JPH11245390A - インクジェット記録装置 - Google Patents

インクジェット記録装置

Info

Publication number
JPH11245390A
JPH11245390A JP5169298A JP5169298A JPH11245390A JP H11245390 A JPH11245390 A JP H11245390A JP 5169298 A JP5169298 A JP 5169298A JP 5169298 A JP5169298 A JP 5169298A JP H11245390 A JPH11245390 A JP H11245390A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
ink
electrode
recording medium
flying
recording apparatus
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP5169298A
Other languages
English (en)
Inventor
Shigetaka Fujiwara
重隆 藤原
Mamoru Okano
守 岡野
Atsushi Onose
敦士 小野瀬
Yoshinobu Fukano
善信 深野
Seiji Yonekura
清治 米倉
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Hitachi Ltd
Original Assignee
Hitachi Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Hitachi Ltd filed Critical Hitachi Ltd
Priority to JP5169298A priority Critical patent/JPH11245390A/ja
Publication of JPH11245390A publication Critical patent/JPH11245390A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Ink Jet (AREA)
  • Particle Formation And Scattering Control In Inkjet Printers (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 厚さや材質等が異なる多様な記録媒体に記録
可能な静電式インクジェット記録装置を提供する。 【解決手段】 インクを吐出する側の電極(インク吐出
電極)12と、記録媒体9を介してインク吐出電極に対
向する対向電極(接地電極)5とでインク飛翔用電極を
構成する。このインク飛翔用電極12,5間に電圧印加
して形成される電界によって、荷電インクが記録媒体9
に向けて静電的に飛翔する。インク吐出電極12と記録
媒体9との距離を変位センサ14により検出し、その検
出結果に応じて吐出電極12にインク飛翔用の電圧を制
御する。また、記録媒体9は、光センサ15により印刷
用紙かOHPシートであるかを識別され、その識別結果
に応じて吐出電極12に印加する電圧を制御する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明はインクジェット記録
装置に係り、詳細には静電式インクジェット記録装置の
電圧制御技術に関する。
【0002】
【従来の技術】インクジェット記録装置には、例えば、
特開昭57−110460号公報,特開平7−8106
5号公報に記載のように、印写ヘッド(ノズル)に収容
するインクを、圧電素子等の機械的励振手段やポンプの
力を利用して噴射(飛翔)させ、飛翔中のインクが液滴
になるときに荷電電極においてインク滴を印字データに
基づき荷電或いは非荷電とし、荷電したインク滴につい
ては偏向電極により偏向させて記録紙に向かわせること
で(荷電しないインク滴は非偏向としてインク回収部側
に導く)文字,図形等を記録する荷電偏向型インクジェ
ット方式のものや、特開昭62−13356号公報,特
開昭62−13357号公報に記載のように、インクを
吐出する側の電極(インク吐出電極)と、記録媒体を介
して前記インク吐出電極に対向する対向電極とでインク
飛翔用電極を構成し、このインク吐出電極・対向電極間
に電圧を印加して形成される電界によってインクを記録
媒体に向けて静電的に飛翔させる静電式インクジェット
記録装置が提案されている。
【0003】後者の静電式の場合には、インク吐出電極
に印加する電圧の大きさ又はパルス電圧の時間幅を変え
ることでドットの大きさを変えられるのでドット階調記
録を行うことができる。
【0004】なお、上記した特開昭57−110460
