JPH112425A - 空気調和機 - Google Patents

空気調和機

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JPH112425A
JPH112425A JP9154927A JP15492797A JPH112425A JP H112425 A JPH112425 A JP H112425A JP 9154927 A JP9154927 A JP 9154927A JP 15492797 A JP15492797 A JP 15492797A JP H112425 A JPH112425 A JP H112425A
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pulley
air conditioner
ceiling panel
motor
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Makio Takeuchi
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  • Air Filters, Heat-Exchange Apparatuses, And Housings Of Air-Conditioning Units (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 吸込グリルの昇降機構が保守,点検を邪魔す
ることがなく、吸い込み効率も良好に保つことができ、
薄型化も容易な空気調和機を提供する。 【解決手段】 この空気調和機は、天井パネル1の開口
部1aの外縁200近傍に配置したプーリ207と20
8をモータ11で駆動して、プーリ207と208に巻
いたワイヤ21で吸い込みグリル2を昇降させる。プー
リ207と208が開口部1aに被さることがないか
ら、プーリ207と208が保守,点検を邪魔すること
がなく、吸い込み効率も良好に保つことができる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、吸込グリル等を
昇降させる天井埋め込み型や天井吊り下げ型の空気調和
機に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、この種の空気調和機としては、図
5に示すものがある(実開平1−131913号公報)。
この空気調和機は、天井パネル101の開口部102を
長手方向に横断するシャフト103に接続されたモータ
105と、上記シャフト103の両端に固定されたプー
リ106と107およびワイヤ108,110を備えて
いる。このワイヤ108,110は、プーリ106,10
7に一端108a,110aが固定され、他端108b,
110bが吸込グリル103の長手方向の両端の短辺1
11,112の略中央に固定されている。上記モータ1
05の駆動によって、シャフト103とプーリ106,
107が一緒に回転して、上記ワイヤ108,110を
巻き上げるか巻き下げることでもって、上記吸込グリル
103が昇降される。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】ところで、上記従来の
空気調和機では、上記開口部102に突き出したシャフ
ト103およびプーリ106,107が、上記開口部1
02の上方に位置する図示しないエアコン本体の保守,
点検を邪魔する問題がある。
【0004】また、上記シャフト103とプーリ10
6,107が吸込スペースを小さくするので、吸い込み
効率も低下する。
【0005】また、上記シャフト103とプーリ10
6,107が吸込グリル103に高さ方向に重なるの
で、薄型化が困難になる。
【0006】そこで、この発明の目的は、吸込グリルの
昇降機構が保守,点検を邪魔することがなく、吸い込み
効率も良好に保つことができ、薄型化も容易な空気調和
機を提供することにある。
【0007】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するた
め、請求項1の発明の空気調和機は、天井の開口部に合
わさる吸込グリルまたは天井パネルを上記開口部から吊
り下げ部材で吊り下げ、上記吊り下げ部材をモータで駆
動されるプーリで巻き上げ巻き下げすることによって、
