JPH11246443A - 求核性試薬の反応方法 - Google Patents
求核性試薬の反応方法Info
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- JPH11246443A JPH11246443A JP10061913A JP6191398A JPH11246443A JP H11246443 A JPH11246443 A JP H11246443A JP 10061913 A JP10061913 A JP 10061913A JP 6191398 A JP6191398 A JP 6191398A JP H11246443 A JPH11246443 A JP H11246443A
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- bisperfluoroalkylsulfonylimide
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- Y02P—CLIMATE CHANGE MITIGATION TECHNOLOGIES IN THE PRODUCTION OR PROCESSING OF GOODS
- Y02P20/00—Technologies relating to chemical industry
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- Y02P20/52—Improvements relating to the production of bulk chemicals using catalysts, e.g. selective catalysts
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- Catalysts (AREA)
- Organic Low-Molecular-Weight Compounds And Preparation Thereof (AREA)
- Low-Molecular Organic Synthesis Reactions Using Catalysts (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【課題】 ビスパーフルオロアルキルスルホニルイミド
希土類塩触媒を用いた高効率反応方法を提供する。 【解決手段】 次式で示されるビスパーフルオロアルキ
ルスルホニルイミド希土類塩存在下、フッ素含有炭化水
素を媒体とした求核性試薬の反応方法。 [(RfSO2 )2 N]n M (但し、Rfは炭素数2以上のパーフルオロアルキル基
を示し、Mは希土類元素を示し、nはM元素の原子価に
等しい数値を示す。) 【効果】 ビスパーフルオロアルキルスルホニルイミド
希土類塩のフッ素含有炭化水素溶液を提供することによ
り、該希土類塩の触媒効果を向上させることができた。
希土類塩触媒を用いた高効率反応方法を提供する。 【解決手段】 次式で示されるビスパーフルオロアルキ
ルスルホニルイミド希土類塩存在下、フッ素含有炭化水
素を媒体とした求核性試薬の反応方法。 [(RfSO2 )2 N]n M (但し、Rfは炭素数2以上のパーフルオロアルキル基
を示し、Mは希土類元素を示し、nはM元素の原子価に
等しい数値を示す。) 【効果】 ビスパーフルオロアルキルスルホニルイミド
希土類塩のフッ素含有炭化水素溶液を提供することによ
り、該希土類塩の触媒効果を向上させることができた。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明はビスパーフルオロア
ルキルスルホニルイミド希土類塩を触媒として用いた反
応方法に関する。
ルキルスルホニルイミド希土類塩を触媒として用いた反
応方法に関する。
【0002】
【従来の技術】ビスパーフルオロアルキルスルホニルイ
ミドの希土類塩はルイス酸性を示し、各種の反応の触媒
として使用されている(特開平7−246338号公
報、特願平9−51102号等)。ルイス酸触媒の反応
媒体としては触媒活性が保持でき、反応効率の高いもの
が好ましい。一般的には極性の低い反応媒体がよく用い
られる。しかしながら、該希土類塩は極性の低い溶媒へ
の溶解性が低い。その為、不均一反応となり反応活性が
低かった。
ミドの希土類塩はルイス酸性を示し、各種の反応の触媒
として使用されている(特開平7−246338号公
