JPH11247811A - 防振グロメット - Google Patents

防振グロメット

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JPH11247811A
JPH11247811A JP5470698A JP5470698A JPH11247811A JP H11247811 A JPH11247811 A JP H11247811A JP 5470698 A JP5470698 A JP 5470698A JP 5470698 A JP5470698 A JP 5470698A JP H11247811 A JPH11247811 A JP H11247811A
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JP
Japan
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vibration
panel
mounting hole
grommet
molding
Prior art date
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Pending
Application number
JP5470698A
Other languages
English (en)
Inventor
Shigeo Oi
茂雄 大井
Katsumitsu Nanba
克光 難波
Takehisa Shamoto
岳久 社本
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Togo Seisakusho Corp
Toyota Motor Corp
Original Assignee
Togo Seisakusho Corp
Toyota Motor Corp
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Publication date
Application filed by Togo Seisakusho Corp, Toyota Motor Corp filed Critical Togo Seisakusho Corp
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 モールに衝撃が作用してもその振動が車両パ
ネルに伝達されにくくする。 【解決手段】 車両パネルPに取り付けるためのパネル
装着部19を硬質樹脂部とする。これと一体にモールM
を押さえ付けるための防振部2を軟質樹脂材にて積み上
げ状に設ける。防振部2の押さえ部14は自然状態で
は、モールMの取付け孔4に貫挿可能であり、通過後に
タッピングスクリュー5をねじ込むと押さえ部10が圧
潰して拡幅し、モールMを内外から挟み込んで保持す
る。これにより、モールMに飛び石が当たっても、その
衝撃がクッション性を有する押さえ部10によって吸収
されるため、車両側への伝達が緩和される。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、被装着物に生じ
た振動・音を車両側に伝達させないようにするための防
振グロメットに関するものである。
【0002】
【従来の技術】例えば、自動車の両側下縁部には前後方
向に沿ってロッカーモール(以下、単にモールとい
う。)と呼ばれるプロテクターが取り付けられている。
従来より、その取付けは合成樹脂製のグロメットによっ
てなされてきた。すなわち、グロメットは基板とその下
面側に垂下された一対の脚部とからなっているととも
に、基板の中央部には両脚部間に開口するようにして貫
通孔が形成されていた。そして、モールの取付けにあた
っては、まず両脚部を車両パネルに開口する取付け孔へ
予め差し込んでおき、そのもとで、モールに形成された
装着孔と貫通孔とを整合させつつタッピングねじをねじ
込む。タッピングねじをねじ込む過程で両脚部が強制的
に押し広げられ、取付け孔の開口縁に強く係止すること
で全体の抜け止めがなされる、というものであった。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記の
