JPH11248855A - センサのティーチング方法および装置 - Google Patents

センサのティーチング方法および装置

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JPH11248855A
JPH11248855A JP10052514A JP5251498A JPH11248855A JP H11248855 A JPH11248855 A JP H11248855A JP 10052514 A JP10052514 A JP 10052514A JP 5251498 A JP5251498 A JP 5251498A JP H11248855 A JPH11248855 A JP H11248855A
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JP
Japan
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group
sensor
level
data
sensitivity level
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Application number
JP10052514A
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English (en)
Inventor
Atsushi Shimizu
敦 清水
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Omron Corp
Original Assignee
Omron Corp
Omron Tateisi Electronics Co
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Publication date
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Priority to JP10052514A priority Critical patent/JPH11248855A/ja
Publication of JPH11248855A publication Critical patent/JPH11248855A/ja
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  • Geophysics And Detection Of Objects (AREA)
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 センサのティーチングの状態をビジュアルに
表示することで、最適なセンサのティーチングを容易か
つ最適に行うことができるようにしたセンサのティーチ
ング方法および装置を提供する。 【解決手段】 センサの対象物に「群」という概念を導
入し、「群」をユーザが入力することで、ユーザの意志
を確実にセンサを含む制御装置システムに伝え、センサ
の識別結果に入力された群を加えて登録し、その結果を
表示装置に群ごとにビジュアルに表示することで感度レ
ベル(しきい値)の調整を容易にし、かつその根拠を持
たせるように構成し、更に、自動感度レベル(しきい
値)調整を「検出する群」「検出しない群」のように群
ごとに指示して調整を実施し、その結果を表示する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、センサのティー
チング方法および装置に関し、詳しくは、センサの対象
物の「群」を入力することで、センサの判別結果に入力
された「群」を加えて登録し、その結果を表示装置に
「群」ごとにビジュアルに表示することで感度レベルの
調整を容易にし、かつその調整に根拠をもたせることが
できるようにしたセンサのティーチング方法および装置
に関する。
【0002】
【従来の技術】一般に、PLC(プログラマブルロジッ
クコントローラ)等の制御装置においてセンサは必須の
ものになっている。このセンサの基本的な使い方はスイ
ッチで、ワーク等の対象物の有る無しを判別するもので
ある。
【0003】ここで、センサにより判別された対象物の
有る無しは、センサから出される信号のON/OFF
(OFF/ON)として他の機器に伝えられる。
【0004】センサから出力されるON/OFF信号の
感度レベル、すなわちしきい値の調整は、センサの感度
レベルを上下させること、すなわち鋭い、鈍いの感度調
整を行うことによってなされ、センサの置かれる環境や
対象物により、より最適な判別、すなわち信号のON/
OFFが最適となるように設定(ティーチング)され
る。
【0005】この従来のセンサのティーチング方法で
は、信号の感度レベルがアナログ的に変化するボリュー
ム、もしくはデジタル的に変化するスイッチでその感度
レベルを上下に微妙に変化させて、有る無しを判定した
い対象物を置いたり取り除いたりして、その結果から所
望のON/OFF信号が出ているかどうかを判別して調
整していた。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記従
来のセンサのティーチング方法によると、ある程度のセ
ンサの感度レベルの調整はできるが、微妙な調整が必要
となる場合には非常に手間がかかり、場合によっては調
整しきれない場合もあった。
【0007】また、従来のセンサのティーチング方法と
して、対象物が何もない状態をリファレンスとして判定
したい対象物を置いてセンサにその出力を自動調整させ
る手法も提案されされているが、対象物の数および種類
が増えたり、検出したい対象物と検出したくない対象物
が混在しているような場合で調整がさらに微妙になった
場合には、センサによる上記自動調整は不正確となり、
どのくらいのマージンがあるのか、検出が可能なのか全
く不可能なのかなどセンサの判定状態を把握することが
できなかった。
【0008】また、自動調整ができた場合でも、感度レ
ベル調整のマージン幅、すなわち、対象物が安定して検
出できるかどうかの目安となるマージン幅やその根拠を
知る方法はなく、非常に不明瞭になっていた。
【0009】そこで、この発明は、センサのティーチン
グの状態をビジュアルに表示することで、最適なセンサ
のティーチングを容易かつ最適に行うことができるよう
にしたセンサのティーチング方法および装置を提供する
ことを目的とする。
【0010】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するた
め、請求項1記載の発明は、制御手段に接続された複数
のセンサのサンプリングデータを取り込み、該サンプリ
ングデータに基づきセンサの感度レベルを設定するセン
サのティーチング方法において、上記センサを複数の群
に分け、上記サンプリングデータに上記群を示す群デー
タを付加して記憶し、上記サンプリングデータを上記付
加した群データごとに分けて該サンプリングデータの大
