JPH11242897A - 半導体記憶集積回路装置 - Google Patents

半導体記憶集積回路装置

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JPH11242897A
JPH11242897A JP10343459A JP34345998A JPH11242897A JP H11242897 A JPH11242897 A JP H11242897A JP 10343459 A JP10343459 A JP 10343459A JP 34345998 A JP34345998 A JP 34345998A JP H11242897 A JPH11242897 A JP H11242897A
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JP
Japan
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redundancy
cell array
sense amplifier
circuit
address
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Application number
JP10343459A
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English (en)
Inventor
Kyoichi Nagata
恭一 永田
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NEC Corp
Original Assignee
NEC Corp
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 リダンダンシヒューズ回路とリダンダンシセ
ルアレイ間の配線長が最少となるような位置にリダンダ
ンシヒューズ回路を配置することでリダンダンシアクセ
スがアドレスアクセスを制限しなくなり、更にチップ面
積の削減を図る。 【解決手段】 複数のメモリセルアレイ20〜23上に
リダンダンシセルアレイ30〜32を配置し、それに対
応するリダンダンシヒューズ回路80〜82をリダンダ
ンシセルアレイに並列して配置する。欠陥アドレスが選
択されると、リダンダンシ判定信号RDN が全てのセンス
アンプコントローラ40〜44を停止させる。リダンダ
ンシ信号 RED1はリダンダンシワードドライバ51及び
センスアンプコントローラ41,42を選択し一度RDN
により停止させたセンスアンプコントローラ41,42
を動作させリダンダンシセルアレイ30を選択する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は半導体記憶集積回路
装置に関し、特にメモリセルアレイの欠陥に対応すべく
冗長回路であるリダンダンシセルアレイ回路を有する半
導体記憶集積回路装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】半導体集積回路においては、その集積度
が増大するに従って欠陥が発生する割合も増大する。特
に、この欠陥は記憶素子領域内で発生することが多く、
この欠陥を取除くために冗長回路が不可欠となってい
る。
【0003】図7に従来のこの種の冗長回路を有する半
導体記憶回路装置の回路例を示す。複数のノーマルセル
アレイ21,23が設けられており、これ等ノーマルセ
ルアレイに夫々対応してセンスアンプ11〜14が各ノ
ーマルセルアレイ21,23の上下端部に夫々配置され
ている。
【0004】そして、ノーマルセルアレイに対する冗長
アレイとしてリダンダンシセルアレイ33が設けられて
おり、このリダンダンシセルアレイ33に対応するセン
スアンプとしてセンスアンプ10,11が用いられる様
になっている。
【0005】各センスアンプ対応にセンスアンプコント
ローラ40〜44が、各ノーマルセルアレイ対応にノー
マルデコーダ&ワードドライバ60,61が、リダンダ
ンシセルアレイ対応にリダンダンシワードドライバ53
が夫々設けられている。
【0006】ノーマルアドレスプリデコーダ&ドライバ
90はアクセスアドレスADDRESS を入力として、このア
クセスアドレスに応じて選択すべきセンスアンプを定め
るセンスアンプ選択信号 SAMP SELECT0〜mを生成する
と共に、選択すべきノーマルデコーダ&ワードドライバ