号公報の荷電偏向型インクジェット記録装置では、印刷
用紙そのものに凹凸のあるような場合や、印刷用紙が傾
斜しているような時に印字歪みが生じるのを防ぐため
に、印写ヘッドと印刷用紙との間の距離を計測して、計
測値に応じて偏向用の荷電電極に印加する荷電電圧を制
御することで、インク滴の偏向量を制御している。
【0005】また、上記した特開平7−81065号公
報に記載の荷電偏向型インクジェット記録装置の場合に
も、ノズルと被印刷物上のインク液滴到達位置との間の
距離および前記インク液滴到達位置における被印刷物の
厚みの少なくとも一方を表わすパラメータ値を測定し、
この測定値に応じて、インク液滴の偏向飛翔方向やイン
クジェットヘッドと被印刷物との相対位置を制御して、
印刷面の凹凸に起因する印刷歪を解消している。
【0006】そのほか、分野は異なるが、例えば、特開
昭62−45370号公報には、塗装のように塗布すべ
き物質を対象物に向けて分散供給する吹付装置におい
て、吹付装置と被吹付対象物との距離を計測して、この
距離が一定の範囲にあるときだけ、塗料の噴出が行なわ
れて、塗装膜を均一化する技術が存在している。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】上記したように、従来
は、荷電偏向型のインクジェット記録装置において、印
刷面の凹凸に起因する印刷歪みを解消するために、イン
ク液滴の偏向飛翔方向を変える等の配慮がなされてい
る。
【0008】一方、静電式インクジェット記録装置の場
合には、印刷用紙等の記録媒体はインク吐出電極と対向
電極の間に設けられるため、記録媒体の厚さ、材質が異
なる場合にはインク吐出電極近傍の電界強度が変化し、
インクが飛翔するしきい値電圧が変動するために安定に
記録を行うことが困難になるといった、静電式インクジ
ェット記録装置ならではの問題を有していた。このよう
な問題に対しては、上記の偏向飛翔方式等で述べた種々
の対応策(例えば、インク液滴の偏向飛翔方向を変える
方式)は元々方式が異なるために採用し難く、有効な対
応策が未だ提案されていなかった。
【0009】本発明は以上の点に鑑みてなされたもので
あり、その目的は、静電式インクジェット記録装置にお
いて、記録媒体の厚みや材質が異なる場合であっても、
インク飛翔用の電界の安定化を図り、多様な記録媒体に
高品質の印刷(記録)を可能にすることにある。
【0010】
【課題を解決するための手段】本発明は、上記目的を達
成するために、基本的には、次のような課題解決手段を
提案する。
【0011】一つは、インクを記録媒体に向けて静電的
に飛翔させるための電界を形成するインク飛翔用の電極
(例えば、上記したインク吐出電極及びその対向電極)
を備えたインクジェット記録装置において、前記記録媒
体の厚みに応じて前記インク飛翔用の電極に印加する電
圧を制御する制御手段を備えたことを特徴とする。
【0012】その態様例としては、例えば、記録媒体の
厚みについては、前記インク吐出電極と前記記録媒体と
の距離を検出することで求め、この検出された結果に基
づいて前記インク吐出電極に印加するインク飛翔用の電
圧を制御する静電式インクジェット記録装置を提案す
る。
【0013】もう一つは、インクを記録媒体に向けて静
電的に飛翔させるための電界を形成するインク飛翔用の
電極を備えたインクジェット記録装置において、前記記
録媒体の材質に応じて前記インク飛翔用の電極に印加す
る電圧を制御する制御手段を備えたことを特徴とする。
【0014】その態様例としては、例えば、前記記録媒
体が印刷用紙或いは光透過性を有する合成樹脂シートで
あるかを識別可能な光センサを有し、その識別結果に応
じて前記インク飛翔用の電極に印加する電圧を制御する
静電式インクジェット記録装置を提案する。
【0015】上記構成によれば、静電式インクジェット
記録装置において、記録媒体に記録を行う前に記録媒体
の厚さや材質を検出し、その検出結果に基づいてインク
飛翔用電極(インク吐出電極)に最適な電圧が印加され
るように電圧制御することで、記録媒体の厚みや材質変
更があってもインク飛翔のしきい値電圧ひいてはインク
飛翔用の静電界の安定化を図り、印字品質を高品質に保
てる。
【0016】
【発明の実施の形態】本発明の実施例を図面を用いて説
明する。
【0017】本実施例の説明に先立ち、図1、図2を用
いて静電式インクジェット記録装置の記録原理を説明す
る。
【0018】図1は一般に静電吸引式と呼ばれている方
式で、インク吐出電極となる金属製のノズル1の内部に
インク2を充填し、ノズル1にバイアス電源3及びパル
ス電源4によって電圧を印加することによって、インク
2は糸状になって対向電極5に向かって飛翔する。この
現象はノズル1と対向電極5間に電界を形成することに
よってインク2が誘電分極を起こし電界方向に引っ張ら
れ、インク2の表面張力で保持できなくなったときにイ
