JPH11248023A - 電磁ソレノイド - Google Patents

電磁ソレノイド

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Publication number
JPH11248023A
JPH11248023A JP10053325A JP5332598A JPH11248023A JP H11248023 A JPH11248023 A JP H11248023A JP 10053325 A JP10053325 A JP 10053325A JP 5332598 A JP5332598 A JP 5332598A JP H11248023 A JPH11248023 A JP H11248023A
Authority
JP
Japan
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electromagnetic
solenoid
plunger
movable rod
electromagnetic plunger
Prior art date
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Pending
Application number
JP10053325A
Other languages
English (en)
Inventor
Kunio Okada
邦夫 岡田
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Jidosha Kiki Co Ltd
Original Assignee
Jidosha Kiki Co Ltd
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Publication date
Application filed by Jidosha Kiki Co Ltd filed Critical Jidosha Kiki Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 可動ロッドを流体中に臨ませて設けるタイプ
の電磁ソレノイドにおける軸線方向への推力を増大さ
せ、ソレノイド効率を向上させる。 【解決手段】 本体ハウジング4内に設けたロッド保持
孔5とプランジャ保持孔6とに、可動ロッド2、これを
一端側に設けた電磁プランジャ3を軸線方向に進退自在
に保持させる。前記プランジャ保持孔を形成する筒状部
7を、非磁性リング8とその両端側に設けた透磁性スリ
ーブ4a,9とから構成する。前記筒状部の周囲に、通
電により電磁プランジャを軸線方向に移動させるコイル
ボビン11に巻回したソレノイドコイル10を設ける。
前記電磁プランジャの前記可動ロッド側の一端から他端
にかけて、絞り18を有する流体通路17を貫通して形
成する。この絞りを、前記電磁プランジャの前記非磁性
リングにほぼ対応する位置に形成する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明はたとえば車速感応式
パワーステアリング装置において、パワーシリンダから
タンクへの還流量を車速等の車輌の走行条件に対応して
制御することにより操舵補助力の制御を行う電磁式コン
トロールバルブの駆動源として用いる電磁ソレノイドに
関する。
【0002】
【従来の技術】たとえば実開平2−150478号公報
には、操舵補助力を発生させるパワーシリンダに供給さ
れる圧力流体のタンクへの還流量(ドレン量)を車速に
応じて制御するために電磁ソレノイドを駆動源とした電
磁式可変絞り弁を備えたパワーステアリング装置が開示
されている。
【0003】このような従来のパワーステアリング装置
における電磁式可変絞り弁にはスプールバルブが用いら
れ、そのスプールの一端部に電磁ソレノイドの可動ロッ
ドを臨ませた構造を採っている。そして、電磁ソレノイ
ドのソレノイドコイルを励磁して電磁プランジャを軸線
方向に移動させることによる可動ロッドの動きと前記ス
プールを他端側から一端側に付勢する付勢手段の付勢力
とによってスプールを進退動作させることにより、圧力
流体が流れる流体通路の一部に設けた可変絞り部を開閉
制御する構成であった。