を定めるデコーダ選択信号DEC SELECTを生成する。
【0007】リダンダンシヒューズ回路89はアクセス
アドレスADDRESS を入力として、予めヒューズ溶断等に
より定められた欠陥アドレスに対応するアドレスが選択
されたことを検出して、欠陥アドレスに対応するリダン
ダンシヒューズや出力信号 RED0〜 REDnを生成す
る。
【0008】尚、このリダンダンシヒューズ回路89は
ノーマルセルアレイ21,23に夫々対応してn台設け
られるものであるが、簡単化のために1個に統一して示
している。
【0009】また、リダンダンシ判定回路70はこれ等
リダンダンシヒューズ出力信号 RED0〜 REDnを入力と
して、欠陥アドレスが選択されたことを示すリダンダン
シ判定信号RDN を生成して、各センスアンプコントロー
ラ40〜44の活性/非活性制御を行う。
【0010】かかる構成において、アドレス信号ADDRES
S に応答してリダンダンシヒューズ回路89では、この
アドレスが欠陥アドレスであるかどうかが判定され、欠
陥アドレスでない場合、その出力であるリダンダンシヒ
ューズ出力信号 RED0〜 REDnは全てローレベルとな
る。
【0011】これ等信号 RED0〜 REDnはリダンダンシ
判定回路70へ入力され、その出力であるリダンダンシ
判定信号RDN は欠陥アドレスでないことを示すローレベ
ル出力となる。
【0012】この信号RDN は全てのセンスアンプコント
ローラ40〜44へ入力されており、リダンダンシセル
アレイ33用のセンスアンプコントローラ40,41の
みをオフ(非活性化)させる。
【0013】選択アドレスに欠陥があれば、リダンダン
シヒューズ回路89の出力 RED0〜REDnのうちの1つ
がハイレベルとなり、このハイレベルの信号に接続され
たリダンダンシワードドライバ53の中の1つが選択さ
れてリダンダンシワード線を選択する。
【0014】同時に、信号 RED0〜 REDnはリダンダン
シ判定回路70へ入力され、その出力であるリダンダン
シ判定信号RDN はハイレベルとなる。この信号RDN は全
てのセンスアンプコントローラ40〜44へ入力されて
おり、ノーマルセルアレイ用のセンスアンプコントロー
ラ41〜44を全てオフさせる。尚、センスアンプ11
の一部はリダンダンシセルアレイ33用としても用いら
れることから、センスアンプコントローラ41は一度オ
フされるが、必要な部分は信号RDN により再びオンされ
る(図9参照)。
【0015】図8はリダンダンシ判定回路70の例を示
す回路図である。図8において、トランジスタ130〜
134の各ゲートにはリダンダンシヒューズ回路89の
出力RED0〜 REDnが夫々入力されており、これ等トラ
ンジスタのドレインが共通接続されることにより、ワイ
ヤードNOR接続されている。
【0016】このワイヤードNOR接続線はトランジス
タ140により電源Vccへプルアップされており、この
ワイヤードNOR接続線の電位がインバータ125を介
して導出され出力信号RDN となっている。
【0017】初期時には、トランジスタ140のゲート
にプリチャージ信号RST がアクティブとなり、また入力
信号 RED0〜 REDnは全てローレベルとなっている。従
って、ワイヤードNOR接続線はハイレベルにプリチャ
ージされている。そして、活性化時には、プリチャージ
信号RST がノンアクテイブとなり、よってトランジスタ
140がオフとなって、このワイヤードNOR接続線が
ハイフローティング状態に維持される。
【0018】この状態で欠陥アドレスが検出されると、
入力信号 RED0〜 REDnの1つがハイレベルとなるの
で、ワイヤードNOR接続線が急速にローレベルへ引込
まれることになる。よって、リダンダンシ判定信号RDN
はローレベルからハイレベルに変化するのである。
【0019】図9にセンスアンプコントローラの一部回
路図例を示す。センスアンプコントローラ40〜44に
はセンスアンプ選択信号 SAMP SELECT0〜m及びリダン
ダンシ判定信号RDN が入力される。リダンダンシ判定信
号RDN がローレベルのときNANDゲート202〜20
4はセンスアンプ選択信号を通過させるが、ハイレベル
のときにはNANDゲート202〜204はインバータ
208〜211によりセンスアンプ選択信号 SAMP SELE
CT0〜mを通さない。
【0020】逆に、リダンダンシセルアレイと隣接する
センスアンプコントローラ40,41では、リダンダン
