JPH11248316A - 製氷機の異常検知装置 - Google Patents

製氷機の異常検知装置

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JPH11248316A
JPH11248316A JP6480498A JP6480498A JPH11248316A JP H11248316 A JPH11248316 A JP H11248316A JP 6480498 A JP6480498 A JP 6480498A JP 6480498 A JP6480498 A JP 6480498A JP H11248316 A JPH11248316 A JP H11248316A
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    • F25REFRIGERATION OR COOLING; COMBINED HEATING AND REFRIGERATION SYSTEMS; HEAT PUMP SYSTEMS; MANUFACTURE OR STORAGE OF ICE; LIQUEFACTION SOLIDIFICATION OF GASES
    • F25CPRODUCING, WORKING OR HANDLING ICE
    • F25C2700/00Sensing or detecting of parameters; Sensors therefor
    • F25C2700/04Level of water

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Abstract

(57)【要約】 【課題】 構造が簡単で小型化し得る製氷機の異常検知
装置を提供することを目的とする。 【解決手段】 製氷部から案内手段に流入する水を集水
凹部に集めて排出するようにして、前記集水凹部に連通
接続されて側部に配置される溜水部と、この溜水部での
水位を検知する水位検知手段とから構成するようにし
た。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、製氷機の異常検
知装置に関し、更に詳細には、氷塊を製造する製氷部か
ら多量に漏水が生じたことを確認することで、製氷機で
の異常事態の発生を検知する異常検知装置に関するもの
である。
【0002】
【従来の技術】図7に示す如く、垂直に立設した製氷板
16,16に冷凍系から導出した蒸発管17を配設し、
製氷運転に際して蒸発管17により冷却される前記製氷
板16,16の表面に、製氷水タンク60から製氷水循
環ポンプ60aを介してポンプ圧送される製氷水を散布
流下させて板氷を生成し、除氷運転に際して冷凍系の弁
切換えにより蒸発管17にホットガスを循環させると共
に、除氷水タンク62から除氷水循環ポンプ62aを介
してポンプ圧送される除氷水を製氷板16,16の裏面
に散布流下させることで製氷板16,16と板氷との氷
結を融解して、該板氷を剥離して落下放出させる流下式
の製氷機68が、簡単な構成で製氷コストも低廉になし
得ることから広く使用されている。また、製氷板16,
16の直下には、集水樋19が配設され、製氷運転に際
し製氷板16,16に供給された製氷水、および除氷運
転に際し製氷板16,16に供給された除氷水は、該集
水樋19を介して下方に位置する製氷水タンク60(図
では便宜的に別の場所に図示している)に回収貯留され
るようになっている。
【0003】前記製氷板16,16や集水樋19等から
なる製氷部12の直下には、除氷運転により該製氷板1
6,16から剥離されて落下する板氷を、斜め下方に配
設したアイスクラッシャー22に案内する氷案内板26
が傾斜配置されている。そして該アイスクラッシャー2
2で破砕された砕氷は、シュート23を介して貯氷庫
(図示せず)に放出されるようになっている。
【0004】前記流下式製氷機68では、前記製氷板
16,16に生成された板氷が、除氷不良により脱氷さ
れないまま次の製氷運転が行なわれると、集水樋19の
位置まで板氷が成長し、製氷水が周囲に飛散して集水樋
19に回収されなくなる欠点がある。また、前記アイ
スクラッシャー22を駆動するモータの故障等によって
板氷の破砕が行なわれなくなったり、前記貯氷庫内の
貯氷量を検知する貯氷量検知手段が故障すると、砕氷や
