

論理回路の合成方法及びその装置

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JPH1125138A
JPH1125138A JP9176027A JP17602797A JPH1125138A JP H1125138 A JPH1125138 A JP H1125138A JP 9176027 A JP9176027 A JP 9176027A JP 17602797 A JP17602797 A JP 17602797A JP H1125138 A JPH1125138 A JP H1125138A
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circuit
testability
storage element
signal
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JP9176027A
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Kenichi Yasukura
藏 顕 一 安
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Toshiba Corp
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Abstract

(57)【要約】 (修正有) 【課題】 テスト容易性を向上させるためにテスト用の
スキャンフリップフロップ等の追加を行うと、回路規模
の増大や動作速度の低減を招くという問題があった。 【解決手段】 回路データを格納する回路データベース
13、回路データを参照し設計制約条件に違反するかを
判定する設計制約判定部14、テスト容易性を計算する
テスト容易性計算部16、冗長候補信号を抽出する冗長
候補抽出部15、テスト容易性が低い信号又は冗長候補
信号のテスト容易性に影響を与える記憶素子を移動候補
記憶素子として抽出する移動候補記憶素子抽出部21、
設計制約条件に違反しないように抽出した記憶素子を移
動させ回路データを書き換える記憶素子移動手段22を
備え、設計制約条件に違反しないようにテスト容易性が
低い信号に影響を与える記憶素子を移動させて一部をス
キャン化することにより回路の組合せ論理部分のテスト
容易性を向上させる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、論理回路の合成方
法及び合成装置に関し、特に組み合わせ的論理部分と記
憶素子部分とを含む半導体集積回路のテスト容易性を向
上させ、あるいは記憶素子の数が減少するように論理回
路を合成するのに好適な方法及び装置に関する。
【0002】
【従来の技術】集積回路をテストするときの容易性を向
上させる手法として、スキャン設計法が用いられてい
る。集積回路の論理部分は、一般的に図10に示された
ように、組み合わせ的な論理回路101、102及び1
03と、これらの間を接続する複数の信号線の間に設け
られたフリップフロップ等の記憶素子111〜115か
ら構成される。スキャン設計方式では、図11に示され
たように、記憶素子112、113及び115をスキャ
ンフリップフロップ112a、113a及び115aに
置き換えて、1本のシフトレジスタパス116を構成す
る。
【0003】このように、記憶素子の全部あるいは一部
をスキャンフリップフロップ等に置き換えて、外部から
直接後段の回路への入力を制御し、あるいは前段の回路
からの出力を順次外部へ取り出して観測することが可能
になる。
【0004】論理回路のテスト容易性が十分に高く、か
つ記憶素子のうちのほぼ全てをスキャンフリップフロッ
プに置き換えることが可能である場合は、このような手
法を用いて論理回路の故障検出用のテストパターンを容
易に生成することができる。しかし、フリップフロップ
等の記憶素子よりもスキャンフリップフロップの方が回
路面積が大きいので、全ての記憶素子をスキャンフリッ
プフロップに置き換えると回路全体の規模が大きくなり
過ぎる。このため、回路規模やチップ面積等の設計上の
制約条件を満たすことができない場合が多かった。
【0005】そこで、従来は回路規模の増大を抑えるた
めに、一部の記憶素子のみをスキャンフリップフロップ
に置き換える部分スキャン法が用いられていた。しか
し、この手法では記憶素子のうちどの素子をスキャンフ
リップフロップに置き換えるかによって、回路全体のテ
スト容易性が大きく異なる。このため、回路のテスト容
易性を計測しながら置き換える記憶素子を選択しなけれ
ばならなかった。このような処理を自動化することは困
