JPH11250976A - 防水型同軸レセプタクルコネクタ - Google Patents
防水型同軸レセプタクルコネクタInfo
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- JPH11250976A JPH11250976A JP10067847A JP6784798A JPH11250976A JP H11250976 A JPH11250976 A JP H11250976A JP 10067847 A JP10067847 A JP 10067847A JP 6784798 A JP6784798 A JP 6784798A JP H11250976 A JPH11250976 A JP H11250976A
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Abstract
(57)【要約】
【課題】 確実に筐体内への水の浸入を防止でき、しか
も安価な防水型同軸レセプタクルコネクタを提供する。 【解決手段】 高弾性かつ低硬度の材料で形成され、ソ
ケットコンタクト30の外周面とシェル10の内周面と
によって圧縮される防水用インシュレータ20とを備え
る。防水用インシュレータ20には、ソケットコンタク
ト30のソケット部32を圧入する小径部21aが形成
され、小径部21aの直径をφB、ソケット部32の直
径をφAとしたとき、φBとφAとの間にはφB<φA
の関係がある。シェル10の内周には、防水用インシュ
レータ20が圧入される防水用インシュレータ収容部1
5が形成され、防水用インシュレータ収容部15の直径
をφa、防水用インシュレータ20の直径をφcとした
とき、φaとφcとの間にはφa<φcの関係がある。
も安価な防水型同軸レセプタクルコネクタを提供する。 【解決手段】 高弾性かつ低硬度の材料で形成され、ソ
ケットコンタクト30の外周面とシェル10の内周面と
によって圧縮される防水用インシュレータ20とを備え
る。防水用インシュレータ20には、ソケットコンタク
ト30のソケット部32を圧入する小径部21aが形成
され、小径部21aの直径をφB、ソケット部32の直
径をφAとしたとき、φBとφAとの間にはφB<φA
の関係がある。シェル10の内周には、防水用インシュ
レータ20が圧入される防水用インシュレータ収容部1
5が形成され、防水用インシュレータ収容部15の直径
をφa、防水用インシュレータ20の直径をφcとした
とき、φaとφcとの間にはφa<φcの関係がある。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は防水型同軸レセプ
タクルコネクタに関する。
タクルコネクタに関する。
【0002】
【従来の技術】レセプタクルコネクタとプラグコネクタ
とを嵌合させたとき、プラグコネクタとレセプタクルコ
ネクタとの接合面に設けられたガスケットによって水の
浸入が防止されている。
とを嵌合させたとき、プラグコネクタとレセプタクルコ
ネクタとの接合面に設けられたガスケットによって水の
浸入が防止されている。
【0003】しかし、レセプタクルコネクタとプラグコ
ネクタとを分離したとき、各コネクタには何等防水機構
が設けられていないので、筐体に取り付けられるレセプ
タクルコネクタを介して外部から筐体内に水が浸入して
しまうという問題がある。
ネクタとを分離したとき、各コネクタには何等防水機構
が設けられていないので、筐体に取り付けられるレセプ
タクルコネクタを介して外部から筐体内に水が浸入して
しまうという問題がある。
【0004】この問題に対し、レセプタクルコネクタに
ダストキャップを被せて水の浸入を防止することができ
る。
ダストキャップを被せて水の浸入を防止することができ
る。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】しかし、ダストキャッ
プが緩んでしまったり、ダストキャップを付け忘れてし
まったりしたときには、やはり水が筐体内に浸入してし
まうという問題がある。
プが緩んでしまったり、ダストキャップを付け忘れてし
まったりしたときには、やはり水が筐体内に浸入してし
まうという問題がある。
【0006】また、ダストキャップを使用すること自体
部品点数が増加することになるため、組立工数が増加
し、製品が高価なものとなってしまうという問題があ
る。
部品点数が増加することになるため、組立工数が増加
し、製品が高価なものとなってしまうという問題があ
る。
【0007】この発明はこのような事情に鑑みてなされ
