JPH11243561A - 動画像復号化方法 - Google Patents

動画像復号化方法

Info

Publication number
JPH11243561A
JPH11243561A JP4402698A JP4402698A JPH11243561A JP H11243561 A JPH11243561 A JP H11243561A JP 4402698 A JP4402698 A JP 4402698A JP 4402698 A JP4402698 A JP 4402698A JP H11243561 A JPH11243561 A JP H11243561A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
dct
frequency
signal
inverse
horizontal
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Granted
Application number
JP4402698A
Other languages
English (en)
Other versions
JP3416505B2 (ja
Inventor
Akihiko Yamashita
昭彦 山下
Hiroshi Murashima
弘嗣 村島
Katsunori Hirase
勝典 平瀬
Shinichi Matsuura
信一 松浦
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Sanyo Electric Co Ltd
Original Assignee
Sanyo Electric Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Sanyo Electric Co Ltd filed Critical Sanyo Electric Co Ltd
Priority to JP04402698A priority Critical patent/JP3416505B2/ja
Publication of JPH11243561A publication Critical patent/JPH11243561A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP3416505B2 publication Critical patent/JP3416505B2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Fee Related legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Color Television Systems (AREA)
  • Compression Or Coding Systems Of Tv Signals (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 この発明は、原画像の解像度より低い解像度
の再生画像を得るのに適し、かつ演算量の低減化が図れ
る動画像復号化方法を提供することを目的とする。 【解決手段】 MPEG方式によって圧縮された信号を
復号化する動画像復号化方法において、輝度信号に対す
る逆DCTの精度を、色差信号に対する逆DCTの精度
より低くした。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、動画像復号化装
置に関し、特にMPEG方式で圧縮符号化された信号を
復号化して、原画像の解像度より低い解像度の再生画像
を得るのに適した動画像復号化方法に関する。
【0002】
【従来の技術】従来から、デジタルTVなどの分野にお
いて画像データを圧縮符号化するための画像符号化方式
として、MPEG(Moving Picture Expert Group)方式
が知られている。
【0003】MPEG方式の代表的なものに、MPEG
1とMPEG2とがある。MPEG1では、順次走査
(ノンインターレース)の画像のみ扱われていたが、M
PEG2では、順次走査の画像だけでなく、飛び越し走
査(インターレース走査)の画像も扱われるようになっ
た。
【0004】これらのMPEGの符号化には、動き補償
予測(時間的圧縮)、DCT(空間的圧縮)及びエント
ロピー符号化(可変長符号化)が採用されている。MP
EGの符号化では、まず、マクロブロックごとに、時間
軸方向の予測符号化(MPEG1ではフレーム予測符号
化が、MPEG2ではフレーム予測符号化またはフィー
ルド予測符号化)が行われる。
【0005】マクロブロックは、16(水平方向画素
数)×16(垂直方向画素数)の大きさのY信号(輝度
信号)と、8(水平方向画素数)×8(垂直方向画素
数)の大きさのCb信号(色差信号)と、8(水平方向
画素数)×8(垂直方向画素数)の大きさのCr信号
(色差信号)とからなる。
【0006】ここでは、説明の便宜上、Y信号について
のみ説明する。予測符号化方式に対応してIピクチャ、
Pピクチャ、Bピクチャの3種類の画像タイプが存在す
る。以下においては、フレーム予測符号化を例にとって
説明する。
【0007】(1)Iピクチャ:フレーム内の情報のみ
から符号化された画面で、フレーム間予測を行わずに生
成される画面であり、Iピクチャ内の全てのマクロブロ
ック・タイプは、フレーム内情報のみで符号化するフレ