報、特願平9−51102号等)。ルイス酸触媒の反応
媒体としては触媒活性が保持でき、反応効率の高いもの
が好ましい。一般的には極性の低い反応媒体がよく用い
られる。しかしながら、該希土類塩は極性の低い溶媒へ
の溶解性が低い。その為、不均一反応となり反応活性が
低かった。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】本発明の課題はビスパ
ーフルオロアルキルスルホニルイミド希土類塩触媒を用
いた高効率反応方法を提供するものである。
ーフルオロアルキルスルホニルイミド希土類塩触媒を用
いた高効率反応方法を提供するものである。
【0004】
【課題を解決するための手段】本発明者らはビスパーフ
ルオロアルキルスルホニルイミド希土類塩を用いた高効
率な反応方法について鋭意検討した結果、ビスパーフル
オロアルキルスルホニルイミド希土類塩が求核性化合物
を含むフッ素含有炭化水素溶媒に容易に溶解し、該希土
類塩の存在下、極性の低いフッ素含有炭化水素を媒体と
した求核性試薬の反応方法を見いだし本発明を完成し
た。
ルオロアルキルスルホニルイミド希土類塩を用いた高効
率な反応方法について鋭意検討した結果、ビスパーフル
オロアルキルスルホニルイミド希土類塩が求核性化合物
を含むフッ素含有炭化水素溶媒に容易に溶解し、該希土
類塩の存在下、極性の低いフッ素含有炭化水素を媒体と
した求核性試薬の反応方法を見いだし本発明を完成し
た。
【0005】すなわち本発明は、次式に示されるビスパ
ーフルオロアルキルスルホニルイミド希土類塩の存在
下、フッ素含有炭化水素を媒体とした求核性試薬の反応
方法である。 [(RfSO2 )2 N]n M (但し、Rfは炭素数2以上のパーフルオロアルキル基
を示し、Mは希土類元素を示し、nはM元素の原子価に
等しい数値を示す。)
ーフルオロアルキルスルホニルイミド希土類塩の存在
下、フッ素含有炭化水素を媒体とした求核性試薬の反応
方法である。 [(RfSO2 )2 N]n M (但し、Rfは炭素数2以上のパーフルオロアルキル基
を示し、Mは希土類元素を示し、nはM元素の原子価に
等しい数値を示す。)
【0006】本発明におけるRfは、炭素数2以上のパ
ーフルオロアルキル基を示すが、好ましくは炭素数2〜
20のパーフルオロアルキル基であり、例えば、ペンタ
フルオロエチル基、ヘプタフルオロプロピル基、ノナフ
ルオロブチル基、ウンデカフルオロペンチル基、トリデ
カフルオロヘキシル基、ペンタデカフルオロヘプチル
基、ヘプタデカフルオロオクチル基などが多用される。
希土類元素とは、ランタン系列元素、スカンジュウムお
よびイットリウムから選ばれる1種以上の元素である。
ーフルオロアルキル基を示すが、好ましくは炭素数2〜
20のパーフルオロアルキル基であり、例えば、ペンタ
フルオロエチル基、ヘプタフルオロプロピル基、ノナフ
ルオロブチル基、ウンデカフルオロペンチル基、トリデ
カフルオロヘキシル基、ペンタデカフルオロヘプチル
基、ヘプタデカフルオロオクチル基などが多用される。
希土類元素とは、ランタン系列元素、スカンジュウムお
よびイットリウムから選ばれる1種以上の元素である。
【0007】フッ素含有炭化水素としては、脂肪属炭化
水素、脂環式炭化水素、芳香属炭化水素もしくはこれら
炭化水素のハロゲン化物の水素元素の一部がフッ素で置
換された化合物が挙げられる。好ましくは芳香族炭化水
素の水素の一部フッ素置換化合物が用いられる。例え
ば、1,2,3−トリフルオロベンゼン、1,2,4−
トリフルオロベンゼン、1,3,5−トリフルオロベン
ゼン等である。さらには全てもしくは一部フッ素置換し
たアルキル基を有する芳香族炭化水素である。具体例と
しては、α,α,α−トリフルオロトルエン、α,α,
α,α’,α’,α’−ヘキサフルオロ−m−キシレ
ン、α,α,α,α’,α’,α’−ヘキサフルオロ−
p−キシレン、2−メチルベンゾトリフルオライド、ヘ
キサフルオロプロピルベンゼン等をあげることができ
る。
水素、脂環式炭化水素、芳香属炭化水素もしくはこれら
炭化水素のハロゲン化物の水素元素の一部がフッ素で置
換された化合物が挙げられる。好ましくは芳香族炭化水
素の水素の一部フッ素置換化合物が用いられる。例え
ば、1,2,3−トリフルオロベンゼン、1,2,4−
トリフルオロベンゼン、1,3,5−トリフルオロベン
ゼン等である。さらには全てもしくは一部フッ素置換し
たアルキル基を有する芳香族炭化水素である。具体例と
しては、α,α,α−トリフルオロトルエン、α,α,