【0004】ここで、上述した電磁式可変絞り弁におけ
るバルブハウジングには、前記スプールが摺動するバル
ブ孔に圧力流体の供給または還流用の通路を開口させて
いる。このバルブ孔内にスプールが摺動動作自在に配置
され、前記電磁ソレノイドの可動ロッドと付勢手段の付
勢力とによって選択的に進退動作させることにより、前
記通路の可変絞り部を連通または遮断している。
【0005】図4は従来から知られている電磁ソレノイ
ドの構造を示す断面図である。これを簡単に説明する
と、図中符号1で示す電磁ソレノイドは、可動ロッド2
とこの可動ロッド2を一端側に延設した電磁プランジャ
3とを備え、これらの可動ロッド2と電磁プランジャ3
とは軸線方向に一体的に往復移動される。これらの可動
ロッド2と電磁プランジャ3とは、この電磁ソレノイド
1の本体ハウジング4に設けたロッド保持孔5、プラン
ジャ保持孔6の内部に軸線方向に移動自在に保持されて
いる。
【0006】前記本体ハウジング4は透磁性材料によっ
て形成され、またその一部には前記プランジャ保持孔6
を形成する筒状部7が一体的に設けられている。この筒
状部7は、本体ハウジング4の一部に形成した筒部4a
とこの筒部4aの先端部に非磁性リング8を介して一体
的に連設した透磁性スリーブ9とから構成されている。
【0007】前記本体ハウジング4の筒状部7の周囲に
は、通電により前記電磁プランジャ3を軸線方向に移動
させる力を得るためのソレノイドコイル10を巻回した
コイルボビン11が配置されている。また、このソレノ
イドコイル10の周囲を覆うようにパイプハウジング1
2が配置され、その一端が前記本体ハウジング4に固着
されるとともに、他端には蓋体13が配置されている。
この蓋体13はパイプハウジング12の他端にかしめ付
け固定されることにより、前記ソレノイドコイル10の
配設空間や前記筒状部7の端部を密閉するとともに、前
記ソレノイドコイル10の磁気通路を形成している。な
お、14は前記ソレノイドコイル10への通電用コー
ド、15は蓋体13と透磁性スリーブ9の外周部との間
をシールするOリングである。
【0008】前記本体ハウジング4の図中左端には、被
駆動部材としてのスプールバルブのバルブハウジング
(図示せず)に螺合するねじ部4bが形成されている。
そして、前記可動ロッド2は、バルブハウジング内でス
プールバルブのスプール室(被駆動部材の流体通路)中
に臨んで進退動作するように構成されている。したがっ
て、この電磁ソレノイド1の内部、特に可動ロッド2を
保持するロッド保持孔5と電磁プランジャ3を保持する
プランジャ保持孔6の内部には流体が充満されている。
【0009】前記本体ハウジング4において前記ロッド
保持孔5の周囲には、このロッド保持孔5と平行して複
数の通路孔16が形成され、プランジャ保持孔6の内部
への流体の流入またはこの保持孔6からの流出が円滑に
行えるように構成されている。これらの通路孔16は前
記ロッド保持孔5の周囲で周方向に沿って複数箇所、た
とえば3箇所または4箇所に等配して形成されている。
さらに、前記電磁プランジャ3には、前記可動ロッド2
側の一端から他端にかけて一本あるいは数本の流体通路
17が貫通して形成されている。この流体通路17は、
電磁プランジャ3の周方向の一カ所あるいは数カ所、た
とえば2箇所または3箇所の等配した位置に形成されて
いる。
【0010】上述した通路孔16や流体通路17によっ
て電磁ソレノイド1の内部に流体を導入したのは、可動
ロッド2、電磁プランジャ3の動きによって電磁プラン
ジャ3の背面側(図中右端側)の空間に負圧が生じるの
を防ぐため、さらには可動ロッド2や電磁プランジャ3
を保持孔5,6内で潤滑し、円滑な動きを得るためであ
る。
【0011】また、上述した電磁プランジャ3における
流体通路17の一部には、ダンパ機能をもつ絞り18が
設けられている。すなわち、このような絞り18は、電
磁プランジャ3の動作時における摺動抵抗を低減するた
めにディザー(所定周波数の振動)を与えたときに、振
幅が過度に増大するのを防止するために設けられてい
る。この絞り18は、一般には同一の容積変化を起こし
たときに、元々の容積が小さい室の方が変化量が大き
く、調整し易いことから、小さい室(電磁プランジャ3
の右端側の空間)の近傍に設けている。
