JPH11247409A - 床材の施工方法 - Google Patents

床材の施工方法

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JPH11247409A
JPH11247409A JP5050998A JP5050998A JPH11247409A JP H11247409 A JPH11247409 A JP H11247409A JP 5050998 A JP5050998 A JP 5050998A JP 5050998 A JP5050998 A JP 5050998A JP H11247409 A JPH11247409 A JP H11247409A
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Morio Hayashi
守男 林
Yoshinari Takase
良成 高瀬
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 床材の継ぎ目と床下地板の継ぎ目の位置をず
らせて床材の継ぎ目の目隙を防止できる床材の施工方法
を提供する。 【解決手段】 矩形状の床材2の長手方向の長さL2
整数倍の長さに長手方向の長さL1 が形成されると共に
床材2の短手方向の幅W2 の整数倍の長さに幅W 1 が形
成された床下地板1を建物の床面に並べて敷設し、この
床下地板1の上に床材2を並べて敷設する床材の施工方
法である。これにおいて、適宜の床材2を床材2の幅方
向の適所で床材2の長手方向に切断すると共に必要に応
じて床材2の長手方向の適所で床材2を幅方向に切断し
て小割り床材2aを形成し、この小割り床材2aを適所
に敷設して床下地板1の継ぎ目A1 ,A2 と床材2の継
ぎ目B1 ,B2 の位置をずらせるように床材2を敷設す
る。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、建物の床面に合
板、パーチクルボードのような床下地板を敷設した後に
床の表面を構成する床材を敷く施工を行う床材の施工方
法に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来、床下地板1は建物のモジュールに
合わせて例えば幅W1 ×長さL1 が909mm×181
8mmの寸法にしてあり、床材2も建物モジュールに合
わせて例えば幅W2 ×長さL2 が303mm×1818
mの寸法にしてある。そして床材2を施工する場合、建
物躯体の根太上等に複数枚の床下地板1を並べて図5
(a)に示すように敷設し、この床下地板1の上に図5
(b)のように床材2を並べて敷設している。図5でA
1 は床下地板1の幅方向の継ぎ目、A2 は床下地板1の
長手方向の継ぎ目、B1 は床材2の幅方向の継ぎ目、B
2 は床材2の長手方向の継ぎ目である。床材2を敷設す
るときには床材2を床材2の長手方向の適所で切断し、
床材2の長手方向の継ぎ目B2 はずれるようにしてあ
る。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】ところで、床下地板1
及び床材2が建物のモジュールに合わせた寸法になって
いて、床下地板1の幅W1 が床材2の幅W2 の3倍の寸
法になっていると共に床下地板1の長手方向の長さL1
と床材2の長手方向の長さL2 とが同じ寸法になってお
り、床材2の継ぎ目B1 と床下地板1の継ぎ目A1 とが
合致すると共に床材2の継ぎ目B2 と床下地板1の継ぎ
目A2 とが合致する部分ができる。ところで、床下地板
1は合板のような材料にて形成されているために含水率
が5%変化すると、1818mmの長さで1.8〜2.
