JPH11243428A - デジタル伝送された信号を等化するための方法及び再生フィルタ - Google Patents

デジタル伝送された信号を等化するための方法及び再生フィルタ

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JPH11243428A
JPH11243428A JP10302315A JP30231598A JPH11243428A JP H11243428 A JPH11243428 A JP H11243428A JP 10302315 A JP10302315 A JP 10302315A JP 30231598 A JP30231598 A JP 30231598A JP H11243428 A JPH11243428 A JP H11243428A
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filter
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threshold
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Erwin Schlag
エルビン・シユラーク
Henning Buelow
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  • Cable Transmission Systems, Equalization Of Radio And Reduction Of Echo (AREA)
  • Filters That Use Time-Delay Elements (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 デジタル信号を等化するための方法及び再生
フィルタを提供すること。 【解決手段】 信号は、閾値決定素子、マルチプレク
サ、及びマルチプレクサを切り換えるための遅延信号を
再生する遅延装置6によって形成される。入力信号1は
少なくとも四つの閾値決定素子2中を並列に通り、閾値
決定素子2の出力信号3は少なくとも一つのマルチプレ
クサ4によって遅延装置6に接続され、遅延装置6は少
なくとも二つの遅延段から構成され、この二つの遅延段
の遅延信号9、10が少なくとも一つのマルチプレクサ
4を切り換える。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、独立請求項に係る
デジタル伝送された信号を等化するための方法及び再生
フィルタに関する。
【0002】
【従来の技術】減衰の他に、光信号の信号分散は、光フ
ァイバシステムにおける伝送路及びビットレートに影響
する主要な制限規準である。分散の影響及びその制限
は、得られた電気信号の適切な信号処理によって補償す
ることができる。実際の応用では、ファイバの分散効果
は時間の経過と共に変化するので、それに適応するよう
に信号処理を実現することが必要である。例えば偏波モ
ード分散(PMD)によって生じる分散効果の結果、偏
波の異なる信号成分が重なり合うことがある。これらの
分散効果のために、信号は経時的に明瞭さを欠くように
なり、混乱した状態で光受信器に到達する。分散効果の
ために互いに重なり合って受信器に到達した信号をもう
一度分離するために、非線形電子フィルタを使用して信
号が等化される。Jack Winters及びS.K
asturiaの論文「Adaptive Nonli
near Cancellation for Hig
h−speed Fiber Optic Syste
ms」、Journal ofLightwave T
echnology,vol.10、No.9(199
2年7月)p.971ff.は、非線形電子フィルタを
開示している。非線形フィルタのアナログ再生に伴う時
間の問題を緩和するために、閾値の異なる二つの閾値決
定素子が互いに並列に接続される。並列に接続された閾
値決定素子の結果は、可制御マルチプレクサによって結
合される。上述の論文の975ページの図7に示された
具体例は、二つの閾値決定素子を使用しており、これら
の出力はマルチプレクサに接続される。D形フリップフ
ロップ及びフィードバックループが、フィルタのマルチ
プレクサを切り換える。調整される閾値は周辺電子装置
で決定され、それらはコンデンサによって保存される。
したがって、閾値電子装置の時定数は固定される。この
種の非線形フィルタでは、遅い信号成分と速い信号成分
との間の遅延が一タイムパルス内で変動する場合には、