上記吸込グリルまたは天井パネルを上記開口部に対して
昇降させる空気調和機において、上記天井の開口部の外
縁近傍に上記プーリを配置したことを特徴としている。
なお、上記吸込グリルを吊り下げ部材で吊り下げる場合
は、上記天井の開口部は天井パネルに設けられる開口部
のことである。
【0008】この請求項1の発明は、上記天井の開口部
の外縁近傍に配置したプーリを上記モータで駆動して、
上記プーリに巻いた吊り下げ部材で吸い込みグリルまた
は天井パネルを昇降させる。この発明によれば、プーリ
が開口部に被さることがないから、開口部からの保守,
点検をプーリが邪魔することがなく、吸い込み効率も良
好に保つことができる。また、プーリが開口部に高さ方
向に重ならないから、薄型化も容易である。
【0009】また、請求項2の発明は、請求項1に記載
の空気調和機において、上記プーリは上記開口部の外縁
の対向する辺に配置され、上記モータから上記プーリに
動力を伝達するケーブルを備えたことを特徴としてい
る。
【0010】この請求項2の発明は、ケーブルでモータ
の動力を伝達するから、小さな動力伝達ロスで、開口部
を挟んで対向するプーリを駆動して、吸入グリルまたは
天井パネルを上下動させることができる。
【0011】また、請求項3の発明は、請求項1に記載
の空気調和機において、上記プーリの中心軸が上記開口
部の外側に配置され、上記プーリの外周縁が上記開口部
の内側に配置されていることを特徴としている。
【0012】この請求項3の発明は、開口部の外縁で中
心軸を軸支したプーリに吊り下げ部材を巻き回して、開
口部の内側でプーリの外周縁から吊り下げ部材を鉛直方
向に昇降させて吸入グリルを昇降させることができる。
したがって、吊り下げ部材による上下方向の動力伝達効
率が良い。また、プ−リの中心軸を開口部の外側に配置
し、プ−リの外周縁を開口部の内側に配置したから、プ
−リの開口部への出っ張り寸法dを小さくできる(図4
参照)。
【0013】また、請求項4の発明は、請求項1に記載
の空気調和機において、上記プーリは上記開口部の外縁
の隣接する2つのコーナー近傍にそれぞれ配置されてお
り、上記吸込グリルまたは天井パネルから上方に延ばさ
れた吊り下げ部材を上記開口部の外縁の辺近傍で鉛直方
向から水平方向に屈曲させて、上記コーナー近傍のプー
リに導くガイド部材が上記開口部の対向する辺に固定さ
れていることを特徴とする空気調和機。
【0014】この請求項4の発明は、上記コーナー近傍
に固定したプーリをモータで駆動すれば、吊り下げ部材
は上記ガイド部材で屈曲した状態で、上記プーリで巻き
上げもしくは巻き下げられ、上記吸込グリルを昇降させ
る。この発明によれば、プーリやモータが開口部に被さ
らず、保守,点検をプーリが邪魔することがなく、吸い
込み効率も良好に保つことができる。また、プーリが開
口部に高さ方向に重ならないから、薄型化も容易であ
る。また、請求項5の発明は、請求項1に記載の空気調
和機において、上記プ−リは上記開口部の1辺に配置さ
れており、上記吸込グリルまたは天井パネルから上方に
延ばされた吊り下げ部材を上記1辺をはさむ2辺近傍で
鉛直方向から水平方向に屈曲させて、上記プーリに導く
ガイド部材が上記1辺をはさむ2辺に固定されているこ
とを特徴としている。この請求項5の発明によれば、上
記開口部の1辺に配置したプ−リをモ−タで駆動すれ
ば、吊り下げ部材は上記ガイド部材で屈曲した状態で、
上記プ−リで巻き上げられもしくは巻き下げられ、上記
吸込グリルを昇降させる。この発明によれば、プーリや
モータが開口部に被さらず、保守,点検をプーリが邪魔
することがなく、吸い込み効率も良好に保つことができ
る。また、プーリが開口部に高さ方向に重ならないか
ら、薄型化も容易である。
【0015】
【発明の実施の形態】以下、この発明を図示の実施の形
態により詳細に説明する。
【0016】〔第1の実施の形態〕図1はこの発明の第
1実施形態の空気調和機の要部斜視図であり、1は略正
方形状に開口する開口部1aを有する略正方形状の天井
パネル、2は上記天井パネル1の開口部1aに合わさる
吸込グリル、3は上記吸込グリル2に取り外し可能に取
り付けられたエアフィルタである。上記天井パネル1の
4辺近傍に外縁に沿って略長方形状の吹出口1bを夫々
設けている。
【0017】上記天井パネル1の開口部1aの外縁20