ようなグロメットを用いた場合には、次のような解決す
べき点があった。すなわち、上記したモールは車両の下
部に配置されることから、走行中に飛び石等が衝突する
可能性が比較的高い。そのようなときに、従来の取付け
の構造ではモールに対する衝撃に伴う振動・音がグロメ
ットを介して車室内に伝達されてしまう。
【0004】本発明は、こうした問題点に鑑みて開発さ
れたものであり、その目的とするところは衝撃対策を施
したグロメットを提供することである。
【0005】
【課題を解決するための手段】上記の目的を達成するた
めの請求項1の発明は、硬質樹脂材よりなり車両パネル
に開口する取付け孔へ差し込んで係止可能なパネル装着
部と、このパネル装着部と一体に設けられ被装着物と車
両パネルとの間に介在されるクッション性を備えた軟質
樹脂材よりなる防振部と、前記被装着物を車両パネル側
へ押しつけて固定する固定手段とを備えてなることを特
徴とするものである。
【0006】また請求項2の発明は、請求項1記載のも
のにおいて、前記防振部には、前記被装着物の内面側に
接する基部と、この基部上に立設されるとともに、自然
状態では被装着物に開口する装着孔へ貫挿可能に形成さ
れ、装着孔を貫通した後には拡幅状に圧潰して前記被装
着物を前記基部と共に挟持する押さえ部とが設けられて
いることを特徴とするものである。
【0007】さらに請求項3の発明は、請求項2記載の
ものにおいて、前記パネル固定部には、開脚方向への変
形可能に形成された一対の脚部が形成される一方、前記
押さえ手段は前記防振部を通して前記脚部間へねじ込む
過程で前記押さえ部を圧潰しつつ脚部を強制拡開させて
前記取付け孔の孔縁に係止させるねじ部材であることを
特徴とするものである。
【0008】さらにまた請求項4の発明は、請求項2ま
たは3記載のものにおいて、前記押さえ部は、自然状態
では前記装着孔へ挿通可能な筒状に形成されるととも
に、その側面には前記押さえ部を圧潰変形させるための
肉抜き孔が形成されていることを特徴とするものであ
る。
【0009】
【発明の作用および効果】請求項1の発明において、被
装着物を車両パネルへ固定する場合には、まずパネル装
着部を車両パネルの取付け孔へ差し込む。次に、被装着
物を防振部が車両パネルとの間で挟まれるようにして車
両パネルに対向させた後、固定手段によって被装着物を
車両パネル側へ押しつけつつ固定する。かくして、被装
着物が車両パネルに対して防振部を介在しつつ固定され
る。請求項1の発明によれば、このようにして取り付け
られた被装着物は、車両パネルとの間にクッション性を
有する防振部を介在させた状態で保持されているため、
被装着物に飛び石等による衝撃が加わった場合にも、振
動・音が車両パネルひいては車室内へ伝達されてしまう
のを有効に緩和することができる。
【0010】請求項2の発明では、押さえ部は被装着物
の装着孔を通過した後に圧潰して拡幅するため、被装着
物に対する押さえ代を大きくすることができる。このた
め、被装着物の保持が安定したものとなる。
【0011】請求項3の発明では、ねじ部材をねじ込む
過程で押さえ部が圧潰し、同時に脚部を強制的に拡開さ
せて取付け孔の孔縁に係止させるため、被装着物に対す
る装着動作を効率的に行わせることができる。
【0012】さらに、請求項4の発明によれば、押さえ
部には肉抜き孔が形成されているため、押さえ部の圧潰
変形を容易かつ円滑に行うことができる。
【0013】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態を図面
に基づいて説明する。図1〜図7は本発明の第1実施形
態を示すものである。まず、本実施形態で使用するグロ
メットについて説明する。グロメットGは硬質樹脂材
(ポリオレフイン系樹脂材)よりなる硬質樹脂部と、ク
ッション性を備えた軟質樹脂材(熱可塑性エラストマ
ー)よりなる軟質樹脂部とによって一体成形されてい
る。また、グロメットGはその機能からは、車両パネル
P側に開口する取付け孔4へ挿入されて車両パネルPに
対する固定を行う脚部1(パネル装着部)と、モールM
(被装着物)の側に開口する装着孔3へ挿入されてモー
ルMを押さえ込んで保持する防振部2とから構成されて
いる。
【0014】硬質樹脂部には、取付け孔4より大きめに