たもので、その課題は確実に筐体内への水の浸入を防止
でき、しかも安価な防水型同軸レセプタクルコネクタを
提供することである。
たもので、その課題は確実に筐体内への水の浸入を防止
でき、しかも安価な防水型同軸レセプタクルコネクタを
提供することである。
【0008】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決するため
請求項1に記載の発明は、円筒状のシェルと、このシェ
ルに収容される中心コンタクトと、この中心コンタクト
を前記シェルの中心に保持する第1のインシュレータ
と、高弾性かつ低硬度の材料で形成され、前記中心コン
タクトの外周面と前記シェルの内周面との間に圧入され
る第2のインシュレータとを備えることを特徴とする。
請求項1に記載の発明は、円筒状のシェルと、このシェ
ルに収容される中心コンタクトと、この中心コンタクト
を前記シェルの中心に保持する第1のインシュレータ
と、高弾性かつ低硬度の材料で形成され、前記中心コン
タクトの外周面と前記シェルの内周面との間に圧入され
る第2のインシュレータとを備えることを特徴とする。
【0009】第2のインシュレータが中心コンタクトの
外周面とシェルの内周面との間に圧入され、第2のイン
シュレータの内周面と中心コンタクトの外周面及び第2
のインシュレータの外周面とシェルの内周面とが高弾性
かつ低硬度の第2のインシュレータによって確実に密着
し、ダストキャップなしに防水機能を得ることができ
る。
外周面とシェルの内周面との間に圧入され、第2のイン
シュレータの内周面と中心コンタクトの外周面及び第2
のインシュレータの外周面とシェルの内周面とが高弾性
かつ低硬度の第2のインシュレータによって確実に密着
し、ダストキャップなしに防水機能を得ることができ
る。
【0010】請求項2に記載の発明は、請求項1に記載
の防水型同軸レセプタクルコネクタにおいて、前記第2
のインシュレータに、前記中心コンタクトを中心とする
円周上に少なくとも1つの穴が設けられていることを特
徴とする。
の防水型同軸レセプタクルコネクタにおいて、前記第2
のインシュレータに、前記中心コンタクトを中心とする
円周上に少なくとも1つの穴が設けられていることを特
徴とする。
【0011】第2のインシュレータの中心コンタクトを
中心とする同心円上に穴が設けられているので、穴の形
状等を変えることによって内部応力を保ったまま第2の
インシュレータを圧入できるとともに、絶縁体の実効誘
電率を調整して任意の特性インピーダンスに整合させる
ことができる。
中心とする同心円上に穴が設けられているので、穴の形
状等を変えることによって内部応力を保ったまま第2の
インシュレータを圧入できるとともに、絶縁体の実効誘
電率を調整して任意の特性インピーダンスに整合させる
ことができる。
【0012】請求項3に記載の発明は、請求項1に記載
の防水型同軸レセプタクルコネクタにおいて、前記第2
のインシュレータに、前記中心コンタクトを中心とする
環状の1つの穴が設けられていることを特徴とする。
の防水型同軸レセプタクルコネクタにおいて、前記第2
のインシュレータに、前記中心コンタクトを中心とする
環状の1つの穴が設けられていることを特徴とする。
【0013】中心コンタクトを中心とする同心円の全周
に亘って穴が設けられているので、穴の形状等を変える
ことによって内部応力を保ったまま第2のインシュレー
タを圧入できるとともに、絶縁体の実効誘電率を調整し
て任意の特性インピーダンスに整合させることができ
る。
に亘って穴が設けられているので、穴の形状等を変える
ことによって内部応力を保ったまま第2のインシュレー
タを圧入できるとともに、絶縁体の実効誘電率を調整し
て任意の特性インピーダンスに整合させることができ
る。
【0014】請求項4に記載の発明は、請求項1〜3の
いずれかに記載の防水型同軸レセプタクルコネクタにお
いて、前記第2のインシュレータの外周面に、少なくと
も1つの凸条が設けられていることを特徴とする。
いずれかに記載の防水型同軸レセプタクルコネクタにお
いて、前記第2のインシュレータの外周面に、少なくと
も1つの凸条が設けられていることを特徴とする。
【0015】第2のインシュレータの外周面に設けた凸
条によって第2のインシュレータの外周面が変形し易く
圧入が容易である。
条によって第2のインシュレータの外周面が変形し易く
圧入が容易である。
【0016】請求項5に記載の発明は、請求項3に記載
の防水型同軸レセプタクルコネクタにおいて、前記第2
のインシュレータの抜けを防ぐためのリアシェルを備
え、このリアシェルの先端部に、前記穴を径方向へ押し