ーム内予測符号化である。
【0008】(2)Pピクチャ:IまたはPピクチャか
らの予測を行うことによってできる画面であり、一般的
に、Pピクチャ内のマクロブロック・タイプは、フレー
ム内情報のみで符号化するフレーム内符号化と、過去の
再生画像から予測する順方向フレーム間予測符号化との
両方を含んでいる。
【0009】(3)Bピクチャ:双方向予測によってで
きる画面で、一般的に、以下のマクロブロック・タイプ
を含んでいる。 a.フレーム内情報のみで符号化するフレーム内予測符
号化 b.過去の再生画像から予測する順方向フレーム間予測
符号化 c.未来から予測する逆方向フレーム間予測符号化 d.前後両方の予測による内挿的フレーム間予測符号化 ここで、内挿的フレーム間予測とは、順方向予測と逆方
向予測の2つの予測を対応画素間で平均することをい
う。
【0010】MPEG符号器では、原画像の画像データ
は、16(水平方向画素数)×16(垂直方向画素数)
の大きさのマクロブロック単位に分割される。マクロブ
ロック・タイプがフレーム内予測符号化以外のマクロブ
ロックに対しては、マクロブロック・タイプに応じたフ
レーム間予測が行われ、予測誤差データが生成される。
【0011】マクロブロック単位毎の画像データ(マク
ロブロック・タイプがフレーム内予測符号化である場
合)または予測誤差データ(マクロブロック・タイプが
フレーム間予測符号化である場合)は、8×8の大きさ
の4つのサブブロックに分割され、各サブブロックの画
像データに直交変換の1種である2次元離散コサイン変
換(DCT:Discrete Cosine Transform )が数式1に
基づいて行われる。つまり、図6に示すように、8×8
の大きさのブロック内の各データf(i,j)に基づい
て、uv空間(u:水平周波数,v:垂直周波数)にお
ける各DCT(直交変換)係数F(u,v)が得られ
る。
【0012】
【数1】
【0013】MPEG1では、DCTには、フレームD
CTモードのみであるが、MPEG2のフレーム構造で
は、マクロブロック単位でフレームDCTモードとフィ
ールドDCTモードに切り換えることができる。ただ
し、MPEG2のフィールド構造では、フィールドDC
Tモードのみである。
【0014】フレームDCTモードでは、16×16の
マクロブロックが、4分割され左上の8×8のブロッ
ク、右上の8列8行のブロック、左下の8×8のブロッ
ク、右下の8×8のブロック毎にDCTが行われる。
【0015】一方、フィールドDCTモードでは、16
×16のマクロブロックの左半分の8(水平方向画素
数)×16(垂直方向画素数)のブロック内の奇数ライ
ンのみからなる8×8のデータ群、左半分の8×16の
ブロック内の偶数ラインのみからなる8×8のデータ
群、右半分の8(水平方向画素数)×16(垂直方向画
素数)のブロック内の奇数ラインのみからなる8×8の
データ群および右半分の8×16のブロック内の偶数ラ
インのみからなる8×8のデータ群の各データ群毎にD
CTが行われる。
【0016】上記のようにして得られたDCT係数に対
して量子化が施され、量子化されたDCT係数が生成さ
れる。量子化されたDCT係数は、ジグザグスキャンま
たはオルタネートスキャンされて1次元に並べられ、可
変長符号器によって符号化される。MPEG符号器から
は、可変長符号器によって得られた変換係数の可変長符
号とともに、マクロブロック・タイプを示す情報を含む
制御情報および動きベクトルの可変長符号が出力され
る。
【0017】図5は、MPEG復号器の構成を示すブロ
ック図である。
【0018】変換係数の可変長符号は、可変長復号化器
101に送られる。マクロブロック・タイプを含む制御
信号はCPU110に送られる。動きベクトルの可変長
符号は、可変長復号化器109に送られて復号化され
る。可変長復号化器109によって得られた動きベクト
ルは、第1参照画像用メモリ106および第2参照画像
用メモリ107に、参照画像の切り出し位置を制御する
ための制御信号として送られる。
【0019】可変長復号化器101は、変換係数の可変
長符号を復号化する。逆量子化器102は、可変長復号
化器101から得られた変換係数(量子化されたDCT
係数)を逆量子化してDCT係数に変換する。
【0020】逆DCT回路103は、逆量子化器102
で生成されたDCT係数列を8×8のサブブロック単位
のDCT係数に戻すとともに、数式2に示す逆変換式に
基づいて8×8の逆DCTを行う。つまり、図6に示す
ように、8×8のDCT係数F(u,v)に基づいて、
8×8のサブブロック単位のデータf(i,j)が得ら
れる。また、4つのサブブロック単位のデータf(i,
j)に基づいて1つのマクロブロック単位の再生画像デ
ータまたは予測誤差データを生成する。
【0021】
【数2】
【0022】逆DCT回路103によって生成されたマ
クロブロック単位の予測誤差データには、そのマクロブ
ロック・タイプに応じた参照画像データが加算器104
によって加算されて、再生画像データが生成される。参
照画像データは、スイッチ112を介して加算器104
に送られる。ただし、逆DCT回路103から出力され
たデータがフレーム内予測符号に対する再生画像データ
である場合には、参照画像データは加算されない。
【0023】逆DCT回路103または加算器104に
よって得られたマクロブロック単位の画像データが、B
ピクチャに対する再生画像データである場合には、その
再生画像データはスイッチ113に送られる。
