JPH11245874A - 減衰力発生機構 - Google Patents

減衰力発生機構

Info

Publication number
JPH11245874A
JPH11245874A JP5063998A JP5063998A JPH11245874A JP H11245874 A JPH11245874 A JP H11245874A JP 5063998 A JP5063998 A JP 5063998A JP 5063998 A JP5063998 A JP 5063998A JP H11245874 A JPH11245874 A JP H11245874A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
lever
damping force
elastic body
projection
regulating wall
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Withdrawn
Application number
JP5063998A
Other languages
English (en)
Inventor
Hiroki Makino
博喜 槙野
Tsutomu Tomizawa
勉 富澤
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Honda Motor Co Ltd
Original Assignee
Honda Motor Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Honda Motor Co Ltd filed Critical Honda Motor Co Ltd
Priority to JP5063998A priority Critical patent/JPH11245874A/ja
Publication of JPH11245874A publication Critical patent/JPH11245874A/ja
Withdrawn legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Axle Suspensions And Sidecars For Cycles (AREA)
  • Vibration Dampers (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 リバウンド荷重に対する衝撃吸収能力に優
れ、常に安定したばね特性が得られ耐久性の向上が図れ
る減衰力発生機構を供する。 【解決手段】 支持体8にリンク部材9が回動自在に枢
支され、支持体8に一側を固定された弾性体20の他側が
リンク部材9に一体に形成されたレバー10に係止される
とともに支持体8と一体の規制壁18に規制され、リンク
部材9と一体のレバー10の回動に伴い前記弾性体本体21
に圧縮側減衰力と引張り側減衰力の両方を発生させる減
衰力発生機構において、レバー10の係止された前記弾性
体20の他側に突起25が膨出して規制壁18にプリセット荷
重下で当接し、突起25にはレバー10より規制壁18側に中
空部25bが形成され、弾性体本体21に引張り側荷重が加
わるとレバー10により突起25の中空部25b側が規制壁18
に押圧されて弾性変形して衝撃を吸収する減衰力発生機
構。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、リンク部材の回動
に対して弾性体が減衰力を発生させる減衰力発生機構に
関する。
【0002】
【従来の技術】この種の減衰力発生機構については、同
じ出願人により既に出願された例(特開平9−3153
68号公報)がある。
【0003】同公報記載のものは、支持体にリンク部材
が回動自在に枢支され、前記支持体に一側を固定された
弾性体の他側が前記リンク部材に一体に形成されたレバ
ーに係止され、リンク部材と一体のレバーの回動に伴い
前記弾性体本体に圧縮側減衰力と引張り側減衰力の両方
を発生させる減衰力発生機構であり、前記レバーの係止
された弾性体の他側に突起が膨出して支持体と一体の規
制壁に当接している。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】弾性体の規制壁に当接
する突起は、中実であり、リバウンド荷重に対して衝撃
吸収能力に乏しい。またプリセット状態で突起は、規制
壁に触れている程度で、プリセット荷重が乏しく安定し
たばね特性が得にくかった。
【0005】さらにプリセット荷重が小さいと、樹脂等
の弾性体の耐久劣化により支持体と弾性体との間に隙間
が生じて十分なストロークが得られない。
【0006】本発明は、かかる点に鑑みなされたもの
で、その目的とする処は、リバウンド荷重に対する衝撃
吸収能力に優れ、常に安定したばね特性が得られ耐久性
の向上が図れる減衰力発生機構を供する点にある。
【0007】
【課題を解決するための手段および作用効果】上記目的
を達成するために、本発明は、支持体にリンク部材が回
動自在に枢支され、前記支持体に一側を固定された弾性
体の他側が前記リンク部材に一体に形成されたレバーに