0の対向する2つの辺201と202の略中央に略円筒
型状で糸巻き形状のワイヤガイド203,204を固定
している。このワイヤガイド203,204の中心孔2
03a,204aに吊り下げ部材としてのワイヤ21,2
1が挿通されている。上記ワイヤガイド203,204
の環状部203b,204bが上記開口部1aと境を接
する天井パネル1の外縁200に固定され、上記ワイヤ
ガイド203,204の中心孔203a,204aは上記
開口部1a上に位置している。上記ワイヤガイド203
と204を樹脂製にして、ワイヤ21を滑らかにガイド
できるようにしておけばよい。
【0018】上記ワイヤ21,21は、一端が吸込グリ
ル2の取付金具22に接続され、上記ワイヤガイド20
3,204で90°屈曲して、開口部1aの外縁200
の2辺201,202に沿って、プーリ207,208ま
で延びている。このプーリ207と208は、上記2辺
201と202とが挟む辺210の両端に配置されてお
り、シャフト211で結合されている。シャフト211
の両端近傍は支持部216と217とで回転自在に支持
されている。このシャフト211には歯車212が固定
され、この歯車212は逆回転可能なモータ11に固定
された歯車215に噛み合っている。上記プーリ20
7,208とシャフト211およびモータ11,歯車21
5,212は上記開口部1aの外側で上記辺210に近
接して辺210に沿って配置されている。
【0019】上記天井パネル1の開口部1aのモータ1
1側の一辺210とその対辺にリミットスイッチ17,
17を夫々取り付けている。上記リミットスイッチ1
7,17に対向する吸込グリル2の位置にリミットスイ
ッチ検知用突起18,18を夫々取り付けている。上記
吸込グリル2が天井パネル1の開口部1aに装着される
と、上記リミットスイッチ検知用突起18,18がリミ
ットスイッチ17,17をオンする。リミットスイッチ
17のオンにより、モータ11が停止するようになって
いる。
【0020】上記構成の空気調和機において、モータ1
1を回転させて、シャフト211を矢印Rの方向に回転
させるとプーリ207と208によりワイヤ21,21
を巻き上げる一方、シャフト211を矢印Rと逆方向に
回転させると、プーリ207と208によりワイヤ2
1,21を巻き下げる。このようにして、図1におい
て、ワイヤ21,21を巻上げ/巻下げして、吸込グリ
ル2を昇降させる。なお、この巻き上げ,巻き下げ時
に、ワイヤ21,21は上記ワイヤガイド203,204
にガイドされているから鉛直下方に延びる部分の揺動を
抑制することができる。
【0021】上記吸込グリル2を天井パネル1の開口部
1aから降ろして、吸込グリル2のエアフィルタ3の清
掃等のメンテナンスをした後、吸込グリル2を天井パネ
ル1の開口部1aに収納する。
【0022】この実施の形態の空気調和機は、天井パネ
ル1の開口部1aの外縁200の隣接する2つのコーナ
ー200a,200b近傍にプーリ207と208を配
置したから、プーリ207と208が開口部1aに被さ
ることがない。したがって、プーリ207と208が開
口部1a上方のエアコン本体(図示せず)の保守,点検を
邪魔することがなく、吸い込み効率も良好に保つことが
できる。また、プーリ207と208が吸込グリル2に
高さ方向に重ならないから、全体としての薄型化を図れ
る。なお、この実施の形態では、2つのコーナー200
a,200b近傍にプーリ207と208を配置した
が、2つのコーナー200a,200bが挟む辺210
の中央付近にプ−リ207と208を配置してもよい。
【0023】〔第2の実施の形態〕次に、図2にこの発
明の第2の実施の形態を示す。図2において、31は略
正方形状に開口する開口部31aを有する略正方形状の
天井パネル、32は上記天井パネル31の開口部31a
に合わさる吸込グリル、33は上記吸込グリル32に取
り外し可能に取り付けられたエアフィルタである。上記
天井パネル31の4辺近傍に外縁に沿って略長方形状の
吹出口31bを夫々設けている。上記吸込グリル32を
吊り下げ部材としての4本のワイヤ51の一端に固定し
た取付金具52を介して開口部31aから吊り下げてい
る。
【0024】上記天井パネル31の開口部31aの対向
する辺の略中央に逆回転可能なモータ41を取り付けて
いる。上記モータ41の出力軸にギヤ42を固定すると