広げるための付勢凸部が設けられていることを特徴とす
る。
の防水型同軸レセプタクルコネクタにおいて、前記第2
のインシュレータの抜けを防ぐためのリアシェルを備
え、このリアシェルの先端部に、前記穴を径方向へ押し
広げるための付勢凸部が設けられていることを特徴とす
る。
【0017】付勢凸部によって第2のインシュレータの
内周面と外周面とを中心コンタクトの外周面とシェルの
内周面とに強く押し付けることができる。
内周面と外周面とを中心コンタクトの外周面とシェルの
内周面とに強く押し付けることができる。
【0018】
【発明の実施の形態】以下、この発明の実施の形態を図
面に基づいて説明する。
面に基づいて説明する。
【0019】図1はこの発明の第1実施形態に係る防水
型同軸レセプタクルコネクタの断面図、図2は図1のII
−II矢視断面図、図3は図1のA矢視図である。
型同軸レセプタクルコネクタの断面図、図2は図1のII
−II矢視断面図、図3は図1のA矢視図である。
【0020】この防水型同軸レセプタクルコネクタは、
シェル10と、防水用インシュレータ(第2のインシュ
レータ)20と、ソケットコンタクト(中心コンタク
ト)30と、インシュレータ(第1のインシュレータ)
40と、リアシェル50とで構成される。
シェル10と、防水用インシュレータ(第2のインシュ
レータ)20と、ソケットコンタクト(中心コンタク
ト)30と、インシュレータ(第1のインシュレータ)
40と、リアシェル50とで構成される。
【0021】シェル10は例えばステンレススティール
で円筒形に形成され、その一端の外周部にはほぼ四角形
のフランジ部11が形成されている。
で円筒形に形成され、その一端の外周部にはほぼ四角形
のフランジ部11が形成されている。
【0022】フランジ部11の各角部には防水型同軸レ
セプタクルコネクタを筐体70(図9参照)へ取り付け
るためのボルト(図示せず)を挿通する為の孔12が形
成されている。
セプタクルコネクタを筐体70(図9参照)へ取り付け
るためのボルト(図示せず)を挿通する為の孔12が形
成されている。
【0023】また、フランジ部11には環状の溝11a
が形成され、溝11aには防水用のOリング60が装着
されている。
が形成され、溝11aには防水用のOリング60が装着
されている。
【0024】ソケットコンタクト30は例えば銅合金に
金メッキを施して形成され、リアシェル50に保持され
たインシュレータ40によってシェル10の中心線L上
に保持される。ソケットコンタクト30には中心線Lに
沿ってスリット35が形成されている。
金メッキを施して形成され、リアシェル50に保持され
たインシュレータ40によってシェル10の中心線L上
に保持される。ソケットコンタクト30には中心線Lに
沿ってスリット35が形成されている。
【0025】インシュレータ40は、例えばPPS(ポ
リフェニレンサルファイド)等のエンジニアリングプラ
スチック(EPL)をモールド加工して形成されてい
る。
リフェニレンサルファイド)等のエンジニアリングプラ
スチック(EPL)をモールド加工して形成されてい
る。
【0026】リアシェル50はインシュレータ40の外
周面を覆うように保持している。
周面を覆うように保持している。
【0027】防水用インシュレータ20はポリカーボネ
ート弾性樹脂等の高弾性かつ低硬度の材料を用い、射出
成形によって円柱形に成形されている。
ート弾性樹脂等の高弾性かつ低硬度の材料を用い、射出
成形によって円柱形に成形されている。
【0028】図4は防水用インシュレータの斜視図、図
5は防水用インシュレータの正面図、図6は図5の防水
用インシュレータの一部を切断したB矢視図である。
5は防水用インシュレータの正面図、図6は図5の防水
用インシュレータの一部を切断したB矢視図である。
【0029】防水用インシュレータ20の中心にはソケ
ットコンタクト30を圧入する孔21が形成されてい
る。
ットコンタクト30を圧入する孔21が形成されてい
る。
【0030】防水用インシュレータ20の孔21を中心
とする円周上には60゜おきに所定直径、深さの穴22
が形成されている。
とする円周上には60゜おきに所定直径、深さの穴22
が形成されている。
【0031】この穴22によって防水用インシュレータ
20に大きな弾性を持たせることができ、所定の内部応
力を保ったまま、防水用インシュレータ20をシェル1
0の内部に圧入できる。
20に大きな弾性を持たせることができ、所定の内部応
力を保ったまま、防水用インシュレータ20をシェル1
0の内部に圧入できる。
