JPH11250754A - ボタン集合体 - Google Patents

ボタン集合体

Info

Publication number
JPH11250754A
JPH11250754A JP10367568A JP36756898A JPH11250754A JP H11250754 A JPH11250754 A JP H11250754A JP 10367568 A JP10367568 A JP 10367568A JP 36756898 A JP36756898 A JP 36756898A JP H11250754 A JPH11250754 A JP H11250754A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
button
film
mold
button assembly
buttons
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP10367568A
Other languages
English (en)
Inventor
Eishu Kan
榮 秀 韓
Junko Ryo
潤 弘 梁
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
YUIITSU DENSHI KOGYO KK
Phoenix Korea Co Ltd
Original Assignee
YUIITSU DENSHI KOGYO KK
Phoenix Korea Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Priority claimed from KR2019970040687U external-priority patent/KR980005808U/ko
Priority claimed from KR2019970040688U external-priority patent/KR200168397Y1/ko
Priority claimed from KR1019970075850A external-priority patent/KR100302462B1/ko
Priority claimed from KR2019980001863U external-priority patent/KR200230402Y1/ko
Priority claimed from KR2019980014931U external-priority patent/KR200210426Y1/ko
Application filed by YUIITSU DENSHI KOGYO KK, Phoenix Korea Co Ltd filed Critical YUIITSU DENSHI KOGYO KK
Publication of JPH11250754A publication Critical patent/JPH11250754A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Classifications

    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B29WORKING OF PLASTICS; WORKING OF SUBSTANCES IN A PLASTIC STATE IN GENERAL
    • B29CSHAPING OR JOINING OF PLASTICS; SHAPING OF MATERIAL IN A PLASTIC STATE, NOT OTHERWISE PROVIDED FOR; AFTER-TREATMENT OF THE SHAPED PRODUCTS, e.g. REPAIRING
    • B29C45/00Injection moulding, i.e. forcing the required volume of moulding material through a nozzle into a closed mould; Apparatus therefor
    • B29C45/14Injection moulding, i.e. forcing the required volume of moulding material through a nozzle into a closed mould; Apparatus therefor incorporating preformed parts or layers, e.g. injection moulding around inserts or for coating articles
    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B29WORKING OF PLASTICS; WORKING OF SUBSTANCES IN A PLASTIC STATE IN GENERAL
    • B29LINDEXING SCHEME ASSOCIATED WITH SUBCLASS B29C, RELATING TO PARTICULAR ARTICLES
    • B29L2031/00Other particular articles
    • B29L2031/46Knobs or handles, push-buttons, grips
    • B29L2031/466Keypads, keytops
    • HELECTRICITY
    • H01ELECTRIC ELEMENTS
    • H01HELECTRIC SWITCHES; RELAYS; SELECTORS; EMERGENCY PROTECTIVE DEVICES
    • H01H2221/00Actuators
    • H01H2221/07Actuators transparent
    • HELECTRICITY
    • H01ELECTRIC ELEMENTS
    • H01HELECTRIC SWITCHES; RELAYS; SELECTORS; EMERGENCY PROTECTIVE DEVICES
    • H01H2229/00Manufacturing
    • H01H2229/044Injection moulding
    • H01H2229/047Preformed layer in mould

