JPH11249377A - 画像形成方法 - Google Patents

画像形成方法

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JPH11249377A
JPH11249377A JP4842898A JP4842898A JPH11249377A JP H11249377 A JPH11249377 A JP H11249377A JP 4842898 A JP4842898 A JP 4842898A JP 4842898 A JP4842898 A JP 4842898A JP H11249377 A JPH11249377 A JP H11249377A
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JP
Japan
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image
color
toner
spectral reflectance
paper
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Application number
JP4842898A
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English (en)
Inventor
Takeshi Iwanaga
剛 岩永
Osamu Ide
収 井出
Masayuki Kurimoto
雅之 栗本
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Fujifilm Business Innovation Corp
Original Assignee
Fuji Xerox Co Ltd
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 青色の色域を拡大して、画像の色再現性を改
善し、写真原稿やディスプレイに忠実な色再現が可能な
電子写真画像を提供すること。 【解決手段】 少なくともY(イエロー)、M(マゼン
タ)、C(シアン)の3色のトナーを現像することによ
って画像を形成するフルカラー電子写真による画像形成
方法において、3色のトナー像が転写され定着される画
像支持体として、450nmの分光反射率をR1%とし
たとき95≦R1となる分光反射特性をもつ画像支持体
を用い、前記画像支持体上にYのベタ画像を形成したと
きのY画像の450nmでの分光反射率Ry%がRy≦5
になるようにトナー像を形成する画像形成方法。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、電子写真法による
フルカラー画像形成に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来、電子写真方式によるカラー画像を
形成する方法の一例においては、例えば次のように行わ
れる。有機または無機光導電性材料を用いた感光体上
に、各色別に例えば半導体レーザを用いて変調されたレ
ーザ光線を複数回照射して静電潜像電を形成する。これ
らを例えば、Y(イエロー)、M(マゼンタ)、C(シ
アン)、K(黒)の4色のカラートナーで順番に現像し
て、これらのトナー像を感光体から用紙等の画像支持体
に転写する。その後、転写像を加熱ローラおよび加圧ロ
ーラにより加熱定着してカラー画像を形成する。このよ
うにして、電子写真法によって4色または3色のトナー
を用いて形成されたフルカラー画像の色は、主にトナー
層の光吸収過程、画像支持体の光反射過程で決まる。
【0003】電子写真法で用いられるトナーは樹脂に色
材を分散させたものである。特開平6−3858号公報
にみられるように電子写真用トナーへの染料系の色材の
使用も試みられているが、染料系の色材と比較して、顔
料系の色材の方が、耐光性、耐ブリード性に優れること
から、現状では電子写真用トナーには顔料系の色材が使
用されるのが一般的である。
【0004】顔料系の色材では透過すべき波長の光を吸
収するいわゆる不正吸収がみられる。具体的には、顔料
系色材を用いたマゼンタトナーによって形成された画像
の分光反射率をみると、青色に相当する波長領域400
〜500nmに不正吸収がみられ、シアンでは青色と緑
色に相当する波長領域400〜600nmに不正吸収が
みられる。特に、マゼンタの色材における青色の不正吸
収の影響は大きく、実際にカラー複写機等によって出力