難であり、また自動化したとしても膨大な時間を必要と
する。
【0006】さらには、組み合わせ論理回路自体のテス
ト容易性が低い場合には、記憶素子をスキャンフリップ
フロップに置き換えただけではテスト容易性を十分に向
上させることができない。そこで、論理回路自体のテス
ト容易性を向上させるように回路を合成して組み換える
必要がある。従来用いられていた手法の一つには、制御
性の低い信号を転送する信号線に、テスト用の制御信号
を入れることで、テスト時には制御用の所望の値に固定
し、あるいは外部から制御できるようにするものがあ
る。
【0007】例えば、図12に示されたように、論理回
路141の出力端子と論理回路142の入力端子とを接
続する信号線146が「0」に制御しにくい場合は、信
号線146の前段にAND素子143を設け、一方の入
力端子をもとの信号線に接続し、他方の入力端子を外部
の信号線148に接続する。信号線148への入力値を
「0」に設定することで、信号線146を「0」に制御
することが可能となる。
【0008】もう一つの方法としては、信号線147の
値を設定するために、スキャンフリップフロップ145
を挿入し、選択信号149によりマルチプレクサ144
の出力を切り換える。これにより、外部からスキャンフ
リップフロップ145に入れて記憶させた値をマルチプ
レクサ144を介して信号線147に出力することで、
信号線147の値を所望の値に制御することができる。
【0009】このような手法を用いることにより、回路
内部の信号の制御性が向上する。しかし、信号毎に回路
を付加させる必要があり、また、スキャン用の端子の他
に、さらにテストモード切り換え端子等を追加する必要
があるので、回路規模の増大が生じていた。さらには、
制御性を向上させるべき信号として選択したものが、回
路動作速度に影響を与えるようなものである場合には、
回路の付加によって動作速度の低下が設計上の制約条件
に違反することがあった。このような場合には、テスト
用回路を付加した後に、再び論理回路の最適化を図る必
要があり、より設計時間を増大させることとなってい
た。
【0010】また、回路内部に観測性が低い信号が存在
した場合、従来は次のような手法がとられていた。図1
3に示されたように、論理回路151と論理回路152
とを接続する信号線153の信号の観測性が低い場合、
排他的論理素子155、156及び157を用いて、素
子157の出力を他の観測性の低い信号とまとめて取り
出すことで、信号線153の観測性を向上させることが
できる。また、信号線154にスキャンフリップフロッ
プ159を設けることで、この信号線154の信号を観
測することができる。しかし、いずれの場合にも排他的
論理素子やスキャンフリップフロップを付加する必要が
あるため、テストの目的で追加した素子が原因で回路動
作にオーバヘッドが生じる。また、通常動作とテスト動
作とを切り換えるための新たな制御信号が必要となる。
【0011】
【発明が解決しようとする課題】このように、従来はテ
スト容易性の向上と、テスト用の素子を付加することで
回路規模が増大しオーバヘッドが生じることを防止し、
設計制約条件に違反しないようにすることとを、共に達
成することが難しかった。
【0012】本発明は上記事情に鑑みてなされたもの
で、テスト容易性や動作速度、回路規模等に関する設計
上の制約条件を満たしつつテスト容易性を向上させ、ま
た冗長性のある回路部分を削除することで回路規模を縮
小し、オーバヘッドを防止することが可能な論理回路の
合成方法及びその装置を提供することを目的とする。
【0013】
【課題を解決するための手段】本発明の論理回路の合成
方法は、回路で用いられる信号のそれぞれのテスト容易
性を算出するステップと、前記信号のうち、算出したテ
スト容易性が低い信号を選択するステップと、選択した
信号のテスト容易性に影響する記憶素子を抽出するステ
ップと、抽出された前記記憶素子を回路の動作が変化し
ないように移動させることにより、移動後の回路の組合
せ論理部分のテスト容易性が向上し、かつ設計制約条件
に違反しない場合に、前記記憶素子を移動させて回路を
変形するステップとを備える。これにより、前記設計制
約条件に違反しないようにしつつ、テスト容易性を向上
させることができる。
【0014】ここで、前記記憶素子を移動させた場合、
移動させた前記記憶素子の少なくとも一部を、外部から
直接制御あるいは観測できる記憶素子に置き換えるもの
として選択するステップをさらに備えていてもよい。
【0015】ここで、前記テスト容易性が低い信号に
は、前記テスト容易性に影響する記憶素子に入力される
信号であって観測性が低いものと、前記テスト容易性に
影響する記憶素子から出力される信号であって制御性が
低いものとが含まれていてもよい。