Landscapes

  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • Manufacturing & Machinery (AREA)
  • Mechanical Engineering (AREA)
  • Manufacture Of Switches (AREA)
  • Push-Button Switches (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 厚さが薄くて軽く、製造が容易で、装置の内
側で発光される光を通過させボタンの識別が可能なボタ
ン集合体を提供する。 【解決手段】 ボタン集合体10,110は単一のフィ
ルム18,118に多数のボタン20,120が結合さ
れる。フィルム18にはボタン成形空間を形成するため
の多数の突出部28が形成される。ボタン成形空間内に
は接触突起24を有するそれぞれのボタン20が射出成
形され結合される。ボタン20は、肉カット溝32によ
り形成されフィルム18の突出部28と接する側壁34
を有している。側壁34は下側にいくほど厚さが薄くな
る。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、多数のボタンが配
置されたボタン集合体、特に、無線電話機などの電子、
電気製品のボタン構造に使用され多数のボタンが単一の
フィルムに一体で成形されたボタン集合体に関するもの
である。
【0002】
【従来の技術及び発明が解決しようとする課題】一般
に、無線電話機などの電子製品では多数のボタンが使用
される。この多数のボタンは一体でボタン集合体として
製造され、使用される場合がある。その一つがゴムで製
造したボタン集合体である。このような従来のボタン集
合体は、多数のボタンと、これらボタン間の連結部また
は連結板とを有している。それぞれのボタンは、製品の
外部に突出する上部のボタン胴体と、下部の接触突起と
を有している。また、ボタンと連結部とは同一の材料で
同時に成形される。
【0003】このような従来のボタン集合体は、未成形
不良を防ぐために連結部を厚く成形しなければならな
い。連結部を厚くすると、全体のボタン構造が厚くな
り、これは製品全体の厚さを増加させる。一方、製品の
重さも減らすことも難しい。無線電話機のような携帯用
製品は、製品を小型化し、軽量化することが重要であ
る。従って、従来のボタン集合体は、小型かつ軽量化の
要望を満たしていない。また、ゴムとしては透明なボタ
ン集合体を成形することが難しい。従って、製品内部の
回路基板においてLEDなどの発光手段を設置して暗い
ところでもボタンを識別するようにすることが不可能で
ある。
【0004】このような問題を解決するために、ボタン
集合体を透明な合成樹脂で成形することが考えられる。
しかしながら、合成樹脂で成形するためには、未成形さ
れることを防止するために連結部が相当に厚くならなけ
ればならない。そして、厚くなった合成樹脂の連結部は
柔軟ではない。連結部を柔軟にするためには幅が狭くて
長い連結部としなければなら。長い連結部とした場合は
ボタン間の間隔が離れざるを得ない。ところが、合成樹
脂でそれぞれ分離されたボタンを製造し、これを組立よ
うとすると、多くの時間と費用がかかってしまう。
【0005】本発明は以上のような従来技術の問題点を
解決するためのものであり、本発明の第1の目的は、厚
さが薄く、軽いボタン集合体を提供することにある。
【0006】本発明の第2の目的は装置の内側で発光さ
れる光を通過させることができるボタン集合体を提供す
ることにある。
【0007】本発明の第3の目的は製造不良が少ない構
造のボタン集合体を提供することにある。
【0008】本発明の第4の目的は前記のようなボタン
集合体を製造する方法及び装置を提供することにある。
【0009】
【課題を解決するための手段】前記目的を達成するため
の本発明おいては、薄くかつ柔軟なフィルムに多数のボ
タンを結合してボタン集合体を提供する。本発明による
と、フィルムにボタンをプラスティック樹脂を射出して
結合させることにより簡単にボタン集合体が製造され
る。
【0010】前記フィルムにはボタン成形空間を形成す
るための多数の突出部が形成されている。前記ボタン成
形空間内には接触突起を有するそれぞれのボタンが成形
され結合される。前記ボタンは、肉カット溝により形成
され前記フィルムの突出部と接する側壁を有している。
この側壁は下側にいくほど厚さが薄くなる。
【0011】これとは異なり、前記フィルムには多数の