信号を等化することができる。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】閾値決定素子をトリガ
する信号クロックパルスを回復するために、位相同期ル
ープ、いわゆるPLL回路(フェーズロックループ)を
備えた従来のクロック回路を使用することができる。し
かし、例えば高度のPMDによって生じる非常に強い歪
みがある場合には、次のような問題が起きる。すなわ
ち、従来のクロック回路により再生される信号クロック
パルスは、信号の歪みによって異なる大きさを持つ強い
位相変動を生じる。したがって、信号の歪みが強い場合
には、位相変動を補償するために、通常、クロック回路
を追加の移相器によってさらに拡大しなければならず、
この移相器は適応調整器としてクロックパルス経路内に
組み込まれる。
【0004】
【課題を解決するための手段】それとは対照的に、本発
明に係る方法及び本発明に係る再生フィルタは、複数の
タイムパルスにわたる遅い信号成分と速い信号成分との
間のエコー遅延を等化することができるという利点を有
する。さらに、同時に発生するPMD(偏波モード分
散)や色分散など発生源の異なる歪みも同様に低減する
ことができる。そのために、少なくとも四つの閾値決定
素子を並列に接続することが望ましく、出力は少なくと
も一つのマルチプレクサによって結合され、マルチプレ
クサの切換えは少なくとも一つのフィードバックループ
によって実行される。さらに、閾値調整をタイムクリテ
ィカルな再生に追従させることなく、外部装置によって
閾値を伝送ファイバの分散作用の変化に適応させること
が可能である。
【0005】信号クロックパルスを回復する目的は、本
発明に係るクロック回路を装備した等化回路によって達
成される。これは、入力信号を予め設定可能な閾値と比
較することによって、入力信号の立上りエッジまたは立
下りエッジを検出し、このエッジと同期させることによ
って信号クロックパルスを再生する。
【0006】独立請求項に開示する方法及び再生フィル
タの有利な改良及び更新は、従属請求項で取られる手段
によって可能になる。
【0007】遅延回路の出力信号の再生はデータクロッ
クパルスcによって実行されるが、処理装置による決定
素子の調整はより遅く行うことができるという点は、特
に有利である。
【0008】閾値のより遅い調整が、出力信号の外部検
出によって決定されると共に評価のために処理装置に伝
送される測定値に基づいて行われることは、さらに有利
な点である。
【0009】遅延装置がマスタスレーブD形フリップフ
ロップ及び後続のラッチフリップフロップから構成され
ることは、さらに有利な点である。その結果、信号状態
の確実な検出は第一フィードバックループで達成され、
速い再生は第二フィードバックループで行われる。
【0010】遅延装置は論理装置を備えたシフトレジス
タとして実現することができるので、好都合である。
【0011】再生フィルタは、再生フィルタが単一モー
ドフィルタ、多重線形フィルタ、または他の再生フィル
タのいずれかと並列に接続された組合せ回路中で使用さ
れることが有利である。決定素子閾値は一定及び調整可
能の両方として実現することが有利である。
【0012】信号をさらに等化するために、アナログフ
ィルタを直列に接続することも有利であり、その場合、
このフィルタは適応フィルタとして設計することができ
る。最適な信号等化のために、二つの閾値決定素子を有
する再生フィルタが、線形、適応または非適応フィル
タ、ならびに少なくとも四つの閾値決定素子を有する本
発明に係る再生フィルタと協働するフィルタ組合せを使
用することができる。
【0013】等化回路における信号クロックパルスの回
復は、入力信号を予め設定可能な閾値と比較して入力信
号の振幅をこの閾値によって予め設定された値範囲に制
限し、予め設定可能な時間ウィンドウ内で振幅制限され
た入力信号の立上りエッジまたは立下りエッジを検出し
て均一な持続時間の出力パルス(FP)を発生させる第
一回路をクロック回路が備えていることによって、特に
有利に実現することができる。立上りエッジまたは立下
りエッジは、例えば異なる時間に走査を行い、これらの
走査された値を比較することによって検出される。エッ
ジの検出は、振幅制限のために特に簡単であり、かつ確
実である。
【0014】クロック回路が、第一回路の後に続き、出
力パルスからそのエッジと同期させることによって信号
クロックパルスを再生する第二回路をも含むならば、特
に有利である。したがって、エッジ検出をさらに安定化
するために、その後に位相同期ループ(PLL)または
