JPH11243867A - 発酵飼料およびその製造方法 - Google Patents
発酵飼料およびその製造方法Info
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- JPH11243867A JPH11243867A JP10066051A JP6605198A JPH11243867A JP H11243867 A JPH11243867 A JP H11243867A JP 10066051 A JP10066051 A JP 10066051A JP 6605198 A JP6605198 A JP 6605198A JP H11243867 A JPH11243867 A JP H11243867A
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Abstract
(57)【要約】 (修正有)
【課題】 サイレージの発酵に好適で、しかもそのサイ
レージを動物に給与した時に排泄物の悪臭を軽減するこ
とができ、しかもそのままでも動物に給与可能な発酵飼
料を提供する。 【解決手段】 乳酸桿菌例えばラクトバチルス・プラン
タラムおよび放線菌例えばサーモアクチノマイセス・ブ
ルガリスを含有する生菌組成物で、サイレージ発酵促進
と放線菌の増殖を同時に行い、発酵飼料を得る。この発
酵飼料はそのままで動物に給与することができる。また
この発酵飼料をサイレージ発酵に用いて、これによって
得られたサイレージを動物に給与して、動物の生産性を
向上させると同時に、排泄物の臭気を減少させる。排泄
物の堆肥化も著しく促進する。
レージを動物に給与した時に排泄物の悪臭を軽減するこ
とができ、しかもそのままでも動物に給与可能な発酵飼
料を提供する。 【解決手段】 乳酸桿菌例えばラクトバチルス・プラン
タラムおよび放線菌例えばサーモアクチノマイセス・ブ
ルガリスを含有する生菌組成物で、サイレージ発酵促進
と放線菌の増殖を同時に行い、発酵飼料を得る。この発
酵飼料はそのままで動物に給与することができる。また
この発酵飼料をサイレージ発酵に用いて、これによって
得られたサイレージを動物に給与して、動物の生産性を
向上させると同時に、排泄物の臭気を減少させる。排泄
物の堆肥化も著しく促進する。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、発酵飼料に関する
もので、より詳細には乳酸桿菌と放線菌とを含有する発
酵飼料に関するものである。
もので、より詳細には乳酸桿菌と放線菌とを含有する発
酵飼料に関するものである。
【0002】
【従来の技術】我々の身の回りには多種多様な微生物が
存在し、有史以来人類はその微生物による発酵作用を広
く利用している。本発明は、これらの微生物の中、乳酸
桿菌と放線菌を利用して発酵飼料を得て、この発酵飼料
を単独またはサイレージの発酵に応用して得たそのサイ
レージを動物に給与し、これらの動物の排泄物の悪臭を
予防し、更に排泄物の肥料化を促進させようとするもの
である。従来より、サイレージ発酵用の微生物は市販さ
れており、例えば乳酸球菌(ストレプトコッカス類)、
乳酸桿菌(ラクトバチルス類)を配合した粉状の菌末な
どが知られている。これらの菌末はサイレージの発酵そ
のもの目的は達成しているものの、この菌末により発酵
処理されたサイレージを給与した動物の排泄物は、臭気
が強く畜舎の環境などに悪影響を与えていた。
存在し、有史以来人類はその微生物による発酵作用を広
く利用している。本発明は、これらの微生物の中、乳酸
桿菌と放線菌を利用して発酵飼料を得て、この発酵飼料
を単独またはサイレージの発酵に応用して得たそのサイ
レージを動物に給与し、これらの動物の排泄物の悪臭を
予防し、更に排泄物の肥料化を促進させようとするもの
である。従来より、サイレージ発酵用の微生物は市販さ
れており、例えば乳酸球菌(ストレプトコッカス類)、
乳酸桿菌(ラクトバチルス類)を配合した粉状の菌末な
どが知られている。これらの菌末はサイレージの発酵そ
のもの目的は達成しているものの、この菌末により発酵
処理されたサイレージを給与した動物の排泄物は、臭気
が強く畜舎の環境などに悪影響を与えていた。
【0003】また、微生物を利用して動物の排泄物の消
臭を行うことも知られている。例えば乳酸球菌、芽胞
菌、放線菌を混合して用いることが知られている(例え
ば、特開平9−322714号公報など)。しかし、こ
こで使用されている乳酸球菌でサイレージを製造した場
合、サイレージのpHが3週間後でも4.5程度の高い
