JPH11249534A - 画像形成装置 - Google Patents

画像形成装置

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JPH11249534A
JPH11249534A JP10047342A JP4734298A JPH11249534A JP H11249534 A JPH11249534 A JP H11249534A JP 10047342 A JP10047342 A JP 10047342A JP 4734298 A JP4734298 A JP 4734298A JP H11249534 A JPH11249534 A JP H11249534A
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JP
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fan
image forming
detection sensor
mirror
forming apparatus
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JP10047342A
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Noboru Kususe
登 楠瀬
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Ricoh Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 装置外部の環境に応じて、レンズ、ミラーの
結露の進行を防止し、また、結露したレンズ、ミラーを
短時間で乾燥させることができる画像形成装置を得る。 【解決手段】 原稿を照明するランプ12と、原稿画像
を複数のミラー及びレンズ15により走査し、感光体ド
ラム14上に画像を形成する走査光学系3と、装置内部
を暖める発熱体17と、装置の周辺温度を検知する温度
検知手段24と、装置外部から空気を取り込むためのフ
ァン18とを有する画像形成装置であって、上記複数の
ミラーのうち少なくとも1枚のミラーの裏面に水滴検知
センサ19が設けられ、この水滴検知センサ19が水滴
を検知した場合は、上記ファン18を停止させ又はファ
ン18の風量を低下させる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、複写機、ファクシ
ミリ、プリンタ等に適用可能な画像形成装置に関するも
のであって、特に装置内のミラー、レンズの結露防止を
可能とする画像形成装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来から画像形成装置内に配置されたレ
ンズ、ミラー等に発生する結露を防止するために、画像
形成装置内部に結露防止ヒータを設けたり、通風路を遮
断したり、車載用の結露除去装置と同様に、水滴検知セ
ンサ等でデフロスタを作動させ、曇りを除去するという
技術が知られている。
【0003】上記装置においては、結露の有無を検知す
るために、水滴検知センサが設けられている。水滴検知
センサとしては、抵抗変化検出方式と静電容量変化検出
方式が知られている。抵抗変化検出方式は、対向して配
置された電極間に水滴が付着することにより、電極間が
導通状態になり、これを検出することにより結露を検知
することができるというものである。一方、静電容量変
化検出方式は、対向して配置された電極の上に保護膜を
兼ねた絶縁膜が設けられ、水滴がこの絶縁膜に付着する
ことにより、電極間の静電容量が変化するため、これを
検出することにより結露を検知することができるという
ものである。
【0004】通常の画像形成装置では、原稿台の下面側
に光学系が配置されており、この光学系から感光体に至
る光路上に変倍用のレンズを備えたレンズユニットが配
設されている。そして、画像形成動作時には、上記変倍
用レンズが適宜移動調整されるとともに、通常は待機位
置にて待機状態にある上記光学系が原稿画像に対して走
査され、感光体の表面に所定倍率の静電潜像が形成され
る。このような画像形成装置では、例えば暖房の有無等
により環境温度が急激に変化する冬場において、レンズ
ユニットのレンズや光学系のミラー等に結露を生じる可