【0032】また、この穴22によって材質毎に異なる
インシュレータ20の誘電率を調整できる。
インシュレータ20の誘電率を調整できる。
【0033】防水用インシュレータ20の外周には2本
の凸条23が全周に亘って設けられている。
の凸条23が全周に亘って設けられている。
【0034】図7は防水型同軸レセプタクルコネクタの
組立順序を示した分解図、図8は図7の部分拡大図であ
る。
組立順序を示した分解図、図8は図7の部分拡大図であ
る。
【0035】防水用インシュレータ20の孔21は、ソ
ケットコンタクト30のソケット部32を圧入する小径
部21aとつば部33を収容する大径部21bとで構成
されている。
ケットコンタクト30のソケット部32を圧入する小径
部21aとつば部33を収容する大径部21bとで構成
されている。
【0036】小径部21aの直径をφB、ソケット部3
2の直径をφAとしたとき、φBとφAとの間にはφB
<φAの関係がある。なお、大径部21bの直径はつば
部33の直径とほぼ同じである。
2の直径をφAとしたとき、φBとφAとの間にはφB
<φAの関係がある。なお、大径部21bの直径はつば
部33の直径とほぼ同じである。
【0037】シェル10の内周には、防水用インシュレ
ータ20が圧入される防水用インシュレータ収容部15
と、リアシェル50が圧入されるリアシェル収容部16
とが形成されている。
ータ20が圧入される防水用インシュレータ収容部15
と、リアシェル50が圧入されるリアシェル収容部16
とが形成されている。
【0038】リアシェル収容部16はリアシェル50の
小径部50aを収容する小径収容部16aと大径部50
bを圧入する大径収容部16bとで構成される。
小径部50aを収容する小径収容部16aと大径部50
bを圧入する大径収容部16bとで構成される。
【0039】小径収容部16aには大径収容部16bへ
向かって広がるテーパ面が形成されている。
向かって広がるテーパ面が形成されている。
【0040】防水用インシュレータ収容部15の直径を
φa、小径収容部16aと大径収容部16bとの境界の
開口部16cの直径をφb、防水用インシュレータ20
の直径をφcとしたとき、φa、φc及びφbの間には
φa<φc<φbの関係がある。
φa、小径収容部16aと大径収容部16bとの境界の
開口部16cの直径をφb、防水用インシュレータ20
の直径をφcとしたとき、φa、φc及びφbの間には
φa<φc<φbの関係がある。
【0041】防水型同軸レセプタクルコネクタの組立は
例えば以下のように行われる。
例えば以下のように行われる。
【0042】ソケット部32を変形させながらつば部3
3が大径部21bの突当て面に突き当たるまでソケット
コンタクト30を防水用インシュレータ20に圧入す
る。
3が大径部21bの突当て面に突き当たるまでソケット
コンタクト30を防水用インシュレータ20に圧入す
る。
【0043】上述のように、小径部21aの直径φBは
ソケットコンタクト30のソケット部32の直径φAよ
り小径であるので、防水用インシュレータ20の孔21
の内周面とソケットコンタクト30のソケット部32の
外周面とが密着し、防水用インシュレータ20の孔21
の内周面とソケットコンタクト30のソケット部32の
外周面との間からの筐体内への水の浸入を防止すること
ができる。
ソケットコンタクト30のソケット部32の直径φAよ
り小径であるので、防水用インシュレータ20の孔21
の内周面とソケットコンタクト30のソケット部32の
外周面とが密着し、防水用インシュレータ20の孔21
の内周面とソケットコンタクト30のソケット部32の
外周面との間からの筐体内への水の浸入を防止すること
ができる。
【0044】次に、防水用インシュレータ20を防水用
インシュレータ収容部15に圧入する。
インシュレータ収容部15に圧入する。
【0045】防水用インシュレータ収容部15の直径φ
aは防水用インシュレータ20の直径をφcより小径で
あり、しかも防水用インシュレータ20の外周には2つ
の凸条23が設けられているので、シェル10の内周面
と防水用インシュレータ20の外周面とが確実に密着
し、シェル10の内周面と防水用インシュレータ20の
外周面との間からの筐体内への水の浸入を防止すること
ができる。
aは防水用インシュレータ20の直径をφcより小径で
あり、しかも防水用インシュレータ20の外周には2つ
の凸条23が設けられているので、シェル10の内周面
と防水用インシュレータ20の外周面とが確実に密着
し、シェル10の内周面と防水用インシュレータ20の
外周面との間からの筐体内への水の浸入を防止すること