【0024】逆DCT回路103または加算器104に
よって得られたマクロブロック単位の再生画像データ
が、IピクチャまたはPピクチャに対する再生画像デー
タである場合には、その再生画像データはスイッチ11
1を介して第1参照画像用メモリ106または第2参照
画像用メモリ107に格納される。スイッチ111は、
CPU110によって制御される。
【0025】平均化部108は、メモリ106、107
から読出された再生画像データを平均して、内挿的フレ
ーム間予測符号化に用いられる参照画像データを生成す
る。
【0026】スイッチ112は、CPU110によって
次のように制御される。逆DCT回路103から出力さ
れたデータがフレーム内予測符号に対する再生画像デー
タである場合には、スイッチ112の共通端子が接地端
子に切り換えられる。
【0027】逆DCT回路103から出力されたデータ
が順方向フレーム間予測符号に対する予測誤差データで
ある場合または逆方向フレーム間予測符号に対する予測
誤差データである場合には、スイッチ112の共通端子
が第1参照画像用メモリ106の出力が送られる端子ま
たは第2参照画像用メモリ107の出力が送られる端子
のいずれか一方を選択するように切り換えられる。な
お、参照画像用メモリ106、107から参照画像が読
み出される場合には、可変長復号化器109からの動き
ベクトルに基づいて、参照画像の切り出し位置が制御さ
れる。
【0028】逆DCT回路103から出力されたデータ
が内挿的フレーム間予測符号に対する予測誤差データで
ある場合には、スイッチ112の共通端子が平均化部1
08の出力が送られる端子を選択するように切り換えら
れる。
【0029】スイッチ113は、加算器104から送ら
れてくるBピクチャに対する再生画像データ、参照画像
用メモリ106に格納されたIピクチャまたはPピクチ
ャに対する再生画像データ、参照画像用メモリ107に
格納されたIピクチャまたはPピクチャに対する再生画
像データが原画像の順序と同じ順番で出力されるように
CPU110によって制御される。復号器から出力され
た画像データはモニタ装置に与えられ、モニタ装置の表
示画面に原画像が表示される。
【0030】
【発明が解決しようとする課題】この発明は、原画像の
解像度より低い解像度の再生画像を得るのに適し、かつ
演算量の低減化が図れる動画像復号化方法を提供するこ
とを目的とする。
【0031】
【課題を解決するための手段】この発明による動画像復
号化方法は、MPEG方式によって圧縮符号化された信
号を復号化する動画像復号化方法において、輝度信号に
対する逆DCTの精度を、色差信号に対する逆DCTの
精度より低くしたことを特徴とする。
【0032】具体的には、以下の2つの方法(1)、
(2)がある。
【0033】(1) 色差信号に対するDCT係数のう
ち水平周波数の高域部分のDCT係数を0に置換した後
に逆DCTを行い、輝度信号に対するDCT係数のうち
の水平周波数の高域部分および垂直周波数の高域部分の
DCT係数を0に置換した後に逆DCTを行うことによ
り、輝度信号に対する逆DCTの精度を、色差信号に対
する逆DCTの精度より低くする。
【0034】原画像の符号化時において、水平方向画素
数がMで垂直方向画素数がNのブロック単位でDCT変
換が行われているとすると色差信号に対するM×Nのブ
ロック単位のDCT係数のうち水平周波数がM/2より
高域部分のDCT係数を0に置換した後に逆DCTを行
い、輝度信号のDCT係数に対するM×Nのブロック単
位のDCT係数のうちの水平周波数がM/2より高域部
分および垂直周波数がN/2より高域部分のDCT係数
を0に置換した後に逆DCTを行う。M,Nの例として
は、M=N=8が挙げられる。
【0035】(2) 色差信号に対するDCT係数のう
ち水平周波数の高域部分のDCT係数を除去した後に逆
DCTを行い、輝度信号に対するDCT係数のうちの水
平周波数の高域部分および垂直周波数の高域部分のDC
T係数を除去した後に逆DCTを行うことにより、輝度
信号に対する逆DCTの精度を、色差信号に対する逆D
CTの精度より低くする。
【0036】原画像の符号化時において、水平方向画像
数がMで垂直方向画素数がNのブロック単位でDCT変
換が行われているとすると、色差信号に対するM×Nの
ブロック単位のDCT係数のうち水平周波数がM/2よ
り高域部分のDCT係数を除去した後に逆DCTを行
い、輝度信号のDCT係数に対するM×Nのブロック単
位のDCT係数のうちの水平周波数がM/2より高域部
分および垂直周波数がN/2より高域部分のDCT係数
を除去した後に逆DCTを行う。M,Nの例としては、
M=N=8が挙げられる。
【0037】
【発明の実施の形態】以下、図1〜図4を参照して、こ
の発明をMPEG復号器に適用した場合の実施の形態に
ついて説明する。
【0038】図1は、MPEG復号器の構成を示してい
る。
【0039】変換係数の可変長符号は、可変長復号化器
1に送られる。マクロブロック・タイプを含む制御信号
はCPU30に送られる。動きベクトルの可変長符号
は、可変長復号化器23に送られて復号化される。可変
長復号化器23によって得られた動きベクトルは、ベク
トル値変換回路24に送られる。ベクトル値変換回路2
4は、第1参照画像用メモリ13および第2参照画像用
メモリ14に、参照画像の切り出し位置を制御するため
の制御信号を発生する。
【0040】具体的には、色差信号Cb、Cr(以下、
CbおよびCrを区別する必要ない場合には、これらを