されたマゼンタの画像は赤に近い色となり、マゼンタに
さらにシアンを重ねたブルー画像は暗く鮮やかでない。
このような不正吸収の結果として顔料系の色材を用いる
フルカラーの電子写真法による出力画像の色域は、染料
系の色材を用いている写真などと比べて、特に青方向が
狭いというのが現状である。
【0005】カラー画像出力用の画像支持体としては、
高い白色度を示す用紙を使用するのが一般的である。白
色度が高い用紙を用いることによって色濁りが少なく彩
度の高い高発色画像を得ることが可能である。カラー画
像出力用の画像支持体(用紙)としては、特開平5−3
41553号公報、特開平4−268567号公報、特
開平6−186769号公報にみられるように、いずれ
も80%以上の白色度のものが用いられている。このよ
うな画像支持体では反射過程における色の変化が小さく
画像の色は色材の分光特性を反映した色になる。そのた
め、青方向の色域が狭いという問題は解決されていな
い。さらに、特開平8−248667号公報や特開平7
−301939号公報のように、詳しく、画像支持体の
分光反射率を規定したものもみられる。前者は、黄色の
色再現を改善するものである。後者は、色域を拡大する
ものであるが、青方向では大きく改善されていない。
【0006】電子写真等で用いられる画像支持体(用紙
等)には、目で見た場合の白さを増すことを目的として
蛍光染料等を用いて増白された画像支持体(用紙)があ
る。このような画像支持体は青色の波長領域の反射率が
高く、画像を形成したときも青色反射率を高くすること
が可能である。この結果として、青色の色再現域は広く
なるが、黄色の色再現域は狭くなる。図4は、Y(イエ
ロー)、M(マゼンタ)、C(シアン)のトナーにより
カラー画像を形成する際の従来技術の説明図で、図4A
は比較的高い白色度を示す画像支持体自体の分光反射率
を示す図、図4BはYトナー像の分光反射率を示す図、
図4CはMトナー像の分光反射率を示す図、図4DはC
トナー像の分光反射率を示す図である。
【0007】図4B、図4C、図4D中にそれぞれ示し
た点線は、減法混色法において3色の現像剤を用いてフ
ルカラー画像を形成するときの、理想的な画像の反射率
の一例である。
【0008】前記図4において、Yトナーは最も理想的
な分光反射特性を有している。これに対し、Mトナーは
400〜500nmの波長での不正吸収のために反射光
は400〜500nmの光すなわち育の視感度を与える
波長成分が不足している。すなわち、従来一般に使用さ
れている電子写真法の画像形成法で使用される色材とし
ては、青色成分の反射量が多いトナーが無いために、青
色方向の色域が狭くなるという問題があった。この問題
を解決するためには画像支持体(画像記録用紙)の分光
反射特性を変えることにより、青の視感度を与える光の
反射率が高くなるような用紙を使用することが考えられ
る。
【0009】図5は蛍光染料等を用いて青色の波長の領
域の光の反射率を高くした画像支持体(用紙)を使用
し、Y(イエロー)、M(マゼンタ)、C(シアン)の
トナーによりカラー画像を形成する際の説明図で、図5
Aは蛍光染料等を用いて青色の波長の領域の光の反射率
を高くした画像支持体自体の分光反射率を示す図、図5
BはYトナー像の分光反射率を示す図、図5CはMトナ
ー像の分光反射率を示す図、図5DはCトナー像の分光
反射率を示す図である。図5A〜図5Dにおいて実線は
前記図4の実線と同じ値を示すグラフであり、2点鎖線
は青色の波長の領域の光の反射率を高くした前記画像支
持体自体の分光反射特性により、画像支持体上の各色の
トナー像の分光反射率が変化することを示す図である。
【0010】図5から分かるように、画像支持体自体の
分光反射特性により、前記画像支持体上のMおよびCの
トナー像の青色の波長成分の反射光量が増加する。この
ため、青色方向に色域は広がる。ところが、Yのトナー
像でも、青色の波長成分の反射光量が多くなるため、Y
のベタ画像を形成した場合、Y(イエロー)のトナー像
の色は鮮やかさを失い、黄色方向の色域が狭くなるとい
う問題点が生じる。
【0011】さらに、画像支持体上に形成されたトナー
層の画像構造(画像支持体(用紙等)の中に染み込んだ
状態、トナー層表面の平滑性等)によっても画像の色は
変わる。電子写真法では、トナー現像像を、定着ロール
を通る熱定着過程で溶融し、その後、固化させて永久画
像とする。定着過程において、トナーが紙内部に染み込
むと、トナーより表面側に紙の繊維が出て紙の繊維が見
