JPH1124953A - マイクロコンピュータの試験方法及びその装置 - Google Patents

マイクロコンピュータの試験方法及びその装置

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JPH1124953A
JPH1124953A JP9175390A JP17539097A JPH1124953A JP H1124953 A JPH1124953 A JP H1124953A JP 9175390 A JP9175390 A JP 9175390A JP 17539097 A JP17539097 A JP 17539097A JP H1124953 A JPH1124953 A JP H1124953A
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JP
Japan
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address
test
bus
cycle
cpu board
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JP9175390A
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Inventor
Junichi Takai
純一 高井
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Meidensha Corp
Meidensha Electric Manufacturing Co Ltd
Original Assignee
Meidensha Corp
Meidensha Electric Manufacturing Co Ltd
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 マイクロコンピュータシステムにおける制御
用CPUボードの試験、特にそのアドレスバスの試験の
効率化と省力化、信頼性の向上を図ること。 【解決手段】 制御ユニットを構築する複数枚の制御ボ
ード中の制御用CPUボード201の機能・動作を試験
によって確認する。試験装置101には、通常使用され
る制御ボードを実装せず、その代わりにアドレス試験用
回路401をボードの形態に組み込んでシステムバス3
01に実装する。この状態で、供試CPUボード201
は、システムバス301に対するアクセスを実行し、ア
ドレス試験用回路401がこれに応答することによって
アドレス試験を実施する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、マイクロコンピュ
ータシステム、特に複数枚の制御ボードによって構築さ
れる制御ユニットの制御用CPUボードを試験する方法
及びその装置に関する。
【0002】
【従来の技術】制御ユニットを構築する複数枚の制御ボ
ードの中には制御用CPUボードが含まれており、その
試験内容には様々な項目がある。ボードが生産された場
合には、その機能・動作を個別あるいは複合的に確認
し、信頼性を確保するために、それぞれ十分な試験が実
施されている。
【0003】これらの機能・動作の確認のために行われ
る試験の内、制御用CPUボードから外部に出力される
バスの試験は、適用されるシステムと同等のユニットに
適用システムと同等の制御ボード類を実装した試験ユニ
ットを用意し、これに供試CPUボードを挿入した形態
で、実動状態と近い動作をさせて行われるのが普通であ
る。その様子を図3に示す。
【0004】図3において、101´は適用システムと
同等の試験ユニット、201は供試制御用CPUボー
ド、202,203…は適用システムと同等の制御ボー
ド類、301は前記供試制御用CPUボード201と制
御ボード類202,203…を電気的に接続するための
信号束(システムバスと称する)である。
【0005】このような試験装置の形態において、供試
制御用CPUボード201のバス試験としては、 (1) アドレス出力試験:CPUボードから正しいアドレ
スが出力されているかどうかを確認するための試験 (2) バスアクセス試験:CPUボードのバスアクセスが
正しく行われるかどうかを確認するための試験 (3) データライト/リード試験:CPUボードのデータ
入出力が正しく行われるかどうかを確認するための試験 (4) その他の試験:その他の各種機能・動作を確認する