総称してC信号ということにする)に対する参照画像が
読み出される際には、ベクトル値変換回路24は、動き
ベクトルの水平方向の大きさが1/2になるように動き
ベクトルを変換して出力する。
【0041】一方、輝度信号Y(以下、Y信号という)
に対する参照画像が読み出される際には、ベクトル値変
換回路24は、動きベクトルの水平方向および垂直方向
の大きさがそれぞれ1/2になるように動きベクトル変
換して出力する。
【0042】可変長復号化器1は、変換係数の可変長符
号を復号化する。逆量子化器2は、可変長復号化器1か
ら得られた変換係数(量子化されたDCT係数)を逆量
子化してDCT係数に変換する。逆量子化器2によって
得られたDCT係数は、スイッチ3を介してY用ゼロ置
換処理部4またはC用ゼロ置換処理部5に送られる。
【0043】スイッチ3は、逆量子化器2によって得ら
れたDCT係数がY信号に対するものである場合には、
そのDCT係数がY用ゼロ置換処理部4に送られるよう
に、逆量子化器2によって得られたDCT係数がC信号
に対するものである場合には、そのDCT係数がC用ゼ
ロ置換処理部5に送られるように、CPU30によって
制御される。
【0044】Y用ゼロ置換処理部4は、図2(a)に示
すように、逆量子化器2で生成されたDCT係数列を8
(水平方向画素数)×8(垂直方向画素数)のサブブロ
ック単位に対応する8×8のDCT係数F(u,v)
(ただし、u=0,1,…7、v=0,1,…7)に戻
すとともに、図2(b)に示すように、各サブブロック
単位のDCT係数のうちの、水平周波数の高域部分およ
び垂直周波数の高域部分のDCT係数を0に置換する。
この例では、水平周波数uが4以上である領域および垂
直周波数vが4以上である領域のDCT係数が0に置換
されている。
【0045】C用ゼロ置換処理部5は、逆量子化器2で
生成された8(水平方向画素数)×8(垂直方向画素
数)のマクロブロック単位(図3(a)参照:C信号で
は、8×8がマクロブロック単位である)のDCT係数
F(u,v)(ただし、u=0,1,…7、v=0,
1,…7)を、図3(b)に示すように、各サブブロッ
ク単位のDCT係数のうちの、水平周波数の高域部分の
DCT係数を0に置換する。この例では、水平周波数u
が4以上である領域のDCT係数が0に置換されてい
る。
【0046】逆DCT回路6は、Y用ゼロ置換処理部4
またはC用ゼロ置換処理部5で生成された8×8の数の
DCT係数に、上記数式2に基づいて、8×8の逆DC
Tを施して、図2(c)または図3(c)に示すような
8(水平方向画素数)×8(垂直方向画素数)のデータ
数からなるデータf(i,j)(ただし、i=0,1,
…7、j=0,1,…7)を生成する。
【0047】逆DCTが行われた係数がC信号である場
合には、逆DCTによって得られた8×8のマクロブロ
ック単位の再生画像データまたは予測誤差データをその
まま出力する。
【0048】一方、逆DCTが行われた係数がY信号で
ある場合には、逆DCTによって得られた1つのマクロ
ブロックを構成する4つのサブブロック単位に対応する
画像データに基づいて16×16の1つのマクロブロッ
ク単位の再生画像データまたは予測誤差データを生成し
て出力する。
【0049】逆DCT回路6によって生成されたマクロ
ブロック単位の予測誤差データには、そのマクロブロッ
ク・タイプに応じた参照画像データが加算器7によって
加算され、再生画像データが生成される。参照画像デー
タは、スイッチ22を介して加算器7に送られる。ただ
し、逆DCT回路6から出力された画像データがフレー
ム内予測符号に対する再生画像データである場合には、
参照画像データは加算されない。
【0050】逆DCT回路6または加算器7によって得
られたY信号に対する16×16のマクロブロック単位
の再生画像データは、スイッチ8を介してY用間引回路
9に送られる。Y用間引回路9は、送られてきたY信号
に対する16×16のマクロブロック単位の再生画像デ
ータを水平および垂直方向にそれぞれ1/2に間引くこ
とにより、16×16のマクロブロック単位の再生画像
データを、水平および垂直方向がそれぞれ1/2に圧縮
された8×8のマクロブロック単位の再生画像データに
変換する。したがって、Y用間引回路9によって得られ
るマクロブロック単位の画像データ量は、原画像のマク
ロブロック単位の画像データ量の1/4となる。
【0051】逆DCT回路6または加算器7によって得
られたC信号に対する8×8のマクロブロック単位の再
生画像データは、スイッチ8を介してC用間引回路10
に送られる。C用間引回路10は、送られてきたC信号
に対する8×8のマクロブロック単位の再生画像データ
を水平方向に1/2に間引くことにより、8×8のマク
ロブロック単位の再生画像データを、水平方向が1/2
に圧縮された4×8のマクロブロック単位の再生画像デ
ータに変換する。したがって、C用間引回路10によっ
て得られるマクロブロック単位の画像データ量は、原画
像のマクロブロック単位の画像データ量の1/2とな
る。
【0052】なお、逆DCT回路6または加算器7によ
って得られたマクロブロック単位の再生画像データにお
いては、図4(a)に示すように奇数フィールドの水平
ライン(実線で示す)と偶数フィールドの水平ライン
(破線で示す)とが垂直方向に交互に現れるので、Y用
間引回路9において垂直方向の間引きを行う場合には、
奇数フィールドの水平ラインと偶数フィールドの水平ラ
インとが含まれるようにするために、図4(b)に示す