小を判断できるゲージとともに表示手段の表示画面上に
表示し、該表示画面上で上記センサの感度レベルを設定
することを特徴とする。
【0011】また、請求項2記載の発明は、請求項1記
載の発明において、上記表示手段の表示画面上に表示す
る群ごとのサンプリングデータは、確実にONと判定さ
れるONレベルの上限と、確実にOFFと判定されるO
FFレベルの下限を各感度レベルに対応してそれぞれ表
示することを特徴とする。
【0012】また、請求項3記載の発明は、請求項1記
載の発明において、上記表示手段の表示画面上に表示す
る群ごとのサンプリングデータは、ONでもOFFでも
ない不安定なデータを各感度レベルに対応して表示する
ことを特徴とする。
【0013】また、請求項4記載の発明は、請求項2記
載の発明において、サンプリングデータとして取り込ん
だデータの検出したい群の群ごとのONレベルの上限の
平均値をそれぞれ算出するとともに、検出したくない群
の群ごとのOFFレベルの下限の平均値をそれぞれ算出
し、上記ONレベルの上限の平均値の内の最も小さい値
を持つ群の平均値と上記OFFレベルの下限の平均値の
内の最も大きい値を持つ群の平均値との中間の値を感度
レベルとして設定することを特徴とする。
【0014】また、請求項5記載の発明は、請求項4記
載の発明において、上記ONレベルの上限の平均値の内
の最も小さい値を持つ群の平均値が上記OFFレベルの
下限の平均値の内の最も大きい値を持つ群の平均値より
小さい場合は感度レベルを設定できないことを表示する
ことを特徴とする。
【0015】また、請求項6記載の発明は、請求項5記
載の発明において、上記サンプリングデータに上記群を
示す群データを付加して記憶し、上記サンプリングデー
タを上記付加した群データごとに分けて該サンプリング
データの大小を判断できるゲージとともに表示手段の表
示画面上に表示して感度レベルを設定できない理由を教
示する、ことを特徴とする。
【0016】また、請求項7記載の発明は、制御手段に
接続された複数のセンサのサンプリングデータを取り込
み、該サンプリングデータに基づきセンサの感度レベル
を設定するセンサのティーチング装置において、上記サ
ンプリングデータに群を示す群データを付加して記憶す
る記憶手段と、上記サンプリングデータを上記付加した
群データごとに分けて該サンプリングデータの大小を判
断できるゲージとともに表示画面上に表示する表示手段
と、該表示画面上で上記センサの感度レベルを設定する
設定手段と、を具備することを特徴とする。
【0017】また、請求項8記載の発明は、請求項7記
載の発明において、上記表示手段は、確実にONと判定
されるONレベルの上限と、確実にOFFと判定される
OFFレベルの下限を上記群ごとに各感度レベルに対応
してそれぞれ表示することを特徴とする。
【0018】また、請求項9記載の発明は、請求項7記
載の発明において、上記表示手段は、ONでもOFFで
もない不安定なデータを各感度レベルに対応して表示す
ることを特徴とする。
【0019】また、請求項10記載の発明は、請求項8
記載の発明において、サンプリングデータとして取り込
んだデータの検出したい群の群ごとのONレベルの上限
の平均値をそれぞれ算出するとともに、検出したくない
群の群ごとのOFFレベルの下限の平均値をそれぞれ算
出し、上記ONレベルの上限の平均値の内の最も小さい
値を持つ群の平均値と上記OFFレベルの下限の平均値
の内の最も大きい値を持つ群の平均値との中間の値を感
度レベルとして設定する自動感度レベル設定手段、を具
備することを特徴とする。
【0020】また、請求項11記載の発明は、請求項1
0記載の発明において、上記ONレベルの上限の平均値
の内の最も小さい値を持つ群の平均値が上記OFFレベ
ルの下限の平均値の内の最も大きい値を持つ群の平均値
より小さい場合は感度レベルを設定できないことを表示
する感度レベル設定不可表示手段を具備することを特徴
とする。
【0021】また、請求項12記載の発明は、請求項1
1記載の発明において、上記サンプリングデータに群を
示す群データを付加して記憶する記憶手段と、上記サン
プリングデータを上記付加した群データごとに分けて該
サンプリングデータの大小を判断できるゲージとともに
表示画面上に表示して感度レベルを設定できない理由を
教示する感度レベル設定不可理由教示手段と、を具備す
ることを特徴とする。
【0022】
【発明の実施の形態】以下、この発明に係るセンサのテ
ィーチング方法および装置の実施の形態を添付図面を参
照して詳細に説明する。
【0023】図1は、この発明に係るセンサのティーチ
ング方法および装置を適用して構成した制御システムの
一実施の形態を示すブロック図である。
【0024】図1において、この制御システムは、制御
機能付きの表示装置10とこの表示装置10に接続され
る複数のセンサ装置20−1、20−2、…を具備して
構成される。
【0025】ここで、表示装置10は、種々の情報の表
示が可能な表示機能と制御機器の制御機能を有するもの
で、表示部11、入力部12、表示部メモリ13、通信
インタフェース回路14、制御部演算装置15、制御部
メモリ16、バッファメモリ17、表示部演算装置18
を具備して構成され、図1の表示装置10において、バ
ッファメモリ17の上側の構成で表示機能を実現し、バ
ッファメモリ17の下側の構成で制御機能を実現する。
【0026】すなわち、図1の表示装置10の表示機能
は、CRT(Cathode-Ray Tube)やLCD(Liquid Cry
stal Dispiay)等のディスプレイから構成される表示部
11、各種情報および指示入力を行うコントロールパネ
ル等から構成される入力部12、表示部演算装置18に
よる制御に必要なプログラム、データ等を格納する表示
部メモリ13、この表示機能の全体動作を制御するため
の表示部演算装置18から実現される。
【0027】また、図1の表示装置10の制御機能は、
複数のセンサ装置20−1、20−2、…等と通信を行
う通信インタフェース回路14、この制御機能の全体動
作を制御する制御部演算装置15、制御部演算装置15
による制御に必要なプログラム、データ等を格納する制
御部メモリ16から実現される。
【0028】また、バッファメモリ17は、上記表示機
能と制御機能の相互間のデータ交換のバッファとして機
能する。
【0029】センサ装置20−1、20−2、…は、対
象物の有無等を検出し、その検出結果を表示装置10に
送信するもので、図1に示す構成においては光学的なセ
ンサを有するセンサ装置として構成されている。
【0030】すなわち、図1においてセンサ装置20−
1、20−2、…は、それぞれ、通信インタフェース回
路21、センサ部演算装置22、センサ部メモリ23、
信号増幅回路24、発光部25、受光部26を具備して
構成される。
【0031】ここで、通信インタフェース回路21は、
表示装置10の通信インタフェース回路14に接続さ
れ、表示装置10に対するインタフェースとして機能す
る。
【0032】センサ部演算装置22は、このセンサ装置
の全体動作を制御するものであり、センサ部メモリ23