シ判定信号RDN がローレベルの時は、リダンダンシ用の
センスアンプ活性化信号SAERは発生せず(インバー
タ206,207により)、センスアンプ10,11は
動作しないが、リダンダンシ判定信号RDN がハイレベル
になると、センスアンプ活性化信号SAERを発生し、
センスアンプ10,11を動作させる。
【0021】こうすることにより、欠陥アドレスが選択
されたときは、自動的にその欠陥アドレスに対応するノ
ーマルセルアレイの代りにリダンダンシセルアレイへの
アクセスに切換えるようになっており、よってメモリセ
ルの欠陥に対しての救済を可能としているのである。
【0022】
【発明が解決しようとする課題】従来のこの様な冗長回
路を有する半導体記憶回路装置においては、リダンダン
シセルアレイのワード線を選択する場合、ノーマルアク
セスに比べてリダンダンシアクセスが遅いため、ワード
線が選択されて立上がる時間はリダンダンシアクセスで
決まってしまうという問題が生じた。また、リダンダン
シヒューズ回路89とリダンダンシワードドライバ53
との位置が離れた場所に配置されているため、その間の
配線数が増え、その結果チップの面積大になるという問
題が生じた。
【0023】この様に、従来の回路では、リダンダンシ
ヒューズ回路とリダンダンシワードドライバとが離れて
配置されているので、リダンダンシ確定からリダンダン
シワードドライバ立上がりまでの時間が長くなり、それ
がアドレスアクセス時間を決定してしまうという欠点が
ある。
【0024】また、リダンダンシヒューズ回路からリダ
ンダンシドライバまでの配線長増大によるチップ面積の
増大が問題となる。更に、リダンダンシアクセスの高速
化のため、リダンダンシドライバはアクセスの最速とな
るセルアレイの位置にまとめて配置されている。そのた
め、リダンダンシ専用のセンスアンプ及びセンスアンプ
コントローラも必要となり、更にチップ面積は増大する
という問題がある。
【0025】本発明の目的は、リダンダンシヒューズ回
路とリダンダンシワードドライバ間の配置を最適化し、
配線による面積の増大及びリダンダンシアクセスの高速
化を実現することを図った半導体記憶集積回路装置を提
供することである。
【0026】本発明の他の目的は、リダンダンシ用のセ
ンスアンプ及びセンスアンプコントローラを廃止するこ
とでチップ面積の削減を可能とした半導体記憶集積回路
装置を提供することである。
【0027】本発明の更に他の目的は、リダンダンシ用
メモリセル自体の欠陥を少なくするようにした半導体記
憶集積回路装置を提供することである。
【0028】本発明の別の目的は、ノーマルセルの選択
回路とリダンダンシセルの選択回路を同一とすること
で、アドレス制御を簡素化してチップ面積の増大を防ぐ
ようにした半導体記憶集積回路装置を提供することであ
る。
【0029】
【課題を解決するための手段】本発明によれば、複数の
メモリセルアレイと、前記メモリセルアレイ近傍に設け
られたリダンダンシセルアレイと、前記各リダンダンシ
セルアレイに対応して設けられたリダンダンシワ−ドド
ライバ及びリダンダンシヒュ−ズ回路と、リダンダンシ
判定回路とを備え、前記リダンダンシヒュ−ズ回路と前
記リダンダンシワ−ドドライバとは近接して設けられ、
メモリセルアレイ中の欠陥アドレスが選択された際に前
記リダンダンシ判定回路はメモリセルアレイのセンスア
ンプを非活性化し前記リダンダンシヒュ−ズ回路は対応
するリダンダンシワ−ドドライバ及び前記欠陥アドレス
が含まれるメモリセルアレイのセンスアンプを活性化す
ることを特徴とする半導体記憶集積回路装置が得られ
る。
【0030】本発明によれば、前記リダンダンシ判定回
路の出力部が前記センスアンプの近傍に各々設けられた
ことを特徴とする半導体記憶集積回路装置が得られる。
【0031】本発明によれば、前記リダンダンシセルア
レイの両側に近接してメモリセルアレイが設けられたこ
とを特徴とする半導体記憶集積回路装置が得られる。
【0032】本発明によれば、前記リダンダンシヒュ−
ズ回路と前記リダンダンシワ−ドドライバとの間の配線
が直線的に設けられたことを特徴とする半導体記憶集積
回路装置が得られる。
【0033】
【発明の実施の形態】本発明の作用について述べる。リ
ダンダンシヒューズ回路とリダンダンシワードドライバ
とを、その間の配線が最短(望ましくは配線が回路間を
一直線)で結ぶ様な位置関係で配置することにより、ブ
ロック間の配線遅延は最小となると共に、配線の占有面
積も小とすることができる。