形成されかつ車両パネルPに当接される基板7とここか
ら垂下された一対の脚部1とが形成されている。両脚部
1は自然状態では車両パネルPの取付け孔4へ差し込み
可能になっており、タッピングスクリュー5(ねじ部
材)のねじ込みによって開脚方向へ変形し、その外壁面
が取付け孔4の孔縁に食い込むように係止することでグ
ロメットG全体の抜け止めがなされるようになってい
る。また、両脚部1の対向面にはタッピングスクリュー
5によってねじ込まれるねじ受け部6が所定の間隔をお
いて対向している。
【0015】また、基板7上には軟質樹脂部よりなる防
振部2が積層されている。硬質・軟質の両樹脂部は硬質
樹脂部の成形の後のインサート成形によって一体化が図
られるのであるが、異種材料であるため接着性が決して
良好でないため、機械的接着を図るために硬質樹脂部の
基板7の中央には先端に円形の張り出しを有する連結片
8が突設されており、成形時には軟質樹脂部の成形肉が
この張り出しの下側に潜り込むことで異種の樹脂材同士
の連結強度が確保されている。
【0016】防振部2において、硬質樹脂部の基板7上
にはほぼ同じ大きさの基部9がシート状に積層されてお
り、この基部9の上面はモールMの内面と密着するよう
になっている。また、基部9の中央部には角筒状に形成
された押さえ部10が立設されている。押さえ部10は
その自然状態ではモールMに開口する角孔であるところ
の装着孔3に貫通可能に形成されている。押さえ部10
の内部はタッピングスクリュー5が挿入される貫通孔1
8となるよう、上下に開口するように形成されており、
その下面側の開口は両脚部1間に臨んでいる。
【0017】さらに、押さえ部10の根元部分(基部9
寄りの部分)はほぼモールMの厚みに等しい高さをもっ
た支持筒11となっているが、それより上側はタッピン
グスクリュー5のねじ込みに伴って圧潰される可撓筒1
2となっている。この可撓筒12の各外側壁面において
は、支持筒11との境界部分および支持筒11の上部開
口縁との境界部分はそれぞれ幅方向に沿って各上下一対
の案内溝13が刻設されるとともに、上下の案内溝13
で挟まれた部分(以下、押さえ板14という)の中央に
はその両側縁から内側横向きに左右一対の切り込み15
が設けられている。こうした切り込み15あるいは案内
溝13のような肉抜きがなされることによって、可撓筒
12は圧潰したときに、その変形したときの形態が常に
図6あるいは図7に示すようになる。すなわち、各押さ
え板14は上下の案内溝13を節目として外側へ拡幅状
に張り出し、かつ左右の切り込み15を中心として折り
重なるような潰れ変形が安定的になされることになる。
なお、可撓筒12の各側壁面において対向する一組のも
のには、その両側縁に縦向きにスリット16が入れられ
ている。
【0018】次に、上記のように構成された第1実施形
態の作用効果を具体的に説明する。まず、図5に示すよ
うに、グロメットGの両脚部1を車両パネルPの取付け
孔4へ挿入する。次に、モールMを車両パネルPに沿わ
せながら装着孔3に押さえ部10の上端を適合させ、そ
のまま嵌め入れる。この時には、押さえ部10は自然状
態であるため、その幅寸法は装着孔3と等しいかこれよ
り小さく、また起立姿勢を保つ程度の剛性は備えている
ため、装着孔3への挿入時に座屈を生じることもなく、
挿入作業は円滑になされる。そして、モールMを基部9
に当接させるまで押さえ部10に対する挿入がなされる
と、支持筒11より上側、つまり可撓筒12部分がモー
ルMの外側へ突出する。
【0019】この状態で、可撓筒12の上端縁に座金1
7を当て、そのままタッピングスクリュー5を貫通孔1
8へ挿入してねじ込む。タッピングスクリュー5は両脚
部1のねじ受け部6の内面に下向きに切り込んで行き、
その過程で、可撓筒12に対して座金を介して押圧力を
作用させる。これによって、各押さえ板14は上下の案
内溝13を節目としながら切り込み15を中心にくの字
状に屈曲する。さらにタッピングスクリュー5のねじ込
みが進行すると、ついには押さえ板14が平板状に圧潰
変形し、図7に示す状態となる。このときには、両脚部
1はタッピングスクリュー5の割り込みによって強制的
に開脚変形させられているため、その付け根部分の外壁
面が取付け孔4の孔縁に食い込み、これによって全体の