は、センサ部演算装置22による制御に必要なプログラ
ム、データ等を格納するもの、信号増幅回路24は、発
光部25に与える駆動信号を増幅するとともに、受光部
26から出力された信号を増幅するものである。
【0033】また、発光部25および受光部26は、こ
のセンサ装置のセンサ部を構成するもので、発光部26
は、所定の光を発生し、受光部26は、発光部25から
発生した光を受信してその受光レベルに対応する信号を
出力するものである。
【0034】すなわち、このセンサ装置20−1、20
−2、…は、それぞれ、発光部25から発生した光に対
する受光部26の受光レベルから図示しない検出対象物
の有無を検出する。
【0035】なお、図1に示した構成において、表示装
置10は、制御機能付きの表示装置として構成したが、
これを表示機能付きの制御装置として構成することもで
きる。
【0036】図2は、図1に示した制御システムの各演
算装置の機能を示す機能ブロック図である。
【0037】図2において、表示機能部演算装置18
は、表示機能部181、入力機能部182、プログラム
実行機能部183を具備して構成される。
【0038】ここで、表示機能部演算装置18の表示機
能部181は、図1に示した表示部11に接続され、プ
ログラム実行機能部183の制御に基づき表示部11に
よる表示を制御し、入力機能部182は、図1に示した
入力部12に接続され、プログラム実行機能部183の
制御に基づき入力部12から入力された情報、指令の入
力を制御する。また、プログラム実行機能部183は、
図1に示した表示部メモリ13に格納されたプログラム
に基づき表示機能部181および入力機能部182を制
御するとともに図1に示したバッファメモリ17を介し
て制御部演算装置15とデータの交換を行う。
【0039】制御部演算装置15は、プログラム実行機
能部151、ティーチングデータ取り込み機能部15
2、感度レベル(しきい値)設定機能部153、自動感
度レベル(しきい値)判定機能部154、制御機能部1
55を具備して構成される。
【0040】ここで、プログラム実行機能部151は、
制御部メモリ16に格納されたプログラムに基づき、図
1に示したバッファメモリ17を介して表示部演算装置
18とデータの交換を行うとともに、センサ部演算装置
22と通信を行い、ティーチングデータ取り込み機能部
152によるティーチングデータ取り込み動作、感度レ
ベル(しきい値)設定機能部153による感度レベル
(しきい値)設定動作、自動感度レベル(しきい値)判
定機能部154による自動感度レベル(しきい値)判定
動作、制御機能部155による制御動作を制御する。
【0041】なお、ティーチングデータ取り込み機能部
152によるティーチングデータ取り込み動作、感度レ
ベル(しきい値)設定機能部153による感度レベル
(しきい値)設定動作、自動感度レベル(しきい値)判
定機能部154による自動感度レベル(しきい値)判定
動作の詳細に付いては、後にフローチャートを参照して
詳細に説明する。
【0042】センサ部演算装置22は、プログラム実行
機能部221、判定機能部222、発光制御部223、
受光機能部224を具備して構成される。
【0043】ここで、プログラム実行機能部221は、
図1に示したセンサメモリ23に格納されたプログラム
に基づき、制御部演算装置15と通信して、判定機能部
222による出力信号の判定動作、発光制御部223に
よる発光動作、受光機能部224による受光動作を制御
する。
【0044】また、発光制御部223および受光機能部
224は、図1に示した信号増幅回路24に接続され、
発光制御部223は、図1に示した信号増幅回路24を
介して発光部25の発光動作を制御し、受光機能部22
4は、図1に示した信号増幅回路24を介して受光部2
6の受光動作を制御する。
【0045】さて、この実施の形態においては、センサ
の対象物に「群」という概念を導入する。ここで、
「群」とは、ユーザによって区分されたセンサの対象物
の集合をいう。以下の説明においては、この「群」を導
入したセンサのティーチング手法に付いて説明する。
【0046】図3は、図1および図2に示した制御シス
テムの全体動作の流れを示すフローチャートである。
【0047】図3において、この処理が開始されると、
まず、ティーチングするセンサ、すなわち、図1に示し
たセンサ装置20−1、20−2、…のいずれかを選択
させる(ステップ102)。
【0048】次に、選択されたセンサの検出領域に対象
となるサンプルを設置させる(ステップ103)。
【0049】そして、ティーチングプログラムをROM
(図1に示した制御部メモリ16)から読み込み(ステ
ップ104)、ティーチングの元となるデータを取り込
み(ステップ105)、取り込んだデータの「群」を入
力させる(ステップ106)。
【0050】ここで、ステップ105のティーチングの
元となるデータの取り込みは、図2に示したティーチン
グデータ取り込み機能部152により行われ、ステップ
106の取り込んだデータの「群」の入力は、図1に示
した入力部12からのユーザによる入力により行われ
る。
【0051】なお、ステップ106で、データの「群」
の入力がない場合は、「群なし」で処理される。このス
テップ104からステップ106までの処理の詳細は、
後に図4若しくは図6のフローチャートを参照して「テ
ィーチングデータ取り込み処理」若しくは「簡易的ティ
ーチングデータ取り込み処理」として説明する。
【0052】ステップ106の「群」の入力処理が終了
すると、次に、取り込んだデータを「群」ごとに表示す
る(ステップ107)。そして、対象となるセンサの感
度レベル(しきい値)を入力させ(ステップ108)、
この入力された感度レベル(しきい値)の設定を記憶し
(ステップ109)、この処理を終了する(ステップ1
10)。
【0053】なお、ステップ107からステップ109
までの処理の詳細は、後に図8のフローチャートを参照
して「感度レベル(しきい値)の設定処理」として説明
する。
【0054】図4は、「ティーチングデータ取り込み処
理」の詳細を示すフローチャートである。
【0055】この図4に示す「ティーチングデータ取り
込み処理」は、図3に示したステップ104からステッ
プ106までの処理に対応するもので、この処理が開始
されると(ステップ201)、まず、ティーチングデー
タ取り込みSWが押されたかを調べる(ステップ20
2)。ここで、このティーチングデータ取り込みSW
は、図1に示した入力部12に設けられ、このティーチ
ングデータ取り込みSWが押されたか否かは、図2に示
した入力機能部182により検出される。
【0056】ステップ202において、ティーチングデ
ータ取り込みSWが押されていないと判断されると(ス
テップ202でN)、他の処理を実行し(ステップ20
3)、ステップ202に戻り、ティーチングデータ取り
込みSWが押されるのを待つ。
【0057】ステップ202で、ティーチングデータ取
り込みSWが押されたと判断されると(ステップ202
でY)、ティーチングデータ取り込みプログラムを読み
込み(ステップ204)、該当するセンサの感度レベル