ンク2は糸状になって飛翔する。インク2はパルス電源
4が電圧を加えている時間の間だけ飛翔し、この時間幅
を変えることでインク2の飛翔量を制御でき、ドット階
調記録が実現できる。
【0019】図2はもう一つの方式で、針状のインク吐
出電極6の周りに低濃度の帯電インク7(このインクは
絶縁材の溶媒に帯電トナーである色材を分散させたもの
である)を矢印方向に循環させ、電極6にバイアス電源
3及びパルス電源4によって電圧を印加することによっ
て、電極6の先端部でインク7の色材を電界方向に移動
させ(電気泳動)、この電気泳動により電極6の先端部
に高濃度のインク(色材)8が形成(凝集)され、この
インク8は、吐出電極6に印加される電圧が飛翔電圧の
しきい値を超えることで対向電極5方向に飛翔する。こ
れは帯電している色材が電界方向に移動することを利用
した方式である。この方式も前記方式と同様にパルス電
圧の時間幅を変えることでドット階調記録が可能であ
る。また、高濃度インクを飛翔させることで記録媒体上
で滲みのない記録ができる特徴を持っている。
【0020】いずれの方式もインクを静電的な力によっ
て飛翔させることから、安定な記録を行うためには最適
な電界を形成することがポイントとなる。
【0021】図3に本実施例に係る静電式インクジェッ
ト記録装置の構成を示す。
【0022】本実施例では、記録媒体9は一対の搬送ロ
ーラ10に挟まれ搬送ローラ10の回転によって矢印方
向に移動して記録ヘッド11の真下に搬送される。
【0023】記録ヘッド11は、図6に示すようなライ
ンヘッド型や、図7に示すマルチチャネルヘッド型であ
ってもよい。
【0024】図6(a)はラインヘッド型記録ヘッドの
概略斜視図、図6(b)はその下面図である。ラインヘ
ッド型の記録ヘッド11の場合には、ヘッドが固定式で
印字するもので、記録媒体搬送方向にクロスする方向に
多数のインク吐出電極(ノズル)12が配列されてい
る。
【0025】図7(a)は、マルチチャネルヘッド型記
録ヘッドの概略斜視図、図7(b)はその下面図であ
る。マルチチャネルヘッド型の記録ヘッド11の場合に
は、ヘッドが記録媒体搬送方向にクロスする方向に移動
して印字するもので、記録ヘッドにはラインヘッド型に
比べて少数のインク吐出電極(ノズル)12が配設され
ている。
【0026】記録ヘッド11内部には絶縁性の溶媒に色
材を分散させたインク2が充填されている。このインク
2は溶媒と色材の割合が重量比2〜10wt%のもので
ある。
【0027】記録ヘッド11には、ノズル部となるイン
ク吐出電極12を設けるほかに、インク吐出電極12と
記録媒体9間の距離を測定する変位センサ14を設置し
ている。
【0028】変位センサ14の設置位置を記録ヘッド1
1にすることで、変位センサ14とインク吐出電極12
の相対位置が常に一定になり、したがって、変位センサ
14の出力をインク吐出電極12・記録媒体9間の距離
に精度良く容易に対応させる利点がある。
【0029】変位センサ14は、レーザを利用した光学
式のもの、または、渦電流を利用した電気式のもの、あ
るいは、接触式のもの等、いずれのものを用いても良
い。また、変位センサ14は、記録ヘッド11における
記録媒体搬送方向の上流側に向いた面に取り付けること
で、記録ヘッド11下に記録媒体が搬送されてきたとき
にいち早くインク吐出電極12・記録媒体9間の距離を
測定するように配慮してある。インク吐出電極12と対
向電極5とは、次に述べるようにインク飛翔電界形成用
の対の電極となる。
【0030】インク吐出電極12と対向するように対向
電極5が配置され、対向電極5は接地電位に保たれてい
る。記録媒体9は、対向電極5上を通過するように搬送
される。
【0031】記録ヘッド11におけるインク吐出電極1
2には、制御回路13を介してバイアス電源3の電圧或
いはそれにパルス電圧源4で生成されたパルス電圧が重
畳されて電圧印加され、この電圧印加によってインク吐
出電極12と対向電極5との間に電界が形成される。イ
ンク2は予め帯電しており、上記の電界形成によって、
静電力が生じインク吐出電極12から対向電極5の方向
に飛翔し、記録媒体9上にインク2のドットを形成し画
像記録を行う。
【0032】バイアス電源3のバイアス電圧とパルス電
源4のパルス電圧の関係は、インクが飛翔するしきい値
電圧に対してバイアス電圧を100〜200V低い値に
設定し、パルス電圧は、バイアス電圧とパルス電圧をた
した値が、インクが飛翔するしきい値電圧よりも200
〜300V高い値に設定する。この関係にすることによ
って、非記録時にはインク吐出電極12には、バイアス
電圧だけを印加しておき、ある程度電界方向に引っ張っ
ておく。記録(印刷)時にはさらにパルス電圧を重畳さ
せることによって、インク2はパルス電圧を印加してい
る時間の間だけ記録媒体9に飛翔する。画像データに応
じてパルス電圧の時間幅を変えることでドット階調記録