【0034】また、リダンダンシヒューズ回路とリダン
ダンシワードドライバとの配置関係を上記の様に実現す
るために、複数のノーマルセルアレイの中にリダンダン
シセルアレイを混在させて配置させることで、センスア
ンプをノーマルセルアレイとリダンダンシセルアレイと
で共用可能となり、よってリダンダンシセルアレイ専用
のセンスアンプが必要なくなって、チップ面積の増大を
防ぐことができる。
【0035】以下、本発明の実施例について図面を用い
て詳細に説明する。
【0036】図1は本発明の一実施例のブロック図であ
り、図7と同等部分は同一符号により示している。図1
において、複数のノーマルセルアレイ20〜23が設け
られており、これ等ノーマルセルアレイに夫々対応して
センスアンプ10〜14が各ノーマルセルアレイ20〜
23の上下端部に夫々配置されている。
【0037】そして、これ等ノーマルセルアレイに対す
るリダンダンシセルアレイ30〜32が設けられてお
り、これ等各リダンダンシセルアレイは対応するノーマ
ルセルアレイ内に配置されることにより、このリダンダ
ンシセルアレイに対するセンスアンプをノーマルセルア
レイのそれと共用する様になっている。
【0038】各センスアンプ対応にセンスアンプコント
ローラ40〜44が、各ノーマルセルアレイ対応にノー
マルデコーダ&ワードドライバ60〜62が、各リダン
ダンシセルアレイ対応にリダンダンシワードドライバ5
0〜53が夫々設けられている。
【0039】ノーマルアドレスプリデコーダ&ドライバ
90はアクセスアドレスADDRESS を入力として、このア
ドレスに応じて選択すべきセンスアンプを定めるセンス
アンプ選択信号 SAMP SELECT0〜nを生成すると共に、
選択すべきノーマルデコーダ&ワードドライバを定める
デコーダ選択信号DEC SELECTを生成する。
【0040】リダンダンシヒューズ回路81〜82はノ
ーマルセルアレイに夫々対応して設けられており、アク
セスアドレスADDRESS を入力として、予めヒューズ溶断
等により定められた欠陥アドレスに対応するアドレスが
選択されたことを検出して、欠陥アドレスに対応するリ
ダンダンシヒューズ出力信号 RED0〜 REDnを生成す
る。
【0041】リダンダンシ判定回路70はこれ等リダン
ダンシヒューズ出力 RED0〜 REDnを入力として、欠陥
アドレスが選択されたことを示すリダンダンシ判定信号
RDNを生成して、各センスアンプコントローラ40〜4
4の活性/非活性制御を行う。
【0042】かかる構成において、アクセスアドレスAD
DRESS に応答してリダンダンシヒューズ回路80〜82
では、このアドレスが欠陥アドレスであるとヒューズカ
ットされたリダンダンシヒューズ回路80〜82の1
つ、例えばリダンダンシヒューズ80が選択されリダン
ダンシ信号RED 1を発生する。選択されたリダンダンシ
信号RED 1はリダンダンシ判定回路70に入力され、リ
ダンダンシ判定信号RDNを発生する。リダンダンシ判定
信号RDN はセンスアンプコントローラ40〜44に入力
され全てのセンスアンプコントローラを停止させ、それ
に接続されたセンスアンプ及びワードドライバを停止さ
せ、欠陥セルの存在するワード線の動作を停止させる。
【0043】選択されたリダンダンシ信号RED 1は更に
直接リダンダンシワードドライバ51及びセンスアンプ
コントローラ41,42に入力され、一度リダンダンシ
判定信号RDN で停止したセンスアンプコントローラを動
作させる。
【0044】図2はリダンダンシ判定回路70の例を示
しており、図8と同等部分は同一符号により示してい
る。図8のワイヤードNOR線の出力を各センスアンプ
コントローラ40〜44へ導出するために、これ等セン
スアンプコントローラ対応にインバータ120〜124
を設けている。他の構成は図8のそれと同じである。
【0045】初期時には、トランジスタ140はプリチ
ャージ信号RST によりオンとなっており、トランジスタ
130〜134はオフであるために、ワイヤードNOR
接続線はハイレベル状態でフローティングとなってい
る。アクティブ時には、先ず信号RST がノンアクティブ
になり、ワイヤードNOR線をハイレベルのフローティ
ングに保つ。リダンダンシ出力 RED0〜 REDnのうち1
つがハイになると、トランジスタ130〜134のうち
の1つがオンし、ワイヤードNOR線が急速にローに引
き落とされる。
【0046】従来回路では、ワイヤードNOR線の端に
出力用のインバータが配置されリダンダンシ判定信号RD
