JPH112440A - 空調用室外機 - Google Patents

空調用室外機

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JPH112440A
JPH112440A JP15398597A JP15398597A JPH112440A JP H112440 A JPH112440 A JP H112440A JP 15398597 A JP15398597 A JP 15398597A JP 15398597 A JP15398597 A JP 15398597A JP H112440 A JPH112440 A JP H112440A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
exhaust
room
fan
outdoor unit
exhaust gas
Prior art date
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Pending
Application number
JP15398597A
Other languages
English (en)
Inventor
Osamu Kojima
収 小嶌
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Bosch Corp
Original Assignee
Zexel Corp
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Publication date
Application filed by Zexel Corp filed Critical Zexel Corp
Priority to JP15398597A priority Critical patent/JPH112440A/ja
Publication of JPH112440A publication Critical patent/JPH112440A/ja
Pending legal-status Critical Current

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Abstract

(57)【要約】 【課題】 エンジンの排気ガスが拡散して大気に放散さ
れるようにして、スモークが目視されないようにする。 【解決手段】 エンジン16の排気パイプ10a,10
aからの排気ガスを、送風機7,7のファン7a,7a
の周方向に沿って放出する弧状の排気口10t,10t
を有する排気部10M,10Mを設け、排気ガスが、周
方向に広がってファン7a,7aで吸引されるように
し、幅広く拡散されて外部に放出されるようにする。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、ヒートポンプ式
エアコンディショナの空調用室外機、特に排気ガスの排
気構造に関するものである。
【0002】従来、ヒートポンプ式のエアコンディショ
ナの室外機は、図6,図7に示すような構成であった。
即ち、室外機は、水平の仕切板50にて、上方に熱交換
器(コンデンサやエンジンラジエータ)51や送風機5
2が収納された熱交換器用ルーム53が、下方にディー
ゼルエンジン63及びコンプレッサ65が収納されたエ
ンジンルーム54が形成されている。特にエンジンルー
ム54は、騒音を外部に伝えるのを防ぐ目的のために、
縦方向の仕切板55が配され、この仕切板55を隔てて
他方には制御機器ルーム56が設けられていた。
【0003】上記仕切板55は、ウレタンなどから構成
され、その下方にエンジンルーム54内へ冷却空気を送
る送風機57が配されると共に、エンジンルーム内の空
気を排出する排気切欠58を介して前記仕切板50に形
成の排気孔59から前記熱交換器用ルーム53内にエン
ジンルーム54内の熱気を流出させ、この熱気を送風機
52で外部に放出していた。
【0004】この装置は、室外機であるため、当然なが
ら雨が当たり、雨水が熱交換器用ルーム53内へ入り込
む。そして雨水は仕切板50上に溜まり、ドレンホース
62より室外に排出させていた。また前記排気孔59か
らエンジンルーム54内へ雨水が入り込むのを防止する
ため、該排気孔59に雨よけ板60及び堰61が設けら
れていた。尚、エンジン63の排ガスの排気は、排気パ
イプ64を介して前記熱交換器用ルーム53内に入り、
図7に示すようにファン52a,52aの上部に延長す
る排気パイプ64a,64aを介して大気に放出してい
た。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、従来の
排気ガスの排気構造では、排気パイプ64a,64aが
ファン52a,52aの上部にまで延長しているので、
これがファン52a,52aからの送風流路の抵抗とな
ってしまい、ファン52a,52aによる排気が十分に
行われず、熱交換効率が低減させられるとともに、排気
パイプ64a,64aにより排気ガスが束状となってフ
ァン52a,52aに供給されるので、場合によっては
排気ガスが黒色のスモーク塊となって大気に放出され
て、環境上も好ましいものではなかった。しかも、ファ
ン52a,52aの送風通路に排気パイプ64a,64
aが介在されるので、送風による風切り音が発生するこ
ともあった。
【0006】この発明は上記課題を解決するためになさ
れたもので、排気ガスを十分に拡散して放出可能とし、
しかも熱交換器用ルームの送風機の送風流路に対し抵抗
を与えないようにして熱交換効率を高めるようにすると
ともに、風切り音が発生しないようにする。
【0007】
【課題を解決するための手段】この請求項1に係る発明
は、送風機のファンの周方向に沿う弧状の排気口を有す
る排気部を設け、排気ガスが周方向に広がって吸引され
るようにし、幅広く拡散されて外気に放出されるように
し、排気ガスがスモークとなって目視される不都合をな
くするとともに、風切り音の発生を抑えるとともに、排
気する上において何等抵抗が生じないようにして排気効
率、熱交換効率を向上するものである。
【0008】この請求項2に係る発明は、排気口を送風
機のやや下流側に位置させ、負圧で排気ガスがファンに
吸引されるようにして、送風機の送風抵抗を減少させ
る。
【0009】この請求項3に係る発明は、排気部とし
て、室外機の上パネルに形成されるファンベルマウスと
で箱状体を形成する被い蓋より形成し、この被い蓋の内
周側と上記ファンベルマウスの外周との間で、排気口を
形成するようにし、このようにベルマウスの活用により
弧状の排気口を形成するようにして、簡単な構造で本発
明の室外機を実現する。
【0010】
【発明の実施の形態】以下、この発明の実施の形態を図
示例と共に説明する。図1乃至図5において、室外機1
は図1、図2に示され、箱体2の中程で水平方向に仕切
板3が横架され、その上方の側面に熱交換器(コンデン
サ4aあるいはエンジンラジエータ4b)等が配された