孔が形成され、前記ボタンを、前記フィルム上側に形成
された上部胴体と、前記フィルム下側に形成された下部
突起と、前記胴体と前記突起とを前記孔を通して連結す
る連結部とで構成してボタン集合体を構成することもで
きる。
【0012】本発明はまた、このようなフィルムに接触
突起がある多数のボタンが結合されたボタン集合体を成
形するための射出成形用金型を提供する。前記射出成形
用金型は、ボタン成形用キャビティが形成された第1金
型と、接触突起を包含した前記ボタンの下部を形成する
ための形状を有する第2金型とを有している。前記第1
金型と前記第2金型とによりボタン成形空間が形成され
る。前記第2金型には前記成形されるボタンの下に位置
するゲートブッシュが設けられている。前記ゲートブッ
シュには前記ボタンの前記接触突起を成形するための形
状が設けられている。
【0013】本発明はまた、一つのフィルムに多数のボ
タンが結合されたボタン集合体を製造する方法を提供す
る。その方法は、ボタン成形用キャビティが形成された
第1金型と前記ボタンの下部を成形するための形状を有
する第2金型とを有する射出成形金型を準備する工程
と、前記射出成形金型の第1金型または第2金型に前記
フィルムを設置する工程と、前記射出成形金型を閉じて
ボタン成形空間を形成する工程と、前記ボタン成形空間
にプラスティック樹脂を供給してボタンを成形する工程
と、前記射出成形金型から前記ボタン集合体を分離する
工程を含む。
【0014】
【作用】このような構成を有する本発明は薄くて柔軟な
フィルムにボタンを結合させることにより、ボタン集合
体の重さと厚さを減らすことができる。また、ボタン間
の間隔を狭くすることができる。また、ボタンを透明な
材料で射出成形することにより、装置の内側で発光され
る光を通過させることができる。従って、ボタンを暗い
ところでも識別できる機能を提供する。本発明によりボ
タン側壁の厚さを下側にいくほど薄くすると、フラッシ
ュ発生による不良が少なくなり接触突起の寸法もうまく
管理される。本発明による射出金型はゲートブッシュに
ボタンの接触突起形状が形成されているために、同一の
ボタン集合体にあるそれぞれのボタンごとに接触突起の
高さを管理することが容易である。本発明によるボタン
集合体の構造とボタン集合体の製造方法によると、1回
の射出成形で多数のボタンを単一のフィルムに結合させ
られるためにボタン集合体の製造が容易である。
【0015】以上のような本発明の目的と別の特徴及び
長所などは次に参照する本発明のいくつかの好適な実施
形態に対する以下の説明から明確になるであろう。
【0016】
【発明の実施の形態】以下、添付図面に基づいて本発明
の好適な実施形態をより詳細に説明する。本明細書で
は、望ましい実施形態として携帯用無線電話機に使用す
るためのボタン集合体を説明する。しかし、本発明のボ
タン集合体は携帯用無線電話機に使用するものに限定さ
れるものではない。本発明によるボタン集合体は電気ス
イッチを駆動するために多数のボタンを設置しなければ
ならない装置であればどのようなものにも使用すること
ができる。
【0017】図1は無線電話機に本発明の第1実施形態
によるボタン集合体10が取り付けられた状態を示す。
本発明の第1実施形態によるボタン集合体10は無線電
話機のハウジング12内の回路基板14上に設置された
スイッチ16を操作するためのものである。ボタン集合
体10は、フィルム18と、フィルム18に結合されそ
れぞれのスイッチ16と対応するボタン20とを有して
いる。それぞれのボタン20はハウジング12に形成さ
れた貫通孔22を通して上方に突出している。ボタン2
0は下側に延びる接触突起24を有する。この接触突起
24は、ボタン20が押されるときスイッチ16を加圧
してスイッチ16内の電気接点が連結されるようにす
る。
【0018】図1ではタクトスイッチを例にして図示し
ているが、本発明は特定スイッチを使用することに限定
されない。本発明によるボタン集合体と共に使用できる
スイッチの別の例としてはメンブレンスイッチが挙げら
れる。また、スイッチとボタンとの間に薄い板バネを介
在させることもできる。本発明によるボタン集合体を使
用する製品を当業者が設計するとき、スイッチの選択や
スイッチの動作構造の形成などにおいては種々の変更が
可能である。
【0019】フィルム18には、フィルム18の基準水
平面26から突出するボタン20の成形空間を形成する
突出部28が形成されており、後で述べるように、この
突出部28の下に形成されたボタン成形空間にボタン2
0が射出成形される。フィルム18は柔軟なプラスティ