板氷が製氷部12まで留ってしまい、該製氷部12ある
いはアイスクラッシャー22を破損させるおそれがあ
る。
【0005】前述した各種の異常事態が発生すると、製
氷水や除氷水が製氷部12からシュート23を介して貯
氷庫に流入し、2次的な問題を引き起こすこととなって
いた。すなわち、例えば貯氷庫内を冷却しているタイプ
の製氷機においては、製氷水や除氷水の流入により砕氷
同志が固結(ブロッキング)して大塊化し、砕氷を取出し
得なくなる。殊に貯氷庫内に搬氷装置を配設している場
合は、搬氷装置に負荷が加わって故障したり破損する問
題があった。このため砕氷の大塊化を生じた場合は、作
業者が大氷塊を取り除く手段しかなく、多大な労力を要
し、自動化の障害となっている。
【0006】そこで、前述した問題に対処するものとし
て、実開平7−41364号公報に開示の異常検知装置
が提案されている。この異常検知装置の基本構成を図7
を参照して述べれば、前記シュート23におけるアイス
クラッシャー22の下方に形成した集水凹部24に、接
続管70を介して排出管72が連通接続され、この排出
管72には絞り弁74が介挿されている。前記絞り弁7
4は、排出管72への僅かな水の流入は許容する開度に
設定されている。そして排出管72における絞り弁74
の介挿位置より上側に、水位測定容器52が連通接続さ
れ、また水位測定容器52に水位スイッチ54が接続さ
れている。この水位スイッチ54は、製氷機68に前述
した異常事態が発生した際に予測される水位測定容器5
2中の異常水位を検知するよう設定してある。
【0007】すなわち、前述した異常事態が発生して多
量の製氷水や除氷水が集水凹部24に集められて接続管
70に流入すると、前記絞り弁74で設定される排出管
72の許容排水量を超えるために、絞り弁74の介挿位
置より上側の排出管72に次第に水が溜り、この水が水
位測定容器52に流入する。そして、該容器52中での
水位が予め設定された異常水位を越えると、これを前記
水位スイッチ54が検知し、前記製氷水循環ポンプ60
aおよび除氷水循環ポンプ62aを停止して2次的な問
題が生ずるのを防止するようになっている。
【0008】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、前述し
た異常検知装置では、接続管70、排水管72、水位測
定容器52および水位スイッチ54等を集水凹部24の
下方に設置しなければならず、前記シュート23の下方
に大きな設置スペースが必要となって製氷機68が大型
化する難点があった。また大型の製氷機では、一般にシ
ュート23の下方に除氷水タンク62が配置されるた
め、前記異常検知装置を製氷機68の本体内に設置でき
ず、従来は製氷機68の外部に取付けているのが現状で
ある。また前記異常検知装置では、絞り弁74を用いて
水位測定容器52に水を溜めるようにしているために部
品点数が多くなって構造が複雑となり、コストが嵩む問
題も指摘される。
【0009】
【発明の目的】この発明は、前述した製氷機の異常検知
装置に内在している欠点に鑑み、これを好適に解決する
べく提案されたものであって、構造が簡単で小型化し得
る製氷機の異常検知装置を提供することを目的とする。
【0010】
【課題を解決するための手段】前記課題を解決し、所期
の目的を達成するため本発明に係る製氷機の異常検知装
置は、製氷部で製造された氷塊を、案内手段を介して貯
氷庫へ放出すると共に、前記製氷部から案内手段に流入
する水を集水凹部に集めて排出するようにした製氷機に
おいて、前記集水凹部の側部に配置されると共に該集水
凹部に連通接続され、前記集水凹部に集められた水が溜
る溜水部と、前記溜水部での水位を検知する水位検知手
段とから構成したことを特徴とする。
【0011】前記課題を解決し、所期の目的を達成する
ため本願の別の発明に係る製氷機の異常検知装置は、製
氷部で製造された氷塊を、案内手段を介して貯氷庫へ放
出すると共に、前記製氷部から案内手段に流入する水を
集水凹部に集めて排出するようにした製氷機において、
前記集水凹部に、該集水凹部での水位を検知する水位検
知手段を配設したことを特徴とする。
【0012】
【発明の実施の形態】次に、本発明に係る製氷機の異常
検知装置につき、好適な実施例を挙げて、添付図面を参
照しながら以下説明する。なお図7に関連して、従来の
技術で説明した部材と同一の部材は同じ符号で指示する
ものとする。