熱交換器用ルーム5が設けられ、下方にエンジンルーム
6及び制御機器ルーム19が配されている。
【0011】熱交換器用ルーム5は、上方に向かうファ
ン7を上部側に有する送風機7が左,右に2つ設けら
れ、該熱交換器用ルーム5内の空気を矢印Aのように流
れを作って放出する。上記送風機7,7のファン7a,
7aは、上パネル2aに設けたファンベルマウス2b,
2bの開口部より上方に臨む。なお、ファンベルマウス
2b,2bは開口部が上部方向に徐々に上方に突出する
ような形状となっている。また、この熱交換器ルーム5
内には、下記するディーゼルエンジン16の排気パイプ
10が縦方向に配され、先端は、左右に分岐する排気パ
イプ10a,10aを介して室外機1の上部にもうけた
排気部10M,10Mに至り、室外機外に放出される。
各排気部10M,10Mは上パネル2aの対角線上の隅
部に対向する部位に位置されるもので、上記ベルマウス
2b,2bの外周に対向する弧状の切欠部10eを有す
る被い蓋10f,10fより成る。この被い蓋10f,
10fは直角な2辺より下方に折曲された立下り片10
g,10gを有し、この立下り片10g,10gの下端
は上パネル10aの上面に固着される。これにより、箱
体が形成され、この箱体に排気パイプ10a,10aの
先端が接続される。上記切欠部10eとベルマウス2
b,2bの外周との間で弧状の排気口10t,10tが
形成されるので、排気口10t,10tはファン7a,
7aよりもやや下流側に位置することになる。
【0012】さらに、熱交換器用ルーム5の下面をなす
前記仕切板3の適宣な位置に、排気孔12が形成され、
この排気孔12は下記する仕切板18の仕切板内空間2
4と連通している。なお、仕切板3には前記した排気パ
イプ10の貫通孔13も穿たれている。
【0013】エンジンルーム6は、冷媒を圧縮するため
のコンプレッサ15とこのコンプレッサ15を稼働させ
るディーゼルエンジン16とが配され、エンジンの排気
ガスは、エンジンの排気パイプ10,排気パイプ10
a,10aから排気部10M,10Mの排気口10t,
10tを介して排出される。また、このエンジンルーム
6は、縦方向の仕切板18にて仕切られ、一方に制御機
器等が収納される制御機器ルーム19が設けられ、該制
御機器ルーム19はその下方が開いて大気と連通されて
いる。
【0014】縦方向の仕切板18は、図4、図5にも示
されるように、中心にウレタンなどの発砲材等の吸音材
20を、この両側に挟んで配される外板21,22とよ
り構成され、吸音材20には、切欠23と外板21,2
2にて仕切板内空間24が形成されている。この仕切板
内空間24の上方を、前記仕切板3に形成の排気孔12
と連通するように吸音材20に切欠23aが形成され、
また、下方を室外機外へ連通するドレン25を形成する
切欠23bが形成されている。また、吸音材20の下方
に換気切欠27が形成されている。
【0015】外板21には、換気用の送風機28が設け
られ、外板22には、前記切欠23内ににう板片29が
設けられていると共に、上方及び下方に前記エンジンル
ーム6内に連通する穴30,31が形成されている。穴
30は仕切板内空間24と連通し、穴31は前記換気切
欠27と連通している。この送風機28、換気切欠2
7、穴31及び穴30とで換気風が流れるルートが形成
され、換気風は矢印Bのごとく流れるものである。
【0016】上述の構成において、室外機1は屋外に設
置され、雨水は主に上方から熱交換器用ルーム5内に入
り込む。入り込んだ雨水は仕切板3上に溜まり、排気孔
12から仕切板内空間に流れ込み、下方に至って、ドレ
ン25から室外機1の外へ排出される。
【0017】また、エンジンルーム6内へは、換気用の
空気が、送風機28の駆動により流動し、換気切欠2
7、穴31を介して導入され、エンジンを冷却し、さら
に空気は、穴30から前記仕切板内空間24内に入り、
排気孔12から熱交換器用ルーム5内に至り、送風機7
により室内へ排出される。即ち、換気ルートを雨水排水
ルートと一部を兼用することができるものである。
【0018】以上の構成によれば、ファン7a,7aの
周方向に沿う弧状の排気口10t,10tより排気パイ
プ10a,10aからの排気ガスが放出されるので、あ
る程度の広がりをもってファン7a,7a方向に排気ガ
スが放出され、これが負圧でファン7a,7aに吸い込
まれ、ファン7a,7aより送風される空気とともに拡
散して外気に放散されるので、スモークが目視されにく
くなり、環境上も好ましいものとなる。
【0019】また、排気口10t,10tを図3に示す
ように、ファン7a,7aの中心Lよりもやや下流側に
位置させているので、ファン7a,7aの回転に伴う負
圧でより効率的に排気ガスを吸引でき、送風機7,7の
送風抵抗を減少できて、排気効率及び熱交換効率を高め
ることができるとともに、ファン7a,7aによる排気
に対して何等抵抗が生じることがないので、風切り音が
発生しない。
【0020】また、排気部10M,10Mをベルマウス
2b,2bを用いて構成しているので、部品点数を少な
くすることができるだけでなく、ベルマウス2b,2b
は徐々に外方に突出して、湾曲する形状となっているの
で、排気部10M,10Mの内部に一旦貯えられた排気
ガスを何等の抵抗を与えることなく、外部に円滑に放出
できる。
【0021】
【発明の効果】この請求項1に係る発明は、送風機のフ
ァンの周方向に沿う弧状の排気口を有する排気部を設
け、排気ガスが、周方向に広がって吸引されるように
し、外気に幅広く拡散されて放出されるようにしたの
で、排気ガスがスモークとなって目視される不都合をな
くすることができ、しかも、排気効率及び熱交換効率を
向上できる。
【0022】この請求項2に係る発明は、排気口を、送
風機のやや下流側に位置させ、負圧で排気ガスがファン
に吸引され易くなるようにしたので、送風機の送風抵抗
を減少させることができるとともに、風切り音が発生し
ない。
【0023】この請求項3に係る発明は、排気部とし
て、室外機の上パネルに形成されるファンベルマウスと
で箱状体を形成する被い蓋より形成し、この被い蓋の内
周側と上記ファンベルマウスの外周との間で、排気口を
形成するようにし、このようにベルマウスの活用により
弧状の排気口を形成するようにしたので、簡単な構造で
排気構造を実現できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 この発明の実施の態様が記述された斜視図で
ある。
【図2】 同上の断面図である。
【図3】 同上の要部である。
【図4】 仕切板の分解斜視図である。
【図5】 仕切板の側方図である。
【図6】 従来例の断面図である。
【図7】 従来例の平面図である。
【符号の説明】
1 室外機 3 仕切板 5 熱交換器用ルーム 6 エンジンルーム 7 送風機 7a ファン 10M 排気部 10t 排気口 12 排気孔 19 制御機器ルーム 20 吸音材 22 仕切板内空間 25 ドレン 28 送風機