えて白っぽく見えたり、定着過程でトナーが充分に溶融
せず、定着画像表面の平滑性が得られず発色性が悪くな
ることがある。また、省エネルギー等の点から定着温度
を上げることは好ましくなく、出来るだけ低い温度で好
ましい画像構造を得るためにトナーの分子量を制御する
ことも、トナーの十分な発色、ひいては広い色域を得る
上で必要である。
【0012】フルカラーの複写機では、写真や印刷物等
原版となる画像の色を、プリンターでは、CRTディス
プレイや液晶ディスプレイ上に映し出された映像の色を
再現することが望まれているが、顔料系色材を用いた電
子写真法によるフルカラーの出力画像の色域は、特に青
方向に狭いため、原版となるものの忠実な色の再現は充
分であるとは言い難い。そのため、電子写真法によるフ
ルカラー出力画像の色再現性の向上のためには、青色の
色域の拡大が重要な課題であると考えられる。
【0013】
【発明が解決しようとする課題】本発明は前述の事情
(及び検討結果)に鑑み、電子写真法の出力画像におい
て、次の(O01)の記載内容を課題とする。(O01)青
色の色域を拡大しつつ黄色の色域も狭くならないように
することによって、画像の色再現性を改善し、写真原稿
やディスプレイに忠実な色再現が可能な電子写真画像を
提供すること。
【0014】
【課題を解決するための手段】発明者らは、上記課題を
解決するために鋭意検討した結果、本発明に至った。 (本発明)本発明の画像形成方法は、少なくともY(イ
エロー)、M(マゼンタ)、C(シアン)の3色のトナ
ーを現像することによって画像を形成するフルカラー電
子写真による画像形成方法において、3色のトナー像が
転写され定着される画像支持体として、450nmの分
光反射率をR1%としたとき95≦R1となる分光反射特
性をもつ画像支持体を用い、前記画像支持体上にYのベ
タ画像を形成したときのY画像の450nmでの分光反
射率Ry%がRy≦5になるようにトナー像を形成するこ
とを特徴とする。
【0015】前記画像支持体は、450nmの分光反射
率値をR1%、波長領域500〜700nmの分光反射
率の平均値をR2%としたとき、95≦R1≦1.3×R2
を満たす分光反射特性のものを使用することが好まし
い。また、前記画像支持体としては、蛍光物質を内添、
または塗工したものを用いることが可能である。本発明
で使用するトナーとしては、前記Y,M,Cのトナーが
少なくとも各色の色材と結着樹脂により構成され、前記
結着樹脂として、重量平均分子量Mwが8000〜20
000であるポリエステルを用いることが好ましい。ま
た、本発明では、Mのベタ画像を形成したときのM画像
の450nmでの分光反射率Rm(%)がRm≧15、C
のベタ画像を形成したときのC画像の450nmでの分
光反射率Rc(%)がRc≧60となるようにトナー像を
形成する。
【0016】 〔発明の詳細な説明〕本発明では、分光反射率を規定し
た画像支持体を用いる。本発明では蛍光による発光も含
めた色を評価するため分光反射率の測定は紫外線を含ん
だ光源を用いて測定した。本発明では画像支持体(用
紙)の分光反射率は、X−Rite968(X−Rit
e社製)によって測定される値であり、このとき光源
は、ガス充填タングステンハロゲン電球である。
【0017】本発明では、450nmの分光反射率をR
1%としたとき95≦R1となる分光反射特性をもつ画像
支持体を用いる。R1の値は高いほど、形成した画像の
青色部分の色域が広くなる効果がある。しかしながらR
1の値が高いとY画像を形成したときY画像の450n
mの反射率Ryも高くなり、Yの色再現域が狭くなる。
そこで、本発明ではYのベタ画像を形成したときのY画
像の450nmの分光反射率が5%以下になるようにト
ナー現像像を形成する。画像支持体のR1の値は500
〜700nmの反射率に比べて大きくなり過ぎると紙自
体の色は青味をおびて画像支持体としては好ましくない
ものとなる。そのため本発明で好ましくは、波長領域5
00〜700nmの分光反射率の平均値をR2としたと
き、95≦R1≦1.3×R2なる関係が成立する分光反
射特性を持つ画像支持体を用いる。
【0018】本発明において、トナーの結着樹脂は、重
量平均分子量Mwが8000〜20000であるポリエ
ステルを用いることができる。ポリエステルの分子量お
よび分子量分布は公知の方法で測定される。最も一般的
には、ゲルパーミエーションクロマトグラフィ(以下G
PCと略す)である。一般に、定着性、保存性、必要エ
ネルギーなどから、トナーの溶融温度は90〜100℃