ができる。
【0046】また、防水用インシュレータ20は複数の
穴22と凸条23によって変形し易くなるので、容易に
シェル10内に圧入することができる。
穴22と凸条23によって変形し易くなるので、容易に
シェル10内に圧入することができる。
【0047】最後に、リアシェル50をインシュレータ
40ともにリアシェル収容部16に圧入し、防水用イン
シュレータ20の抜けを防止する。
40ともにリアシェル収容部16に圧入し、防水用イン
シュレータ20の抜けを防止する。
【0048】リアシェル収容部16の小径収容部16a
にテーパ面が形成されているので、シェル10の内周に
リアシェル50を容易に挿入することができる。
にテーパ面が形成されているので、シェル10の内周に
リアシェル50を容易に挿入することができる。
【0049】図9は防水型同軸レセプタクルコネクタの
筐体への取付状態を説明する図である。
筐体への取付状態を説明する図である。
【0050】防水型同軸レセプタクルコネクタは筐体7
0の外側からフランジ部11を筐体70に当接させて取
付けられる。
0の外側からフランジ部11を筐体70に当接させて取
付けられる。
【0051】そのとき、筐体70とフランジ部11との
間から筐体内部に水が浸入するのを防止するためにボル
ト(図示せず)を締めつけてOリング60を変形させ、
外壁70とフランジ部11とを密着させる。
間から筐体内部に水が浸入するのを防止するためにボル
ト(図示せず)を締めつけてOリング60を変形させ、
外壁70とフランジ部11とを密着させる。
【0052】この実施形態によれば、以下の効果を発揮
できる。
できる。
【0053】従来のようにダストキャップを設ける必要
がないので、部品点数及び組立工数が減少し、製品のコ
ストアップを防止できる。
がないので、部品点数及び組立工数が減少し、製品のコ
ストアップを防止できる。
【0054】フランジ部11にOリング60が設けられ
ているので、フランジ部11と筐体70との間からの筐
体70内への水の浸入を防止することができる。
ているので、フランジ部11と筐体70との間からの筐
体70内への水の浸入を防止することができる。
【0055】特性インピーダンスは絶縁物(防水用イン
シュレータ20)の実効誘電率によって決まるが、実効
誘電率は防水用インシュレータ20に形成される穴22
の形状等によって変わるので、穴22の形状を変えるこ
とによって特性インピーダンスを変えることができる。
したがって、防水用インシュレータ20によれば任意の
インピーダンスに設定することができるので、高周波伝
送特性を向上させることができる。
シュレータ20)の実効誘電率によって決まるが、実効
誘電率は防水用インシュレータ20に形成される穴22
の形状等によって変わるので、穴22の形状を変えるこ
とによって特性インピーダンスを変えることができる。
したがって、防水用インシュレータ20によれば任意の
インピーダンスに設定することができるので、高周波伝
送特性を向上させることができる。
【0056】なお、上記実施形態では、穴22は6つ形
成されているが、所定の内部応力を保ったままインシュ
レータ20をシェル10内へ圧入できかつ所定の実効誘
電率を得ることができれば1つであってもよい。
成されているが、所定の内部応力を保ったままインシュ
レータ20をシェル10内へ圧入できかつ所定の実効誘
電率を得ることができれば1つであってもよい。
【0057】また、上記実施形態では、インシュレータ
20の外周には2本の凸条23を設けたが、凸条23は
1本又は3本以上であってもよい。
20の外周には2本の凸条23を設けたが、凸条23は
1本又は3本以上であってもよい。
【0058】図10はこの発明の第2実施形態に係る防
水型同軸レセプタクルコネクタの断面図、図11は図1
0のXI−XI矢視断面図であり、第1実施形態と同一部分
には同一符号を付して説明を省略する。
水型同軸レセプタクルコネクタの断面図、図11は図1
0のXI−XI矢視断面図であり、第1実施形態と同一部分
には同一符号を付して説明を省略する。
【0059】この第2実施形態では防水用インシュレー
タ120にソケットコンタクト30を中心とする環状の
穴122を形成するとともに、リアシェル150の先端
部に穴122と対向する環状の突起151(付勢凸部)
を形成した。
タ120にソケットコンタクト30を中心とする環状の
穴122を形成するとともに、リアシェル150の先端
部に穴122と対向する環状の突起151(付勢凸部)
を形成した。
【0060】突起151の内周にはテーパ面が形成さ