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 上部に熱交換器及び送風機が収納された
    熱交換器用ルームを有し、その下部にエンジンルーム及
    び制御機器ルームが設けられている空調用室外機におい
    て、上記送風機のファンの周方向に沿う弧状の排気口を
    有する排気部を設け、この排気部の排気口を介して排気
    ガスが上記ファン方向に放出されるようにしたことを特
    徴とする空調用室外機。
  2. 【請求項2】 排気口は、送風機の下流側に位置されて
    成る請求項1に記載の空調用室外機。
  3. 【請求項3】 排気部は、室外機の上パネルに形成され
    るファンベルマウスの上面に対向して箱状体を形成する
    被い蓋より成り、この被い蓋の内周側と上記ファンベル
    マウスの開口側外周との間で、上記排気口を形成するよ
    うにした請求項1に記載の空調用室外機。
JP15398597A 1997-06-11 1997-06-11 空調用室外機 Pending JPH112440A (ja)

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JP15398597A JPH112440A (ja) 1997-06-11 1997-06-11 空調用室外機

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JPH112440A true JPH112440A (ja) 1999-01-06

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Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US6459460B1 (en) * 1998-04-03 2002-10-01 Nec Corporation Information display window of electronic appliance
JP2010048464A (ja) * 2008-08-21 2010-03-04 Sanyo Electric Co Ltd 空気調和装置の排気装置
KR102410550B1 (ko) * 2021-08-17 2022-06-16 박종길 공조기용 팬 샤프트의 유지보수를 위한 착탈식 패널

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