が用いられる。これは、熱定着ロールの温度に換算して
150〜170℃とされるのが一般的であるが、その場
合、トナーの結着樹脂としては、重量平均分子量Mwが
8000〜20000であるポリエステルが好ましい。
Mwが8000以下のポリエステルを結着樹脂として用
いると粘度が低くなり、紙に染み込んで画像表面に紙の
繊維が出て、見た目にむらが感じられた。他にも、樹脂
分子量が低いと剥離性が悪くなったり、ブロッキングが
起こり保存性が悪くなったりする。また、Mwが200
00以上のものを用いたときは、画像の色に濁りがみら
れる。これは、トナーが充分に定着時に溶融しなかった
ことによる。
【0019】また、本発明では好ましくはMのベタ画像
を形成したときの450nmでの分光反射率Rm(%)
がRm≧15、Cのベタ画像を形成したときの450n
mでの分光反射率Rc(%)がRm≧60となるようにト
ナー像を成形する。画像支持体の450nmでの反射光
量を大きくしても、Rm値が15以下であったりRc値
が60以下であるときはトナー層での吸収によってその
成果は小さくなる。
【0020】
【発明の実施の形態】本発明における電子写真用転写紙
は、使用するパルプは特に限定されるものではないが、
例えば、LBKP(広葉樹晒クラフトパルプ)、NBK
P(針葉樹晒クラフトパルプ)、LBSP(広葉樹晒亜
硫酸パルプ)、NBSP(針葉樹晒亜硫酸パルプ)等の
ケミカルパルプを使用することができる。本発明の電子
写真用転写紙には、不透明度、白さ、表面平滑性等の調
整のため、充填材料を使用する。使用できる充填材料と
しては、重質炭酸カルシウム、軽質炭酸カルシウム、カ
オリンクレー、タルク等があるが、これらに限られるも
のではない。インキのにじみを防止するためにサイズ剤
を使用することが可能であり、サイズ剤は、特に限定さ
れないが、ロジン系サイズ剤、合成サイズ剤、石油樹脂
系サイズ剤、中性サイズ剤等のサイズ剤を使用すること
ができる。
【0021】さらに、基材として、耐熱温度が100℃
以上のポリエチレンテレフタレートフィルム、ポリスル
フォンフィルム、ポリフェニレンオキサイドフィルム、
ポリイミドフィルム、ポリカーボネートフィルム、セル
ロースエステルフィルム等を使用することができる。こ
れらの基材に、電気抵抗率を調整する目的で塩化ナトリ
ウム、塩化カリウム等を酸化澱粉と混合して塗工しても
よい。450nmの分光反射率をR1%としたとき95
≦R1となる分光反射特性をもつ画像支持体を得る手段
としては、画像支持体に450nm近傍で発光する蛍光
物質を内添させるか、塗工材にそのような蛍光物質を含
むものを塗工すればよい。蛍光物質は市販の蛍光増白剤
を用いればよい。
【0022】塗工紙の場合は、塗工層に用いる顔料は、
重質炭酸カルシウム、軽質炭酸カルシウム、タルクなど
を使用できる。塗工層の接着剤としては、澱粉類、スチ
レン−ブタジエンラテックス等が使用できる。塗工方法
としては、例えばブレード塗工、エアナイフ塗工、ロー
ル塗工、バー塗工、リバースロール塗工、グラビア塗
工、カーテン塗工等のオフマシンコーターやゲートロー
ル塗工、サイズプレス塗工等の塗布装置を設けたオンマ
シンコーターのいずれも使用することができる。
【0023】本発明の方法で使用するY、M、C、およ
び4色のトナーを用いる場合のKトナーに分散させる色
材は、例えば、 Y色材;ベンジジンイエロー、キノリンイエロー、ハン
ザイエロー M色材;ローダミンB、ローズベンガル、ピグメントレ
ッド C色材;フタロシアニンブルー、アニリンブルー、ピグ
メントブルー K色材;カーボンブラック、アニリンブラック、カラー
顔料のブレンド 等を用いる。本発明においてY(イエロー)画像の45
0nmの反射率が5%以下となるように現像する方法
は、Yの色材の種類、トナー中の色材の濃度、トナーの
現像量を変えることにより行われる。
【0024】本発明の画像形成方法は、具体的には、例
えば、図1に示す画像形成装置によって実施可能であ
る。図1は本発明の画像形成方法を行う画像形成装置の
1例を示す図である。図1において、画像形成装置U
は、上面にプラテンガラス(透明な原稿台)A1を有す
る画像形成装置本体としてのデジタル式の複写機U1、
前記プラテンガラスA1上に着脱自在に装着される自動
原稿搬送装置U2を備えている。前記自動原稿搬送装置
U2は、原稿給紙トレイTRkに収容された原稿Gi(i=
1,2,…)を順次取出して、前記プラテンガラスA1
上の複写位置に搬送し、複写済みの原稿を原稿排紙トレ
イTRhに排出するように構成されている。