ック材料、例えば、ポリカーボネイトまたはアクリール
などのプラスチック材料からなる透明フィルムであるこ
とが望ましい。フィルム18の厚さは柔軟性を保障する
ために薄いことが望ましく、0.1ないし0.2mmで
あるものが使用される。
【0020】ボタン20が結合されるフィルム18の内
面30には印刷層が形成される。通常は不透明印刷イン
クで形成される。印刷されたフィルム18は予熱された
状態でプレス加工が行われ、これにより突出部28が形
成される。その後、レーザ加工などの適切な方法で印刷
層30の一部を除去して数字、文字などの記号が刻印さ
れる。印刷層が除去されたところは再び透明になり、電
話機内部の光を外部に露出させることができる。これと
は異なり、始めに印刷層を形成するときから記号が形成
される部分を除いて、シルクスクリーン印刷のような方
法で印刷をすることもできる。
【0021】前記フィルム18の突出部28によるボタ
ン成形空間には、ボタン20が射出成形され結合され
る。ボタン20には、フィルム18の基準面26の下側
に突出しその末端がスイッチ16と接触する接触突起2
4が形成される。前記ボタン20の下側には接触突起2
4の周りに沿って所定深さの肉カット溝32が形成さ
れ、これによりボタン20の厚さを減少させている。そ
して、肉カット溝32によりボタン20の側壁34が形
成される。この側壁34は下側にいくほど、すなわち基
準面26にいくほど、言い換えると、フィルム18の突
出部28が始まる屈曲部分36にいくほど、その厚さが
小さくなることが望ましい。
【0022】側壁34の末端はフィルム18の屈曲部分
36まで延長される。屈曲部分36と隣接した位置で
は、側壁34の外面と内面とが合流して角を形成するこ
ともあり得る(図3参照)。フィルム18に結合される
ボタン20は、通常ABS樹脂、アクリール樹脂、PC
樹脂、SAN樹脂などのプラスティック樹脂で射出成形
により形成される。ボタン20は透明な材料で製造する
ことが望ましい。
【0023】図2は本発明によるボタン集合体10を製
造するためにフィルム18にボタン20を成形する射出
金型の一部を示す図である。この射出成形金型40は、
可動側金型42と固定側金型44とを有している。可動
側金型42にはボタン20を成形するためのキャビティ
45が設けられている。
【0024】固定側金型44には第1型板部46と第2
型板部48とが設けられている。第1型板部46にはコ
ア50が設置される。コア50の上部にはボタン20の
肉カット溝32の一部分に対応する形状が設けられてい
る。コア50の内側にはゲートブッシュ52が挿入され
る。ゲートブッシュ52はコア50の中央部を貫通して
第1型板36の下部まで延長される。
【0025】ゲートブッシュ52の断面は円形である。
ゲートブッシュ52にはプラスチック樹脂が流動できる
ランナー54とゲート56とが設けられている。ゲート
ブッシュ52の上部には、ボタン20の接触突起24が
成形されるように接触突起24に対応する形状が設けら
れている。特に、ブッシュ52により接触突起24の高
さが規定される。ゲートブッシュ42は電鋳ブッシュで
あることが望ましい。第2型板48には、スプルー60
と、スプルー60からゲートブッシュ52のランナー5
4まで延長されるランナー62とが形成されている。
【0026】ボタン20の接触突起24の高さを修正す
るときには、ブッシュ52を修正したり、ゲートブッシ
ュ52を第1型板46内でやや上げるか、下げることに
より可能である。これとは異なり、ゲートブッシュ52
を交換することもできる。接触突起52の形状をゲート
ブッシュ52に形成することにより、各ボタンの接触突
起の高さを管理することが容易である。
【0027】このような射出成形金型40によるボタン
集合体10の製造過程は次のようである。まず突出部2
8が形成されたフィルム18を準備する。フィルム18
の内側面、すなわちボタンが成形される面には予め接着
剤が塗布されているか接合層が形成されている。図2を
参照すると、可動側金型42にフィルムを取り付ける。
可動側金型42を移動させて金型40を閉じる。このと
き、フィルム18の突出部28の内側とコア50の上部
と、ゲートブッシュ52の上部とによりボタン成形空間
が形成される。このボタン成形空間にはランナー54と
ゲート56とを通して可塑化されたプラスチック樹脂が
供給される。樹脂が供給されるとボタン成形空間に樹脂
が充填される。ボタン20の成形を完了した後、可動側
金型52を移動させ、金型を開けて固定側金型54に付
いているボタン集合体10を分離する。
【0028】一方、突出部が形成されないフィルムを可