フィルタを追加接続する。
【0015】さらに、第一回路が、時間ウィンドウの大
きさを決定しかつ入力信号のビット持続時間の約半分よ
り短い持続時間だけ振幅制限された入力信号を遅延させ
るむだ時間素子と、時間遅延された入力信号を反転させ
るインバータ段と、振幅制限された入力信号と反転され
時間遅延された入力信号とを互いに論理的に結合して出
力パルスを発生させるANDゲートとを備えたエッジト
リガモノフロップであるならば、有利である。これらの
簡単な手段によって、特に強い信号歪みがある場合でも
立上り(正)エッジのみまたは立下り(負)エッジのみ
が検出されるように、時間ウィンドウは振幅制限信号に
よって設定される。
【0016】好ましくは位相同期ループ(PLL)であ
る第二回路がそれ自体を出力パルスの立上りエッジと同
期させる場合、別の利点が得られる。その結果、正エッ
ジの安定した検出が達成される。すなわち、エッジは信
号のエコー成分によって歪まない。
【0017】また、再生フィルタを含む少なくとも一つ
の循環閾値決定素子の閾値を変更するために、フィルタ
の出力信号をフィルタ通過時間だけ遅延した入力信号と
比較して、これから、閾値を決定する等化出力信号の信
号品質を導出する検出回路を、クロック回路の他に、等
化回路に装備したならば、特に有利である。したがっ
て、等化回路は、フィルタを信号品質に応じて調整する
回路をさらに含む。クロック回路が安定した信号クロッ
クパルスを供給するので、この回路は簡素に設計するこ
とができる。特に、位相変動を補償するために、適応手
段を備える必要がない。特に、アイ検出器(eye detect
or)はこの回路に適している。この検出器は、等化出力
信号のアイダイアグラムを決定し、目の開きに従って変
化しかつ信号の品質を示す電圧を発生する。
【0018】
【発明の実施の形態】本発明の実施形態を図面に示し、
以下でさらに詳しく説明する。
【0019】図1に、互いに並列に接続され、入力端が
入力信号1に接続された四つの閾値決定素子2を示す。
閾値決定素子2は、閾値U1−4のため、及びデータク
ロックパルスcのための他の入力を有する。閾値決定素
子2の対の出力は、それぞれのマルチプレクサ4に入力
される。第一マルチプレクサ段4の出力は、別のマルチ
プレクサ段4’の入力の一つに接続される。このマルチ
プレクサ4’の出力はD形フリップフロップ7の入力に
供給され、そのQ出力はラッチフリップフロップ8の入
力に接続される。D形フリップフロップ7のQ(−)出
力は第二段のマルチプレクサ4’にフィードバックされ
る。ラッチフリップフロップ8の出力Qは再構築された
出力信号11を供給する。ラッチフリップフロップ8の
Q(−)出力はフィードバックループ10を介して第一
マルチプレクサ段4にフィードバックされる。
【0020】入力信号は分散効果のために歪む。例えば
図5から分かるように、信号の偏波成分は光ファイバを
介して高速と低速の両方で輸送されるので、入力信号は
階段状構造を有する。ここでは、例えば、1.5周期の
伝搬時間差があり、かつ異なる偏波モード間の強度分布
が均等である場合について、光電子変換器の階段状入力
信号をプロットする。
【0021】入力信号は四つの閾値決定素子2の間で分
割される。各閾値決定素子2は個々の閾値U1−4を有
する。この閾値の調整は、外部測定の測定結果13を評
価するデジタル処理装置12によって行われる。出力信
号11のアイダイアグラムの評価は外部測定に役立つ。
閾値U1−4の適応は測定された目の開きから計算され
る。閾値に応じて、閾値決定素子の出力は出力信号1ま
たは0を供給し、これらは第一マルチプレクサ段に供給
される。信号が第二マルチプレクサ段4’を介してマス
タスレーブD形フリップフロップ7に伝わる。このマス
タスレーブフリップフロップは到着した信号を一データ
クロックパルス分だけ遅延させる。これはマスタスレー
ブフリップフロップであるので、信号の保存はきわめて
確実であり、入力信号と出力信号との間の遅延は厳密に
一データクロックパルスである。クロックパルスが1で
ある限り、入力情報はマスタに読み込まれる。スレーブ
は阻止されるので、出力状態は変化しない。クロックパ
ルスが0になると、マスタは阻止され、このようにして
負のクロックパルスエッジの直前に存在した状態は適所
に固定される。同時に、スレーブは解除され、マスタの
状態は出力に伝送される。入力データが出力に直接作用
するクロックサイクル状態は存在しない。したがって、
この種のフリップフロップは、入力信号の確実な検出及
び独立した評価のために使用される。タイムクリティカ