状態で止まり、悪臭の元である酪酸菌の発育を十分に抑
制することができず、揮発酸も少ないという問題があっ
た。
臭を行うことも知られている。例えば乳酸球菌、芽胞
菌、放線菌を混合して用いることが知られている(例え
ば、特開平9−322714号公報など)。しかし、こ
こで使用されている乳酸球菌でサイレージを製造した場
合、サイレージのpHが3週間後でも4.5程度の高い
状態で止まり、悪臭の元である酪酸菌の発育を十分に抑
制することができず、揮発酸も少ないという問題があっ
た。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】これらの先行技術にお
いては、それぞれの目的は達していたが、サイレージ発
酵および悪臭防止を同時に解決するものではなかった。
更に堆肥化促進にも役立つものではなかった。
いては、それぞれの目的は達していたが、サイレージ発
酵および悪臭防止を同時に解決するものではなかった。
更に堆肥化促進にも役立つものではなかった。
【0005】
【課題を解決するための手段】本発明者らは、鋭意研究
を重ねた結果、サイレージの発酵促進のための乳酸桿菌
に加えて放線菌を用いて発酵飼料を得、これをサイレー
ジ発酵に用い、これによって得られたサイレージを動物
に給与すれば、動物の持つ能力(生産性)を最大限に引
き出す可能性があると同時に、動物の排泄物の臭気が著
しく減少するとともに、排泄物の堆肥化が著しく促進す
ることを知見した。
を重ねた結果、サイレージの発酵促進のための乳酸桿菌
に加えて放線菌を用いて発酵飼料を得、これをサイレー
ジ発酵に用い、これによって得られたサイレージを動物
に給与すれば、動物の持つ能力(生産性)を最大限に引
き出す可能性があると同時に、動物の排泄物の臭気が著
しく減少するとともに、排泄物の堆肥化が著しく促進す
ることを知見した。
【0006】本発明は、この知見に基づくもので、その
要旨とするところは、乳酸桿菌107〜109/gと放線
菌103〜105/gを含有する生菌組成物5〜30重量
部、廃糖蜜5〜30重量部を水250重量部に混合して
生菌液を得る工程と、この生菌液を、650〜2000
重量部の可食性粉粒体に混合して粉流体組成物を得る工
程と、この粉粒体組成物を10〜35℃で、3日間〜1
2ヶ月発酵させることを特徴とする発酵飼料の製造方法
およびこの方法によって得られた乳酸桿菌と放線菌とを
含有する発酵飼料である。
要旨とするところは、乳酸桿菌107〜109/gと放線
菌103〜105/gを含有する生菌組成物5〜30重量
部、廃糖蜜5〜30重量部を水250重量部に混合して
生菌液を得る工程と、この生菌液を、650〜2000
重量部の可食性粉粒体に混合して粉流体組成物を得る工
程と、この粉粒体組成物を10〜35℃で、3日間〜1
2ヶ月発酵させることを特徴とする発酵飼料の製造方法
およびこの方法によって得られた乳酸桿菌と放線菌とを
含有する発酵飼料である。
【0007】本発明で使うことが出来る乳酸桿菌は、ラ
クトバチルス・プランタラム、(Lactobacillus plantar
um)、ラクトバチルス・ブレビス(Lactobacillus brevi
s)、ラクトバチルス・カゼイ(Lactobacillus casei)、
ラクトバチルス・アシドフィルス(Lactobacillus acido
philus)、ラクトバチルス・サリバリウス(Lacto-bacill
us salivarius)、などが揚げられるが、中でもラクトバ
チルス・プランタラムがより好ましい。その理由は本菌
を添加した場合、乳酸の生産量が最も多く、サイレージ
のpHを最適pHの4.0程度まで下げるスピードが早
く、酪酸菌などの悪臭の源となる菌を抑制する効果が高
いからである。本発明では、これらの乳酸桿菌の中、1
種単独または2種以上を組合わせて用いることが出来
る。
クトバチルス・プランタラム、(Lactobacillus plantar
um)、ラクトバチルス・ブレビス(Lactobacillus brevi
s)、ラクトバチルス・カゼイ(Lactobacillus casei)、
ラクトバチルス・アシドフィルス(Lactobacillus acido
philus)、ラクトバチルス・サリバリウス(Lacto-bacill
us salivarius)、などが揚げられるが、中でもラクトバ
チルス・プランタラムがより好ましい。その理由は本菌
を添加した場合、乳酸の生産量が最も多く、サイレージ
のpHを最適pHの4.0程度まで下げるスピードが早
く、酪酸菌などの悪臭の源となる菌を抑制する効果が高