【0016】また、本発明の論理回路の合成方法は、回
路に含まれる記憶素子のうち、回路の動作を変化させず
に移動可能なものを抽出するステップと、抽出した前記
記憶素子を移動することにより、回路全体の記憶素子の
数が減少し、かつテスト容易性が低減することなく設計
制約条件に違反しない場合に、前記記憶素子を移動させ
て回路を変形するステップと、を備えており、前記設計
制約条件に違反しないように記憶素子の数を減少させる
ことを特徴とする。
【0017】あるいは、本発明の論理回路の合成方法
は、回路で用いられる信号のそれぞれのテスト容易性を
算出するステップと、前記信号のうちテスト容易性が低
い信号を、冗長候補信号として抽出するステップと、抽
出した冗長候補信号のテスト容易性に影響する記憶素子
を抽出するステップと、抽出された前記記憶素子を回路
の動作が変化しないように移動させた場合、前記冗長候
補信号が組み合わせ論理的な冗長信号となり、かつ設計
制約条件に違反しない場合に、前記記憶素子を移動させ
るステップと、前記組み合わせ論理的な冗長信号を生成
させる回路部分を削除して回路を変形するステップとを
備える。これにより、前記設計制約条件に違反しないよ
うしつつ、前記組み合わせ論理的な冗長回路部分を削除
することにより、回路のテスト容易性を向上させること
ができる。
【0018】本発明の論理回路を合成する装置は、回路
の構成を記述した回路データを格納する回路データベー
ス部と、前記回路データベース部に格納された前記回路
データを参照し、設計制約条件に違反するか否か判定す
る設計制約判定部と、前記回路データベース部に格納さ
れた前記回路データを参照し、テスト容易性を計算する
テスト容易性計算部と、前記回路データベース部に格納
された前記回路データを参照し、冗長な信号の候補を抽
出する冗長候補抽出部と、前記テスト容易性計算部によ
り計算されたテスト容易性が低い信号に影響を与える記
憶素子、又は前記冗長候補抽出部により抽出された冗長
な信号の候補のテスト容易性に影響を与える記憶素子
を、移動候補記憶素子として抽出する移動候補記憶素子
抽出部と、前記設計制約判定部が前記設計制約条件に違
反しないと判定するように、前記移動候補記憶素子抽出
部により抽出された記憶素子を回路の動作が変化しない
ように移動させ、前記回路データベース部に格納されて
いる前記回路データを書き換える記憶素子移動手段とを
備え、前記設計制約条件に違反しないように、テスト容
易性が低い信号に影響を与える記憶素子を移動させるこ
とによってテスト容易性を向上させ、又は冗長な信号の
候補のテスト容易性に影響を与える記憶素子を移動させ
ることによって順序的に冗長な回路部分を組み合わせ論
理的に冗長な回路部分に変形することによってテスト容
易性を向上させることを特徴とする。
【0019】
【発明の実施の形態】以下、本発明の一実施の形態につ
いて図面を参照して説明する。
【0020】先ず、本実施の形態による論理回路の合成
方法に従い、テスト容易性を向上させる手法について述
べる。図5に示された回路は、組み合わせ的な論理回路
51、52及び53を有し、論理回路51及び52の出
力端子がそれぞれAND素子54の入力端子に接続さ
れ、AND素子54の出力端子がフリップフロップ55
を介して論理回路53の入力端子に接続され、論理回路
53の出力端子がフリップフロップ56の入力端子に接
続された構成を備えている。
【0021】ここで、論理回路51の出力信号57のテ
スト容易性が高い場合であっても、論理回路52の出力
信号58を「1」に制御できないと、AND素子54か
らの出力信号59は「0」に固定されてしまい、論理回
路51の出力信号57をフリップフロップ55、論理回
路53まで伝播させることが難しくなる。フリップフロ
ップ55をスキャンフリップフロップに置き換えたとし
ても、テスト容易性はあまり向上しない。
【0022】このような場合、従来は論理回路51から
の出力信号57を観測するための回路を付加したり、A
ND素子54への入力信号58の制御性を向上させるた
めの回路を付加するなどの処理を行っていた。しかし、
このような手法では、回路規模の増大を招く上に、通常
の動作モードにさらにテストモードを付加してモードを
切り換える制御信号を生成させる必要が生じ、動作が複
雑化する。
【0023】そこで、本実施の形態では以下のような手
法を用いる。図5におけるAND素子54の出力側のフ
リップフロップ55を二入力側にそれぞれ移動させてフ
リップフロップ55a、55bとし、信号58を入力す
るフリップフロップ55bをスキャンフリップフロップ
55bに置き換えると、図6に示されるように変形され
る。テスト容易性が低い信号58が、AND素子54に
入力される前にスキャンフリップフロップ55bに入力