(しきい値)をMIN(最小値)からMAX(最大値)
まで徐々に変化させながら、そのセンシング結果をレベ
ル(しきい値)ごとに記憶する(ステップ205)。
【0058】そして、「終了しました」「群を入力して
下さい」というメッセージを図1に示した表示部11に
表示する(ステップ206)。
【0059】次に、取り込んだデータの「群」が入力さ
れたかを調べ(ステップ207)、「群」が入力された
場合は(ステップ207でY)、先に記憶した結果に
「群」を追加記憶し(ステップ208)、ステップ20
9に進む。
【0060】また、ステップ207で、取り込んだデー
タの「群」が入力されないと判断されると(ステップ2
07でN)、次に、一定時間経過したかを調べ(ステッ
プ210)、ここで、一定時間経過していないと判断さ
れると(ステップ210でN)、他の処理を実行し(ス
テップ211)、ステップ207に戻るが、一定時間経
過したと判断されると(ステップ210でY)、ステッ
プ209に進む。
【0061】ステップ209では、「ティーチングデー
タ取り込みを続けますか」というメッセージを図1に示
した表示部11に表示し(ステップ209)、ステップ
212で「NO」のキーが図1に示した入力部12で押
されたと判断された場合は、この処理を終了するが(ス
テップ213)、「YES」のキーが押されたと判断さ
れた場合は、ステップ204に戻り、ステップ212で
「NO」のキーが押されたと判断されるまで、上記ステ
ップ204からステップ212の処理を繰り返す。
【0062】図5は、図4に示した「ティーチングデー
タ取り込み処理」により取り込んだデータの一例を示す
図である。
【0063】図5において、縦軸は感度レベル(しきい
値)を示す。この図5に示すデータ例においては、群A
のデータを示しており、対象となるセンサの感度レベル
(しきい値)をMIN(最小値)からMAX(最大値)
まで徐々に変化させながら、そのセンシング結果をレベ
ル(しきい値)ごとに記憶した場合、ONと判定される
領域、ONと判定されるかOFFと判定されるか不安定
な領域、OFFと判定される領域が存在するのが分か
る。
【0064】図6は、「簡易的ティーチングデータ取り
込み処理」の詳細を示すフローチャートである。
【0065】この図6に示す「簡易的ティーチングデー
タ取り込み処理」も、図3に示したステップ104から
ステップ106までの処理に対応するもので、図4に示
した「ティーチングデータ取り込み処理」と比較する
と、図4に示したステップ205の「センサの感度レベ
ル(しきい値)をMIN(最小値)からMAX(最大
値)まで徐々に変化させながら、そのセンシング結果を
レベル(しきい値)ごとに記憶する」処理が、図6の
「簡易的ティーチングデータ取り込み処理」において
は、ステップ305の「センサの受光部が受講した受光
光量をレベル(しきい値)ごとに記憶する」処理に簡略
化されている。他の処理は図4に示した「ティーチング
データ取り込み処理」と同様である。
【0066】すなわち、図6に示す「簡易的ティーチン
グデータ取り込み処理」が開始されると(ステップ30
1)、まず、ティーチングデータ取り込みSWが押され
たかを調べ(ステップ302)、ここで、このティーチ
ングデータ取り込みSWが押されていないと判断される
と(ステップ302でN)、他の処理を実行し(ステッ
プ303)、ステップ302に戻り、ティーチングデー
タ取り込みSWが押されるのを待つが、ティーチングデ
ータ取り込みSWが押されたと判断されると(ステップ
302でY)、ティーチングデータ取り込みプログラム
を読み込み(ステップ304)、センサの受光部が受講
した受光光量をレベル(しきい値)ごとに記憶する(ス
テップ305)。
【0067】そして、「終了しました」「群を入力して
下さい」というメッセージを表示し(ステップ30
6)、次に、取り込んだデータの「群」が入力されたか
を調べ(ステップ307)、「群」が入力された場合は
(ステップ307でY)、先に記憶した結果に「群」を
追加記憶し(ステップ308)、ステップ309に進
む。また、ステップ307で、取り込んだデータの
「群」が入力されないと判断されると(ステップ307
でN)、次に、一定時間経過したかを調べ(ステップ3
10)、ここで、一定時間経過していないと判断される
と(ステップ310でN)、他の処理を実行し(ステッ
プ311)、ステップ307に戻るが、一定時間経過し
たと判断されると(ステップ310でY)、ステップ3
09に進む。
【0068】ステップ309では、「ティーチングデー
タ取り込みを続けますか」というメッセージを表示し、
ステップ312で「NO」のキーが押されたと判断され
た場合は、この処理を終了するが(ステップ313)、
「YES」のキーが押されたと判断された場合は、ステ
ップ304に戻り、ステップ312で「NO」のキーが
押されたと判断されるまで、上記ステップ304からス
テップ312の処理を繰り返す。
【0069】図7は、図6に示した「簡易的ティーチン
グデータ取り込み処理」により取り込んだデータの一例
を示す図である。
【0070】図7において、縦軸は感度レベル(しきい
値)を示す。この図7に示すデータ例においては、群A
のデータを示しており、ONと判定される受光量の領域
が存在するのが分かる。
【0071】図8は、「感度レベル(しきい値)の設定
処理」の詳細を示すフローチャートである。
【0072】この図8に示す「感度レベル(しきい値)
の設定処理」は、図3に示したステップ107からステ
ップ109までの処理に対応する。
【0073】この「感度レベル(しきい値)の設定処
理」が開始されると(ステップ401)、まず、感度レ
ベル(しきい値)調整SWが押されたかを調べる(ステ
ップ402)。ここで、この感度レベル(しきい値)調
整SWは、図1に示した入力部12に設けられ、この感
度レベル(しきい値)調整SWが押されたか否かは、図
2に示した入力機能部182により検出される。
【0074】ステップ402において、感度レベル(し
きい値)調整SWが押されていないと判断されると(ス
テップ402でN)、他の処理を実行し(ステップ40
3)、ステップ402に戻り、感度レベル(しきい値)
調整SWが押されるのを待つ。
【0075】ステップ402で、感度レベル(しきい
値)調整SWが押されたと判断されると(ステップ40
2でY)、感度レベル(しきい値)調整プログラムを読
み込み(ステップ404)、取り込んだデータを「群」
ごとに並びかえる(ステップ205)。
【0076】そして、取り込んだデータを「群」ごとに
表示画面に表示する(ステップ406)。
【0077】次に、「感度レベル(しきい値)を設定し
て下さい」というメッセージを表示画面に表示する(ス
テップ407)。そして、感度レベル(しきい値)が入
力されたかを調べる(ステップ408)。
【0078】ここで、感度レベル(しきい値)が入力さ
れていないと判断されると(ステップ408でN)、他
の処理を実行し(ステップ409)、ステップ407に
戻り、感度レベル(しきい値)が入力されるのを待つ。
【0079】ステップ408で、感度レベル(しきい