【0025】前記複写機本体U1は、その上面に配置さ
れたUI(ユーザインタフェース)、前記プラテンガラ
スA1の下方に順次配置された原稿読取装置としてのI
IT(イメージインプットターミナル)、IPS(イメ
ージプロセッシングシステム)、及び画像記録用作動部
としてのIOT(イメージアウトプットターミナル)を
有している。前記UI(ユーザインタフェース)は、画
像形成装置Uのユーザがコピースタート等の作動指令信
号を入力操作するコピースタートボタン、コピー設定枚
数入力キー等の入力操作部材(図示せず)と、画像形成
装置Uの現在の設定状態に関する情報の表示等が行われ
る表示部(図示せず)とを有している。
【0026】複写機本体U1上面の透明なプラテンガラ
スA1の下方に配置された原稿読取装置としてのIIT
は、露光光学系1を有している。この露光光学系1は、
前記プラテンガラスA1上の原稿反射光をCCDに結像
させる。前記CCDは、その撮像面上に収束された原稿
反射光をR(Red、赤)G(Green、緑)、B(Blue、
青)の3色の成分の電気信号に変換する。
【0027】IPS(イメージプロセッシングシステ
ム)の読取画像データ出力手段11は、前記CCDで得
られる前記R,G,B3色の電気信号をAD変換し、書
込画像データ出力手段12は、R,G,B3色の画像デ
ータをY(イエロー),M(マゼンタ),C(シア
ン),K(黒)の4色の画像データに変換し、さらに前
記画像データに、拡大・縮小補正、濃度補正、等の従来
公知の画像処理を行う機能を有しており、画像データを
一時的に記憶する画像記憶メモリ13を有している。書
込画像データ出力手段12は、処理が行われた画像デー
タを書込データとしてIOTのレーザ駆動信号出力装置
14に出力する。前記IOTのレーザ駆動信号出力装置
14は、入力された画像データに応じたレーザ駆動信号
をROS(光書込走査装置、すなわち、画像(潜像)書
込装置)に出力する。
【0028】前記回転する像担持体16表面は、帯電器
17により一様に帯電された後、像担持体16表面の移
動経路に設定された潜像書込位置Q1において、前記R
OSの出射するレーザビームLにより静電潜像が書き込
まれる。前記帯電および静電潜像書込はK,Y,M,C
の各色の潜像について順次繰り返し行われる。ロータリ
式の前記現像ユニット(現像装置)18は、回転軸18
a周囲に装着した4色の各色の現像を行う現像器18k,
18y,18m,18cを有しており、各現像器18k,1
8y,18m,18cは、前記像担持体16と対向する現
像領域Q2に回転移動して、前記像担持体16上の静電
潜像をK,Y,M,Cの各色のトナー像に順次現像す
る。
【0029】前記像担持体16表面の回転移動方向に沿
って前記現像領域Q2の下流側に設定された転写領域Q3
を挟んで、像担持体16と対向して配置された転写ドラ
ム21の裏面には転写器22が配置されている。前記像
担持体16表面の移動経路に沿って前記転写領域Q3の
下流側には順次除電器23、クリーナユニット24が配
置されている。また、前記転写ドラム21の回転方向に
沿って前記転写器22の下流側には、剥離コロトロン2
6、除電器27、クリーナ28、吸着コロトロン29お
よび吸着用ロール30が順次配置されている。前記吸着
コロトロン29に対向して配置された吸着用ロール30
と、転写ドラム21との対向領域には吸着領域Q4が形
成されている。
【0030】前記転写ドラム21の下方には、下方に向
かって順次、記録用紙を収容する第1〜第4給紙トレイ
T1〜T4が配置されている。前記第1給紙トレイT1の
右側上方位置には手差トレイ31が設けられている。手
差トレイ31および前記各給紙トレイT1〜T5から給紙
される各記録用紙は、給紙用用紙搬送路H1を通って前
記吸着位置Q4に搬送される。給紙用用紙搬送路H1を搬
送される記録用紙は、レジロール33で一旦停止してか
ら所定のタイミングで吸着位置Q4に搬送される。吸着
位置Q4において、記録用紙Sは、前記吸着用ロール3
0により前記転写ドラム21に吸着される。
【0031】前記転写ドラム21に吸着された用紙Sは
転写ドラム21の回転に伴って前記転写位置Q3に搬送
される。前記転写器22は、前記転写位置Q3を通過す
る用紙Sに像担持体16のトナー像を転写させる。前記
転写位置Q3を通過した像担持体16は、表面に残留し
た現像剤が前記クリーナユニット24により回収された
後、再び、前記帯電器17により一様に帯電されるよう
になっている。前記吸着位置Q4で転写ドラム21に吸