能性がある。この結露防止のため、一般に筺体内部又は
外部の例えば光学系の待機位置近傍にヒータが配設され
ている。そして、コンセントにプラグが差し込まれた状
態にあるとき、上記ヒータからの発熱を利用して上記光
学系やレンズユニット等を予熱するように配慮がなされ
ている。
【0005】このような結露防止に関する従来技術とし
ては、特開平5−107649号公報に記載されている
ように、装置内部に加熱装置を具備し、画像形成動作の
停止時に、光学系及びレンズを加熱装置に接近する方向
へ移動させて待機することを特徴とする画像形成装置が
知られている。
【0006】しかし、通常は画像形成装置のメインスイ
ッチがオンされると、定着器等の熱源もオンされるの
で、冷却ファンが回り始め、装置外部(室内)の空気が
走査光学系内部に取り込まれる。この場合、屋外の冷や
された環境から室内の高温高湿状態に画像形成装置が移
動された後にメインスイッチがオンされると、ファンに
より装置内の走査光学系内部に高温高湿の空気が吸入さ
れ、レンズユニットのレンズや光学系のミラー等に結露
を生じる可能性がある。このような問題を解決するため
の従来技術としては、特開平9−292820号公報に
記載されているように、画像形成装置の通電用の主電源
スイッチをオンしたときに、装置内部が暖まるまでは、
ファンをオフにしておくことを特徴とする画像形成装置
が知られている。
【0007】しかし、装置外部の環境が常に高温高湿と
は限らないため、装置内部が暖まるまでファンをオフに
しておくと、走査光学系内部の空気が停滞し、ランプ近
傍が高温になり、温度センサであるサーミスタがオフに
なったり、温度ヒューズが断線したりするという問題が
生じることも考えられる。一方、高温高湿の空気を低温
の走査光学系に送り込むと、レンズユニットのレンズや
光学系のミラー等に結露を生じ、感光体に達する光量が
不足して画像が真っ黒になったりするという不具合を生
じる場合もある。
【0008】このように、上記従来技術はいずれも、装
置外部の環境に適応した結露防止を行うものではなく、
結露防止対策が不十分であった。
【0009】
【発明が解決しようとする課題】本発明は、上記問題点
を解決し、装置外部の環境に応じて、レンズ、ミラーの
結露の進行を防止し、また、結露したレンズ、ミラーを
短時間で乾燥させることができる画像形成装置を提供す
ることを目的とする。
【0010】
【課題を解決するための手段】前記課題を解決するため
に請求項1記載の発明は、原稿を照明するランプと、原
稿画像を複数のミラー及びレンズにより走査し、感光体
ドラム上に画像を形成する走査光学系と、装置内部を暖
める発熱体と、装置の周辺温度を検知する温度検知手段
と、装置外部から空気を取り込むためのファンとを有す
る画像形成装置であって、上記複数のミラーのうち少な
くとも1枚のミラーの裏面に水滴検知センサが設けら
れ、この水滴検知センサが水滴を検知した場合は、上記
ファンを停止させ又はファンの風量を低下させるように
したことを特徴とする。
【0011】請求項2記載の発明は、請求項1記載の画
像形成装置において、水滴検知センサは、ファンの近傍
に配置されたミラーのうち少なくとも1枚のミラーの裏
面に設けられていることを特徴とする。
【0012】請求項3記載の発明は、請求項1記載の画
像形成装置において、水滴検知センサは、レンズと感光
体ドラムとの間に配置されたミラーのうち少なくとも1
枚のミラーの裏面に設けられていることを特徴とする。
【0013】請求項4記載の発明は、請求項1記載の画
像形成装置において、水滴検知センサは、ファンの近傍
に配置されたミラーのうち少なくとも1枚のミラーの裏
面、および、レンズと感光体ドラムとの間に配置された
ミラーのうち少なくとも1枚のミラーの裏面に設けられ
ていることを特徴とする。
【0014】請求項5記載の発明は、請求項4記載の画
像形成装置において、ファンの近傍に配置されたミラー
の裏面に設けられた水滴検知センサが水滴がないことを
検知しても、レンズと感光体ドラムの間に配置されたミ
ラーの裏面に設けられた水滴検知センサが水滴を検知し
ている間は、ファンを停止させ又はファンの風量を低下
させるようにしたことを特徴とする。
【0015】請求項6記載の発明は、請求項1記載の画
像形成装置において、水滴検知センサが水滴を検知した
場合は、発熱体がオンされ、走査光学系が発熱体に接近
