JPH11243353A - 中継基地自動選択装置 - Google Patents

中継基地自動選択装置

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Publication number
JPH11243353A
JPH11243353A JP10045287A JP4528798A JPH11243353A JP H11243353 A JPH11243353 A JP H11243353A JP 10045287 A JP10045287 A JP 10045287A JP 4528798 A JP4528798 A JP 4528798A JP H11243353 A JPH11243353 A JP H11243353A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
signal
transmission
relay
relay base
reception
Prior art date
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Pending
Application number
JP10045287A
Other languages
English (en)
Inventor
Kiyoshi Ishii
潔 石井
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Toshiba Corp
Original Assignee
Toshiba Corp
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Filing date
Publication date
Application filed by Toshiba Corp filed Critical Toshiba Corp
Priority to JP10045287A priority Critical patent/JPH11243353A/ja
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Abstract

(57)【要約】 【課題】信頼性の高い安定した航空管制を実現し得るよ
うに、簡便にして容易に安定した交信を実現し得るよう
にすることにある。 【解決手段】複数の中継基地に対応して受信部101、
102、…、10n及び送信部111、112、…、1
1nを配設して、その受信部101、102、…、10
nで受信した受信信号の信号レベルを測定し、この受信
信号の信号レベルを比較して最も高いレベルの受信信号
を受信する受信部101、102、…、10nに送受信
経路を切換え設定するように構成した。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、例えば管制官が
航空機のパイロットとの交信を行うのに用いる管制卓通
信装置に係り、特に、その複数の中継基地の中から最適
な基地を選択するのに用いる中継基地自動選択装置に関
する。
【0002】
【従来の技術】一般に、管制卓通信装置には、送受信中
継サイト(RCAG (Remote Comunicati
on Air Ground)) と称する複数の中継基
地に対応した送受信切換えスイッチが備えられ、この送
受信切換えスイッチを管制官が切換えることにより、航
空機との交信が切換え設定した中継基地を介して行われ
る。即ち、航空機のパイロットと交信を行う場合には、
管制官が直接に交信しながら、複数の中継基地の信号レ
ベルを示すモニタランプ表示を見て判断したり、交信相
手の航空機の運行票、またはレーダ画面を見て航空機に
最も近い中継基地を判断して、上記送受信切換えスイッ
チを切換えて最適な中継基地を選択しながら、航空機と
の交信が行われる。
【0003】ところが、上記管制卓通信装置では、管制
官が航空機の飛翔する位置に応じて、モニターランプ等
を確認しながら送受信切換えスイッチを切換え操作して
中継基地を選択しなければならないために、その作業が
交信時における非常に大きな負担となってなっていた。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】以上述べたように、従
来の管制卓通信装置では、航空機との交信時における切
替えて中継基地の選択作業が非常に煩雑であるという問
題を有する。この発明は上記の事情に鑑みてなされたも
ので、信頼性の高い安定した航空管制を実現し得るよう
に、簡便にして容易に安定した交信を実現した中継基地
自動選択装置を提供することを目的とする。
【0005】
【課題を解決するための手段】この発明は、航空機との
交信を中継する送受信部が設けられた複数の中継基地
と、この複数の中継基地でそれぞれ受信される受信信号
の信号レベルを測定する信号レベル測定手段と、この信
号レベル測定手段で測定した最も高い信号レベルの受信
信号を判定する判定手段と、この判定手段で判定した判
定結果に基づいて前記複数の中継基地のいずれかに対応
する送受信経路を形成して前記航空機との交信を実行す
る送受信経路選択手段とを備えて中継基地自動選択装置
を構成した。
【0006】上記構成によれば、航空機が飛翔して複数
の中継基地領域を順に通過すると、その通過に合わせて
各中継基地で受信される信号レベルが順に変化され、こ
れに合わせて基地選択手段が判定手段の判定結果に基づ
いて中継基地が切換えられる。従って、航空機の飛翔位
置に応じて、最も信号レベルの高い状態において、航空
機との交信が実現されて、航空管制の信頼性を実現した
うえで、管制官の作業負荷が軽減される。
【0007】また、この発明は、基地選択手段で選択し
た中継基地を表示する表示手段を備えて構成した。上記
構成によれば、管制官は、表示手段を見るだけで送受信
経路を形成する中継基地が確認されることにより、交信
の状況の把握が可能となり、航空管制の信頼性の向上が
図れる。
【0008】
【発明の実施の形態】以下、の発明の実施の形態につい
て、図面を参照して詳細に説明する。図1は、この発明
の一実施の形態に係る中継基地自動選択装置を示すもの
で、対を構成する複数組の受信部101、102、…、
10n及び送信部111、112、…、11nは、例え
ば宮古島、八重岳、奄美大島の如く各地域に配備される
複数の中継基地に対応して設けられる。この各地の中継
基地は、航空管制を行う航空機から送信された信号を受
信して対応する受信部101、102、…、10nに送
信し、送信部111、112、…、11nから送信され
る送信信号を受信して上記航空機に送信して交信を実行
する。
【0009】上記受信部101、102、…、10n及
び送信部111、112、…、11nには、その出力端
及び入力端に受信及び送信信号切換部12、13が接続
され、これら受信及び送信信号切換部12、13には、
航空管制通信卓14(図2参照)の受信側及び送信側が
接続される。