着された用紙Sはフルカラーの場合は4回転し、前記転
写器22を通る毎にK(黒)、Y(イエロー)、マゼン
タ(M)、およびC(シアン)のトナー像が転写され
る。4色のフルカラー画像が形成された用紙Sは剥離コ
ロトロン26で転写ドラム21から剥離されて、排紙用
用紙搬送路H2を通って定着位置Q5に搬送される。
【0032】定着位置Q5には加熱ロール41および加
圧ロール42から構成される一対の定着ロール41,4
2を有する定着装置Fが配置されており、定着位置Q5
を通過する用紙S上の未定着トナー像を加熱加圧により
定着するように構成されている。前記加熱ロール41内
部には定着用ヒータが内蔵されている。前記排紙用用紙
搬送路H2には、前記定着位置Q5の下流側に用紙排出ト
レイTRに用紙を排出するための排出ローラ43が設け
られている。
【0033】前記排紙用用紙搬送路H2には前記排出ロ
ーラ43の上流側に切替ゲート44が配置されている。
切替ゲート44は、前記排紙用用紙搬送路H2上の用紙
Sの搬送方向を用紙循環路H3または前記用紙排出トレ
イTRの方向に切り替える際に使用される。用紙循環路
H3は両面コピーを行う場合に使用する用紙搬送路であ
り、用紙反転路46に接続されている。用紙循環路H3
および用紙反転路46とんの接続部に設けられた用紙状
且つ櫛の歯状のマイラーゲート47は、通過する用紙S
が下方に搬送される際には弾性変形により用紙Sの下方
への移動を許し、マイラーゲート47を通過した用紙S
がスイッチバックして上方に搬送される場合には図1中
右側方向(給紙用用紙搬送路H1の方向)に誘導するよ
うに構成されている。
【0034】前記定着装置Fの前記一対の定着ロール4
1,42は、好ましくは、表面に0.5〜4mmの厚さ
の弾性体層を有するロールが使用される。弾性体の厚さ
が0.5mm未満では、トナー画像や用紙(画像支持
体)の凹凸が激しいと、ロール表面が凹凸に追従しきれ
なくなり、平滑な定着画像を得られない場合がある。そ
の厚さが4mmを超えると、ロールの熱容量が高くなり
易く、電力消費量が大きくなる場合があるので好ましく
ない。上記の弾性体としては、金属や金属酸化物等の充
填材が分散されたエラストマー、例えばフルオロシリコ
ーンエラストマー、シリコーンエラストマーもしくはシ
リコーンゴム、フルオロカーボンエラストマー、エチレ
ン/プロピレン/ジエンゴム等を利用することができ
る。エラストマー/ゴムの硬度の上限値はJIS硬度で
80゜で、通常は40〜70゜のものが好ましい。
【0035】(実施例)以下、本発明を実施例および比
較例によって説明するが、本発明は下記の実施例および
比較例に限定されるものではない。 (実施例1−1〜5)、(比較例1−1〜2) (用紙の作製)NKBP、LBKPから得られるパルプ
に、充填材料として軽質炭酸カルシウム、内添サイズ剤
としてアルケニル無水コハク酸、カチオン化澱粉を少量
添加し、長網多筒式抄紙機で抄紙した。次いで、酸化澱
粉と蛍光増白剤を適量混合した塗布液を、サイズプレス
装置で塗布乾燥させて電子写真出力用紙を得た。塗布液
の混合比と塗布量を調整して紙面の蛍光増白剤の量を変
化させ、それぞれ表1に示すような反射特性をもつ電子
写真出力用紙を得た。比較例1−1は富士ゼロックスオ
フィスサプライ(株)社製、Jフルカラー複写機用紙を
用いた。
【0036】
【表1】
【0037】(現像剤の作製)結着樹脂として線状ポリ
エステル(Mw=9500)96重量%、色材としてそ
れぞれ、ベンジジンイエロー(Yトナー)、ピグメント
レッド57:1(Mトナー)、フタロシアニンブルー
(Cトナー)を4重量%の混合物をバンバリーミキサー
型混合機で溶融混練、ジェットミルで粉砕した後、風力
式分級機で分級して平均粒径7μmの粒子を作製した。
ただし、(実施例1−4)はMw=6000、(実施例
1−5)はMw=22000であるポリエステルを用い
た。このトナー表面に、流動化剤として、疎水性シリカ
微粉末(R972,日本アエロジル(株)製)2.0重
量%を添加、混合してトナーを得た。なお、平均分子量
の測定はGPCを用い、溶剤にはテトラヒドロフランを
用いた。また、トナーの平均粒径はコールターカウンタ
(コールター社製)を用いて測定し、重量平均のd50
を適用した。これらのトナーと、メチルメタクリレート
−スチレン共重合体で被覆した粒径約50μmのフェラ
イトよりなるキャリアとを用い、キャリア100重量部
に対して、トナー8重量部を添加し、ターブラーシェイ
カーミキサ(WAB社製)で混合して、2成分現像剤を