いからである。本発明では、これらの乳酸桿菌の中、1
種単独または2種以上を組合わせて用いることが出来
る。
【0008】本発明で使用する放線菌の例としては、サ
ーモアクチノマイセス・アルバス(Thermoactinomyces a
lbus)、サーモアクチノマイセス・カンジダス(Thermo-a
ctinomyces candidus)、サーモアクチノマイセス・サル
ポフィルス(Thermo-actinomyces thalpophilus)、サー
モアクチノマイセス・ジコトミクス(Thermo-actinomyce
s dichotomics)、サーモアクチノマイセス・サッカライ
(Thermo-actinomyces sacchari)、サーモアクチノマイ
セス・ペプトノフィリス(Thermo-actinomyces peptonop
hils)、サーモアクチノマイセス・ブルガリス(Thermo-a
ctinomyces vulgaris)などのサーモアクチノマイセス(T
hermoactinomyces)属、ストレプトマイセス・グリセウ
ス(Streptomyces griseus)、ストレプトマイセス・ヒグ
ロスコピクス(Streptomyces hygroscopicus)などのスト
レプトマイセス(Streptomyces)属、ミクロモノスプラセ
ア(Micromonospraceae)属、アクチノプラナセア(Actino
planaceae)属などが揚げられるが、中でもサーモアクチ
ノマイセス・ブルガリスやストレプトマイセス・グリセ
ウスがより好ましい。その理由は本菌が高温状態でより
活発に働き、分解を促進する力が強いからである。本発
明では、これらの放線菌の中、1種単独または2種以上
を組合わせて用いることが出来る。本発明では、上記乳
酸桿菌、放線菌に加えて、任意ではあるが、乳酸球菌、
芽胞菌、光合成細菌なども用いることが出来る。
ーモアクチノマイセス・アルバス(Thermoactinomyces a
lbus)、サーモアクチノマイセス・カンジダス(Thermo-a
ctinomyces candidus)、サーモアクチノマイセス・サル
ポフィルス(Thermo-actinomyces thalpophilus)、サー
モアクチノマイセス・ジコトミクス(Thermo-actinomyce
s dichotomics)、サーモアクチノマイセス・サッカライ
(Thermo-actinomyces sacchari)、サーモアクチノマイ
セス・ペプトノフィリス(Thermo-actinomyces peptonop
hils)、サーモアクチノマイセス・ブルガリス(Thermo-a
ctinomyces vulgaris)などのサーモアクチノマイセス(T
hermoactinomyces)属、ストレプトマイセス・グリセウ
ス(Streptomyces griseus)、ストレプトマイセス・ヒグ
ロスコピクス(Streptomyces hygroscopicus)などのスト
レプトマイセス(Streptomyces)属、ミクロモノスプラセ
ア(Micromonospraceae)属、アクチノプラナセア(Actino
planaceae)属などが揚げられるが、中でもサーモアクチ
ノマイセス・ブルガリスやストレプトマイセス・グリセ
ウスがより好ましい。その理由は本菌が高温状態でより
活発に働き、分解を促進する力が強いからである。本発
明では、これらの放線菌の中、1種単独または2種以上
を組合わせて用いることが出来る。本発明では、上記乳
酸桿菌、放線菌に加えて、任意ではあるが、乳酸球菌、
芽胞菌、光合成細菌なども用いることが出来る。
【0009】本発明に好適な乳酸球菌としては、ストレ
プトコッカス・フェカリス(Streptococcus faecalis)、
ストレプトコッカス・ラクチス(Streptococcuslacti
s)、ストレプトコッカス・フェシウム(Streptococcus f
aecium)、ビフィドバクテリウム・サーモフィルム(Bifi
dobacterium thermophilum)、ビフィドバクテリウム・
スードロングム(Bifidobacterium pseudolongum)が、例
示されるが、中でもストレプトコッカス・フェカリスが
より好適である。その理由は、発酵による乳酸・酢酸の
生成力が最も強く、動物の腸内の有害菌(病原性の大腸
菌、クリスチリジウム、サルモネラなど)の発育を抑制
・阻止し、正常な腸内フローラを回復・維持させる力が
強く、乳酸桿菌とシネルギズムを呈するからである。本