【0010】また、受信部101、102、…、10n
には、信号レベル測定部151,152、…、15nが
それぞれ接続される。これら信号レベル測定部151,
152、…、15nの出力端には、レベル判定部16が
接続され、受信部101、102、…、10nを介して
入力される各中継基地からの受信信号の信号レベルを検
出して、その信号レベル信号をレベル判定部16に出力
する。
【0011】レベル判定部16は、その出力端が上記受
信及び送信信号切換部12、13の信号入力端に接続さ
れ、入力した信号レベル信号を比較して最も信号レベル
の高い受信信号を判定して信号選択信号を生成し、受信
及び送信信号切換部12,13にそれぞれ出力する。
【0012】このうち受信信号切換部12は、入力した
信号選択信号に基づいて受信部101、102、…、1
0nを選択して、この受信部101、102、…、10
nで受信した中継基地からの受信信号を航空管制通信卓
14に出力する。他方、送信信号切換部13は、受信部
101、102、…、10nに対応する送信部111、
112、…、11nに切換設定して、この送信部11
1、112、…、11nに対して航空管制通信卓14か
らの送信信号を出力し、上記中継基地に送信する。
【0013】また、航空管制通信卓14には、表示部1
7が設けられ、この表示部17には、上記信号選択信号
に基づいて送受信経路を形成している中継基地が表示さ
れる。
【0014】上記構成において、飛翔している航空機と
交信する場合、管制官は、交信相手の航空機を特定す
る。すると、図3に示すようにステップS 1で航空機か
ら送信される信号が各中継基地を経由して受信部10
1、102、…、10nに入力される。この受信信号
は、各信号レベル測定部151,152、…、15nに
入力されて、それぞれの信号レベルが検出され、各信号
レベル信号がレベル判定部16に入力される(ステップ
S 2)。
【0015】レベル判定部16は、入力した信号レベル
を比較して最も高い受信信号が有るか否かを判定し(ス
テップS 3)、信号レベルが高い受信信号が存在した場
合には、その受信信号に対応する信号選択信号を生成し
て(ステップS 4)、受信及び送信信号切換部12、1
3に出力する。すると、受信及び送信信号切換部12、
13は、信号選択信号に基づいて送受信経路を設定して
選択動作を終了する(ステップS 5、S 6)。
【0016】ここで、受信信号切換部12は、入力した
信号選択信号に基づいて受信部101、102、…、1
0nを選択して航空管制通信卓14に出力する。同時
に、送信信号切換部13は、受信部101、102、
…、10nに対応する送信部111、112、…、11
nに切換設定して、航空管制通信卓14からの送信信号
を送信部111、112、…、11nに送信する。この
際、航空管制通信卓14の表示部17には、上記信号選
択信号に基づいて選択した送受信経路を形成している中
継基地が表示される。
【0017】また、ステップS 3において、信号レベル
の高い受信信号が存在しない場合には、ステップS 7に
移行して予め設定しておいた信号情報を信号選択信号と
して生成し(ステップS 4)、該信号選択信号が受信及
び送信信号切換部12、13に出力する。すると、受信
及び送信信号切換部12,13は、信号選択信号に基づ
いて切換えられて所定の中継基地との間に送受信経路を
形成し、選択動作を終了する(ステップS 5、S 6)。
【0018】ここで、受信信号切換部12は、入力した
信号選択信号に基づいて受信部101、102、…、1
0nを選択して航空管制通信卓14に出力する。同時
に、送信信号切換部13は、受信部101、102、
…、10nに対応する送信部111、112、…、11
nに切換設定して、航空管制通信卓14からの送信信号
を送信部111、112、…、11nに送信する。この
際、航空管制通信卓14の表示部14には、上記信号選
択信号に基づいて選択された中継基地が表示される。
【0019】このように、上記中継基地自動選択装置
は、複数の中継基地に対応して受信部101、102、
…、10n及び送信部111、112、…、11nを配
設して、その受信部101、102、…、10nで受信
した受信信号の信号レベルを測定し、この受信信号の信
号レベルを比較して最も高いレベルの受信信号を受信す
る受信部101、102、…、10nに送受信経路を切
換え設定するように構成した。
【0020】これによれば、航空機が飛翔して複数の中
継基地領域を順に通過して、その通過に合わせて各中継
基地の信号レベルが順に変化されると、これに合わせて
送受信経路が最も信号レベルの高い送受信経路に切換え
られるため、航空機の飛翔位置に応じて、最も信号レベ
ルの高い状態において、航空機との交信が実現されて、
航空管制の信頼性を実現したうえで、管制官の作業負荷
が軽減される。管制官の負荷の軽減が図れる。この結
果、航空管制の安全性の向上が図れる。
【0021】また、上記中継基地自動選択装置は、選択
した送受信経路の中継基地を表示部14に表示するよう
に構成した。これによれば、管制官は、表示部14を見
るだけで送受信経路を形成する中継基地が確認されるこ
とにより、交信の状況の把握が可能となり、航空管制の
信頼性の向上が図れる。
【0022】なお、上記実施の形態では、レベル判定部
16で信号レベルの高さを比較して最も高い信号レベル
のものを選択し、信号レベルが略一定の場合に予め設定
した中継基地に対応する受信部101、102、…、1
0n及び送信部111、112、…、11nに設定する
ように構成した場合で説明したが、これに限ることな
く、例えば一定の信号レベル以下の場合には、予め設定
した所定の中継基地に対応する受信部101、102、
…、10n及び送信部111、112、…、11nに設
定するように構成してもよい。
【0023】また、レベル判定部16で判定した結果、
信号レベルが略一定の場合には、予め設定した中継基地
に設定するのではなく、例えばいずれかの中継基地を選
択するように構成してもよい。よって、この発明は、上
記実施の形態に限ることなく、その他、この発明の要旨
を逸脱しない範囲で、種々の変形を実施し得ることは勿
論である。
【0024】
【発明の効果】以上詳述したように、この発明によれ
ば、信頼性の高い安定した航空管制を実現し得るよう
に、簡便にして容易に安定した交信を実現した中継基地
自動選択装置を提供することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明の一実施の形態に係る中継基地自動選
択装置を示した図。
【図2】図1の航空管制通信卓を示した図。
【図3】図1の選択動作を説明するために示したフロー
チャート。
【符号の説明】
101,102、…、10n … 受信部。 111,112、…、11n … 送信部。 12 … 受信信号切換部。 13 … 送信信号切換部。 14 … 航空管制通信卓。 151,152、…、15n … 信号レベル測定部。 16 … レベル判定部。 17 … 表示部。