する位置まで移動し、水滴検知センサが水滴がないこと
を検知した場合は、走査光学系を待機位置に戻し、発熱
体、ファンをオフすることを特徴とする。
【0016】
【発明の実施の形態】以下、図面を参照しながら本発明
にかかる画像形成装置の実施の形態について説明する。
図1に示す画像形成装置は、アナログ複写機の画像形成
装置として構成されており、原稿台1を備えた筐体2の
内部に光学ユニット3が配設され、この光学ユニット3
は、上記原稿台1に沿って待機位置4とリターン位置5
との間で往復移動駆動可能となっている。上記光学ユニ
ット3は、第1スキャナ6及び第2スキャナ7を具備し
て構成されている。上記第1スキャナ6には反射板1
0、11、ハロゲンランプ12、第1ミラー13等が配
設され、第2スキャナ7には、第2ミラー8、第3ミラ
ー9等が配設されている。
【0017】上記光学ユニット3から感光体ドラム14
に至る光路21上には、変倍用レンズ15を備えたレン
ズユニット16が配設されており、上記変倍用レンズ1
5は、光路21に沿って図示しないモータの駆動力によ
り適宜移動される。レンズユニット16にはまた、上記
レンズ15を通った光束を感光体ドラム14に導く第4
ミラー22、第5ミラー23等が配置されている。さら
に本画像形成装置では、待機位置4の近傍にあって、光
学系ユニット3と干渉しない位置には、結露防止用の発
熱体としての保温ヒーター17が配設されている。光学
系ユニット3は図示しない光学系駆動モータにて移動さ
れ、原稿台1上に載置された原稿を走査することによ
り、感光体ドラム14の表面に所定倍率の静電潜像が形
成される。感光体ドラム14の表面に形成された静電潜
像は、図示しない現像装置にて可視像化されて転写紙に
転写処理される。そして、転写紙は、定着器20にて定
着処理された後、画像形成装置外へ排出される。このよ
うにして画像形成動作が終了すると、上記光学ユニット
3は待機位置4へ復帰移動され、待機状態となる。
【0018】図2は第3ミラー9、第5ミラー23等に
配設される水滴検知センサ19の概略図を示し、図3は
図2をA−A線に沿って見た展開図である。本実施の形
態においては、水滴検知センサ19を載置するミラーと
しては、ファン18の近傍に配置された第3ミラー9
と、変倍用レンズ15と感光体ドラム14との間に配置
された第5ミラー23としている。水滴検知センサは、
特公平6−23703に記載されているセンサと同じも
のを使用することができる。導電部材51、52は、第
3、第5ミラー9、23の反射面の裏面側(ミラーとし
て使用される面と逆の面)に載置される。例えば、導電
部材51、52は、真空蒸着又は熱堆積技法によって第
3ミラー9、23の裏面上に堆積された酸化すず被膜の
ような導電性フィルムである。また、別の方法として
は、導電部材51、52はレーザを用いてガラス上に堆
積させた導電性物質とすることができる。この場合、レ
ーザー光線はガラス中を透過し、例えば銀、金又は亜鉛
のようなレーザー非透過物質へと到達する。裏打ち物質
は気化し、ガラス又はガラス内にレーザー光線の軌跡に
よって形成されたパターンにしたがって堆積する。他に
も様々な導電性物質形成方法があり、適宜の方法を選択
して採用すればよい。図3に示す重ね被膜61は必要な
場合にのみ被膜58を保護する目的で用いられる。
【0019】図2及び図3に示すように、リード部材5
6及び57は、それぞれの導電部材52、51から延び
ており、図4に示すように、センサコントローラ86へ
と電気的に接続されている。センサコントローラ86
は、電気信号発生器83及び電気信号受信器85を含ん
でおり、これらはコントローラ84に内蔵させることが
できる。コントローラ84は、ファン18の回転、停止
又は回転速度を制御するようになっている。
【0020】図2及び図3に示した実施の形態において
は、リード56及び57は、外乱に対する耐久性及び耐
水性を備えた被膜58で覆われているが、一方のリード
を他方のリードから電気的に絶縁するためには、一方の
リードのみを被覆すればよい。
【0021】水滴検知センサ19を作動させるために
は、部材52及び51のセンサ回路88はセンサコント
ローラ86に接続されなければならない。図2及び図3
に示すように、例えばワイヤ59及び60のような回路
リードがそれぞれリード56、57へと、例えば超音波