ように水平ライン2本単位で、間引きが行われる。
【0053】Y用間引回路9またはC用間引回路10に
よって得られたマクロブロック単位の再生画像データ
が、Bピクチャに対する再生画像データである場合に
は、その再生画像データはスイッチ11に送られる。
【0054】Y用間引回路9またはC用間引回路10に
よって得られたマクロブロック単位の再生画像データ
が、IピクチャまたはPピクチャに対する再生画像デー
タである場合には、その再生画像データはスイッチ12
を介して第1参照画像用メモリ13または第2参照画像
用メモリ14に格納される。スイッチ12は、CPU3
0によって制御される。
【0055】参照画像としてY信号に対する画像が第1
参照画像用メモリ13から読み出された場合には、読み
出されたY信号に対する画像はスイッチ15を介して第
1のY用内挿回路16に送られる。第1のY用内挿回路
16は、第1参照画像用メモリ13から読み出されたY
信号に対する8×8のマクロブロック単位の参照画像デ
ータに対して、水平および垂直方向の内挿を行って、つ
まりY用間引回路9によって間引かれた水平および垂直
ラインを補間して、16×16のマクロブロック単位の
参照画像データを生成する。
【0056】参照画像としてY信号に対する画像が第2
参照画像用メモリ14から読み出された場合には、読み
出されたY信号に対する画像はスイッチ18を介して第
2のY用内挿回路19に送られる。第2のY用内挿回路
19は、第2参照画像用メモリ14から読み出されたY
信号に対する8×8のマクロブロック単位の参照画像デ
ータに対して、水平および垂直方向の内挿を行って、つ
まりY用間引回路9によって間引かれた水平および垂直
ラインを補間して、16×16のマクロブロック単位の
参照画像データを生成する。
【0057】参照画像としてC信号に対する画像が第1
参照画像用メモリ13から読み出された場合には、読み
出されたC信号に対する画像はスイッチ15を介して第
1のC用内挿回路17に送られる。第1のC用内挿回路
17は、第1参照画像用メモリ13から読み出されたC
信号に対する4×8のマクロブロック単位の参照画像デ
ータに対して、水平方向の内挿を行って、つまりC用間
引回路10によって間引かれた垂直ラインを補間して、
8×8のマクロブロック単位の参照画像データを生成す
る。
【0058】参照画像としてC信号に対する画像が第2
参照画像用メモリ14から読み出された場合には、読み
出されたC信号に対する画像はスイッチ18を介して第
2のC用内挿回路20に送られる。第2のC用内挿回路
20は、第2参照画像用メモリ14から読み出されたC
信号に対する4×8のマクロブロック単位の参照画像デ
ータに対して、水平方向の内挿を行って、つまりC用間
引回路10によって間引かれた垂直ラインを補間して、
8×8のマクロブロック単位の参照画像データを生成す
る。スイッチ15、18はCPU30によって制御され
る。
【0059】平均化部21は、第1のY用内挿回路16
および第2のY用内挿回路19から得られた画像データ
または第1のC用内挿回路17および第2のC用内挿回
路20から得られた画像データを平均して、内挿的フレ
ーム間予測符号化に用いられるマクロブロック単位の参
照画像データを生成する。
【0060】スイッチ22は、CPU30によって次の
ように制御される。逆DCT回路6から出力されたデー
タがフレーム内予測符号化に対する再生画像データであ
る場合には、スイッチ22の共通端子が接地端子に切り
換えられる。
【0061】逆DCT回路6から出力されたデータが順
方向フレーム間予測符号に対する予測誤差データである
場合または逆方向フレーム間予測符号に対する予測誤差
データである場合には、スイッチ22の共通端子が第1
のY用内挿回路16若しくは第1のC用内挿回路17か
らの参照画像データが送られる端子、または第2のY用
内挿回路19若しくは第2のC用内挿回路20からの参
照画像データが送られる端子のいずれか一方を選択する
ように切り換えられる。
【0062】逆DCT回路6から出力されたデータが内
挿的フレーム間予測符号に対する予測誤差データである
場合には、スイッチ22の共通端子が平均化部21の出
力が送られる端子を選択するように切り換えられる。
【0063】なお、参照画像用メモリ13、14から参
照画像が読み出される場合には、ベクトル値変換回路2
4からの動きベクトルに基づいて、その切り出し位置が
制御される。
【0064】C信号に対する参照画像が読み出される際
には、ベクトル値変換回路24によって動きベクトルの
水平方向の大きさが1/2に変換されているのは、C用
間引回路10から参照画像用メモリ13、14に送られ
るマクロブロック単位の画像データが水平方向にそれぞ
れ1/2に圧縮されたものとなっているためである。
【0065】また、Y信号に対する参照画像が読み出さ
れる際には、ベクトル値変換回路24によって動きベク
トルの水平および垂直方向の大きさが1/2に変換され
ているのは、Y用間引回路9から参照画像用メモリ1
3、14に送られるマクロブロック単位の画像データが
水平および垂直方向にそれぞれ1/2に圧縮されたもの
となっているためである。
【0066】スイッチ11は、Y用間引回路9またはC
用間引回路10からスイッチ11に送られてきたBピク
チャに対する再生画像データ、参照画像用メモリ13に
格納されたIピクチャまたはPピクチャに対する再生画
像データ、参照画像用メモリ14に格納されたIピクチ
ャまたはPピクチャに対する再生画像データが原画像の