共に、上記ギヤ42に噛合するギヤ43の軸を動力伝達
シャフト44に連結している。上記モータ41の出力軸
の回転をギヤ42,43および動力伝達シャフト44を
介してプーリ45,45に伝える。また、上記各プーリ
45の動力伝達シャフト44の反対側を支持部46によ
り夫々回転自在に支持している。
【0025】また、上記天井パネル31の開口部31a
のコーナー部近傍かつプーリ45,45近傍にリミット
スイッチ47,47を取り付けている。また、上記リミ
ットスイッチ47,47に対向する吸込グリル32の位
置にリミットスイッチ検知用突起48,48を取り付け
ている。このリミットスイッチ47のオンにより、モー
タ41が停止するようになっている。
【0026】上記構成の空気調和機において、モータ4
1を回転させて、動力伝達シャフト44を巻上げ方向R
に回転させると、プーリ45によりワイヤ51を巻上げ
ることができる。一方、モータ41でシャフト44を巻
下げ方向に回転させると、プーリ45でワイヤ51を巻
下げることができる。このようにして、4本のワイヤ5
1,51,51,51を巻上げ/巻下げして、吸込グリル
32を昇降させる。
【0027】この空気調和機は、天井パネル31の開口
部31aの外縁300にプーリ45,45,45,45を
配置したから、プーリ45が開口部31aに被さること
がない。したがって、プーリ45が開口部31a上方の
エアコン本体(図示せず)の保守,点検を邪魔することが
なく、吸い込み効率も良好に保つことができる。また、
プーリ45が吸込グリル32に高さ方向に重ならないか
ら、全体としての薄型化を図れる。
【0028】また、この空気調和機は、開口部31aの
外縁300で中心軸を軸支したプーリ45にワイヤ51
を巻き回して、開口部31aの内側でプーリ45の外周
縁からワイヤ51を鉛直方向に昇降させて吸入グリル3
2を昇降させることができる。したがって、ワイヤ51
による上下方向の動力伝達効率が良い。
【0029】〔第3の実施の形態〕次に、図3に、この
発明の第3実施形態の空気調和機を示す。図3におい
て、61は略正方形状に開口する開口部61aを有する
略正方形状の天井パネル、62は上記天井パネル61の
開口部61aに収納される吸込グリル、63は上記吸込
グリル62に取り外し可能に取り付けられたエアフィル
タである。上記天井パネルの4辺近傍に外縁に沿って略
長方形状の吹出口61bを夫々設けている。
【0030】上記開口部61aの外縁400が有する2
つの対向辺401,402の略中央にプーリ75,75を
夫々配置している。このプーリ75の中心軸75bは開
口部61aの外側に配置され、プーリ75の外周縁75
aが開口部61aの内側に配置されている。また、上記
プーリ75,75が配置されていない外縁400の他の
辺403の略中央に逆回転可能なモータ71を取り付け
ている。上記各プーリ75,75のモータ71と反対の
側の一端を支持部76を介して天井パネル61のコーナ
ー部近傍で回転自在に夫々支持している。また、プーリ
75の他端を支持部76を介して天井パネル61に回転
自在に支持された駆動軸としての動力伝達ケーブル74
に夫々連結している。上記動力伝達ケーブル74は、ね
じり剛性はあるが、曲げ剛性が著しく小さいフレキシブ
ルシャフトである。上記モータ71の出力軸にギヤ72
を固定すると共に、上記ギヤ72に噛合するギヤ73の
軸を動力伝達ケーブル74の略中央に同軸に取り付けて
いる。そして、上記モータ71の出力軸の回転をギヤ7
2,73および動力伝達ケーブル74を介してプーリ7
5,75に伝える。
【0031】上記吸込グリル62を吊り下げ部材として
の2本のワイヤ81の一端に取付金具82を介して吊り
下げ、ワイヤ81の他端をプーリ75,75により巻上
げ/巻下げすることによって、吸込グリル62を昇降さ
せる。
【0032】また、上記天井パネル61の開口部61a
のモータ71側の一辺403とその対辺404にリミッ
トスイッチ77,77を夫々取り付けている。上記リミ
ットスイッチ77,77に対向する吸込グリル62の位
置にリミットスイッチ検知用突起78,78を夫々取り
付けている。上記吸込グリル62が天井パネル61の開
口部61aに装着されると、上記リミットスイッチ検知
用突起78,78がリミットスイッチ77,77をオンす
る。リミットスイッチ77がオンされるとモータ71が
オフされるようになっている。