ルなフィードバックループ10には透過フリップフロッ
プ8が使用され、これは第一マルチプレクサ段4をそれ
以上遅延せずに切り換える。二つのフィードバックルー
プを持つ実施形態では、第二ループ10は非常にタイム
クリティカルなので、ラッチフリップフロップを使用す
る必要がある。四つの閾値決定素子を有するこの種の回
路は、10Gbit/sで0psから約200psまで
の1ビットの二つの偏波モード間の信号遅延を最適に補
償することができる。閾値決定素子2の閾値は、最初に
測定に基づいて最適に調整され、ファイバの分散作用が
時間の経過と共に変化する場合には、デジタル処理装置
12によって再調整することができる。
【0022】図2に、入力信号1が五つ以上の決定素子
2の間で分割される実施形態を示す。決定素子の数は歪
みの種類によって異なる。決定素子は各々、閾値入力U
からUを有し、これはデジタル処理装置12によっ
て外部から調整される。決定素子2の出力はマルチプレ
クサ4に供給され、このマルチプレクサ4は論理装置5
によって切り換えられる。論理装置5は、マルチプレク
サ4を切り換えるために、遅延論理回路6の個々のフリ
ップフロップ7の出力を評価する。出力信号11はシフ
トレジスタの出力に現れる。この実施形態では、フリッ
プフロップの時間遅延された出力信号のマルチプレクサ
への再生はもはやタイムクリティカルではないので、こ
こでは通常のマスタスレーブバージョンを使用すること
ができる。図3に、本発明に係る再生フィルタ14と、
例えば線形フィルタ15との並列接続を示す。入力信号
1は、両方の偏波モードS及びSの信号成分から構
成される。二つの信号分岐はスイッチ18で結合され、
スイッチ18は切換えパルス17によって投入される。
出力信号11の品質は外部検出回路13によって決定さ
れる。二つの信号分岐の伝搬時間差を補償するために、
調整可能な遅延装置16が備えられている。
【0023】図4に、複数の再生フィルタ及び/または
線形フィルタの並列接続を示す。遅延素子16は、スイ
ッチ18における切換え後に信号が同期して連続するよ
うに、信号分岐の信号伝搬時間を互いに適応させる。
【0024】図5に、代表的な信号a)、及び信号a)
が分散効果のために形成する歪みb)を示す。本発明に
係る再生フィルタを通過した後、元の信号c)が回復す
る。
【0025】図6に概略的に示す等化回路ADEQは再
生フィルタ14を含み、この再生フィルタ14は入力信
号1を受け取り、出力信号11を供給する。さらに、等
化回路はクロック回路Aを有し、これは、再生フィルタ
14のクロックパルス入力に供給するために信号クロッ
クパルスCを入力信号1から回復する。さらに、等化回
路は、等化される入力信号1及び等化された出力信号1
1が供給される二つの入力を備えた検出回路13を含
み、この検出回路13は、等化された出力信号11の信
号品質を示す出力電圧Ueyeを発生する。
【0026】さらに、等化回路は、再生フィルタ14の
フィルタパラメータを調整するために検出回路13の後
に続き、電圧Ueyeから制御信号、特に閾値SETを
生成する制御回路12を含む。
【0027】クロック回路Aは、入力信号1を予め設定
定可能な閾値Usと比較して、出力パルスFPを生成す
る第一回路MFLPを含む。さらに、クロック回路A
は、第一回路の後に続き、出力パルスFPからそのエッ
ジと同期させることによって信号クロックパルスCを生
成する第二回路PLLを含む。クロック回路Aの設計及
び動作については、図7に関連して以下でさらに論じ
る。
【0028】図6に示した検出回路13は比較器DIF
Fを含み、この比較器DIFFは入力信号1を出力信号
11と比較し、差分信号を生成する。比較器の入力で、
入力信号1は、出力信号11と同時に入力信号を比較器
に供給するために、遅延フィルタT14により導入され
た遅れ分だけむだ時間素子によって遅延される。さら
に、検出回路13は、比較器の後に接続されて差分信号
から出力信号11の信号品質を示す電圧Ueyeを発生
するアイ検出器EDを含む。このために、アイ検出器E
Dは、入力増幅器AGCと、ミキシング段に対応する後
続のマルチプレクサMULTとを含む。電圧Ueye
は、増幅器AGC(自動利得制御)における差分信号の
増幅及びミキシング段MULTにおける後続の処理によ
って発生する。目の開きのピークピーク電圧は、ミキシ
ング段では一定に維持される。この電圧は、出力信号1
1の品質の尺度を表すいわゆる目の開きを示す。この電
圧Ueyeから、フィルタパラメータ、特に閾値SET
が、再生フィルタ14を適応調整する後続の制御回路1