係止されるとともに前記支持体と一体の規制壁に規制さ
れ、前記リンク部材と一体のレバーの回動に伴い前記弾
性体本体に圧縮側減衰力と引張り側減衰力の両方を発生
させる減衰力発生機構において、前記レバーの係止され
た前記弾性体の他側に突起が膨出して前記規制壁にプリ
セット荷重下で当接し、前記突起には前記レバーより前
記規制壁側に中空部が形成され、前記弾性体本体に引張
り側荷重が加わると前記レバーにより前記突起の前記中
空部側が前記規制壁に押圧されて弾性変形して衝撃を吸
収する減衰力発生機構とした。
【0008】突起にはレバーより規制壁側に中空部があ
り、弾性体本体に引張り側荷重が加わるとレバーにより
突起の中空部側が規制壁に押圧されて容易に弾性変形し
てリバウンド衝撃を十分吸収することができる。また突
起はプリセット荷重下で規制壁に当接しているので、常
に安定したばね特性が得られ耐久性の向上も図れる。
【0009】請求項2記載の発明は、請求項1記載の減
衰力発生機構において、前記突起の中空部に、衝撃吸収
材が充填されることを特徴とする。弾性体と異なる適当
な特性を有する衝撃吸収材を突起の中空部に充填するこ
とで、所要のばね特性を突起に備えることができリバウ
ンド衝撃を容易に吸収することができる。
【0010】請求項3記載の発明は、請求項1または請
求項2記載の減衰力発生機構において、前記プリセット
荷重が、前記リンク部材の全ストロークの5%以上の揺
動による前記弾性体の圧縮弾性変形により生じることを
特徴とする。
【0011】プリセット状態においてリンク部材の全ス
トロークの5%以上の揺動による弾性体の圧縮弾性変形
により生じるプリセット荷重が加わって突起が規制壁に
押圧されているので、十分なプリセット荷重により常に
安定したばね特性が得られ耐久性の向上も図れる。
【0012】請求項4記載の発明は、請求項1から請求
項3までのいずれかの項記載の減衰力発生機構におい
て、前記弾性体が筐体に収納されるとともに前記規制壁
が前記筐体の取り外し自在な1壁面より構成されたこと
を特徴とする
【0013】弾性体の他側を規制する規制壁が筐体に対
して取り外し自在であるので、弾性体をプリセット荷重
をかけて筐体内に収納することが容易にでき組付けの作
業性がよい。
【0014】
【発明の実施の形態】以下本発明に係る一実施の形態に
ついて図1ないし図9に図示し説明する。図1は、本実
施の形態の減衰力発生機構を車輪懸架装置に適用したス
クータ型自動二輪車1の一部省略した側面図である。
【0015】車体前部2と後部3との間に低床式フロア
4が形成されており、車体前部2のヘッドパイプ5から
下方へ延出したダウンフレーム6は、下端で後方に屈曲
してフロア4を構成している。
【0016】ヘッドパイプ5にはステアリングシャフト
7が回動自在に嵌装され、同ステアリングシャフト7の
下端に左右一対のフロントフォーク8が一体に装着され
て下方に延出されており、同フロントフォーク8の下端
にはリンク部材である揺動アーム9がピボットアームボ
ルト11により揺動自在に枢支されている。この揺動アー
ム9の自由端に前車軸12を介して前輪13が軸支されてい
る。
【0017】フロントフォーク8は、前壁とその両側壁
とで断面コ字状をしており、下端部の左右側壁にボルト
孔を有し、同ボルト孔に合わせて揺動アーム9の基端ピ
ボット部9aがブッシュ14を介装して両側壁間に嵌合し
てピボットアームボルト11により貫通軸支される。揺動
アーム9の基端ピボット部9aは、両側が拡径した円筒
状をなし、同円筒外周面から遠心方向に板状のレバー10
が延びて一体に形成されている。
【0018】揺動アーム9が基端ピボット部9aより後
方に延出している場合に、該レバー10は、揺動アーム9
と約60度の角度で斜め上側に延びており、したがって
フロントフォーク8と揺動アーム9との間に延出してい
る。
【0019】フロントフォーク8の下端に枢支された揺
動アーム9の基端ピボット部9aの上方に隣接して扇形
をしたケース15がフロントフォーク8に嵌合して固着さ
れている。
【0020】図3に図示するようにケース15は、扇形状
をした側壁15aと外周壁15bおよび半径方向に沿った前
壁15cが形成されたものであり、側壁15aの内面に前端
縁に沿って長尺の長円凹部15dが形成され、後端縁に沿
って2条の平行な突条によりその間に1本の溝条係止部
15eが形成されている。前壁15cの上下端にそれぞれ左
右巾方向に貫通する円筒部15f,15fが設けられ、側壁
15aの後端縁の上端に円孔15gが穿設されている。
【0021】そして図3に示すように該ケース15の側壁
15aに対向する開口を板状の蓋部材16が塞ぐようになっ
ており、同蓋部材16は側壁15aと同じ扇形状をし、内面
に前記長円凹部15dに対向して同形状の長円凹部16d、
前記溝条係止部15eに対向して同形状の溝条係止部16e
が形成され、前記2本の円筒部15f,15fに対応して円
孔16f,16f、円孔15gに対向して円孔16gが設けられ
ている。
【0022】前記対向する長円凹部15d,16dには断面
が長円形の係止片17の両端がそれぞれ嵌合して両者に挟
まれて係止片17が係止される。また対向する溝条係止部