半田付け又は導電性接着剤を介して接続される。被膜5
8及び重ね被膜61がリード56及び57を覆っている
ところで、リード上の被膜部分は例えばサンダで除去
し、ワイヤ59及び60間並びにリード56及び57間
の電気的接続を許容させなければならない。
【0022】図4に本発明にかかる画像形成装置に用い
ることができる回路の一例を示す。以下において、水滴
検知センサが水滴を検知できる原理について説明する。
水滴検知センサ19は、水滴検知センサ上の湿気の存在
に応じて抵抗器又はコンデンサとして作動するように、
櫛歯状の突起53、54が互いに噛み合った形に配置さ
れ、インピーダンス網82を形成している。隣接する突
起53、54の各対は、並列接続されたコンデンサ80
及び抵抗器81として有効に作動する。電気信号発生器
83からの基準信号は、リード部材56を介して回路8
8へと入力され、出力信号は、リード部材57を経て信
号受信機85へと出力される。
【0023】センサとしてのインピーダンス網82から
の出力信号の変動は、リード部材57に沿って伝送さ
れ、コントローラ84によってモニタされる。水滴検知
センサが乾燥している時には、インピーダンス網82は
実質的にコンデンサのように作用する。すなわちコンデ
ンサ80の容量及び抵抗器81の抵抗の両者は高く、従
って信号は主としてコンデンサ80中を通過し、乾燥状
態に特有な出力信号すなわち基準出力信号を発生する。
しかしながら、空気中の水分が水滴検知センサ上に結露
したときには、インピーダンス網82は実質的に抵抗器
として作用する。すなわち、コンデンサ80の容量及び
抵抗器81の抵抗が減少する。従って、信号は主として
回路の抵抗器81中を通過し、濡れ状態を示す出力信号
すなわちファン18に停止信号を発生する。より多くの
水がセンサの間隙55を横切って堆積するにつれて、リ
ード部材56から57への電流が増大し、活性信号を変
化させる。
【0024】前記信号受信機85又はコントローラ84
は、前記起動出力信号における変化をモニタする検出回
路87を含むことができる。これによりファン18の回
転数を変化(風量の低下)させることも可能である。
【0025】上記図2〜4で説明したような水滴検知セ
ンサ19が水滴を検知すると、ファン18を停止させ又
は風量を低下させるような信号が図示しないコントロー
ラから送られる。ファン18が停止され又は風量が低下
した後、保温ヒータ17がオンになり、図5に示すよう
に、変倍用レンズ15、第2スキャナ7、第4ミラー2
2、第5ミラー23等が、それぞれ他のスキャナに接触
しない範囲で保温ヒータ17に近づくようにコントロー
ラから信号が送られる。これは各ユニットの駆動モータ
の回転時間を制御することにより達成可能である。
【0026】第3ミラー9や第5ミラー23の水滴が蒸
発したことが検知されると、水滴がなくなったことを知
らせる信号がコントローラから送られ、保温ヒータ17
に接近していた変倍用レンズ15や第2スキャナ7、第
4、第5ミラー22、23等が待機位置に戻るようにな
っている。ファン18は、温度検知手段としてのサーミ
スタ24で検知した筐体2の内部温度に応じて回転され
る。サーミスタ24は、画像形成装置の周辺温度を検知
する温度検知手段をなすもので、原稿台1の側方に、画
像形成装置の外表部の温度を検知できるように配置され
ている。
【0027】図6に本発明にかかる画像成形装置の結露
防止機構の動作例を示す。コンセントに画像形成装置の
電源プラグが差し込まれた状態で(S1)、画像形成装
置のメインスイッチがオフの場合は、保温ヒータ17が
オンとなり(S3)、他のユニットはオフ状態となって
いる。メインスイッチがオンされると、保温ヒータ17
がオフし(S4)、定着器20、ファン18がオンされ
(S5)、装置外部の空気が筐体2の内部に取り入れら
れる。
【0028】水滴検知センサ19が第3ミラー9や第5
ミラー23の結露を感知しない場合(S6、S7)、フ
ァン18をそのまま回転させ、保温ヒータ17をオンさ
せるように信号が送られる(S8)。ある一定時間を経
過すると定着器20が定着できる状態となり、ウォーム
アップが終了する(S9)。このとき変倍用レンズ1
5、第3ミラー9、第5ミラー23等は待機位置へ移動
された待機状態にあり(S10)、ファン18、保温ヒ
ータ17をオフすることで通紙できるモードとなる(S
11)。
【0029】第3ミラー9や第5ミラー23に結露を検