【0012】なお、上述した電磁ソレノイド1では、電
磁プランジャ3の可動ロッド2を突出させる力をソレノ
イドコイル10の励磁によって得るとともに、電磁プラ
ンジャ3の復帰する力を、前記スプールバルブ側の付勢
手段で得ているが、これに限らず、この電磁ソレノイド
1の内部に付勢手段を設けてもよい。また、図中19は
プランジャ保持孔6内部で電磁プランジャ3の動きを所
定の位置で規制するリング部材である。
【0013】
【発明が解決しようとする課題】上述した従来の電磁式
可変絞り弁等の駆動源として用いる電磁ソレノイド1に
よれば、ソレノイドコイル10に通電して励磁すること
により磁力を生じさせ、その磁束が前記透磁性材料から
なる本体ハウジング4の筒部4aと透磁性スリーブ9と
を介して電磁プランジャ3側に流れることにより、この
電磁プランジャ3を吸着して図中左側に移動させる。こ
のとき、可動ロッド2は図中左側に突出する方向への推
力によって移動して、可変絞り弁のスプールを動かし、
可変絞りを開閉する。
【0014】上述したソレノイドコイル10への通電が
なくなると、前述したようにスプール側の付勢手段によ
って、元の状態に復帰する。なお、図4中下側はソレノ
イドコイル10が非通電状態にあるとき、上側は通電状
態にあり、ロッド2、プランジャ3が図中左側に移動し
た状態を示す。
【0015】上述した構造による従来の電磁ソレノイド
1によれば、図4に示されるように、ソレノイドコイル
10を励磁したときの磁束が前記電磁プランジャ3の内
部を流れるときに、前述した流体通路17の存在によっ
て磁気通路断面積が非常に狭くなり、ソレノイドコイル
10の励磁によって得られる推力によるソレノイド効率
が低下するという問題があった。特に、このような流体
通路17の通路径が大きい程、プランジャ3の磁気通路
となる部分の肉厚は薄くなり、通路17が形成されてい
ない部分を配慮しても、全体としての磁気通路の断面積
は小さい。
【0016】そして、このような電磁ソレノイド1によ
れば、可変絞り弁の駆動源として必要な推力が得られる
ようなソレノイド効率を得るためには、この電磁ソレノ
イドを大型化する必要があり、実用面で好ましくない。
【0017】本発明はこのような事情に鑑みてなされた
ものであり、流体中に臨んで設けられる密閉型の電磁ソ
レノイドにおいて、軸線方向への推力を増大させ、ソレ
ノイド効率を向上させることができる電磁ソレノイドを
得ることを目的とする。
【0018】
【課題を解決するための手段】このような目的に応える
ために本発明に係る電磁ソレノイドは、一端に可動ロッ
ドを有する電磁プランジャを軸線方向に進退自在に保持
する筒状部を有しこの筒状部を非磁性リングとその両端
側に設けた透磁性スリーブとから構成している本体ハウ
ジングと、この本体ハウジングの筒状部の周囲に配置さ
れ通電により前記電磁プランジャを軸線方向に移動させ
るコイルボビンに巻回したソレノイドコイルとを備え、
前記電磁プランジャの前記可動ロッド側の一端から他端
にかけて、ダンパ機能をもつ絞りを有する流体通路を貫
通して形成している電磁ソレノイドであって、前記絞り
を、前記電磁プランジャの前記非磁性リングにほぼ対応
する位置に形成している。
【0019】本発明に係る電磁ソレノイドは、前記絞り
を形成する小径孔部分を、前記電磁プランジャにおける
前記非磁性リングの少なくとも軸線方向の一端部から中
央部を越えた位置にかけて対向するように延在させて設
けている。
【0020】本発明によれば、ソレノイドコイルへの通
電時にこのソレノイドコイルから電磁プランジャへの磁
束は、透磁性スリーブを介して電磁プランジャにおける
非磁性リングにほぼ対応する部分を通って流れる。この
部分に絞りを設けているから、磁気通路の断面積を増加
させることができ、その結果ソレノイドの効率を向上さ
せることが可能となる。
【0021】電磁ソレノイドにより駆動制御される電磁
式可変絞り弁となるスプールバルブは、たとえば車速感
応式パワーステアリング装置用コントロールバルブであ
って、電磁ソレノイドは、車速のような車輌の走行条件
に対応させて制御されるが、これに限らない。要する
に、可動ロッドの先端部を、被駆動部材の流体通路中に
臨ませて駆動される電磁ソレノイドであれば、種々の分
野における様々な装置の駆動源として用いることができ