される。このため、この信号58をAND素子54に入
力するときの値を直接外部から制御し、あるいは外部へ
取り出して観測することが可能である。この結果、論理
回路52の出力信号58を「1」に制御することが困難
な場合でも、AND素子54からの出力信号59を
「0」に固定することなく、論理回路51の出力信号5
7を論理回路53まで伝播させることが容易に可能とな
り、テスト容易性が向上する。
【0024】図5の回路を図6のような回路に変形する
と、テスト容易化のためにスキャンフリップフロップ5
5bが一つ増加しており、回路規模の増大を招いている
ような印象を与える。しかし、AND素子54と論理回
路53とを組み合わせた部分について論理最適化を図る
ことにより、論理回路53の素子が削減されて結果的に
フリップフロップ55bの増加分が相殺される場合があ
る。従って、必ずしも図6の回路のように変形すると回
路規模の増大を招くとは限らない。
【0025】ところで、AND素子54と論理回路53
とを組み合わせた部分は、図5の回路よりも図6の回路
のように変形することでゲートの段数が増加する。従っ
て、変形によって動作速度が低減するので、動作速度に
関する設計制約条件に違反しないように考慮する必要が
ある。これは、上述したような論理最適化により回路規
模の増大を防止したり、設計制約条件に違反するフリッ
プフロップ56の入力側をより入力側(図中左方向)へ
移動するなどの対策を施すことによって可能である。し
かし、このような対策でも動作速度が制約条件よりも遅
くなる場合もあり、このような場合はフリップフロップ
55を図6のように移動させることは行わない。
【0026】逆に、図6に示されたような回路が存在
し、回路全体として十分なテスト容易性が得られている
場合は、フリップフロップ55a及び/又は55bをス
キャンフリップフロップに置き換える必要がない。この
ような場合は、図6の回路を図5の回路へ変形すること
により、テスト容易性に影響を与えることなくフリップ
フロップの数を減らし、回路規模の縮小化及び動作速度
の向上を図ることができる。
【0027】以上のような手法を用いて設計制約条件を
違反しない範囲でテスト容易化を図る後述の第2〜第4
の実施の形態による合成方法を実行するときに用いる装
置の構成を図1に示す。
【0028】先ず、本実施の形態による論理回路の合成
装置は、データベースとして回路データベース13、冗
長候補信号リスト17、テスト容易性情報18を備え、
演算、判定等の処理を行う手段として回路データベース
構築部12、設計制約判定部14、冗長候補抽出部1
5、テスト容易性計算部16、回路記述作成部19、移
動候補フリップフロップ抽出部21、フリップフロップ
移動手段22を備えている。
【0029】回路データベース構築部12は、回路を構
成する素子及び素子間の接続等を記述した回路データ1
1を与えられて回路データベース13を構築する。設計
制約判定部14は、回路データベース13を参照して動
作速度や回路規模、テスト容易性等の設計制約条件に違
反するか否かを判定する。冗長候補抽出部15は、回路
データベースを参照して冗長な信号となり得る冗長候補
信号の抽出を行い、冗長候補信号リスト17を作成す
る。テスト容易性計算部16は、回路データベース13
を与えられてテスト容易性を計算し、テスト容易性情報
18に計算結果を出力する。移動候補レジスタ抽出部2
1は、回路データベース13から回路接続情報を与えら
れ、冗長候補信号リスト17から与えられた冗長候補信
号と、テスト容易性情報18から与えられたテスト容易
性とに関する情報を考慮して、移動候補となるフリップ
フロップを抽出し、フリップフロップ移動手段22に抽
出したフリップフロップ及び移動箇所に関する情報を与
える。フリップフロップ移動手段22は、与えられた情
報に基づいて回路データベース13を書き換える。但
し、設計制約判定部14により設計制約条件に違反する
場合には、このような書き換えは行わない。回路記述作
成部19は回路データベース13を参照し、テスト容易
化、あるいは冗長な回路部分の削除を図るように変形し
た後の回路記述20を作成する。
【0030】次に、上記合成装置を用いてテスト容易化
あるいは回路規模の縮小を図る第2〜第4の実施の形態
によるそれぞれ合成処理の手順をフローチャートを用い
て述べる。第2の実施の形態による合成方法の手順を図
2に示す。本実施の形態は、テスト容易性の低い信号を
選択し、この信号のテスト容易性に影響を与えるフリッ
プフロップを抽出し、回路動作に影響を与えないように
このフリップフロップを移動させて、テスト容易性が向
上し、かつ設計制約条件に違反しない場合に、フリップ
フロップを移動させるように回路を変形する。