N を出力していたが、本発明ではワイヤードNOR線と
センスアンプコントローラとが同一方向に並列に配置さ
れているため、センスアンプコントローラの近傍にイン
バータ120〜124を配置しバッファリングされ出力
されている。従ってリダンダンシ信号入力からリダンダ
ンシ判定されるまでのアクセス時間は従来に比較し改善
される。
【0047】図3にセンスアンプコントローラの一部回
路例を示す。ノーマルアクセス時はリダンダンシ判定信
号RDN がローレベル出力されているため、センスアンプ
選択信号により選択されたセンスアンプコントローラが
動作する。
【0048】欠陥アドレスが選択されると、リダンダン
シ判定信号RDN はハイレベルとなり全てのセンスアンプ
コントローラ40〜44中のNANDゲート100〜1
03がインバータ208〜211によりオフし、全ての
センスアンプを停止させる。リダンダンシ信号RED がリ
ダンダンシワードドライバに入力され同一信号が隣接す
るセンスアンプコントローラのみに入力され、センスア
ンプコントローラ中のNORゲート110〜113がオ
ンし一度信号RDN でオフしたセンスアンプコントロール
信号をもう一度オンさせ、センスアンプを動作する働き
をする。
【0049】図4は図1のリダンダンシヒューズ回路8
0〜82の具体例を示す図である。アドレス信号ADDRES
S の各相補信号(A0〜An及び反転信号)がトランジ
スタ303〜308の各ゲートへ夫々入力されており、
各トランジスタ303〜308の各ドレインはヒューズ
309〜314を夫々介してワイヤードNOR部315
にて共通接続されている。尚、これ等トランジスタ30
3〜308のソースはトランジスタ302を介して接地
されている。
【0050】ワイヤードNOR部315はPMOSトラ
ンジスタ301によりハイレベルにプリチャージされる
ようになっており、まだこのワイヤードNOR部315
の出力はインバータ316及びラッチ回路319を介し
て導出され、リダンダンシ信号RED となっている。尚、
PMOSトランジスタ318はワイヤードNOR部31
5のハイレベル保持用である。
【0051】プリチャージ時には、プリチャージ信号P
RCがローレベルとなり、トランジスタ301がオンと
なってワイヤードNOR部315をハイレベルにプリチ
ャージする。尚、NMOSトランジスタ302はオフと
なっている。
【0052】プリチャージ信号PRCがハイレベルにな
ると、トランジスタ301はオフとなり、ワイヤードN
OR部315はハイレベルのフローティング状態となっ
ており、NMOSトランジスタ302を同時にオンとす
ることで、ノーマル状態となる。
【0053】アドレス信号ADDRESS が入力されると、ト
ランジスタ303〜308の作用によりワイヤードNO
R部315がローレベルに引き落とされるが、リダンダ
ンシ時は本ヒューズ回路が選択されると、このワイヤー
ドNOR部315はハイレベルのフローティングのまま
に維持される様になっている。これは、ヒューズ309
〜314の溶断を適宜選択することでなされるものであ
る。
【0054】尚、この図4のリダンダンシヒューズ回路
の例は周知であり、一例を示すものである。
【0055】リダンダンシセルアレイは不良を救済する
ために用意されているため、これが不良になると置換が
できなくなる。しかし、プロセス上セルアレイとセンス
アンプ付近のメモリセルは段差等が原因でセルアレイ端
不良が発生し、不良になる確率が高くなる。
【0056】この点を改良した第2の実施例を図5に示
し、図1と同等部分は同一符号にて示す。本実施例で
は、各ノーマルセルアレイの端にリダンダンシセルアレ
イを配置する代りにノーマルセルアレイの中央部分に配
置することでこの不良を取り除く。
【0057】例えば、図1のノーマルセルアレイ21を
略中央部分のワード線方向に上下に2分割して(21
A,21B)、その中央部分にリダンダンシセルアレイ
30を配置するのである。他の部分についても同様であ
る。
【0058】図6は第3の実施例を示すものであり、図
1及び図5と同等部分は同一符号にて示す。先の図1,
図5の各実施例では、全てのノーマルセルアレイに夫々
対応してリダンダンシセルアレイを配置しているのに対
し、この第3の実施例では、リダンダンシセルアレイは
全てのノーマルセルアレイに配置されない。
【0059】この配置方法は、必要最小限のリダンダン
シセルアレイを配置する際、ノーマルセルアレイの置き
換え単位(例えば256MbDRAMの分割デコード方