α,α’,α’,α’−ヘキサフルオロ−m−キシレ
ン、α,α,α,α’,α’,α’−ヘキサフルオロ−
p−キシレン、2−メチルベンゾトリフルオライド、ヘ
キサフルオロプロピルベンゼン等をあげることができ
る。
【0008】本発明の反応方法は求核性試薬を用いた反
応である。ここで、求核性試薬とは希土類元素陽イオン
と親和性を有し、配位などにより付加体を形成するもの
であればよく、例えば酸素、窒素等の元素を有する化合
物である。具体的には、ケトン、アルデヒド、ニトリ
ル、ケテン、酸無水物、エステル、ラクトン、エーテ
ル、アルコール、フェノール、カルボン酸、ニトロ化合
物等の化合物群である。その他、希土類元素陽イオンと
親和性があり、配位できる求核性のオレフィン等を挙げ
られる。
応である。ここで、求核性試薬とは希土類元素陽イオン
と親和性を有し、配位などにより付加体を形成するもの
であればよく、例えば酸素、窒素等の元素を有する化合
物である。具体的には、ケトン、アルデヒド、ニトリ
ル、ケテン、酸無水物、エステル、ラクトン、エーテ
ル、アルコール、フェノール、カルボン酸、ニトロ化合
物等の化合物群である。その他、希土類元素陽イオンと
親和性があり、配位できる求核性のオレフィン等を挙げ
られる。
【0009】反応例としては求核性試薬を用いた反応で
あればよい。例えば、ディールスーアルダー反応、マイ
ケル反応、フリーデルークラフト反応、アルドール反
応、エステル化反応、エステル交換反応、マンニッヒタ
イプ反応等が挙げられる。該希土類塩触媒の添加量は、
反応基質に対して0.001mol〜10倍molを使
用することができ、好ましくは0.01mol〜5倍m
olである。反応温度は、触媒添加量により異なるが−
80℃〜200℃である。また反応時間は、反応温度お
よび触媒添加量により異なるが、数分から72時間が好
ましく用いられる。反応媒体であるフッ素含有炭化水素
は、該希土類塩触媒に対して重量比で1以上であり、好
ましくは2〜1000倍である。
あればよい。例えば、ディールスーアルダー反応、マイ
ケル反応、フリーデルークラフト反応、アルドール反
応、エステル化反応、エステル交換反応、マンニッヒタ
イプ反応等が挙げられる。該希土類塩触媒の添加量は、
反応基質に対して0.001mol〜10倍molを使
用することができ、好ましくは0.01mol〜5倍m
olである。反応温度は、触媒添加量により異なるが−
80℃〜200℃である。また反応時間は、反応温度お
よび触媒添加量により異なるが、数分から72時間が好
ましく用いられる。反応媒体であるフッ素含有炭化水素
は、該希土類塩触媒に対して重量比で1以上であり、好
ましくは2〜1000倍である。
【0010】
【発明の実施の形態】以下に実施例などを挙げて本発明
を具体的に説明するが、本発明はこれらに何ら限定され
るものではない。反応生成物はガスクロマトグラフィ−
によって分析した。
を具体的に説明するが、本発明はこれらに何ら限定され
るものではない。反応生成物はガスクロマトグラフィ−
によって分析した。
【0011】
【実施例1】トリス[ビス(パーフルオロブタンスルホ
ニル)イミド]イッテルビュウム塩1g、メチルビニル
ケトン700mg、2,3−ジメチルブタジエン400
mgをα、α、αートリフルオロトルエン10mlに添
加し、室温下、30分撹拌反応させると該イッテリビュ
ウム塩は溶解した。メチルビニルケトンと2,3−ジメ
チルブタジエンとの反応生成物5−アセチル−2,3−
ジメチル−シクロヘキサ−2−エンが得られ、その収率
は95%であった。
ニル)イミド]イッテルビュウム塩1g、メチルビニル
ケトン700mg、2,3−ジメチルブタジエン400
mgをα、α、αートリフルオロトルエン10mlに添
加し、室温下、30分撹拌反応させると該イッテリビュ
ウム塩は溶解した。メチルビニルケトンと2,3−ジメ
チルブタジエンとの反応生成物5−アセチル−2,3−
ジメチル−シクロヘキサ−2−エンが得られ、その収率
は95%であった。
【0012】
【実施例2】トリス[ビス(パーフルオロオクタンスル
ホニル)イミド]ランタン塩2g、無水酢酸640m
g、アニソール450mgをα、α、αートリフルオロ
トルエン10mlに添加し、40℃、2時間撹拌すると
該ランタン塩は溶解した。無水酢酸とアニソールとの反
応生成物メトキシアセトフェノンが得られ、その収率は
87%であった。
ホニル)イミド]ランタン塩2g、無水酢酸640m