発明では、これらの乳酸球菌の中、1種単独または2種
以上を組合わせて用いることが出来る。
プトコッカス・フェカリス(Streptococcus faecalis)、
ストレプトコッカス・ラクチス(Streptococcuslacti
s)、ストレプトコッカス・フェシウム(Streptococcus f
aecium)、ビフィドバクテリウム・サーモフィルム(Bifi
dobacterium thermophilum)、ビフィドバクテリウム・
スードロングム(Bifidobacterium pseudolongum)が、例
示されるが、中でもストレプトコッカス・フェカリスが
より好適である。その理由は、発酵による乳酸・酢酸の
生成力が最も強く、動物の腸内の有害菌(病原性の大腸
菌、クリスチリジウム、サルモネラなど)の発育を抑制
・阻止し、正常な腸内フローラを回復・維持させる力が
強く、乳酸桿菌とシネルギズムを呈するからである。本
発明では、これらの乳酸球菌の中、1種単独または2種
以上を組合わせて用いることが出来る。
【0010】本発明に好適な、芽胞菌としては、バチル
ス・スブチルス(Bacillus subtilus)、バチルス・コア
グランス(Bacillus coagulans)、バチルス・セレウス(B
acillus cereus)、バチルス・トヨイ(Bacillus toyo
i)、バチルス・ナットー(Bacillus natto)、バチルス・
ブチリシウム(Bacillus butyricum)が好適である。中で
もバチルス・コアグランスがより好適である。その理由
は、乳酸の生成力が強く、サイレージの熟成に重要な役
割をもつからである。本発明では、これらの芽胞菌の
中、1種単独または2種以上を組合わせて用いることが
出来る。
ス・スブチルス(Bacillus subtilus)、バチルス・コア
グランス(Bacillus coagulans)、バチルス・セレウス(B
acillus cereus)、バチルス・トヨイ(Bacillus toyo
i)、バチルス・ナットー(Bacillus natto)、バチルス・
ブチリシウム(Bacillus butyricum)が好適である。中で
もバチルス・コアグランスがより好適である。その理由
は、乳酸の生成力が強く、サイレージの熟成に重要な役
割をもつからである。本発明では、これらの芽胞菌の
中、1種単独または2種以上を組合わせて用いることが
出来る。
【0011】本発明に好適な、光合成細菌としては、ロ
ードスピリウム(Rhodospirillum)科、ロードスードモナ
ス(Rhodopseudomonas)科、ロードミクロビウム(Rhodo-m
icrobium)科、クロマチウム(Chromatium)科、チオスピ
リルム(Thiospirillum)科、クロロビウム(Chlorobium)
科、クロロスードモナス(Chloropseudomonas)科などが
ある。中でもロードスピリウム科は紅色無硫黄細菌であ
り、硫黄などの存在がなくても広く利用できるからであ
る。本発明では、これらの光合成細菌の中、1種単独ま
たは2種以上を組合わせて用いることが出来る。
ードスピリウム(Rhodospirillum)科、ロードスードモナ
ス(Rhodopseudomonas)科、ロードミクロビウム(Rhodo-m
icrobium)科、クロマチウム(Chromatium)科、チオスピ
リルム(Thiospirillum)科、クロロビウム(Chlorobium)
科、クロロスードモナス(Chloropseudomonas)科などが
ある。中でもロードスピリウム科は紅色無硫黄細菌であ
り、硫黄などの存在がなくても広く利用できるからであ
る。本発明では、これらの光合成細菌の中、1種単独ま
たは2種以上を組合わせて用いることが出来る。
【0012】本発明に用いる可食性粉粒体としては、大
別して、ふすま・ぬか類、穀実類、油かす類、農産製造
かす類、動物質飼料がある。ふすま・ぬか類の例として
は、ふすま、米ぬか、麦ぬかなど、穀実類の例として
は、麦類、トウモロコシ、マイロ、ヒエ、アワ、大豆、
米などの穀類、油かす類の例としては、大豆粕、菜種
粕、アマニ粕、サフラワー粕など、農産製造かす類の例
としては、ビール粕、アルコール粕、デンプン粕、醤油
粕、あめ粕、ビートパルプなどの乾燥品、動物質飼料の
例として、魚粉、骨粉などがある。また、コーングルテ
ンフィード、ホミニーフィード、末粉なども用いること
が出来る。これらの粉粒体は通常乾燥した状態で流通さ
れており、その水分は約8〜12%程度である。
別して、ふすま・ぬか類、穀実類、油かす類、農産製造