抜け止めが達成されている。また、モールMは押さえ部
10と基部9との間で挟持された状態で車両パネルPに
押さえ付けられている。
【0020】以上のようにして取り付けられたモールM
は車両パネルPとの間にはクッション性を有する基部9
が介在されている、モールMに飛び石が当たっても、車
両側に振動・音が伝達されることが有効に緩和される。
また、本実施形態では押さえ部10と基部9とによって
モールMを内外から挟持しているため、タッピングスク
リュー5を経由して車両側へ振動等が伝達する経路にも
防振対策が行き届いている。したがって、より高い防振
機能が実現されている。
【0021】さらに、第1実施形態では押さえ部10は
ねじ込み前はそのまま装着孔3を通過でき、ねじ込みに
よって拡幅状に圧潰してモールMの上方への抜けを防ぐ
ようになっている。つまり、ねじ締め動作を利用してモ
ールMの抜け防止を行うことができるため、作業性にも
優れる。
【0022】図8および図9は本発明の第2実施形態を
示すものである。第1実施形態では、固定手段としてタ
ッピングスクリュー5を使用したものを示したが、第2
実施形態ではこれを廃している。すなわち、本実施形態
ではパネル装着部19(硬質樹脂製)として水平断面が
略S字形状をなし中央部が膨出した形態であり、その側
面の点対称位置が開口するようになっている。これによ
り、パネル装着部19は縮径方向への弾性変形が可能と
なり、車両パネルPの取付け孔4を縮径しながら通過す
ることができ、通過後には復帰してその外側面が取付け
孔4の孔縁に圧着して抜け止め状態で係止することがで
きる。
【0023】また、防振部20(軟質樹脂製)は基部2
1と、パンタグラフ形状をなした押さえ部22とからな
っている。押さえ部22と基部21との境界部分の外面
には幅方向に沿って案内溝23が刻設されており、また
押さえ部22の内面にも、その中央高さ位置の両側およ
び天井面の両側縁にも案内溝23が同様に刻設されてい
る。これによって、押さえ部22は図9に示すように平
板状に折り重なるようにして拡幅状に圧潰可能となる。
つまり、押さえ部22は自然状態では図8に示すように
縦方向へ伸張した形態となって、モールMの装着孔3へ
貫挿可能となっているが、装着孔3を通過した後に上方
から押圧力を作用させることで、圧潰変形してモールM
を押さえ付け可能となる。さらに、押さえ部22の天井
面には抜け止め爪25が垂下しており、これに対応して
基部21の上面には係止孔24が凹設され、抜け止め爪
25と弾性的に係合して押さえ部22の圧潰状態を保持
することができるようにしている。また、これらの係着
力を確保するために、係止孔24周りは基部21を貫い
てパネル装着部19から一体に形成され、つまり硬質樹
脂材にて形成されている。さらに、抜け止め爪25も同
様に硬質樹脂材にて形成されている。但し、この抜け止
め爪25は他の硬質樹脂部分とは別体に形成され、その
ベース部分は平板状をなして防振部20の天井部分に埋
め込まれている。
【0024】上記のように構成された第2実施形態で
は、パネル装着部をモールMの取付け孔4へ挿入すれ
ば、パネル装着部が縮径変形しつつ取付け孔4を通過
し、その後の弾性復帰によって取付け孔4の孔縁に係止
してグロメットGの抜け止めがなされる。その後、押さ
え部22を伸張状態にしたままその先端が装着孔3に適
合するようにしてモールMを車両パネルPに沿わせて押
し込む。これにより、モールMは基部21に密着し押さ
え部22をモールM表面より突出させる(図8状態)。
最後に、押さえ部22の突出端を真っ直ぐ押圧すると、
抜け止め爪が係止孔に弾性的に係入するため、押さえ部
22が拡幅した圧潰状態に保持される。したがって、押
さえ部22がモールMの上面を押さえつけることによっ
て、モールMの抜け止めがなされる。
【0025】かくして、モールMは第1実施形態と同様
にモールMを内外からクッション材によって挟持するよ
うにしたため、モールMに生じた衝撃を車両パネルP
側、つまり車室内に伝達するこど緩和される。また、特
に第2実施形態では、固定手段としてタッピングスクリ
ュー5を用いず抜け止め爪25を係止孔24に押し込む
方式を採用したため、ねじ込みの煩わしさもなく、作業
を迅速に行うことができる利点が得られる。