を行うことが可能で、自然画に近い高画質の画像を得る
ことができる。
【0033】記録媒体9の厚さ、材質が同一のものを使
用する場合には、バイアス電圧とパルス電圧は固定した
値でよいが、異なった材質のもの、または同じ材質であ
っても厚さが異なるものに記録を行う場合には、インク
吐出電極12と記録媒体9の間の電界強度が変化するた
めに安定な記録を行うことが困難になる。
【0034】上記問題を解決するために、本実施例で
は、次のようにした。
【0035】図3の例では、記録媒体9の厚さに変更が
あった場合の対処で、記録媒体9に記録を行う前に、記
録ヘッド11に設けた変位センサ14を用いてインク吐
出電極12と記録媒体9の距離を測定し、その測定結果
に基づいて制御回路13がインク吐出電極12に印加す
る電圧を制御する。
【0036】図4は記録媒体9の厚さが異なる場合の変
位センサ14で距離を測定した結果である。変位センサ
14はインク吐出電極12と記録媒体9との距離をアナ
ログ電圧として出力する。変位センサ14は制御回路1
3に接続されており、測定結果のアナログ信号に基づい
てバイアス電圧またはパルス電圧を変える。例えば、記
録媒体9が用紙の場合には厚さは数段階に規格化されて
いるので、変位センサ14の出力と用紙の厚さを対応さ
せて、それぞれの用紙に最適な電圧を求めておき、変位
センサ14の出力に応じて選択する。電圧はバイアス電
圧、パルス電圧のいずれか一方、または両方変えても良
い。本実施例は図1、図2で説明したいずれの方式にも
適用できる。
【0037】本実施例によれば、記録媒体9の厚みに変
更があってもインク飛翔のしきい値電圧ひいてはインク
飛翔用の静電界の安定化を図り、印字品質を高品質に保
てる。
【0038】図5は本発明の他の実施例の構成を示した
ものである。
【0039】本実施例は、図3の実施例の構成に加え
て、次のような技術事項を加えた。記録ヘッド11の手
前(記録媒体搬送方向の上流側)に光センサ15を設け
る。光センサ15は、記録媒体搬送路を挾むようにして
配置された発光部と受光部より成り、記録媒体9が光セ
ンサ15を通過する際に、記録媒体9が用紙または光透
過性のOHP(overhead projector)シートであるのか
を光によって検出する。光センサ15の発光部から受光
部に向けて光を送ると、用紙の場合は光の透過性が低い
ので、受光部は微弱な光を検出する。OHPシートの場
合は光の透過性が高いので光センサ15の受光部は強い
光を検出する。この記録媒体の光透過性の違いを利用し
て、光センサ15の感度を用紙とOHPシートを識別で
きるように設定する。このように、用紙とOHPシート
を識別するようにしたのは、これらの材質の相違(紙と
合成樹脂との相違)により誘電率が異なり、それによっ
てインク吐出電極12・対向電極5間に形成される電界
強度に変動が生じるためであり、光センサ15からの出
力は、制御回路13に送られ記録媒体の材質(種類)に
対応した電圧条件(インク吐出電極・対向電極間に印加
される電圧条件)を選択する。本実施例によれば、図3
の実施例の効果に加えて、記録媒体の材質変更があって
もインク飛翔のしきい値電圧ひいてはインク飛翔用の静
電界の安定化を図り、印字品質を高品質に保てる。本例
も図1および図2で説明したいずれの方式にも適用でき
る。
【0040】
【発明の効果】本発明によれば、静電式インクジェット
記録装置において、インク飛翔の電界形成用の電極(イ
ンク吐出電極及びそれに対向する対向電極)に印加する
電圧条件として、記録媒体の厚さや材質の違いを検出し
て最適なものを選択するので、インク飛翔用の電界の安
定化を図り、高品質の印刷(記録)を可能にし、多様な
記録媒体に印刷を施すことが可能になる。
【図面の簡単な説明】
【図1】静電式インクジェット記録装置の記録原理を説
明する図。
【図2】静電式インクジェット記録装置の記録原理を説
明する図。
【図3】本発明の一実施例に係るインクジェット記録装
置の構成図。
【図4】変位センサの出力特性図。
【図5】本発明の他の実施例に係るインクジェット記録
装置の構成図。
【図6】(a)は本発明をラインヘッド型記録ヘッドに
適用した斜視図、(b)はその底面図。
【図7】(a)は本発明をマルチチャネルヘッド型記録
ヘッドに適用した斜視図、(b)はその底面図。
【符号の説明】
2…インク、3…バイアス電源、4…パルス電源、5…
対向電極、9…記録媒体、10…搬送ローラ、11…記
録ヘッド、12…インク吐出電極(インク飛翔用電
極)、13…制御回路、14…変位センサ。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 深野 善信 茨城県日立市大みか町七丁目1番1号 株 式会社日立製作所日立研究所内 (72)発明者 米倉 清治 茨城県日立市大みか町七丁目1番1号 株 式会社日立製作所日立研究所内