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 航空機との交信を中継する送受信部が設
    けられた複数の中継基地と、 この複数の中継基地でそれぞれ受信される受信信号の信
    号レベルを測定する信号レベル測定手段と、 この信号レベル測定手段で測定した最も高い信号レベル
    の受信信号を判定する判定手段と、 この判定手段で判定した判定結果に基づいて前記複数の
    中継基地のいずれかに対応する送受信経路を形成して前
    記航空機との交信を実行する送受信経路選択手段とを具
    備したことを特徴とする中継基地自動選択装置。
  2. 【請求項2】 前記基地選択手段は、判定結果が同一信
    号レベルである場合に、同一信号レベルのいずれか一つ
    を選択することを特徴とする請求項1記載の中継基地自
    動選択装置。
  3. 【請求項3】 前記基地選択手段は、同一信号レベルの
    中から予め設定した中継基地を選択することを特徴とす
    る請求項2記載の中継基地自動選択装置。
  4. 【請求項4】 さらに、前記基地選択手段で選択した中
    継基地を表示する表示手段を備えたことを特徴とする請
    求項1乃至3のいずれか記載の中継基地自動選択装置。
JP10045287A 1998-02-26 1998-02-26 中継基地自動選択装置 Pending JPH11243353A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP10045287A JPH11243353A (ja) 1998-02-26 1998-02-26 中継基地自動選択装置

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JP10045287A JPH11243353A (ja) 1998-02-26 1998-02-26 中継基地自動選択装置

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JPH11243353A true JPH11243353A (ja) 1999-09-07

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ID=12715108

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JP10045287A Pending JPH11243353A (ja) 1998-02-26 1998-02-26 中継基地自動選択装置

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JP (1) JPH11243353A (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN107797467A (zh) * 2017-09-15 2018-03-13 江西洪都航空工业集团有限责任公司 一种通用化时统零点控制装置

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN107797467A (zh) * 2017-09-15 2018-03-13 江西洪都航空工业集团有限责任公司 一种通用化时统零点控制装置

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