【0033】この第3の実施の形態によれば、天井パネ
ル61の開口部61aの外縁400にプーリ75,75
を配置したから、プーリ75が開口部61aに被さるこ
とがない。したがって、プーリ75が開口部61a上方
のエアコン本体(図示せず)の保守,点検を邪魔すること
がなく、吸い込み効率も良好に保つことができる。ま
た、プーリ75が吸込グリル62に高さ方向に重ならな
いから、全体としての薄型化を図れる。
【0034】また、この第3の実施の形態によれば、ケ
ーブル74でモータ71の動力を伝達するから、小さな
動力伝達ロスで、開口部61aを挟んで対向するプーリ
75,75を駆動して、吸入グリル62を上下動させる
ことができる。
【0035】また、この第3の実施の形態は、開口部6
1aの外縁400で中心軸75bを軸支したプーリ75
にワイヤ81を巻き回して、開口部61aの内側でプー
リ75の外周縁75aからワイヤ81を鉛直方向に昇降
させて吸入グリル62を昇降させることができる。した
がって、ワイヤ81による上下方向の動力伝達効率が良
い。また、図4に詳細に示すように、プ−リ75の中心
軸75bを開口部61aの外側に配置し、プ−リ75の
外周縁75aを開口部61aの内側に配置したから、プ
−リ75の開口部61aへの出っ張り寸法dを小さくで
きる。
【0036】上記第1,第2,第3実施形態では、吸込グ
リル2,51,62を昇降させたが、吸込グリルが取り付
けられた天井パネルを昇降させてもよい。
【0037】また、上記第1,第2,第3実施形態では、
吊り下げ部材としてワイヤ21,51,81を用いたが、
吊り下げ部材は紐や帯等でもよい。
【0038】
【発明の効果】以上より明らかなように、請求項1の発
明の空気調和機は、天井の開口部の外縁近傍に配置した
プーリを上記モータで駆動して、上記プーリに巻いた吊
り下げ部材で吸い込みグリルまたは天井パネルを昇降さ
せる。この発明によれば、プーリが開口部に被さること
がないから、プーリが開口部からの保守,点検を邪魔す
ることがなく、吸い込み効率も良好に保つことができ
る。また、プーリが開口部に高さ方向に重ならないか
ら、薄型化も容易である。
【0039】また、請求項2の発明は、ケーブルでモー
タの動力を伝達するから、小さな動力伝達ロスで、開口
部を挟んで対向するプーリを駆動して、吸入グリルまた
は天井パネルを上下動させることができる。
【0040】また、請求項3の発明は、開口部の外縁で
中心軸を軸支したプーリに吊り下げ部材を巻き回して、
開口部の内側でプーリの外周縁から吊り下げ部材を鉛直
方向に昇降させて吸入グリルを昇降させることができ
る。したがって、吊り下げ部材による上下方向の動力伝
達効率が良い。また、プ−リの中心軸を開口部の外側に
配置し、プ−リの外周縁を開口部の内側に配置したか
ら、プ−リの開口部への出っ張り寸法dを小さくできる
(図4参照)。
【0041】また、請求項4の発明は、上記プーリは上
記開口部の外縁の隣接する2つのコーナー近傍にそれぞ
れ配置されており、上記開口部の外縁の対向する辺に固
定されているガイド部材が、上記吸込グリルまたは天井
パネルから上方に延ばされた吊り下げ部材を上記開口部
の外縁の辺近傍で鉛直方向から水平方向に屈曲させて、
上記コーナー近傍のプーリに導く。この請求項4の発明
は、コーナー近傍に固定したプーリをモータで駆動すれ
ば、吊り下げ部材は上記ガイド部材で屈曲した状態で、
上記プーリで巻き上げもしくは巻き下げられ、上記吸込
グリルを昇降させる。この発明によれば、プーリやモー
タが開口部に被さらず、保守,点検をプーリが邪魔する
ことがなく、吸い込み効率も良好に保つことができる。
また、プーリが開口部に高さ方向に重ならないから、薄
型化も容易である。また、請求項5の発明は、上記開口
部の1辺に配置したプ−リをモ−タで駆動すれば、吊り
下げ部材は上記ガイド部材で屈曲した状態で、上記プ−
リで巻き上げられもしくは巻き下げられ、上記吸込グリ
ルを昇降させる。この発明によれば、プーリやモータが
開口部に被さらず、保守,点検をプーリが邪魔すること
がなく、吸い込み効率も良好に保つことができる。ま
た、プーリが開口部に高さ方向に重ならないから、薄型
化も容易である。
【図面の簡単な説明】
【図1】 この発明の空気調和機の第1の実施の形態の
構造を示す斜視図である。
【図2】 この発明の第2の実施の形態の構造を示す斜