7mmの長さ程度変化し、上記のように床下地板1の継
ぎ目A1 ,A2 と床材2の継ぎ目B1 ,B2 が合致する
と、床材2の継ぎ目B1 ,B2 に目隙が生じるという問
題がある。
【0004】本発明は叙述の点に鑑みてなされたもので
あって、床材の継ぎ目と床下地板の継ぎ目の位置をずら
せて床材の継ぎ目の目隙を防止できる床材の施工方法を
提供するにある。
【0005】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決するため
の本発明の請求項1の床材の施工方法は、矩形状の床材
2の長手方向の長さL2 の整数倍の長さに長手方向の長
さL1 が形成されると共に床材2の短手方向の幅W2
整数倍の長さに幅W1 が形成された床下地板1を建物の
床面に並べて敷設し、この床下地板1の上に床材2を並
べて敷設する床材の施工方法において、適宜の床材2を
床材2の幅方向の適所で床材2の長手方向に切断すると
共に必要に応じて床材2の長手方向の適所で床材2を幅
方向に切断して小割り床材2aを形成し、この小割り床
材2aを適所に敷設して床下地板1の継ぎ目A1 ,A2
と床材2の継ぎ目B1 ,B2 の位置をずらせるように床
材2を敷設することを特徴とする。上記のように施工す
ることで、床下地板1の幅W1 及び長さL1 の寸法が床
材2の幅W2 及び長さL2 の寸法の整数倍であっても、
床下地板1の継ぎ目A1 ,A2 と床材2の継ぎ目B1
2 とがずれるように施工されて床材2の継ぎ目B1
2 に目隙を生じないようになる。
【0006】また本発明の請求項2の床材の施工方法
は、請求項1において、幅方向の適所で切断すると共に
必要に応じて長手方向の適所で切断した小割りパネル2
aを床下地板1の長手方向と平行な壁際に沿って敷設す
ることを特徴とする。床材2の継ぎ目B1 ,B2 と床下
地板1の継ぎ目A1 ,A2 とをずらせるために小割りパ
ネル2aを用いるものであっても小割りパネル2aを目
立たない壁際に敷設することで外観よく施工することが
できる。
【0007】
【発明の実施の形態】床材2は図1に示すように矩形板
状に形成されており、例えば、合板3の表面にMDFボ
ード(中密度繊維板)4を一体に積層し、MDFボード
4の上になら等の突板5を積層して形成されている。ま
た床材2の四周のうち1つの隣合う2辺には雌実となる
凹部6を略全長に亙るように亙るように穿設してあり、
残りの1つの隣合う2辺には雄実となる突部7を略全長
に亙るように突設してあり、床材2を並べたときに隣合
う床材2の凹部6と突部7とを嵌合して接続できるよう
になっている。床材2は建物モジュールに合わせた寸法
に形成されるものであり、本例の場合、床材2の幅W2
は303mmで長さL2 が1818mmである。
【0008】床下地板1は合板、パーチクルボード等に
て矩形状に形成されている。この床下地板1の大きさも
建物モジュールに合わせた寸法になっており、床材2の
幅W 2 及び長さL2 の整数倍(1倍も含む)寸法になっ
ている。本例の場合、床下地板1の幅W1 は床材2の幅
2 の3倍で909mmであり、床下地板1の長さL 1
は床材2の長さL2 と同じで1818mmである。この
床下地板1は建物躯体の床面で根太等の上に並べて図1
(a)に示すように敷設される。このとき床下地板1は
スクリュー釘等の固着具にて固着される。
【0009】このように床下地板1を敷設した後に床下
地板1の上に床材2を並べて敷設されるのであるが、壁
際に敷設する床材2は床材2の幅方向の適所で長手方向
に切断すると共に長手方向の適所で切断することで小割
り床材2aが形成される。このとき幅方向の適所で切断
する位置は、幅方向の端縁から100〜200mm程度
離れた位置であり、長手方向の適所で切断する位置は、
長手方向の端縁から100〜1718mm離れた位置で
あり、このような寸法とすることで後述する床下地板1
の継ぎ目A1 ,A2 と床材2の継ぎ目B1 ,B2 を10
0mm以上離すことができるからである。本例の場合、
幅W2 が303mmの床材2の幅方向の中央で長手方向
に切断するようになっている。図3に示す例では床材2
の幅方向の中央で長手方向に切断すると共に床材2の長
手方向から303mm(a寸法)離れた位置で幅方向に
切断して符号ア、イ、ウ、エに示す4つの小割り床材2
を形成している。また図4に示す例では床材2の幅方向
の中央で長手方向に切断して符号オ、カに示す2つの小
割り床材2aを形成している。
【0010】そして床下地板1の長手方向の平行な一対
の壁際のうち一方(図1の上に位置する側)から順に次
のように敷設される。先ず、図1の最上部の左側に符号
アの小割り床材2aが敷設され、次いで符号アの小割り
床材2aの右に符号オの小割り床材2aが敷設され、符
号オの小割り床材2aの右に符号イの小割り床材2aが
敷設される。このようにして最上部の1列目の部分が施
工されるが、この下の部分に床材2を左から右に並べて
2列目の部分が施工される。1列目部分の継ぎ目B2