2で生成される。
【0029】図6は、再生フィルタ14がフィルタパラ
メータを調整するために次の信号、すなわち第一に本発
明に係るクロック回路Aによって再生された信号クロッ
クパルスCによって、第二にアイ検出回路によって生成
された閾値SETによってトリガされることを示す。再
生フィルタの動作を改善するために、両方の手段を互い
に独立して使用することができる。これは、第一に、位
相同期した安定したクロックパルスが生成されるように
クロック回路のみによって等化回路を改良することがで
き、第二に、再生フィルタが信号品質に応じて適応調整
されるように検出回路のみによって等化回路を改良する
ことができることを意味する。ただし、両方の手段を一
緒に使用した場合、フィルタ14は、安定した信号クロ
ックパルスCによってすでにトリガされ、その結果位相
が安定した出力信号11を供給し、この信号がアイ検出
回路EDで一層容易に処理できるようになるので、特に
有利である。出力信号11は安定化しているので、アイ
検出器評価回路12内の位相補償のための信号処理段階
は不要であるが、この信号処理段階は出力信号の位相変
動を補償しなければならない。
【0030】再生フィルタ14の設計について図8に関
連してさらに詳しく説明する前に、まず本発明に係るク
ロック回路Aの比較器MFLPの略配置図を示す図7に
ついて説明する。
【0031】図7は、入力信号1から均一な持続時間T
Mを持つ出力パルスFPを回復する、クロック回路Aの
第一回路MFLPを示す。この第一回路は、エッジトリ
ガモノフロップの機能を持ち、入力部に、入力信号1を
閾値Usと比較する比較器またはシュミットトリガを含
む。この比較器の後には、反転入力と非反転入力とを有
するAND論理ゲートが続く。比較器の出力電圧は、非
反転入力へは直接伝達され、反転入力へはむだ時間(遅
延)素子Tmを介して間接的に伝達される。次に、均一
な持続時間TMを持つ出力パルスFPがANDゲートの
出力に現われる。これらの出力パルスFPは次に、図2
には示されていないクロック回路Aの第二回路に伝達さ
れる(図6のPLL参照)。
【0032】図7に示すエッジトリガモノフロップMF
LPの動作は次の通りである。
【0033】比較器内で入力信号1を閾値Usと比較す
ることによって、入力信号1は最初、論理「0」のとき
には最小電圧Uminがセットされ、論理「1」のとき
には最大電圧Umaxがセットされるように振幅制限さ
れる。シュミットトリガを使用した場合、レベルが
「0」と「1」の間(2進値の範囲)で変動する出力信
号が生成される。閾値Usは、入力信号1の振幅の約四
分の一から三分の一となるように選択される。これによ
り、入力信号1の信号進路が急に大きくなるとすぐに、
エコー成分による歪みが発生しない限り正のエッジが検
出されることになる(図5参照)。したがって、比較器
はその出力に振幅制限された信号1’を生成し、この信
号はUminとUmaxの間で急に変化し、その正のエ
ッジはかなりの程度まで入力信号1の正の(立上り)エ
ッジに厳密に一致する。また、立下りエッジ、すなわち
負のエッジを検出することもできる。ただし、正のエッ
ジはまだエコー成分によって歪んでいないので、正のエ
ッジを検出することが有利である(図5参照)。
【0034】後続の論理回路で、振幅制限された入力信
号1’はさらに処理されて出力パルスFPになる。むだ
時間(遅延)素子Tmを有するANDゲートの切換えに
より、振幅制限された入力信号1’は時間ウィンドウ関
数を受けそこで正のエッジは維持され、入力信号1’成
分は抽出される。したがって、ANDゲートの出力信号
は、同じ幅TMを持つ出力パルスFPから構成される。
これらの出力パルスは、すでに再生フィルタをトリガす
るための信号クロックパルスとして使用されていること
もあるが、後続の同期段によって、または後続のフィル
タによって第二回路でさらに安定化する必要がある(図
6のPLL参照)。
【0035】図8に再生フィルタ14の略配置図を示
す。再生フィルタ14は、歪んだ入力信号1から等化さ
れた出力信号11を生成し、信号クロックパルスCによ
ってトリガされると共に、フィルタパラメータSETに
よって適応調整される。ただ一つの循環閾値決定素子を
持つ回路を再生フィルタとして使用することができる。
しかし、少なくとも二つの閾値決定素子、正確にはこの
代表的な実施形態では四つの閾値決定素子を使用するこ
とが好ましい。
【0036】図8には四つの閾値決定素子2が示されて
おり、これらは互いに並列に接続され、入力端が入力信
号1に接続されている。閾値決定素子2は、閾値SET