【0031】ステップS2として、テスト容易性計算部
16がテスト容易性を計算し、ステップS4として設計
制約判定部14がテスト容易性に関する設計制約条件を
満たしているか否かを判定する。
【0032】設計制約条件を既に満たしている場合には
回路を変形する必要がないので最適化処理を終了する。
満たしていない場合は、ステップS6へ移行してテスト
容易性の低い信号を選択する。ステップS8において、
選択した信号があるか否かを判断し、存在しない場合は
処理を終了する。
【0033】テスト容易性の低い信号が存在する場合
は、ステップS10においていずれかの信号を選択す
る。ステップS12として、移動候補フリップフロップ
抽出部21が選択した信号のテスト容易性に影響を与え
るフリップフロップを移動候補フリップフロップとして
抽出する。ここで、テスト容易性の影響を与えるフリッ
プフロップとは、制御性が低い信号が存在した場合には
その入力側のフリップフロップであり、観測性が低い信
号が存在した場合はその出力側のフリップフロップをい
う。
【0034】ステップS14において、当該信号のテス
ト容易性に影響を与える移動候補のフリップフロップが
他に存在するか否かを判断し、存在しない場合はステッ
プS8戻って他にテスト容易性の低い信号がないかどう
かを判定し、以下上記ステップS8〜S14の処理を再
び行う。ステップS14において当該信号のテスト容易
性に影響を与える移動候補のフリップフロップが他に存
在する場合は、ステップS16としてそのうちのいずれ
かのフリップフロップを選択する。
【0035】ステップS18として、フリップフロップ
を移動させて移動後のフリップフロップの一部をスキャ
ンフリップフロップに置き換えることにより組合せ論理
部分のテスト容易性が向上するか否かをテスト容易性計
算部16が計算する。容易性が向上しない場合は、ステ
ップS14へ戻り、他の移動候補となるフリップフロッ
プがあるか否かを判定し、ステップS16〜S18の処
理を繰り返す。容易性が向上する場合は、ステップS2
0として、フリップフロップを移動しても動作速度や回
路規模等の各種設計制約条件に違反しないか否かを設計
制約判定部14が判定する。
【0036】設計制約条件に違反する場合はステップS
14へ戻って他の移動候補のフリップフロップが存在す
るか否かを判断してステップS16〜S20の処理を繰
り返す。違反しない場合は、次のステップS22とし
て、移動候補フリップフロップ抽出部21が選択したフ
リップフロップを、フリップフロップ移動手段22が移
動して回路データベース13を書き換え、ステップS2
へ戻る。
【0037】このようにして、本実施の形態によれば設
計制約条件を満たす範囲内でテスト容易性が向上するよ
うにフリップフロップを移動させて回路を変形し、変形
した後の回路記述20を出力することができる。
【0038】図3のフローチャートに、第3の実施の形
態に従い、テスト容易性に関する設計制約条件に違反し
ない範囲で、移動可能なフリップフロップを抽出し、こ
の移動により回路全体のフリップフロップの数を削除し
て回路規模を縮小する手順を示す。この処理は、上記第
2の実施の形態による処理を行って、テスト容易性を向
上させた後に、不必要なフリップフロップを削除し、回
路規模や素子面積の縮小、動作速度の向上を図る場合に
特に有効である。
【0039】先ず、S32として、移動可能なフリップ
フロップを抽出する。このような移動可能なフリップフ
ロップは、組み合わせ論理的な回路の構成に基づいて既
存の技術により検出することが可能であり、テスト容易
性や冗長性との間に直接的な関係はない。
【0040】ステップS34として、このような移動可
能なフリップフロップが抽出されたかどうか判断し、さ
れなかった場合は処理を終了する。移動可能なフリップ
フロップが存在する場合は、ステップS36としていず
れかのフリップフロップを選択し、ステップS38とし
て選択したフリップフロップが移動することで、回路全
体のフリップフロップの数が減少するかどうかを判定す
る。この判定動作は、フリップフロップが移動した後の
回路データベース13を用いて回路記述作成部19が判
定してもよい。
【0041】フリップフロップの数が減少しない場合は
ステップS34へ戻り、ステップS34〜S38の上記
処理を繰り返す。ステップS38において、フリップフ
ロップの移動によりフリップフロップの数が減少する場
合は、ステップS40においてフリップフロップの移動
によりテスト容易性が低下するかどうかを判断する。次
に、ステップS42として設計制約判定部14が回路デ
ータベース13を参照してフリップフロップ移動後の回
路が設計制約条件に違反しないかどうかを判定する。違