試験 などが実施されている。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】制御用CPUボードを
試験する場合は、上述したように実際に当該CPUボー
ドが適用されるシステムと同一の環境を有する試験装置
(ユニット)を用いるのが普通である。
【0007】しかし、ここで使用される試験装置は、当
該CPUボードが適用される標準的な環境を想定したも
のである場合が多く、それが適用され得る全ての環境で
の動作(換言すれば、当該CPUの持つフル機能)を試
験することが不可能である場合も多い。その結果、次の
ような弊害が起こる場合がある。
【0008】問題点1.例えば、汎用のCPUボードを
試験する場合、このCPUボードは非常に広いアドレス
空間をシステムバス上に持っていることが多いが、実際
に適用されるシステムでは、その空間の内、ある限られ
た範囲だけに制御ボードが搭載されているのが普通であ
る。制御ボードが実装されない空間はシステム上デバイ
スが存在いないため、そのエリアに対するアクセス確認
は不可能である。そのため、当該CPUボードがシステ
ムバスに対して出力する全てのアドレス信号ラインの機
能を確認することは困難となっている。
【0009】この問題を解決するためには、当該CPU
ボードが保有する全てのアドレス空間に相当する制御ボ
ード群を試験装置(ユニット)に実装してアクセス/動
作確認を行う必要があるが、通常はこれを行おうとする
と、実装すべきボードの枚数が膨大となり、装置自体に
物理的に実装不可能となるのが普通である。この問題点
1の概念を示したものが図4である。図中、E1〜En
は各ボード1〜nのエリアであり、非常に多数の制御ボ
ードを実装しないと全空間のアドレス試験が実現できな
い。
【0010】問題点2.アドレス試験にメモリボードを
利用する場合には、試験できるアドレス空間を広く取る
ことはできるが、同一空間内で変化するアドレスが正し
く出力されていなかったり、近接したアドレスラインに
混触があって、アドレスが重複し、目的のメモリセルが
正しく選択できていない場合などに、これをライト/リ
ード試験で検出することは困難であった。それは、アド
レスが誤ってしまっていても、リード及びライト処理で
同じセルが選択されてしまうことから、ライト時とリー
ド時のデータ内容をチェックしても異常を検出できない
ためである。問題点2の概念を示したものが図5であ
る。図中、SMはメモリ空間で、被試験アドレスは目的
のアドレスセルAC1を示しているが、ここが選択され
ていないか、または重複してアクセスされた場合、誤っ
てアクセスされたセルAC2が選択されても、ライト/
リード試験は正常に行われることになる。
【0011】問題点3.アドレス試験を実行するメモリ
セルに対して、そのメモリセルの固有のアドレスをデー
タとして格納するという操作を全空間に対して実行した
場合、再度その格納されたデータを読み出して当該アド
レスとそのデータ内容の比較を行うという手法により、
アドレスとデータの不一致があった場合に、いずれかの
アドレスラインに混触があったか、アドレスの出力が不
正であったことが推定されるため、上述の問題点2の有
無を検出することは可能である。
【0012】しかし、この場合、特定のアドレスとデー
タの間に不一致があったという情報から、どのアドレス
ラインの出力が不正であったか、またはどのアドレスラ
インとどのアドレスラインとが混触しているかといった
異常の判定を行うのは不可能ではないが難しく、多くの
エラー情報を収集してそれら複数データを眺めた上での
総合的な情報から、異常箇所を推定することが必要であ
った。このため、誰でも簡単に検出することは不可能で
あった。問題点3の概念を示したものが図6である。図
中、SMはメモリ空間で、アドレス「AAAA」のメモ
リセルAC11にアドレス値がデータ『AAAA』として
格納されている場合と、アドレス「BBBB」のメモリ
セルAC12に異なるアドレス「AAAA」がデータ『A
AAA』として格納されている場合が例示されている。
前者は比較が一致して正常であり、後者は比較が不一致
となって、異常があったことが分かる。但し、アドレス
「AAAA」と重複アドレスされたことは推定される
が、どのアドレスラインが悪いのかは不明である。
【0013】本発明は上記事情に鑑みてなされたもの
で、1)システムバス上で行われた全てのバスアクセスに
対して応答し、CPUボードの発生したバスサイクルを
終結させ、2)バス上にあるアドレスラインの状態をデー
タレジスタに記憶し、リードアクセス時はそのサイクル
内にその情報をそのままデータバスに出力する、という