g、アニソール450mgをα、α、αートリフルオロ
トルエン10mlに添加し、40℃、2時間撹拌すると
該ランタン塩は溶解した。無水酢酸とアニソールとの反
応生成物メトキシアセトフェノンが得られ、その収率は
87%であった。
【0013】
【実施例3】トリス[ビス(パーフルオロブタンスルホ
ニル)イミド]イッテルビュウム塩1g、安息香酸無水
物1300mg、エタノール200mgをα、α、αー
トリフルオロトルエン10mlに添加し、室温下、1時
間撹拌すると該イッテリビュウム塩は溶解した。安息香
酸無水物とエタノールとの反応生成物安息香酸エチルが
得られ、その収率は99%であった。
ニル)イミド]イッテルビュウム塩1g、安息香酸無水
物1300mg、エタノール200mgをα、α、αー
トリフルオロトルエン10mlに添加し、室温下、1時
間撹拌すると該イッテリビュウム塩は溶解した。安息香
酸無水物とエタノールとの反応生成物安息香酸エチルが
得られ、その収率は99%であった。
【0014】
【実施例4】トリス[ビス(パーフルオロオクタンスル
ホニル)イミド]イットリュム塩2g、メチルビニルケ
トン700mg、2,3−ジメチルブタジエン400m
gをα、α、αートリフルオロトルエン10mlに添加
し、室温下、30分撹拌反応させると該イットリュウム
塩は溶解した。メチルビニルケトンと2,3−ジメチル
ブタジエンとの反応生成物5−アセチル−2,3−ジメ
チル−シクロヘキサ−2−エンが得られ、その収率は9
1%であった。
ホニル)イミド]イットリュム塩2g、メチルビニルケ
トン700mg、2,3−ジメチルブタジエン400m
gをα、α、αートリフルオロトルエン10mlに添加
し、室温下、30分撹拌反応させると該イットリュウム
塩は溶解した。メチルビニルケトンと2,3−ジメチル
ブタジエンとの反応生成物5−アセチル−2,3−ジメ
チル−シクロヘキサ−2−エンが得られ、その収率は9
1%であった。
【0015】
【実施例5】トリス[ビス(パーフルオロブタンスルホ
ニル)イミド]イッテルビュウム塩1g、メチルビニル
ケトン700mg、2,3−ジメチルブタジエン400
mgを2−メチルベンゾトリフルオライド10mlに添
加し、室温下、30分撹拌反応させると該イッテリビュ
ウム塩は溶解した。メチルビニルケトンと2,3−ジメ
チルブタジエンとの反応生成物5−アセチル−2,3−
ジメチル−シクロヘキサ−2−エンが得られ、その収率
は93%であった。
ニル)イミド]イッテルビュウム塩1g、メチルビニル
ケトン700mg、2,3−ジメチルブタジエン400
mgを2−メチルベンゾトリフルオライド10mlに添
加し、室温下、30分撹拌反応させると該イッテリビュ
ウム塩は溶解した。メチルビニルケトンと2,3−ジメ
チルブタジエンとの反応生成物5−アセチル−2,3−
ジメチル−シクロヘキサ−2−エンが得られ、その収率
は93%であった。
【0016】
【実施例6】トリス[ビス(パーフルオロオクタンスル
ホニル)イミド]イッテリビュウム塩2g、無水酢酸6
40mg、アニソール450mgをα,α,α,α’,
α’,α’−ヘキサフルオロ−p−キシレン15mlに
添加し、40℃、2時間撹拌すると該イッテリビュウム
塩は溶解した。無水酢酸とアニソールとの反応生成物メ
トキシアセトフェノンが得られ、その収率は94%であ
った。
ホニル)イミド]イッテリビュウム塩2g、無水酢酸6
40mg、アニソール450mgをα,α,α,α’,
α’,α’−ヘキサフルオロ−p−キシレン15mlに
添加し、40℃、2時間撹拌すると該イッテリビュウム
塩は溶解した。無水酢酸とアニソールとの反応生成物メ
トキシアセトフェノンが得られ、その収率は94%であ
った。
【0017】
【実施例7】トリス[ビス(パーフルオロオクタンスル
ホニル)イミド]イッテリビュウム塩1.5g、無水酢
酸800mg、アニソール450mgをα,α,α,
α’,α’,α’−ヘキサフルオロ−m−キシレン20
mlに添加し、40℃、2時間撹拌すると該イッテリビ
ュウム塩は溶解した。無水酢酸とアニソールとの反応生
成物メトキシアセトフェノンが得られ、その収率は98
%であった。
ホニル)イミド]イッテリビュウム塩1.5g、無水酢
酸800mg、アニソール450mgをα,α,α,
α’,α’,α’−ヘキサフルオロ−m−キシレン20
mlに添加し、40℃、2時間撹拌すると該イッテリビ
ュウム塩は溶解した。無水酢酸とアニソールとの反応生
成物メトキシアセトフェノンが得られ、その収率は98
%であった。