【0013】
【第1実施例】図1および図2は、第1実施例に係る異
常検知装置が採用される製氷機の概略構成を示すもので
あって、該製氷機10は、板氷(氷塊)14を製造する製
氷板16,16および該製氷板16,16の下方に配設さ
れる集水樋19等からなる製氷部12と、前記製氷板1
6,16に供給される製氷水が貯留される製氷水タンク
60と、前記製氷板16に生成された板氷14を除氷す
る除氷水が貯留される除氷水タンク62と、前記板氷1
4を破砕するアイスクラッシャー22および集水凹部2
4を有する砕氷部20と、前記各構成部材を収納する筐
状の本体枠18とから基本的に構成される。前記製氷水
タンク60は、前記集水樋19の長手方向一端の下方に
配置され、製氷板16,16に供給されて集水樋19に
流下した製氷水や除氷水が製氷水タンク60に回収され
るようになっている。なお前記除氷水タンク62は、砕
氷部20および製氷水タンク60の下方に配置され、砕
氷部20から排出される水および製氷水タンク60から
オーバーフロー管64を介して溢れる製氷水を回収する
よう構成される(図4参照)。
【0014】前記砕氷部20は、製氷板16から落下す
る板氷14をアイスクラッシャー22に案内する傾斜状
の氷案内板26と、この氷案内板26にネジ等の固定手
段28aで着脱自在に固定され、前記アイスクラッシャ
ー22で破砕された砕氷14aを図示しない貯氷庫に案
内する傾斜部28とからなる案内手段を備える。そし
て、前記アイスクラッシャー22は、傾斜部28の入口
側の上部に配設されている。また、傾斜部22の底面に
集水凹部24が凹設され、この集水凹部24には、傾斜
部28における底面のレベルに上面を一致させた複数の
水切り板30が配設されている。すなわち、アイスクラ
ッシャー22で破砕された砕氷14aは、傾斜部28の
水切り板30上を滑落する際に付着している水滴等が分
離除去され、その水滴は集水凹部24に集められる。ま
た、前記製氷部12から砕氷部20に流入した製氷水や
除氷水も、傾斜部28を流下する過程で集水凹部24に
集められて貯氷庫への流入は阻止される。
【0015】前記集水凹部24は、図3に示す如く、そ
の底部に配設された排水管42で前記除氷水タンク62
に連通し、正常運転時に集水凹部24に集めた水を、排
水管42を介して除氷水タンク62に回収するよう構成
される。なお、排水管42の許容排水量は、正常運転時
に集水凹部24に集められる水を多量に溜めることなく
除氷水タンク62に排出し得る程度に設定されている。
また集水凹部24の側部には、製氷機10での異常事態
を検知する異常検知装置40が配置されている。すなわ
ち、集水凹部24の側部から突出する側部排水管43に
接続ホース44の一端が連通接続され、該ホース44の
他端が、チーズ46の左管部に連通接続されている。こ
のチーズ46の右管部は、前記本体枠18にネジ等の固
定手段52aで着脱自在に固定されている下方に開放す
る水位測定容器52の下部に外嵌したカバー体50の接
続口50aに連通接続されている。また前記チーズ46
の下管部には、接続ホース44の内径よりも充分に小さ
い内径に設定された排水ホース48が連通接続され、該
排水ホース48の許容排水量より多い水がチーズ46に
流入した際には、前記水位測定容器52中に次第に水が
溜るよう構成されている。すなわち実施例では、水位測
定容器52とカバー体50とから溜水部が構成され、製
氷機10での異常事態時に該溜水部に水を溜めて異常事
態の発生を検知するよう構成している。なお、前記カバ
ー体50の材質としては、ゴム等が好適に使用される。
【0016】前記水位測定容器52の内部に、例えば圧
力式の水位スイッチ(水位検知手段)54が配設され、該
水位スイッチ54は、製氷機10に異常事態が発生した
際に予測される水位測定容器52中の異常水位を検知し
て、製氷水循環ポンプ60aや除氷水循環ポンプ62a
を停止制御するよう設定してある。但し、製氷機10に
異常事態が発生していないときに水位測定容器52中の
水位が一時的に異常水位を越える場合や、水位スイッチ
54自体が誤作動することもあり得るので、該スイッチ
54が所要時間(例えば2秒)に亘って異常水位の検知を
継続した場合に、前記両ポンプ60a,62aを停止制
御するよう構成されている。
【0017】
【第1実施例の作用】次に、第1実施例に係る製氷機の
異常検知装置の作用につき、以下説明する。前記製氷部