(これらは電圧U、U、U、及びUに分割され
る)用及び信号データクロックパルスC用の他の入力を
有する。閾値決定素子2の出力はそれぞれ対としてマル
チプレクサ4に供給される。第一マルチプレクサ段4の
出力は別のマルチプレクサ段4’の入力に接続される。
このマルチプレクサ4’の出力はD形フリップフロップ
の入力に供給され、D形フリップフロップのQ出力はラ
ッチフリップフロップの入力に接続される。D形フリッ
プフロップの反転されたQ(−)出力は第二段のマルチ
プレクサ4’にフィードバックされる。ラッチフリップ
フロップの出力Qは、再構築された出力信号11を与え
る。ラッチフリップフロップの反転されたQ(−)出力
はフィードバックループ10を介して第一マルチプレク
サ段4にフィードバックされる。
【0037】入力信号1は分割され、四つの閾値決定素
子2の各々に供給される。各閾値決定素子2は個々の閾
値(電圧U1−4)を有する。これらの閾値SETの調
整は、検出回路13の出力における目の開き(電圧Ue
ye)を評価するデジタル処理装置12によって行われ
る(図1参照)。したがって、閾値U1−4の適応は、
測定された目の開きから、及びその変化によって計算さ
れる。閾値に応じて、閾値決定素子2の出力は論理信号
「1」または「0」を供給し、これらは第一マルチプレ
クサ段4に現れる。第二マルチプレクサ段4’から、Q
出力信号がD形フリップフロップに供給される。このD
形フリップフロップはマスタスレーブフリップフロップ
として使用され、到着した信号を一データクロックパル
ス分だけ遅延させる。
【0038】これはマスタスレーブフリップフロップで
あるので、信号の保存は極めて確実であり、入力信号と
出力信号との間の遅延は厳密に一データクロックパルス
である。クロックパルスが論理「1」である限り、入力
情報はマスタに読み込まれる。スレーブは阻止されるの
で、出力状態は変化しない。クロックパルスが論理
「0」になると、マスタは阻止され、このようにして負
のクロックパルスエッジの直前に存在した状態は適所に
固定される。同時に、スレーブは解除され、マスタの状
態は出力に伝送される。入力データが出力に直接作用す
るクロックサイクル状態は存在しない。したがって、こ
の種のフリップフロップは、入力信号の確実な検出及び
独立した評価のために使用される。
【0039】マスタスレーブフリップフロップまたは高
速ラッチフリップフロップ、すなわち透過フリップフロ
ップは、タイムクリティカルなフィードバックループに
使用することができ、これは第一マルチプレクサ段4を
それ以上遅延することなく切り換える。二つのフィード
バックループを含む実施形態では、第二ループが非常に
タイムクリティカルであるので、ラッチフリップフロッ
プを使用する必要がある。四つの閾値決定素子を含むこ
の種の回路は、10Gbit/sで0psから約200
psまでの1ビットの二つの偏波モード間の信号遅延を
最適に補償することができる。
【0040】閾値決定素子2の閾値SETは、最初に閾
値の測定及び変化に基づいて最適に調整され、ファイバ
の分散作用が時間の経過と共に変化する場合には、後で
処理装置12によって再調整することができる。
【0041】本発明について光受信器を例に挙げて説明
したが、本発明は、非光信号用の受信器、特に信号が有
線または無線で伝送されるデジタル広帯域網用の受信器
にも使用することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】四つの決定素子を有する回路を示す図である。
【図2】五つ以上の決定素子を有する回路を示す図であ
る。
【図3】フィルタ組合せを示す図である。
【図4】拡大フィルタ組合せを示す図である。
【図5】フィルタ結果の測定を示す図である。
【図6】光受信器用の等化回路のブロック回路図を示す
図である。
【図7】この等化回路用のクロック回路の配置を示す図
である。
【図8】この等化回路用の再生フィルタを示す図であ
る。
【符号の説明】
1 入力信号 2 閾値決定素子 4 マルチプレクサ 5 論理装置 6 遅延論理回路 7 遅延段 8 遅延段 9 遅延信号 10 遅延信号 11 出力信号 12 デジタル処理装置 13 外部検出回路 14 再生フィルタ 15 線形フィルタ 16 遅延素子

Claims (20)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 受信信号(1)が閾値(U...)に
    基づいて評価される、デジタル信号を等化する方法であ
    って、閾値の決定が少なくとも四つの閾値決定素子