動側金型42と固定側金型44との間に介在させ、射出
圧力により突出部を形成することもできる。しかし、こ
のような方法では突出部28の高さを高くするのに限界
があり、印刷層が損傷される恐れがあるために望ましく
ない。
【0029】図3を参照すると、可動側金型42の角R
とフィルム18の屈曲部分36との間に加工誤差による
隙間(S)が形成され得る。樹脂が供給されるとき、ボ
タン20の肉カット溝32を形成するための固定側金型
44のコア50の傾斜になった面とフィルム18との間
の間隔が屈曲部分36にいくほど徐々に狭くなる形態で
あるために、矢印で示すように屈曲部分36にいくほど
樹脂が押される力は徐々に弱くなる。従って、射出成形
時にフィルム18の屈曲部分36が変形されず、屈曲部
分36の付近でフラッシュ(flash)が形成されない。屈
曲部分に生じ得るフラッシュはフィルムの屈曲部分を変
形させたり、ボタンの接触突起が傾く現象を発生させ得
る。
【0030】一方、射出圧が屈曲部分36まで及ばない
と、樹脂が屈曲部分36まで充填されなくなり、これに
よりその末部分で未成形部分が生じ得るが、ボタン20
をフィルム18と結合された状態を維持するように成形
することには如何なる影響もない。第1実施形態の変形
された実施形態では、側壁34が屈曲部分36まで延長
されないように設計することもできる。
【0031】また、ボタン20に形成した肉カット溝3
2によってボタン20の厚さが減少するために、成形後
の収縮が減少する。従って、不均一な収縮による接触突
起24の変形も防止される。
【0032】図4を参照すると、本発明の第2実施形態
によるボタン集合体110は、フィルム118と、フィ
ルム118に結合された多数のボタン120とを有して
いる。ボタン120は、フィルム118の上部からフィ
ルム118の孔122を通して上方に延び、フィルム1
18の下には接触突起124を有している。このボタン
集合体110が無線電話機に組み立てられ回路基板11
4に取り付けられたスイッチ116を操作できるように
する。スイッチ116を有する無線電話機の構造はボタ
ン集合体110を除いて第1実施形態と同一である。
【0033】図4を参照すると、ボタン集合体110の
フィルム118にはそれぞれのボタンの位置に孔122
が形成されている。フィルム118は、柔軟なプラスチ
ック材料、例えば、ポリカーボネイトまたはアクリール
などのプラスチック材料で形成された透明フィルムであ
ることが望ましい。フィルム118の厚さは柔軟性を保
障するために薄いことが望ましく、通常0.1ないし
0.2mmであるものが使用される。
【0034】ボタン120は、ハウジング外部に突出す
る上部胴体128と、下部接触突起(ボス)124と、
フィルム118の孔122を通して延長され胴体128
と接触突起124とを連結する連結部126とから形成
されている。連結部126を囲んでいるフィルム118
の孔周囲部分は、図4に示すように、射出時に充填され
る樹脂の流れにより上側に曲がる。ボタン120は、プ
ラスチック樹脂で形成され、アクリール樹脂、ABS樹
脂、AS樹脂、ポリカーボネイト樹脂などの透明な材料
で形成されることが望ましい。
【0035】胴体128の表面129には、図示してい
ないが、印刷層が形成される。印刷層30の一部をレー
ザ加工などの適切な方法で除去して数字、文字などの記
号を刻印することもできる。印刷層が除去されたところ
は、再び透明になり、電話機内部の光を外部に露出させ
ることができる。これとは異なり、始めに印刷層を形成
するときから記号が形成される部分を除いて印刷をする
こともできる。形成される記号はボタンの番号または無
線電話機の機能を示す表示、例えば、SNDまたはEN
Dなどである。このように印刷層の一部を除去して形成
した文字表示部は、無線電話機内部の発光素子(図示せ
ず)から出る光を通過することができるために、暗いと
ころでも無線電話機のそれぞれのボタンを識別できる。
【0036】図5は第2実施形態によるボタン集合体1
10を製造するための射出金型140の一部を示す図で
ある。図5に示す射出金型140は第1実施形態による
ボタン集合体を製造するための図2に示した射出金型4
0と類似である。コアブロック50,150とゲートブ
ッシュ52,152とが、上部形状以外は二つの実施形
態で使用する金型の構造がほぼ同じであることが、当業
者であれば容易に分かる。一方、第2実施形態では、フ
ィルムの位置を決めるためにコアブロックにガイドピン
(図示せず)を有する。
【0037】本発明の第2実施形態によるボタン集合体