知した場合(S6、S7)、ファン18を直ちに停止又
は風量低下させるような信号がコントローラに送られる
(S12)。その後、保温ヒータ17を再びオンにして
水滴の乾燥を促進する(S13)。このとき、レンズユ
ニット15、第3ミラー9、第5ミラー23を保温ヒー
タ17の近くに移動させる(S14)。その間、結露の
有無の検知を繰り返し、水滴がなくなると上記の第3ミ
ラー9や第5ミラー23に結露を感知しないモードに入
って(S6、S7)、ファン18、保温ヒータ17をオ
ンし(S8)、ウォームアップが終了する(S9)。そ
の後、保温ヒータ17の近傍に移動されていた変倍用レ
ンズ15や第3、第5ミラー9、23を待機位置に戻し
(S10)、その後ファン18、保温ヒータ17をオフ
することで通紙できるモードとなる(S11)。
【0030】本発明は、例えば、原稿画像をスキャナで
走査し、CCD等のラインセンサで画像情報信号に変換
し、この画像情報信号でレーザビームを変調しながら偏
向走査して感光体に画像を形成するようにしたデジタル
複写機にも適用可能であり、そのほか、ファクシミリ、
プリンタ等にも適用可能である。
【0031】
【発明の効果】請求項1記載の発明によれば、原稿を照
明するランプと、原稿画像を複数のミラー及びレンズに
より走査し、感光体ドラム上に画像を形成する走査光学
系と、装置内部を暖める発熱体と、装置の周辺温度を検
知する温度検知手段と、装置外部から空気を取り込むた
めのファンとを有する画像形成装置であって、上記複数
のミラーのうち少なくとも1枚のミラーの裏面に水滴検
知センサが設けられ、この水滴検知センサが水滴を検知
した場合は、上記ファンを停止させ又はファンの風量を
低下させるようにしたため、ミラーが結露した初期の時
点で結露を認識でき、結露を認識したときはファンを停
止させ又は風量を低下させることにより、結露の進行を
防ぐことができる。
【0032】請求項2記載の発明によれば、請求項1記
載の画像形成装置において、水滴検知センサを、ファン
の近傍に配置されたミラーのうち少なくとも1枚のミラ
ーの裏面に設けたため、外気の影響を最も受けやすいミ
ラーに水滴検知センサを設けたことになり、結露した初
期の時点で結露を認識でき、これによってファンを停止
させ又は風量を低下させることにより、結露の進行を防
ぐことができる。
【0033】請求項3記載の発明によれば、請求項1記
載の画像形成装置において、水滴検知センサは、レンズ
と感光体ドラムとの間に配置されたミラーのうち少なく
とも1枚のミラーの裏面に設けたため、ファンから遠い
位置に配置されたミラーの結露を認識でき、これにより
ファンを停止させ又は風量を低下させることにより、結
露の進行を防ぐことができる。
【0034】請求項4記載の発明によれば、請求項1記
載の画像形成装置において、水滴検知センサは、ファン
の近傍に配置されたミラーのうち少なくとも1枚のミラ
ーの裏面、および、レンズと感光体ドラムとの間に配置
されたミラーのうち少なくとも1枚のミラーの裏面に設
けたため、ファン近傍のミラーの結露のみならず、ファ
ンから遠い位置に配置されたミラーの結露の有無も検知
してファンを停止させ又は風量を低下させることによ
り、結露の進行を防ぐことができる。
【0035】請求項5記載の発明によれば、請求項4記
載の画像形成装置において、ファンの近傍に配置された
ミラーの裏面に設けられた水滴検知センサが水滴がない
ことを検知しても、レンズと感光体ドラムの間に配置さ
れたミラーの裏面に設けられた水滴検知センサが水滴を
検知している間は、ファンを停止させ又はファンの風量
を低下させるようにしたため、ファン近傍のミラーの結
露のみならず、ファンから遠い位置に配置されたミラー
が結露の進行を防止することができる。
【0036】請求項6記載の発明によれば、請求項1記
載の画像形成装置において、水滴検知センサが水滴を検
知した場合は、発熱体がオンされ、走査光学系が発熱体
に接近する位置まで移動し、水滴検知センサが水滴がな
いことを検知した場合は、走査光学系を待機位置に戻
し、発熱体、ファンをオフするようにしたため、水滴を
検知したときにはレンズユニット、ミラー等が保温ヒー
ター近傍まで移動されるので、結露したレンズユニッ
ト、ミラー等を通常より短時間で乾燥させることがで
き、ファンの停止時間を短くすることができる。従っ
