JPH11251116A - 可変抵抗器 - Google Patents

可変抵抗器

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Publication number
JPH11251116A
JPH11251116A JP5312898A JP5312898A JPH11251116A JP H11251116 A JPH11251116 A JP H11251116A JP 5312898 A JP5312898 A JP 5312898A JP 5312898 A JP5312898 A JP 5312898A JP H11251116 A JPH11251116 A JP H11251116A
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JP
Japan
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case
resistor
variable resistor
insulating substrate
cover
Prior art date
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Pending
Application number
JP5312898A
Other languages
English (en)
Inventor
Tsuneo Maru
庸夫 丸
Hiroji Murakami
博治 村上
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Tokyo Cosmos Electric Co Ltd
Original Assignee
Tokyo Cosmos Electric Co Ltd
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Filing date
Publication date
Application filed by Tokyo Cosmos Electric Co Ltd filed Critical Tokyo Cosmos Electric Co Ltd
Priority to JP5312898A priority Critical patent/JPH11251116A/ja
Publication of JPH11251116A publication Critical patent/JPH11251116A/ja
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 小型で薄型の絶縁基板やケースが破損するお
それのない可変抵抗器を提供する。 【解決手段】 抵抗体23および集電体22を取付られ
た絶縁基板1と、絶縁基板1を取り囲むように合成樹脂
によって成形されたケース2と、ケース2内に回動自在
に収容され抵抗体23および集電体22上を摺動接触す
る摺動子37を取り付けられた回転体36と、絶縁基板
1および回転体36をケース2の中に保持するためのカ
バー15とを備え、カバー15が、ケース2の外側壁に
沿って配置された取付脚15A,15Bと、取付脚15
A,15Bの先端部に設けられケース2に押し込まれる
爪15a,15bとを有し、爪15a,15bをケース
2に押し込むことによって可変抵抗器の厚さを薄くす
る。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、小型の可変抵抗器
に関し、特に、薄型の可変抵抗器に関する。
【0002】
【従来の技術】図7は、従来の可変抵抗器の構成を示す
断面図である。この可変抵抗器は、セラミックからなる
絶縁基板21の一面上に抵抗体23および集電体22が
形成され、この抵抗体23および集電体22に金属端子
がハンダ付けで接続される。次に、ケース30が、合成
樹脂によるアウトサート成形手段で絶縁基板21を取り
囲むように形成される。このケース30内には、ゴムか
らなるOリング38および摺動子37を取り付けた回転
体36が収容される。回転体36は、直径方向に張り出
した円板部36bと、中心軸と平行に絶縁基板とは反対
側に突出する軸部36aとを有する。この回転体36を
ケース30内に保持するための金属カバー45がケース
30に取り付けられる。金属カバー45は、略矩形の平
板である本体45cの中央に軸孔45dと、本体45c
にほぼ直角にかつ同じ方向に延びる取付脚45A,45
Bが設けられている。取付脚45A,45Bの爪45
a,45bは、絶縁基板21の背面上に折り曲げて取り
付けられる。Oリング38は、回転体36の円板部36
bとケース30の肉厚部30aとの間に収容される。
【0003】図8は、図7の各主要部品を示す斜視図で
ある。図8(a)は金属カバー45、図8(b)は回転
体36、図8(c)は回転体36に取り付けられる摺動
子37、図8(d)はOリング38を示す。金属カバー
45は、略矩形の平板である本体45cと、本体からほ
ぼ直角方向に延びた取付脚45A,45Bと、回転体3
6の軸部36aを収容する軸孔45dとを有する。回転
体36は、軸孔45dにはめこまれる軸部36aと、ケ
ース内に収容される円板部36bと、軸溝36cとを有
する。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】上述した従来例では、
金属カバーの取付脚がケースの背面上に折り曲げられる
ので、その分可変抵抗器全体の厚さが厚くなるという問
題があった。
【0005】そこで、本発明の目的は、可変抵抗器全体
の厚さをできるだけ薄くした可変抵抗器を提供すること
にある。
【0006】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するた
め、本発明の可変抵抗器は、抵抗体および集電体を取付
けた絶縁基板と、絶縁基板を取り囲むように合成樹脂に
よって成形されたケースと、ケース内に回動自在に収容
され抵抗体および集電体上を摺動接触する摺動子を取付
けた回転体と、回転体をケースの中に保持するためのカ