順序と同じ順番で出力されるようにCPU30によって
制御される。スイッチ11から出力された画像データ
は、フォーマット変換回路25によってモニタ装置の水
平および垂直走査線数に対応するようにフォーマット変
換された後、モニタ装置に送られる。
【0067】上記実施の形態では、Y用ゼロ置換処理部
4およびC用ゼロ置換処理部5によって逆量子化器2か
ら得られる8×8の変換係数のうちの一部が0に置換さ
れている。このため、逆DCT回路6による演算量が削
減される。
【0068】ところで、上記実施の形態では、C信号に
対するDCT係数を処理するC用ゼロ置換処理部5で
は、各8×8のマクロブロック単位のDCT係数のうち
の、水平周波数の高域部分のDCT係数が0に置換さ
れ、Y信号に対するDCT係数を処理するY用ゼロ置換
処理部4では、各8×8のサブブロック単位のDCT係
数のうちの、水平周波数の高域部分および垂直周波数の
高域部分のDCT係数が0に置換されている。
【0069】具体的には、C用ゼロ置換処理部5では、
8×8のマクロブロック単位のDCT係数のうち、水平
周波数uが4以上である領域のDCT係数が0に置換さ
れ、Y用ゼロ置換処理部4では、8×8のサブブロック
単位のDCT係数のうち、水平周波数uが4以上である
領域および垂直周波数vが4以上である領域のDCT係
数が0に置換されている。つまり、C信号に対するDC
T係数に対する逆DCTの精度が、Y信号に対するDC
T係数に対する逆DCTの精度より高くなるように、D
CT係数の一部が0に置換されている。
【0070】この理由について説明する。図2に示すよ
うに、Y信号に対する8×8のDCT係数のうちの、水
平周波数の高域部分および垂直周波数の高域部分のDC
T係数を0に置換した後に逆DCTを行うと、水平周波
数の高域部分および垂直周波数の高域成分を含む画像の
再現が不十分となる。しかしながら、Y信号の再生劣化
は、色調ではなく明暗に影響するだけなので、原画像の
解像度に比べて低い解像度で画像を表示させる場合に
は、Y信号の水平周波数の高域成分および垂直周波数の
高域成分を含む画像の再現が不十分であっても、さほど
問題とならない。
【0071】ところが、C信号の再生劣化は色調に影響
を与えるため、原画像の解像度に比べて低い解像度で画
像を表示させる場合であっても、C信号の水平周波数の
高域成分および垂直周波数の高域成分を含む画像の再現
が不十分となると、視覚上のその再生劣化が目立つとい
う問題がある。特に、復号化しようとする画像がインタ
ーレース画像である場合には、奇数フィールドと偶数フ
ィールドでは時間的なずれがあり、動きにともなって垂
直方向の高周波成分が発生しやすいため、C信号に対す
るDCT係数のうちの垂直周波数の高域成分を0に置換
した後に逆DCTを行うと、画質劣化が顕著となるとい
う問題がある。
【0072】そこで、上記実施の形態では、画像劣化の
影響が目立ち易い色調に大きく関係するC信号に対して
は、図3に示すように、水平周波数の低域部分のうち、
垂直周波数の低域部分のみならず垂直周波数成分の高域
部分のDCT係数をも使用して復号化を行い、画像劣化
の影響が目立ちにくい明暗に関係するY信号に対して
は、図2に示すように、水平周波数の低域部分のうち、
垂直周波数の低域部分のみのDCT係数を使用して復号
化を行うようにしているのである。
【0073】なお、C信号に関しては、各サブブロック
単位のDCT係数のうちの、水平周波数の高域部分のD
CT係数を除去した後に4×8の逆DCTを行い、Y信
号に関しては、各サブブロック単位のDCT係数のうち
の、水平周波数の高域部分および垂直周波数の高域部分
の両方のDCT係数を除去した後に4×4の逆DCTを
行うようにしてもよい。
【0074】
【発明の効果】この発明によれば、原画像の解像度より
低い解像度の再生画像を得るのに適し、かつ演算量の低
減化が図れる動画像復号化方法が得られる。
【図面の簡単な説明】
【図1】MPEG復号器の構成を示すブロック図であ
る。
【図2】Y用ゼロ置換処理部によって水平周波数の高域
部分および垂直周波数の高域部分のDCT係数が0に置
換された後のDCT係数を示すとともに、逆DCT回路
によって逆変換された後のデータを示す模式図である。
【図3】C用ゼロ置換処理部によって水平周波数の高域
部分のDCT係数が0に置換された後のDCT係数を示
すとともに、逆DCT回路によって逆変換された後のデ
ータを示す模式図である。
【図4】Y用間引回路による垂直方向の間引処理を説明
するための模式図である。
【図5】従来のMPEG復号器の構成を示すブロック図
である。
【図6】MPEG符号器で行われるDCTおよび従来の
MPEG復号器で行われる逆DCTを説明するための模
式図である。
【符号の説明】
1 可変長復号化器 2 逆量子化器 4 Y用ゼロ置換処理部 5 C用ゼロ置換処理部 6 逆DCT回路 7 加算器 9 Y用間引回路 10 C用間引回路 13 第1参照画像用メモリ 14 第2参照画像用メモリ 16 第1のY用内挿回路 17 第1のC用内挿回路 19 第2のY用内挿回路 20 第2のC用内挿回路 21 平均化部 23 可変長復号化器 24 ベクトル値変換回路 3、8、11、12、15、18、22 スイッチ 25 フォーマット変換回路 30 CPU
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 松浦 信一 大阪府守口市京阪本通2丁目5番5号 三 洋電機株式会社内