値)が入力されたと判断されると(ステップ408で
Y)、「この感度レベル(しきい値)でいいですか」と
いうメッセージを表示し(ステップ410)、ステップ
412に進み、ステップ412で「NO」のキーが押さ
れたと判断されるとステップ407に戻り、ステップ4
07からステップ412の処理を繰り返す。
【0080】ステップ412で、「YES」のキーが押
されたと判断されると、入力された感度レベル(しきい
値)をセンサに記憶させ(ステップ413)、すなわ
ち、図1のセンサ装置20−1、20−2、…のセンサ
部メモリ23に記憶させ、入力された感度レベル(しき
い値)を図4に示した処理若しくは図6の処理で取り込
んだデータとともに保管し(ステップ414)、この処
理を終了する(ステップ415)。
【0081】図9は、図8に示した「感度レベル(しき
い値)の設定処理」で設定される感度レベル(しきい
値)のアナログ設定の一例を示す図である。
【0082】図9は、図1に示した表示部11の表示画
面に表示されるデータを示したもので、縦軸は感度レベ
ル(しきい値)を示し、横軸は「群」を示す。図9にお
いては、群AからEが示されており、群Eは、検出対象
を置かない、すなわち、対象物が何もない状態のリファ
レンス(Ref)のデータを示したものである。
【0083】図9において、上記表示画面の右端には、
感度レベル(しきい値)をアナログ設定するための設定
バー80が表示されており、この設定バー80により設
定された感度レベル(しきい値)が設定値として表示さ
れている。
【0084】この設定例においては、感度レベル(しき
い値)が、群AからDのどの群の対象物に対しても検出
可能なレベルに設定されている。
【0085】図10は、図8に示した「感度レベル(し
きい値)の設定処理」で設定される感度レベル(しきい
値)のアナログ設定の他の例を示す図である。
【0086】図10も、図9と同様に、図1に示した表
示部11の表示画面に表示されるデータを示したもの
で、縦軸は感度レベル(しきい値)を示し、横軸は
「群」を示す。また、図10においても、群AからEが
示されており、群Eは、検出対象を置かない、すなわ
ち、対象物が何もない状態のリファレンス(Ref)の
データを示したものである。
【0087】また、図10においても、上記表示画面の
右端には、感度レベル(しきい値)をアナログ設定する
ための設定バー80が表示されており、この設定バー8
0により設定された感度レベル(しきい値)が設定値と
して表示されている。
【0088】この設定例においては、感度レベル(しき
い値)が、群CおよびDの群のみの対象物に対して検出
可能なレベルに設定されている。
【0089】図11は、図8に示した「感度レベル(し
きい値)の設定処理」で設定される感度レベル(しきい
値)のデジタル設定の一例を示す図である。
【0090】図11は、図1に示した表示部11の表示
画面に表示されるデータを示したもので、縦軸は感度レ
ベル(しきい値)を示し、横軸は「群」を示す。図11
においては、群AからEが示されており、群Eは、検出
対象を置かない、すなわち、対象物が何もない状態のリ
ファレンス(Ref)のデータを示したものである。
【0091】図11において、上記表示画面の右端に
は、感度レベル(しきい値)をデジタル設定するための
設定画像90が表示されており、この設定画像90によ
り「025」とデジタル設定された感度レベル(しきい
値)が設定値として表示されている。
【0092】この設定例においては、感度レベル(しき
い値)が、群AからDのどの群の対象物に対しても検出
可能なレベルに設定されている。
【0093】図12は、図8に示した「感度レベル(し
きい値)の設定処理」で設定される感度レベル(しきい
値)のデジタル設定の一例を示す図である。
【0094】図12も、図1に示した表示部11の表示
画面に表示されるデータを示したもので、縦軸は感度レ
ベル(しきい値)を示し、横軸は「群」を示す。また、
図12においても、群AからEが示されており、群E
は、検出対象を置かない、すなわち、対象物が何もない
状態のリファレンス(Ref)のデータを示したもので
ある。
【0095】また、図12においても、上記表示画面の
右端には、感度レベル(しきい値)をデジタル設定する
ための設定画像90が表示されており、この設定画像9
0により「073」とデジタル設定された感度レベル
(しきい値)が設定値として表示されている。
【0096】この設定例においては、感度レベル(しき
い値)が、群CおよびDの場合のみの群の対象物に対し
て検出可能なレベルに設定されている。
【0097】図13は、図8に示した「感度レベル(し
きい値)の設定処理」で表示されるティーチングデータ
として取り込んだデータのバラツキを示す図である。
【0098】図13に示すように、ティーチングデータ
として取り込んだ各群のデータは、拡大してみると、図
13のようにばらついている。
【0099】図14および図15は、図2に示した自動
感度レベル判定処理による「自動感度レベル(しきい
値)判定処理」の詳細を示すフローチャートである。
【0100】図14において、この「自動感度レベル
(しきい値)判定処理」が開始されると(ステップ50
1)、まず、感度レベル(しきい値)調整SWが押され
たかを調べる(ステップ502)。ここで、この感度レ
ベル(しきい値)調整SWは、図1に示した入力部12
に設けられ、この感度レベル(しきい値)調整SWが押
されたか否かは、図2に示した入力機能部182により
検出される。
【0101】ステップ502において、感度レベル(し
きい値)調整SWが押されていないと判断されると(ス
テップ502でN)、他の処理を実行し(ステップ50
3)、ステップ502に戻り、感度レベル(しきい値)
調整SWが押されるのを待つ。
【0102】ステップ502で、感度レベル(しきい
値)調整SWが押されたと判断されると(ステップ50
2でY)、感度レベル(しきい値)調整プログラムを読
み込み(ステップ504)、取り込んだデータを「群」
ごとに並びかえる(ステップ505)。
【0103】そして、取り込んだデータを「群」ごとに
表示画面に表示する(ステップ506)。
【0104】次に、「センサでとりたい群を指定して下
さい」というメッセージを表示する(ステップ50
7)。そして、「群のとる/とらない」が入力されたか
を調べる(ステップ508)。
【0105】ここで、「群のとる/とらない」が入力さ
れていないと判断されると(ステップ508でN)、他
の処理を実行し(ステップ509)、ステップ507に
戻り、「群のとる/とらない」が入力されるのを待つ。
【0106】ステップ508で、「群のとる/とらな
い」が入力されたと判断されると(ステップ508で
Y)、「この設定でいいですか」というメッセージを表
示し(ステップ509)、ステップ511に進み、ステ
ップ511で「NO」のキーが押されたと判断されると
ステップ507に戻り、ステップ507からステップ5
11の処理を繰り返す。
【0107】ステップ511で、「YES」のキーが押
されたと判断されると、「感度レベル(しきい値)の自