式のワードドライバ置き換え単位は1メインワード線に
対し、8サブワード線となっている)とリダンダンシセ
ルアレイの置き換え単位とを同じにすることで、ワード
線コントローラの構成を同じにすることができ、チップ
面積の削減ができる。
【0060】
【発明の効果】本発明の第1の効果は、欠陥アドレス選
択時のリダンダンシ置き換えのアクセス時間が短縮され
るということであり、リダンダンシヒューズとリダンダ
ンシワードドライバが同一方向に配置され、更に対応す
るリダンダンシヒューズとリダンダンシワードドライバ
が最短の配線長になるように配置されているため、配線
遅延も最少になるためである。
【0061】第2の効果は、上記のようにリダンダンシ
ヒューズ回路とリダンダンシドライバ回路間の配線長が
最短に配置されるため、配線の引き回しによる面積の増
大はなくなるため、チップ面積を小さくすることができ
る。
【0062】第3の効果は、リダンダンシメモリセル自
体が不良になる確率を減らすことができるということで
ある。その理由は、リダンダンシメモリセルアレイをノ
ーマルセルアレイの間に配置することによりセル部とセ
ンスアンプ部の段差等による不良の発生を防ぐことがで
きるためである。
【0063】第4の効果は、メモリセルアレイの全プレ
ートにより、リダンダンシメモリセルアレイを配置せ
ず、ノーマルワードドライバとリダンダンシワードドラ
イバでワード線コントロール回路の構成を同一にするこ
とにより、チップ面積を削減できるということである。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例のブロック図である。
【図2】図1におけるリダンダンシ判定回路の回路図で
ある。
【図3】図1におけるセンスアンプコントローラの一部
回路図である。
【図4】図1におけるリダンダンシヒューズ回路の一例
を示す図である。
【図5】本発明の他の実施例のブロック図である。
【図6】本発明の別の実施例のブロック図である。
【図7】従来の冗長回路を有する半導体記憶集積回路の
ブロック図である。
【図8】図7のリダンダンシ判定回路の回路図である。
【図9】図7のセンスアンプコントローラの一部回路図
である。
【符号の説明】
10〜24 センスアンプ 20〜23 ノーマルセルアレイ 30〜32 リダンダンシセルアレイ 40〜44 センスアンプコントローラ 50〜53 リダンダンシワードドライバ 60〜62 ノーマルデコーダ&ワードドライバ 70 リダンダンシ判定回路 81〜82 リダンダンシヒューズ回路 90 ノーマルアドレスプリデコーダ&ドライバ

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 複数のメモリセルアレイと、前記メモリ
    セルアレイ近傍に設けられたリダンダンシセルアレイ
    と、前記各リダンダンシセルアレイに対応して設けられ
    たリダンダンシワ−ドドライバ及びリダンダンシヒュ−
    ズ回路と、リダンダンシ判定回路とを備え、前記リダン
    ダンシヒュ−ズ回路と前記リダンダンシワ−ドドライバ
    とは近接して設けられ、メモリセルアレイ中の欠陥アド
    レスが選択された際に前記リダンダンシ判定回路はメモ
    リセルアレイのセンスアンプを非活性化し前記リダンダ
    ンシヒュ−ズ回路は対応するリダンダンシワ−ドドライ
    バ及び前記欠陥アドレスが含まれるメモリセルアレイの
    センスアンプを活性化することを特徴とする半導体記憶
    集積回路装置。
  2. 【請求項2】 前記リダンダンシ判定回路の出力部が前
    記センスアンプの近傍に各々設けられたことを特徴とす
    る請求項1記載の半導体記憶集積回路装置。
  3. 【請求項3】 前記リダンダンシセルアレイの両側に近
    接してメモリセルアレイが設けられたことを特徴とする
    請求項1または2記載の半導体記憶集積回路装置。
  4. 【請求項4】 前記リダンダンシヒュ−ズ回路と前記リ
    ダンダンシワ−ドドライバとの間の配線が直線的に設け
    られたことを特徴とする請求項1から3のいずれかに記
    載の半導体記憶集積回路装置。
JP10343459A 1998-12-02 1998-12-02 半導体記憶集積回路装置 Pending JPH11242897A (ja)

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