【0018】
【実施例8】トリス[ビス(パーフルオロブタンスルホ
ニル)イミド]スカンジュウム塩1g、安息香酸無水物
1300mg、エタノール200mgを2−メチルベン
ゾトリフルオライド10mlに添加し、室温下、20分
撹拌すると該スカンジュウム塩は溶解した。安息香酸無
水物とエタノールとの反応生成物安息香酸エチルが得ら
れ、その収率は99%であった。
ニル)イミド]スカンジュウム塩1g、安息香酸無水物
1300mg、エタノール200mgを2−メチルベン
ゾトリフルオライド10mlに添加し、室温下、20分
撹拌すると該スカンジュウム塩は溶解した。安息香酸無
水物とエタノールとの反応生成物安息香酸エチルが得ら
れ、その収率は99%であった。
【0019】
【発明の効果】ビスパーフルオロアルキルスルホニルイ
ミド希土類塩のフッ素含有炭化水素溶液を提供すること
により、該希土類塩の触媒効果を向上させることができ
た。
ミド希土類塩のフッ素含有炭化水素溶液を提供すること
により、該希土類塩の触媒効果を向上させることができ
た。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.6 識別記号 FI C07C 49/543 C07C 49/543 49/84 49/84 C 69/78 69/78
Claims (1)
- 【請求項1】 次式で示されるビスパーフルオロアルキ
ルスルホニルイミド希土類塩存在下、フッ素含有炭化水
素を媒体とした求核性試薬の反応方法。 [(RfSO2 )2 N]n M (但し、Rfは炭素数2以上のパーフルオロアルキル基
を示し、Mは希土類元素を示し、nはM元素の原子価に
等しい数値を示す。)
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP10061913A JPH11246443A (ja) | 1998-02-27 | 1998-02-27 | 求核性試薬の反応方法 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP10061913A JPH11246443A (ja) | 1998-02-27 | 1998-02-27 | 求核性試薬の反応方法 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH11246443A true JPH11246443A (ja) | 1999-09-14 |
Family
ID=13184888
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP10061913A Withdrawn JPH11246443A (ja) | 1998-02-27 | 1998-02-27 | 求核性試薬の反応方法 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH11246443A (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2004531492A (ja) * | 2001-03-12 | 2004-10-14 | ザ クイーンズ ユニバーシティ オブ ベルファスト | 金属ビストリフルイミド化合物及び金属ビストリフルイミド化合物の合成方法 |
-
1998
- 1998-02-27 JP JP10061913A patent/JPH11246443A/ja not_active Withdrawn
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2004531492A (ja) * | 2001-03-12 | 2004-10-14 | ザ クイーンズ ユニバーシティ オブ ベルファスト | 金属ビストリフルイミド化合物及び金属ビストリフルイミド化合物の合成方法 |
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Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A300 | Withdrawal of application because of no request for examination |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A300 Effective date: 20050510 |