バーとを備えた可変抵抗器において、カバーが、ケース
の外側壁に沿って配置された取付脚と、取付脚の先端部
に設けられケースの側壁に押し込まれる爪とを有し、爪
をケースに押し込むことによって、可変抵抗器を薄くす
ることができることを特徴とする。
【0007】また、ケースの側壁に肉厚部を設け、爪を
肉厚部に押し込むのが好ましい。
【0008】
【発明の実施の形態】次に、図面を参照して本発明の実
施例について詳細に説明する。
【0009】図1は、本発明の可変抵抗器の第1の実施
例の構成を示す断面図である。この可変抵抗器は、セラ
ミックからなる絶縁基板1の一面上に抵抗体23および
集電体22が形成され、抵抗体23および集電体22に
金属端子がハンダ付けで接続される。次に、ケース2
が、合成樹脂によるアウトサート成形手段で絶縁基板1
を取り囲むように形成される。このケース2内にはゴム
からなるOリング38および摺動子37を取り付けた回
転体36が収容され、この回転体36をケース2内に保
持するための金属カバー15がケース2に取り付けられ
る。回転体36は、直径方向に張り出した円板部36b
と、中心軸と平行に絶縁基板1とは反対側に突出する軸
部36aを有する。Oリング38は、回転体36の円板
部36bとケース2の肉厚部2aとの間に収容される。
金属カバー15は、略矩形の平板である本体15cと、
本体15cからほぼ直角にケース2に沿って延びた取付
脚15A,15Bと、取付脚15A,15Bからそれぞ
れほぼ直角に各々が対向するように延びた爪15a,1
5bとからなる。金属カバー15をケース2に取付ける
際は、金属カバー15の取付脚15A,15Bの爪15
a,15bの先端部をケース2の外側壁から肉厚部2a
に押し込んで取り付ける。爪15a,15bのケース2
への押し込みは超音波手段あるいは加熱手段が用いられ
る。
【0010】図2は、本発明の可変抵抗器の第1の実施
例の金属カバー15の構成を示す斜視図である。金属カ
バー15は、略矩形の平板である本体15cと、本体1
5cの対向する辺からほぼ直角に延びた取付脚15A,
15Bと、取付脚15A,15Bから直角に各々が対向
するように延びた爪15a,15bで形成され、本体1
5cのほぼ中央に回転体36の軸部36aを摺動自在に
収容する円形の軸孔15dを有する。
【0011】図3は、本発明の可変抵抗器の第1の実施
例における超音波溶接法を示す側面図である。この超音
波溶接法による押し込みの場合、超音波振動素子16を
図の矢印の方に移動させ、金属カバー15に超音波振動
を与えつつ、金属カバー15の取付脚15A,15Bに
設けられた爪15a,15bをケース2の側壁に押圧す
る。この超音波振動法により合成樹脂からなるケース2
の側壁の被押圧部が溶けて金属カバー15の爪15a,
15bがケース2の側壁に押し込まれる。
【0012】図4は、本発明の第2の実施例を示す断面
図である。本実施例は、絶縁基板1の他面上の電極に金
属端子24をハンダ付けで取り付けた後に成形手段でケ
ース20が形成された端子付き可変抵抗器、本発明を適
用した例である。ケース20は、絶縁基板21まで覆
い、金属端子24は、ケース20の外に取り付けられ
る。
【0013】図5は、絶縁基板上の電極の構成を示す図
であり、図5(a)は正面図、図5(b),図5(c)
は側面図、図5(d)は背面図である。まず、図5
(a)に示すように、抵抗体4の終端には抵抗体電極5
a,5bが接続形成され、集電体22の終端には集電体
電極3が接続形成されている。抵抗体電極5a,5bと
集電体電極3とは、端面電極6a,6b,6c,6d,
6eを通じて絶縁基板1の他面上に延長形成される。図
5(b)の側面図には、端面電極6a,6bが示され、
図5(c)の側面図には、端面電極6c,6d,6eが
示されている。また、図5(d)の背面図では、抵抗体
電極5a,5bと集電体電極3とがほぼ平行に延びてい
ることを示す。抵抗体電極5aの両端には端面電極6
a,6cが示され、抵抗体電極5bの両端には端面電極
6b,6dが示され、集電体電極3の一端に端面電極6
eが示されている。
【0014】図6は、図5の絶縁基板に端子を取付ける
際に用いられるリードフレーム11を示す斜視図であ
る。リードフレーム11は、支持体14と、送り孔13
とを有し、支持体14から延びている抵抗体端子11
b,11cと集電体端子11aとを有する。抵抗体端子
11b,11cと集電体端子11aとは、それぞれ、抵
抗体電極5aと集電体電極3とにハンダ付けで接続して
取り付けられる。
【0015】
【発明の効果】本発明によると、金属カバーの取付脚の
先端部をケースの側壁に押し込むので可変抵抗器の厚さ
を薄くすることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1の実施例の構成を示す断面図であ
る。
【図2】本発明の第1の実施例のカバーを示す斜視図で
ある。
【図3】本発明の第1の実施例のカバーを取り付ける方
法を示す側面図である。
【図4】本発明の第2の実施例の構成を示す断面図であ
る。
【図5】絶縁基板の電極の構成を示す図であり、(a)
は正面図、(b),(c)は側面図、(d)は背面図で
ある。
【図6】絶縁基板を成型する際のリードフレームを示す
斜視図である。
【図7】従来の可変抵抗器の構成を示す断面図である。
【図8】従来の可変抵抗器の部品を示す斜視図であり、
(a)はカバー、(b)は回転体、(c)は摺動子、
(d)はOリングを示す。
【符号の説明】
1 絶縁基板 2 ケース 2a 肉厚部 3 集電体電極 4 抵抗体 5a,5b 抵抗体電極 6a,6b,6c,6d,6e 端面電極 11a 集電体端子 11b,11c 抵抗体端子 13 送り孔 14 支持体 15 金属カバー 15A,15B 取付脚 15a,15b 爪 15c 本体 15d 軸孔 21 絶縁基板 22 集電体 23 抵抗体 24 金属端子 30 ケース(従来例) 30a 肉厚部 30b L字部 36 回転体 36a 軸部 36b 円板部 36c 軸溝 37 摺動子 38 Oリング 45 カバー 45A,45B 取付脚 45a,45b 爪 45c 本体 45d 軸孔