得た。
【0038】(画像サンプル作製方法)富士ゼロックス
(株)社製A−color931を用いて画像出力を行
った。Yトナーの現像量は(実施例1−1〜5)では
7.2g/m2、(比較例1−1)では6.5g/m2
(比較例1−2)では6.0g/m2とし、C、Mトナー
の現像量はすべて6.5g/m2として現像し、定着温度
155℃、定着時間37.5msecで定着画像を得
た。
【0039】(評価)作製した用紙の分光反射率をX−
Rite968(X−Rite社製)を用いて測定し
た。紙の色については、紙自体の色が白い紙として好ま
しいかどうか目視で評価した。それぞれの用紙にY
(Y:100%)、M(M:100%)、C(C:10
0%)、B(C:100%、M:100%)、G(C:
100%、Y:100%)、R(Y:100%、M:1
00%)の画像を形成し、画像部分と非画像部分(紙の
肌地)の分光反射率を測定し、Y画像とB画像の色の鮮
やかさ、色の濃さに着目して評価を行った。紙の色と画
像の評価は、ともに日光が差し込む蛍光灯照明下の室内
で行った。(実施例1−1〜5)、(比較例1−1〜
2)の評価結果を前記表1に示す。
【0040】表1において、比較例1−1では、用紙
(画像支持体)の反射率(波長450nmの分光反射
率)R1が小さいため、B(ブルーすなわち青色)の再
現性が悪い。また、比較例1−2のように、用紙(画像
支持体)のR1を大きくして、Y画像の450nmの分
光反射率Ryを高くすると、Y(イエローすなわち黄
色)の再現性が悪化する。
【0041】図2は蛍光染料等を用いて青色の波長の領
域の光の反射率を高くした画像支持体(用紙)を使用
し、Y(イエロー)、M(マゼンタ)、C(シアン)の
トナーによりカラー画像の形成する際、Yのトナー像の
450nmの分光反射率を低くした場合の作用の説明図
で、図2Aは蛍光染料等を用いてB(ブルー、青色)の
波長の領域の光の反射率を高くした画像支持体自体の分
光反射率を示す図、図2BはYトナー像の分光反射率を
示す図、図2CはMトナー像の分光反射率を示す図、図
2DはCトナー像の分光反射率を示す図である。図2A
〜図2Dにおいて実線は前記図4、図5の実線と同じ値
を示すグラフであり、2点鎖線は青色の波長の領域の光
の反射率を高くした前記画像支持体自体の分光反射特性
により、画像支持体上の各色のトナー像の分光反射率が
変化することを示す図である。
【0042】図2から分かるように、画像支持体自体の
分光反射特性により、前記画像支持体上のMおよびCの
トナー像の青色の波長成分の反射光量が増加する。この
ため、MおよびCのトナー像による青方向の色域は広が
る。また、Yのトナー像では、450nmの分光反射率
Ryを5%以下にしたため、青色の波長成分の反射光量
が多くならないため、Yのベタ画像を形成した場合、Y
(イエロー)のトナー像からの反射光中に青色の反射光
がほとんど含まれない。したがって、Y(イエロー)の
トナー像の色の鮮やかさが失われるという問題点が生じ
ない。
【0043】図3は、前記(実施例1−3)と前記(比
較例1−1)のC、M、Y、R、G、BのパッチをX−
Rite968を用いて測色した結果のa* (エースタ
ー)、b*(ビースター) の値を示すグラフである。図
3から分かるように、実施例1−3は、比較例1−1に
比較して、B(ブルー)M(マゼンタ)およびC(シア
ン)の色域が広がっている。それに対し、Yの色域も狭
くなっていないため全体として色域は広くなっている。
【0044】また、Yのトナーの色材は不正呼吸がほと
んどないためRy値を低くする目的でトナー現像量を多
くしても、500〜700nmの反射率が低下したり、
色相が変化するなどの悪影響は少ない。 (実施例2−1)用紙の作製条件、現像剤、現像条件、
定着条件は(実施例1−1)と同じ条件にし、人物を含
む写真画像を原稿としてA−color931を用いて
複写した。複写により得られた画像と複写の原版となっ
た写真を加速暴露試験機「サンテスタ」XF−180
((株)島津製作所社製)を用いて48時間の暴露試験
を行った。紫外線照射条件は、6月平均放射照度(於
銚子)56(W/m2 at 300〜400nm)であ
る。
【0045】(比較例2−1)(実施例2−1)で複写
の原稿として用いた写真を、実施例2−1と同じく耐光
試験を行った。
【0046】結果 (実施例2−1)と(比較例2−1)の画像サンプルを
目視で比較したところ、(実施例2−1)の画像に比べ
て、(比較例2−1)の画像は明らかに退色が進んでい
た。