12で製造された板氷14は、氷案内板26を介してア
イスクラッシャー22に案内され、ここで破砕されて小
さな砕氷14aとなって傾斜部28を滑落する。そして
この砕氷14aは、図示しない貯氷庫に放出される。な
お、傾斜部28を滑落する砕氷14aは、前記水切り板
30上を滑落する際に付着している水滴等が分離され、
この水滴は集水凹部24に集められる。また、氷案内板
26、アイスクラッシャー22および傾斜部28の内面
に付着残存する水滴や砕氷の融解水も、水切り板30で
集水凹部24に集められる。
【0018】前記集水凹部24に集められた水は、該集
水凹部24の底部に設けられた排水管42から前記除氷
水タン62に回収される。また集水凹部24に集められ
た水の一部は、同時に接続ホース42を介してチーズ4
4に流入するが、このときの水は少量であり、しかも連
続して流入しないので前記排水ホース48を介して外部
に排出される。従って、前記水位測定容器52中にまで
水が溜ることはなく、前記水位スイッチ54は異常事態
を検知しない。
【0019】前記製氷部12の製氷運転および除氷運転
が反復されている間に、前述した如く、製氷板16での
板氷14の二重製氷、アイスクラッシャー22を駆動す
るモータの故障および貯氷庫内の貯氷量を検知する貯氷
量検知手段の故障等の異常事態を生じた場合は、製氷部
12から製氷水や除氷水が氷案内板26に多量に落下す
る。この水は傾斜部28に流入し、その底面に沿って流
れ、前記水切り板30を介して集水凹部24に集めら
れ、排水管42および排水ホース48を介して排出され
る。前述した如く、前記排水管42および排水ホース4
8の許容排水量は、正常運転時に集水凹部24に集めら
れる水を多量に溜めることなく排出し得る値に設定され
ているので、異常事態に際して連続的に流入する多量の
水は、集水凹部24での水位を上昇させる。
【0020】そして、前記集水凹部24での水位の上昇
に連動して水位測定容器52中にも水が流入し、図3
(b)に示す如く、該容器52中での水位が予め設定され
た異常水位を越えることになる。この異常水位を越える
水位上昇を、異常事態として前記水位スイッチ54が検
知する。水位スイッチ54の検知動作が2秒間継続した
場合は、前記製氷水循環ポンプ60aおよび除氷水循環
ポンプ62aを停止すると共に、製氷機10の冷凍系の
運転も停止される。これにより、異常事態が継続され
て、製氷部12やアイスクラッシャー22が破損した
り、貯氷庫に流入する水により砕氷同志が固結して大塊
化するのを防止し得る。
【0021】すなわち、集水凹部24の側部に異常検知
装置40を配設したので、該集水凹部24の下方に大き
なスペースを確保する必要はなく、製氷機10を小型化
することができる。また異常検知装置40を小型化し得
るので、該異常検知装置40を製氷機10における本体
枠18の内部に配設することができる。更には、チーズ
46に設けた排水ホース48の内径寸法によって異常事
態の発生時に水位測定容器52中に水を溜めるよう構成
したから、その構造が簡単となる。
【0022】
【第2実施例】図5は、本発明の第2実施例に係る製氷
機の異常検知装置を示すものであって、該異常検知装置
80は、前記集水凹部24の側部排水管43に、カバー
体50の接続口50aを直接接続したものである。ま
た、集水凹部24の底部に設けられる排水管42の許容
排水量は、正常運転時に集水凹部24に集められる水を
多量に溜めることなく除氷水タンク62に排出し得る程
度に設定されている。従って、第2実施例においては、
製氷機10の正常な運転時に集水凹部24に集められた
少量の水は、排水管42を介して除氷水タンク62に回
収され、前記水位測定容器52中の水位が上昇すること
はない。しかるに、異常事態の発生により集水凹部24
に連続的に多量の水が流入した場合は、前記排水管42
からの排水が量的に追いつかなくなり、水位測定容器5
2に水が溜って異常事態が検知される。従って、異常事
態が継続されることによる製氷部12やアイスクラッシ
ャー22の破損や、貯氷庫内での砕氷同志の固結を有効
に防止し得る。また第2実施例では、第1実施例に比べ
て接続ホース、チーズおよび排水ホース等を省略し得る
ので、構造が簡単でコストを低廉に抑えることができ
る。
【0023】
【第3実施例】図6は、本発明の第3実施例に係る製氷
機の異常検知装置を示すものであって、該異常検知装置