15e,16eにはリバウンドストッパプレート18が上方か
ら挿入される。
【0023】リバウンドストッパプレート18は、矩形板
18aの上端縁に円筒部18bが形成され、矩形板18aの両
側縁を溝条係止部15e,16eに嵌合し、円筒部18bの両
端面は円孔15g,16gと同軸に両側壁に挟まれる。ケー
ス15に蓋部材16が合わされ、リバウンドストッパプレー
ト18が挿入されると、ケース15の下面のみが開放された
構造となる。
【0024】かかるケース15,蓋部材16およびリバウン
ドストッパプレート18の内部に弾性体の圧縮ばね20が収
容される。圧縮ばね20の弾性材は、ポリエステルエラス
トマー材であり、図4ないし図6にその形状を図示す
る。
【0025】2つの円筒部22,23を径方向に重ねてばね
本体21を構成しており、一方の円筒部22の押圧を受け止
める側に押圧方向と垂直な面に沿って膨出し平坦な底面
をなすベース24が形成されている。ベース24には前記係
止片17が嵌装される長孔24aが幅方向に貫通して穿設さ
れている。
【0026】また他方の円筒部23の押圧側部分には、筒
状突起25がある角度を存して突出形成されている。筒状
突起25は、偏平な長孔25aと中空部25bが径方向に重な
るようにして幅方向に直角な方向に貫通して設けられて
いる。長孔25aより外側に中空部25bが位置している。
【0027】そしてベース24の膨出部と円筒部22の側部
とを補強壁26が連結するとともに、円筒部22の側部と円
筒部23の側部とを補強壁27が連結して一体に形成されて
いる。
【0028】以上のような圧縮ばね20およびケース15等
の組付けに際しては、まず揺動アーム9と一体のレバー
10が圧縮ばね20の筒状突起25の長孔25aに挿入するよう
にしてレバー10に圧縮ばね20を取り付ける。
【0029】このとき圧縮ばね20の補強壁26,27が基端
ピボット部9a側になるようにレバー10に取り付ける。
そしてレバー10の端面に座金30を介装してねじ31を螺着
し、レバー10に圧縮ねじ20の筒状突起25が固定されるよ
うにする(図7および図8参照)。
【0030】圧縮ばね20のベース24に穿設された長孔24
aに係止片17を貫通させ、両端を露出させておく。かか
る圧縮ばね20をケース15に納め、蓋部材16を被せる。
【0031】このとき前記したように対向する長円凹部
15d,16dに係止片17の両端がそれぞれ嵌合して両者に
挟まれて係止片17が係止される。すると圧縮ばね20はフ
リー状態で筒状突起25が後方開口から若干飛び出した状
態となる。
【0032】そこで圧縮ばね20を円筒部22,23の径方向
に圧縮させて筒状突起25をケース15内に押し込み、リバ
ウンドストッパプレート18をケース15と蓋部材16の溝条
係止部15e,16eに挿入して後方開口を塞ぎ、圧縮ばね
20の圧縮を解く。すると圧縮ばね20が復元力により径方
向に伸び、筒状突起25がリバウンドストッパプレート18
に当接し、プリセット荷重により押圧される。
【0033】リバウンドストッパプレート18が取り外し
できるので、圧縮ばね20をプリセット荷重をかけてケー
ス15内に収納することが容易にできる。レバー10はケー
ス15の下方開放口からケース15内に挿入された状態にな
る。
【0034】そしてリバウンドストッパプレート18の円
筒部18bとその両端面に接したケース15の側壁15aの後
上端部と蓋部材16の後上端部の各円孔15g,16gにボル
ト35を貫通してナットを螺合しケース15と蓋部材16を間
にリバウンドストッパプレート18を挟んで一体に締結す
る。
【0035】こうしてレバー10に圧縮ばね20を介して取
り付けられたケース15等を、フロントフォーク8の後側
の凹部に嵌入し、同凹部底面にケース15の前壁15cを当
接する。
【0036】フロントフォーク8の左右側壁の前端縁に
沿った所定位置には上下に円孔が形成されていて、同円
孔にケース15および蓋部材16の円筒部15f,円孔16fを
一致させ、それぞれボルト36を貫通してナットを螺合し
緊締する。したがってフロントフォーク8にケース15と
蓋部材16がボルト36により共締めされて固着される。
【0037】このようにして組付けられると、圧縮ばね
20はケース15内に図7に示すように補強壁26,27を基端
ピボット部9a側にした状態で収納される。圧縮ばね20
の前端部は係止片17により貫通係止されて固定され、後
部はレバー10が長孔20fに嵌入されており、前記したよ
うに筒状突起25がリバウンドストッパプレート18に当接
し、プリセット荷重により押圧されている。
【0038】プリセット荷重により筒状突起25のレバー
10より後方の中空部25bを含む部分がリバウンドストッ
パプレート18に押圧されて図8に示すように偏平に変形
している。
【0039】このプリセット荷重は、圧縮ばね20のフリ
ー状態から最大ストローク位置まで圧縮される全ストロ
ークの約8%圧縮されたときの弾性復元力による荷重と
なっている。
【0040】すなわち図7を参照して圧縮ばね20は係止
片17により固定されたベース24に対して筒状突起25がレ
バー10とともに揺動してばね本体21が弾性変形する。そ
してピボットアームボルト11の枢支点をP点として図7