反する場合は上記ステップS34〜S42の処理を繰り
返し、違反しない場合には、ステップS44としてフリ
ップフロップ移動手段22がフリップフロップを移動さ
せる。
【0042】本発明の第4の実施の形態による論理回路
の合成方法について、図4のフローチャートを用いて述
べる。本実施の形態では、冗長性のある回路部分を回路
から取り除くことで、テスト容易性を向上させるように
回路を変形する点に特徴がある。ここで、冗長性のある
部分とは、その部分を回路から取り除いても回路の外部
から見た論理動作には影響を及ぼさないような部分をい
う。このような冗長性のある部分が回路に存在すると、
テストパターンを生成するときの処理効率が低下し、あ
るいは高品質なテストパターンを得ることができない場
合がある。
【0043】冗長性には組み合わせ的な冗長性と順序的
な冗長性とが存在する。図7に示されたNAND素子1
21及びAND素子122を含む部分は、組み合わせ的
な冗長性のある部分である。入力信号123に「1」と
「0」のいずれの値を入れても、出力信号124の値は
常に「0」に固定される。従って、この部分を回路全体
から取り除いても動作に影響を及ぼすことはない。この
ような組み合わせ的な冗長性のある部分は、一般の自動
テストパターン生成処理によって自動的に検出し削除す
ることが可能である。
【0044】一方、順序的な冗長性のある部分は、自動
テストパターン生成処理等により自動的に検出し削除す
ることはできない。例えば、図8に示されたNAND素
子133、フリップフロップ131及び132、AND
素子134を含む部分は、図13の回路部分と相違し、
AND素子134の入力側にそれぞれフリップフロップ
131及び132を有している。このため、フリップフ
ロップ131及び132の入出力の組み合わせ論理とし
ては、冗長ではない。しかし、入力信号135の値が
「1」と「0」のいずれであっても、フリップフロップ
131及び132には相互に逆の値が保持されて、次の
クロックサイクルにおいてAND素子134から常に
「0」の信号が出力される。このような部分は、順序的
な冗長性がある部分に相当する。
【0045】このような順序的な冗長性のある部分は、
図9に示されたような構成に変形することができる。即
ち、図8におけるフリップフロップ131及び132を
図9のようにAND素子133の入力側に移動させる。
この図9に示された回路部分は、入力信号135の如何
にかかわらずAND素子134の出力信号136は常時
「0」に固定される。このような冗長性のある信号13
6を冗長候補抽出部15が検出して冗長候補信号リスト
17に加え、移動候補レジスタ抽出部21が冗長性のあ
る当該信号136のテスト容易性に影響するフリップフ
ロップ131及び132を抽出し、フリップフロップ移
動手段22が図9のフリップフロップ137のように移
動させる。これにより、順序的に冗長な回路部分が組み
合わせ的に冗長な回路部分となり、削除することが可能
になる。
【0046】先ず、図4におけるステップS52とし
て、テスト容易性計算部16がテスト容易性を計算す
る。この計算結果に基づき、ステップS54としてテス
ト容易性が低く冗長信号となり得る信号の候補を、冗長
候補抽出部15が抽出して冗長候補信号リスト17に加
える。ステップS56として冗長信号の候補が存在する
か否かを判断し、存在しない場合は処理を終了する。冗
長信号の候補が存在する場合は、この信号のいずれかを
ステップS58において選択する。
【0047】ステップS60として、移動候補フリップ
フロップ抽出部21が当該信号に影響を与えるフリップ
フロップの抽出を行う。具体的には、冗長候補信号のテ
スト容易性に影響を与えるフリップフロップ、即ち当該
信号の制御性が低い場合はこの信号の入力側に位置する
フリップフロップ、当該信号の観測性が低い場合はこの
信号の出力側に位置するフリップフロップを抽出する。
【0048】ステップS62として、このようにして抽
出されたフリップフロップが存在するかどうかを判定
し、存在する場合はステップS64としていずれかのフ
リップフロップを選択する。
【0049】ステップS66として、フリップフロップ
を移動させると当該信号を生成する回路部分が組み合わ
せ的に冗長になるかどうか、即ち入力にかかわらず出力
が所定値に固定されるかどうかを自動テストパターン生
成等を行って判定する。冗長になる場合は、ステップS
68としてフリップフロップを移動し、冗長信号を削
除、即ち当該信号を生成する組み合わせ的に冗長な回路
部分を削除してステップS56へ戻る。冗長にならない
場合は、上記ステップS62〜S66の処理を繰り返
す。
【0050】ステップS70において冗長な回路部分の
削除を行った後は、ステップS52へ戻り、書き換えら