    (2)によって実行され、少なくとも一つのマルチプレ
    クサ(4)が閾値決定素子(2)の出力を後続の遅延論
    理回路(6)に接続し、少なくとも一つのマルチプレク
    サ(4)が遅延回路(6)の少なくとも一つの再生出力
    信号(9、10)に接続され、閾値決定素子(2)の閾
    値(U...)がデジタル処理装置(12)によって
    適応調整されることを特徴とする方法。
  2. 【請求項2】 遅延回路(6)の出力信号の再生がデー
    タクロックパルスcで実行され、閾値決定素子(2)の
    閾値の調整がより遅い時間フレーム内で実行されること
    を特徴とする請求項1に記載のデジタル信号を等化する
    方法。
  3. 【請求項3】 閾値決定素子(2)と、マルチプレクサ
    (4)と、マルチプレクサを切り換えるための遅延信号
    を再生する遅延論理回路(6)とを備えた、デジタル伝
    送された信号を等化するための再生フィルタ(14)で
    あって、入力信号(1)が少なくとも四つの閾値決定素
    子(2)中を並列に通り、閾値決定素子(2)の出力信
    号(3)が少なくとも一つのマルチプレクサ(4)によ
    って遅延装置(6)に接続され、遅延装置(6)が少な
    くとも二つの遅延段(7、8)から構成され、この二つ
    の遅延段(7、8)の遅延信号(9、10)が少なくと
    も一つのマルチプレクサ(4)を切り換えることを特徴
    とする再生フィルタ(14)。
  4. 【請求項4】 閾値を信号処理装置(12)で外部検出
    回路(13)の測定値によって調整することができるこ
    とを特徴とする請求項3に記載の再生フィルタ(1
    4)。
  5. 【請求項5】 遅延装置(6)がマスタスレーブD形フ
    リップフロップ(7)及びラッチフリップフロップ
    (8)から構成されることを特徴とする請求項3または
    4に記載の再生フィルタ(14)。
  6. 【請求項6】 遅延装置(6)がシフトレジスタであ
    り、論理装置(5)がマルチプレクサにフィードバック
    される信号を選択することを特徴とする請求項3から5
    のいずれか一項に記載の再生フィルタ(14)。
  7. 【請求項7】 再生フィルタ(14)が少なくとも一つ
    の線形フィルタ(15)及び/または少なくとも一つの
    再生フィルタ(14)と並列に使用され、遅延素子(1
    6)が信号伝搬時間の変動を補償することを特徴とす
    る、並列に接続されたフィルタを備え、これらのフィル
    タのそれぞれの出力が制御信号(17)によって出力線
    に接続される回路内での請求項3から6のいずれか一項
    に記載の再生フィルタ(14)の使用方法。
  8. 【請求項8】 再生フィルタ(14)の閾値を適応調整
    することができるか、または固定することができること
    を特徴とする請求項7に記載の再生フィルタ(14)の
    使用方法。
  9. 【請求項9】 再生フィルタ(14)の前にアナログフ
    ィルタが配置されることを特徴とする請求項7または8
    項に記載の再生フィルタ(14)の使用方法。
  10. 【請求項10】 前置アナログフィルタが適応調整され
    ることを特徴とする請求項7から9のいずれか一項に記
    載の再生フィルタ(14)の使用方法。
  11. 【請求項11】 フィルタ組合せにおいて、二つの閾値
    決定素子を備えた再生フィルタも使用されることを特徴
    とする請求項7から10のいずれか一項に記載の再生フ
    ィルタ(14)の使用方法。
  12. 【請求項12】 信号クロックパルス(C)によってク
    ロックされる少なくとも一つの閾値決定素子(2)を含
    む再生フィルタ(14)を備えた、デジタル伝送された
    信号用の等化回路(ADEQ)であり、等化回路の等化
    すべき入力信号(1)がこの閾値決定素子(2)中を通
    り、この閾値決定素子の閾値(SET)が等化回路の出
    力信号(11)を変化させる等化回路(ADEQ)であ
    って、入力信号(1)を予め設定可能な閾値(Us)と
    比較することによって入力信号(1)の立上りエッジま
    たは立下りエッジを検出し、このエッジと同期させるこ
    とによって信号クロックパルス(C)を再生するクロッ
    ク回路(A)を特徴とする等化回路(ADEQ)。
  13. 【請求項13】 クロック回路(A)が第一回路(MF