かす類、動物質飼料がある。ふすま・ぬか類の例として
は、ふすま、米ぬか、麦ぬかなど、穀実類の例として
は、麦類、トウモロコシ、マイロ、ヒエ、アワ、大豆、
米などの穀類、油かす類の例としては、大豆粕、菜種
粕、アマニ粕、サフラワー粕など、農産製造かす類の例
としては、ビール粕、アルコール粕、デンプン粕、醤油
粕、あめ粕、ビートパルプなどの乾燥品、動物質飼料の
例として、魚粉、骨粉などがある。また、コーングルテ
ンフィード、ホミニーフィード、末粉なども用いること
が出来る。これらの粉粒体は通常乾燥した状態で流通さ
れており、その水分は約8〜12%程度である。
【0013】本発明では、乳酸発酵を行わせるため、飼
料全体の水分を15〜50重量%の範囲に調整する。5
0重量%を越えると乳酸発酵と同時に酪酸発酵が起こ
り、異臭を放ち、悪質のサイレージとなる。またベト付
きが起こり作業性が著しく低下する。一方15重量%以
下になると、乳酸球菌、乳酸桿菌、放線菌、芽胞菌、光
合成細菌ともに繁殖が抑制され、乳酸発酵は進行しなく
なるので好ましくない。
料全体の水分を15〜50重量%の範囲に調整する。5
0重量%を越えると乳酸発酵と同時に酪酸発酵が起こ
り、異臭を放ち、悪質のサイレージとなる。またベト付
きが起こり作業性が著しく低下する。一方15重量%以
下になると、乳酸球菌、乳酸桿菌、放線菌、芽胞菌、光
合成細菌ともに繁殖が抑制され、乳酸発酵は進行しなく
なるので好ましくない。
【0014】さらに、農産製造粕類(豆腐粕、焼酎粕、
リンゴ搾汁粕、ミカン搾汁粕、ブドウ搾汁粕、ビール
粕、クエン酸発酵粕など)100重量部に、本発明の発
酵飼料を5〜50重量部(10〜25重量部)均一に混
合し、飼料全体の水分を50〜80重量%(約70重量
%が好ましい)にすることによって、多汁の農産副産物
(農産製造粕を含む)を乳酸発酵させると良質のサイレ
ージを得ることができる。飼料全体の水分が50重量%
以下になると乳酸発酵が遅くなるばかりでなく、表面に
かびが発生し、使用に耐えなくなる。また、水分が80
重量%以上になると好気性菌(枯草菌、大腸菌、酪酸菌
など)の生育が著しく、腐敗臭がし、使用に耐えなくな
る。
リンゴ搾汁粕、ミカン搾汁粕、ブドウ搾汁粕、ビール
粕、クエン酸発酵粕など)100重量部に、本発明の発
酵飼料を5〜50重量部(10〜25重量部)均一に混
合し、飼料全体の水分を50〜80重量%(約70重量
%が好ましい)にすることによって、多汁の農産副産物
(農産製造粕を含む)を乳酸発酵させると良質のサイレ
ージを得ることができる。飼料全体の水分が50重量%
以下になると乳酸発酵が遅くなるばかりでなく、表面に
かびが発生し、使用に耐えなくなる。また、水分が80
重量%以上になると好気性菌(枯草菌、大腸菌、酪酸菌
など)の生育が著しく、腐敗臭がし、使用に耐えなくな
る。
【0015】
【発明の実施の形態】以下、実施例を参照しながら本発
明についてより具体的に説明するが、本発明が、これら
に限定されないことは言うまでもない。
明についてより具体的に説明するが、本発明が、これら
に限定されないことは言うまでもない。
【0016】(実施例)乳酸桿菌として、ラクトバチル
ス・プランタラム(Lactobacillus plantarum)(東京農
業大学製:菌数108/g)80重量%とサーモアクト
マイセス・ブルガリス(Thermoactinomyces vulgaris)
(ヤクルト保存菌株:菌数105/g)20重量%の割
合で混合して、生菌組成物を得た。この生菌組成物1重
量%をフスマ(水分8重量%)75重量%に加え、さら
に水24重量%を混合し、この混合物を10個のケミカ
ルドラム(ポリエチレン袋入り)(容量200リット
ル)に密閉収納し、室温(15〜27℃・平均18℃)
にて7日間保管した。保管後、ドラムから発酵済みの発
酵飼料を取り出し、サイレージの発酵状況を測定すると
共に、乳牛(ホルスタイン種)20頭に2kg/日・頭
の割合で1週間連続給与した。
ス・プランタラム(Lactobacillus plantarum)(東京農
業大学製:菌数108/g)80重量%とサーモアクト
マイセス・ブルガリス(Thermoactinomyces vulgaris)
(ヤクルト保存菌株:菌数105/g)20重量%の割
合で混合して、生菌組成物を得た。この生菌組成物1重
量%をフスマ(水分8重量%)75重量%に加え、さら
に水24重量%を混合し、この混合物を10個のケミカ
ルドラム(ポリエチレン袋入り)(容量200リット
ル)に密閉収納し、室温(15〜27℃・平均18℃)