に図示するプリセット状態におけるレバー10のストロー
ク位置をPSP とし、圧縮ばね20のフリー状態を想定し
たときのレバー10のストローク位置をPSF とし、レバ
ー10の最大ストローク位置をPSM とする。
【0041】フリー状態のストローク位置PSF から最
大ストローク位置PSM までを全ストロークとすると、
フリー状態のストローク位置PSF からプリセット状態
のストローク位置PSP までは全ストロークの約8%に
相当する。フリー状態から全ストロークの約8%圧縮さ
れた圧縮ばね20の弾性復元力がプリセット荷重として作
用する。
【0042】以上のように圧縮ばね20が、係止片17に前
部を係止され、レバー10に後部を係止されてフロントフ
ォーク8とレバー10との間に介装される簡単な構造をし
ている。
【0043】地面の凹凸を前輪13が受けたりブレーキ時
に荷重が加わったりして揺動アーム9が揺動すると、図
7に示す状態から図9に示すように揺動アーム9および
これと一体のレバー10は揺動し、レバー10は弾性体20を
前方のフロントフォーク8側に押圧して弾性変形させ
る。
【0044】圧縮ばね20のレバー10の揺動中心側に設け
られた補強壁26,27により、ばね本体21が倒れたり、ば
ね本体21が途中から折れるような変形を回避することが
でき、この安定した圧縮ばね20の弾性変形により圧縮エ
ネルギーを吸収し減衰力を得ることができる。
【0045】そして逆に圧縮ばね20に引張り側荷重が加
わるとレバー10により筒状突起25の中空部25b側がリバ
ウンドストッパプレート18に押圧されて容易に弾性変形
してリバウンド衝撃を十分吸収することができる。
【0046】プリセット状態においてレバー10の全スト
ロークの約8%の揺動による圧縮ばねの圧縮弾性変形に
より生じるプリセット荷重が加わって筒状突起25がリバ
ウンドストッパプレート18に押圧されているので、十分
なプリセット荷重により常に安定したばね特性が得られ
耐久性の向上も図れる。
【0047】なおプリセット状態でレバー10の全ストロ
ークの約8%の揺動による圧縮ばねのプリセット荷重と
したが、レバー10の全ストロークの5%以上の揺動によ
る圧縮ばねのプリセット荷重であれば、安定したばね特
性を確保することができる。
【0048】次に別の実施の形態について図10および
図11に示す。本実施の形態に係る圧縮ばね50は、前記
圧縮ばね20と同じ材質で、円筒部52,53からなるばね本
体51,ベース54および筒状突起55等の全てが前記圧縮ば
ね20と同じ形状をしている。
【0049】そして筒状突起55の中空部に圧縮ばね50と
異なる樹脂からなる衝撃吸収材60が充填されている。か
かる圧縮ばね50を前記実施の形態におけるスクータ型自
動二輪車1のフロントフォーク8下端の前輪懸架装置に
適用した場合を図11に示す。図11は、ケース15内に収
容された圧縮ばね50がリバウンドストッパプレート18に
筒状突起55を当接してプリセット状態にあるときを示し
ている。
【0050】ポリエステルエラストマー材の圧縮ばね50
と異なる適当な特性を有する樹脂からなる衝撃吸収材56
を筒状突起55の中空部に充填することで、所要のばね特
性を筒状突起55に備えることができ、圧縮ばね50に引張
り荷重が加わったときにリバウンドストッパプレート18
との間でかかる筒状突起55がリバウンド衝撃を容易に吸
収することができ、自動二輪車1の乗り心地を良くする
ことができる。
【0051】以上の実施の形態では、圧縮ばねにポリエ
ステルエラストマー材を用いていたが、他の樹脂やゴム
材を使用してもよい。また衝撃吸収材も樹脂のほかに適
切なばね特性を備えるゴム材を使用することもできる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施の形態に係る減衰力発生機構を
車輪懸架装置に適用したスクータ型自動二輪車の一部省
略した側面図である。
【図2】フロントフォークとその近傍の側面図である。
【図3】ケース等の分解斜視図である。
【図4】圧縮ばねの側面図である。
【図5】同上面図である。
【図6】図4におけるVI矢視図である。
【図7】車輪懸架装置の減衰力発生機構を示す断面図で
ある。
【図8】図7におけるVIII矢視図である。
【図9】別の状態の同減衰力発生機構を示す断面図であ
る。
【図10】別の実施の形態に係る圧縮ばねの一部断面と
した側面図である。
【図11】同圧縮ばねを使用した車輪懸架装置の減衰力
発生機構を示す断面図である。
【符号の説明】
1…スクータ形自動二輪車、2…車体前部、3…車体後
部、4…フロア、5…ヘッドパイプ、6…ダウンフレー
ム、7…ステアリングシャフト、8…フロントフォー
ク、9…揺動アーム、10…レバー、11…ピボットアーム
ボルト、12…前車軸、13…前輪、14…ブッシュ、15…ケ
ース、16…蓋部材、17…係止片、18…リバウンドストッ
パプレート、20…圧縮ばね、21…ばね本体、22,23…円
筒部、24…ベース、25…筒状突起、26,27…補強壁、30
…座金、31…ねじ、35,36…ボルト、50…圧縮ばね、51
…ばね本体、52,53…円筒部、54…ベース、55…筒状突
起、60…衝撃吸収材。