機能をアドレス試験用回路に持たせることにより、制御
用CPUボードの試験の効率化と省力化、信頼性の向上
を図ることができるマイクロコンピュータの試験方法及
びその装置を提供することを目的とする。
【0014】
【課題を解決するための手段】本発明は、制御ユニット
を構築する複数枚の制御ボード中の制御用CPUボード
の試験方法、特に制御用CPUボードから外部に出力さ
れるアドレスバスの試験方法であって、供試CPUボー
ドがシステムバス上で実行する全てのバスアクセスに対
して応答し、そのバスサイクルを終結させる機能と、リ
ードバスサイクル時に、バス上にあるアドレスラインの
状態をアドレスラッチ回路に記憶し、そのサイクル内に
その情報をそのままデータバスに出力する機能とを持つ
アドレス試験用回路を利用し、供試CPUは、システム
バスに割り当てられた空間のアドレスについてリードサ
イクルを発生させる、そのリードサイクルで読み込まれ
た値がアクセスしたアドレスの値と等しいか否かをチェ
ックする、値が等しい場合は次のアドレスに進み、値が
不一致の場合は双方で値の異なるビットを抽出する、こ
の不一致ビットに対応するアドレスラインが異常と判断
する、との各試験処理過程でアドレス試験を行うことを
特徴とする。
【0015】また本発明は、制御ユニットを構築する複
数枚の制御ボード中の制御用CPUボードから外部に出
力されるアドレスバスの機能・動作の確認を試験項目の
一つとするマイクロコンピュータの試験装置において、
供試CPUボードがシステムバス上で実行する全てのバ
スアクセスに対して応答し、そのバスサイクルを終結さ
せる機能と、リードバスサイクル時に、バス上にあるア
ドレスラインの状態をアドレスラッチ回路に記憶し、そ
のサイクル内にその情報をそのままデータバスに出力す
る機能とを持つアドレス試験用回路を具備したことを特
徴とする。アドレス試験用回路は、供試CPUボードの
発生する全システムバスアクセスサイクルに応答し、そ
のバスアクセスサイクルを終結させる機能を持った応答
制御回路と、供試CPUボードの発生する全てのシステ
ムバスアクセスサイクル時に、同CPUボードの発生す
るアドレス信号束の状態をビット単位で全て記憶するた
めアドレスラッチ回路と、供試CPUボードの発生する
全システムバスアクセスサイクルのリード処理時にラッ
チ回路に記憶されたそのサイクルのアドレス状態をデー
タ信号束上に出力するためのバッファ回路とにより構成
する。
【0016】
【発明の実施の形態】図1及び図2に本発明の一実施形
態を示す。図1はCPUボード試験装置の概要説明図、
図2はアドレス試験用回路の構成説明図である。
【0017】図1において、101は適用されるシステ
ムと同等の試験ユニット、201は供試CPUボード、
301はシステムバス、401はアドレス試験用回路で
ある。図面に示す通り、試験ユニット101には、通常
使用される制御ボードを実装せず、その代わりにアドレ
ス試験用の専用回路401をボードの形態に組み込んで
システムバス301に実装する。この状態で、供試CP
Uボード201は、システムバス301に対するアクセ
スを実行し、アドレス試験用回路401がこれに応答す
ることによってアドレス試験を実施する。
【0018】ここで、アドレス試験用回路401は、次
のような機能を持つことが特徴である。
【0019】(1) システムバス上で行われた全てのバス
アクセスに対して応答し、CPUボードの発生したバス
サイクルを終結させる. (2) バス上にあるアドレスラインの状態をデータレジス
タに記憶し、リードアクセス時はそのサイクル内にその
情報をそのままデータバスに出力する. 本試験装置では、上述の機能を有するアドレス試験用回
路401を利用して、次のようにアドレス試験を実施す
る。
【0020】(1) CPU201は、システムバス301
に割り当てられた空間のアドレスについてリードサイク
ルを発生させる. (2) そのリードサイクルで読み込まれた値がアクセスし
たアドレスの値と等しいか否かをチェックする. (3) 値が等しい場合は次のアドレスの試験に進み、値が
不一致の場合は双方で値の異なるビットを抽出する. (4) この不一致ビットに対応するアドレスラインが異常
と判断する. 次に、図2に基づいてアドレス試験用回路401の具体
例を説明する。図2において、101は適用されるシス
テムと同等の試験ユニット、201は供試CPUボー
ド、301はシステムバスである。システムバス301
は、バスサイクルのハンドシェークを実現するための制
御信号束3011、アドレス信号束3012及びデータ
信号束3013を流通させる。