【0047】
【発明の効果】本発明の画像形成方法によれば、出力さ
れた画像は耐光性にも優れており、表1、図2に示した
結果のごとくシアン、マゼンタ、ブルー画像の色再現性
に優れている。
【図面の簡単な説明】
【図1】 図1は本発明の画像形成方法を行う画像形成
装置の1例を示す図である。
【図2】 図2は蛍光染料等を用いてB(ブルー)の波
長の領域の光の反射率を高くした画像支持体(用紙)を
使用し、Y(イエロー)、M(マゼンタ)、C(シア
ン)のトナーによりカラー画像の形成する際、Yのトナ
ー像の450nmの分光反射率を低くした場合の作用の
説明図で、図2Aは蛍光染料等を用いてB(ブルー)の
波長の領域の光の反射率を高くした画像支持体自体の分
光反射率を示す図、図2BはYトナー像の分光反射率を
示す図、図2CはMトナー像の分光反射率を示す図、図
2DはCトナー像の分光反射率を示す図である。
【図3】 図3は、前記(実施例1−2)と前記(比較
例1−1)のC、M、Y、R、G、Bの100%のパッ
チをX−Rite968を用いて測色した結果のa*
(エースター)、b*(ビースター) の値を示すグラフ
である。
【図4】 図4は、Y(イエロー)、M(マゼンタ)、
C(シアン)のトナーによりカラー画像を形成する際の
従来技術の説明図で、図4Aは比較的高い白色度を示す
画像支持体自体の分光反射率を示す図、図4BはYトナ
ー像の分光反射率を示す図、図4CはMトナー像の分光
反射率を示す図、図4DはCトナー像の分光反射率を示
す図である。
【図5】 図5は蛍光染料等を用いてB(ブルー)の波
長の領域の光の反射率を高くした画像支持体(用紙)を
使用し、Y(イエロー)、M(マゼンタ)、C(シア
ン)のトナーによりカラー画像の形成する際の説明図
で、図5Aは蛍光染料等を用いてB(ブルー)の波長の
領域の光の反射率を高くした画像支持体自体の分光反射
率を示す図、図5BはYトナー像の分光反射率を示す
図、図5CはMトナー像の分光反射率を示す図、図5D
はCトナー像の分光反射率を示す図である。
【符号の説明】
R1…画像支持体(用紙)の450nmの分光反射率、 R2…画像支持体(用紙)の500〜700nmの分光
反射率の平均値、 Ry…前記分光反射率R1の画像支持体(用紙)上に形成
したY(イエロー)のベタ画像の450nmの分光反射
率、 Rm…前記分光反射率R1の画像支持体(用紙)上に形成
したM(マゼンタ)のベタ画像の450nmの分光反射
率、 Rc…前記分光反射率R1の画像支持体(用紙)上に形成
したC(シアン)のベタ画像の450nmの分光反射
率。

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 少なくともY(イエロー)、M(マゼン
    タ)、C(シアン)の3色のトナーを現像することによ
    って画像を形成するフルカラー電子写真による画像形成
    方法において、3色のトナー像が転写され定着される画
    像支持体として、450nmの分光反射率をR1%とし
    たとき95≦R1となる分光反射特性をもつ画像支持体
    を用い、前記画像支持体上にYのベタ画像を形成したと
    きのY画像の450nmでの分光反射率Ry%がRy≦5
    になるようにトナー像を形成することを特徴とする画像
    形成方法。
  2. 【請求項2】 450nmの分光反射率値をR1%、波
    長領域500〜700nmの分光反射率の平均値をR2
    %としたとき、95≦R1≦1.3×R2を満たす分光反
    射特性を持つ前記画像支持体を用いる請求項1記載の画
    像形成方法。
  3. 【請求項3】 前記画像支持体として、蛍光物質を内
    添、または塗工したものを用いる請求項1または2記載
    の画像形成方法。
  4. 【請求項4】 前記Y,M,Cのトナーが各色の色材と
    結着樹脂により構成され、前記結着樹脂として、重量平
    均分子量Mwが8000〜20000であるポリエステ
    ルを用いる請求項1ないし3のいずれか記載の画像形成
    方法。
  5. 【請求項5】 Mのベタ画像を形成したときの450n
    mでのM画像の分光反射率Rm(%)がRm≧15、Cの
    ベタ画像を形成したときのC画像の450nmでの分光
    反射率Rc(%)がRm≧60となるようにトナー像を成
    形する請求項1ないし4の画像形成方法。
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