れ、突起151を穴122に挿入したとき、テーパ面に
よって穴122が径方向へ広がる。
れ、突起151を穴122に挿入したとき、テーパ面に
よって穴122が径方向へ広がる。
【0061】この実施形態によれば、第1実施形態の効
果を発揮できるとともに、突起151によって防水用イ
ンシュレータ120がシェル10の内周面及びソケット
コンタクト30の外周面に強固に密着させることができ
るので、防水機能がより向上する。
果を発揮できるとともに、突起151によって防水用イ
ンシュレータ120がシェル10の内周面及びソケット
コンタクト30の外周面に強固に密着させることができ
るので、防水機能がより向上する。
【0062】なお、上記各実施形態ではリアシェル5
0,150を圧入するようにしたが、例えばカシメた
り、ねじ止めとしてもよい。
0,150を圧入するようにしたが、例えばカシメた
り、ねじ止めとしてもよい。
【0063】
【発明の効果】以上に説明したように請求項1に記載の
発明の防水型同軸レセプタクルコネクタによれば、ダス
トキャップを用いずに高い防水性を得ることができるの
で、部品点数及び組立工数が減少し、製品のコストアッ
プを防止できる。
発明の防水型同軸レセプタクルコネクタによれば、ダス
トキャップを用いずに高い防水性を得ることができるの
で、部品点数及び組立工数が減少し、製品のコストアッ
プを防止できる。
【0064】請求項2又は3に記載の発明の防水型同軸
レセプタクルコネクタによれば、穴の形状等を変えるこ
とによって内部応力を保ったまま第2のインシュレータ
を圧入できるとともに、絶縁体の実効誘電率を調整して
任意の特性インピーダンスに設定することができ、高周
波伝送特性を向上させることができる。
レセプタクルコネクタによれば、穴の形状等を変えるこ
とによって内部応力を保ったまま第2のインシュレータ
を圧入できるとともに、絶縁体の実効誘電率を調整して
任意の特性インピーダンスに設定することができ、高周
波伝送特性を向上させることができる。
【0065】請求項4に記載の発明の防水型同軸レセプ
タクルコネクタによれば、第2のインシュレータの外周
面に設けた凸条によって第2のインシュレータの外周面
が変形し易く圧入が容易であり、圧入後の防水性能が向
上する。
タクルコネクタによれば、第2のインシュレータの外周
面に設けた凸条によって第2のインシュレータの外周面
が変形し易く圧入が容易であり、圧入後の防水性能が向
上する。
【0066】請求項5に記載の発明の防水型同軸レセプ
タクルコネクタによれば、付勢手段によって第2のイン
シュレータの内周面と外周面とを中心コンタクトの外周
面とシェルの内周面とに強く押し付けることができるの
で、シール性を一層高めることができる。
タクルコネクタによれば、付勢手段によって第2のイン
シュレータの内周面と外周面とを中心コンタクトの外周
面とシェルの内周面とに強く押し付けることができるの
で、シール性を一層高めることができる。
【図1】図1はこの発明の第1実施形態に係る防水型同
軸レセプタクルコネクタの断面図である。
軸レセプタクルコネクタの断面図である。
【図2】図2は図1のII−II矢視断面図である。
【図3】図3は図1のA矢視図である。
【図4】図4は防水用インシュレータの斜視図である。
【図5】図5は防水用インシュレータの正面図である。
【図6】図6は図5の防水用インシュレータの一部を切
断したB矢視図である。
断したB矢視図である。
【図7】図7は防水型同軸レセプタクルコネクタの組立
順序を示した分解図である。
順序を示した分解図である。
【図8】図8は図7の部分拡大図である。
【図9】図9は防水型同軸レセプタクルコネクタの筐体
への取付状態を説明する図である。
への取付状態を説明する図である。
【図10】図10はこの発明の第2実施形態に係る防水
型同軸レセプタクルコネクタの断面図である。
型同軸レセプタクルコネクタの断面図である。
【図11】図11は図10のXI−XI矢視断面図である。
【符号の説明】 10 シェル 20 防水用インシュレータ(第2のインシュレータ) 22,122 穴 23 凸状 30 ソケットコンタクト(中心コンタクト) 40 第1のインシュレータ 50 リアシェル 151 突起(付勢凸部)
Claims (5)
- 【請求項1】 円筒状のシェルと、このシェルに収容さ
れる中心コンタクトと、この中心コンタクトを前記シェ
ルの中心に保持する第1のインシュレータと、高弾性か
つ低硬度の材料で形成され、前記中心コンタクトの外周
面と前記シェルの内周面との間に圧入される第2のイン
シュレータとを備えることを特徴とする防水型同軸レセ