【0021】また、401はアドレス試験用回路であ
る。アドレス試験用回路401は、応答制御回路401
1、ラッチ回路4012及びバッファ回路4013によ
り構成している。応答制御回路4011は、供試CPU
ボード201の発生する全システムバスアクセスサイク
ルに応答し、そのバスアクセスサイクルを終結させる機
能を持っている。ラッチ回路4012は、供試CPUボ
ード201の発生する全てのシステムバスアクセスサイ
クル時に、同CPUボードの発生するアドレス信号束の
状態をビット単位で全て記憶するためのものである。バ
ッファ4013は、供試CPUボード201の発生する
全システムバスアクセスサイクルの内、リード処理時に
ラッチ回路4012に記憶されたそのサイクルのアドレ
ス状態をデータ信号束上に出力するためのものである。
【0022】同図において、4011aは応答制御回路
4011からアドレスラッチ回路4012に与えられる
アドレスラッチタイミングであり、供試CPUボード2
01の発生するシステムバスアクセスサイクル時にアド
レス信号束が安定したタイミングで生成される信号であ
る。4011bはデータ出力バッファに与えられるデー
タ出力イネーブル信号であって、供試CPUボード20
1の発生するシステムバスリードアクセスサイクルの要
求タイミングに応じて生成される。4012aはアドレ
スラッチ回路4012に記憶された情報を、データ出力
バッファ回路4013に渡すための内部信号束である。
【0023】試験装置では、上記構成のアドレス試験用
回路を利用して、次のようにアドレス試験を実施する。
【0024】(1) 供試CPUボード201は、システム
バスに割り当てられた空間のアドレスについてリードサ
イクルを発生させる. (2) ハスサイクル応答制御回路4011は、与えられた
リードサイクルに応答し、そのバスサイクルでアドレス
が確定するタイミングで、アドレスラッチ回路4012
に対してアドレスラッチ信号4011aをアサートす
る. (3) 供試CPUボード201によって、当該バスサイク
ル時に生成されたアドレスがアドレスラッチ回路401
2に記憶され、次のタイミングでバスサイクル応答制御
回路4011はデータ出力バッファ回路4013に対し
てデータ出力イネーブル信号4011bを与える. (4) データ出力バッファ回路4013が、記憶されたア
ドレス状態データをバスに出力し、その後、バスサイク
ル応答制御回路4011は供試CPUボード201に対
して当該バスサイクルを終結させるための応答信号(ア
クノリッジ信号)を生成する. (5) 供試CPUボード201は、データ信号束上のデー
タを読み込んだ後、アクノリッジ信号によって当該バス
サイクルを終結させる. (6) 供試CPUボード201は、読み込んだデータ値が
出力した(アクセスした)アドレスと等しい場合には次
のアドレスに進み、値が不一致の場合は双方で値の異な
るビットを抽出して、アドレス出力機能に異常があると
判断する.この際、出力アドレス値と読み込みデータ値
の不一致ビットに対応するアドレスラインが異常と判断
できる.
【0025】
【発明の効果】本発明は、試験装置内に、1)システム
バス上で行われた全てのバスアクセスに対して応答し、
CPUボードの発生したバスサイクルを終結させ、2)バ
ス上にあるアドレスラインの状態をデータレジスタに記
憶し、リードアクセス時はそのサイクル内にその情報を
そのままデータバスに出力する、という機能をアドレス
試験用回路に持たせたことにより、従来の3つの問題点
をそれぞれ次のように解決することができる。
【0026】(問題点1に対して)従来、供試CPUボ
ードのアドレス空間が広い場合、全エリアに対して制御
ボードを実装することが困難であったため、当該CPU
ボードがシステムバスに対して出力する全てのアドレス
信号ラインの機能を確認することは困難であったが、本
試験装置では、1つ(1枚)のアドレス試験用回路をシ
ステム内に実装するだけで、全アドレス空間に応答する
ように設定できるので、供試CPUボードがアクセス可
能な全てのシステムバスアドレス空間のアドレス試験が
容易に実現可能となる。
【0027】(問題点2に対して)従来は、メモリボー
ドでアドレス試験をすれば、試験できるアドレス空間を
広く取ることはできるが、同一空間内で変化するアドレ
スが正しく出力されていなかったり、近接したアドレス
ラインに混触があって、アドレスが重複し、目的のメモ
リセルが正しく選択できていない場合などに、これをリ
ード/ライト試験で検出することは困難であったが、本
方式の試験装置では、全アドレスに対してそのアドレス