る。
【0022】
【発明の実施の形態】図1ないし図3は本発明に係る電
磁ソレノイドの一つの実施の形態を示し、これらの図に
おいて、前述した図4と同一または相当する部分には同
一番号を付して説明は省略する。
【0023】本発明によれば、前述した電磁ソレノイド
1において、電磁プランジャ3における可動ロッド2側
の一端から他端にかけて形成した流体通路17の途中に
設けるダンパ機能をもつ絞り18を、この電磁プランジ
ャ3における前記筒状部7を形成する非磁性リング8に
ほぼ対応する位置に形成したところを特徴としている。
【0024】この実施の形態では、前記絞り18を形成
する小径孔部分を、前記電磁プランジャ3の非通電時の
停止位置(図1中上半分を参照)や通電時(図1中下半
分を参照)において、この電磁プランジャ3における前
記非磁性リング8の少なくとも軸線方向の一端部から中
央部を越えた位置にかけて対向するように延在して設け
ている。
【0025】このような構造では、ソレノイドコイル1
0への通電時にこのソレノイドコイル10から電磁プラ
ンジャ3への磁束は、筒状部7における筒部4a、透磁
性スリーブ9を介して電磁プランジャ3における非磁性
リング8にほぼ対応する部分を通って流れる。そして、
この部分に絞り18を設けているから、従来に比べて磁
気通路の断面積を増加させることができ、その結果電磁
ソレノイド1の効率を向上させることが可能となる。
【0026】すなわち、電磁プランジャ3を磁気吸引力
により軸線方向に移動させる際の推力は、磁気通路の断
面積が大きい程、優れていることが確認されている。本
発明は、このような磁気吸引力による推力の大きさを確
保するために、電磁プランジャ3において磁束通路とな
る部分での断面積を、この部分に形成する流体通路17
を前記絞り18とすることによって大きくしている。
【0027】ここで、上述した絞り18は、電磁プラン
ジャ3に形成した一つまたは複数の流体通路17のうち
の一箇所に設けるとよいが、推力のアンバランスを防ぐ
ためには、電磁プランジャ3において軸対称位置に設け
た二つまたは三つの流体通路17の前記非磁性リング8
に対応する同一箇所に絞り18を設けるとよい。また、
このような絞り18の径寸法や軸線方向の長さ寸法は、
電磁ソレノイド1の使用環境に応じて適宜設定される。
【0028】ここで、上述した電磁ソレノイド1を、た
とえば車速感応式パワーステアリング装置用コントロー
ルバルブとなる電磁式可変絞り弁となるスプールバルブ
20に付設し、そのスプール21を可動ロッド2によ
り、圧縮コイルばね22の付勢力と協働して進退動作さ
せるように構成した場合を、図2に示す。なお、スプー
ルバルブ20の詳細な説明はここでは省略する。
【0029】また、上述した絞り18を設けることによ
り磁気通路の断面積を確保した場合と、前述した図4の
ように流体通路17が設けられている場合との比較を、
図3に示す。なお、図中実線は本発明のように磁気通路
の断面積を確保した場合を、破線は従来例を示す。そし
て、この特性図から明らかなように、ソレノイドコイル
10への通電電流が大きくても、小さくても、ソレノイ
ド推力に差があり、本発明の構造とすればよいことは明
白である。
【0030】上述した構造によれば、ソレノイドの推力
の増大させるとともに電磁プランジャ3に作用するアン
バランスもなくし、従来に比べてソレノイド効率を向上
させることができる。また、このような構造によれば、
従来に比べてソレノイドの小型化を図ることが可能であ
る。
【0031】なお、本発明は上述した実施の形態におけ
る構造に限定されず、電磁ソレノイド1を構成する各部
の形状、構造等を、適宜変形、変更することができる。
また、上述した実施の形態では、本発明に係る電磁ソレ
ノイド1をパワーステアリング装置における電磁式可変
絞り弁のようなスプールバルブ20の駆動源として用い
た場合を説明したが、本発明はこれに限定されず、種々
の分野に使用される機器、装置において、軸線方向への
推力により駆動制御されるものであれば採用して効果を
発揮することができる。
【0032】
【発明の効果】以上説明したように本発明に係る電磁ソ
レノイドによれば、電磁プランジャの可動ロッド側の一
端から他端にかけて形成した流体通路中のダンパ機能を