動判定処理」を実行し(ステップ512)、図15のス
テップ513に進む。
【0108】なお、ステップ512の「感度レベル(し
きい値)の自動判定処理」の詳細に付いては、後に図1
6のフローチャートを参照して説明する。
【0109】ステップ513では、「群のとる/とらな
い」に対して適正な感度レベル(しきい値)が有るかを
調べる。ここで、「群のとる/とらない」に対して適正
な感度レベル(しきい値)が有る場合は(ステップ51
3でY)、「感度レベル(しきい値)の自動判定処理」
で得られた結果を表示する(ステップ514)。
【0110】そして、「この設定でいいですか」という
メッセージを表示し(ステップ515)、ステップ51
6に進む。
【0111】ステップ516で、「NO」のキーが押さ
れたと判断されると、図14のステップ506に戻る
が、「YES」のキーが押されたと判断されると、得ら
れた感度レベル(しきい値)をセンサに記憶させ(ステ
ップ517)、入力された感度レベル(しきい値)を図
4に示した処理若しくは図6の処理で取り込んだデータ
とともに保管し(ステップ518)、この処理を終了す
る(ステップ519)。
【0112】また、ステップ513で、「群のとる/と
らない」に対して適正な感度レベル(しきい値)がない
と判断された場合は(ステップ513でN)、「適正な
感度レベル(しきい値)はありません」というメッセー
ジを表示し(ステップ520)、次に、「再設定します
か」というメッセージを表示して(ステップ512)、
ステップ523に進む。
【0113】ステップ523で、「YES」のキーが押
されたと判断されると、図14のステップ506に戻る
が、「NO」のキーが押されたと判断されると、「メニ
ューを終了しますか」というメッセージを表示して(ス
テップ524)、ステップ525に進む。
【0114】そして、ステップ525で、「YES」の
キーが押されたと判断されると、この処理を終了する
(ステップ519)が、「NO」のキーが押されたと判
断されると、ステップ520に戻る。
【0115】図16は、図14に示した「感度レベル
(しきい値)の自動判定処理」の詳細を示すフローチャ
ートである。
【0116】図16において、「感度レベル(しきい
値)の自動判定処理」がスタートすると(ステップ60
1)、感度レベル(しきい値)の自動判定の判定式を計
算する(ステップ602)。
【0117】そして、計算した判定式に適正な値が有る
かを調べる(ステップ603)。ここで、判定式に適正
な値が有る場合は(ステップ603でY)、感度レベル
(しきい値)を算出し(ステップ604)、この「感度
レベル(しきい値)の自動判定処理」を終了する(ステ
ップ605)。
【0118】しかし、ステップ603で、判定式に適正
な値が無い場合は(ステップ603でN)、感度レベル
(しきい値)を算出することなく、この「感度レベル
(しきい値)の自動判定処理」を終了する(ステップ6
05)。
【0119】なお、感度レベル(しきい値)の自動判定
の判定式は、ティーチングデータとして取り込んだデー
タに基づき算出される。
【0120】すなわち、 X(ON)=X群に属するサンプルのONレベル X(OFF)=X群に属するサンプルのOFFレベル AVE(X)=Xの平均値 MIN(X)=Xの最小値 MAX(X)=Xの最小値 として、センサで「とりたい(=検出する)群」をA群
とB群、センサで「とりたくない(=検出しない)群」
をC群、D群、Ref群とする。なお、Refとは対象
物がない状態でのセンサの感度や受光量をいう。
【0121】そして、 A´=AVE(MIN(A(OFF))) B´=AVE(MIN(B(OFF))) C´=AVE(MAX(C(ON))) D´=AVE(MAX(D(ON))) Ref´=AVE(MIN(Ref(OFF))) とすると、判定式、 MIN(C´、D´)>MAX(A´、B´、Ref
´) が成り立つことである。
【0122】そして、上記判定式が成り立つ場合、 感度レベル(しきい値)=(MIN(C´、D´)+M
AX(A´、B´、Ref´))/2となる。
【0123】つまり、ティーチングデータとして取り込
んだデータの検出したい群の群ごとのONレベルの上限
の平均値Pをそれぞれ算出し、また、検出したくない群
の群ごとのOFFレベルの下限の平均値Qをそれぞれ算
出し、平均値Pの内の最も小さい値を持つ群の平均値P
1と平均値Qの内の最も大きい値を持つ群の平均値Q1
との中間の値を感度レベル(しきい値)として設定す
る。
【0124】図17は、この発明に係るセンサのティー
チング方法および装置を適用して構成した制御システム
の他の実施の形態を示すブロック図である。
【0125】図17に示す実施の形態の制御システムに
おいては、表示装置30と制御装置40が分離して構成
される。
【0126】図17に示す制御システムにおいて、表示
装置30は、表示部31、入力部32、表示部メモリ3
3、表示部演算装置34、通信インタフェース回路35
を具備して構成される。
【0127】また、制御装置40は、通信インタフェー
ス回路41、制御部メモリ42、制御部演算装置43を
具備して構成される。
【0128】ここで、図1に示した構成のバッファメモ
リ17に相当する構成は、表示部メモリ33と制御部メ
モリ42のそれぞれに設けられている。
【0129】また、図17においてセンサ装置は、図示
を省略しているが、表示装置30の通信インタフェース
回路35若しくは制御装置40の通信インタフェース回
路41のどちらにも接続することができる。他の詳細構
成は図1に示した構成と同様である。
【0130】図18は、この発明に係るセンサのティー
チング方法および装置を適用して構成した制御システム
の更に他の実施の形態を示すブロック図である。
【0131】図18に示す実施の形態の制御システムに
おいては、図1に示した表示装置10の演算装置15の
内部バスにコネクタ19を介して外付けメモリユニット
50および60を着脱自在に接続して構成したものであ
る。
【0132】ここで、外付けメモリユニット50は、表
示装置10のコネクタ19と着脱自在に接続するための
コネクタ51、このコネクタ51に接続されるティーチ
ングプログラムの入ったメモリ52を具備して構成され
る。
【0133】また、外付けメモリユニット60は、表示
装置10のコネクタ19と着脱自在に接続するためのコ
ネクタ61、このコネクタ61に接続されるティーチン
グプログラムの入ったメモリ62およびバックアップ用
のティーチングデータを保存するメモリ63を具備して
構成される。
【0134】このように、外付けメモリユニット50お
よび60にティーチングプログラムをおくと表示装置1
0の内部メモリ16のメモリ容量を最小限とすることが
できる。
【0135】すなわち、センサのティーチングは常に行
なうことがないので、ティーチングに必要なプログラム
は常に表示装置内部に置いておく必要はない。逆に、い
つもは不必要なプログラムに表示装置若しくは制御装置
内部のメモリが使われてしまうことになり、表示装置若
しくは制御装置の中でも比較的高価な部品であるメモリ
を確保しなけれぱならなくなり、製品のコストが上昇す