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 支持体にリンク部材が回動自在に枢支さ
    れ、 前記支持体に一側を固定された弾性体の他側が前記リン
    ク部材に一体に形成されたレバーに係止されるとともに
    前記支持体と一体の規制壁に規制され、 前記リンク部材と一体のレバーの回動に伴い前記弾性体
    本体に圧縮側減衰力と引張り側減衰力の両方を発生させ
    る減衰力発生機構において、 前記レバーの係止された前記弾性体の他側に突起が膨出
    して前記規制壁にプリセット荷重下で当接し、 前記突起には前記レバーより前記規制壁側に中空部が形
    成され、 前記弾性体本体に引張り側荷重が加わると前記レバーに
    より前記突起の前記中空部側が前記規制壁に押圧されて
    弾性変形して衝撃を吸収することを特徴とする減衰力発
    生機構。
  2. 【請求項2】 前記突起の中空部に、衝撃吸収材が充填
    されることを特徴とする請求項1記載の減衰力発生機
    構。
  3. 【請求項3】 前記プリセット荷重は、前記リンク部材
    の全ストロークの5%以上の揺動による前記弾性体の圧
    縮弾性変形により生じることを特徴とする請求項1また
    は請求項2記載の減衰力発生機構。
  4. 【請求項4】 前記弾性体は筐体に収納されるとともに
    前記規制壁は前記筐体の取り外し自在な1壁面より構成
    されたことを特徴とする請求項1から請求項3までのい
    ずれかの項記載の減衰力発生機構。
JP5063998A 1998-03-03 1998-03-03 減衰力発生機構 Withdrawn JPH11245874A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP5063998A JPH11245874A (ja) 1998-03-03 1998-03-03 減衰力発生機構