もつ絞りを、電磁プランジャを進退自在に保持する筒状
部の非磁性リングにほぼ対応する位置に位置付けて電磁
プランジャに設けているので、以下に述べる優れた効果
を奏する。
【0033】本発明によれば、流体中に可動ロッドを臨
ませているタイプの電磁ソレノイドにおいて、電磁プラ
ンジャを磁気吸引力により移動させるためのソレノイド
コイルからの磁気通路の断面積を従来に比べて大きくす
ることができるから、ソレノイドにおける推力を増大さ
せ、ソレノイド効率を向上させることができる。
【0034】また、本発明によれば、電磁ソレノイドと
して構成部品点数は従来と同じで、単に電磁プランジャ
に形成する流体通路における絞りの位置を変更するだけ
であり、構造が簡単であり、さらに必要な推力を従来よ
りも小型なもので得ることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明に係る電磁ソレノイドの一つの実施の
形態を示す断面図である。
【図2】 図1の電磁ソレノイドをスプールバルブの駆
動源として用いた場合の断面図である。
【図3】 本発明に係る電磁ソレノイドによるソレノイ
ド効率を説明するための特性図である。
【図4】 従来の電磁ソレノイドの一例を示す断面図で
ある。
【符号の説明】
1…電磁ソレノイド、2…可動ロッド、3…電磁プラン
ジャ、4…透磁性材料からなる本体ハウジング、4a…
筒部、5…ロッド保持孔、6…プランジャ保持孔、7…
筒状部、8…非磁性リング、9…透磁性スリーブ、10
…ソレノイドコイル、11…コイルボビン、12…パイ
プハウジング、13…蓋体、16…通路孔、17…流体
通路、18…絞り、20…電磁式可変絞り弁を構成する
スプールバルブ、21…スプール、22…圧縮コイルば
ね(付勢手段)。

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 一端に可動ロッドを有する電磁プランジ
    ャを軸線方向に進退自在に保持する筒状部を有しこの筒
    状部を非磁性リングとその両端側に設けた透磁性スリー
    ブとから構成している本体ハウジングと、 前記本体ハウジングの筒状部の周囲に配置され通電によ
    り前記電磁プランジャを軸線方向に移動させるコイルボ
    ビンに巻回したソレノイドコイルとを備え、 前記電磁プランジャの前記可動ロッド側の一端から他端
    にかけて、ダンパ機能をもつ絞りを有する流体通路を貫
    通して形成している電磁ソレノイドにおいて、 前記絞りを、前記電磁プランジャの前記非磁性リングに
    ほぼ対応する位置に形成したことを特徴とする電磁ソレ
    ノイド。
  2. 【請求項2】 請求項1記載の電磁ソレノイドにおい
    て、 前記可動ロッドの先端部は、被駆動部材の流体通路中に
    臨んでいることを特徴とする電磁ソレノイド。
  3. 【請求項3】 請求項1または請求項2記載の電磁ソレ
    ノイドにおいて、 前記絞りを形成する小径孔部分を、前記電磁プランジャ
    における前記非磁性リングの少なくとも軸線方向の一端
    側から中央部を越えた位置にかけて対向するように延在
    させて設けたことを特徴とする電磁ソレノイド。
JP10053325A 1998-03-05 1998-03-05 電磁ソレノイド Pending JPH11248023A (ja)

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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR101142968B1 (ko) 2009-12-16 2012-05-08 보그워너베루시스템즈코리아 주식회사 솔레노이드
CN111173985A (zh) * 2019-12-24 2020-05-19 河北工业职业技术学院 电液比例阀

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KR101142968B1 (ko) 2009-12-16 2012-05-08 보그워너베루시스템즈코리아 주식회사 솔레노이드
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