Claims (6)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 インクを記録媒体に向けて静電的に飛翔
    させるための電界を形成するインク飛翔用の電極を備え
    たインクジェット記録装置において、前記記録媒体の厚
    みに応じて前記インク飛翔用の電極に印加する電圧を制
    御する制御手段を備えたことを特徴とするインクジェッ
    ト記録装置。
  2. 【請求項2】 インクを吐出する側の電極(以下、イン
    ク吐出電極と称する)と、記録媒体を介して前記インク
    吐出電極に対向する対向電極とでインク飛翔用電極を構
    成し、このインク吐出電極・対向電極間に電圧印加して
    形成される電界によってインクを記録媒体に向けて静電
    的に飛翔させるインクジェット記録装置において、 前記インク吐出電極と前記記録媒体との距離を検出する
    検出手段と、前記検出手段にて検出された結果に基づい
    て前記インク吐出電極に印加するインク飛翔用の電圧を
    制御する制御手段とを備えて成ることを特徴とするイン
    クジェット記録装置。
  3. 【請求項3】 前記検出手段は、前記インク吐出電極を
    備えた記録ヘッドに設置してなる請求項2記載のインク
    ジェット記録装置。
  4. 【請求項4】 インクを記録媒体に向けて静電的に飛翔
    させるための電界を形成するインク飛翔用の電極を備え
    たインクジェット記録装置において、前記記録媒体の材
    質に応じて前記インク飛翔用の電極に印加する電圧を制
    御する制御手段を備えたことを特徴とするインクジェッ
    ト記録装置。
  5. 【請求項5】 インクを記録媒体に向けて静電的に飛翔
    させるための電界を形成するインク飛翔用の電極を備え
    たインクジェット記録装置において、前記記録媒体の厚
    みに応じて前記インク飛翔用の電極に印加する電圧を制
    御する制御手段と、前記記録媒体の材質に応じて前記イ
    ンク飛翔用の電極に印加する電圧を制御する制御手段と
    を備えたことを特徴とするインクジェット記録装置。
  6. 【請求項6】 前記記録媒体の材質に応じて前記インク
    飛翔用の電極に印加する電圧を制御する制御手段は、前
    記記録媒体が印刷用紙或いは光透過性を有する合成樹脂
    シートであるかを識別可能な光センサを有し、その識別
    結果に応じて前記インク飛翔用の電極に印加する電圧を
    制御する請求項4又は請求項5記載のインクジェット記
    録装置。
JP5169298A 1998-03-04 1998-03-04 インクジェット記録装置 Pending JPH11245390A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP5169298A JPH11245390A (ja) 1998-03-04 1998-03-04 インクジェット記録装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP5169298A JPH11245390A (ja) 1998-03-04 1998-03-04 インクジェット記録装置