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】抵抗体および集電体を形成した絶縁基板
    と、前記絶縁基板を取り囲むように合成樹脂によって成
    形されたケースと、前記ケース内に回動自在に収容され
    前記抵抗体および前記集電体上を摺動接触する摺動子を
    取り付けた回転体と、前記回転体を前記ケースの中に保
    持するためのカバーとを備えた可変抵抗器において、 前記カバーが、前記ケースの外側壁に沿って配置された
    取付脚と、前記取付脚の先端部に設けられ前記ケースに
    押し込まれた爪とを有することを特徴とする可変抵抗
    器。
  2. 【請求項2】前記ケースの外側壁に肉厚部が設けられ、
    前記カバーの前記爪は前記肉厚部に押し込まれているこ
    とを特徴とする、請求項1に記載の可変抵抗器。
JP5312898A 1998-03-05 1998-03-05 可変抵抗器 Pending JPH11251116A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP5312898A JPH11251116A (ja) 1998-03-05 1998-03-05 可変抵抗器

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JP5312898A JPH11251116A (ja) 1998-03-05 1998-03-05 可変抵抗器

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Publication Number Publication Date
JPH11251116A true JPH11251116A (ja) 1999-09-17

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ID=12934180

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JP5312898A Pending JPH11251116A (ja) 1998-03-05 1998-03-05 可変抵抗器

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JP (1) JPH11251116A (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US6744347B2 (en) 2001-01-04 2004-06-01 Murata Manufacturing Co., Ltd. Variable resistor

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
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US6744347B2 (en) 2001-01-04 2004-06-01 Murata Manufacturing Co., Ltd. Variable resistor

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