て、温度センサとしてのサーミスタがオフになったり、
温度ヒューズの断線等を回避することができる。また、
水滴がなくなったことを検知した場合は、すぐにコピー
モードに入ることが可能となる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明にかかる画像形成装置の実施の形態を示
す側面図である。
【図2】本発明に適用可能な水滴検知センサの平面図で
ある。
【図3】図2のA−A線に沿う断面図である。
【図4】本発明に用いることができる回路の概略図であ
る。
【図5】本発明にかかる画像形成装置の別の実施の形態
を示す側面図である。
【図6】本発明にかかる画像形成装置の動作例を示すフ
ローチャートである。
【符号の説明】
3 走査光学系 8 第2ミラー 9 第3ミラー 12 ランプ 13 第1ミラー 14 感光体ドラム 15 レンズ 17 発熱体 18 ファン 19 水滴検知センサ 22 第4ミラー 23 第5ミラー 24 温度検知手段

Claims (6)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 原稿を照明するランプと、原稿画像を複
    数のミラー及びレンズにより走査し、感光体ドラム上に
    画像を形成する走査光学系と、装置内部を暖める発熱体
    と、装置の周辺温度を検知する温度検知手段と、装置外
    部から空気を取り込むためのファンとを有する画像形成
    装置であって、上記複数のミラーのうち少なくとも1枚
    のミラーの裏面に水滴検知センサが設けられ、この水滴
    検知センサが水滴を検知した場合は、上記ファンを停止
    させ又はファンの風量を低下させるようにしたことを特
    徴とする画像形成装置。
  2. 【請求項2】 前記水滴検知センサは、ファンの近傍に
    配置されたミラーのうち少なくとも1枚のミラーの裏面
    に設けられていることを特徴とする請求項1記載の画像
    形成装置。
  3. 【請求項3】 前記水滴検知センサは、レンズと感光体
    ドラムとの間に配置されたミラーのうち少なくとも1枚
    のミラーの裏面に設けられていることを特徴とする請求
    項1記載の画像形成装置。
  4. 【請求項4】 前記水滴検知センサは、ファンの近傍に
    配置されたミラーのうち少なくとも1枚のミラーの裏
    面、および、レンズと感光体ドラムとの間に配置された
    ミラーのうち少なくとも1枚のミラーの裏面に設けられ
    ていることを特徴とする請求項1記載の画像形成装置。
  5. 【請求項5】 前記ファンの近傍に配置されたミラーの
    裏面に設けられた水滴検知センサが水滴がないことを検
    知しても、レンズと感光体ドラムの間に配置されたミラ
    ーの裏面に設けられた水滴検知センサが水滴を検知して
    いる間は、前記ファンを停止させ又はファンの風量を低
    下させるようにしたことを特徴とする請求項4記載の画
    像形成装置。
  6. 【請求項6】 前記水滴検知センサが水滴を検知した場
    合は、発熱体がオンされ、走査光学系が発熱体に接近す
    る位置まで移動し、水滴検知センサが水滴がないことを
    検知した場合は、走査光学系を待機位置に戻し、発熱
    体、ファンをオフすることを特徴とする請求項1記載の
    画像形成装置。
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JP (1) JPH11249534A (ja)

Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR100452546B1 (ko) * 2002-06-25 2004-10-14 삼성전자주식회사 레이저 빔 프린터의 결로 제거장치
US7394477B2 (en) 2004-03-30 2008-07-01 Fujifilm Corporation Image formation apparatus
US9285767B2 (en) 2013-12-09 2016-03-15 Samsung Electronics Co., Ltd. Image forming apparatus

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