【0026】なお、本発明は種々の変更が可能であり、
次のような変形例も本発明の技術的範囲に含まれる。 本実施形態では、モールMを軟質樹脂部によって内外
から挟み込むようにしたものを示したが、内側にのみ、
つまりモールMと車両パネルPとの間にのみ介在される
形式のものであってもよい。したがって、本実施形態の
ように、圧潰可能な可撓筒12を必ずしも備えたもので
なくともよく、その弾性を利用して強制的に装着孔3を
通過させてモールMを内外から挟むようなものであって
もよい。 防振部2は必ずしも角筒形状である必要はなく、円筒
であってもよい。 何れの実施形態でもグロメットGは車両パネルPに先
付けされる作業方法を説明したが、モールMに先付けし
その後車両パネルPへの取付けを行う作業順であっても
よい。
【図面の簡単な説明】
【図1】第1実施形態におけるモールの取付け構造を示
す分解斜視図
【図2】グロメットを一部破断して示す正面図
【図3】同じく側面図
【図4】同じく平面図
【図5】取付け作業を示す側断面図
【図6】押さえ部の圧潰途上の状態を示す側断面図
【図7】取付け作業が完了した状態を示す側断面図
【図8】第2実施形態に係るグロメットによる取付け作
業の途中を示す側断面図
【図9】同じく取り付け完了後の状態を示す側断面図
【符号の説明】
1…脚部(パネル装着部) 2,20…防振部 3…装着孔 4…取付け孔 5…タッピングスクリュー 9,21…基部 10,22…押さえ部 18…貫通孔 G…グロメット P…車両パネル M…モール(被装着物)
フロントページの続き (72)発明者 社本 岳久 愛知県豊田市トヨタ町1番地 トヨタ自動 車株式会社内

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 硬質樹脂材よりなり車両パネルに開口す
    る取付け孔へ差し込んで係止可能なパネル装着部と、 このパネル装着部と一体に設けられ被装着物と車両パネ
    ルとの間に介在されるクッション性を備えた軟質樹脂材
    よりなる防振部と、 前記被装着物を車両パネル側へ押しつけて固定する固定
    手段とを備えてなることを特徴とする防振グロメット。
  2. 【請求項2】 前記防振部には、前記被装着物の内面側
    に接する基部と、この基部上に立設されるとともに、自
    然状態では被装着物に開口する装着孔へ貫挿可能に形成
    され、装着孔を貫通した後には拡幅状に圧潰して前記被
    装着物を前記基部と共に挟持する押さえ部とが設けられ
    ていることを特徴とする請求項1記載の防振グロメッ
    ト。
  3. 【請求項3】 前記パネル固定部には、開脚方向への変
    形可能に形成された一対の脚部が形成される一方、前記
    押さえ手段は前記防振部を通して前記脚部間へねじ込む
    過程で前記押さえ部を圧潰しつつ脚部を強制拡開させて
    前記取付け孔の孔縁に係止させるねじ部材であることを
    特徴とする請求項2記載の防振グロメット。
  4. 【請求項4】 前記押さえ部は、自然状態では前記装着
    孔へ挿通可能な筒状に形成されるとともに、その側面に
    は前記押さえ部を圧潰変形させるための肉抜き孔が形成
    されていることを特徴とする請求項2または3記載の防
    振グロメット。
JP5470698A 1998-03-06 1998-03-06 防振グロメット Pending JPH11247811A (ja)

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Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US8622376B2 (en) 2010-01-19 2014-01-07 Normand R. Lavigne Vibration isolator
JP2014119046A (ja) * 2012-12-18 2014-06-30 Nifco Inc 挟持用ホルダー
CN112313849A (zh) * 2018-06-27 2021-02-02 株式会社自动网络技术研究所 配线构件的固定结构

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