視図である。
【図3】 この発明の第3の実施の形態の構造を示す斜
視図である。
【図4】 上記第3の実施の形態の要部詳細を示す図で
ある。
【図5】 従来の空気調和機の構造を示す斜視図であ
る。
【符号の説明】
1,31,61…天井パネル、1a,31a,61a…開口
部、1b,31b,61b…吹出口、2,32,62…吸込
グリル、3,33,63…エアフィルタ、201,202,
301,302…辺、203,204…ワイヤガイド、2
03a,204a…中心孔、21,51,81…ワイヤ、
203b,204b…環状部、200…外縁、207,2
08…プーリ、210,303…辺、211,41,71
…モータ、212,215…歯車、200,300,40
0…外縁、44…動力伝達シャフト、74…動力伝達ケ
ーブル、45,75…プーリ、46,76…支持部。

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 天井の開口部(1a,31a,61a)に合
    わさる吸込グリル(2,32,62)または天井パネルを上
    記開口部(1a,31a,61a)から吊り下げ部材(21,
    51,81)で吊り下げ、上記吊り下げ部材(21,51,
    81)をモータ(11,41,71)で駆動されるプーリ(2
    07,208,45,75)で巻き上げ巻き下げすることに
    よって、上記吸込グリル(2,32,62)または天井パネ
    ルを上記開口部(1a,31a,61a)に対して昇降させ
    る空気調和機において、 上記天井の開口部(1a,31a,61a)の外縁(200,
    300,400)近傍に上記プーリ(207,208,45,
    75)を配置したことを特徴とする空気調和機。
  2. 【請求項2】 請求項1に記載の空気調和機において、 上記プーリ(75)は上記開口部(61a)の外縁(400)
    の対向する辺(401,402)に配置され、 上記モータ(71)から上記プーリ(75)に動力を伝達す
    るケーブル(74)を備えたことを特徴とする空気調和
    機。
  3. 【請求項3】 請求項1に記載の空気調和機において、 上記プーリ(75)の中心軸(75b)が上記開口部(61
    a)の外側に配置され、上記プーリ(75)の外周縁(7
    5a)が上記開口部(61a)の内側に配置されているこ
    とを特徴とする空気調和機。
  4. 【請求項4】 請求項1に記載の空気調和機において、 上記プーリ(207,208)は上記開口部(1a)の外
    縁(200)の隣接する2つのコーナー(200a,2
    00b)近傍にそれぞれ配置されており、 上記吸込グリル(2)または天井パネルから上方に延ば
    された吊り下げ部材(21)を上記開口部(1a)の外縁
    (200)の辺(201,202)近傍で鉛直方向から水
    平方向に屈曲させて、上記コーナー近傍のプーリ(20
    7,208)に導くガイド部材(203,204)が上記開
    口部(1a)の対向する辺(202,201)に固定され
    ていることを特徴とする空気調和機。
  5. 【請求項5】 請求項1に記載の空気調和機において、 上記プ−リは上記開口部の1辺に配置されており、 上記吸込グリルまたは天井パネルから上方に延ばされた
    吊り下げ部材を上記1辺をはさむ2辺近傍で鉛直方向か
    ら水平方向に屈曲させて、上記プーリに導くガイド部材
    が上記1辺をはさむ2辺に固定されていることを特徴と
    する空気調和機。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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JP2009068830A (ja) * 2007-08-22 2009-04-02 Daikin Ind Ltd 空気調和装置の室内機
US11428766B2 (en) 2018-06-11 2022-08-30 Koninklijke Philips N.V. Method for configuring a RF transmit assembly

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