の出力状態をそのままデータとして読み返せることか
ら、アドレス信号の誤りや信号線の混触などによるアド
レスの重複などの異常は、アドレスとデータ値の比較で
間違いなく検出することが可能となる。
【0028】(問題点3に対して)従来のアドレス試験
では、異常アドレス信号のビットの特定が困難であると
いう問題があったが、本方式の試験装置の場合、全アド
レスに対してそのアドレスの出力状態をそのままデータ
として読み返せることから、ビット単位にこれらを比較
し、不一致のあったアドレスビットが異常であることが
即時に判断できる。
【0029】この結果、CPU応用システムにおけるC
PUボードのシステムバスアクセス機能に関して、より
効率化及び省力化を図ることが可能となり、同時に、試
験されたCPUボードの信頼性を高めることが可能とな
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施形態を示すCPUボード試験装
置の概要説明図。
【図2】一実施形態のアドレス試験用回路の具体例を示
す構成説明図。
【図3】従来のマイクロコンピュータシステムにおける
CPUボード試験装置の概要説明図。
【図4】従来の試験方式のにおける問題点1の概念図。
【図5】従来の試験方式のにおける問題点2の概念図。
【図6】従来の試験方式のにおける問題点3の概念図。
【符号の説明】
101…試験装置 201…供試CPUボード 301…システムバス 401…アドレス試験用回路 3011…ハンドシェーク実現用の制御信号束 3012…アドレス信号束 3013…データ信号束 4011…応答制御回路 4012…アドレスラッチ回路 4013…バッファ回路

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 制御ユニットを構築する複数枚の制御ボ
    ード中の制御用CPUボードの試験方法、特に制御用C
    PUボードから外部に出力されるアドレスバスの試験方
    法であって、 供試CPUボードがシステムバス上で実行する全てのバ
    スアクセスに対して応答し、そのバスサイクルを終結さ
    せる機能と、リードバスサイクル時に、バス上にあるア
    ドレスラインの状態をアドレスラッチ回路に記憶し、そ
    のサイクル内にその情報をそのままデータバスに出力す
    る機能とを持つアドレス試験用回路を利用し、 供試CPUは、システムバスに割り当てられた空間のア
    ドレスについてリードサイクルを発生させる、 そのリードサイクルで読み込まれた値がアクセスしたア
    ドレスの値と等しいか否かをチェックする、 値が等しい場合は次のアドレスに進み、値が不一致の場
    合は双方で値の異なるビットを抽出する、 この不一致ビットに対応するアドレスラインが異常と判
    断する、との各試験処理過程でアドレス試験を行うこと
    を特徴とするマイクロコンピュータの試験方法。
  2. 【請求項2】 制御ユニットを構築する複数枚の制御ボ
    ード中の制御用CPUボードから外部に出力されるアド
    レスバスの機能・動作の確認を試験項目の一つとするマ
    イクロコンピュータの試験装置において、 供試CPUボードがシステムバス上で実行する全てのバ
    スアクセスに対して応答し、そのバスサイクルを終結さ
    せる機能と、リードバスサイクル時に、バス上にあるア
    ドレスラインの状態をアドレスラッチ回路に記憶し、そ
    のサイクル内にその情報をそのままデータバスに出力す
    る機能とを持つアドレス試験用回路を具備したことを特
    徴とするマイクロコンピュータの試験装置。
  3. 【請求項3】 供試CPUボードの発生する全システム
    バスアクセスサイクルに応答し、そのバスアクセスサイ
    クルを終結させる機能を持った応答制御回路と、供試C
    PUボードの発生する全てのシステムバスアクセスサイ
    クル時に、同CPUボードの発生するアドレス信号束の
    状態をビット単位で全て記憶するためアドレスラッチ回
    路と、供試CPUボードの発生する全システムバスアク
    セスサイクルのリード処理時にラッチ回路に記憶された
    そのサイクルのアドレス状態をデータ信号束上に出力す
    るためのバッファ回路とによりアドレス試験用回路を構
    成したことを特徴とする請求項2に記載のマイクロコン
    ピュータの試験装置。
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