る。
【0136】そこで、外付けメモリユニット50または
60に普段は使用しないティーチンクプログラムをおく
ことで、表示装置もしくは制御装置のメモリを最小限と
することで、有効な活用ができる。
【0137】なお、制御装置の演算装置にてティーチン
グを実行する場合にも、表示装置にティーチング実施時
の画面(データ)が必要となるので、この画面データも
合わせて外付けメモリユニット内に保管しておくとよ
い。
【0138】また、センサのティーチングが必要なとき
に、必要とされるセンサに接続される機器(表示装置も
しくは制御装置)に装着してティーチングを実行すれ
ば、どの表示装置もしくは制御装置でも同じ設定が可能
となり、表示装置もしくは制御装置フリーになる。
【0139】また、外付けメモリが装着されているとき
のみティーチングができるようにしておけば、この外付
けメモリが鍵の役目をするまた、センサが破損したり、
万が一のときに備えて設定を残しておく場合には、外付
けメモリをセンサに接続される機器にセットして、吸い
上げたデータを転送するだけで迅速な復旧が可能にな
る。
【0140】また、同じ設定を違うセンサで行なう場合
には、同様にあらかじめ吸い上げておいた設定を転送す
るだけでよい。
【0141】図19は、この発明に係るセンサのティー
チング方法および装置を適用して構成した制御システム
の更に他の実施の形態を示すブロック図である。
【0142】図19に示す実施の形態の制御システムに
おいては、センサターミナル70を用いてセンサ部とな
る複数の発光部25−1から25−3および受光部26
−1から26−3を接続する。
【0143】ここで、センサターミナルは、図1に示し
た複数のセンサ装置20−1、20−2、…の信号増幅
回路と演算装置をまとめたもので、制御部若しく表示部
の通信インタフェース回路と接続される通信インタフェ
ース回路71、センサ部演算装置72、センサ部メモリ
73、信号増幅回路74を具備して構成される。
【0144】上述したように、この発明では、センサの
対象物に「群」という概念を導入し、「群」をユーザが
入力することで、ユーザのの意志を確実にセンサを含む
制御装置システムに伝え、センサの識別結果に入力され
た群を加えて登録し、その結果を表示装置に群ごとにビ
ジュアルに表示することで感度レベル(しきい値)の調
整を容易にし、かつその根拠を持たせるように構成し、
更に、自動感度レベル(しきい値)調整を「検出する
群」「検出しない群」のように群ごとに指示して調整を
実施し、その結果を表示するように構成し、この際、適
切な調整域がない場合は「設定できない」ことを表示す
るように構成したので以下に示す効果が得られる。
【0145】1)これまではユーザにより入力される
「群」という概念がなかったので、判別を制御装置に任
せておくと、ユーザの意志に反した感度レベルの設定、
調整(ティーチング)をしていまうことがあったが、ユ
ーザの意志を含めた「群」という概念の導入により、確
実にユーザの意志をセンサを含めた制御機器に伝えるこ
のが可能になる。
【0146】2)図9乃至図12に示すような表示画面
を採用することで、ユーザの意志が確実に反映された群
ごとの感度レベル(しきい値)の設定が容易になる。
【0147】3)また、図9乃至図12に示すように、
自動設定時の結果を表示することによって設定の根拠を
ビジュアルに確認することができ、その結果が好ましい
か好ましくないかがを一目で把握することができる。
【0148】4)一般に、センサの設定(ティーチン
グ)は微妙な調整が必要で、微妙になればなるほど時間
かがかかるものである。ところが、どう設定しても不可
能という場合でも設定者があきらめるまで時間をかけな
いと「出来なかった」と判断されない。
【0149】これに対して、自動設定においてこれまで
になかった「出来ない」を前述の群と根拠とともに示す
ことで、設定者の納得がいきやすくなる。この場合はセ
ンサの種類(光電/近接や透過/反射など)を検討して
みたり、センサの配置や距離、外乱を防ぐ手だてを考え
たほうが、無駄な労力を省くことになり効率がよい。
【0150】またこれらの手法により改善ができたと判
断した時点で、前述の自動設定を再び行なえば、実施し
た手だての効果を定量的に判断することができる。
【0151】
【発明の効果】以上説明したように、本発明によれば、
センサの対象物に「群」という概念を導入し、「群」を
ユーザが入力することで、ユーザの意志を確実にセンサ
を含む制御装置システムに伝え、センサの識別結果に入
力された群を加えて登録し、その結果を表示装置に群ご
とにビジュアルに表示することで感度レベル(しきい
値)の調整を容易にし、かつその根拠を持たせるように
構成し、更に、自動感度レベル(しきい値)調整を「検
出する群」「検出しない群」のように群ごとに指示して
調整を実施し、その結果を表示するように構成し、この
際、適切な調整域がない場合は「設定できない」ことを
表示するように構成したので、最適なセンサのティーチ
ングを容易かつ最適に行うことが可能になる。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明に係るセンサのティーチング方法およ
び装置を適用して構成した制御システムの一実施の形態
を示すブロック図。
【図2】図1に示した制御システムの各演算装置の機能
を示す機能ブロック図。
【図3】図1および図2に示した制御システムの全体動
作の流れを示すフローチャート。
【図4】「ティーチングデータ取り込み処理」の詳細を
示すフローチャート。
【図5】図4に示した「ティーチングデータ取り込み処
理」により取り込んだデータの一例を示す図。
【図6】「簡易的ティーチングデータ取り込み処理」の
詳細を示すフローチャート。
【図7】図6に示した「簡略的ティーチングデータ取り
込み処理」により取り込んだデータの一例を示す図。
【図8】「感度レベル(しきい値)の設定処理」の詳細
を示すフローチャート。
【図9】図8に示した「感度レベル(しきい値)の設定
処理」で設定される感度レベル(しきい値)のアナログ
設定の一例を示す図。
【図10】図8に示した「感度レベル(しきい値)の設
定処理」で設定される感度レベル(しきい値)のアナロ
グ設定の他の例を示す図。
【図11】図8に示した「感度レベル(しきい値)の設
定処理」で設定される感度レベル(しきい値)のデジタ
ル設定の一例を示す図。
【図12】図8に示した「感度レベル(しきい値)の設
定処理」で設定される感度レベル(しきい値)のデジタ
ル設定の一例を示す図。
【図13】図8に示した「感度レベル(しきい値)の設
定処理」で表示されるティーチングデータとして取り込
んだデータのバラツキを示す図。
【図14】図2に示した自動感度レベル判定処理による
「自動感度レベル(しきい値)判定処理」の詳細を示す
フローチャート。
【図15】図2に示した自動感度レベル判定処理による
「自動感度レベル(しきい値)判定処理」の詳細を示す
フローチャート。
【図16】図14に示した「感度レベル(しきい値)の
自動判定処理」の詳細を示すフローチャート。