110の成形過程は次のようである。図5を参照する
と、まずコアブロック150を有する固定側金型144
にフィルム118を固定する。フィルム118はフィル
ム118の位置設定孔(図示せず)とコアブロック15
0のガイドピンとにより適所に配置される。フィルム1
18の上面、すなわちボタン120の上部胴体128と
接触する面には予め接着剤を塗布することができる。可
動側金型142を移動させ射出成形金型140を閉じた
後、ランナー154とゲート156とを通して樹脂を供
給する。樹脂が供給されると、樹脂の流れによりフィル
ム118にある孔122の周囲が樹脂の流れに沿ってや
や変形されながら(図4参照)、樹脂が金型140内の
空間に充填される。ボタン120の成形を完了した後、
可動側金型142を移動させて金型を開け、固定側金型
144に付いているボタン集合体110を分離する。分
離作業は、作業者が直接取り出すか、エジェクタピン(E
jector pin)を設置して金型から分離する方法でなされ
る。成形過程で、ボタン120を形成する樹脂が収縮す
るためにボタンの上部胴体128と下部突起124間に
差し込まれたフィルム118の部分には圧縮力が作用す
る。従って、ボタン120とフィルム118との間の結
合力が増大される。
【0038】本発明者は本発明の第2実施形態による携
帯用無線電話機用ボタン集合体を前記構造の金型で成形
して製作した。このように作られたボタン集合体110
は同一の無線電話機に使用する従来のゴムでなされたボ
タン構造に比べてその重さが減少することを確認した。
【0039】図6は本発明の第2実施形態によるボタン
集合体の変形例を示す図である。この例のフィルム17
0には、ボタン孔172と前記孔172を取り囲むボス
174とが形成されている。このような構造では、ボタ
ン160の上部胴体162の内部にフィルム170が充
分に挿入されるために、ボタン160とフィルム170
の結合力が増大される。
【0040】
【発明の効果】以上で説明したように、本発明は薄くて
柔軟なフィルムにボタンを結合させることにより、ボタ
ン集合体の重さと厚さを減らすことができる。また、ボ
タン間の間隔も狭くすることができる。また、ボタンを
透明な材料で射出成形することにより、装置の内側で発
光される光を通過させることができる。従って、ボタン
を暗いところでも識別できる機能を提供する。本発明に
よりボタン側壁の厚さを下側にいくほど薄くすると、フ
ラッシュ発生による不良が少なくなり接触突起の寸法も
うまく管理される。本発明による射出金型はゲートブッ
シュにボタンの接触突起形状が設けられているために、
同一のボタン集合体にあるそれぞれのボタンごとに接触
突起の高さを管理することが容易である。本発明による
ボタン集合体の構造とボタン集合体の製造方法による
と、1回の射出成形で多数のボタンを単一のフィルムに
結合させられるために、ボタン集合体の製造が容易であ
る長所がある。
【0041】本発明を実施形態によって詳細に説明した
が、本発明は前記各実施形態によって限定されるもので
はなく、本発明が属する技術分野において通常の知識を
有するものであれば本発明の思想と精神を離れることな
く、本発明を修正または変更できるであろう。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1実施形態によるボタン集合体が取
り付けられた無線電話機の部分断面図である。
【図2】第1実施形態によるボタン集合体を製造するた
めの射出成形金型の部分断面図である。
【図3】図2のA部分の拡大図である。
【図4】本発明の第2実施形態によるボタン集合体が取
り付けられた無線電話機の部分断面図である。
【図5】第2実施形態によるボタン集合体を製造するた
めの射出成形金型の部分断面図である。
【図6】図4に示すボタン集合体の変形例を示した部分
断面図である。
【符号の説明】
10,110 ボタン集合体 18,118 フィルム 20,120 ボタン 24,124 接触突起 28 突出部 32 肉カット溝 34 側壁 40,140 金型 42,142 可動側金型 44,144 固定側金型 52,152 ゲートブッシュ 122 孔 126 胴体 174 ボス
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (31)優先権主張番号 1998U1863 (32)優先日 1998年2月13日 (33)優先権主張国 韓国(KR) (31)優先権主張番号 1998U14931 (32)優先日 1998年8月8日 (33)優先権主張国 韓国(KR)