プタクルコネクタ。 - 【請求項2】 前記第2のインシュレータに、前記中心
コンタクトを中心とする円周上に少なくとも1つの穴が
設けられていることを特徴とする請求項1に記載の防水
型同軸レセプタクルコネクタ。 - 【請求項3】 前記第2のインシュレータに、前記中心
コンタクトを中心とする環状の1つの穴が設けられてい
ることを特徴とする請求項1に記載の防水型同軸レセプ
タクルコネクタ。 - 【請求項4】 前記第2のインシュレータの外周面に、
少なくとも1つの凸条が設けられていることを特徴とす
る請求項1〜3のいずれかに記載の防水型同軸レセプタ
クルコネクタ。 - 【請求項5】 前記第2のインシュレータの抜けを防ぐ
ためのリアシェルを備え、 このリアシェルの先端部に、前記穴を径方向へ押し広げ
るための付勢凸部が設けられていることを特徴とする請
求項3に記載の防水型同軸レセプタクルコネクタ。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP10067847A JPH11250976A (ja) | 1998-03-03 | 1998-03-03 | 防水型同軸レセプタクルコネクタ |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP10067847A JPH11250976A (ja) | 1998-03-03 | 1998-03-03 | 防水型同軸レセプタクルコネクタ |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH11250976A true JPH11250976A (ja) | 1999-09-17 |
Family
ID=13356770
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP10067847A Pending JPH11250976A (ja) | 1998-03-03 | 1998-03-03 | 防水型同軸レセプタクルコネクタ |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH11250976A (ja) |
Cited By (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2008536277A (ja) * | 2005-04-11 | 2008-09-04 | エフシーアイ | 電気コネクタ用グロメットおよびそのようなグロメットを具備した電気コネクタ |
JP2018073597A (ja) * | 2016-10-28 | 2018-05-10 | 日本圧着端子製造株式会社 | ピアシング型コンタクト及び同軸コネクタ |
CN113314894A (zh) * | 2020-02-27 | 2021-08-27 | Smk株式会社 | 连接器 |
-
1998
- 1998-03-03 JP JP10067847A patent/JPH11250976A/ja active Pending
Cited By (6)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2008536277A (ja) * | 2005-04-11 | 2008-09-04 | エフシーアイ | 電気コネクタ用グロメットおよびそのようなグロメットを具備した電気コネクタ |
JP2018073597A (ja) * | 2016-10-28 | 2018-05-10 | 日本圧着端子製造株式会社 | ピアシング型コンタクト及び同軸コネクタ |
CN113314894A (zh) * | 2020-02-27 | 2021-08-27 | Smk株式会社 | 连接器 |
KR20210109423A (ko) * | 2020-02-27 | 2021-09-06 | 에스에무케이 가부시키가이샤 | 커넥터 |
JP2021136176A (ja) * | 2020-02-27 | 2021-09-13 | Smk株式会社 | コネクタ |
CN113314894B (zh) * | 2020-02-27 | 2023-07-28 | Smk株式会社 | 连接器 |
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Date | Code | Title | Description |
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