にて7日間保管した。保管後、ドラムから発酵済みの発
酵飼料を取り出し、サイレージの発酵状況を測定すると
共に、乳牛(ホルスタイン種)20頭に2kg/日・頭
の割合で1週間連続給与した。
【0017】サイレージの発酵状況は、pH・臭気・有
機酸量(乳酸・酢酸量)で判断した。10個のケミカル
ドラムのそれぞれのpHと臭気・有機酸量は表1のとお
りで、全て発酵は十分に進んでおり良好なサイレージで
あった。
機酸量(乳酸・酢酸量)で判断した。10個のケミカル
ドラムのそれぞれのpHと臭気・有機酸量は表1のとお
りで、全て発酵は十分に進んでおり良好なサイレージで
あった。
【0018】
【表1】
【0019】悪臭防止効果については、給与開始前・給
与開始1日後・7日後の酪農家の搾乳牛畜舎内よりガス
採取用ポンプを用いて、舎内エアを採取し、ガス採集袋
(2L)に入れ、アンモニアはガス検知管法、低級脂肪
酸はアルカリビーズ=ガスクロマトグラフ法・硫化水素
は硫化水素計(金薄膜法)で測定した。その結果は、表
2に示すとおりであった。また、同様の方法で採取した
ガスをポリエステル袋に採取し、臭気強度を、表3に示
す基準の3点比較式臭袋法により測定した。結果は表2
に示すとおりであった。
与開始1日後・7日後の酪農家の搾乳牛畜舎内よりガス
採取用ポンプを用いて、舎内エアを採取し、ガス採集袋
(2L)に入れ、アンモニアはガス検知管法、低級脂肪
酸はアルカリビーズ=ガスクロマトグラフ法・硫化水素
は硫化水素計(金薄膜法)で測定した。その結果は、表
2に示すとおりであった。また、同様の方法で採取した
ガスをポリエステル袋に採取し、臭気強度を、表3に示
す基準の3点比較式臭袋法により測定した。結果は表2
に示すとおりであった。
【0020】
【表2】
【0021】
【表3】
【0022】
【実施例2】実施例1で作った発酵飼料10重量%をオ
カラ(豆腐粕とも呼ばれる;水分70重量%)90重量
%に均一に混合し、この混合物を10個のケミカルドラ
ム(ポリエチレン袋入り)(容量200リットル)に密
閉収納し、室温(15〜27℃・平均18℃)にて7日
間保管した。
カラ(豆腐粕とも呼ばれる;水分70重量%)90重量
%に均一に混合し、この混合物を10個のケミカルドラ
ム(ポリエチレン袋入り)(容量200リットル)に密
閉収納し、室温(15〜27℃・平均18℃)にて7日
間保管した。
【0023】保管後、ドラムから発酵済みのオカラサイ
レージを取出し、サイレージの発酵状況を測定すると共
に、乳牛(ホルスタイン種)20頭に3kg/日・頭の
割合で1週間連続給与した。
レージを取出し、サイレージの発酵状況を測定すると共
に、乳牛(ホルスタイン種)20頭に3kg/日・頭の
割合で1週間連続給与した。
【0024】サイレージの発酵状況は、pH・臭気・有
機酸量(乳酸・酢酸量)で判断した。10個のケミカル
ドラムのそれぞれのpHと臭気・有機酸量は表4のとお
りで、全て発酵は十分に進んでおり良好なサイレージで
あった。
機酸量(乳酸・酢酸量)で判断した。10個のケミカル
ドラムのそれぞれのpHと臭気・有機酸量は表4のとお
りで、全て発酵は十分に進んでおり良好なサイレージで
あった。
【0025】
【表4】
【0026】悪臭防止効果については、給与開始前・給
与開始1日後・7日後の酪農家の搾乳牛畜舎内よりガス
採取用ポンプを用いて、舎内エアを採取し、ガス採集袋
(2L)に入れ、アンモニアはガス検知管法、低級脂肪
酸はアルカリビーズ=ガスクロマトグラフ法・硫化水素
は硫化水素計(金薄膜法)で測定した。また、同様の方
法で採取したガスをポリエステル袋に採取し、臭気強度
を実施例1と同じく3点比較式臭袋法により測定した。
その結果は表5のとおりであった。
与開始1日後・7日後の酪農家の搾乳牛畜舎内よりガス
採取用ポンプを用いて、舎内エアを採取し、ガス採集袋
(2L)に入れ、アンモニアはガス検知管法、低級脂肪
酸はアルカリビーズ=ガスクロマトグラフ法・硫化水素
は硫化水素計(金薄膜法)で測定した。また、同様の方
法で採取したガスをポリエステル袋に採取し、臭気強度
を実施例1と同じく3点比較式臭袋法により測定した。
その結果は表5のとおりであった。
【0027】
【表5】
【0028】(比較例)実施例の乳酸桿菌(ラクトバチ
ルス・プランタラム;Lactobacillus plantarum)の代り
に乳酸球菌ストレプトコッカス・フェカリス(Streptoco
ccus,feacalis;ATCC8042:菌数108/g)を含有する
生菌組成物10重量部、廃糖蜜10重量部を水250重