れた回路データベース13を参照してテスト容易性計算
部16がテスト容易性を再度計算する。そして、上記ス
テップS54以降の処理を、冗長の候補となる信号が存
在しなくなるまで繰り変えすことで、テスト容易性を向
上させていくことができる。
【0051】上述した実施の形態はいずれも一例であっ
て、本発明を限定するものではない。例えば、図1に示
された第1の実施の形態による論理回路の合成装置は、
回路データベース13のデータを用いて回路記述20を
作成する回路記述作成部19を備えているが、必ずしも
このような手段を備えている必要はない。
【0052】また、記憶素子として上記実施の形態では
フリップフロップを用いているが、フリップフロップに
限らずデータを保持し得る素子であれば、他のものを用
いてもよい。
【0053】さらに、フリップフロップを移動させた
後、移動させたフリップフロップの一部あるいは全てを
スキャンフリップフロップ等の入力制御及び出力観測が
可能な記憶素子に変えてもよい。
【0054】
【発明の効果】以上説明したように、本発明の論理回路
の合成方法及びその装置は、テスト容易性や回路規模や
動作速度等の各種設計制約条件に違反しないようにしつ
つ、テスト容易性の低い信号に影響するフリップフロッ
プを抽出して移動させ、あるいは論理動作に影響を与え
ないフリップフロップの数を削減して回路全体の素子の
数を減らし、あるいはまた順序的に冗長な信号を抽出
し、この信号のテスト容易性に影響を与えるフリップフ
ロップを移動させて組み合わせ的に冗長な回路部分に変
えて削除することにより、テスト容易性の向上あるいは
回路規模の縮小に寄与することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1の実施の形態による論理回路の合
成装置の構成を示すブロック図。
【図2】本発明の第2の実施の形態による論理回路の合
成方法の処理の手順を示すフローチャート。
【図3】本発明の第3の実施の形態による論理回路の合
成方法の処理の手順を示すフローチャート。
【図4】本発明の第4の実施の形態による論理回路の合
成方法の処理の手順を示すフローチャート。
【図5】同第1の実施の形態による論理回路の合成方法
を用いて回路を変形する前の回路構成を示したブロック
図。
【図6】同第1の実施の形態による論理回路の合成方法
を用いて回路を変形した後の回路構成を示したブロック
図。
【図7】組み合わせ的に冗長な回路部分の構成を示した
ブロック図。
【図8】順序的に冗長な回路部分の構成を示したブロッ
ク図。
【図9】図8に示された回路部分におけるフリップフロ
ップを移動させて組み合わせ的に冗長な回路部分に変形
した場合の構成を示したブロック図。
【図10】組み合わせ的論理回路とフリップフロップと
を含む回路構成を示したブロック図。
【図11】図10に示された回路におけるフリップフロ
ップの一部をスキャンフリップフロップに変えた場合の
構成を示したブロック図。
【図12】従来のテスト容易化を図る手法としてスキャ
ンフリップフロップ等の素子を付加した場合の回路構成
を示したブロック図。
【図13】従来のテスト容易化を図る手法としてスキャ
ンフリップフロップ及び論理素子を付加した場合の回路
構成を示したブロック図。
【符号の説明】
11 回路データ 12 回路データベース構築部 13 回路データベース 14 設計制約判定部 15 冗長候補抽出部 16 テスト容易性計算部 17 冗長候補信号リスト 18 テスト容易性情報 19 回路記述作成部 20 回路記述 21 移動候補フリップフロップ抽出部 22 フリップフロップ移動手段 51、52、53 (組み合わせ的な)論理回路 54、122、134 AND素子 55、56、131、132、137 フリップフロッ
プ 57、58、59、60、135、136 信号 55a、55b スキャンフリップフロップ 121、133 NAND素子

Claims (6)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】回路で用いられる信号のそれぞれのテスト
    容易性を算出するステップと、 前記信号のうち、算出したテスト容易性が低い信号を選
    択するステップと、 選択した信号のテスト容易性に影響する記憶素子を抽出
    するステップと、 抽出された前記記憶素子を回路の動作が変化しないよう
    に移動させることにより、移動後の回路の組合せ論理部
    分のテスト容易性が向上し、かつ設計制約条件に違反し
    ない場合に、前記記憶素子を移動させて回路を変形する
    ステップと、 を備え、前記設計制約条件に違反しないようにテスト容
    易性を向上させることを特徴とする論理回路の合成方
    法。