対して2列目の部分の継ぎ目B2 が長手方向にずれるよ
うに適宜床材2を長手方向の適所で切断して切断床材2
bを形成することで敷設される(図1でbは例えば60
6mm、cは例えば909mmである)。次いで2列目
の部分の下に3列目の部分が1列目の継ぎ目B2 と3列
目の継ぎ目B2 とが揃うように敷設される。このように
して順次床材2が敷設されるが、1列目、3列目、5列
目と奇数列の部分の継ぎ目B2 が揃い、2列目、4列
目、6列目と偶数列の部分の継ぎ目B2 が揃うように敷
設される。7列目である最下部の部分では左側に符号ウ
に示す小割り床材2aが敷設され、符号ウの小割り床材
2aの右に符号カに示す小割り床材2aが敷設され、符
号カに示す小割り床材2aの右に符号エに示す小割り床
材2aが敷設される。このように床材2を敷設した状態
で隣合う床材2は凹部6と突部7の嵌合で接続され、ま
た床材2は床下地板1に接着剤や釘等の固着具で固着さ
れる。上記のように床材2を敷設すると、床下地板1の
継ぎ目A 1 ,A2 に対して床材2の継ぎ目B1 ,B2
ずれると共にこのずれが100mm以上となり、床下地
板1が含水率等で収縮しても床材2の継ぎ目B1 ,B2
に目隙を生じるおそれがない。また小割り床材2aは床
下地板1の長手方向と平行な壁際に敷設してあるために
目立つことがなく外観がよくなる。
【0011】
【発明の効果】本発明の請求項1の発明は、矩形状の床
材の長手方向の長さの整数倍の長さに長手方向の長さが
形成されると共に床材の短手方向の幅の整数倍の長さに
幅が形成された床下地板を建物の床面に並べて敷設し、
この床下地板の上に床材を並べて敷設する床材の施工方
法において、適宜の床材を床材の幅方向の適所で床材の
長手方向に切断すると共に必要に応じて床材の長手方向
の適所で床材を幅方向に切断して小割り床材を形成し、
この小割り床材を適所に敷設して床下地板の継ぎ目と床
材の継ぎ目の位置をずらせるように床材を敷設するの
で、床下地板の幅及び長さの寸法が床材の幅及び長さの
寸法の整数倍であっても、床下地板の継ぎ目と床材の継
ぎ目とがずれるように施工されて床材の継ぎ目に目隙を
生じないようになるものである。
【0012】また本発明の請求項2の発明は、請求項1
において、幅方向の適所で切断すると共に必要に応じて
長手方向の適所で切断した小割りパネルを床下地板の長
手方向と平行な壁際に沿って敷設するので、床材の継ぎ
目と床下地板の継ぎ目とをずらせるために小割りパネル
を用いるものであっても小割りパネルを目立たない壁際
に敷設することで外観よく施工することができるもので
ある。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施の形態の一例を示し、(a)は床
下地板を敷設した状態の平面図、(b)は床材を敷設し
た状態の平面図である。
【図2】同上の床材を示し、(a)は平面図、(b)は
一部切欠断面図である
【図3】同上の床材を切断して小割り床材を形成する状
態を説明するもので(a)は平面図、(b)は一部切欠
断面図である。
【図4】同上の床材を切断して小割り床材を形成する状
態を説明する平面図である。
【図5】従来例を示し、(a)は床下地板を敷設した状
態の平面図、(b)は床材を敷設した状態の平面図であ
る。
【符号の説明】
1 床下地板 2 床材 2a 小割り床材 W1 床下地板の幅 W2 床材の幅 L1 床下地板の長さ L2 床材の長さ

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 矩形状の床材の長手方向の長さの整数倍
    の長さに長手方向の長さが形成されると共に床材の短手
    方向の幅の整数倍の長さに幅が形成された床下地板を建
    物の床面に並べて敷設し、この床下地板の上に床材を並
    べて敷設する床材の施工方法において、適宜の床材を床
    材の幅方向の適所で床材の長手方向に切断すると共に必
    要に応じて床材の長手方向の適所で床材を幅方向に切断
    してして小割り床材を形成し、この小割り床材を適所に
    敷設して床下地板の継ぎ目と床材の継ぎ目の位置をずら
    せるように床材を敷設することを特徴とする床材の施工
    方法。
  2. 【請求項2】 幅方向の適所で切断すると共に必要に応
    じて長手方向の適所で切断した小割りパネルを床下地板
    の長手方向と平行な壁際に沿って敷設することを特徴と
    する請求項1記載の床材の施工方法。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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CN102605930A (zh) * 2012-03-22 2012-07-25 陈泽波 可调节安装高度的实木地板

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