    LP)を含み、この第一回路(MFLP)が、入力信号
    (1)を予め設定可能な閾値(Us)と比較して入力信
    号の振幅をこの閾値によって予め設定された値範囲(U
    min;Umax)に制限し、予め設定可能な時間ウィ
    ンドウ内で振幅制限された入力信号の立上りエッジまた
    は立下りエッジを検出して均一な持続時間(Tm)の出
    力パルス(FP)を発生させることを特徴とする請求項
    12に記載の等化回路(ADEQ)。
  14. 【請求項14】 クロック回路(A)が第二回路(PL
    L)を含み、この第二回路(PLL)が、第一回路(M
    FLP)の後に続き、信号クロックパルス(C)を出力
    パルス(FP)と同期させるか、または出力パルスから
    信号クロックパルス周波数をフィルタリングすることを
    特徴とする請求項12または13に記載の等化回路(A
    DEQ)。
  15. 【請求項15】 第一回路(MFLP)が、時間ウィン
    ドウの大きさを決定しかつ入力信号(1)のビット持続
    時間の半分より小さい持続時間(TM)だけ振幅制限さ
    れた入力信号(1N)を遅延させるむだ時間素子(T
    m)と、時間遅延された入力信号(10)を反転させる
    インバータ段と、振幅制限された入力信号(1N)と反
    転され時間遅延された入力信号(10)とを互いに論理
    的に結合して出力パルス(FP)を発生させるANDゲ
    ートとを備えたエッジトリガモノフロップ(MFLP)
    であることを特徴とする請求項12から14のいずれか
    一項に記載の等化回路(ADEQ)。
  16. 【請求項16】 第二回路がそれ自体を出力パルス(F
    P)と同期させる位相同期ループ(PLL)であること
    を特徴とする請求項12から15のいずれか一項に記載
    の等化回路(ADEQ)。
  17. 【請求項17】 再生フィルタ(14)を含む少なくと
    も一つの循環閾値決定素子(2)の閾値(SET)を変
    化させるために、このフィルタの出力信号(11)をフ
    ィルタ通過時間(T14)だけ遅延した入力信号(1)
    と比較し、これから閾値(SET)を決定する等化され
    た出力信号(11)の信号品質(Ueye)を導出する
    検出回路(13)を特徴とする請求項12から16のい
    ずれか一項に記載の等化回路(ADEQ)。
  18. 【請求項18】 検出回路(13)が、等化された出力
    信号(11)のアイダイアグラムを決定し、目の開きに
    従って変化しかつ信号の品質を示す電圧(Ueye)を
    発生することを特徴とする請求項12から17のいずれ
    か一項に記載の等化回路(ADEQ)。
  19. 【請求項19】 信号クロックパルス(C)によってク
    ロックされる少なくとも一つの閾値決定素子(2)を含
    む再生フィルタ(14)を含む、デジタル伝送された信
    号用の等化回路(ADEQ)を備えた光受信器であり、
    等化回路の等化すべき入力信号(1)がこの閾値決定素
    子(2)中を通り、この閾値決定素子の閾値(SET)
    が等化回路の出力信号(11)を変化させる光受信器で
    あって、入力信号(1)を予め設定可能な閾値(Us)
    と比較することによって入力信号(1)の立上りエッジ
    または立下りエッジを検出し、このエッジと同期させる
    ことによって信号クロックパルス(C)を再生するクロ
    ック回路(A)を特徴とする光受信器。
  20. 【請求項20】 クロック回路(A)が第一回路(MF
    LP)を含み、この第一回路(MFLP)が、入力信号
    (1)を予め設定可能な閾値(Us)と比較して入力信
    号の振幅をこの閾値によって予め設定された値の範囲
    (Umin;Umax)に制限し、予め設定可能な時間
    ウィンドウ内で振幅制限された入力信号(1N)の立上
    りエッジまたは立下りエッジを検出して均一な持続時間
    (TM)の出力パルス(FP)を発生させること、及び
    クロック回路(A)が第二回路(PLL)を含み、この
    第二回路(PLL)が、第一回路(MFLP)の後に続
    き、出力パルス(FP)からそのエッジと同期させるこ
    とによって信号クロックパルス(C)を再生することを
    特徴とする請求項19に記載の光受信器。
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