Claims (6)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 MPEG方式によって圧縮符号化された
    信号を復号化する動画像復号化方法において、 輝度信号に対する逆DCTの精度を、色差信号に対する
    逆DCTの精度より低くしたことを特徴とする動画像復
    号化方法。
  2. 【請求項2】 色差信号に対するDCT係数のうち水平
    周波数の高域部分のDCT係数を0に置換した後に逆D
    CTを行い、輝度信号に対するDCT係数のうちの水平
    周波数の高域部分および垂直周波数の高域部分のDCT
    係数を0に置換した後に逆DCTを行うことにより、輝
    度信号に対する逆DCTの精度を、色差信号に対する逆
    DCTの精度より低くしたことを特徴とする請求項1に
    記載の動画像復号化方法。
  3. 【請求項3】 原画像の符号化時において、水平方向画
    素数がMで垂直方向画素数がNのブロック単位でDCT
    変換が行われているとすると色差信号に対するM×Nの
    ブロック単位のDCT係数のうち水平周波数がM/2よ
    り高域部分のDCT係数を0に置換した後に逆DCTを
    行い、輝度信号のDCT係数に対するM×Nのブロック
    単位のDCT係数のうちの水平周波数がM/2より高域
    部分および垂直周波数がN/2より高域部分のDCT係
    数を0に置換した後に逆DCTを行うことを特徴とする
    請求項2に記載の動画像復号化方法。
  4. 【請求項4】 色差信号に対するDCT係数のうち水平
    周波数の高域部分のDCT係数を除去した後に逆DCT
    を行い、輝度信号に対するDCT係数のうちの水平周波
    数の高域部分および垂直周波数の高域部分のDCT係数
    を除去した後に逆DCTを行うことにより、輝度信号に
    対する逆DCTの精度を、色差信号に対する逆DCTの
    精度より低くしたことを特徴とする請求項1に記載の動
    画像復号化方法。
  5. 【請求項5】 原画像の符号化時において、水平方向画
    像数がMで垂直方向画素数がNのブロック単位でDCT
    変換が行われているとすると、色差信号に対するM×N
    のブロック単位のDCT係数のうち水平周波数がM/2
    より高域部分のDCT係数を除去した後に逆DCTを行
    い、輝度信号のDCT係数に対するM×Nのブロック単
    位のDCT係数のうちの水平周波数がM/2より高域部
    分および垂直周波数がN/2より高域部分のDCT係数
    を除去した後に逆DCTを行うことを特徴とする請求項
    4に記載の動画像復号化方法。
  6. 【請求項6】 M=N=8であることを特徴とする請求
    項3および5のいずれかに記載の動画像復号化方法。
JP04402698A 1998-02-25 1998-02-25 動画像復号化方法 Expired - Fee Related JP3416505B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP04402698A JP3416505B2 (ja) 1998-02-25 1998-02-25 動画像復号化方法