Claims (9)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 多数のボタンを有するボタン集合体にお
    いて、薄くかつ柔軟な単一のフィルムと、前記フィルム
    に結合された多数のボタンとを備えたことを特徴とする
    ボタン集合体。
  2. 【請求項2】 前記フィルムにはボタン成形空間を形成
    するための多数の突出部が形成され、前記ボタン成形空
    間内には接触突起を有するそれぞれのボタンが成形され
    結合されることを特徴とする請求項1に記載のボタン集
    合体。
  3. 【請求項3】 前記ボタンは、肉カット溝により形成さ
    れ前記フィルムの突出部と接する側壁を有し、前記側壁
    は下側にいくほど厚さが薄くなることを特徴とする請求
    項2に記載のボタン集合体。
  4. 【請求項4】 前記フィルムは透明で、前記ボタンが成
    形される側のフィルムの面には印刷層が設けられている
    ことを特徴とする請求項3に記載のボタン集合体。
  5. 【請求項5】 前記フィルムには多数の孔が形成され、
    前記ボタンは、前記フィルム上側に形成された上部胴体
    と、前記フィルム下側に形成された下部突起とを有し、
    前記胴体と前記突と起は前記孔を通して連結されている
    ことを特徴とする請求項1に記載のボタン集合体。
  6. 【請求項6】 前記フィルムは前記孔を取り囲むボスを
    有していることを特徴とする請求項5に記載のボタン集
    合体。
  7. 【請求項7】 請求項1ないし請求項6のうちのいずれ
    かの請求項に記載のボタン集合体が取り付けられること
    を特徴とする携帯用無線電話機。
  8. 【請求項8】 フィルムに接触突起がある多数のボタン
    が結合されたボタン集合体を成形するために、前記ボタ
    ン成形用キャビティを有する第1金型と、接触突起を包
    含した前記ボタンの下部を形成するための形状を有する
    第2金型とを備え、前記第1金型と前記第2金型とによ
    りボタン成形空間が形成され、前記第2金型は前記成形
    されるボタンの下に位置するゲートブッシュを有し、前
    記ゲートブッシュには前記ボタンの前記接触突起を成形
    するための形状が設けられていることを特徴とするボタ
    ン集合体成形用金型。
  9. 【請求項9】 前記ボタン成形用キャビティを有する第
    1金型と、前記ボタンの下部を成形するための形状を有
    する第2金型とを有する射出成形金型を準備する工程
    と、 前記射出成形金型の第1金型または第2金型に前記フィ
    ルムを設置する工程と、 前記射出成形金型を閉じてボタン成形空間を形成する工
    程と、 前記ボタン成形空間にプラスティック樹脂を供給してボ
    タンを成形する工程と、 前記射出成形金型から前記ボタン集合体を分離する工程
    と、を含む一つのフィルムに、多数のボタンが結合され
    ることを特徴とするボタン集合体を製造する方法。
JP10367568A 1997-12-24 1998-12-24 ボタン集合体 Pending JPH11250754A (ja)