82は、前記集水凹部24の内部に、水位スイッチ54
を例えばブラケット等の支持体24aを用いて直接配設
したものである。この第3実施例においても、集水凹部
24の底部に設けられる排水管42の許容排水量は、正
常運転時に集水凹部24に集められる水を多量に溜める
ことなく除氷水タンク62に排出し得る程度に設定され
ているから、異常事態の発生により集水凹部24に連続
的に多量の水が流入した場合は、排水管42からの排水
が量的に追いつかなくなり、集水凹部24に水が次第に
溜る。そして、集水凹部24での異常水位を越える水位
上昇を前記水位スイッチ54が検知して製氷機10の運
転を停止することで、異常事態が継続されるのを未然に
防止し得る。また、異常検知装置82の構成部材は更に
少なくなるので、小型化を図り得ると共にコストを低廉
に抑えることができる。
【0024】なお、前述した各実施例では、水位測定容
器における水位を検知する手段として圧力式の水位スイ
ッチを例に挙げて説明したが、例えばフロート式の水位
スイッチであってもよい。また排水管および排水ホース
の管径を変化させて、異常事態の検知タイミングを任意
に設定することも可能である。更に、第1または第2実
施例では、別体に構成した水位測定容器とカバー体とで
溜水部を構成したが、両部材を一体とした溜水部であっ
てもよい。
【0025】
【発明の効果】以上説明した如く、本発明に係る製氷機
の異常検知装置によれば、集水凹部の側部に溜水部や水
位検知手段を配設したので、該集水凹部の下方に大きな
スペースを確保する必要はなく、製氷機を小型化するこ
とができる。また異常検知装置は小型でかつ構成が簡単
であるから、該異常検知装置を製氷機の内部に簡単に配
設することができる。更には、水位検知手段を集水凹部
に直接配設することで、構成が更に簡単になってコスト
を低廉に抑えることが可能となる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 第1実施例に係る異常検知装置が採用される
製氷機の概略縦断正面図である。
【図2】 第1実施例に係る製氷機の概略縦断側面図で
ある。
【図3】 第1実施例に係る異常検知装置の正常運転お
よび異常事態の検知状態を示す説明図である。
【図4】 第1実施例に係る製氷機の要部を示す概略図
である。
【図5】 第2実施例に係る異常検知装置を示す概略構
成図である。
【図6】 第3実施例に係る異常検知装置を示す概略構
成図である。
【図7】 従来の技術に係る製氷機を示す概略構成図で
ある。
【符号の説明】
12 製氷部,14 板氷(氷塊),24 集水凹部,26 氷
案内板(案内手段) 28 傾斜部(案内手段),50 カバー体(溜水部),52
水位測定容器(溜水部) 54 水位スイッチ(水位検知手段)

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 製氷部(12)で製造された氷塊(14)を、案
    内手段(26,28)を介して貯氷庫へ放出すると共に、前記
    製氷部(12)から案内手段(26,28)に流入する水を集水凹
    部(24)に集めて排出するようにした製氷機において、 前記集水凹部(24)の側部に配置されると共に該集水凹部
    (24)に連通接続され、前記集水凹部(24)に集められた水
    が溜る溜水部(50,52)と、 前記溜水部(50,52)での水位を検知する水位検知手段(5
    4)とから構成したことを特徴とする製氷機の異常検知装
    置。
  2. 【請求項2】 製氷部(12)で製造された氷塊(14)を、案
    内手段(26,28)を介して貯氷庫へ放出すると共に、前記
    製氷部(12)から案内手段(26,28)に流入する水を集水凹
    部(24)に集めて排出するようにした製氷機において、 前記集水凹部(24)に、該集水凹部(24)での水位を検知す
    る水位検知手段(54)を配設したことを特徴とする製氷機
    の異常検知装置。
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JP2002327977A (ja) * 2001-04-27 2002-11-15 Hoshizaki Electric Co Ltd 砕氷粉の回収処理装置
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