量部に混合して生菌液を得た。更に、この生菌液を、1
000重量部の可食性粉粒体(ふすま)に混合して粉流
体組成物を得た。この粉粒体組成物を25℃で、1週間
後と3週間後のサイレージの発酵状況について測定し
た。その結果は表6のとおりであった。
ルス・プランタラム;Lactobacillus plantarum)の代り
に乳酸球菌ストレプトコッカス・フェカリス(Streptoco
ccus,feacalis;ATCC8042:菌数108/g)を含有する
生菌組成物10重量部、廃糖蜜10重量部を水250重
量部に混合して生菌液を得た。更に、この生菌液を、1
000重量部の可食性粉粒体(ふすま)に混合して粉流
体組成物を得た。この粉粒体組成物を25℃で、1週間
後と3週間後のサイレージの発酵状況について測定し
た。その結果は表6のとおりであった。
【0029】
【表6】
【0030】
【発明の効果】上述の如く、本発明の発酵飼料を利用す
ると、十分な乳酸発酵が行われるばかりでなく、その発
酵飼料を給与した動物の排泄物の悪臭が減少するので、
発酵飼料による食欲増進効果・栄養効果ばかりでなく、
畜舎の環境を良好にできる利点がある。また、本発明発
酵飼料は、そのまま使用できるばかりでなく、おから
(豆腐粕)などの可食性粉粒体に加え、サイレージ発酵
させても同等の乳酸発酵が起こると共に同等の消臭効果
が得られる。更には、本発明発酵飼料またはこれを用い
て発酵させたサイレージを給与した動物の排泄物は堆肥
化が促進されるという利点もある。
ると、十分な乳酸発酵が行われるばかりでなく、その発
酵飼料を給与した動物の排泄物の悪臭が減少するので、
発酵飼料による食欲増進効果・栄養効果ばかりでなく、
畜舎の環境を良好にできる利点がある。また、本発明発
酵飼料は、そのまま使用できるばかりでなく、おから
(豆腐粕)などの可食性粉粒体に加え、サイレージ発酵
させても同等の乳酸発酵が起こると共に同等の消臭効果
が得られる。更には、本発明発酵飼料またはこれを用い
て発酵させたサイレージを給与した動物の排泄物は堆肥
化が促進されるという利点もある。
【0031】発明の実施例として、サイレージ発酵対象
である可食性粉粒体として、おから(豆腐粕)を例示し
たが、これに限ることなく他の農業製造粕類類、例えば
ビール粕・焼酎粕・クエン酸発酵粕・みかんジュース粕
や牧草類などの多汁物質などを用いることができる。要
は発酵処理時に水分が30〜70重量%前後に調整可能
なものであれば良い。尚、稲藁・牧乾草・ビートパルプ
・大豆粕・コーンストーク・コーンコブは水分調整目的
と共に、本発明の生菌組成物と予め混合して使用すると
良い。
である可食性粉粒体として、おから(豆腐粕)を例示し
たが、これに限ることなく他の農業製造粕類類、例えば
ビール粕・焼酎粕・クエン酸発酵粕・みかんジュース粕
や牧草類などの多汁物質などを用いることができる。要
は発酵処理時に水分が30〜70重量%前後に調整可能
なものであれば良い。尚、稲藁・牧乾草・ビートパルプ
・大豆粕・コーンストーク・コーンコブは水分調整目的
と共に、本発明の生菌組成物と予め混合して使用すると
良い。
Claims (9)
- 【請求項1】 乳酸桿菌および放線菌を可食性粉粒体で
培養してなる発酵飼料。 - 【請求項2】 さらに乳酸球菌を同時に培養してなるこ
とを特徴とする前記請求項1に記載の発酵飼料。 - 【請求項3】 さらに芽胞菌を培養してなることを特徴
とする前記請求項2に記載の発酵飼料。 - 【請求項4】 さらに光合成細菌を培養してなることを
特徴とする前記請求項1、2または3に記載の発酵飼
料。 - 【請求項5】 乳酸桿菌107〜109/gと放線菌10
3〜105/gを含有する生菌組成物5〜30重量部、糖
密5〜30重量部を水250重量部に混合して生菌液を
得る工程と、この生菌液を、650〜2000重量部の
可食性粉粒体に混合して粉流体組成物を得る工程と、こ
の粉粒体組成物を10〜35℃で、3日間〜12ヶ月発
酵させることを特徴とする発酵飼料の製造方法。 - 【請求項6】 前記粉粒体組成物の水分が12〜50重
量%であることを特徴とする前記請求項4の製造方法。 - 【請求項7】 前記発酵飼料が、さらに乳酸球菌を10
4〜109/g含有することを特徴とする前記請求項5ま
たは6に記載の製造方法。 - 【請求項8】 前記発酵飼料が、さらに芽胞菌を104
〜109/g含有することを特徴とする前記請求項7に
記載の製造方法。 - 【請求項9】 前記発酵飼料が、さらに光合成細菌を1
04〜109/g含有することを特徴とする前記請求項