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP04402698A JP3416505B2 (ja) 1998-02-25 1998-02-25 動画像復号化方法

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPH11243561A true JPH11243561A (ja) 1999-09-07
JP3416505B2 JP3416505B2 (ja) 2003-06-16

Family

ID=12680149

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP04402698A Expired - Fee Related JP3416505B2 (ja) 1998-02-25 1998-02-25 動画像復号化方法

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP3416505B2 (ja)

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US7203236B2 (en) 2000-09-19 2007-04-10 Nec Corporation Moving picture reproducing device and method of reproducing a moving picture
WO2008056497A1 (en) * 2006-11-08 2008-05-15 Tokyo Institute Of Technology Raw data compressing method

Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US7203236B2 (en) 2000-09-19 2007-04-10 Nec Corporation Moving picture reproducing device and method of reproducing a moving picture
WO2008056497A1 (en) * 2006-11-08 2008-05-15 Tokyo Institute Of Technology Raw data compressing method
JP2008124530A (ja) * 2006-11-08 2008-05-29 Tokyo Institute Of Technology Rawデータ圧縮方法

Also Published As

Publication number Publication date
JP3416505B2 (ja) 2003-06-16

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP4014263B2 (ja) 映像信号変換装置及び映像信号変換方法
US7426308B2 (en) Intraframe and interframe interlace coding and decoding
US20030095603A1 (en) Reduced-complexity video decoding using larger pixel-grid motion compensation
JPH031688A (ja) 高能率画像符号化装置およびその復号化装置
JPH0818979A (ja) 画像処理装置
JPH0775111A (ja) デジタル信号符号化装置
KR100568649B1 (ko) 동화상복호화장치및동화상복호화방법
JP2933561B2 (ja) 動画符号変換装置
JP3568392B2 (ja) 動画像復号化装置
JP2900810B2 (ja) 変換符号化された画像データの復号化時に生じる量子化ノイズの低減方法及び変換符号化された画像データの復号化装置
JP3416505B2 (ja) 動画像復号化方法
JP4264811B2 (ja) 画像復号化装置及び画像復号化方法
JP2002262293A (ja) 動画像復号装置および動画像復号方法
JP3797208B2 (ja) カラー動画像符号化装置、復号化装置、符号化方法、復号化方法及びカラー動画像符号列伝送方法
JP3384739B2 (ja) 動画像復号化方法
JP3481112B2 (ja) 動画像復号化装置
JP3481118B2 (ja) 動画像復号化方法
JP3384738B2 (ja) 動画像復号化方法
JP3481111B2 (ja) 動画像復号化装置
JP3384740B2 (ja) 動画像復号化方法
JPH10126749A (ja) 順次走査変換装置
JP3416509B2 (ja) 動画像復号化装置
JPH10145788A (ja) 映像再生装置
JP3166835B2 (ja) 動画像の高能率符号化方法及び装置
JPH11243550A (ja) 動画像復号化方法

Legal Events

Date Code Title Description
FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20090404

Year of fee payment: 6

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20100404

Year of fee payment: 7

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20110404

Year of fee payment: 8

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20120404

Year of fee payment: 9

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20130404

Year of fee payment: 10

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20140404

Year of fee payment: 11

LAPS Cancellation because of no payment of annual fees