Applications Claiming Priority (10)

Application Number Priority Date Filing Date Title
KR2019970040687U KR980005808U (ko) 1997-12-24 1997-12-24 휴대전화기용 필름 인서트 타입 키패트
KR2019970040688U KR200168397Y1 (ko) 1997-12-24 1997-12-24 필름 삽입형 키패드
KR1019970075850A KR100302462B1 (ko) 1997-12-29 1997-12-29 다수의버튼을갖는버튼집합체
KR2019980001863U KR200230402Y1 (ko) 1998-02-13 1998-02-13 다수의버튼을갖는버튼집합체
KR1997P75850 1998-08-08
KR1997U40687 1998-08-08
KR1998U14931 1998-08-08
KR2019980014931U KR200210426Y1 (ko) 1998-08-08 1998-08-08 다수의버튼을갖는버튼집합체의성형용금형
KR1997U40688 1998-08-08
KR1998U1863 1998-08-08

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH11250754A true JPH11250754A (ja) 1999-09-17

Family

ID=27532242

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP10367568A Pending JPH11250754A (ja) 1997-12-24 1998-12-24 ボタン集合体

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPH11250754A (ja)

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2004051685A1 (ja) * 2002-12-02 2004-06-17 Nissha Printing Co., Ltd. キーシート及びその製造方法とスイッチ製品
WO2019163730A1 (ja) * 2018-02-23 2019-08-29 シチズン電子株式会社 押圧構造体、スイッチ装置、および押圧構造体の製造方法

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2004051685A1 (ja) * 2002-12-02 2004-06-17 Nissha Printing Co., Ltd. キーシート及びその製造方法とスイッチ製品
WO2019163730A1 (ja) * 2018-02-23 2019-08-29 シチズン電子株式会社 押圧構造体、スイッチ装置、および押圧構造体の製造方法

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US5681515A (en) Method of fabricating an elastomeric keypad
US8242396B2 (en) Keypad assembly and method for making the same
KR100310040B1 (ko) 휴대폰용 키패드와 그 제작방법
JPH11250754A (ja) ボタン集合体
JP2008251323A (ja) パネル一体型押釦スイッチ部材およびその製造方法
KR100397956B1 (ko) 다수의 버튼을 갖는 버튼집합체
JP4213489B2 (ja) 押釦スイッチ用部材の製造方法
KR20020088178A (ko) 필름삽입형 키와 실리콘 고무 조합형 휴대폰용 키패드 및그 제조방법
KR100762402B1 (ko) 필름 탄성에 의하여 키감을 구현한 휴대용 단말기의 키패드및 그 제조방법
US6863951B2 (en) Film key sheet and method of manufacturing the same
CN1929061A (zh) 移动电话键盘及其制造方法
KR20020080687A (ko) 셀룰라폰용 키패드의 제조 방법
JPH11288632A (ja) キーパッドの製造方法
JP3802736B2 (ja) 押釦シート部材
KR100275297B1 (ko) 필름성형 키캡과 실리콘 고무 조합 키패드 제작방법
JP4486439B2 (ja) 樹脂キートップ及びその製造方法
KR200375006Y1 (ko) 이엘램프가 내장된 메탈 일체형 키패드
KR100400158B1 (ko) 가죽표면을 갖는 하우징 부품으로 이루어진 스위치를구비한 원격제어장치
KR100417463B1 (ko) 이엘 램프 일체형 키패드와 그 제조방법
KR100302462B1 (ko) 다수의버튼을갖는버튼집합체
KR200358343Y1 (ko) 버튼 집합체
JPH06267369A (ja) 押釦スイッチのキートップ板
TWI644337B (zh) 樹脂結構體、電子機器以及樹脂結構體的製造方法
KR200210426Y1 (ko) 다수의버튼을갖는버튼집합체의성형용금형
JP2002367471A (ja) キートップ板及びキートップ取付板の製造方法