5、6、7または8に記載の製造方法。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP10066051A JPH11243867A (ja) | 1998-03-03 | 1998-03-03 | 発酵飼料およびその製造方法 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP10066051A JPH11243867A (ja) | 1998-03-03 | 1998-03-03 | 発酵飼料およびその製造方法 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH11243867A true JPH11243867A (ja) | 1999-09-14 |
Family
ID=13304701
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP10066051A Pending JPH11243867A (ja) | 1998-03-03 | 1998-03-03 | 発酵飼料およびその製造方法 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH11243867A (ja) |
Cited By (6)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2003062550A (ja) * | 2001-08-28 | 2003-03-04 | Okinawaken Tofu Aburaage Shoko Kumiai | オカラ発酵生成物の製造方法 |
KR100418016B1 (ko) * | 2000-07-31 | 2004-02-11 | (주)엠에스토피아 | 성장촉진제로 유용한 미생물 조성물 |
JP2004298080A (ja) * | 2003-03-31 | 2004-10-28 | Fisheries Research Agency | 魚介類用飼料及びその製造方法 |
WO2004112503A1 (ja) * | 2003-06-25 | 2004-12-29 | Hayakawa, Yumiko | 有用生物から成る健康栄養補助食品 |
WO2006101162A1 (ja) * | 2005-03-24 | 2006-09-28 | Sakoda Bio Labo Co., Ltd. | 動物飼育用床敷材料、病原性微生物の増殖抑制剤、病原性微生物の増殖抑制方法、動物の飼育方法および飼料 |
JP2009543545A (ja) * | 2006-07-14 | 2009-12-10 | ローン レガース | ホモ発酵生成物 |
-
1998
- 1998-03-03 JP JP10066051A patent/JPH11243867A/ja active Pending
Cited By (7)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
KR100418016B1 (ko) * | 2000-07-31 | 2004-02-11 | (주)엠에스토피아 | 성장촉진제로 유용한 미생물 조성물 |
JP2003062550A (ja) * | 2001-08-28 | 2003-03-04 | Okinawaken Tofu Aburaage Shoko Kumiai | オカラ発酵生成物の製造方法 |
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WO2004112503A1 (ja) * | 2003-06-25 | 2004-12-29 | Hayakawa, Yumiko | 有用生物から成る健康栄養補助食品 |
WO2006101162A1 (ja) * | 2005-03-24 | 2006-09-28 | Sakoda Bio Labo Co., Ltd. | 動物飼育用床敷材料、病原性微生物の増殖抑制剤、病原性微生物の増殖抑制方法、動物の飼育方法および飼料 |
JP2009543545A (ja) * | 2006-07-14 | 2009-12-10 | ローン レガース | ホモ発酵生成物 |
US10098369B2 (en) | 2006-07-14 | 2018-10-16 | Lone Legarth | Homofermented products |
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