  2. 【請求項2】前記記憶素子を移動させた場合、移動させ
    た前記記憶素子の少なくとも一部を、外部から直接制御
    あるいは観測できる記憶素子に置き換えるものとして選
    択するステップをさらに備えることを特徴とする請求項
    1記載の論理回路の合成方法。
  3. 【請求項3】前記テスト容易性が低い信号には、前記テ
    スト容易性に影響する記憶素子に入力される信号であっ
    て観測性が低いものと、前記テスト容易性に影響する記
    憶素子から出力される信号であって制御性が低いものと
    が含まれることを特徴とする請求項1又は2記載の論理
    回路の合成方法。
  4. 【請求項4】論理回路の合成方法において、 回路に含まれる記憶素子のうち、回路の動作を変化させ
    ずに移動可能なものを抽出するステップと、 抽出した前記記憶素子を移動することにより、回路全体
    の記憶素子の数が減少し、かつテスト容易性が低減する
    ことなく設計制約条件に違反しない場合に、前記記憶素
    子を移動させて回路を変形するステップと、 を備え、前記設計制約条件に違反しないように記憶素子
    の数を減少させることを特徴とする論理回路の合成方
    法。
  5. 【請求項5】回路で用いられる信号のそれぞれのテスト
    容易性を算出するステップと、 前記信号のうちテスト容易性が低い信号を、冗長候補信
    号として抽出するステップと、 抽出した冗長候補信号のテスト容易性に影響する記憶素
    子を抽出するステップと、 抽出された前記記憶素子を回路の動作が変化しないよう
    に移動させた場合、前記冗長候補信号が組み合わせ論理
    的な冗長信号となり、かつ設計制約条件に違反しない場
    合に、前記記憶素子を移動させるステップと、 前記組み合わせ論理的な冗長信号を生成させる回路部分
    を削除して回路を変形するステップと、 を備え、前記設計制約条件に違反しないように、前記組
    み合わせ論理的な冗長回路部分を削除することによって
    回路のテスト容易性を向上させることを特徴とする論理
    回路の合成方法。
  6. 【請求項6】回路の構成を記述した回路データを格納す
    る回路データベース部と、 前記回路データベース部に格納された前記回路データを
    参照し、設計制約条件に違反するか否か判定する設計制
    約判定部と、 前記回路データベース部に格納された前記回路データを
    参照し、テスト容易性を計算するテスト容易性計算部
    と、 前記回路データベース部に格納された前記回路データを
    参照し、冗長な信号の候補を抽出する冗長候補抽出部
    と、 前記テスト容易性計算部により計算されたテスト容易性
    が低い信号に影響を与える記憶素子、又は前記冗長候補
    抽出部により抽出された冗長な信号の候補のテスト容易
    性に影響を与える記憶素子を、移動候補記憶素子として
    抽出する移動候補記憶素子抽出部と、 前記設計制約判定部が前記設計制約条件に違反しないと
    判定するように、前記移動候補記憶素子抽出部により抽
    出された記憶素子を回路の動作が変化しないように移動
    させ、前記回路データベース部に格納されている前記回
    路データを書き換える記憶素子移動手段と、 を備え、前記設計制約条件に違反しないように、テスト
    容易性が低い信号に影響を与える記憶素子を移動させる
    ことによってテスト容易性を向上させ、又は冗長な信号
    の候補のテスト容易性に影響を与える記憶素子を移動さ
    せることによって順序的に冗長な回路部分を組み合わせ
    論理的に冗長な回路部分に変形することによってテスト
    容易性を向上させることを特徴とする論理回路の合成装
    置。
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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US6189128B1 (en) 1997-08-28 2001-02-13 Nec Corporation Design for testability method selectively employing two methods for forming scan paths in a circuit
JP2006215759A (ja) * 2005-02-02 2006-08-17 Sony Corp スキャンパス生成装置、スキャンパス生成方法およびそのプログラム

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