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH11245390A true JPH11245390A (ja) 1999-09-14

Family

ID=12893964

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP5169298A Pending JPH11245390A (ja) 1998-03-04 1998-03-04 インクジェット記録装置

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPH11245390A (ja)

Cited By (5)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2005014290A1 (ja) * 2003-08-08 2005-02-17 National Institute Of Advanced Industrial Science And Technology 液体吐出装置及び液体吐出方法
EP1574344A1 (en) * 2004-03-11 2005-09-14 Fuji Photo Film Co. Ltd. Ink jet recording apparatus and method of controlling the same
US8251473B2 (en) * 2007-05-11 2012-08-28 Canon Kabushiki Kaisha Inkjet printing apparatus
US8313162B2 (en) * 2006-11-14 2012-11-20 Seiko Epson Corporation Recording apparatus
US8485645B2 (en) 2006-09-08 2013-07-16 Seiko Epson Corporation Liquid ejecting apparatus

Cited By (6)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2005014290A1 (ja) * 2003-08-08 2005-02-17 National Institute Of Advanced Industrial Science And Technology 液体吐出装置及び液体吐出方法
EP1574344A1 (en) * 2004-03-11 2005-09-14 Fuji Photo Film Co. Ltd. Ink jet recording apparatus and method of controlling the same
US7475957B2 (en) 2004-03-11 2009-01-13 Fujifilm Corporation Ink jet recording apparatus and method of controlling the same
US8485645B2 (en) 2006-09-08 2013-07-16 Seiko Epson Corporation Liquid ejecting apparatus
US8313162B2 (en) * 2006-11-14 2012-11-20 Seiko Epson Corporation Recording apparatus
US8251473B2 (en) * 2007-05-11 2012-08-28 Canon Kabushiki Kaisha Inkjet printing apparatus

Similar Documents

Publication Publication Date Title
RU2630286C2 (ru) Система и способ для подготовки поверхности формирования изображения в струйном принтере для печати чернилами на водной основе
US20140049586A1 (en) System and Method for Adjusting an Electrostatic Field in an Inkjet Printer
JPH1058820A (ja) インクジェット記録方法
US7455393B2 (en) Mist spraying apparatus and method, and image forming apparatus
US8425011B2 (en) Inkjet printing apparatus and method thereof
US7735950B2 (en) Printing apparatus and printing medium conveying apparatus
US7771038B2 (en) Printing apparatus and printing method
EP0036930B1 (en) Ink jet printers and method of controlling an ink jet printer
JPH11245390A (ja) インクジェット記録装置
JP2826537B2 (ja) インクジェット記録装置
US5754199A (en) Image forming apparatus and image forming method
JP3694086B2 (ja) インクジェット記録装置
US7533966B2 (en) Mist spraying apparatus and method, and image forming apparatus
JP2000318159A (ja) インクジェット記録装置
JP2795740B2 (ja) インクジェット記録装置
JP2734402B2 (ja) 静電式インクジェット記録装置
JPH10181025A (ja) 静電式インクジェット記録装置
JP2826531B2 (ja) 静電式インクジェット記録装置
JP2000255067A (ja) インクジェット記録装置
JP2859192B2 (ja) インクジェット記録装置
JPH0952367A (ja) インクジェットプリンタ装置
JP2735030B2 (ja) インクジェットプリンタ装置
JP2002187260A (ja) 記録装置
JPH10805A (ja) 静電式インクジェット記録装置
EP1894734A1 (en) Printing apparatus and printing medium conveying apparatus