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP5063998A JPH11245874A (ja) 1998-03-03 1998-03-03 減衰力発生機構

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH11245874A true JPH11245874A (ja) 1999-09-14

Family

ID=12864538

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP5063998A Withdrawn JPH11245874A (ja) 1998-03-03 1998-03-03 減衰力発生機構

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPH11245874A (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2005113267A3 (en) * 2004-05-21 2006-01-19 Trw Ltd Suspension apparatus

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2005113267A3 (en) * 2004-05-21 2006-01-19 Trw Ltd Suspension apparatus

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US5498013A (en) Bicycle frame having shock absorbing device
JP4841923B2 (ja) ストラットマウント
RU2465151C2 (ru) Рычаг подвески транспортного средства
JP2005081991A (ja) 車両の防振構造
CN110723249B (zh) 避震装置
US5496052A (en) Damper mechanism of bicycle frame
US20080252026A1 (en) Truck For a Skateboard
US6196531B1 (en) Compression spring formed of an elastic body
US20060272130A1 (en) Vibration-proof handle for vibration compactor
JP2000072077A (ja) 二輪車のハンドル支持構造
KR100938592B1 (ko) 완충 장치 및 이를 포함하는 자전거
JPH11245874A (ja) 減衰力発生機構
US6318750B1 (en) Shock absorbing device for a stroller
JP4025420B2 (ja) サスペンション用ロッド
JPH10252824A (ja) 減衰力発生機構
JP3838454B2 (ja) 減衰力発生機構
US6416068B2 (en) Vehicle having damping force generating mechanism
JPH09290790A (ja) 自転車用フレーム
JPS6154629B2 (ja)
JPH09315368A (ja) 減衰力発生機構
JP3418152B2 (ja) チルト式キャブのサスペンション装置
JP2001003926A (ja) 軸ロック装置
JP4303618B2 (ja) サスペンションブッシュ
JPS5933746Y2 (ja) 自動二輪車の後輪緩衝装置
JP4994189B2 (ja) エンジンマウント

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20041202

A761 Written withdrawal of application

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A761

Effective date: 20070807

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20070809