【図17】この発明に係るセンサのティーチング方法お
よび装置を適用して構成した制御システムの他の実施の
形態を示すブロック図。
【図18】この発明に係るセンサのティーチング方法お
よび装置を適用して構成した制御ステムの更に他の実施
の形態を示すブロック図。
【図19】この発明に係るセンサのティーチング方法お
よび装置を適用して構成した制御システムの更に他の実
施の形態を示すブロック図。
【符号の説明】
10 表示装置 11 表示部 12 入力部 13 表示部メモリ 14 通信インタフェース回路 15 制御部演算装置 16 制御部メモリ 17 バッファメモリ 18 表示部演算装置 20−1、20−2、… センサ装置 21 通信インタフェース回路 22 センサ部演算装置 23 センサ部メモリ 24 信号増幅回路 25 発光部 26 受光部 30 表示装置 31 表示部 32 入力部 33 表示部メモリ 34 表示部演算装置 35 通信インタフェース回路 40 制御装置 41 通信インタフェース回路 42 制御部メモリ 43 制御部演算装置 50 外付けメモリユニット 60 外付けメモリユニット 151 プログラム実行機能部 152 ティーチングデータ取り込み機能部 153 感度レベル(しきい値)設定機能部 154 自動感度レベル(しきい値)判定機能部 155 制御機能部 181 表示機能部 182 入力機能部 183 プログラム実行機能部 221 プログラム実行機能部 222 判定機能部 223 発光制御部 224 受光機能部

Claims (12)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 制御手段に接続されたセンサの対象物か
    ら複数のサンプリングデータを取り込み、該サンプリン
    グデータに基づきセンサの感度レベルを設定するセンサ
    のティーチング方法において、 上記センサの対象物を複数の群に分け、 上記サンプリングデータに上記群を示す群データを付加
    して記憶し、 上記サンプリングデータを上記付加した群データごとに
    分けて該サンプリングデータの大小を判断できるゲージ
    とともに表示手段の表示画面上に表示し、 該表示画面上で上記センサの感度レベルを設定すること
    を特徴とするセンサのティーチング方法。
  2. 【請求項2】 上記表示手段の表示画面上に表示する群
    ごとのサンプリングデータは、 確実にONと判定されるONレベルの上限と、確実にO
    FFと判定されるOFFレベルの下限を各感度レベルに
    対応してそれぞれ表示することを特徴とする請求項1記
    載のセンサのティーチング方法。
  3. 【請求項3】 上記表示手段の表示画面上に表示する群
    ごとのサンプリングデータは、 ONでもOFFでもない不安定なデータを各感度レベル
    に対応して表示することを特徴とする請求項1記載のセ
    ンサのティーチング方法。
  4. 【請求項4】 サンプリングデータとして取り込んだデ
    ータの検出したい群の群ごとのONレベルの上限の平均
    値をそれぞれ算出するとともに、 検出したくない群の群ごとのOFFレベルの下限の平均
    値をそれぞれ算出し、 上記ONレベルの上限の平均値の内の最も小さい値を持
    つ群の平均値と上記OFFレベルの下限の平均値の内の
    最も大きい値を持つ群の平均値との中間の値を感度レベ
    ルとして設定することを特徴とする請求項2記載のセン
    サのティーチング方法。
  5. 【請求項5】 上記ONレベルの上限の平均値の内の最
    も小さい値を持つ群の平均値が上記OFFレベルの下限
    の平均値の内の最も大きい値を持つ群の平均値より小さ
    い場合は感度レベルを設定できないことを表示すること
    を特徴とする請求項4記載のセンサのティーチング方
    法。
  6. 【請求項6】 上記サンプリングデータに上記群を示す
    群データを付加して記憶し、 上記サンプリングデータを上記付加した群データごとに
    分けて該サンプリングデータの大小を判断できるゲージ
    とともに表示手段の表示画面上に表示して感度レベルを
    設定できない理由を教示する、 ことを特徴とする請求項5記載のセンサのティーチング
    方法。
  7. 【請求項7】 制御手段に接続されたセンサから複数の
    サンプリングデータを取り込み、該サンプリングデータ
    に基づきセンサの感度レベルを設定するセンサのティー
    チング装置において、 上記サンプリングデータに群を示す群データを付加して
    記憶する記憶手段と、 上記サンプリングデータを上記付加した群データごとに
    分けて該サンプリングデータの大小を判断できるゲージ
    とともに表示画面上に表示する表示手段と、 該表示画面上で上記センサの感度レベルを設定する設定
    手段と、 を具備することを特徴とするセンサのティーチング装
    置。
  8. 【請求項8】 上記表示手段は、 確実にONと判定されるONレベルの上限と、確実にO
    FFと判定されるOFFレベルの下限を上記群ごとに各
    感度レベルに対応してそれぞれ表示することを特徴とす
    る請求項7記載のセンサのティーチング装置。
  9. 【請求項9】 上記表示手段は、 ONでもOFFでもない不安定なデータを各感度レベル
    に対応して表示することを特徴とする請求項7記載のセ
    ンサのティーチング装置。
  10. 【請求項10】 サンプリングデータとして取り込んだ
    データの検出したい群の群ごとのONレベルの上限の平
    均値をそれぞれ算出するとともに、検出したくない群の
    群ごとのOFFレベルの下限の平均値をそれぞれ算出
    し、上記ONレベルの上限の平均値の内の最も小さい値
    を持つ群の平均値と上記OFFレベルの下限の平均値の
    内の最も大きい値を持つ群の平均値との中間の値を感度
    レベルとして設定する自動感度レベル設定手段、 を具備することを特徴とする請求項8記載のセンサのテ
    ィーチング装置。
  11. 【請求項11】 上記ONレベルの上限の平均値の内の
    最も小さい値を持つ群の平均値が上記OFFレベルの下
    限の平均値の内の最も大きい値を持つ群の平均値より小
    さい場合は感度レベルを設定できないことを表示する感
    度レベル設定不可表示手段を具備することを特徴とする
    請求項10記載のセンサのティーチング装置。
  12. 【請求項12】 上記サンプリングデータに群を示す群
    データを付加して記憶する記憶手段と、 上記サンプリングデータを上記付加した群データごとに
    分けて該サンプリングデータの大小を判断できるゲージ
    とともに表示画面上に表示して感度レベルを設定できな
    い理由を教示する感度レベル設定不可理由教示手段と、 を具備することを特徴とする請求項11記載のセンサの
    ティーチング装置。
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